JP2003314118A - ドアの開操作制御装置 - Google Patents

ドアの開操作制御装置

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JP2003314118A
JP2003314118A JP2002122500A JP2002122500A JP2003314118A JP 2003314118 A JP2003314118 A JP 2003314118A JP 2002122500 A JP2002122500 A JP 2002122500A JP 2002122500 A JP2002122500 A JP 2002122500A JP 2003314118 A JP2003314118 A JP 2003314118A
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Masamichi Hayashi
政道 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子供による不用意なドアの開操作を確実に防
止できると共に、成人によるドアの開操作が可能なドア
の開操作制御装置を提供する。 【解決手段】 ドアの開操作制御装置に、ドアのロック
機構11と、ロック機構11を解除するロック解除レバ
ー1と、ロック解除レバー1に外力を付与する回転モー
タ4と、回転モータ4の駆動を制御するコントローラ8
と、ロック機構11を解除可能なロック解除レバー1の
操作力を選択する操作力選択スイッチ6とを備える。コ
ントローラ8は、ロック解除レバー1の開操作時に回転
モータ4の駆動を制御し、操作力選択スイッチ6によっ
て選択されたロック解除レバー1の操作力に応じた大き
さの外力をロック解除レバー1に付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアの開操作制御
装置に係り、特に、ドアのロック機構を解除するロック
解除レバーの操作力を制御する手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、4ドアタイプの自動車には、
後部座席にいる子供が不用意に後部ドアを開けることを
防止するため、後部ドアのロック機構を後部ドアの内側
に備えられたロック解除レバーを操作することによって
は解除できないようにするチャイルドロックスイッチが
設けられている。
【0003】このチャイルドロックスイッチは、電源で
ある車載バッテリと後部ドアのロック機構に備えられた
ロック解除用のソレノイドとの間に介設されており、ノ
ブをロック側に操作することにより、後部ドアの内側に
備えられたロック解除レバーが操作された場合における
車載バッテリからロック解除用のソレノイドへの電源の
供給を禁止し、不用意な後部ドアの開操作を防止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】子供が同乗する自動車
については、ノブの操作忘れによる事故の発生を未然に
防止するため、チャイルドロックスイッチのノブを常時
ロック側に操作しておくことが好ましい。
【0005】ところが、チャイルドロックスイッチのノ
ブがロック側に操作されると、内側から後部ドアを開け
ることが全く不可能になり、後部ドアの外側に備えられ
たロック解除レバーを操作しない限り後部ドアを開ける
ことができなくなるため、後部座席に成人が座った場合
には、後部ドアからの降車が著しく不便になる。
【0006】本発明は、かかる従来技術の不備を解消す
るためになされたものであって、その目的は、子供によ
る不用意なドアの開操作を確実に防止できると共に、成
人によるドアの開操作が可能なドアの開操作制御装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明は、ドアの開操作制御装置を、ドアのロック
機構と、当該ロック機構を解除するロック解除レバー
と、当該ロック解除レバーに外力を付与するアクチュエ
ータと、当該アクチュエータの駆動を制御する制御手段
と、前記ロック機構を解除可能な前記ロック解除レバー
の操作力を選択する操作力選択手段とを備え、前記制御
手段は、前記ロック解除レバーの開操作時に前記アクチ
ュエータの駆動を制御し、前記操作力選択手段によって
選択された前記ロック解除レバーの操作力に応じた大き
さの外力を前記ロック解除レバーに付与するという構成
にした。
【0008】このように、制御手段と操作力選択手段と
アクチュエータとを備え、ロック解除レバーの開操作時
に制御手段にてアクチュエータの駆動を制御し、操作力
選択手段によって選択されたロック解除レバーの操作力
に応じた大きさの外力をロック解除レバーに付与する
と、操作力選択手段によって子供にはロック解除レバー
を開操作できないが成人にはロック解除レバーを開操作
できるロック解除レバーの操作力を選択できるようにす
ることにより、従来のチャイルドロックスイッチを備え
た場合と同様に子供による不用意な後部ドアの開操作を
防止できて子供の安全を確保できると共に、成人にとっ
ては後部ドアの開操作が可能になり、後部ドアからの降
車を容易ものにすることができる。
【0009】また、前記の目的を達成するため、本発明
は、前記ロック解除レバーの操作状態を検出する位置セ
ンサを備え、前記制御手段は、当該位置センサの出力に
応じて前記アクチュエータの駆動を制御するという構成
にした。
【0010】このように、ロック解除レバーの操作状態
を検出する位置センサを備え、当該位置センサの出力に
応じて制御手段がアクチュエータの駆動を制御すると、
ロック解除レバーの開閉操作に伴う操作力を制御手段が
アクチュエータの駆動を制御することによって作り出す
ことができるので、開閉操作に伴う操作力をロック解除
レバーに付与するための機械的な構造を省略することが
でき、ロック解除レバー回りの構成を簡略化することが
できる。
【0011】また、前記の目的を達成するため、本発明
は、前記位置センサとして前記アクチュエータの駆動軸
にコード板が同心に取り付けられたロータリエンコーダ
を備えるという構成にした。
【0012】このように、位置センサとしてアクチュエ
ータの駆動軸にコード板が同心に取り付けられたロータ
リエンコーダを備えると、ロータリエンコーダによって
アクチュエータの駆動軸ひいてはロック解除レバーの操
作状態を高精度に検出することができるので、制御手段
によってロック解除レバーに多彩な外力を付与すること
が可能になり、ロック解除レバーの操作性を良好なもの
にすることができる。
【0013】また、前記の目的を達成するため、本発明
は、前記位置センサとして1乃至複数個のスイッチを備
えるという構成にした。
【0014】このように、位置センサとして1乃至複数
個のスイッチを備えると、位置センサとしてロータリエ
ンコーダを備える場合に比べて位置センサの構成を簡略
化することができるので、ドアの開操作制御装置を安価
に実施することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るドアの開操作
制御装置の第1実施形態例を図1乃至図3に基づいて説
明する。第1実施形態例に係るドアの開操作制御装置
は、ロック解除レバーの操作状態を検出する位置センサ
としてロータリエンコーダを利用したことを特徴とする
ものであって、図1は第1実施形態例に係るドアの開操
作制御装置の構成図、図2は第1実施形態例に係る制御
手段の記憶部に記憶されたアクチュエータ駆動データを
示すグラフ図、図3は第1実施形態例に係るドアの開操
作制御装置の動作手順を示すフローチャートである。
【0016】図1に示すように、本例のドアの開操作制
御装置は、図示しない後部ドアの内側に設けられたロッ
ク解除レバー1と、当該ロック解除レバー1を回動可能
に保持する保持軸2と、当該保持軸2を一方向(A方
向)に付勢する付勢部材3と、前記保持軸2に駆動軸4
aが同軸に連結された回転モータ(アクチュエータ)4
と、当該回転モータ4の駆動軸4aに同心に取り付けら
れたコード板5aと当該コード板5aの回転に伴う前記
保持軸2の位置信号を検出するフォトインタラプタ5b
とからなるロータリエンコーダ(位置センサ)5と、前
記ロック解除レバー1の操作力を選択する操作力選択ス
イッチ(操作力選択手段)6と、後部ドアが開状態にあ
るか閉状態にあるかを検出する開閉状態検出スイッチ7
と、前記ロータリエンコーダ5から出力される位置信号
a及び前記操作力選択スイッチ6から出力される選択信
号b1,b2並びに前記開閉状態検出スイッチ7から出
力される開閉信号c1,c2に基づいて回転モータ4の
駆動を制御するための制御信号dを出力するコントロー
ラ(制御手段)8と、前記ロック解除レバー1によって
オンオフ操作されるドア開スイッチ9と、当該ドア開ス
イッチ9によってオンオフ操作される例えばソレノイド
などのドアロック操作部材10と、当該ドアロック操作
部材10によって開閉操作されるドアロック機構11
と、前記ドアロック操作部材10に電源を供給する車載
バッテリ(電源部)12とからなる。
【0017】ロック解除レバー1は、保持軸2に固着さ
れており、当該ロック解除レバー1の一端を付勢部材3
の付勢力に抗してB方向に操作することにより、有限の
範囲で保持軸2を回転操作できるようになっている。ロ
ータリエンコーダ5は、この保持軸2の回転量及び回転
方向をコード板5a及びフォトインタラプタ5bにて検
出し、位置信号aを出力する。
【0018】ドア開スイッチ9は、ドアロック操作部材
10と車載バッテリ12との間に介設され、前記ロック
解除レバー1が非操作位置からB方向の所定位置(ドア
開位置)まで回動されたときにオン状態に切り替えられ
てドアロック操作部材10に車載バッテリ12からの電
源を供給し、当該ドアロック操作部材10をオン状態に
切り換えてドアロック機構11を開錠し、後部ドアの開
放を可能にする。
【0019】操作力選択スイッチ6は、例えば運転席や
後部ドアの外縁部など、後部ドアが閉じられた後は後部
座席にいるものが操作できない位置に設定され、当該操
作力選択スイッチ6の切替位置を切り替えることによっ
て、コントローラ7に選択信号b1又は選択信号b2を
選択的に出力する。
【0020】開閉状態検出スイッチ7は、車体と後部ド
アとの間に設定され、後部ドアが閉じられたときにコン
トローラ8にドア閉信号c1を出力し、後部ドアが明け
られたときにコントローラ8にドア開信号c2を出力す
る。
【0021】コントローラ8には、図1に示すように、
入力部21と、出力部22と、記憶部23と、演算部2
4と、判定部25と、これらの各部を制御するCPU2
6とが備えられており、前記入力部21には前記フォト
インタラプタ5b及び前記操作力選択スイッチ6並びに
開閉状態検出スイッチ7が接続され、前記出力部22に
は前記回転モータ4が接続されている。
【0022】記憶部23には、図2に示す回転モータ4
の駆動データと図3に示す当該コントローラの動作プロ
グラムとが記憶されており、CPU26からの指令によ
って随時読み出せるようになっている。なお、図2
(a)は前記操作力選択スイッチ6が第1の切替位置に
切り替えられた場合の回転モータ4の駆動データであっ
て、ロック解除レバー1の操作力のピーク値が子供には
ロック解除レバー1を開操作できないが成人にはロック
解除レバー1を開操作できる値になるように、回転モー
タ4の駆動力のピーク値P1が設定されている。一方、
図2(b)は前記操作力選択スイッチ6が第2の切替位
置に切り替えられた場合の回転モータ4の駆動データで
あって、ロック解除レバー1の操作力のピーク値が子供
にもロック解除レバー1を開操作できる値になるよう
に、回転モータ4の駆動力のピーク値P2が設定されて
いる。図2(a),(b)に示すように、本実施形態例
においては、位置信号aに対する回転モータ4の駆動力
のカーブが、ピーク値P1又はP2に至るまで徐々に増
加するように設定されており、ロック解除レバー1の操
作感を良好なものにしている。
【0023】演算部24は、前記入力部21及びCPU
26を介して前記フォトインタラプタ5bより出力され
る位置信号aを取り込み、前記保持軸2の回転位置を繰
り返し演算する。また、判定部25は、前記入力部21
及びCPU26を介して前記操作力選択スイッチ6より
出力される選択信号b1,b2を取り込み、前記操作力
選択スイッチ6に備えられたノブの切換状態を判定する
と共に、前記開閉状態検出スイッチ7より出力されるド
アの開閉信号c1,c2を取り込み、後部ドアの開閉状
態を判定する。
【0024】以下、前記のように構成されたドアの開操
作制御装置の動作を、図3にしたがって説明する。
【0025】自動車のスタータスイッチにキーが差し込
まれ、キーを回転操作することによって車載されたアク
セサリが起動されると、CPU26はまず判定部25に
より開閉状態検出スイッチ7からドア閉信号c1が出力
されているか否かの判定を行う(手順S1)。開閉状態
検出スイッチ7からドア閉信号c1が出力されていると
判定された場合には、手順S2に移行し、CPU26は
判定部25により操作力選択スイッチ6から選択信号b
1が出力されているか否かの判定を行う。操作力選択ス
イッチ6から選択信号b1が出力されていると判定され
た場合には、手順S3に移行し、CPU26は記憶部2
3より図2(a)に示す回転モータ4の駆動データを読
み出し、ロック解除レバー1の操作待ち状態になる(手
順S4)。この状態でロック解除レバー1が操作される
と、CPU26は図2(a)の駆動データに応じて回転
モータ4への出力を制御し、ロック解除レバー1の操作
に所要の外力を付与する(手順S5)。次いで、手順S
6に移行してCPU26は判定部25により開閉状態検
出スイッチ7からドア開信号c2が出力されているか否
かの判定を行い、ドア開信号c2が出力されていると判
定された場合には、システムを終了する。
【0026】手順S2において、操作力選択スイッチ6
から選択信号b1が出力されていないと判定された場合
には、手順S7に移行し、CPU26は記憶部23より
図2(b)に示す回転モータ4の駆動データを読み出
し、ロック解除レバー1の操作待ち状態になる(手順S
8)。この状態でロック解除レバー1が操作されると、
CPU26は図2(b)の駆動データに応じて回転モー
タ4への出力を制御し、ロック解除レバー1の操作に所
要の外力を付与する(手順S9)。次いで、手順S10
に移行してCPU26は判定部25により開閉状態検出
スイッチ7からドア開信号c2が出力されているか否か
の判定を行い、ドア開信号c2が出力されていると判定
された場合には、システムを終了する。この状態でユー
ザがロック解除レバー1から手を離すと、ロック解除レ
バー1は付勢手段3の付勢力によって非操作位置に自動
的に復帰する。
【0027】本実施形態例に係るドアの開操作制御装置
は、コントローラ8の記憶部23に子供にはロック解除
レバー1を開操作できないが成人にはロック解除レバー
1を開操作できるように回転モータ4の駆動力のピーク
値P1が設定された回転モータ4の駆動データを記憶
し、操作力選択スイッチ6に備えられたノブ6aを操作
することによって適宜当該駆動データに基づく回転モー
タ4の駆動制御を選択できるようにしたので、従来のチ
ャイルドロックスイッチを備えた場合と同様に子供によ
る不用意な後部ドアの開操作を防止できて子供の安全を
確保できると共に、成人にとっては後部ドアの開操作が
可能になり、後部ドアからの降車を容易なものにするこ
とができる。また、本実施形態例に係るドアの開操作制
御装置は、ロック解除レバー1の操作状態を検出するロ
ータリエンコーダ5を備え、当該ロータリエンコーダ5
の出力に応じて回転モータ4の駆動を制御するので、ロ
ック解除レバー1に開閉操作に伴う操作力を付与するた
めの機械的な構造を省略することができ、ロック解除レ
バー回りの構成を簡略化することができる。また、位置
センサとしてロータリエンコーダ5を備え、回転モータ
4の駆動軸4aひいてはロック解除レバー1の操作状態
を高精度に検出できるようにしたので、ロック解除レバ
ー1に多彩な外力を作用することが可能になり、ロック
解除レバー1の操作性を良好なものにすることができ
る。
【0028】なお、前記第1実施形態例においては、ア
クチュエータとして回転モータ4を用いたが、本発明の
要旨はこれに限定されるものではなく、例えばソレノイ
ドなどの他のアクチュエータを用いることもできる。
【0029】次に、本発明に係るドアの開操作制御装置
の第2実施形態例を図4及び図5に基づいて説明する。
第2実施形態例に係るドアの開操作制御装置は、ロック
解除レバーの操作状態を検出する位置センサとしてオン
オフスイッチを利用したことを特徴とするものであっ
て、図4は第2実施形態例に係るドアの開操作制御装置
に備えられるロック解除レバー回りの構成図、図5は第
2実施形態例に係る制御手段の記憶部に記憶されたアク
チュエータ駆動データを示すグラフ図である。
【0030】本例のドアの開操作制御装置は、図4に示
すように、ロック解除レバー1を回動可能に保持する保
持軸2に扇形のスイッチ操作片31を固着すると共に、
当該スイッチ操作片31の回動領域内にオンオフスイッ
チ32を配置してなる。前記スイッチ操作片31によっ
て前記オンオフスイッチ32が操作されたとき、前記オ
ンオフスイッチ32からは図示しないコントローラの入
力部にスイッチ信号a1が出力され、前記スイッチ操作
片31と前記オンオフスイッチ32との係合が解除され
たとき、前記オンオフスイッチ32からは図示しないコ
ントローラの入力部にスイッチ信号a0が出力される。
【0031】一方、図示しないコントローラには、図5
(a),(b)に示すように、オンオフスイッチ32か
らスイッチ信号a1が出力されたときに回転モータ4の
駆動力を所定のピーク値P1,P2に切り替え、オンオ
フスイッチ32からスイッチ信号a0が出力されたとき
に回転モータ4の駆動力を0に切り替える回転モータ4
の駆動データが記憶されている。なお、図5(a)は前
記操作力選択スイッチ6に備えられたノブが第1の位置
に切り替えられた場合の回転モータ4の駆動データであ
って、ロック解除レバー1の操作力のピーク値が子供に
はロック解除レバー1を開操作できないが成人にはロッ
ク解除レバー1を開操作できる値になるように回転モー
タ4の駆動力のピーク値P1が設定されている。これに
対して、図5(b)は前記操作力選択スイッチ6に備え
られたノブが第2の位置に切り替えられた場合の回転モ
ータ4の駆動データであって、ロック解除レバー1の操
作力のピーク値が子供にもロック解除レバー1を開操作
できる値になるように、回転モータ4の駆動力のピーク
値P2が設定されている。
【0032】本例のドアの開操作制御装置は、第1実施
形態例に係るドアの開操作制御装置と同様の効果を奏す
るほか、ロック解除レバー1の操作状態を検知する位置
センサとして1つのスイッチ32のみを備えたので、位
置センサとしてロータリエンコーダ5を備える場合に比
べて位置センサの構成を簡略化することができ、ドアの
開操作制御装置を安価に実施することができる。
【0033】なお、前記第2実施形態例においては、位
置センサとして1つのスイッチ32のみを備えたが、本
発明の要旨はこれに限定されるものではなく、2個以上
のオンオフスイッチを備えて回転モータ(アクチュエー
タ)4の駆動モードをより多彩なものにすることもでき
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ドアの開操作制御装置に制御手段と操作力選択手段とア
クチュエータとを備え、ロック解除レバーの開操作時に
制御手段にてアクチュエータの駆動を制御し、操作力選
択手段によって選択されたロック解除レバーの操作力に
応じた大きさの外力をロック解除レバーに付与するよう
にしたので、操作力選択手段によって子供にはロック解
除レバーを開操作できないが成人にはロック解除レバー
を開操作できるロック解除レバーの操作力を選択するこ
とにより、従来のチャイルドロックスイッチを備えた場
合と同様に子供による不用意な後部ドアの開操作を防止
できて子供の安全を確保できると共に、成人にとっては
後部ドアの開操作が可能になり、後部ドアからの降車を
容易ものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例に係るドアの開操作制御装置の
構成図である。
【図2】第1実施形態例に係る制御手段の記憶部に記憶
されたアクチュエータ駆動データを示すグラフ図であ
る。
【図3】第1実施形態例に係るドアの開操作制御装置の
動作手順を示すフローチャートである。
【図4】第2実施形態例に係るドアの開操作制御装置に
備えられるロック解除レバー回りの構成図である。
【図5】第2実施形態例に係る制御手段の記憶部に記憶
されたアクチュエータ駆動データを示すグラフ図であ
る。
【符号の説明】
1 ロック解除レバー 2 保持軸 3 付勢部材 4 回転モータ(アクチュエータ) 5 ロータリエンコーダ(位置センサ) 6 操作力選択スイッチ(操作力選択手段) 7 開閉状態検出スイッチ 8 コントローラ(制御手段) 9 ドア開スイッチ 10 ドアロック操作部材 11 ドアロック機構 12 車載バッテリ(電源部) 31 スイッチ操作片 32 オンオフスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアのロック機構と、当該ロック機構を
    解除するロック解除レバーと、当該ロック解除レバーに
    外力を付与するアクチュエータと、当該アクチュエータ
    の駆動を制御する制御手段と、前記ロック機構を解除可
    能な前記ロック解除レバーの操作力を選択する操作力選
    択手段とを備え、前記制御手段は、前記ロック解除レバ
    ーの開操作時に前記アクチュエータの駆動を制御し、前
    記操作力選択手段によって選択された前記ロック解除レ
    バーの操作力に応じた大きさの外力を前記ロック解除レ
    バーに付与することを特徴とするドアの開操作制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ロック解除レバーの操作状態を検出
    する位置センサを備え、前記制御手段は、当該位置セン
    サの出力に応じて前記アクチュエータの駆動を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のドアの開操作制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記位置センサとして前記アクチュエー
    タの駆動軸にコード板が同心に取り付けられたロータリ
    エンコーダを備えたことを特徴とする請求項2に記載の
    ドアの開操作制御装置。
  4. 【請求項4】 前記位置センサとして1乃至複数個のス
    イッチを備えたことを特徴とする請求項2に記載のドア
    の開操作制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200472173Y1 (ko) 2010-04-26 2014-04-11 주식회사 아이레보 도어락의 손잡이 작동 감지장치
CN106494350A (zh) * 2016-12-09 2017-03-15 西华大学 汽车车门童锁智能控制系统
CN111827802A (zh) * 2019-04-15 2020-10-27 浙江吉利控股集团有限公司 一种儿童锁控制装置、方法及设备

Cited By (3)

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