JP4847208B2 - タッチセンサー、音声調整装置、これらの制御方法及び制御プログラム - Google Patents

タッチセンサー、音声調整装置、これらの制御方法及び制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4847208B2
JP4847208B2 JP2006135845A JP2006135845A JP4847208B2 JP 4847208 B2 JP4847208 B2 JP 4847208B2 JP 2006135845 A JP2006135845 A JP 2006135845A JP 2006135845 A JP2006135845 A JP 2006135845A JP 4847208 B2 JP4847208 B2 JP 4847208B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
period
oscillation
reference period
comparison determination
touch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006135845A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007304075A (ja
Inventor
悟司 柳下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp filed Critical Tamura Corp
Priority to JP2006135845A priority Critical patent/JP4847208B2/ja
Publication of JP2007304075A publication Critical patent/JP2007304075A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4847208B2 publication Critical patent/JP4847208B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

本発明は、タッチセンサー感度の調整を自動化する技術に関する。
音声調整装置は、入力音声をミキシングして出力する装置であるが、放送向けの音声調整装置には、ミックス状態を調整する操作パネルにタッチセンサー(例えば、特許文献1参照)を用いるタイプも多い。この場合のタッチセンサーは、フェーダーのスライドボリューム、エンコーダー等のツマミに備えられ、オペレータがどの操作子を操作中か、もしくは操作を行おうとしてツマミに触れている状態なのかを装置側で認識し、様々な用途に利用している。
用途の例として、例えば、ツマミの数よりも表示部の数が少ない場合、ツマミの項目に設定されているパラメーター値を確認する際、そのツマミにタッチするだけでこれをタッチセンサーで検出し、表示部へパラメーター値を表示してオペレータに伝えている。
また、多数の操作子が連続して配置されている様な装置の場合は、操作前でもツマミに触られた事を検知した時点で、そのツマミに定義されているパラメーター情報を表示画面に事前に強調表示することにより、誤ったツマミの誤操作を防止している。
特開平10−190433
しかしながら、上記のようなタッチセンサーは、人手による感度調整を要する点で煩雑という問題があった。すなわち、タッチセンサーの代表的な原理は、回路に人体が触れた時の静電容量や抵抗の変化を検出することであり、検出回路における部品定数のバラつきや、コネクタの嵌まり具合、部品の実装状態などにより検出回路の感度が変化する。このため、まず、部品実装後の工場出荷時に、トリマ等による感度調整が必要な場合がある。
また、工場出荷後の回路部品も、経年変化、設置環境の温度、人体の違い等に影響され、どの程度触れればタッチONを認識するかの感度が変わってしまい、工場出荷後の運用中にも、検出回路の状態を補正する感度調整が必要になる事がある。
このように感度が変わったままにしてしまうと、操作に違和感が生まれ、触れていないにも関わらずタッチONを認識してしまったり、逆に触れていてもタッチONを認識しないなどの誤動作に繋がる可能性もある。
特に、放送局スタジオ設備として使用される場合は、長期間、24H通電したまた電源が切られない状態で置かれ、経年変化により素子定数等が変化し感度が変わる傾向がある。また、ポータブルタイプや音声中継車へ設置する装置の場合は、移動先のフィールドの環境条件により素子定数が変化し感度が変わる事もある。
本発明は、上記のような課題を解決するもので、その目的は、タッチセンサー感度の調整を自動化することである。また、本発明の他の目的は、自動調整し切れないセンサー回路の異常状態はアラーム出力することである。
上記の目的をふまえ、本発明の一態様では、タッチセンサーにおいて、タッチの有無に応じて出力信号の発振周期が変化する発振回路と、比較判定用基準周期を記憶する比較判定用基準周期記憶手段と、前記発振回路からの前記出力信号と、前記比較判定用基準周期記憶手段に記憶されている前記比較判定用基準周期と、をもとにタッチの有無を判定するタッチ判定手段と、タッチセンサーにタッチしていないときの前記発振回路からの発振周期に基いて、前記比較判定用基準周期記憶手段に記憶されている前記比較判定用基準周期を補正する補正手段と、を有することを特徴とする。
このように、比較判定用の基準周期を補正することにより、その時点での発振回路の状態に合わせて判定基準が自動調整でき、工場出荷時や、経年変化や環境変化などで感度が変化した場合も含め、トリマ等の感度手動調整機能も不要になる。
本発明の他の態様は、さらに、前記補正手段は、タッチセンサーの起動の際に、前記発振回路からの出力信号の周期を計測し、比較判定用基準周期として比較判定用基準周期記憶手段へ記憶させることを特徴とする。
このように、装置の起動時に毎回、比較判定用の基準周期を補正することにより、通常時は補正処理の負荷を避けて安定動作を確保しながら、移設などで設置環境が変わった場合は起動時点で確実に最適な感度に再設定され、補正の機会を適度に確保可能となる。
本発明の他の態様は、さらに、前記補正手段は、タッチセンサーの起動の際、所定時間のあいだ、前記発振回路からの出力信号の周期を計測し、その平均値を計算し、比較判定用基準周期として比較判定用基準周期記憶手段へ記憶させることを特徴とする。
このように、起動時の補正において、ある程度の時間の間の計測値を平均することにより、一時的に手が触れたり周囲の静電気の変動などの外乱の影響を排除し、安定した適正な比較判定用基準周期を確実に取得することが容易になる。
本発明の他の態様は、さらに、前記タッチ判定手段は、前記発振回路からの前記出力信号の発振周期を計測する発振周期計測器と、前記発振周期計測器で計測した前記発振周期と、前記比較判定用基準周期記憶手段に記憶されている前記比較判定用基準周期と、をもとにタッチの有無を判定する比較判定器と、を用いることを特徴とする。
このように、発振周期計測器と比較判定器を用いるシンプルな構成を、本発明におけるタッチセンサー感度の自動調整と組み合わせることにより、低コストで高精度なタッチセンサーにおいて信頼性と長寿命も実現できる。
本発明の他の態様は、さらに、前記補正手段は、タッチセンサーの稼働中に、前記比較判定用基準周期記憶手段に現在記憶されている前記比較判定用基準周期から所定範囲外に、所定時間以上継続して逸脱していることを検出し、その発振周期を計測することにより前記比較判定用基準周期の更新を開始することを特徴とする。
このように、起動時だけでなく通常動作中も、出力信号の発振周期において現在の比較判定用基準周期からのズレがしばらく続くと、その発振周期をもとに比較判定用基準周期精度を調整することにより、常時通電で経年変化など何らかの要因で感度が変化してもそれに追従した自動調整が実現でき、長期間に渡り常に安定したタッチ感度を得られる。
本発明の他の態様は、さらに、前記補正手段は、前記比較判定用基準周期の更新を開始すると、まず前記発振周期を所定時間のあいだ計測しその平均値を計算して一時的基準周期とし、この一時的基準周期から所定範囲内に前記発振周期が所定時間以上継続して収まっていることを検出し、その時点での前記一時的基準周期との置換えにより前記比較判定用基準周期を更新することを特徴とする。
このように、稼働中の補正においても、その時点における発振周期の平均値をもとに、その付近からしばらく逸脱しないことを確認のうえ、その平均値で比較判定用基準周期を置き換えることにより、一時的な状況変化の影響を慎重に排除した高精度な自動調整が実現できる。
本発明の他の態様は、さらに、前記出力信号の発振周期が所定の限界許容範囲を逸脱すると、所定の警告信号を出力する警告手段を有することを特徴とする。
このように、限度を超えた狂いを警告するセンサーアラームの機能を備えた事により、タッチセンサーの不具合を早期に発見、表示などを行う事が可能でありメンテナンス性も向上する。
本発明の他の態様は、さらに、音声調整装置において、上記いずれかのタッチセンサーを用いたことを特徴とする。
このように、本発明のタッチセンサーを音声調整装置へ適用することにより、放送局スタジオでの長期継続使用や現場出動時の環境変化にも優れた耐性を発揮可能となる。
以上のように、本発明によれば、タッチセンサー感度の調整を自動化できるので、タッチセンサー及びタッチセンサーを組み込んだ音声調整装置等の機器について、コストダウン、長期稼動時も含む信頼性や使い勝手の改善が実現できる。なお、方法及びプログラムについても同様である。
次に、本発明を実施するための最良の実施形態について図に沿って説明するが、背景技術や課題で既に説明した内容と共通の前提事項は適宜省略する。また、本実施形態は、自動補正機能を備えたタッチセンサー(「本装置」とも呼ぶ)に関するもので、このタッチセンサーを用い又はタッチセンサーの自動補正機能を備えた音声調整装置としての応用も考えられる。
〔構成〕
本装置は、図1の構成図に示すように、発振回路1と、タッチ判定手段2と、制御部5と、メモリー6と、を有する。このうち、発振回路1は、人体の静電容量及び抵抗により、タッチの有無に応じて出力信号の発振周期が変化する発振回路である。
タッチ判定手段2は、タッチの有無を判定する部分で、具体的には、発振回路1からの出力信号の発振周期を計測する発振周期計測器21と、発振周期計測器21で計測した発振周期と、比較判定用基準周期と、の比較によりタッチの有無を判定する比較判定器22と、を有する。この比較判定用基準周期を記憶する比較判定用基準周期記憶手段をメモリー6が兼ねる。
また、電子回路やコンピュータのCPUなどの制御部5が、ワーヤードロジック等の回路構成又はプログラムに従って、後述するような補正手段3及び警告手段4を実現する。
〔作用の概要〕
上記のように構成された本実施形態では、タッチ判定手段2が、発振回路1からの出力信号をもとに発振周期計測器21により周期Tを計測し、メモリー6に記憶されている比較判定用基準周期と比較判定器22で比較することにより、タッチの有無(ONもしくはOFF)を判定する。また、補正手段3が、タッチセンサーにタッチしていないときの発振回路1からの発振周期に基いて、メモリー6に記憶されている比較判定用基準周期を補正する(補正処理)。
〔起動時の補正〕
具体的には、まず、上記の比較判定用基準周期は、本装置の起動の際に得る。すなわち、補正手段3は、タッチセンサーの起動の際、又はタッチセンサーを用いる音声調整装置の起動の際に、図2に示すように、所定の平均周期計測時間tav の間、発振回路1からの出力信号の周期を発振周期計測器出力TIとして計測し、その平均値をサンプリング等で計算し、比較判定用基準周期Tref として(ステップ311)メモリー6(比較判定用基準周期記憶手段)へ記憶する(ステップ312)。この計測期間内は、ツマミへ触れていない状態である事が自動調整の条件である。
〔通常動作〕
その後の通常動作においては、メモリへ記憶した比較判定用基準周期Tref と許容最大、最小周期:TEを用いて比較判定を行い、タッチ判定手段2がタッチON/OFF状態(TOUCH STATUS)を出力し、また、比較判定の結果によっては警告手段4が、センサーアラーム状態(SENSOR ALARM)を出力する(図3)。これらの処理手順を図4のフローチャートに示す。
すなわち、警告手段4は、発振周期計測器出力TIが、所定の限界記憶手段(例えばメモリー6の他の部分)に予め記憶した限界許容範囲すなわち許容最小周期TEmin 以上で許容最大周期TEmax 以内の範囲(「正常範囲」と呼ぶ)を逸脱すると(ステップ321)所定の警告信号であるセンサーアラーム(SENSOR ALARM)をONとし、警告音等によりユーザへ出力し又はタッチセンサーを用いている機器へ電気信号により出力し(ステップ322)、処理を終了する。
〔タッチの判定〕
正常範囲内の場合は(ステップ321)、タッチON/OFF状態(TOUCH STATUS)を切り替える以下の処理を行う。この処理は、タッチセンサーにタッチすると発振周期計測器出力TIが低くなる現象を利用するもので、図3に示すように、比較判定用基準周期Tref よりαだけ低いタッチON判定周期Tonを下回るとタッチしたと判定し、タッチON判定周期Tonほど低くはなく比較判定用基準周期Tref よりβだけ低いタッチOFF判定周期Toff 以上に達するとタッチをやめた(OFF)と判定する。
具体的には、図4で見ると、タッチON/OFF状態(TOUCH STATUS)がOFFで(ステップ323)発振周期計測器出力TIがタッチON判定周期Tonを下回らない場合(ステップ324)、タッチON/OFF状態(TOUCH STATUS)をOFFのままとし(ステップ325)、センサーアラーム状態(SENSOR ALARM)をOFFとする(ステップ326)。
また、タッチON/OFF状態(TOUCH STATUS)がONであるが(ステップ323)発振周期計測器出力TIがタッチOFF判定周期Toff 以上に達した場合(ステップ327)、タッチON/OFF状態(TOUCH STATUS)をOFFに切り替え(ステップ325)、センサーアラーム状態(SENSOR ALARM)をOFFとする(ステップ326)。
また、タッチON/OFF状態(TOUCH STATUS)がOFFであるが(ステップ323)発振周期計測器出力TIがタッチON判定周期Tonを下回った場合(ステップ324)、タッチON/OFF状態(TOUCH STATUS)をONに切り替え(ステップ328)、センサーアラーム状態(SENSOR ALARM)をOFFとする(ステップ326)。
また、タッチON/OFF状態(TOUCH STATUS)がONで(ステップ323)発振周期計測器出力TIがタッチOFF判定周期Toff 以上に達しない場合(ステップ327)、タッチON/OFF状態(TOUCH STATUS)をONのままとし(ステップ328)、センサーアラーム状態(SENSOR ALARM)をOFFとする(ステップ326)。
〔比較判定用基準周期の補正〕
さらに、通常動作中においても、何らかの要因により発振周期が変化した場合を想定して、補正手段3により、変化した発振周期に追従する様に比較判定用基準周期Tref を自動的に補正する(図5)。その処理手順は図6のフローチャートに示す。
すなわち、補正手段3は、メモリー6に記憶されている比較判定用基準周期Tref をもとに所定幅ずつ、下を基準最小周期TLmin 、上を基準最大周期TLmax としてこの範囲を所定範囲とする(図5)。そして、タッチセンサーの稼働中に、この所定範囲を発振周期計測器出力TIが逸脱した状態が(ステップ331)、所定の周期安定待ち時間to1のあいだ継続すると(ステップ332)、その発振周期計測器出力TIに基き比較判定用基準周期の更新を開始する。
このように比較判定用基準周期の更新を開始すると、補正手段3は、まず、平均周期計測時間tavのあいだ、現在の発振周期である発振周期計測器出力TIを計測しその平均値を一時的基準周期Tref''としてメモリー6に記憶する(ステップ333)。その後、一時的基準周期Tref''を中心に上下aの所定範囲に発振周期計測器出力TIが収まっていることを検出しその状態が(ステップ334)、所定の補正実行待ち時間to2のあいだ継続すると(ステップ335)、その時点での一時的基準周期Tref''を新たな比較判定用基準周期Tref としてメモリーに記憶する(ステップ336)。
〔4.効果〕
以上のように、本実施形態によれば、比較判定用の基準周期を補正することにより、その時点での発振回路の状態に合わせて判定基準が自動調整でき、工場出荷時や、経年変化や環境変化などで感度が変化した場合も含め、トリマ等の感度手動調整機能も不要になる。
また、本実施形態では、装置の起動時に毎回、比較判定用の基準周期を補正することにより、通常時は補正処理の負荷を避けて安定動作を確保しながら、移設などで設置環境が変わった場合は起動時点で確実に最適な感度に再設定され、補正の機会を適度に確保可能となる。
特に、このような起動時の補正において、本実施形態では、ある程度の時間の間の計測値を平均することにより、一時的に手が触れたり周囲の静電気の変動などの外乱の影響を排除し、安定した適正な比較判定用基準周期を確実に取得することが容易になる。
また、本実施形態では、発振周期計測器と比較判定器を用いるシンプルな構成を、本発明におけるタッチセンサー感度の自動調整と組み合わせることにより、低コストで高精度なタッチセンサーにおいて信頼性と長寿命も実現できる。
また、本実施形態では、起動時だけでなく通常動作中も、出力信号の発振周期において現在の比較判定用基準周期からのズレがしばらく続くと、その発振周期をもとに比較判定用基準周期精度を調整することにより、常時通電で経年変化など何らかの要因で感度が変化してもそれに追従した自動調整が実現でき、長期間に渡り常に安定したタッチ感度を得られる。
特に、このような稼働中の補正においても、本実施形態では、その時点における発振周期の平均値をもとに、その付近からしばらく逸脱しないことを確認のうえ、その平均値で比較判定用基準周期を置き換えることにより、一時的な状況変化の影響を慎重に排除した高精度な自動調整が実現できる。
また、本実施形態では、限度を超えた狂いを警告するセンサーアラームの機能を備えた事により、タッチセンサーの不具合を早期に発見、表示などを行う事が可能でありメンテナンス性も向上する。
また、本実施形態では、本発明のタッチセンサーを音声調整装置へ適用することにより、放送局スタジオでの長期継続使用や現場出動時の環境変化にも優れた耐性を発揮可能となる。
〔5.他の実施形態〕
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するもの及びそれ以外の他の実施形態も含むものである。例えば、本発明のタッチセンサーは、音声調整装置だけでなく、エレベータなど他の機器へも使用可能である。また、センサーアラーム(警告信号)の出力は必須ではなく、自動調整の機能だけを実施してもよい。また、起動時や通常稼動時の調整において、所定時間又はそれ以上にわたる、逸脱、発振周期の計測、平均値の計算、一時的基準周期から所定範囲内に収まっていることの確認等は必須ではなく、例えば特定時点の発振周期を利用してもよい。また、タッチ判定手段は発振周期計測器と比較判定器以外にも、PCFGなど所望の構成や代替手段で構成可能である。
本発明の実施形態におけるタッチセンサーの構成を示す図。 本発明の実施形態における基準周期の計測手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態におけるタッチ及びセンサーアラームの判定を示す概念図。 本発明の実施形態における通常時の動作手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態における基準周期の補正を示す概念図。 従来本発明の実施形態における基準周期の補正手順を示すフローチャート。
符号の説明
1…発振回路
2…タッチ判定手段
3…補正手段
4…警告手段
5…制御部
6…メモリー
21…発振周期計測器
22…比較判定器

Claims (11)

  1. タッチの有無に応じて出力信号の発振周期が変化する発振回路と、
    比較判定用基準周期を記憶する比較判定用基準周期記憶手段と、
    前記発振回路からの前記出力信号と、前記比較判定用基準周期記憶手段に記憶されている前記比較判定用基準周期と、をもとにタッチの有無を判定するタッチ判定手段と、
    タッチセンサーにタッチしていないときの前記発振回路からの発振周期に基づいて、前記比較判定用基準周期記憶手段に記憶されている前記比較判定用基準周期を補正する補正手段と、を有し、
    前記補正手段は、タッチセンサーの稼働中に、前記出力信号の発振周期が、前記比較判定用基準周期記憶手段に現在記憶されている前記比較判定用基準周期から所定範囲外に、所定時間以上継続して逸脱していることを検出し、その発振周期を計測することにより前記比較判定用基準周期の更新を開始し、
    まず前記発振周期を所定時間のあいだ計測しその平均値を計算して一時的基準周期とし、この一時的基準周期から所定範囲内に前記発振周期が所定時間以上継続して収まっていることを検出し、その時点での前記一時的基準周期との置換えにより前記比較判定用基準周期を更新することを特徴とするタッチセンサー。
  2. 前記補正手段は、タッチセンサーの起動の際、所定時間のあいだ、前記発振回路からの出力信号の周期を計測し、その平均値を計算し、比較判定用基準周期として比較判定用基準周期記憶手段へ記憶させる
    ことを特徴とする請求項1記載のタッチセンサー。
  3. 前記タッチ判定手段は、
    前記発振回路からの前記出力信号の発振周期を計測する発振周期計測器と、
    前記発振周期計測器で計測した前記発振周期と、前記比較判定用基準周期記憶手段に記憶されている前記比較判定用基準周期と、をもとにタッチの有無を判定する比較判定器と、
    を用いることを特徴とする請求項1又は2記載のタッチセンサー。
  4. 前記出力信号の発振周期が所定の限界許容範囲を逸脱すると、所定の警告信号を出力する警告手段を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のタッチセンサー。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のタッチセンサーを用いたことを特徴とする音声調整装置。
  6. タッチの有無に応じて出力信号の発振周期が変化する発振回路を用いるタッチセンサーの制御方法において、
    前記発振回路からの前記出力信号と、所定の比較判定用基準周期記憶手段に記憶されている前記比較判定用基準周期と、をもとにタッチの有無を判定するタッチ判定処理と、
    タッチセンサーにタッチしていないときの前記発振回路からの発振周期に基づいて、前記比較判定用基準周期記憶手段に記憶されている前記比較判定用基準周期を補正する補正処理と、を含み、
    前記補正処理は、タッチセンサーの稼働中に、前記出力信号の発振周期が、前記比較判定用基準周期記憶手段に現在記憶されている前記比較判定用基準周期から所定範囲外に、所定時間以上継続して逸脱していることを検出し、その発振周期を計測することにより前記比較判定用基準周期の更新を開始し、
    まず前記発振周期を所定時間のあいだ計測しその平均値を計算して一時的基準周期とし、この一時的基準周期から所定範囲内に前記発振周期が所定時間以上継続して収まっていることを検出し、その時点での前記一時的基準周期との置換えにより前記比較判定用基準周期を更新する
    ことを特徴とするタッチセンサーの制御方法。
  7. 前記補正処理は、タッチセンサーの起動の際、所定時間のあいだ、前記発振回路からの出力信号の周期を計測し、その平均値を計算し、比較判定用基準周期として比較判定用基準周期記憶手段へ記憶させる
    ことを特徴とする請求項6記載のタッチセンサーの制御方法。
  8. 前記タッチ判定処理は、
    前記発振回路からの前記出力信号の発振周期を所定の発振周期計測器により計測し、
    前記発振周期計測器で計測した前記発振周期と、前記比較判定用基準周期記憶手段に記憶されている前記比較判定用基準周期と、をもとにタッチの有無を判定する
    ことを特徴とする請求項6又は7記載のタッチセンサーの制御方法。
  9. 前記出力信号の発振周期が所定の限界許容範囲を逸脱すると、所定の警告信号を出力する警告手段を有することを特徴とする請求項6から8のいずれか一項に記載のタッチセンサーの制御方法。
  10. 請求項6から8のいずれか一項に記載のタッチセンサーの制御方法を含むことを特徴とする音声調整装置の制御方法。
  11. タッチの有無に応じて出力信号の発振周期が変化する発振回路と、コンピュータの演算
    制御部と、を用いるタッチセンサーを制御する制御プログラムにおいて、
    前記制御プログラムは前記演算制御部を制御することにより、
    前記発振回路からの前記出力信号と、所定の比較判定用基準周期記憶手段に記憶されて
    いる前記比較判定用基準周期と、をもとにタッチの有無を判定するタッチ判定処理と、
    タッチセンサーにタッチしていないときの前記発振回路からの発振周期に基づいて、前
    記比較判定用基準周期記憶手段に記憶されている前記比較判定用基準周期を補正する補正
    処理と、を実行させ、
    前記補正処理は、タッチセンサーの稼働中に、前記出力信号の発振周期が、前記比較判定用基準周期記憶手段に現在記憶されている前記比較判定用基準周期から所定範囲外に、所定時間以上継続して逸脱していることを検出し、その発振周期を計測することにより前記比較判定用基準周期の更新を開始し、
    まず前記発振周期を所定時間のあいだ計測しその平均値を計算して一時的基準周期とし、この一時的基準周期から所定範囲内に前記発振周期が所定時間以上継続して収まっていることを検出し、その時点での前記一時的基準周期との置換えにより前記比較判定用基準周期を更新することを特徴とするタッチセンサーの制御プログラム。
JP2006135845A 2006-05-15 2006-05-15 タッチセンサー、音声調整装置、これらの制御方法及び制御プログラム Active JP4847208B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006135845A JP4847208B2 (ja) 2006-05-15 2006-05-15 タッチセンサー、音声調整装置、これらの制御方法及び制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006135845A JP4847208B2 (ja) 2006-05-15 2006-05-15 タッチセンサー、音声調整装置、これらの制御方法及び制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007304075A JP2007304075A (ja) 2007-11-22
JP4847208B2 true JP4847208B2 (ja) 2011-12-28

Family

ID=38838101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006135845A Active JP4847208B2 (ja) 2006-05-15 2006-05-15 タッチセンサー、音声調整装置、これらの制御方法及び制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4847208B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5808225B2 (ja) 2011-11-04 2015-11-10 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド タッチパネル装置およびタッチパネルのタッチ検出方法
JP5784471B2 (ja) * 2011-11-29 2015-09-24 ミネベア株式会社 電子機器の入力装置及び入力制御方法
JP7000867B2 (ja) 2018-01-11 2022-01-19 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御プログラム及び情報処理装置の制御方法
CN110690885A (zh) * 2019-11-05 2020-01-14 中科芯集成电路有限公司 一种多功能触摸感应按键系统

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6246318A (ja) * 1985-08-26 1987-02-28 Hitachi Ltd 発振回路を備えた論理集積回路
JP2741832B2 (ja) * 1993-10-07 1998-04-22 株式会社京三製作所 車両検出装置
JPH07140258A (ja) * 1993-11-19 1995-06-02 Aisin Seiki Co Ltd 便座用着座検出装置
JPH0822361A (ja) * 1994-07-07 1996-01-23 Heiwa Denki Kk 静電誘導型非接触スイッチ制御装置
JPH08160150A (ja) * 1994-12-05 1996-06-21 Toto Ltd 着座検出装置
JP3481373B2 (ja) * 1995-10-24 2003-12-22 三菱プレシジョン株式会社 ループコイル式車両感知器
JP3473303B2 (ja) * 1996-12-24 2003-12-02 松下電工株式会社 照光式タッチスイッチ装置
JP3529266B2 (ja) * 1998-04-08 2004-05-24 松下電器産業株式会社 ループコイル式車両感知器と車両検知方法
JP4249357B2 (ja) * 1999-12-01 2009-04-02 ケイエステクノ株式会社 都市環境における物体侵入型の静電容量センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007304075A (ja) 2007-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100321307A1 (en) Display terminal with touch panel function and calibration method
RU2413307C2 (ru) Верификация тока контура управления процесса
EP1376285B1 (en) Trouble detection method, trouble detection apparatus, and temperature controller
JP4847208B2 (ja) タッチセンサー、音声調整装置、これらの制御方法及び制御プログラム
JP4393873B2 (ja) 送信器
WO2012114493A1 (ja) 放電加工装置および放電加工システム
JP2014049137A (ja) 容量性タッチスクリーンの較正の方法及び容量性タッチ装置
EP1929391B1 (en) An integrated circuit and a method for selecting a voltage in an integrated circuit
KR101059381B1 (ko) 영점 및 스팬을 조절하는 아날로그신호 보정장치
CN108027141B (zh) 用于具有热电偶的燃气烹饪器具的燃气燃烧器装置
KR20200072438A (ko) 압력 측정 시스템
JP6065118B2 (ja) 流量調整装置及びこれを備えた分析装置
CN107064436B (zh) 微机电系统传感器的气体检测方法、传感器及存储介质
US20180275701A1 (en) Voltage supply apparatus
KR20060111799A (ko) 일산화탄소 센서의 측정값 보정장치 및 방법
KR20110026563A (ko) 메모리 모듈의 공급 전압 조절 장치 및 그 방법
JP2018163024A (ja) ガス漏れ検知器
JP2006284252A (ja) 水位測定制御装置
US11971434B2 (en) Power source with error detection
JP4353999B1 (ja) ガスセンサ装置
KR920009020B1 (ko) 감지온도 오차 보정방법
US20230288360A1 (en) Gas sensor, electronic apparatus, and method of sensing gas
KR20100082522A (ko) 센서모듈의 에러감지장치 및 이의 에러감지방법
CN116642250A (zh) 风档调节方法、控制装置、空调器及计算机可读存储介质
KR20230080976A (ko) 베이스라인 자가 교정 기능이 구비된 가스 센서

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090409

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111013

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4847208

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150