JP2005005132A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】巻き径の異なる3つの加熱コイルの接続及び加熱コイルと出力制御基板との接続を容易にし、配線が簡単でさらに構造が単純で組立性が向上させ、製造原価が安価な誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】コイルベース4に巻径の異なる3つの加熱コイル3a、3b、3cを中心側から外周側に向けて同心円状に配設した加熱コイルA3を備え、鍋15の材質、負荷等の状態等に応じて前記加熱コイル3a、3b、3cの電気回路の接続状態を変える誘導加熱調理器において、前記コイルベース4に第2の加熱コイル3bの一端と第3の加熱コイル3cの一端を接続する端子台A4aと、第1の加熱コイル3aの一端と第3の加熱コイル3cの一端を接続する端子台B4bを設けるとともに、前記3つの加熱コイル3a、3b、3cの回路切り替え装置7dを備えた出力制御基板7を本体1内の加熱コイルA3の下側に位置した基板収納ケース6内に収納し、さらに、この基板収納ケース6に端子台C6aと端子台D6bを設けて前記端子台A4a及び端子台B4bと電気的に接続した。
【選択図】 図2
【解決手段】コイルベース4に巻径の異なる3つの加熱コイル3a、3b、3cを中心側から外周側に向けて同心円状に配設した加熱コイルA3を備え、鍋15の材質、負荷等の状態等に応じて前記加熱コイル3a、3b、3cの電気回路の接続状態を変える誘導加熱調理器において、前記コイルベース4に第2の加熱コイル3bの一端と第3の加熱コイル3cの一端を接続する端子台A4aと、第1の加熱コイル3aの一端と第3の加熱コイル3cの一端を接続する端子台B4bを設けるとともに、前記3つの加熱コイル3a、3b、3cの回路切り替え装置7dを備えた出力制御基板7を本体1内の加熱コイルA3の下側に位置した基板収納ケース6内に収納し、さらに、この基板収納ケース6に端子台C6aと端子台D6bを設けて前記端子台A4a及び端子台B4bと電気的に接続した。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は加熱コイルに高周波電流を流して鍋等の金属負荷を加熱する誘導加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
誘導加熱調理器は、高周波電流を加熱用のコイルに流してその加熱用のコイルの上面に配置した金属負荷(鍋等)に渦電流を発生させ、そのジュール熱によって金属負荷自体が自己発熱することで、金属負荷を効率よく加熱するものである。
【0003】
近年、この誘導加熱調理器は、ガスコンロや電熱ヒータによる調理器具に比べて安全性や温度制御性等が優れているため、これらの調理器具から誘導加熱調理器への置き換えが進んでいる。
【0004】
この誘導加熱調理器に高周波電流を供給するための電源は、いわゆる共振型インバータと呼ばれ、金属負荷を含めた加熱用コイルのインダクタンスと、共振コンデンサを接続し、これらをスイッチング素子により20〜40kHz程度の周波数でオン・オフする構成が一般的である。また、共振型インバータには電圧共振型と電流共振型があり、前者は100V電源用、後者は200V電源用として適用されることが多い。
【0005】
共振型インバータを使用した誘導加熱調理器においては、金属負荷と加熱用のコイルで決まるインダクタンス(等価インダクタンス)と、さらに発熱に寄与する抵抗分(等価抵抗)が負荷の発熱のしやすさに影響することが分かっている。つまり、磁性金属(鉄や磁性ステンレスなど)の負荷では電力を投入しやすく、非磁性金属(非磁性ステンレスやアルミニウム、銅など)の負荷は電力を投入しにくいことを意味する。その理由は、後者は等価抵抗が低く、負荷金属部に誘起する渦電流がジュール熱となりにくいためである。
【0006】
当初の誘導加熱調理器は、鉄などの磁性金属の負荷のみが加熱できるだけであったが、近年の誘導加熱調理器は非磁性ステンレス負荷なども加熱できるようになってきている。さらに、加熱できないとされてきたアルミニウム負荷を加熱できるような構成のものも提案されてきている。
【0007】
特許文献1に示す例は、複数の加熱コイルを備え、前記した負荷に応じてこの複数の加熱コイルの接続を切り替ることにより加熱コイルの巻数を変更し、負荷と加熱コイルの結合度を高くして等価抵抗を上昇させることにより加熱効率を高めることを狙っている。
【0008】
さらに加熱効率を高めて加熱力を増大し、金属負荷を加熱するときの加熱の発生むらを防止する構成例として特許文献2に示す例がある。
【0009】
このものは、図6に示すように、第1、第2、第3の加熱コイル21、22、23を備えたもので、切り替え手段25のスイッチを実線で示した接続状態にした場合には、切り替え手段25は第2の加熱コイル22を切断し、第1の加熱コイル21と第3の加熱コイル23に高周波電源24から高周波電流を流す状態としている。この接続状態は負荷(図示せず)が磁性金属の場合に対応したものである。
【0010】
又、切り替え手段25のスイッチを点線で示した接続状態にした場合には、切り替え手段25は第1、第2、第3の加熱コイル21、22、23を直列に接続し、すべての加熱コイル21、22、23に高周波電源24から高周波電流を流す状態としている。この接続状態は負荷(図示せず)が非磁性金属の場合に対応したもので、すべての加熱コイル21、22、23に高周波電流を流すことによって、負荷(図示せず)に対する加熱力を増大している。
【0011】
そして、この特許文献2に示すものは、3つの加熱コイル21、22、23の具体的な構成及び電気回路の制御部への具体的接続状態については図示されていないが、その実施に際しては、第1の加熱コイル21の外側に第2の加熱コイル22を同心的に巻回し、さらに第2の加熱コイル22の外側に第3の加熱コイル23を同心的に巻回し、第3の加熱コイル23の接続端子の取出し部に予め熱収縮チューブを被せてモールド材の注形を実行し、さらに前記各加熱コイル21、22、23の接続端子取出し部のリッツ線にシリコンを充填させた後に前記した熱収縮チューブを被せることが考えられる。
【0012】
【特許文献1】
特公平4−75637号公報
【特許文献2】
特開平11−224767号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
前記したように、従来の第1、第2及び第3の加熱コイルを使用した誘導加熱調理器においては、これらの3つの加熱コイルと電気回路の制御部の具体的接続状態について具体的な接続方法を記載した特許文献等はないが、前記した一般的に考えられる方法で実施した場合には、配線が複雑で、組立性が悪く、構造も複雑になるという問題がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、請求項1では、コイルベースに巻径の異なる第1の加熱コイル、第2の加熱コイル、第3の加熱コイルを中心側から外周側に向けて同心円状に配設した加熱コイルAを備え、鍋の材質、負荷等の状態等に応じて前記3つの加熱コイルの電気回路の接続状態を変える誘導加熱調理器において、前記コイルベースに第2の加熱コイルの一端と第3の加熱コイルの一端を接続する端子台Aと、第1の加熱コイルの一端と第3の加熱コイルの一端を接続する端子台Bを設けるとともに、前記3つの加熱コイルの回路切り替え装置を備えた出力制御基板を本体内の加熱コイルAの下側に位置した基板収納ケース内に収納し、さらに、この基板収納ケースに端子台Cと端子台Dを設けて前記端子台A及び端子台Bと電気的に接続するものである。
【0015】
また、請求項2では、ロースター加熱部側の上部に加熱コイルAと同一構成の加熱コイルBを備え、この加熱コイルBにて鍋の材質、負荷等の状態等に応じて加熱する場合、基板収納ケースに出力制御基板と電気的に接続される端子台E及び端子台Fを端子台C、Dとは別に設けたものである。
【0016】
これによって、鍋の材質が磁性体の場合と非磁性体の場合に、3つの加熱コイルと出力制御基板との接続が容易となり、配線が簡単となり、さらに構造が単純で組立性が向上し、製造原価が安価となるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図面をもとに説明する。
【0018】
図1は製品全体の構成を示すもので、1は誘導加熱調理器の本体、2は図5に示すように鍋15を載せる絶縁板で、耐熱ガラスにより形成されている。
【0019】
3は加熱コイルA、5は加熱コイルBで、絶縁板2の前部側の下面に位置するように本体1内上部の右側と左側に設置されている。
【0020】
6は基板収納ケースで、本体1内において加熱コイルA3の下側に位置しており、出力制御基板7等を収納している。8は操作部で、本体1の前面右側に設けられており、出力制御基板7等と連動している。9、10は本体1の後部上面に開口した吸気口及び排気口である。
【0021】
11はロースター加熱部で、加熱コイルB5の下部に位置するように本体1内に設置されており、本体1の前面右側から本体1内に魚等を出し入れする。
【0022】
12、13は加熱コイルA3、B5の加熱状態を表示する表示部A、表示部Bで、加熱コイルA3、B5と対応するように絶縁板2の前部に設けられている。
【0023】
14は本体1内で基板収納ケース6の近傍に設置された冷却ファンで、基板収納ケース6内の出力制御基板7等及び加熱コイルA3、加熱コイルB5を冷却するものである。
【0024】
図2は、図1の状態から絶縁板2を取り外した状態の上面図を示すもので、基板収納ケース6の上面に加熱コイルA3を上下に可動するように設けており、また、この加熱コイルA3の外周側に位置した基板収納ケース6の一部に端子台C6aと端子台D6bを並べて設け、この端子台C6aと端子台D6bに加熱コイルA3と基板収納ケース6内の出力制御基板7から導き出したリード線15a、15bを中継接続している。
【0025】
図3は、加熱コイルA3の背面図を示すもので、4は樹脂製よりなる略円盤状のコイルベースで、内周側と外周側を略放射状のリブ4cで繋いで一体に成形されており、その上面に加熱コイルA3を取り付け、リブ4cの内の2箇所に端子台A4a、端子台B4bを一体的に設けている。
【0026】
図4は、前記加熱コイルA3の巻線結線図を示すもので、中心部となる第1の加熱コイル3aの外側に巻径の大きい第2の加熱コイル3bが同心的に巻回され、さらに第2の加熱コイル3bの外側に巻径の大きい第3の加熱コイル3cが同心的に巻回され、全体として3重に構成されている。
【0027】
図5は、加熱コイルA3によって鍋15を加熱する電気回路の結線図を示すもので、第3の加熱コイル3cの一端と第2の加熱コイル3bの一端が図3に示す端子台A4aに接続され、また第3の加熱コイル3cの一端と第1の加熱コイル3aの一端が端子台B4bに接続夫々されている。
【0028】
また、第2の加熱コイル3bの一端が端子台C6aに接続され、第1の加熱コイル3aの一端が端子台D6bに接続されている。
【0029】
7は出力制御基板で、高周波電源16より供給される高周波電流の電流経路を変化させる回路切り替え装置7dを備えており、夫々リード線A15a、リード線B15b、リード線C15cを介して各端子台C6a、D6bと接続することにより、加熱コイルA3と電気的に接続可能となっている。また、リード線A15aは端子7cを介して高周波電源16に接続されている。
【0030】
前記回路切り替え装置7dは、第1の加熱コイル3aの一端を通して高周波電源16に接続される切り替え端子7d1と、第2の加熱コイル3bの一端に接続される端子7a及び第2の加熱コイル3b及び第3の加熱コイル3cの一端に接続される端子7bを備えており、少なくとも第2の加熱コイル3bの一端と他の加熱コイル3a、3cとの接続を直流的に切断する機能を有し、第2の加熱コイル3bの少なくとも一端を他の加熱コイル3a、3cと直流的に切断できるようになっている。
【0031】
上記の構成において、鍋15の材質が磁性体の場合と、非磁性体の場合についての電気回路動作について説明する。
【0032】
図6は鍋15の材質が磁性体の場合の電気回路を示し、出力制御基板7が鍋15の材質を判定すると、回路切り替え装置7dの切り替え端子7d1が端子7b側に切り替わり、高周波電源16と第3の加熱コイル3cの一端がリード線C15cを介して電気的に接続される。又、この加熱コイル3cの他端は端子台B4bを介して第1の加熱コイル3aの一端と接続される。第1の加熱コイル3aの他端は端子台D6bを介してリード線B15bと接続され、さらに、端子7cを介して高周波電源16に接続され、第1の加熱コイル3aと第3の加熱コイル3cに高周波電源が通電され、鍋15が加熱される。
【0033】
なお、この説明では、鍋15の材質を出力制御基板7が判定したが、回路切り替え装置7dで鍋15の材質を判定することもできる。
【0034】
次に、図7は鍋15の材質が非磁性体の場合の電気回路を示し、出力制御基板7又は回路切り替え装置7dが鍋15の材質を判定すると、回路切り替え装置7dの切り替え端子7d1が端子7a側に切り替わり、高周波電源16と第2の加熱コイル3bの一端がリード線A15a、端子台C6aを介して電気的に接続される。
【0035】
又、この加熱コイル3bの他端は端子台A4aを介して第3の加熱コイル3cの一端と接続される。第3の加熱コイル3cの他端は端子台B4bを介して第1の加熱コイル3aの一端と接続され、さらにこの加熱コイル3aの他端は端子台D6b、リード線B15b、端子7cを介して高周波電源16に接続され、第1の加熱コイル3a、第2の加熱コイル3b、第3の加熱コイル3cの全て高周波電源が通電され、鍋15が加熱される。
【0036】
次に、ロースター加熱部11側の加熱コイルB5において磁性体と非磁性体の鍋を加熱する場合の実施例を図2により説明する。
【0037】
本実施例においては、ロースター加熱部11側の加熱コイルB5においても磁性体と非磁性体の鍋を加熱することができる。
【0038】
この場合には、加熱コイルB5及びコイルベース(図示せず)の構成を加熱コイルA3と同一構成とし、さらに出力制御基板7と電気的に接続される端子台E17及び端子台F18を図2の点線で図示するように端子台C6a、D6bとは別に基板収納ケース6に設けた構成とし、適宜リード線19a、19b、19cで接続すればよい。
【0039】
以上の説明から明らかなように、本実施例によれば、コイルベース4に第2の加熱コイル3bの一端と第3の加熱コイル3cの一端を接続する端子台A4aと、第1の加熱コイル3aの一端と第3の加熱コイル3cの一端を接続する端子台B4bを設け、また、3つの加熱コイル3a、3b、3cの回路切り替え装置7dを備えた出力制御基板7を本体1内の加熱コイルA3の下側に設置した基板収納ケース6内に収納し、この基板収納ケース6に端子台C6aと端子台D6bを設けて端子台A4a及び端子台B4bとリード線15a、15b、15cにより電気的に接続したので、鍋15の材質が磁性体の場合と非磁性体の場合に、3つの加熱コイル3a、3b、3cと出力制御基板7との接続が容易となり、配線が簡単となり、さらに構造が単純で組立性が向上し、製造原価が安価となるものである。
【0040】
【発明の効果】
以上述べたとおり、本発明によれば、コイルベースに巻径の異なる3つの加熱コイルを中心側から外周側に向けて同心円状に配設した加熱コイルを備え、鍋の材質、負荷等の状態等に応じて前記加熱コイルの電気回路の接続状態を変える誘導加熱調理器において、請求項1及び請求項2の構成を採用して3つの加熱コイル間の接続及び加熱コイルと出力制御基板との接続を容易としたので、配線が簡単となり、また、構造が単純で組立性が向上し、製造原価が安価な誘導加熱調理器を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誘導加熱調理器の外観斜視図である。
【図2】本発明の絶縁板を取り除いた状態の上面図である。
【図3】本発明の加熱コイルAの背面図である。
【図4】本発明の加熱コイルAの巻線結線図である。
【図5】本発明の加熱コイルAにて鍋を加熱する電気回路の結線図である。
【図6】本発明の加熱コイルAにて磁性体の鍋を加熱する電気回路の結線図である。
【図7】本発明の加熱コイルAにて非磁性体の鍋を加熱する電気回路の結線図である。
【図8】従来の加熱コイルにて鍋を加熱する電気回路の結線図である。
【符号の説明】
1 本体
2 絶縁板
3 加熱コイルA
4 コイルベース
4a 端子台A
4b 端子台B
5 加熱コイルB
6 基板収納ケース
6a 端子台C
6b 端子台D
7 出力制御基板
7d 回路切り替え装置
15a リード線A
15b リード線B
15c リード線C
16 高周波電源
【発明の属する技術分野】
本発明は加熱コイルに高周波電流を流して鍋等の金属負荷を加熱する誘導加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
誘導加熱調理器は、高周波電流を加熱用のコイルに流してその加熱用のコイルの上面に配置した金属負荷(鍋等)に渦電流を発生させ、そのジュール熱によって金属負荷自体が自己発熱することで、金属負荷を効率よく加熱するものである。
【0003】
近年、この誘導加熱調理器は、ガスコンロや電熱ヒータによる調理器具に比べて安全性や温度制御性等が優れているため、これらの調理器具から誘導加熱調理器への置き換えが進んでいる。
【0004】
この誘導加熱調理器に高周波電流を供給するための電源は、いわゆる共振型インバータと呼ばれ、金属負荷を含めた加熱用コイルのインダクタンスと、共振コンデンサを接続し、これらをスイッチング素子により20〜40kHz程度の周波数でオン・オフする構成が一般的である。また、共振型インバータには電圧共振型と電流共振型があり、前者は100V電源用、後者は200V電源用として適用されることが多い。
【0005】
共振型インバータを使用した誘導加熱調理器においては、金属負荷と加熱用のコイルで決まるインダクタンス(等価インダクタンス)と、さらに発熱に寄与する抵抗分(等価抵抗)が負荷の発熱のしやすさに影響することが分かっている。つまり、磁性金属(鉄や磁性ステンレスなど)の負荷では電力を投入しやすく、非磁性金属(非磁性ステンレスやアルミニウム、銅など)の負荷は電力を投入しにくいことを意味する。その理由は、後者は等価抵抗が低く、負荷金属部に誘起する渦電流がジュール熱となりにくいためである。
【0006】
当初の誘導加熱調理器は、鉄などの磁性金属の負荷のみが加熱できるだけであったが、近年の誘導加熱調理器は非磁性ステンレス負荷なども加熱できるようになってきている。さらに、加熱できないとされてきたアルミニウム負荷を加熱できるような構成のものも提案されてきている。
【0007】
特許文献1に示す例は、複数の加熱コイルを備え、前記した負荷に応じてこの複数の加熱コイルの接続を切り替ることにより加熱コイルの巻数を変更し、負荷と加熱コイルの結合度を高くして等価抵抗を上昇させることにより加熱効率を高めることを狙っている。
【0008】
さらに加熱効率を高めて加熱力を増大し、金属負荷を加熱するときの加熱の発生むらを防止する構成例として特許文献2に示す例がある。
【0009】
このものは、図6に示すように、第1、第2、第3の加熱コイル21、22、23を備えたもので、切り替え手段25のスイッチを実線で示した接続状態にした場合には、切り替え手段25は第2の加熱コイル22を切断し、第1の加熱コイル21と第3の加熱コイル23に高周波電源24から高周波電流を流す状態としている。この接続状態は負荷(図示せず)が磁性金属の場合に対応したものである。
【0010】
又、切り替え手段25のスイッチを点線で示した接続状態にした場合には、切り替え手段25は第1、第2、第3の加熱コイル21、22、23を直列に接続し、すべての加熱コイル21、22、23に高周波電源24から高周波電流を流す状態としている。この接続状態は負荷(図示せず)が非磁性金属の場合に対応したもので、すべての加熱コイル21、22、23に高周波電流を流すことによって、負荷(図示せず)に対する加熱力を増大している。
【0011】
そして、この特許文献2に示すものは、3つの加熱コイル21、22、23の具体的な構成及び電気回路の制御部への具体的接続状態については図示されていないが、その実施に際しては、第1の加熱コイル21の外側に第2の加熱コイル22を同心的に巻回し、さらに第2の加熱コイル22の外側に第3の加熱コイル23を同心的に巻回し、第3の加熱コイル23の接続端子の取出し部に予め熱収縮チューブを被せてモールド材の注形を実行し、さらに前記各加熱コイル21、22、23の接続端子取出し部のリッツ線にシリコンを充填させた後に前記した熱収縮チューブを被せることが考えられる。
【0012】
【特許文献1】
特公平4−75637号公報
【特許文献2】
特開平11−224767号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
前記したように、従来の第1、第2及び第3の加熱コイルを使用した誘導加熱調理器においては、これらの3つの加熱コイルと電気回路の制御部の具体的接続状態について具体的な接続方法を記載した特許文献等はないが、前記した一般的に考えられる方法で実施した場合には、配線が複雑で、組立性が悪く、構造も複雑になるという問題がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、請求項1では、コイルベースに巻径の異なる第1の加熱コイル、第2の加熱コイル、第3の加熱コイルを中心側から外周側に向けて同心円状に配設した加熱コイルAを備え、鍋の材質、負荷等の状態等に応じて前記3つの加熱コイルの電気回路の接続状態を変える誘導加熱調理器において、前記コイルベースに第2の加熱コイルの一端と第3の加熱コイルの一端を接続する端子台Aと、第1の加熱コイルの一端と第3の加熱コイルの一端を接続する端子台Bを設けるとともに、前記3つの加熱コイルの回路切り替え装置を備えた出力制御基板を本体内の加熱コイルAの下側に位置した基板収納ケース内に収納し、さらに、この基板収納ケースに端子台Cと端子台Dを設けて前記端子台A及び端子台Bと電気的に接続するものである。
【0015】
また、請求項2では、ロースター加熱部側の上部に加熱コイルAと同一構成の加熱コイルBを備え、この加熱コイルBにて鍋の材質、負荷等の状態等に応じて加熱する場合、基板収納ケースに出力制御基板と電気的に接続される端子台E及び端子台Fを端子台C、Dとは別に設けたものである。
【0016】
これによって、鍋の材質が磁性体の場合と非磁性体の場合に、3つの加熱コイルと出力制御基板との接続が容易となり、配線が簡単となり、さらに構造が単純で組立性が向上し、製造原価が安価となるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図面をもとに説明する。
【0018】
図1は製品全体の構成を示すもので、1は誘導加熱調理器の本体、2は図5に示すように鍋15を載せる絶縁板で、耐熱ガラスにより形成されている。
【0019】
3は加熱コイルA、5は加熱コイルBで、絶縁板2の前部側の下面に位置するように本体1内上部の右側と左側に設置されている。
【0020】
6は基板収納ケースで、本体1内において加熱コイルA3の下側に位置しており、出力制御基板7等を収納している。8は操作部で、本体1の前面右側に設けられており、出力制御基板7等と連動している。9、10は本体1の後部上面に開口した吸気口及び排気口である。
【0021】
11はロースター加熱部で、加熱コイルB5の下部に位置するように本体1内に設置されており、本体1の前面右側から本体1内に魚等を出し入れする。
【0022】
12、13は加熱コイルA3、B5の加熱状態を表示する表示部A、表示部Bで、加熱コイルA3、B5と対応するように絶縁板2の前部に設けられている。
【0023】
14は本体1内で基板収納ケース6の近傍に設置された冷却ファンで、基板収納ケース6内の出力制御基板7等及び加熱コイルA3、加熱コイルB5を冷却するものである。
【0024】
図2は、図1の状態から絶縁板2を取り外した状態の上面図を示すもので、基板収納ケース6の上面に加熱コイルA3を上下に可動するように設けており、また、この加熱コイルA3の外周側に位置した基板収納ケース6の一部に端子台C6aと端子台D6bを並べて設け、この端子台C6aと端子台D6bに加熱コイルA3と基板収納ケース6内の出力制御基板7から導き出したリード線15a、15bを中継接続している。
【0025】
図3は、加熱コイルA3の背面図を示すもので、4は樹脂製よりなる略円盤状のコイルベースで、内周側と外周側を略放射状のリブ4cで繋いで一体に成形されており、その上面に加熱コイルA3を取り付け、リブ4cの内の2箇所に端子台A4a、端子台B4bを一体的に設けている。
【0026】
図4は、前記加熱コイルA3の巻線結線図を示すもので、中心部となる第1の加熱コイル3aの外側に巻径の大きい第2の加熱コイル3bが同心的に巻回され、さらに第2の加熱コイル3bの外側に巻径の大きい第3の加熱コイル3cが同心的に巻回され、全体として3重に構成されている。
【0027】
図5は、加熱コイルA3によって鍋15を加熱する電気回路の結線図を示すもので、第3の加熱コイル3cの一端と第2の加熱コイル3bの一端が図3に示す端子台A4aに接続され、また第3の加熱コイル3cの一端と第1の加熱コイル3aの一端が端子台B4bに接続夫々されている。
【0028】
また、第2の加熱コイル3bの一端が端子台C6aに接続され、第1の加熱コイル3aの一端が端子台D6bに接続されている。
【0029】
7は出力制御基板で、高周波電源16より供給される高周波電流の電流経路を変化させる回路切り替え装置7dを備えており、夫々リード線A15a、リード線B15b、リード線C15cを介して各端子台C6a、D6bと接続することにより、加熱コイルA3と電気的に接続可能となっている。また、リード線A15aは端子7cを介して高周波電源16に接続されている。
【0030】
前記回路切り替え装置7dは、第1の加熱コイル3aの一端を通して高周波電源16に接続される切り替え端子7d1と、第2の加熱コイル3bの一端に接続される端子7a及び第2の加熱コイル3b及び第3の加熱コイル3cの一端に接続される端子7bを備えており、少なくとも第2の加熱コイル3bの一端と他の加熱コイル3a、3cとの接続を直流的に切断する機能を有し、第2の加熱コイル3bの少なくとも一端を他の加熱コイル3a、3cと直流的に切断できるようになっている。
【0031】
上記の構成において、鍋15の材質が磁性体の場合と、非磁性体の場合についての電気回路動作について説明する。
【0032】
図6は鍋15の材質が磁性体の場合の電気回路を示し、出力制御基板7が鍋15の材質を判定すると、回路切り替え装置7dの切り替え端子7d1が端子7b側に切り替わり、高周波電源16と第3の加熱コイル3cの一端がリード線C15cを介して電気的に接続される。又、この加熱コイル3cの他端は端子台B4bを介して第1の加熱コイル3aの一端と接続される。第1の加熱コイル3aの他端は端子台D6bを介してリード線B15bと接続され、さらに、端子7cを介して高周波電源16に接続され、第1の加熱コイル3aと第3の加熱コイル3cに高周波電源が通電され、鍋15が加熱される。
【0033】
なお、この説明では、鍋15の材質を出力制御基板7が判定したが、回路切り替え装置7dで鍋15の材質を判定することもできる。
【0034】
次に、図7は鍋15の材質が非磁性体の場合の電気回路を示し、出力制御基板7又は回路切り替え装置7dが鍋15の材質を判定すると、回路切り替え装置7dの切り替え端子7d1が端子7a側に切り替わり、高周波電源16と第2の加熱コイル3bの一端がリード線A15a、端子台C6aを介して電気的に接続される。
【0035】
又、この加熱コイル3bの他端は端子台A4aを介して第3の加熱コイル3cの一端と接続される。第3の加熱コイル3cの他端は端子台B4bを介して第1の加熱コイル3aの一端と接続され、さらにこの加熱コイル3aの他端は端子台D6b、リード線B15b、端子7cを介して高周波電源16に接続され、第1の加熱コイル3a、第2の加熱コイル3b、第3の加熱コイル3cの全て高周波電源が通電され、鍋15が加熱される。
【0036】
次に、ロースター加熱部11側の加熱コイルB5において磁性体と非磁性体の鍋を加熱する場合の実施例を図2により説明する。
【0037】
本実施例においては、ロースター加熱部11側の加熱コイルB5においても磁性体と非磁性体の鍋を加熱することができる。
【0038】
この場合には、加熱コイルB5及びコイルベース(図示せず)の構成を加熱コイルA3と同一構成とし、さらに出力制御基板7と電気的に接続される端子台E17及び端子台F18を図2の点線で図示するように端子台C6a、D6bとは別に基板収納ケース6に設けた構成とし、適宜リード線19a、19b、19cで接続すればよい。
【0039】
以上の説明から明らかなように、本実施例によれば、コイルベース4に第2の加熱コイル3bの一端と第3の加熱コイル3cの一端を接続する端子台A4aと、第1の加熱コイル3aの一端と第3の加熱コイル3cの一端を接続する端子台B4bを設け、また、3つの加熱コイル3a、3b、3cの回路切り替え装置7dを備えた出力制御基板7を本体1内の加熱コイルA3の下側に設置した基板収納ケース6内に収納し、この基板収納ケース6に端子台C6aと端子台D6bを設けて端子台A4a及び端子台B4bとリード線15a、15b、15cにより電気的に接続したので、鍋15の材質が磁性体の場合と非磁性体の場合に、3つの加熱コイル3a、3b、3cと出力制御基板7との接続が容易となり、配線が簡単となり、さらに構造が単純で組立性が向上し、製造原価が安価となるものである。
【0040】
【発明の効果】
以上述べたとおり、本発明によれば、コイルベースに巻径の異なる3つの加熱コイルを中心側から外周側に向けて同心円状に配設した加熱コイルを備え、鍋の材質、負荷等の状態等に応じて前記加熱コイルの電気回路の接続状態を変える誘導加熱調理器において、請求項1及び請求項2の構成を採用して3つの加熱コイル間の接続及び加熱コイルと出力制御基板との接続を容易としたので、配線が簡単となり、また、構造が単純で組立性が向上し、製造原価が安価な誘導加熱調理器を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誘導加熱調理器の外観斜視図である。
【図2】本発明の絶縁板を取り除いた状態の上面図である。
【図3】本発明の加熱コイルAの背面図である。
【図4】本発明の加熱コイルAの巻線結線図である。
【図5】本発明の加熱コイルAにて鍋を加熱する電気回路の結線図である。
【図6】本発明の加熱コイルAにて磁性体の鍋を加熱する電気回路の結線図である。
【図7】本発明の加熱コイルAにて非磁性体の鍋を加熱する電気回路の結線図である。
【図8】従来の加熱コイルにて鍋を加熱する電気回路の結線図である。
【符号の説明】
1 本体
2 絶縁板
3 加熱コイルA
4 コイルベース
4a 端子台A
4b 端子台B
5 加熱コイルB
6 基板収納ケース
6a 端子台C
6b 端子台D
7 出力制御基板
7d 回路切り替え装置
15a リード線A
15b リード線B
15c リード線C
16 高周波電源
Claims (2)
- コイルベース(4)に巻径の異なる第1の加熱コイル(3a)、第2の加熱コイル(3b)、第3の加熱コイル(3c)を中心側から外周側に向けて同心円状に配設した加熱コイルA(3)を備え、鍋(15)の材質、負荷等の状態等に応じて前記3つの加熱コイル(3a)、(3b)、(3c)の電気回路の接続状態を変える誘導加熱調理器において、前記コイルベース(4)に第2の加熱コイル(3b)の一端と第3の加熱コイル(3c)の一端を接続する端子台A(4a)と、第1の加熱コイル(3a)の一端と第3の加熱コイル(3c)の一端を接続する端子台B(4b)を設けるとともに、前記3つの加熱コイル(3a)、(3b)、(3c)の回路切り替え装置(7d)を備えた出力制御基板(7)を本体(1)内の加熱コイルA(3)の下側に位置した基板収納ケース(6)内に収納し、さらに、この基板収納ケース(6)に端子台C(6a)と端子台D(6b)を設けて前記端子台A(4a)及び端子台B(4b)と電気的に接続したことを特徴とする誘導加熱調理器。
- ロースター加熱部(11)側の上部に加熱コイルA(3)と同一構成の加熱コイルB(5)を備え、この加熱コイルB(5)にて鍋(15)の材質、負荷等の状態等に応じて加熱する場合、基板収納ケース(6)に出力制御基板(7)と電気的に接続される端子台E(17)及び端子台F(18)を端子台C(6a)、D(6b)とは別に設けた構成とすることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
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