JP4847452B2 - 平版印刷用原版 - Google Patents

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Description

本発明は、平版印刷用原版に関する。詳しくは、感光層を覆う層が特定の組成を有する平版印刷用原版に関する。
平版印刷用の原版は、粒子波もしくは電磁波を照射されて、照射された粒子波もしくは電磁波またはそれらが変換されて発生した熱が、前記原版の照射部分の特性を変化させる。それにより画像が形成されて、印刷版として用いられることが知られている。
原版に画像を形成する(描画する)際に、粒子波または電磁波が原版に照射されるとアブレーションが発生するが、過度なアブレーションの発生により、原版面から飛散した分解物が露光のための光源や作業環境を汚染することがある。このアブレーション汚染を防止するために、原版の最外層として、水溶性の化合物からなる層(「オーバーコート層」と称されている)を設けることが提案されている(特許文献1を参照)。また、このような水溶性のオーバーコート層では耐傷付性が劣り、さらに湿し水を汚染するなどの問題があるとして、親水性の感光層に疎水性オーバーコート層を設けることが提案されている(特許文献2を参照)。さらには、特定の染料を含有させることにより親水性のオーバーコート層のアブレーションが防止され、かつ視認性が良好な焼き出画像が得られると報告されている(特許文献3を参照)。
また、オーバーコート層の光学濃度を感光層の光学濃度より低くすること(特許文献4,5を参照)、感光層に親水性バインダーを加えず、オーバーコート層には水溶性ポリマーと疎水性ポリマーの両方を含有させる工夫(特許文献5を参照)などが提案されている。
これらに提案されたオーバーコート層を有する平版印刷用原版は、アブレーションによる分解物等の飛散の防止には一定の効果があるものの、印刷性能と言う面ではむしろ悪化する傾向にある。また、特許文献3や5のように、複雑な構成とすることにより印刷性能を高めようとする提案もされているが、充分な性能が達成されているとは言い難い。
一方、親水性ポリマー、疎水性ポリマー、架橋材および光吸収材を含む感光層を有する平版印刷用原版も提案されている(特許文献6を参照)。
特開2001−162963号公報 特開2004−237605号公報 特開2004−148669号公報 特表2001−524894号公報 特開2003−63165号公報 国際公開第01/83234号パンフレット
本発明の目的は、画像の形成に際してアブレーションの分解物による汚染の恐れが少なく、かつ画像形成されることにより印刷性能に優れた印刷版を提供する平版印刷用原版を提供することである。
本発明者は、平版印刷用原版の感光層を、水溶性ポリマーと疎水性ポリマーを特定の割合で含み、かつ色素などの光熱変換剤を実質的に含まない層で覆うことが、アブレーションの分解物による汚染の防止と印刷性能の両立に極めて有効であるという、驚くべき知見を見出して本発明を完成した。
すなわち本発明は、以下に示される平版印刷用原版に関する。
[1]支持体(I)、前記支持体(I)上の光熱変換剤を含有する感光層(II)、および前記感光層(II)を覆う層(III)を有する平版印刷用原版において、前記感光層を覆う層(III)が、水溶性ポリマーと疎水性ポリマーを含有し、かつ光熱変換剤を実質的に含有しない平版印刷用原版。
[2]前記感光層を覆う層(III)が、水溶性ポリマーと疎水性ポリマーを10:90〜90:10の質量比で含有する、[1]に記載の平版印刷用原版。
[3]前記感光層を覆う層(III)が、水溶性ポリマーと、前記水溶性ポリマーに分散した疎水性ポリマーの粒子を含有する、[1]または[2]に記載の平版印刷用原版。
[4]前記疎水性ポリマーが、熱で融着するポリマー微粒子である、[1]〜[3]のいずれかに記載の平版印刷用原版。
[5]前記水溶性ポリマーが、置換または無置換(メタ)アクリルアミド、およびN−ビニルピロリドンからなる群から選ばれた一種または二種以上のモノマーを主成分とする組成物の重合体である、[1]〜[4]のいずれかに記載の平版印刷用原版。
[6]前記感光層(II)が、親水性ポリマー、および疎水性ポリマー微粒子をさらに含有する、[1]〜[5]のいずれかに記載の平版印刷用原版。
[7]前記感光層(II)が、親水性ポリマー、疎水性ポリマー微粒子、および架橋剤を含有する組成物から形成される親水性樹脂層である、[1]〜[6]のいずれかに記載の平版印刷用原版。
[8]前記感光層(II)に含まれる親水性ポリマーは架橋剤で架橋された親水性樹脂である、[6]に記載の平版印刷用原版。
また本発明は、以下に示される平版印刷版に関する。
[9][1]〜[8]のいずれかに記載の平版印刷用原版に露光して得られた平版印刷版。
本発明の平版印刷用原版は、画像の形成に際してアブレーションの分解物による汚染の恐れが少なく、しかも画像形成されることにより印刷性能に優れた印刷版を提供するので、工業的にも極めて価値がある。
1.本発明の平版印刷用原版について
本発明の平版印刷用原版は、支持体(I)、支持体(I)上に形成された感光層(II)、および感光層(II)を覆う層(III)を少なくとも有する。もちろん、本発明の効果を損なわない範囲で、その他の任意の層を含んでいてもよい。
[支持体(I)について]
本発明の平版印刷用原版に含まれる支持体(I)は、特に制限されないが、板状またはフィルム状の支持体でありうる。支持体(I)の材質の例には、アルミニウム等の金属、ポリプロピレン等のプラスチック、および紙等が含まれる。支持体(I)の厚さに特に制限はないが、通常は100μm〜400μm程度である。
支持体(I)には表面処理などの処理が加えられていてもよい。また支持体(I)には、その表面に下地層が含まれていてもよい。それらにより、例えば支持体(I)の表面上に形成された層(通常は感光層)との密着性が向上されうる。具体的な好ましい表面処理または下地層については、既に多くの文献により知られているので、それらを利用することができる。表面処理の例には、酸化処理、クロメート処理、サンドブラスト処理、コロナ放電処理などが含まれる。下地層の例には、ウレタンなどの樹脂層が含まれる。
[感光層(II)について]
本発明の平版印刷用原版に含まれる感光層(II)は、支持体(I)上に形成されている。感光層(II)の厚みは、通常0.1〜10μmであり、0.5〜5μmであることが好ましい。
感光層(II)は、光を照射されることによりその特性を変化させる。したがって、感光層(II)には光を吸収することによって、光反応により感光層(II)の光照射部位の特性を変化させる成分か、または熱を発生させることで感光層(II)の光照射部位の特性を変化させる成分(以下において「光熱変換剤」とも称する)を含むことが好ましい。好ましくは、感光層(II)は光熱変換剤を含有する。
光熱変換剤は、光を吸収して熱を発生させる成分であればよく、例えば赤外線を吸収して熱を発生させる成分(以下「赤外線吸収剤」とも称する)を意味する。光熱変換剤には、種々の顔料、染料、金属微粒子などが含まれる。光熱変換剤の具体例には、シアニン系色素、フタロシアニン系色素、ナフタロシアニン系色素、カーボンブラック、金属酸化物等が含まれ、好ましい例としてはシアニン系色素、フタロシアニン系色素、ナフタロシアニン系色素が挙げられる。
光熱変換剤の含有量は、感光層(II)を構成する固形成分全体に対して、1〜20重量%であることが好ましく、2〜15重量%であることがさらに好ましい。
前述の通り、感光層(II)は光を照射されることによって、その特性を変化させるが、親水性から親インク性(親油性)に変化することが好ましい。すなわち、感光層(II)は親水性を有するが、光が照射されると、その光または熱により親インク性に変化することが好ましい。光または熱により親水性から親インク性に変化する感光層(II)は、例えば親水性ポリマー、および疎水性ポリマー微粒子を含有する。
感光層(II)に含まれる親水性ポリマーは、水溶性ポリマーであってもよい。水溶性ポリマーの水溶解度は、25℃において0.01g/ml以上であることが好ましい。水溶性ポリマーとは、ポリマー鎖中に親水性基を有し、しかも強固な水素結合で結晶化していないようなポリマーであり、通常は架橋していない鎖状ポリマーである。水溶性ポリマーは、水に溶解するポリマーであれば良いが、ゼラチン、デンプンなどの天然高分子;カルボキシメチルセルロースなどの半合成高分子;ポリビニルアルコールなどの合成高分子が例示できる。特に合成高分子がその合成や設計の自由度の大きさから好ましい。
合成高分子の水溶性ポリマーの例には、ポリビニルアルコールの他に、親水性の基を有するビニルモノマーの重合体または共重合体が含まれる。ビニルモノマーの重合体または共重合体の例には、置換または無置換の(メタ)アクリルアミド、およびN−ビニルピロリドンからなる群から選ばれるモノマーを主成分とする重合体が含まれる。主成分とは、モノマー成分のうちの50モル%以上である成分を意味する。さらに合成高分子の水溶性ポリマーの例には、ポリエチレングリコールなどが含まれる。特に、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン等が、合成高分子の水溶性ポリマーとして好ましく挙げられる。
水溶性ポリマーの分子量は特に制限はないが、塗布乾燥した後、膜として形状が保持されるように、その数平均分子量が1千から100万、特に1万〜50万程度であることが好ましい。該水溶性ポリマーは、一種もしくは二種以上を使用することができる。
光または熱により親水性から親インク性に変化する感光層(II)に含まれる親水性ポリマーは、架橋された樹脂(架橋樹脂)であってもよい。架橋樹脂である親水性ポリマーの例には、前述の水溶性ポリマーを架橋した樹脂が含まれる。水溶性ポリマーは、架橋剤によって架橋されうるが、架橋剤は架橋されるポリマーに含まれる架橋性官能基に応じて適宜選択される。例えば、架橋される水溶性ポリマーにアミド基がある場合には、架橋剤はアミノ樹脂(例えばメラミン樹脂)でありうる。架橋により親水性ポリマーの水溶性が下がり、感光層(II)の耐水性が向上されうる。
光または熱により親水性から親インク性に変化する感光層(II)に含まれる疎水性ポリマー微粒子は、熱で融着することが好ましい。疎水性ポリマー微粒子を構成するポリマーは、水に溶解しないポリマーであればどのようなものでもよい。合成高分子の大部分は疎水性であり、ビニルモノマーの重合体、ポリエステル、ポリウレタンなどどのようなポリマーであってもよい。後述のように疎水性ポリマーは微粒子として用いられうるので、疎水性ポリマーは熱可塑性のポリマーであることが好ましく、ウレタン、ポリエステル等が挙げられる。疎水性ポリマーの水溶解度は、通常は25℃において0g/mlであることが好ましいが、本発明の効果を損なわない範囲の水溶解度は許容される。
疎水性ポリマーの分子量は特に制限はないが、その数平均分子量が1千〜100万、特に1万〜50万程度であることが好ましい。該疎水性ポリマーは、一種もしくは二種以上を使用することができる。
疎水性ポリマーの最低造膜温度は、50℃以下であることが好ましく、30℃以下であることが更に好ましい。最低造膜温度とは、分散溶媒が蒸発したときに隣り合う粒子状のポリマー同士が合一化(融着)して、フィルム化(造膜)する最低温度をいう。最低造膜温度が50℃以下である疎水性ポリマーは、画像を形成するためにレーザーを露光したときに、感光層において溶融しやすい。溶融した疎水性ポリマーは、互いに熱融着して、露光部の感光層の特性を親水性から親インク性に変化させうる。最低造膜温度はISO2115に準拠した方法で測定することができ、測定機として例えば(株)井元製作所の造膜温度(MFT)試験装置を使用することができる。
疎水性ポリマーは、微粒子状であることが好ましい。疎水性ポリマーの平均粒子径としては、0.005〜0.5μmであることが好ましく、0.01〜0.3μmであることがさらに好ましい。ここで平均粒子径は、動的散乱法などにより測定される重量平均粒子径であり、例えば大塚電子株式会社製のLPA3100などにより測定される。
感光層(II)に含まれる親水性ポリマーと、疎水性ポリマーの微粒子との重量比率は、15:85〜70:30であることが好ましく、25:75〜70:30であることがより好ましい。
また本発明の平版印刷用原版の感光層(II)は、親水性ポリマー(水溶性ポリマーでありうる)、疎水性ポリマー微粒子(好ましくは熱で融着する疎水性ポリマー微粒子)、および光熱変換剤、ならびに必要に応じて架橋剤を含む組成物から形成される親水性(撥インク性)樹脂層であってもよい。例えば、当該組成物を含む水溶液を、支持体(I)に塗布乾燥して成膜させて、親水性樹脂層を形成すればよい。このように形成される親水性樹脂層は、親水性ポリマーと疎水性ポリマーとが層分離構造を形成しうる。また、架橋剤を含む場合には、少なくとも親水性ポリマーは架橋剤によって架橋されうる。このような感光層は、例えば特許文献6に記載されている。また感光層(II)には、その他の任意成分、例えば界面活性剤などが含まれていてもよい。
[感光層を覆う層(III)について]
本発明の平版印刷用原版に含まれる感光層を覆う層(III)は、原版にレーザーを露光して画像を形成するときに、感光層がアブレーションされて発生させたゴミが飛散するのを防止する。感光層を覆う層(III)の厚みは、通常0.01μm〜1μmであり、0.1μm〜0.3μmであることが好ましい。
本発明の平版印刷用原版に含まれる感光層を覆う層(III)は、水溶性ポリマーと疎水性ポリマーを含み、かつ実質的に光熱変換剤を含有しないことを特徴とする。
感光層を覆う層(III)に含まれる水溶性ポリマーは、前述の感光層(II)に含まれる親水性ポリマーとして説明した水溶性ポリマーと同様である。好ましくは置換または無置換の(メタ)アクリルアミド、およびN−ビニルピロリドンからなる群から選ばれるモノマーを主成分とする重合体であり、特に、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン等が好ましく挙げられる。
感光層を覆う層(III)に含まれる疎水性ポリマーは、水に溶解しないポリマーであればどのようなものでもよく、前述の感光層(II)に含まれる疎水性ポリマーとして説明したポリマーでありうる。疎水性ポリマーは熱可塑性のポリマーであることが好ましく、ウレタン、ポリエステル等が挙げられる。感光層を覆う層(III)に含まれる疎水性ポリマーの分子量も、感光層(II)に含まれる疎水性ポリマーとして説明した分子量と同様の範囲でありうる。該疎水性ポリマーは、一種もしくは二種以上を使用することができる。
疎水性ポリマーの最低造膜温度は、50℃以下であることが好ましく、30℃以下であることが更に好ましい。最低造膜温度とは分散溶媒が蒸発したときに隣り合う粒子状のポリマー同士が合一化(融着)してフィルム化(造膜)する最低温度を言う。最低造膜温度が50℃以下であれば、感光層に画像を形成するためにレーザーを露光したときに溶融しやすくなる。最低造膜温度はISO2115に準拠した方法で測定でき、測定機として例えば(株)井元製作所の造膜温度(MFT)試験装置を使用することができる。
感光層を覆う層(III)に含まれる疎水性ポリマーは、微粒子状であることが好ましい。つまり、感光層を覆う層(III)は、水溶性ポリマーと、水溶性ポリマーに分散された疎水性ポリマーの微粒子を含む層であることが好ましい。また、該疎水性ポリマーの微粒子は、熱で融着するポリマー微粒子であればより好ましい。
疎水性ポリマーの平均粒子径としては、0.005μm〜0.5μmであることが好ましく、0.01μm〜0.3μmであることがさらに好ましい。感光層を覆う層(III)は、画像形成後に除去される必要があり、感光層を覆う層(III)に含まれる疎水性ポリマーが、非画像部(非露光部)に残留することを抑制しなければならない。そのため、疎水性ポリマー微粒子は上記の粒子径を有していることが好ましい。
感光層を覆う層(III)に含まれる該水溶性ポリマーと該疎水性ポリマーの質量比は、水溶性ポリマー:疎水性ポリマーが、10:90〜90:10であることが好ましく、10:90〜60:40であることがさらに好ましい。
水溶性ポリマーの含有比率が高すぎると、レーザー露光して画像を形成したのち、感光層を覆う層(III)を除去しようとしても、水溶性ポリマーが除去しきれずに感光層の画像部(露光部)上に残留し、印刷版として用いたときに画像部にインクが着きにくくなる。
また、疎水性ポリマーの含有比率が高すぎると、レーザー露光して画像を形成したのち、感光層を覆う層(III)を除去しようとしても、疎水性ポリマーが除去しきれずに感光層の非画像部(非露光部)上に残留し、印刷版として用いたときに非画像部にインクが着くことがある。
感光層を覆う層(III)を、水溶性ポリマーと疎水性ポリマーとからなる層とすることにより、感度が良好で、しかも良好な印刷物が得られるまでに消費する紙が少ない平版印刷用原版が得られる。
前述の通り、感光層を覆う層(III)には、光熱変換剤を含有しないことを特徴とする。光熱変換剤とは、光を吸収して熱を発生させる成分を意味し、可視光または赤外線を吸収して熱を発生させる成分をも意味する。光熱変換剤には、種々の顔料、染料、金属微粒子などが含まれる。
感光層を覆う層(III)は、光熱変換剤を含有しないので、本発明の平版印刷用原版を使用する際に、湿し水が汚れるという問題が生じにくい。
感光層を覆う層(III)は、水と水溶性ポリマーと分散した疎水性ポリマー微粒子とを含む溶液から形成されうる。例えば、この溶液を感光層上に塗布乾燥して成膜することにより形成することができる。
[平版印刷用原版の製造方法について]
本発明の平版印刷用原版は、任意の方法で製造されうるが、支持体(I)に感光層(II)を成膜するステップ;および成膜された感光層(II)を覆う層(III)を成膜するステップを含みうる。
支持体(I)に感光層(II)を成膜する方法は、成膜しようとする感光層に応じて適宜選択され、公知の方法を採用すればよい。例えば、疎水性ポリマー微粒子、親水性ポリマー、光熱変換剤、および架橋剤を含む水溶液を、支持体に塗布して乾燥することにより形成されうる。水溶液を乾燥するとき、架橋剤により親水性ポリマーが架橋されてもよい。
感光層を覆う層(III)を成膜する方法も、成膜しようとする層に応じて適宜選択され、公知の方法を採用すればよい。例えば、疎水性ポリマー微粒子、および水溶性ポリマーを含む水溶液を、感光層に塗布して乾燥することにより形成されうる。
なお、感光層(II)を成膜する方法、および感光層を覆う層(III)を成膜する方法はいずれも、その好ましい態様についても公知であり(例えば、前述の特許文献2、特許文献5等)、それらの方法を適用すれば良い。
2.本発明の平版印刷版
本発明の平版印刷版は、前述の本発明の平版印刷用原版にレーザー露光することにより得られる。本発明の平版印刷版は、湿し水を用いるオフセット印刷用の版であることが好ましい。
本発明の平版印刷用原版に露光されるレーザーの波長は、感光層(II)に含まれる光熱変換剤などに応じて適宜選択されるが、750nm〜1100nm程度であればよい。レーザー露光により、露光された部位の感光層の特性が変化、好ましくは親水性から親インク性に変化して、画像情報が描画された平版印刷版が得られる。
本発明の平版印刷用原版は感光層を覆う層(III)を有するので、レーザー露光されたときに、感光層(II)がアブレーションにより分解することが抑制される。つまり、架橋剤または光熱変換剤を含む感光層は、レーザー露光されるとアブレーションによりゴミを発生させることがあるが、感光層を覆う層(III)によりそれが飛散することを抑制できる。
さらに露光により露光部の感光層が発熱するので、露光部において、感光層(II)に含まれる疎水性ポリマーと、感光層を覆う層(III)に含まれる疎水性ポリマーとが融着して強固に結合しうる。
露光後の原版(つまり「印刷版」)は、印刷機にセットされて、インクと湿し水を用いて通常の手段で印刷するために用いられる。露光後の原版が、印刷プロセスにおいて湿し水にふれると、感光層を覆う層(III)に含まれる水溶性ポリマーは膨潤されて、感光層を覆う層(III)が容易に除去されるとともに;露光部においては疎水性ポリマーが融着しているので、露光部に水溶性ポリマーが残留することがなく、着インク性が高められる。もちろん非露光部においては、膨潤された水溶性ポリマーのために、感光層を覆う層が除去されるため、疎水性ポリマーが残留することなく、親水性が高められる。
感光層を覆う層(III)が容易に除去されることによって、露光後の印刷プロセスの刷り出しにおける地汚れが速やかに解消される。また、感光層を覆う層(III)に光熱変換剤が含まれないので、印刷プロセスにおいて湿し水を汚染することがない。
したがって本発明の平版印刷版は、1)画像形成される際のアブレーションによる汚染が少なく、2)画像部での着インク性に、非画像部での親水性に優れ、3)露光後の印刷プロセスにおいて、湿し水を汚染することなく、4)紙へのすり始めに地汚れが解消するまでの枚数が少ない、という特徴を有しうる。
以下において、実施例を参照して本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例1〜7、比較例1〜5]
(支持体の作製)
アルミ板に、ウレタンエマルジョン(三井化学(株)製、商品名;オレスターTMUD350)をワイヤーバー#10で塗布し、150℃で1分間加熱乾燥させて下地層を形成し、下地層付きアルミ板(厚さ0.24mm)を作製した。
(感光層の成膜)
下地層付きアルミ板に、下記表1に示された組成(単位重量部、以下同様)からなる感光性樹脂組成物の水性液をワイヤーバー#14を用いて塗布した後、140℃で10分間加熱して、2μmの膜厚の感光層を成膜した。
Figure 0004847452
(感光層を覆う層の成膜)
上記感光層上に、下記表2の組成からなる感光層を覆う層用の液(固形分0.3〜3重量%)をワイヤーバー#10を用いて塗布した後、110℃で1分間加熱乾燥し、0.03〜0.3μmの膜厚の感光層を覆う層を成膜して平版印刷用原版を作製した。
比較例6の感光層を覆う層用の液には、水溶性ポリマーおよび疎水性ポリマーに加えて、光熱変換剤であるシアニン色素の水溶液(固形分5重量%)(日本感光性色素株式会社製、IR−125)を加えた。水溶性ポリマー:疎水性ポリマー:光熱変換剤=50:50:5(固形分重量比)とした。
Figure 0004847452
[実施例8、比較例7〜9](支持体の作製)
厚さ0.24mmのJIS1050アルミ板表面を、毛径0.72mm、毛長80mmのナイロンブラシと、平均粒径15〜35μmのパミストンの水懸濁液を用いて粗面化した後、イオン交換水で洗浄した。次に、粗面化されたアルミ板を、10%水酸化ナトリウム水溶液に70℃で30秒間浸漬してエッチングし、さらに10%硝酸水溶液で中和洗浄した。得られたアルミ板を、20%硫酸水溶液中で、電流密度30A/dmで20秒間陽極酸化処理し、さらに水洗して、粗面化された陽極酸化アルミ板を作製した。
(感光層の成膜)
前記粗面化された陽極酸化アルミ板に、下記表3に示される組成(単位重量部、以下同様)の感光性樹脂組成物の水性液をワイヤーバー#10を用いて塗布した後、110℃で1分間加熱乾燥し、2μmの膜厚の感光層を成膜した。
Figure 0004847452
(感光層を覆う層の成膜)
上記感光層上に、下記表4の組成からなる溶液(固形分2重量%)を、ワイヤーバー#10を用いて塗布した後、110℃で1分間加熱乾燥して、感光層を覆う層(膜厚0.2μm)を成膜して平版印刷用原版を作製した。
Figure 0004847452
(描画)
実施例および比較例のそれぞれで得られた原版に、波長830nmの半導体レーザー光を、印刷原版表面で100〜400mJ/cmの照射エネルギー密度となるように集光しながら走査照射して、175ライン/インチの画像情報の描画を行った。
(印刷評価)
上記描画した印刷版を、オフセット印刷機(株式会社小森コーポレーション製スプリント26)にセットした。株式会社日研化学研究所のH液アストロマーク3の2%水溶液を湿し水として、大日本インキ化学工業株式会社製のバリウスGTM−Mをインキとして使用した。
印刷速度8000rphで1000枚印刷した。低速回転(4000rph)で水着ローラだけを版面に30秒間着けた後に、給紙を開始して、紙が圧胴に加えられると同時にインキローラも版面に着ける方法で印刷を開始した。評価項目は、刷り出し時の地汚れ解消までの枚数(=刷り出し損紙)、インキがムラなく着く最小露光エネルギー(=感度)、およびアブレーションによる汚染の程度(下記参照)の三項目である。結果を表5にまとめる。
(アブレーション評価)
上記描画した印刷版の、ムラなくインキが着く最小露光エネルギー(=感度)のベタ露光部を切り出し、JEOL製走査型電子顕微鏡JSM−6380で、露光部表面に付着したアブレーションに由来するゴミの数を計測した。計測は、もっともゴミが多い領域を5000倍に拡大し(視野範囲166μm×122μm)、その領域のゴミ個数を数えることで実施した。
Figure 0004847452
表5における感度の単位は「mJ/cm」である。また「×1」は、露光エネルギーが400mJ/cmでもインクが着かなかったことを意味する。
(結果)
表5から明らかなように、本発明の感光層を覆う層を有する印刷版(実施例1〜8)は、感光層を覆う層を有しない印刷版(比較例1および9)、または感光層を覆う層がきわめて薄い印刷板(比較例3)に比べて、刷り出し損紙も感度も大きく悪化しないにも関わらず、レーザー露光時のアブレーションに由来するゴミが極めて少ない。
また、感光層を覆う層が水溶性ポリマーからなる印刷版(比較例2、4および7)は、感度(着インク性)が劣るが、それに対して本発明の印刷版の感度は非常に高い。一方、感光層を覆う層が疎水性ポリマーからなる印刷版(比較例5および8)では刷り出し損紙の枚数が多いが、それに対して本発明の印刷版によれば、刷り出し損紙の枚数が低減される。
さらに、感光層を覆う層に光熱変化剤であるIR−125を含む印刷版は(比較例6)、光熱変換材が湿し水に溶け出して、湿し水を汚染した。また、感光層を覆う層がアブレーションされて、ゴミが多かった。
架橋剤を用いることなく形成した感光層を有する、本発明の印刷版(実施例8)は、湿し水に光熱変換材が溶け出し、湿し水が緑色になった。
本発明の印刷用原版を使用すれば、画像の形成に際して汚染の恐れが少なく、しかも画像形成した印刷版が印刷性能に優れた平版印刷版を提供できる。
本願は、2005年7月8日出願の出願番号JP2005/199601に基づく優先権を主張する。当該出願明細書に記載された内容は、すべて本願明細書に援用される。

Claims (7)

  1. 支持体(I)、前記支持体(I)上の光熱変換剤を含有する感光層(II)、および前記感光層(II)を覆う層(III)を有する平版印刷用原版において、
    前記感光層(II)が、親水性ポリマー、疎水性ポリマー微粒子、架橋剤、および光熱変換剤を含有する組成物から形成される親水性樹脂層であり、
    前記感光層(II)を覆う層(III)が、水溶性ポリマーと疎水性ポリマーを含有し、かつ光熱変換剤を実質的に含有しない平版印刷用原版。
  2. 前記感光層(II)を覆う層(III)が、水溶性ポリマーと疎水性ポリマーを10:90〜90:10の質量比で含有する、請求項1に記載の平版印刷用原版。
  3. 前記感光層(II)を覆う層(III)に含まれる前記疎水性ポリマーが、前記水溶性ポリマーに分散した疎水性ポリマーの微粒子である、請求項1に記載の平版印刷用原版。
  4. 前記感光層(II)を覆う層(III)に含まれる前記疎水性ポリマーが、熱で融着するポリマー微粒子である、請求項1に記載の平版印刷用原版。
  5. 前記感光層(II)を覆う層(III)に含まれる前記水溶性ポリマーが、置換または無置換(メタ)アクリルアミド、およびN-ビニルピロリドンからなる群から選ばれた一種または二種以上のモノマーを主成分とする組成物の重合体である、請求項1に記載の平版印刷用原版。
  6. 前記感光層(II)に含まれる親水性ポリマーが、架橋剤で架橋された親水性樹脂である、請求項に記載の平版印刷用原版。
  7. 請求項1に記載の平版印刷用原版に露光して得られた平版印刷版。
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