JP4847769B2 - 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームおよびその製造方法、光学素子およびその製造方法 - Google Patents
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Description
精密プレス成形では、プレス成形型でガラスをプレスして所望の形状にした後、ガラスを変形しにくい温度域まで冷却する間、ガラス表面形状が型成形面の転写形状に保たれるようにプレス成形型を型閉めした状態でガラスを保持する。このときガラスの表面近傍部分は速やかに冷却されるが、ガラス中心部の冷却スピードは遅い。そのため、表面近傍がガラス転移温度よりも低い温度になったときでも、中心部の温度はガラス転移温度よりも高い温度になっている。本発明者らが、従来のカン、割れしやすいガラスについて膨張特性を分析したところ、ガラス転移温度より高温側と低温側の線熱膨張係数比がカン、割れを起こしにくいガラスと比較して著しく大きいことが分かった。つまり、これらのガラスでは表面近傍の温度がガラス転移温度よりも低く、中心部の温度がガラス転移温度よりも高い状況で、表面近傍に比べて中心部の収縮が著しく大きくなる。このような現象はプレス成形型内に型閉めされた状態で生じるため、塑性変形性を失ったガラスには大きな応力が発生する。ガラスの構造が強固な場合には応力が生じても破壊には至らないが、上記光学恒数範囲の高屈折率低分散ガラスの構造は比較的弱いので、カン、割れが発生すると考えられる。
そこで、本発明者らは、上記知見に基づき更に検討を重ねた結果、従来の高屈折率低分散ガラスよりガラス転移温度より高温側の膨張係数と低温側の膨張係数との差を低減することにより、冷却過程でのガラス表面と内部の収縮程度の差を低減することができ、カン、割れ抑制が可能になることを見出し、本発明を完成するに至った。
[1] 1.65〜1.70の範囲の屈折率(nd)および50以上のアッベ数(νd)を有し、かつガラス転移温度(Tg)から屈伏点(Ts)までの温度域において、温度差ΔT(但し、ΔTは1℃以下の一定値とする)に対するガラスの伸び量の差分が極大値を示す温度をT1とし、T1−5℃からT1+5℃の範囲における平均線膨張係数をα1、ガラス転移温度(Tg)−160℃からガラス転移温度(Tg)−140℃に至る範囲における平均線膨張係数をα2としたとき、比率(α1/α2)を指標として該比率が17未満となるようにガラス組成を決定し、
前記組成は、SiO 2 、B 2 O 3 、La 2 O 3 、Gd 2 O 3 、ZnO、および、Li 2 Oを必須成分として含み、SiO 2 とB 2 O 3 の合計含有量は50〜72モル%の範囲であり、B 2 O 3 含有量に対するSiO 2 含有量の割合(SiO 2 /B 2 O 3 )はモル比表示で0.5超かつ0.90以下であり、La 2 O 3 含有量は4.87〜10モル%の範囲であり、Gd 2 O 3 含有量は3.30〜8モル%の範囲であり、
決定された組成を有するガラスを用いて精密プレス成形用プリフォームを作製する精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
[2] 1.70超の屈折率(nd)および50以上のアッベ数(νd)を有し、かつガラス転移温度(Tg)から屈伏点(Ts)までの温度域において、温度差ΔT(但し、ΔTは1℃以下の一定値とする)に対するガラスの伸び量の差分が極大値を示す温度をT1とし、T1−5℃からT1+5℃の範囲における平均線膨張係数をα1、ガラス転移温度(Tg)−160℃からガラス転移温度(Tg)−140℃に至る範囲における平均線膨張係数をα2としたとき、比率(α1/α2)を指標として該比率が17未満となるようにガラス組成を決定し、
前記組成は、SiO 2 、B 2 O 3 、La 2 O 3 、Gd 2 O 3 、ZnO、および、Li 2 Oを必須成分として含み、SiO 2 含有量は11〜18モル%の範囲であり、La 2 O 3 含有量は5〜15モル%の範囲であり、Gd 2 O 3 含有量は2.5〜12モル%の範囲であり、SiO 2 とB 2 O 3 の合計含有量は50〜72モル%の範囲であり、B 2 O 3 含有量に対するSiO 2 含有量の割合(SiO 2 /B 2 O 3 )はモル比表示で0.1〜0.90の範囲であり、
決定された組成を有するガラスを用いて精密プレス成形用プリフォームを作製する精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
[3] 前記比率を測定し、得られた測定値が17未満であった組成を有するガラスを用いて精密プレス成形用プリフォームを作製する[1]または[2]に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
[4] 屈折率(nd)が1.65〜1.70の範囲であり、かつアッベ数(νd)が50以上である精密プレス成形に使用される光学ガラスであって、
ガラス転移温度(Tg)から屈伏点(Ts)までの温度域において、温度差ΔT(但し、ΔTは1℃以下の一定値とする)に対するガラスの伸び量の差分が極大値を示す温度をT1とし、T1−5℃からT1+5℃の範囲における平均線膨張係数をα1、ガラス転移温度(Tg)−160℃からガラス転移温度(Tg)−140℃に至る範囲における平均線膨張係数をα2としたとき、比率(α1/α2)が17未満であり、
SiO2、B2O3、La2O3 、Gd 2 O 3 、ZnO、および、Li 2 Oを必須成分として含み、SiO2とB2O3の合計含有量は50〜72モル%の範囲であり、B2O3含有量に対するSiO2含有量の割合(SiO2/B2O3)はモル比表示で0.5超かつ0.90以下であり、La2O3含有量は4.87〜10モル%の範囲であり、Gd2O3含有量は3.30〜8モル%の範囲である、前記光学ガラス。
[5] 屈折率(nd)が1.70超かつアッベ数(νd)が50以上である精密プレス成形に使用される光学ガラスであって、
ガラス転移温度(Tg)から屈伏点(Ts)までの温度域において、温度差ΔT(但し、ΔTは1℃以下の一定値とする)に対するガラスの伸び量の差分が極大値を示す温度をT1とし、T1−5℃からT1+5℃の範囲における平均線膨張係数をα1、ガラス転移温度(Tg)−160℃からガラス転移温度(Tg)−140℃に至る範囲における平均線膨張係数をα2としたとき、比率(α1/α2)が17未満であり、
SiO2、B2O3、La2O3 、Gd 2 O 3 、ZnO、および、Li 2 Oを必須成分として含み、SiO2含有量は11〜18モル%の範囲であり、La2O3含有量は5〜15モル%の範囲であり、Gd2O3含有量は2.5〜12モル%の範囲であり、SiO2とB2O3の合計含有量は50〜72モル%の範囲であり、B2O3含有量に対するSiO2含有量の割合(SiO2/B2O3)はモル比表示で0.1〜0.90の範囲である、前記光学ガラス。
[6] [4]または[5]に記載の光学ガラスからなる精密プレス成形用プリフォーム。
[7] [4]または[5]に記載の光学ガラスからなる光学素子。
[8] [6]に記載のプリフォームを加熱し、プレス成形型を用いて精密プレス成形して光学素子を得る光学素子の製造方法。
[9] [1]〜[3]のいずれかに記載の方法によりプリフォームを製造し、製造したプリフォームを加熱し、プレス成形型を用いて精密プレス成形して光学素子を得る光学素子の製造方法。
更に、本発明によれば、ガラスを破損させることなく高い生産性のもとに光学素子を生産することができる。
[光学ガラス]
本発明の光学ガラスは、屈折率(nd)が1.65以上かつアッベ数(νd)が50以上である精密プレス成形に使用される光学ガラスであって、ガラス転移温度(Tg)から屈伏点(Ts)までの温度域において、温度差ΔT(但し、ΔTは1℃以下の一定値とする)に対するガラスの伸び量の差分が極大値を示す温度をT1とし、T1−5℃からT1+5℃の範囲における平均線膨張係数をα1、ガラス転移温度(Tg)−160℃からガラス転移温度(Tg)−140℃に至る範囲における平均線膨張係数をα2としたとき、比率(α1/α2)が17未満であるガラスである。
以下に、上記比率(α1/α2)について説明する。
また、本発明の光学ガラスは、屈伏点は670℃以下であることが好ましく、490〜660℃であることがより好ましく、500〜640℃であることが更に好ましく、530〜630℃であることがより一層好ましい。なお、光学ガラスにおいて、ガラス転移温度および屈伏点が低いとプレス成形時のガラス加熱温度を低くすることができる。その結果、ガラスの昇温、降温に要する時間を短くすることができ、プレス成形品製造のスループットを向上させることができる。また。プレス成形型の加熱温度を低下させることもできるので、プレス成形型の寿命を延ばすこともできる。
本発明の光学ガラスは、B2O3、SiO2、La2O3、アルカリ金属酸化物、2価金属酸化物をガラス成分として含むことができる。
以下に、各ガラス成分について説明する。特記しない限り、含有量および含有量の合計量についてはモル%表示とし、含有量および合計含有量の比率については、モル比表示とする。
La2O3と同様の機能を有するGd2O3、Y2O3、Yb2O3を任意成分として導入することができ、La2O3と、Gd2O3、Y2O3およびYb2O3の少なくとも1種以上の酸化物を共存させることが、ガラスの高温安定性を高める上で好ましい。
また、ガラスの安定性維持と化学的耐久性の維持という理由から、屈折率の高低によらず、SiO2とB2O3の合計含有量に対するR´2Oの割合(R´2O/(SiO2+B2O3))を0.3未満とすることが好ましく、0.29未満とすることがさらに好ましい。
次に、本発明の精密プレス成形用プリフォーム(以下、単に「プリフォーム」ともいう。)およびプリフォームの製造方法について説明する。プリフォームは、精密プレス成形品に等しい質量のガラス製成形体である。プリフォームは精密プレス成形品の形状に応じて適当な形状に成形されているが、その形状として、球状、回転楕円体状などを例示することができる。プリフォームは、精密プレス成形可能な粘度になるよう、加熱して精密プレス成形に供される。
先に説明したように、前記比率(α1/α2)を17未満とすることにより、高屈折率低分散ガラスにおいて、精密プレス成形時のカン、割れの発生を低減ないしは防止することができる。本発明の精密プレス成形用プリフォームの製造方法では、前記比率(α1/α2)が17未満であり、精密プレス成形時にカン、割れを起こすことなく高い生産性をもって精密プレス成形することができるように組成が決定されたガラスを用いて精密プレス成形用プリフォームを製造する。こうして製造された精密プレス成形用プリフォームを使用することにより、所望の光学恒数を有する高屈折率低分散ガラスからなる光学素子を、高い生産性をもって提供することができる。なお、前記比率(α1/α2)の制御方法は、前述の通りであり、本発明の精密プレス成形用プリフォームの製造方法では、それら制御方法を適宜組み合わせて比率(α1/α2)が17未満となるようにガラス組成を決定することができる。
本発明の光学素子は、前述の本発明の光学ガラスからなるものである。本発明の光学素子は、光学素子を構成する本発明の光学ガラスと同様、高屈折率低分散であるという特徴を有する。
なお、この光学素子には必要に応じて、反射防止膜、全反射膜、部分反射膜、分光特性を有する膜などの光学薄膜を設けることもできる。
本発明の光学素子の製造方法は、本発明のプリフォームまたは本発明のプリフォームの製造方法により作製した精密プレス成形用プリフォームを加熱し、プレス成形型を用いて精密プレス成形して光学素子を製造するものである。
術分野においてはよく知られたものである。
光学素子の光線を透過したり、屈折させたり、回折させたり、反射させたりする面を光学機能面と呼ぶ。例えばレンズを例にとると非球面レンズの非球面や球面レンズの球面などのレンズ面が光学機能面に相当する。精密プレス成形法はプレス成形型の成形面を精密にガラスに転写することにより、プレス成形で光学機能面を形成する方法である。つまり光学機能面を仕上げるために研削や研磨などの機械加工を加える必要がない。
従って、本発明の光学素子の方法は、レンズ、レンズアレイ、回折格子、プリズムなどの光学素子の製造に好適であり、特に非球面レンズを高生産性のもとに製造する際に最適である。
次に本発明の光学素子の製造方法に特に好適な精密プレス成形法について説明する。
この方法は、プレス成形型にプリフォームを導入し、プレス成形型とプリフォームを一緒に加熱し、精密プレス成形するというものである(以下、「精密プレス成形法1」という)。
精密プレス成形法1において、プレス成形型と前記プリフォームの温度をともに、プリフォームを構成するガラスが106〜1012dPa・sの粘度を示す温度に加熱して精密プレス成形を行うことが好ましい。
また前記ガラスが1012dPa・s以上、より好ましくは1014dPa・s以上、さらに好ましくは1016dPa・s以上の粘度を示す温度にまで冷却してから精密プレス成形品をプレス成形型から取り出すことが望ましい。
上記の条件により、プレス成形型成形面の形状をガラスにより精密に転写することができるとともに、精密プレス成形品を変形することなく取り出すこともできる。
この方法は、予熱したプレス成形型に、該プレス成形型と別に予熱されたプリフォームを導入し、精密プレス成形することを特徴とするものである(以下、「精密プレス成形法2」という)。この方法によれば、プリフォームをプレス成形型に導入する前に予め加熱するので、サイクルタイムを短縮化しつつ、表面欠陥のない良好な面精度の光学素子を製造することができる。
また、前記プリフォームを浮上しながら予熱することが好ましく、さらに前記プリフォームを構成するガラスが105.5〜109dPa・s、より好ましくは105.5dPa・s以上109dPa・s未満の粘度を示す温度に予熱することがさらに好ましい。
またプレス開始と同時またはプレスの途中からガラスの冷却を開始することが好ましい。
なおプレス成形型の温度は、前記プリフォームの予熱温度よりも低い温度に調温することが好ましく、前記ガラスが109〜1012dPa・sの粘度を示す温度を目安にすればよい。
この方法において、プレス成形後、前記ガラスの粘度が1012dPa・s以上にまで冷却してから離型することが好ましい。
表1に実施例1〜10、参考例1〜8および比較例1、2のガラスの組成を示す。いずれのガラスとも、各成分の原料として各々相当する酸化物、水酸化物、炭酸塩、および硝酸塩を使用し、ガラス化した後に表1に示す組成となるように前記原料を秤量し、十分混合した後、白金坩堝に投入して電気炉で1200〜1300℃の温度範囲で熔融し、攪拌して均質化を図り、清澄してから適当な温度に予熱した金型に鋳込んだ。鋳込んだガラスを転移温度まで冷却してから直ちにアニール炉に入れ、室温まで徐冷して各光学ガラスを得た。
1.熱機械分析装置を用い、十分にアニールされた長さ20mm、直径5mmの円柱形ガラス試料に対し、円柱の上下面方向に10gの一定加重を加えながら、毎分4℃の一定速度で加熱した。試料の伸び量は15秒間隔で繰り返し測定した。従って、測定は1℃間隔で繰り返し行われた(ΔT=1℃)。このときに得られた試料の伸び量TMAを縦軸、温度を横軸(図1の左側の縦軸)にとり、測定結果をグラフ化したものが図1に示すTMA曲線である。また、図1に示すΔTMA曲線は、温度差1℃に対する試料の伸び量の変化ΔTMAを縦軸(図1の右側の縦軸)、温度を横軸にとったものである。即ち、ΔTMAは温度差1℃に対するTMAの差分に相当する。ここで試料の伸び量は円柱状ガラスの高さ方向の伸び量である。なお、温度差ΔTは上記のように1℃以下の正の一定値とする。ΔTを1℃以下にすれば、十分高精度の測定を行うことができる。
2.1で得たΔTMA曲線から、ΔTMA(試料の伸び量の差分)が極大となる温度T1を求めた。
3.TMA曲線を元に、光学硝子工業会規格に定められた転移温度Tgを求め、またTMAが極大となる温度Tsを求めた。
4.2で求めたT1とTMA曲線から、それぞれT1−5℃およびT1+5℃における試料の伸び:TMA(T1−5)、TMA(T1+5)を求めた。
5.3で求めたTgとTMA曲線から、それぞれTg−160℃およびTg−140℃における試料の伸び:TMA(Tg−160)、TMA(Tg+140)を求めた。
6.ガラス転移温度(Tg)から屈伏点(Ts)までの温度域における平均線膨張率の代表値α1を、α1(/℃)={TMA(T1+5)−TMA(T1−5)}/試料長/{5℃−(−5℃)}として求めた。
7.Tgより低温側の平均線膨張率の代表値α2を、α2(/℃)={TMA(Tg−140℃)−TMA(Tg−160℃)}/試料長/{140℃−(−160℃)}として求めた。なお、上記試料長とは25℃における試料の長さ、すなわち20mmである。
8.得られたα1、α2から比率(α1/α2)を求めた。
(1)屈折率(nd)およびアッべ数(νd)
徐冷降温速度を-30℃/時にして得られた光学ガラスについて測定した。
(2)比重
アルキメデス法を用いて算出した。
次に実施例1〜10、参考例1〜8および比較例1〜2に相当する清澄、均質化した熔融ガラスを、ガラスが失透することなく、安定した流出が可能な温度域に温度調整された白金合金製のパイプから一定流量で流出し、滴下または降下切断法にて目的とするプリフォームの質量の熔融ガラス塊を分離し、熔融ガラス塊をガス噴出口を底部に有する受け型に受け、ガス噴出口からガスを噴出してガラス塊を浮上しながら精密プレス成形用プリフォームを成形した。熔融ガラスの分離間隔を調整、設定することにより直径2〜10mmの球状プリフォームと、長径が5〜25mmの扁平球状プリフォームを得た。
上記方法で得られたプリフォームを、図2に示すプレス装置を用いて精密プレス成形して非球面レンズを得た。具体的にはプリフォームを、プレス成形型を構成する下型2および上型1の間に設置した後、石英管11内を窒素雰囲気としてヒーター12に通電して石英管11内を加熱した。プレス成形型内部の温度を成形されるガラスが108〜1010dPa・sの粘度を示す温度に設定し、同温度を維持しつつ、押し棒13を降下させて上型1を押して成形型内にセットされたプリフォームをプレスした。プレスの圧力は8MPa、プレス時間は30秒とした。プレスの後、プレスの圧力を解除し、プレス成形されたガラス成形品を下型2および上型1と接触させたままの状態で前記ガラスの粘度が1012dPa・s以上になる温度まで徐冷し、次いで室温まで急冷してガラス成形品を成形型から取り出し非球面レンズを得た。
以上の結果から明らかなように、実施例1〜10、参考例1〜8のガラスはいずれも、所要の光学特性を有するとともに、プレス成形型を用いて精密プレス成形する際にもガラスの破損を起こすことなく成形が可能な優れた成形性を有するものであった。
Claims (9)
- 1.65〜1.70の範囲の屈折率(nd)および50以上のアッベ数(νd)を有し、かつガラス転移温度(Tg)から屈伏点(Ts)までの温度域において、温度差ΔT(但し、ΔTは1℃以下の一定値とする)に対するガラスの伸び量の差分が極大値を示す温度をT1とし、T1−5℃からT1+5℃の範囲における平均線膨張係数をα1、ガラス転移温度(Tg)−160℃からガラス転移温度(Tg)−140℃に至る範囲における平均線膨張係数をα2としたとき、比率(α1/α2)を指標として該比率が17未満となるようにガラス組成を決定し、
前記組成は、SiO 2 、B 2 O 3 、La 2 O 3 、Gd 2 O 3 、ZnO、および、Li 2 Oを必須成分として含み、SiO 2 とB 2 O 3 の合計含有量は50〜72モル%の範囲であり、B 2 O 3 含有量に対するSiO 2 含有量の割合(SiO 2 /B 2 O 3 )はモル比表示で0.5超かつ0.90以下であり、La 2 O 3 含有量は4.87〜10モル%の範囲であり、Gd 2 O 3 含有量は3.30〜8モル%の範囲であり、
決定された組成を有するガラスを用いて精密プレス成形用プリフォームを作製する精密プレス成形用プリフォームの製造方法。 - 1.70超の屈折率(nd)および50以上のアッベ数(νd)を有し、かつガラス転移温度(Tg)から屈伏点(Ts)までの温度域において、温度差ΔT(但し、ΔTは1℃以下の一定値とする)に対するガラスの伸び量の差分が極大値を示す温度をT1とし、T1−5℃からT1+5℃の範囲における平均線膨張係数をα1、ガラス転移温度(Tg)−160℃からガラス転移温度(Tg)−140℃に至る範囲における平均線膨張係数をα2としたとき、比率(α1/α2)を指標として該比率が17未満となるようにガラス組成を決定し、
前記組成は、SiO 2 、B 2 O 3 、La 2 O 3 、Gd 2 O 3 、ZnO、および、Li 2 Oを必須成分として含み、SiO 2 含有量は11〜18モル%の範囲であり、La 2 O 3 含有量は5〜15モル%の範囲であり、Gd 2 O 3 含有量は2.5〜12モル%の範囲であり、SiO 2 とB 2 O 3 の合計含有量は50〜72モル%の範囲であり、B 2 O 3 含有量に対するSiO 2 含有量の割合(SiO 2 /B 2 O 3 )はモル比表示で0.1〜0.90の範囲であり、
決定された組成を有するガラスを用いて精密プレス成形用プリフォームを作製する精密プレス成形用プリフォームの製造方法。 - 前記比率を測定し、得られた測定値が17未満であった組成を有するガラスを用いて精密プレス成形用プリフォームを作製する請求項1または2に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
- 屈折率(nd)が1.65〜1.70の範囲であり、かつアッベ数(νd)が50以上である精密プレス成形に使用される光学ガラスであって、
ガラス転移温度(Tg)から屈伏点(Ts)までの温度域において、温度差ΔT(但し、ΔTは1℃以下の一定値とする)に対するガラスの伸び量の差分が極大値を示す温度をT1とし、T1−5℃からT1+5℃の範囲における平均線膨張係数をα1、ガラス転移温度(Tg)−160℃からガラス転移温度(Tg)−140℃に至る範囲における平均線膨張係数をα2としたとき、比率(α1/α2)が17未満であり、
SiO2、B2O3、La2O3 、Gd 2 O 3 、ZnO、および、Li 2 Oを必須成分として含み、SiO2とB2O3の合計含有量は50〜72モル%の範囲であり、B2O3含有量に対するSiO2含有量の割合(SiO2/B2O3)はモル比表示で0.5超かつ0.90以下であり、La2O3含有量は4.87〜10モル%の範囲であり、Gd2O3含有量は3.30〜8モル%の範囲である、前記光学ガラス。 - 屈折率(nd)が1.70超かつアッベ数(νd)が50以上である精密プレス成形に使用される光学ガラスであって、
ガラス転移温度(Tg)から屈伏点(Ts)までの温度域において、温度差ΔT(但し、ΔTは1℃以下の一定値とする)に対するガラスの伸び量の差分が極大値を示す温度をT1とし、T1−5℃からT1+5℃の範囲における平均線膨張係数をα1、ガラス転移温度(Tg)−160℃からガラス転移温度(Tg)−140℃に至る範囲における平均線膨張係数をα2としたとき、比率(α1/α2)が17未満であり、
SiO2、B2O3、La2O3 、Gd 2 O 3 、ZnO、および、Li 2 Oを必須成分として含み、SiO2含有量は11〜18モル%の範囲であり、La2O3含有量は5〜15モル%の範囲であり、Gd2O3含有量は2.5〜12モル%の範囲であり、SiO2とB2O3の合計含有量は50〜72モル%の範囲であり、B2O3含有量に対するSiO2含有量の割合(SiO2/B2O3)はモル比表示で0.1〜0.90の範囲である、前記光学ガラス。 - 請求項4または5に記載の光学ガラスからなる精密プレス成形用プリフォーム。
- 請求項4または5に記載の光学ガラスからなる光学素子。
- 請求項6に記載のプリフォームを加熱し、プレス成形型を用いて精密プレス成形して光学素子を得る光学素子の製造方法。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法によりプリフォームを製造し、製造したプリフォームを加熱し、プレス成形型を用いて精密プレス成形して光学素子を得る光学素子の製造方法。
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