JP4847160B2 - ドアの駆動制御方法及びその駆動制御装置 - Google Patents

ドアの駆動制御方法及びその駆動制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、車両ドアの開閉に伴うドアの駆動制御方法及びその駆動制御装置に関するものである。
一般に、バス等の車両は、車両ドアの開閉装置として、駆動機構を介して開閉する車両ドアと、運転席に配置されるドアスイッチと、車両の速度を検出する車速センサとを備えており、車両ドアを開放する際には、車両の停止を車速センサで検出することを条件に、ドアスイッチを開放側に操作して車両ドアを駆動機構により開放するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−230790号公報
しかしながら、近年、バス等の車両の中には、車椅子での乗車を可能にするよう、乗車口の床下に引出可能なスロープ板を備えたものがあり、このような車両でスロープ板を使用している場合は、停車中により車速センサ等が有効に作用しないため、車両ドアが誤って閉止しないように運転者は注意を払う必要があった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、車両ドアの開閉に伴う運転者の注意負担を軽減するドアの駆動制御方法及びその駆動制御装置を提供することを目的としている。
本発明は、スロープの使用中に車両ドアの閉止信号があった場合には、制御部により禁止モードに移行して車両ドアの閉止を禁止し、
前記スロープの未使用時に禁止モードで車両ドアの閉止信号があった場合には、禁止モードを維持して車両ドアの開放状態を保持し、次にドアスイッチを車両ドアの開放側に入れるリセット動作を介して制御部により許可モードに移行し、続いて許可モードで車両ドアの閉止信号があった場合には、車両ドアの閉止を行うことを特徴とするドアの駆動制御方法、に係るものである。
又、本発明は、車両に設けられる車両ドアと、該車両ドアに配置されるスロープと、運転席に配置されるドアスイッチと、前記スロープの状態を検出する検出手段と、前記ドアスイッチ及び検出手段からの信号を受けて車両ドアの開閉を制御する制御部とを備えるドアの駆動制御装置であって、
前記制御部は、車両ドアの閉止を許可する許可モードと、車両ドアの閉止を禁止する禁止モードとを備え、
前記スロープの使用中に車両ドアの閉止信号があった場合には、制御部により禁止モードに移行して車両ドアの閉止を禁止し、
前記スロープの未使用時に禁止モードで車両ドアの閉止信号があった場合には、禁止モードを維持して車両ドアの開放状態を保持し、次に前記ドアスイッチを車両ドアの開放側に入れるリセット動作を介して制御部により許可モードに移行し、続いて許可モードで車両ドアの閉止信号があった場合には、車両ドアの閉止を行うよう構成したことを特徴とするドアの駆動制御装置、に係るものである。
このように、本発明によれば、スロープの使用中に車両ドアの閉止信号があった場合には、制御部により禁止モードに移行するので、ドアスッチが閉止側にある状態であっても、スロープの使用中には車両ドアの閉止を防止し、結果的に、スロープの使用と車両ドアの開閉に伴う運転者の注意負担を低減することができる。又、スロープの未使用時に禁止モードで車両ドアの開放信号があった場合には、リセット動作として制御部により許可モードに移行するので、禁止モードであっても車両ドアの閉止を容易にし、結果的に、車両ドアの開閉に伴う運転者の注意負担を低減することができる。
上記した本発明のドアの駆動制御方法及びその駆動制御装置によれば、車両ドアの開閉に伴う運転者の注意負担を軽減することができるという優れた効果を奏し得る。
本発明の実施の形態例を図面を参照しつつ説明する。
図1、図2は本発明を実施する形態例を示すものである。
本発明の実施の形態例は、バス等の車両1において駆動機構(図示せず)を介し開閉する車両ドア2と、車両ドア2の乗降口3の配置されるスロープ板(スロープ)4と、運転席に配置されるドアスイッチ5と、スロープ板4の引出状態又は格納状態を検出する検出手段6と、ドアスイッチ5及び検出手段6からの信号を受ける制御部7とを備えている。
スロープ板4は、未使用時には乗降口3の床下に収納されると共に、使用時には格納場所から引き出されて車椅子W等での乗車を為し得るように構成されている。
ドアスイッチ5は、運転席に配置されるトグル式、ロック式、シーソ式、モーメンタリ式等で構成されている。なお、ドアスイッチ5の構成は、車両ドア2を開閉操作するものならば特に限定されるものではない。
検出手段6は、スロープ板4が格納場所に格納された状態を検出してスロープ板4の使用中又は未使用を判断するスロープ用センサで構成されている。なお、検出手段6の種類や配置は、スロープ板4の使用中又は未使用を判断するものならば特に限定されるものではない。
制御部7は、車両ドア2の閉止を許可する許可モードと、車両ドア2の閉止を禁止する禁止モードとを備え、ドアスイッチ5、検出手段6から信号を受けて演算処理し、車両ドア2の駆動機構に対して開閉信号を出するようになっている。
以下、本発明の実施の形態例の作用を説明する。
スロープ板4に伴って車両ドア2を開閉制御する際には、ドアスイッチ5と、検出手段6によるスロープ板4との状態に基づき、制御部7において図2に示す如く処理が行われる。
最初に、スロープ板4の状態として、検出手段6からの信号により、使用中(出ている状態)、未使用中(格納状態)を判別する(ステップS1)。
次に、スロープ板4の使用中(出ている状態)の場合には、ドアスイッチ5からの信号により、ドアスイッチ5が開放側であるか、閉止側であるかを判別するドアスイッチ5の状態の判別段階へ移行し(ステップS2)、ドアスイッチ5が閉止側(閉める側)である場合には、車両ドア2の閉止を禁止する禁止モードに移行して終了し(ステップS4)、ドアスイッチ5が開放側(開ける側)である場合にはそのまま終了する。
一方、スロープ板4の未使用中(格納状態)の場合には、ドアスイッチ5からの信号により、ドアスイッチ5が開放側であるか、閉止側であるかを判別するドアスイッチ5の状態の判別段階へ移行し(ステップS3)、ドアスイッチ5が閉止側(閉める側)である場合には、車両ドア2の閉止は許可モードになっているか否かを判別するモード判別段階へ移行し(ステップS5)、ドアスイッチ5が開放側(開ける側)である場合には、車両ドア2の閉止を許可する許可モードに移行して終了する(ステップS6)。
モード判別段階(ステップS5)において、禁止モード(禁止中)になっている場合には、そのまま終了し、許可モード(許可中)になっている場合には、車両ドア2を閉止する動作を行う(ステップS7)。
又、制御部7では、図2に示す処理を絶えず行うようにしており、最初の状態が許可モード又は禁止モードであっても、禁止モードへの移行(ステップS4)や許可モードへの移行(ステップS6)に応じて、そのまま移行、若しくは切換を行うようになっている。
この処理を具体的に説明する。
スロープ板4の使用中、ドアスイッチ5を誤って閉止側に操作した場合(車両ドア2の閉止信号があった場合)には、ステップS1,S2,S4を介して、車両ドア2の閉止を禁止する禁止モードに移行する。
これより、スロープ板4の使用中に、運転者の誤操作によりドアスイッチ5を閉止側に操作した場合であっても、車両ドア2の閉止を禁止することになる。
一方、スロープ板4を格納し、引き続き禁止モードの条件下で、ドアスイッチ5を閉止側にした場合には、ステップS1,S3,S5を介し、禁止モードが維持されて車両ドア2の開放状態を保持するので、運転者が、車両ドア2の閉止を希望する場合には、以下のリセット動作を行う。
スロープ板4の未使用中(格納状態)の条件下で、車両ドア2の開放信号を出すよう、ドアスイッチ5を一度開放側に切り替え、ステップS1,S3,S6を介して、車両ドア2の閉止を許可する許可モードに移行し、再度、車両ドア2の閉止信号を出すよう、ドアスイッチ5を閉止側に切り替え、ステップS1,S3,S5,S7を介し、車両ドア2を閉止する。
これにより、リセット動作を介して制御部7により許可モードに移行し、車両ドア2の閉止を行うことになる。
このように、本発明の実施の形態例によれば、運転者の誤操作等により、スロープ板4の使用中にドアスイッチ5の閉止側に操作があった場合(車両ドア2の閉止信号があった場合)には、制御部7により禁止モードに移行するので、スロープ板4の使用中には車両ドア2の閉止を防止し、結果的に、スロープ板4の使用中に、車両ドア2の開閉に伴って運転者が払う注意負担を低減することができる。又、スロープ板4の未使用時に禁止モードでドアスイッチ5の閉止側に操作があった場合(車両ドア2の閉止信号があった場合)には、リセット動作を介して制御部7により許可モードに移行するので、禁止モードであっても車両ドア2の閉止を容易にし、結果的に、車両ドア2の開閉に伴う運転者の注意負担を低減することができる。更に、シーソ式スイッチのようにドアスイッチ5が閉止状態に維持されていても、検出手段6のスロープ用センサによりスロープ板4の格納と同時に車両ドア2が閉止することがないため、より運転者の注意負担を低減できる。
リセット動作は、ドアスイッチ5を車両ドア2の開放側に戻す動作であると、車両ドア2の閉止を容易に為し得るので、車両ドア2の開閉に伴う運転者の注意負担を一層低減することができる。
尚、本発明のドアの駆動制御方法及びその駆動制御装置は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、本発明の作用効果を為し得るならば処理手順を変更しても良いこと、リセット動作は、ドアスイッチの切替に限定されるものでなく、他のスイッチを用いても良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態例を示す概念図である。 本発明を実施する形態例の処理手順を示すフローである。
符号の説明
1 車両
2 車両ドア
4 スロープ板(スロープ)
5 ドアスイッチ
6 検出手段
7 制御部

Claims (2)

  1. スロープの使用中に車両ドアの閉止信号があった場合には、制御部により禁止モードに移行して車両ドアの閉止を禁止し、
    前記スロープの未使用時に禁止モードで車両ドアの閉止信号があった場合には、禁止モードを維持して車両ドアの開放状態を保持し、次にドアスイッチを車両ドアの開放側に入れるリセット動作を介して制御部により許可モードに移行し、続いて許可モードで車両ドアの閉止信号があった場合には、車両ドアの閉止を行うことを特徴とするドアの駆動制御方法。
  2. 車両に設けられる車両ドアと、該車両ドアに配置されるスロープと、運転席に配置されるドアスイッチと、前記スロープの状態を検出する検出手段と、前記ドアスイッチ及び検出手段からの信号を受けて車両ドアの開閉を制御する制御部とを備えるドアの駆動制御装置であって、
    前記制御部は、車両ドアの閉止を許可する許可モードと、車両ドアの閉止を禁止する禁止モードとを備え、
    前記スロープの使用中に車両ドアの閉止信号があった場合には、制御部により禁止モードに移行して車両ドアの閉止を禁止し、
    前記スロープの未使用時に禁止モードで車両ドアの閉止信号があった場合には、禁止モードを維持して車両ドアの開放状態を保持し、次に前記ドアスイッチを車両ドアの開放側に入れるリセット動作を介して制御部により許可モードに移行し、続いて許可モードで車両ドアの閉止信号があった場合には、車両ドアの閉止を行うよう構成したことを特徴とするドアの駆動制御装置。
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