JP4846374B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、調理器本体の上面を構成するトッププレート上に載置される被加熱調理器具を加熱するための加熱手段を備えた加熱調理器に関する。
誘導加熱調理器において、アルミや銅のように低透磁率で電気伝導度が高い材質の鍋は、鉄などの磁性体の鍋に比べ加熱コイルからの磁束を吸収しにくく加熱効率が悪いという問題がある。また、鍋底に流れる誘導電流と磁束との相互作用により、いわゆる鍋浮きも生じ易い。こうした課題を解決するため、特許文献1には、スリットを有する円環形状のアルミ板がアルミ鍋と加熱コイルとの間に配設された誘導加熱装置が開示されている。
この誘導加熱装置によれば、加熱コイルから発生する磁束の一部が、アルミ鍋に到達する前にアルミ板に鎖交し、アルミ板に誘導電流が流れることで加熱コイルの等価直列抵抗が増大する。また、アルミ板の周囲から迂回した磁束がアルミ鍋に鎖交して誘導加熱が行われるので、同一の消費電力でアルミ鍋を加熱する場合には、加熱コイルに流す電流を小さくすることができ、それに伴って上述の鍋浮きも抑制できる。
特許第3465712号公報(図1)
特許文献1の誘導加熱装置において、アルミ鍋など表皮抵抗が小さく電気伝導度の高い鍋を加熱する場合、加熱コイルは自身の損失により発熱する。その上、上記アルミ板も鍋と同様に誘導加熱されて高温になるので、加熱コイルは、このアルミ板により加熱されて一層高温となる。
このような加熱コイルの温度上昇を軽減するためには、例えばアルミ板と加熱コイルとの間に断熱材を設け、これらの間に冷却風を流す構造にする必要がある。しかし、このような構造にすると、加熱コイルと誘導加熱対象である鍋とのギャップが、トッププレート(厚さ4mm)も含め11〜12mmとなり、一般の誘導加熱調理器におけるギャップ6〜7mmよりも5mm程度大きくなる。その結果、鉄などの磁性体の鍋に比べて磁束が届きにくいアルミ鍋に、加熱コイルから発生する磁束が一層届きにくくなり、アルミ鍋を十分に加熱することができなくなる。
また、アルミや銅などの表皮抵抗の小さい鍋は抵抗が小さいため、加熱コイルの巻き数を例えば3倍程度に増加させるように3段程度に重ねた多段巻き線構造にしたり、加熱コイルに流れる交流電流の周波数を高めたりして、加熱コイルの等価直列抵抗を大きくすることも考えられる。しかし、前者の場合には、アルミ鍋と加熱コイルとのギャップが一層増えて鍋に磁束が届きにくくなり、後者の場合には、加熱コイル及び加熱コイルに高周波電流を供給するためのインバータ回路における損失が増大するので、加熱効率が悪化してしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、低透磁率の材質で構成される被加熱調理器具をより効率よく加熱することができる加熱調理器を提供することにある。
本発明の加熱調理器は、調理器本体と、
この調理器本体の上面を構成し、被加熱調理器具が載置されるトッププレートと、
前記被加熱調理器具を加熱するための誘導加熱コイル及び誘導発熱体と、
前記誘導加熱コイルに高周波電流を供給する高周波電流供給手段と、
前記誘導加熱コイルに高周波電流が供給されることにより前記誘導発熱体に発生する誘導電流を制御する誘導発熱体制御手段と、
前記被加熱調理器具の材質に応じて前記高周波電流供給手段及び前記誘導発熱体制御手段を制御することにより前記被加熱調理器具に対する加熱を制御する加熱制御手段と
金属製の被加熱調理器具についてその材質を判定する材質判定手段と、
を備え、
前記誘導発熱体は、板状の材料が内側から外側へと順次ギャップを形成しながら渦巻きを描くようにして平面状に形成されるとともに、渦巻きの各基端部が接続されることにより閉ループを形成するように構成され、前記誘導加熱コイルの前記トッププレート側の面を覆うように配置されており、
前記誘導発熱体制御手段は、前記各基端部間を短絡または開放することにより、前記誘導発熱体に発生する誘導電流をオンオフ制御するように構成され、
前記加熱制御手段は、前記材質判定手段によって前記被加熱調理器具の材質が高抵抗金属であると判定された場合に前記誘導発熱体による加熱を停止し、低抵抗金属であると判定された場合に前記誘導発熱体による加熱を実行するように制御することを特徴とする。
このように構成すれば、高周波電流供給手段は、誘導加熱コイルに高周波電流を供給し、被加熱調理器具に対して誘導加熱を行う。また、誘導発熱体制御手段は、誘導加熱コイルに高周波電流が供給されることにより誘導発熱体に発生する誘導電流を制御し、誘導発熱体を発熱させることで被加熱調理器具に対して熱伝導による間接加熱を行う。そして、加熱制御手段は、被加熱調理器具の材質に応じて高周波電流供給手段及び誘導発熱体制御手段を制御し、被加熱調理器具に対する誘導加熱又は間接加熱を制御するので、様々な種類の被加熱調理器具を加熱することが可能となる。
本発明によれば、誘導加熱コイル又は誘導発熱体を用いて被加熱調理器具の材質に適した加熱を行うので、磁性体で構成された被加熱調理器具はもちろん、低透磁率の材質で構成された被加熱調理器具など、様々な材質の被加熱調理器具を効率よく加熱することができる。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1ないし図8を参照して説明する。
図1は、加熱調理器本体の正面断面図である。調理器本体1は、外殻が本体ケース2であり、この上方にトッププレート3が位置することによって、調理器本体1の上面をトッププレート3が構成している。本体ケース2の内部には、上記トッププレート3の載置部4、5の直下に位置して誘導加熱コイル6、7が配設されており、これらによって、載置部4、5に載置される被加熱調理器具(図2に符号8を付して示す)をそれぞれ誘導加熱するようにしている。また、図2は、図1の載置部4部分を拡大して示す図である。
本体ケース2の前面には、操作パネル9とオーブン扉10が設けられており、使用者は、操作パネル9によって被加熱調理器具8への加熱に関する各種操作を行うことができるようになっている。また、オーブン扉10の後方(本体ケース2の内部)には、オーブン(図示せず)が連なっている。そして、トッププレート3の下面中、特に前記載置部4、5の中心部の直下位置には、サーミスタなどで構成される温度検知部11、12が設けられている。また、誘導加熱コイル6、7は、コイルベース13、14によって支持されており、それらのコイルベース13、14の下面側には、誘導加熱コイル6、7の磁束の磁路を形成するためのフェライト15、16が配置されている。
また、トッププレート3の下面側で載置部4、5に対応する部位には、誘導発熱部33、34が設けられている。図1ないし図3に示すように、誘導発熱部33、34は、トッププレート3側から、例えばアルミナ、窒化珪素、窒化アルミなどの高抵抗の高伝導セラミック(絶縁体に相当)31、32、誘導発熱体17、18、断熱用の断熱絶縁体19、20の順に三層状に構成されており、その下方には、誘導加熱コイル6、7とコイルベース13、14が位置している。この誘導発熱部33、34は、図示しないスペーサなどを介してコイルベース13、14によりトッププレート3に押し付けられており、誘導発熱体17、18が高伝導セラミック31、32を介してトッププレート3の下面側に密着するように配置されている。
図4は、誘導発熱体17の詳細構造を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)のX−X線における縦断面図、(c)はA部を拡大した正面断面図である。誘導発熱体17は、例えばアルミや銅などの非磁性体を材料として構成されており、幅狭で薄板状の非磁性体材料が、内側から外側へと順次絶縁ギャップ17cを形成しながら渦巻きを描くようにして平面状に形成されている。本実施例では4ターン巻きの渦巻き形状としている。
また、渦巻きの外周側基端部は、渦巻きの中心と反対方向に延びており、その先端部は渦巻き面に対し垂直に折り曲げられて端子17aを形成している。一方、渦巻きの内周側基端部は、渦巻きの中心方向に延びており、渦巻き面に対し垂直に折り曲げられて端子17bを形成している。
この誘導発熱体17は、端子17aと17bを接続することにより閉ループを形成するように構成されている。閉ループが形成されると、誘導加熱コイル6で発生する磁束により誘導発熱体17に誘導電流が流れて発熱する。この誘導発熱体17で発生するジュール熱は、熱伝導により被加熱調理器具8を間接的に加熱する。なお、誘導発熱体17は渦巻き形状をなしているため、上記閉ループが形成された状態における誘導加熱コイル6の等価抵抗は大きくなる。
この誘導発熱体17に発生するジュール熱は、その上面全体に密着して配置された高伝導セラミック31を介することにより、トッププレート3及び被加熱調理器具8に対して均一に伝導される。また、誘導発熱体17の下面全体に密着して断熱絶縁体19を配置することにより、上記ジュール熱によって誘導加熱コイル6が加熱されにくい構造としている。
一方、端子17a、17b間が開放されると、閉ループが形成されず、しかも誘導発熱体17が非磁性体で構成されているため、誘導加熱コイル6で発生する磁束は誘導発熱体17をすり抜ける。このため、誘導発熱体17にはほとんど誘導電流が流れず、ほとんど発熱しない。
さらに、誘導発熱体17の渦巻きを形成する各ターンの間に設けられた絶縁ギャップ17cは、図4(c)に示すように渦巻き面に対し垂直ではなく傾斜している。これは、誘導発熱体17に上記閉ループが形成されているとき、漏れ磁束の磁路長を長くし、磁束が被加熱調理器具8に鎖交する量を減少させることを目的としている。
なお、上記の構成説明において、載置部4に係る構成を主として説明を行ったが、載置部5についても載置部4と同様に構成されている。
図5は、制御系の構成を示す機能ブロック図である。誘導加熱制御装置(加熱制御手段及び材質判定手段に相当)21は、前述した本体ケース2の内部に設けられており、マイクロコンピュータによって構成されている。誘導加熱制御装置21には、操作パネル9に配置されている操作部22から操作信号が入力されると共に、温度検知部11、12から温度検知信号が入力されている。また、操作部22には、後述する火力調整ダイヤル22aや土鍋などの非金属鍋を加熱する際に用いる土鍋選択スイッチ(操作手段に相当)22bなどがある。
そして、誘導加熱制御装置21は、これらの入力信号及び予め記憶された制御プログラムに基づいて、操作パネル9に配置されている表示部23の作動を制御すると共にインバータ(高周波電流供給手段に相当)24を制御し、誘導加熱コイル6(及び7)にインバータ24を介して高周波電流を供給して制御する。このインバータ24には、商用交流電源26から整流回路27を介して直流に変換したものが駆動用電源として供給されている。なお、本実施例では、この高周波電流の周波数を25kHz程度としている。
また、誘導加熱コイル6には共振コンデンサ25が直列に接続されており、これらの誘導加熱コイル6及び共振コンデンサ25と、被加熱調理器具8又は誘導発熱体17(及び18)とによって共振回路が構成されている。
誘導発熱体通電制御部(誘導発熱体制御手段に相当)28は、例えばリレーなどにより構成されており、その接点端子は、誘導発熱体17の端子17a、17bにそれぞれ接続されている(誘導発熱体18についても同様)。そして、誘導加熱制御装置21は、被加熱調理器具8の材質を検出し、その材質に応じて、誘導発熱体通電制御部28を介して上記した接点端子の開閉を制御する。
また、整流回路27の入力側と、インバータ24の出力側とには、それぞれ電流トランス29、30が配置されており、それらの検知信号は誘導加熱制御装置21に与えられている。被加熱調理器具8の材質を検出する際、誘導加熱制御装置21は、誘導発熱体17の端子17aと17bとの間を開放状態にして、加熱調理器への入力電流ipとインバータ24の出力電流(コイル電流)icとを検出するようになっている(誘導発熱体18についても同様)。
次に、本実施例の作用について図6ないし図8も参照して説明する。
図6は、誘導加熱制御装置21による制御内容を、本発明の要旨に係る部分について示すフローチャートである。なお、以下では、載置部4に載置された被加熱調理器具8を加熱する際の制御内容について説明をするが、載置部5に関しても同様の制御内容となる。
誘導加熱制御装置21は、まず、火力調整ダイヤル22aの操作により設定された入力電力の設定値を読み込むと(ステップS1)、土鍋選択スイッチ22bがオンされているか否かを判断する(ステップS2)。そして、土鍋選択スイッチ22bがオンである(YES)と判断すると、後述するステップS10へと進む。
一方、土鍋選択スイッチ22bがオフである(NO)と判断すると、誘導発熱体17の端子17a、17b間を開放状態にしてから(ステップS3)被加熱調理器具8の材質判定を行う(ステップS4)。そして、ステップS5、S7において、高抵抗金属材料か否か、低抵抗金属材料か否かをそれぞれ判定する。
例えば鉄やステンレス(SUS)などの高抵抗金属材料か否かを判定するには、インバータ24により電圧、周波数が一定の高周波電流を誘導加熱コイル6に供給し、図7(a)に示すように入力電流ipとコイル電流icとの関係に基づいて判定を行う。
すなわち、被加熱調理器具8の材質が鉄などの磁性体の場合、誘導加熱コイル6で発生した磁束は被加熱調理器具8を通り易くなり、被加熱調理器具8と鎖交しやすくなる。その結果、漏れ磁束が少なくなり、誘導加熱コイル6の等価インダクタンスL(図7(b)参照)は小さくなる。また、磁性体材料は比抵抗が大きく、表皮効果(鍋底の誘導加熱コイル6側に渦電流が集中する効果)も大きいので誘導加熱コイル6の等価抵抗Rが大きくなる。
一方、アルミや銅のように非磁性で比抵抗が小さい材料の場合、誘導加熱コイル6で発生した磁束は被加熱調理器具8に届きにくくなり、漏れ磁束が多くなるので誘導加熱コイル6の等価インダクタンスLが大きくなる。そして、比抵抗が小さく表皮効果も小さいので等価抵抗Rも小さくなる。また、土鍋などの非金属鍋の場合あるいは無負荷の場合は、誘導電流が全く流れないので等価インダクタンスLは最も大きくなり、等価抵抗Rは最も小さくなる。
そして、コイル電流icは、誘導加熱コイル6の等価インピーダンスZに反比例し、入力電流ipは、コイル電流icとR/Zに比例する。その結果、被加熱調理器具8の材質に応じて図7(a)に示すような関係となる。すなわち、
材質 コイル電流ic 入力電流ip
鉄 小(Rが大 →Zが大) 大(R/Zが大)
アルミ 大(Rが小 →Zが小) 小(R/Zが小)
非金属(土鍋) 小(ωLが大→Zが大) 小(R/Zが小)
従って、入力電流ip、コイル電流icの大小関係に基づいて、被加熱調理器具8の材質を判定することができる。
さて、ステップS5において、材質が高抵抗金属材料である(YES)と判断すると、誘導加熱制御装置21は、ステップS1で読み込んだ入力電力設定値をインバータ24に対する入力電力として誘導加熱調理を行う(ステップS6)。すなわち、従来行われている通常の誘導加熱調理である。この場合、誘導発熱体17の端子17a、17b間は開放されているため、誘導発熱体17に誘導電流はほとんど流れない。従って、インバータ24への入力電力はほとんど被加熱調理器具8で消費されることになる。
一方、材質が高抵抗金属材料でない場合(ステップS5、「NO」)、誘導加熱制御装置21は、材質がアルミや銅のような低抵抗の非磁性金属材料か、あるいは土鍋のような非金属鍋(もしくは無負荷)かを判断する(ステップS7)。
低抵抗金属材料であれば(YES)、誘導加熱制御装置21は、誘導発熱体通電制御部28により誘導発熱体17の端子17a、17b間を短絡させて閉ループを形成する(ステップS8)。そして、誘導加熱制御装置21は、ステップS1で読み込んだ入力電力設定値をインバータ24に対する入力電力として、誘導加熱コイル6へ高周波電流を供給する(ステップS9)。すると、誘導加熱コイル6に流れる高周波電流により発生する磁束に応じて誘導発熱体17に誘導電流が流れ、誘導発熱体17は誘導加熱される。この発熱した誘導発熱体17は、高伝導セラミック31及びトッププレート3を介して、アルミや銅からなる被加熱調理器具8を熱伝導により間接的に加熱する。
この場合、誘導発熱体17は、誘導加熱コイル6のほぼ全体を覆うようにして近接して配置されているため、誘導加熱コイル6から発生する磁束は漏れにくい。また、誘導発熱体17の絶縁ギャップ17cは磁路長を長くするように傾斜させているので、この絶縁ギャップ17cからも磁束は漏れにくい。従って、インバータ24への入力電力のほとんどが、誘導発熱体17での加熱に消費されることになる。
ステップS7において材質が低抵抗金属材料でない(NO)と判断する場合、あるいはステップS2において土鍋選択スイッチ22bがオンされている(YES)と判断する場合には、材質が非金属材料である場合の他に無負荷の場合も含まれる。この場合、ステップS8、S9と同様に、誘導発熱体通電制御部28を介して誘導発熱体17に閉ループを形成し(ステップS10)、誘導発熱体17を発熱させて熱伝導による間接加熱を行う(ステップS11)。
ところで、上述した入力電流ipとコイル電流icとの関係からは非金属材料と無負荷との判別ができない。そこで、温度検知部11によって、ステップS10における間接加熱開始からの温度上昇度合いを検出する(ステップS12)。
すなわち、図8に示すように、例えばトッププレート3の載置部4に土鍋などが載置されている場合は負荷の熱容量が大きいため、加熱開始からの温度上昇度合い(立ち上がり)は比較的緩やかになる。これに対して、無負荷である場合は、トッププレート3の熱容量分しかないため、加熱開始からの温度上昇度合いは比較的急激になる。このような温度上昇度合いの相違に基づいて、非金属材料と無負荷とを判定する。
そして、誘導加熱制御装置21は、無負荷であると判断すると(ステップS13、「YES」)間接加熱を停止し(ステップS14)、非金属材料である(NO)と判断するとそのままステップS1に戻り誘導発熱体17による間接加熱を継続する。
以上のように、本実施例の加熱調理器は、磁性体金属で構成された表皮抵抗の大きい鍋を加熱する場合には、誘導加熱コイル6により誘導加熱を行い、非磁性体金属で構成された表皮抵抗の小さい鍋や非金属製の鍋を加熱する場合には、誘導発熱体17の発熱による間接加熱を行う。従って、鉄、ステンレス(SUS)、アルミ、銅などの金属製鍋や、土鍋、ガラス製鍋などの非金属製鍋など、様々な材質の鍋を加熱することができる。
また、アルミ鍋などの表皮抵抗の小さい鍋を加熱する場合、誘導加熱コイル6で発生する磁束により誘導発熱体17を誘導加熱し、その発熱によってアルミ鍋を間接的に加熱するようにした。アルミ鍋などの表皮抵抗の小さい鍋に対して直接誘導加熱をしないので、鍋底に流れる誘導電流と磁束との相互作用による鍋浮きが発生しない。従って、鍋によって火力が変わることがなく良好な調理性能が得られると共に、安全で効率のよい加熱ができる。
また、誘導発熱体17を渦巻き形状とし誘導加熱コイル6に近接させて配置したので、その端子17aと17bを接続して閉ループを形成した状態での誘導加熱コイル6の等価直列抵抗が大きくなる。このため、誘導加熱コイル6の巻き数を少なくできると共に巻き段数も1段とすることができ、誘導加熱コイル6における損失が低減し、アルミ鍋を加熱する際の効率をさらに高められる。
そして、誘導加熱コイル6の巻き数を少なくしたことにより、インバータ24における共振電圧を1/5程度と低くすることができる。従って、誘導加熱コイル6と被加熱調理器具8との間の浮遊容量に起因して発生し、人体が鍋に触れると人体を介して大地に流れる漏れ電流を小さくでき、安全性を一層高められる。さらに、漏れ電流低減用の静電シールドも不要となり部品点数の削減も図ることができる。
また、誘導加熱コイル6の等価直列抵抗を大きくしたことにより、インバータ24における発振周波数を25kHz程度と低くすることが可能となる。従って、アルミ鍋などの非磁性体金属製の鍋を加熱する際においても、インバータ24を構成するIGBTなどの半導体スイッチング素子や誘導加熱コイル6の損失を大幅に低減できる。
さらに、誘導発熱体17と誘導加熱コイル6とのギャップを2〜3mmとし、誘導発熱体17を、誘導加熱コイル6の全面を覆うように配置した。このため、アルミ製の鍋や銅製の鍋などを間接加熱する際、誘導加熱コイル6で発生する磁束により誘導発熱体17を誘導加熱するときの漏れ磁束が非常に小さくなる。また、誘導加熱コイル6の巻き数を少なくしたことにより磁束発生量が少なくなるため、電磁波の漏れの少ない誘導加熱調理器を構成することができる。
表皮効果による損失を軽減するため、従来の誘導加熱コイルには直径50μm程度の細線を1000〜2000本撚ったリッツ線を用い、さらに共振電圧による誘導加熱コイルの巻き線間耐圧に耐えるようにリッツ線をテフロン(登録商標)チューブで絶縁していた。一方、本実施例では、インバータ24における発振周波数及び共振電圧を低減することにより、誘導加熱コイル6の直径を300μm程度にすることができ、リッツ線の撚本数も従来の1/36程度にすることができる。さらに、リッツ線間の絶縁も不要にできる。
誘導発熱体17は、アルミナ、窒化珪素、窒化アルミなどの高熱伝導絶縁体で構成された高伝導セラミック31を介してトッププレート3に密着しているので、誘導加熱コイル6で発生する磁束の磁束密度の違い(第2実施例参照)や部分的な熱伝導度の違いによる誘導発熱体17による間接加熱の温度むらを低減できる。従って、断熱絶縁体19やトッププレート3の信頼性を高められ、鍋の均一加熱性能が向上する。
上述した構成を用いることにより、アルミ製の鍋や銅製の鍋などの表皮抵抗の小さい鍋を加熱する際における加熱効率を従来のものよりも大幅に改善すると共に信頼性も向上する。この加熱効率に関して一例を示せば、従来の構成による加熱効率が60%であったとすれば、本実施例の場合には70%程度にまで改善することができる。
誘導発熱体17を非磁性体で且つ渦巻き状に構成し、誘導加熱制御装置21は、誘導発熱体通電制御部28を介して誘導発熱体17の端子17a、17b間を短絡又は開放にすることにより、誘導発熱体17に発生する誘導電流をオンオフ制御するように構成した。そして、鉄やステンレス(SUS)などの高抵抗の磁性体金属鍋を加熱する場合、誘導加熱制御装置21は、端子17a、17b間を開放(オフ)にするので、誘導発熱体17にはほとんど誘導電流が流れない。従って、鉄やステンレスなどの高抵抗の磁性体金属鍋を加熱する場合、誘導加熱コイル6の電力はほとんど鍋で消費され、加熱効率が向上する。
誘導加熱制御装置21は、誘導発熱体17の端子17a、17b間を開放状態にして、入力電流ip及びコイル電流icを検出することにより、トッププレート3に載置された被加熱調理器具8が、鉄やステンレスなどの磁性体金属で構成された表皮抵抗の大きい鍋か、アルミや銅などの非磁性体金属で構成された表皮抵抗の小さい鍋かを判別する。従って、金属製の被加熱調理器具8を加熱する際、その材質が磁性体金属であるか非磁性体金属であるかを自動的に判別し、その材質に応じた最適且つ効率のよい加熱を行うことができる。
操作パネル9に土鍋選択スイッチ22bを設け、この土鍋選択スイッチ22bをオンにすることにより、誘導発熱体17の発熱による間接加熱を実行するように構成した。従って、直接誘導加熱することができない土鍋やガラス製の鍋などの非金属製鍋も加熱することができる。
また、誘導加熱制御装置21は、トッププレート3に載置された被加熱調理器具8が金属製ではないと判断した場合、誘導発熱体17の発熱による間接加熱を行う。そして、温度検知部11からの検出温度に基づいて温度上昇度合い(立ち上がり)を検出し、この温度上昇度合いが比較的緩やかな場合、非金属製の鍋が載置されていると判断して間接加熱を継続する。一方、温度上昇度合いが比較的急激な場合、無負荷であると判断し、間接加熱を停止する。従って、従来の誘導加熱コイル6の等価インピーダンスによる材質検出方法では検出できなかった無負荷状態を検出することができ、トッププレート3に被加熱調理器具8が載置されていない場合、直ちに誘導発熱体17の発熱による間接加熱を停止し、無駄な電力消費を無くすことができる。
(第2実施例)
図9は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。本実施例では、誘導発熱体40の形状が第1実施例と異なっており、その他の構成は第1実施例と同様である。
図9は、誘導発熱体40の詳細構造を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)のY−Y線における縦断面図である。誘導発熱体40は、第1実施例における誘導発熱体17と同様に、例えばアルミや銅などの非磁性体を材料として構成されており、薄板状の非磁性体材料が、内側から外側へと順次絶縁ギャップ40cを形成しながら渦巻きを描くようにして平面状に形成されている。
上記薄板状の非磁性体材料は、渦巻きの内周側及び外周側で幅が狭く、内周側と外周側との中間部で内周側及び外周側よりやや幅が広くなっている。より具体的には、誘導発熱体40は、6ターン巻きの渦巻き形状となっており、1、2ターン目の薄板40f及び5、6ターン目の薄板40dは幅が狭く、3、4ターン目の薄板40eはやや幅が広くなっている。なお、薄板40fと40eの境界付近及び薄板40eと40dの境界付近では徐々に幅が変化している。また、渦巻きの外周側基端部及び内周側基端部には、誘導発熱体17における端子17a及び端子17bと同様にして、端子40a及び端子40bが形成されている。
ところで、第1実施例の誘導発熱体17は渦巻きを形成する薄板の幅が均一に形成されており、どの部分においても単位長さ当たりの抵抗値は同じである。この場合、誘導加熱コイル6で発生する磁束により誘導発熱体17に誘起される電圧は、誘導発熱体17に鎖交する磁束の磁束密度が大きい部分で高くなる。このため、誘導加熱コイル6のコイル束の中央辺り(内周側と外周側との中間部)に対向する部分の誘起電圧が高くなる。こうした磁束密度の違いによって、誘導発熱体17において、磁束密度の大きい部分では発熱量が大きくなり、磁束密度の小さい部分では発熱量が小さくなるというように、各部分の間に温度差が生じてしまう。
本実施例の誘導発熱体40は、誘導加熱コイル6のコイル束の中央辺りに対向する部分の幅を広くし、内周側と外周側に対向する部分の幅を狭くしている。すなわち、誘導発熱体40に鎖交する磁束の磁束密度が大きくなる部分は幅を広くして単位長さ当たりの抵抗値を小さくし、磁束密度が小さくなる部分は幅を狭くして抵抗値を大きくした。従って、断熱絶縁体19やトッププレート3が部分的に高温にさらされることがなくなり、これらの信頼性を一層高めることができる。また、誘導発熱体40の各部分間での発熱量の差を小さくでき、被加熱調理器具8を均一に間接加熱することできる。
(その他の実施例)
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した各実施例に限定されるものではなく、次のような変形又は拡張が可能である。
誘導発熱体の渦巻きのターン数、さらには誘導発熱体の形状は上記した各実施例にて開示したものに限ることなく、個別の設計に応じて適宜変更して実施すればよい。
被加熱調理器具8の重量を検知することにより材質を判別可能に構成し、材質がアルミや銅などの非磁性体であると判別した場合、誘導発熱体17、40を用いて被加熱調理器具8を間接的に加熱するようにしてもよい。
被加熱調理器具8の材質を加熱調理器側が自動的に判別するものに限らず、例えば、ユーザが材質を入力して設定するものであってもよい。また、土鍋選択スイッチ22bは、必要に応じて設ければよい。
本発明の第1実施例であり、加熱調理器本体の正面断面図 図1における一方の載置部側の拡大図 誘導発熱部の構成を示す図 誘導発熱体の詳細構造を示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面断面図、(c)はA部を拡大した正面断面図 制御系の構成を示す機能ブロック図 誘導加熱制御装置による制御内容を、本発明の要旨に係る部分について示すフローチャート (a)は被加熱調理器具の材質に応じた入力電流ipとコイル電流icとの関係を示す図、(b)は誘導加熱コイルの等価回路図 被加熱調理器具が非金属材料の場合と無負荷の場合とにおける、加熱開始からの温度上昇度合いの相違を説明する図 本発明の第2実施例を示すものであり、図4(a)、(b)相当図
符号の説明
図面中、1は調理器本体、3はトッププレート、6、7は誘導加熱コイル、8は被加熱調理器具、17、18、40は誘導発熱体、21は誘導加熱制御装置(加熱制御手段、材質判定手段)、22bは土鍋選択スイッチ(操作手段)、24はインバータ(高周波電流供給手段)、28は誘導発熱体通電制御部(誘導発熱体制御手段)、31、32は高伝導セラミック(絶縁体)を示す。

Claims (6)

  1. 調理器本体と、
    この調理器本体の上面を構成し、被加熱調理器具が載置されるトッププレートと、
    前記被加熱調理器具を加熱するための誘導加熱コイル及び誘導発熱体と、
    前記誘導加熱コイルに高周波電流を供給する高周波電流供給手段と、
    前記誘導加熱コイルに高周波電流が供給されることにより前記誘導発熱体に発生する誘導電流を制御する誘導発熱体制御手段と、
    前記被加熱調理器具の材質に応じて前記高周波電流供給手段及び前記誘導発熱体制御手段を制御することにより前記被加熱調理器具に対する加熱を制御する加熱制御手段と
    金属製の被加熱調理器具についてその材質を判定する材質判定手段と、
    を備え、
    前記誘導発熱体は、板状の材料が内側から外側へと順次ギャップを形成しながら渦巻きを描くようにして平面状に形成されるとともに、渦巻きの各基端部が接続されることにより閉ループを形成するように構成され、前記誘導加熱コイルの前記トッププレート側の面を覆うように配置されており、
    前記誘導発熱体制御手段は、前記各基端部間を短絡または開放することにより、前記誘導発熱体に発生する誘導電流をオンオフ制御するように構成され、
    前記加熱制御手段は、前記材質判定手段によって前記被加熱調理器具の材質が高抵抗金属であると判定された場合に前記誘導発熱体による加熱を停止し、低抵抗金属であると判定された場合に前記誘導発熱体による加熱を実行するように制御することを特徴とする加熱調理器。
  2. 誘導発熱体は、非磁性体で構成されていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 誘導発熱体は、
    渦巻きの内周側及び外周側で幅が狭く形成されるとともに、内周側と外周側との中間部で内周側及び外周側より幅が広く形成され、
    前記中間部が誘導加熱コイルのコイル束の中央に対向するように配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の加熱調理器。
  4. 誘導発熱体は、熱伝導率の高い絶縁体を介してトッププレートに密着するように配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の加熱調理器。
  5. 非金属製の被加熱調理器具の加熱を選択的に実行させるための操作手段を備え、
    加熱制御手段は、前記操作手段によって非金属製の被加熱調理器具の加熱が選択された場合に誘導発熱体による加熱を実行するように制御することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の加熱調理器。
  6. 被加熱調理器具が非金属製であるか否かを判定可能な材質判定手段を備え、
    加熱制御手段は、前記材質判定手段によって被加熱調理器具の材質が非金属であると判定された場合に誘導発熱体による加熱を実行するように制御することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の加熱調理器。
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