JP4846240B2 - 2つの画像形成装置、現像ユニットと画像形成装置との組み合わせを判定する方法 - Google Patents

2つの画像形成装置、現像ユニットと画像形成装置との組み合わせを判定する方法 Download PDF

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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に係り、詳しくは、使用する2成分現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度センサを備えた現像ユニットが装置本体から着脱可能である画像形成装置、および現像ユニットと画像形成装置との組み合わせを判定する方法に関するものである。
従来から、現像装置にトナー濃度センサを設けて、現像装置内の磁性キャリアに対する非磁性トナーの混合比率(トナー濃度)を検知するものが知られている。そして、このような現像装置を備えた現像ユニットが装置本体に対して着脱可能な画像形成装置(例えば、特許文献1)が知られている。
また、マイナーチェンジなどで現像ユニットの機構的な部分は共通で、現像剤を改良するなどした後継機種を開発し、発売することがある。市場で稼働中のマシンの現像ユニットを交換する場合、機種が異なり現像ユニットの仕様も異なる場合、本来の性能を発揮するためには前身機には前身機の現像ユニット、後継機には後継機の現像ユニットをセットしなければならない。
従来は、現像ユニットを物理的にセットできない様に部品の形状変更を行ったり、センサのピン配置(信号線の配列順序)を変えたりして画像形成装置に適合しない仕様が異なる現像ユニットの誤セットを防止するものが見られる。
特開2001−154543号公報
しかしながら、上述した誤セットを防止する構成を有する画像形成装置では、現像ユニットの機構的な部分が共通するにも関わらず、形状変更やセンサのピン配置を変えるなど誤セットを防止するために機構的に相違する部品を新たに設ける必要があった。
本発明は、以上の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、機構的な誤セット防止手段を設けることなく、仕様が異なる現像ユニットがセットされることを防止することができる画像形成装置及び現像装置ユニットと画像形成装置との組み合わせを判定する方法を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、磁性体キャリアとトナーからなる2成分現像剤を用いる現像装置と、該現像装置内の該2成分現像剤の透磁率を検知することによって該2成分現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度センサとを備えた現像ユニットを有し、該トナー濃度センサは装置本体から判定信号を入力され、該2成分現像剤のトナー濃度に応じて検知信号を出力するものであり、該現像ユニットが装置本体に対して着脱可能である2つの画像形成装置において、該現像ユニットを搭載した際に、装置本体側からの該判定信号に対する該検知信号の出力に基づいて、該現像ユニットが適合するか否かを判定する構成であり、該2つの画像形成装置は、互いの上記現像ユニットを搭載可能であるが本来の性能を発揮させるためには他機種の該現像ユニットを搭載できない仕様が異なる2機種の画像形成装置であり、該2機種の画像形成装置のうちの一方の画像形成装置に搭載すべき一方の現像ユニットが備える上記トナー濃度センサと、該2機種の画像形成装置のうちの他方の画像形成装置に搭載すべき他方の現像ユニットの上記トナー濃度センサとは、同じ値の判定信号を入力された際に、内有する現像剤のトナー濃度が同じであったとしても、異なる検知信号を出力するものであり、どちらのトナー濃度センサも、入力される判定信号の増加量に対して出力する検知信号の増加割合が正の同じ特性を有し、上記2機種の画像形成装置は、内部の現像剤が適正なトナー濃度に調整された上記現像ユニットが搭載された際に、上記検知信号が所定の値となるように判定信号の値を調節し、上記一方の画像形成装置と上記他方の画像形成装置とは所定の値の検知信号を得る際に入力されるべき判定信号の値が異なり、入力される判定信号の増加量に対して出力する検知信号の増加割合が正の値であって、該一方の画像形成装置が検知信号を得る際に使用する判定信号の値は、該他方の画像形成装置が検知信号を得る際に使用する判定信号よりも高い値であり、該一方の画像形成装置は調整範囲の上限から判定信号の値の調整を開始し、装置本体側からの上記判定信号に対して出力される上記検知信号が所定の上限値を超えた場合は、搭載された上記現像ユニットが不適合であると判定し、該他方の画像形成装置は調整範囲の下限から判定信号の値の調節を開始し、装置本体側からの上記判定信号に対して出力される上記検知信号が所定の下限値よりも小さい場合は、搭載された上記現像ユニットが不適合であると判定する判定手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、トナーとキャリアからなる2成分現像剤を内有する2成分現像方式の現像装置を備えた仕様が異なる2種の現像ユニットと、該2種の現像ユニットのいずれをも搭載することが可能であるが本来の性能を発揮させるためには他機種の現像ユニットを搭載できない仕様が異なる2機種の画像形成装置とがあり、該2種の現像ユニットのうちの一方の現像ユニットを、該2機種の画像形成装置のうちの一方の画像形成装置に搭載し、該2種の現像ユニットのうちの他方の現像ユニットを、該2機種の画像形成装置のうちの他方の画像形成装置に搭載するとそれぞれ所望の現像性能を発揮しうる場合の現像ユニットと画像形成装置との組み合わせを判定する方法であって、上記2機種の画像形成装置のそれぞれは、上記2種の現像ユニットのうちのいずれかを搭載した際に、所望の現像性能を発揮しうるか否かを判定するための判定信号を発信するものであり、該2種の現像ユニットのそれぞれは、該2成分現像剤のトナー濃度に応じて検知信号を発信するトナー濃度センサを有するものであり、該トナー濃度センサは、該判定信号をも受信可能であり、該判定信号の値に応じた値の検知信号を出力するものであり、上記一方の現像ユニットが備える該トナー濃度センサと、上記他方の現像ユニットが備える該トナー濃度センサとは、該トナー濃度及び該判定信号の値が同条件であっても該検知信号の値が異なるものであり、どちらのトナー濃度センサも、入力される判定信号の増加量に対して出力する検知信号の増加割合が正の同じ特性を有し、該2機種の画像形成装置は、適正なトナー濃度に調節された2成分現像剤を内有し、且つ未判別な現像ユニットが搭載された際に該判定信号を発信し、該適正なトナー濃度及び該判定信号に対して該トナー濃度センサが発信する該検知信号が予定される値である場合には所望の現像性能を発揮しうると判定し、該検知信号が予定されない値である場合には所望の現像性能を発揮し得ないと判定するものであって、上記2機種の画像形成装置は、上記適正なトナー濃度に調節された2成分現像剤を内有する現像ユニットが搭載された際に該適正なトナー濃度に対して上記検知信号が所定の値となるように上記判定信号の値を調節するものであり、該2機種の画像形成装置は、所定の値の該検知信号を得る際に使用する該判定信号の値が互いに異なり、入力される判定信号の増加量に対して出力する検知信号の増加割合が正の値であって、該一方の画像形成装置は所定の値の該検知信号を得る際に使用する該判定信号の値が、該他方の画像形成装置が所定の値の該検知信号を得る際に使用する該判定信号の値よりも高い値であり、該一方の画像形成装置は調節範囲の上限から上記判定信号の値の調節を開始し、装置本体側からの上記判定信号に対して出力される上記検知信号が所定の上限を超えた場合は、搭載された上記現像ユニットが不適合であると判定し、該他方の画像形成装置は調節範囲の下限から上記判定信号の値の調節を開始し、装置本体側からの上記判定信号に対して出力される上記検知信号が所定の下限値よりも小さい場合は、搭載された上記現像ユニットが不適合であると判定する判定手段を有することを特徴とするものである。
請求項1の2つの画像形成装置においては、装置本体側からの判定信号に対して検知信号の出力に基づいて、現像ユニットが装置本体に適合するか否かを判定することができるで、仕様が異なる現像ユニット間ではトナー濃度センサの設定を異ならせることで、トナー濃度センサの検知結果を用いて現像ユニットの誤セットを検知することができる。具体的には、仕様が異なるユニット間では同じトナー濃度の現像剤を検知しても同じ判定信号に対して異なる検知信号が出力されるようにトナー濃度センサを設定する。
また、請求項2の現像装置ユニットと画像形成装置との組み合わせを判定する方法において、画像形成装置からの判別信号に対するトナー濃度センサが発信する検知信号値によって、所望の現像性能を発揮し得るかどうか判定することができるので、仕様が異なる画像形成装置間では判定信号の設定を異ならせ、仕様が異なる現像ユニット間ではトナー濃度センサの設定を異ならせることで、トナー濃度センサの検知結果を用いて画像形成装置に対して適切ではない現像ユニットがセットされた状態、つまり誤セットを検知することができる。具体的には、仕様が異なる画像形成装置間では判定信号の値を異なる値に設定し、仕様が異なるユニット間では同じトナー濃度の現像剤を検知しても同じ判定信号に対して異なる検知信号が出力されるようにトナー濃度センサを設定する。
請求項1の発明によれば、トナー濃度センサの設定を異ならせることで現像ユニットの誤セットを検知することができるので、機構的な誤セット防止手段を設けることなく、仕様が異なる現像ユニットがセットされることを防止できるという優れた効果がある。
請求項の発明によれば、判定信号とトナー濃度センサとの設定を異ならせることで、現像ユニットの誤セットを検知することができるので、機構的な誤セット防止手段を設けることなく、仕様が異なる現像ユニットがセットされることを防止できるという優れた効果がある。
以下、本発明を適用した画像形成装置の実施形態の一例として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)について説明する。なお、作像部に関してはプロセスカートリッジとして説明する。
まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。図1は、本プリンタの概略構成図である。図において、このプリンタ100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を生成するための4つの現像ユニットとしてのプロセスカートリッジ6Y、M、C、Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY、M、C、Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。プロセスカートリッジの構成は互いに異なる色を用いるが、それ以外は同様の構成であるため、以下の説明においては色を示すY、M、C、Kを省略して説明する。プロセスカートリッジ6は図2に示すようにドラム状の感光体1、ドラムクリーニング装置2、除電装置(不図示)、帯電装置4、現像装置5等を備えている。このプロセスカートリッジ6は、プリンタ100本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
帯電装置4は、図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転せしめられる感光体1の表面を一様に帯電せしめる。一様に帯電せしめられた感光体1の表面は、レーザ光Lによって露光走査されて各色の静電潜像を担持する。この静電潜像は、各色のトナーを用いる現像装置5によってトナー像に現像される。そして、中間転写ベルト8上に中間転写される。ドラムクリーニング装置2は、中間転写工程を経た後の感光体1表面に残留したトナーを除去する。また除電装置は、クリーニング後の感光体1の残留電荷を除電する。この除電により、感光体1の表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。
先に示した図1においてプロセスカートリッジ6Y、M、C、Kの図中下方には露光装置7が配設されている。
潜像形成手段たる露光装置7は、画像情報に基づいて発したレーザ光Lを、プロセスカートリッジ6Y、M、C、Kにおけるそれぞれの感光体に照射して露光する。この露光により、感光体1Y、M、C、K上にY、M、C、K用の静電潜像が形成される。なお露光装置7は、光源から発したレーザ光(L)を、モータによって回転駆動したポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体に照射するものである。
露光装置7の図中下側には、紙収容カセット26、これに組み込まれた給紙ローラ27、レジストローラ対28などを有する給紙手段が配設されている。紙収容カセット26は、記録体たる転写紙Pが複数枚重ねて収納しており、その一番上の転写紙Pには給紙ローラ27が当接している。給紙ローラ27が図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転せしめられると、一番上の転写紙Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給紙される。
レジストローラ対28は、転写紙Pを挟み込むべく両ローラを回転駆動するが、挟み込んですぐに回転を一旦停止させる。そして、転写紙Pを適切なタイミングで後述の2次転写ニップに向けて送り出す。
かかる構成の給紙手段においては、給紙ローラ27と、タイミングローラ対たるレジストローラ対28との組合せによって搬送手段が構成されている。この搬送手段は、転写紙Pを収容手段たる紙収容カセット26から後述の2次転写ニップまで搬送するものである。
プロセスカートリッジ6Y、M、C、Kの図中上方には、中間転写体たる中間転写ベルト8を張架しながら無端移動せしめる中間転写ユニット15が配設されている。この中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8の他、4つの1次転写バイアスローラ9Y、M、C、K、クリーニング装置10などを備えている。また2次転写バックアップローラ12、クリーニングバックアップローラ13、テンションローラ14なども備えている。
中間転写ベルト8は、これら3つのローラに張架されながら、少なくとも何れか1つのローラの回転駆動によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。
1次転写バイアスローラ9Y、M、C、Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト8を感光体1Y、M、C、Kとの間に挟み込んでそれぞれ1次転写ニップを形成している。これらは中間転写ベルト8の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する方式のものである。1次転写バイアスローラ9Y、M、C、Kを除くローラは、全て電気的に接地されている。
中間転写ベルト8は、その無端移動に伴ってY、M、C、K用の1次転写ニップを順次通過していく過程で、感光体1Y、M、C、K上のY、M、C、Kトナー像が重ね合わせて1次転写される。これにより、中間転写ベルト8上に4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
2次転写バックアップローラ12は、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。中間転写ベルト8上に形成された4色トナー像は、この2次転写ニップで転写紙Pに転写される。
2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト8には、転写紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、クリーニング装置10によってクリーニングされる。
2次転写ニップにおいては、転写紙Pが互いに順方向に表面移動する中間転写ベルト8と2次転写ローラ19との間に挟まれて、レジストローラ対28側とは反対方向に搬送される。
2次転写ニップから送り出された転写紙Pは、定着装置20のローラ間を通過する際に熱と圧力とにより、表面に転写された4色トナー像が定着される。その後、転写紙Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て機外へと排出される。
プリンタ本体の上面には、スタック部30が形成されており、排紙ローラ対29によって機外に排出された転写紙Pは、このスタック部30に順次スタックされる。
中間転写ユニット15と、これよりも上方にあるスタック部30との間には、ボトル収容器31が配設されている。このボトル収容器31は、Y、M、C、Kトナーを収容する補給用トナー収容部としてのトナーボトル32Y、M、C、Kを収容している。トナーボトル32Y、M、C、Kは、ボトル収容器31上にトナー各色毎に上から置くようにして設置する。トナーボトル32Y、M、C、K内のY、M、C、Kトナーは、それぞれ後述するトナー搬送手段としてのトナー補給装置により、プロセスカートリッジ6Y、M、C、Kの現像装置に適宜補給される。これらのトナーボトル32Y、M、C、Kは、プロセスカートリッジ6Y、M、C、Kとは独立してプリンタ100本体に脱着可能である。
次に、プロセスカートリッジ6内の現像装置5の構成について説明する。図2は、プロセスカートリッジ6を感光体の回転軸方向から見た概略断面図である。
現像装置5Yは、内部に磁界発生手段を備え、磁性粒子とトナーを含む二成分系現像剤を表面担持して搬送する現像剤担持体としての現像スリーブ51と、現像スリーブ51上に担持されて搬送される現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材としての現像ドクタ52とを備えている。
現像スリーブ51の下方には、ケース55に囲まれた現像剤収容部があり、仕切り壁59によって、現像スリーブ51に現像剤を供給する第1現像剤収容部53と、トナー補給部58からトナーの補給を受ける第2現像剤収容部54とに仕切られている。第1現像剤収容部53内にはトナーを撹拌搬送するための第1搬送スクリュ61を備えており、第2現像剤収容部54内には第2搬送スクリュ62を備えている。また、仕切り壁59の軸方向両端部は開口部となっており、現像剤は第1現像剤収容部53と第2現像剤収容部54との間を循環するようになっている。
また、第2現像剤収容部54のケース55の下方外壁面には第2現像剤収容部54内の現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度センサ56がある。外壁面にトナー濃度センサ56を設けた箇所のケース55の内壁面はトナー濃度センサ56の検知領域としての検知面80となる。
なお、トナー濃度センサ56はセンサの一部を現像剤と接触する位置に設けなくても、トナー濃度を検知することができる非接触型のトナー濃度センサである。また、トナー濃度センサ56としての上述のような非接触のものに限らず、従来から知られているセンサの一部を現像剤と接触する位置に設ける構成でもよい。トナー濃度センサとしては、特開2002−296240に記載されているもの等を用いることができる。
次に、この現像装置の動作について説明する。現像装置5においては、現像剤収容部内の現像剤にはキャリアとトナーが含まれており、トナーは現像剤が所定のトナー濃度範囲内になるように取り込まれる。トナーはトナーボトル32から不図示のトナー搬送装置のトナー搬送パイプ43を通し、トナー補給部58より第2現像剤収容部54に補給される。その後第2搬送スクリュ62及び第1搬送スクリュ61により攪拌され現像剤中に取り込まれ、キャリアとの摩擦帯電により帯電される。第1現像剤収容部53内の帯電したトナーを含む現像剤は、内部に磁極を有する現像スリーブ51の表面に供給され、磁力により担持される。現像スリーブ51に担持された現像剤層は、現像スリーブ51の回転に伴い矢印方向に搬送される。途中、現像ドクタ52で現像剤層の層厚を規制されたのち、感光体1と対向する現像領域まで搬送される。
現像領域では、感光体1上に形成された潜像にトナーが供給され現像が行われる。現像スリーブ51上に残った現像剤層は現像スリーブ51の回転に伴い現像剤収容部53の現像剤搬送方向下流部分に搬送される。
現像によりトナーが消費され、現像装置5内のトナー濃度が低下すると、検知面80周辺の現像剤のトナー濃度も低下し、第2現像剤収容部54の下方のトナー濃度センサ56及び制御部57によりトナー濃度の低下を検知する。その検知結果に基づいて、制御部57は不図示のトナー補給装置の駆動モータ41を駆動し、トナー搬送パイプ43からトナーの補給がなされる。
次に、プリンタ100の装置本体から着脱可能な現像ユニットしてのプロセスカートリッジ6を交換する際、未使用のプロセスカートリッジ6をセット時に実行される現像ユニットであるプロセスカートリッジ6と画像形成装置であるプリンタ100の組み合わせ判定について説明する。
図3は、上述の組み合わせ判定を行う構成の概略説明図である。プロセスカートリッジ6にはその内部に有する現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度センサ56を備えている。また、新しいプロセスカートリッジ6内の2成分現像剤はプリンタ100で使用するのに適した濃度に調節されている。
一方、プリンタ100の本体側にはトナー濃度センサ56を稼動させる稼動電圧Vccおよびトナー濃度センサの検知電圧を一定量だけ遷移させる遷移電圧Vcntを出力する出力部501と、トナー濃度センサ56からの検知電圧Vtを入力する入力部502とを有している。この検知電圧Vtは稼動電圧Vccと遷移電圧Vcntとの両方の入力に対して、現像装置5内の2成分現像剤のトナー濃度に応じた値である。また、制御手段としての制御部57が出力部501への出力信号を発し、入力部502からの入力信号を受信する。
なお、出力部501の出力電圧の値のうち稼動電圧Vccは一定であるが、遷移電圧Vcntは可変であり、制御部57から発信される出力信号を受けてトナー濃度センサは稼動電圧Vccを出力させ、かつ遷移電圧Vcntの値を制御して出力する。稼動電圧と遷移電圧に分配してトナー濃度センサに入力することで、トナー濃度センサの動作性と入力電圧の制御性を担保する内部回路を分けて設計することができ、簡単な構成で両特性を成立させることができる。
トナー濃度センサの原理を説明する。トナー濃度センサの内部にはコイルを有し、稼動電圧Vcc及び遷移電圧Vcntが入力された際に発生する誘導電圧を検知電圧Vtとして出力している。更にセンサ検知面を磁性体からなるキャリアが通過すると、コイルには磁界が生じ、コイルに発生する誘導電圧、即ち検知電圧Vtが変化する。検知電圧Vtの変化は、センサ検知面上を通過する磁性体の量に反比例するのでキャリアへのトナーの被覆量と相関する。例えばトナー被覆量が多いと密度的にはキャリアが減少して誘導磁界の発生量が小さくなり、結果、誘導電圧を低下させる。これよりトナー濃度が高くなった状態は、検知電圧Vtが下がることで表れることとなる。
図4はトナー濃度センサ56に入力される遷移電圧Vcnt及び検知対象である現像剤のトナー濃度とトナー濃度センサ56の出力値である、検知電圧Vtとの関係を示すグラフである。図4に示すように、トナー濃度センサ56は、稼動電圧Vccおよび一定の遷移電圧Vcntを入力するとトナー濃度に反比例して出力値である検知電圧Vtが変化する。また遷移電圧Vcntの値を振ると、同じトナー濃度の変化域に対する検知電圧の出力範囲が変化する。図4ではトナー濃度1wt%から7wt%の変化域において、遷移電圧Vcntを10Vとした場合には検知電圧Vtは約1〜4Vなのに対し、遷移電圧Vcntを14Vとした場合には検知電圧Vtは約5〜8Vの変化域に遷移する。
これは、上述のトナー濃度センサの原理における稼動電圧Vcc及び遷移電圧Vcntが入力された際に発生する誘導電圧が遷移電圧Vcntの差によって異なることによる。
図3に示した構成では、プロセスカートリッジ6がセットされると不図示の検知部からの出力、またはユーザーの入力により、新しいプロセスカートリッジ6がセットされた情報が制御部57に伝わる。新しいプロセスカートリッジ6がセットされたことを制御部57が検知すると、出力部501に出力信号が発せられ、出力部501から稼動電圧Vcc及び遷移電圧Vcntがトナー濃度センサ56に入力される。そして、プロセスカートリッジ内のトナー濃度センサ56からの検知電圧Vtが入力部502に入力され、入力部502によって入力信号に変換され、この入力信号が制御部57へと出力される。上述の電気信号の入力がなされた制御部57は、トナー濃度センサ57からの検知電圧Vtが所望の値であるかをメモリ503内のデータと比較し、プリンタ100に対して適正なプロセスカートリッジであるか否かを判定する。
そして、検知電圧Vtが所望の値であれば、プリンタ100に対して適切なプロセスカートリッジ6が搭載されたと判定し、画像形成を可能な状態にする。
一方、検知電圧Vtが所望の値でなければ、プリンタ100に対して誤ったプロセスカートリッジ6が搭載されたと判定し、プリンタ100本体の動作を止めたり、ディスプレイ等の表示部550に警告を表示したりする。
このようにプリンタ100ではトナー濃度センサへの稼動電圧Vcc及び遷移電圧Vcntの入力に対してかかるセンサが出力する検知電圧Vtの値によって、プリンタ100とプロセスカートリッジ6との組み合わせを判定している。稼動電圧Vccはトナー濃度センサを動作させるための一定入力にすぎず、プリンタ100では遷移電圧Vcntが判定信号としての役割を有し、検知電圧Vtが検知信号としての役割を有している。
次に、マイナーチェンジなどによって、現像ユニットであるプロセスカートリッジの機構的な部分は共通であり、互いのプロセスカートリッジを搭載可能であるが、それぞれの本来の性能を発揮させるためには他機種のプロセスカートリッジを搭載できない2機種のプリンタ100a及び100bにおける現像ユニットであるプロセスカートリッジと画像形成装置であるプリンタとの組み合わせ判定について説明する。
図5は仕様が異なる2種類のプリンタと仕様が異なる2種類のプロセスカートリッジとの組み合わせを説明する模式図である。
図5に示すように、第1プリンタ100aに適したプロセスカートリッジを第1ユニットαとし、第1ユニットαが備えるトナー濃度センサを第1センサAとする。また、第2プリンタ100bに適したプロセスカートリッジを第2ユニットβとし、第2ユニットβが備えるトナー濃度センサを第2センサBとする。第1ユニットαと第2ユニットβとは機構的な部分は共通であるため何れも第1プリンタ100a及び第2プリンタ100bに搭載することが可能であるが、現像剤を改良するなど互いに仕様が異なり、適切なプリンタにセットがなされないとその本来の性能を発揮することができない。つまり、第1プリンタ100a第1はセンサAを備えた第1ユニットαをセットした時に本来の性能を発揮することができ、第2プリンタ100bは第2センサBを備えた第2ユニットβをセットした時に本来の性能を発揮することができる。
図3で説明したトナー濃度センサ56はその内部の抵抗値の水準などを変化させることによって、図6に示すように特性が異なるトナー濃度センサ56として、第1センサA及び第2センサBを作ることができる。第1センサA及び第2センサBは、一定の稼動電圧Vcc及び同じ値の判定信号としての遷移電圧Vcntの入力とある一定のトナー濃度に対して、異なる値の検知信号としての検知電圧Vtを出力するものである。
図5では、第1プリンタ100aから第1センサAに出力する遷移電圧Vcntを第1遷移電圧Vaとし、第1センサAからの検知電圧Vtを第1検知電圧VAと記載する。稼動電圧Vccは、遷移電圧と同時に入力されることを前提とし、以下の入力動作説明での記載を省略する。上記同様に、第2プリンタ100bから第2センサBに出力する遷移電圧Vcntを第2遷移電圧Vbとし、第2センサBからの検知電圧Vtを第2検知電圧VBと記載する。なお、第1センサA及び第2センサBは、現像剤のトナー濃度が現像に適した状態(未使用ユニットにセットされたトナー濃度調節済みの現像剤)であるとその検知出力Vtは、変動する遷移電圧Vcntに対して図6に示したグラフのようになる。図6に示すように、判定信号としての遷移電圧Vcnt及びトナー濃度の値が同条件であっても、第1センサAと第2センサBとは異なる値の検知電圧Vtを出力するものである。
第1プリンタ100aに第1ユニットαが搭載されると、第1プリンタ100aの出力部501から所望の現像性能を発揮し得るか否かを判定するための判定信号として役割を有する第1遷移電圧Vaが出力される。
第1ユニットαが有するトナー濃度センサとしての第1センサAは、図4を用いて説明したように第1ユニットαが内有する2成分現像剤のトナー濃度に応じて検知信号としての第1検知電圧VAを出力するものである。また、第1センサAは図6に示すように第1プリンタ100aより出力された第1遷移電圧Vaの値にも応じた値の第1検知電圧VAを出力するものである。
第1ユニットαは第1プリンタ100aに適した現像ユニットであるので、第1センサAが出力する第1検知電圧VAは、プリンタ100aにおいて予定される検知信号Vtである。トナー濃度センサである第1センサAが発信する検知信号である第1検知電圧VAが第1プリンタ100aにおいて予定される値であるので、第1ユニットαと第1プリンタ100aとの組み合わせは、所望の現像性能を発揮できるとの判定が第1プリンタ100aの制御部57にてなされる。
本実施形態では、第1プリンタ100aの出力部501から出力される遷移電圧Va=9Vに対して第1ユニットαの第1センサAから出力される検知電圧VA=3.5Vを検出するものである。
次に、第2プリンタ100bと第2ユニットβとの組み合わせについて説明する。第2プリンタ100bに第2ユニットβが搭載されると、第2プリンタ100bの出力部501から所望の現像性能を発揮し得るか否かを判定するための判定信号として役割を有する第2遷移電圧Vbが出力される。
第2ユニットβが有するトナー濃度センサとしての第2センサBは、第1センサAと同様に第2ユニットβが内有する2成分現像剤のトナー濃度と、第2プリンタ100bより出力された第2遷移電圧Vbの値とに応じて検知信号としての第2検知電圧VBを出力するものである。
第2ユニットβは第2プリンタ100bに適した現像ユニットであるので、第2センサBが出力する第2検知電圧VBは、プリンタ100bにおいて予定される検知信号Vtである。トナー濃度センサである第2センサBが発信する検知信号である第2検知電圧VBが第2プリンタ100bにおいて予定される値であるので、第2ユニットβと第2プリンタ100bとの組み合わせは、所望の現像性能を発揮できるとの判定が第2プリンタ100bの制御部57にてなされる。
本実施形態では、第2プリンタ100bの出力部501から出力される遷移電圧Vb=13Vに対して第2ユニットβの第2センサBから出力される検知電圧VB=3.5Vを検出するものである。
上述のように、プリンタ100の制御部57で所望の現像性能を発揮し得るとの判定がなされると、搭載プリンタ100を画像形成が可能な状態にする。
次に、第1プリンタ100aに第2ユニットβを搭載した場合について考える。
第1プリンタ100aに第2ユニットβが搭載されると、第1プリンタ100aの出力部501から所望の現像性能を発揮し得るか否かを判定するための判定信号として役割を有する第1遷移電圧Vaが出力される。第1遷移電圧Vaが入力された第2ユニットβの第2センサBは、第2ユニットβが内有する2成分現像剤のトナー濃度と、第1プリンタ100aより出力された第1遷移電圧Vaの値とに応じて検知信号としての第2検知電圧VBを出力する。
このときの第1遷移電圧Vaとして上述と同様にVa=9Vが入力されると、図6に記載のセンサBのグラフより、第2センサBから出力される検知電圧VBは、VB=0.5Vとなる。これは本来検出する予定の検出電圧であるVt=3.5Vとは明らかに値が異なるので、第2ユニットβと第1プリンタ100aとの組み合わせは、所望の現像性能を発揮し得ないとの判定が第1プリンタ100aの制御部57にてなされる。
一方、第2プリンタ100bに第1ユニットαを搭載した場合について考える。
第2プリンタ100bに第1ユニットαが搭載されると、第2プリンタ100bの出力部501から所望の現像性能を発揮し得るか否かを判定するための判定信号として役割を有する第2遷移電圧Vbが出力される。第2遷移電圧Vbが入力された第1ユニットαの第1センサAは、第1ユニットαが内有する2成分現像剤のトナー濃度と、第2プリンタ100bより出力された第2遷移電圧Vbの値とに応じて検知信号としての第1検知電圧VAを出力する。
このときの第2遷移電圧Vbとして上述と同様にVa=13Vが入力されると、図6に記載のセンサAのグラフより、第1センサAから出力される検知電圧VAは、VA=6.5Vとなる。これは本来検出する予定の検出電圧であるVt=3.5Vとは明らかに値が異なるので、第1ユニットαと第2プリンタ100bとの組み合わせは、所望の現像性能を発揮し得ないとの判定が第2プリンタ100bの制御部57にてなされる。
上述のように、プリンタ100の制御部57で所望の現像性能を発揮し得ないとの判定がなされると、プリンタ100本体の動作を止めたり、表示部550に警告を表示したりする。
これにより、第1プリンタ100a及び第2プリンタ100bについて、機構的な誤セット防止手段を設けることなく、仕様が異なるプロセスカートリッジ6が誤セットされることを防止することができる。
〔参考実施例〕
また、検知電圧Vtはトナー濃度を制御部57で検知するための代用特性値であるので、Vtとトナー濃度の関係は、現像剤の帯電量や流動性の状態、トナー濃度センサの出力特性のばらつきによって影響を受ける。よって、判定信号である遷移電圧Vcntの値を固定して、検知信号である検知電圧Vtが所望の値を得られない場合を所望の現像性能を発揮し得ないとの判定がなされ、誤セットであると判定すると、ばらつきの影響を吸収できずほとんどの場合で誤セットと判定される。そこで、このばらつきの補正を必要とする場合がある。
補正方法としては、未使用の現像ユニットに予め所定のトナー濃度に調整された現像剤がセットされており、そのトナー濃度に対して、目標の検知電圧Vtを出力できるように遷移電圧Vcntを調整する。このときの判定信号である遷移電圧Vcntの調節範囲を、第1プリンタ100aと第2プリンタ100bとで互いに重複しないように設定する。つまり、第1遷移電圧Vaの可変範囲と第2稼動電圧Vbの可変範囲とが重複しないようにするものである。
プリンタ100に新品の現像ユニットとしてのプロセスカートリッジをセットしたとき、現像ユニット内の2成分現像剤のトナー濃度は現像に適した濃度に調節されているが、トナー濃度センサの出力特性のばらつきなどよって、所望の濃度であっても検知電圧にばらつきが生じる。このばらつきを補正するために検知電圧Vtが目標の値になるように、遷移電圧Vcntの調整動作を行うものであるが、本来の組み合わせではないプロセスカートリッジが搭載された場合、検知電圧Vtを目標値に設定出来ないようにする。
そして、遷移電圧Vcntを調節しても検知電圧Vtが目標の値とならない場合は、制御部57は所望の現像性能を発揮し得ない、誤ったプロセスカートリッジ6が搭載されたと判定し、プリンタ100本体の動作を止めたり、ディスプレイ等の表示部550に警告を表示したりする。
第1遷移電圧Vaと第2遷移電圧Vbとの調節範囲が重複しない構成について、具体的には図7を用いて説明する。
図7に示すように、第1プリンタ100aの第1遷移電圧Vaの可変範囲を7〜10Vとし、目標の検知電圧Vtを3.5Vとする。
この第1プリンタ100aに図7に示すような出力特性を有する第1センサAを備えた第1ユニットαをセットする。この第1センサAは図6で示した第1センサAとは出力特性が異なるため、上述のように第1遷移電圧Vaの値としてVa=9Vが入力されるとVA=4Vとなり、目標の検知電圧Vt=3.5とは異なる値となる。
ここで第遷移1電圧Vaを7〜10Vの可変範囲で調節すると、図7よりVa=8.5Vのときに目標の第1検知電圧VA=3.5Vを得ることができる。目標の第1検知電圧VAを得ることができるので、所望の現像性能を発揮し得るとの判定がなされる。また、図7に示す出力特性を有する第1センサAを備えた第1ユニットαをセットして画像形成を行う場合は遷移電圧Vcnt=8.5Vの状態で検知電圧Vt=3.5Vとなるようにトナー濃度の調節を行う。
次に、この第1プリンタ100aに図7に示すような出力特性を有する第2センサBを備えた第2ユニットβをセットする。図7より、第1プリンタ100aの第1遷移電圧Vaを可変範囲である7〜10Vの範囲内で調節しても、第2センサBが出力する第2検知電圧VBは、目標の検知電圧Vt=3.5Vとすることはできない。
このように目標の検知電圧に調節できないので、第2ユニットβと第1プリンタ100aとの組み合わせは所望の現像性能を発揮し得ないとの判定がなされる。これにより、第1プリンタ100aに対して適切でないプロセスカートリッジが搭載されたと判定することが出来る。なお、第2プリンタ100bに第1ユニットαがセットされた場合も同様である。
また、本参考実施例では2機種間の画像形成装置と現像ユニットとの組み合わせ判定について説明したが、トナー濃度センサ56の遷移電圧Vcntに対する検知電圧Vtの出力値の違いを用いた組み合わせ判定は、これに限るものではない。各機種の本体が出力する遷移電圧Vcntを調節する可変範囲が重ならないようにすることにより、現像ユニットとしてのプロセスカートリッジ6の機構的な部分が共通である3機種以上のプリンタ100でも適用することができる。
なお、第1プリンタ100a及び第2プリンタ100bともに画像形成装置と現像ユニットとの組み合わせを判定することで誤セット検出可能なものについて説明したが、これに限るものではなく、マイナーチェンジ時の後継機にのみに上述の画像形成装置と現像ユニットとの組み合わせを判定する構成を設けてもよい。このとき、前身機と後継機との遷移電圧Vcntが重ならないように設定する。これにより、後継機において、前身機のプロセスカートリッジをセットした際に誤セットの検知がなされる。
また、上述の実施形態では、現像ユニットが現像装置4と感光体ドラム1とを備えたプロセスカートリッジ6として、プリンタ100から着脱可能な構成について説明したがこれに限るものではない。少なくとも現像装置を備えていればよく、現像装置のみを現像ユニットとして装置本体から着脱可能としても良い。このときトナー濃度センサは現像ユニットとしての現像装置が備えている。
なお、上述の実施形態では、トナー濃度センサ56を稼動させる電圧として稼動電圧Vccと遷移電圧Vtを入力し、トナー濃度に応じた値となる検知電圧Vtが出力される構成で、トナー濃度を検知する信号として電圧を用いた構成である。そして、現像ユニットと画像形成装置との組み合わせの判定の判定信号、検知信号に電圧を用いている。
判定信号と検知信号としては電圧に限るものではなく、トナー濃度を検知するために用いられる信号であれば、電流でもよく、その他の電気信号でも仕様が異なる機種間で設定を異ならせることができれば使用可能である。
以上、本実施形態によれば、内部の現像剤が適正濃度に調整された現像ユニットとしてのプロセスカートリッジ6を搭載した際に、プリンタ100本体側からの遷移電圧Vcntに対して、プロセスカートリッジ6が備えたトナー濃度センサ56からの検知電圧Vtの出力に基づいて、プリンタ100に対してプロセスカートリッジ6が搭載適合するか否かを制御部57が判定する。これにより、現像ユニットの機構的な部分が共通する構成で、形状変更やセンサのピン配置を変えるなど機構的な誤セット防止手段を設けることなく、仕様が異なる現像ユニットがセットされることを防止することができる。さらに、現像ユニットの仕様が異なるプリンタ間での更なる部材の共通化を図ることができる。
また、2種類のプリンタ、第1プリンタ100aと第2プリンタ100bとについて、第1ユニットαは第1プリンタ100aと第2プリンタ100bともに搭載可能である。そして、第1ユニットαが備えるトナー濃度センサである第1センサAは、ユニット同士の仕様は異なるが第1ユニットαが搭載可能である第2プリンタ100bの現像ユニットである第2ユニットβが備える第2センサBに対して、同じ遷移電圧Vcntを供給され、同じ値のトナー濃度を検知したとしても、異なる検知電圧Vtを出力する。具体的には、現像に適したトナー濃度を検知する際に、遷移電圧Vcnt=9Vを供給されると第1センサAの検知電圧はVt=3.5Vとなるのに対して、第2センサBの検知電圧はVt=0.5Vとなる。このように仕様が異なる現像ユニット間では判定信号としての遷移電圧Vcntが同じ値でも異なる検知電圧Vtを検出するトナー濃度センサを設置することにより、プロセスカートリッジの誤セットを検知することができる。
また、参考実施例では、2種類のプリンタ、第1プリンタ100aと第2プリンタ100bとについて、現像剤の帯電量や流動性の状態、トナー濃度センサの出力特性のばらつきを補正するために、未使用の現像ユニットに予め所定のトナー濃度に調整された現像剤に対して目標のVtを出力できるように判定信号である遷移電圧Vcntを調整する。このときの遷移電圧Vcntの可変範囲を、第1プリンタ100aと第2プリンタ100bとで互いに重複しないように設定する。これにより、トナー濃度センサの出力特性にばらつきがあったとしても、プロセスカートリッジの誤セットを検知することができるようになる。
さらに、近年、環境問題の取り組みとして、機器のリサイクルが行われる場合が増えている。本実施形態での第2プリンタ100bが第1プリンタ100aのマイナーチェンジだとすると、前身機である第1プリンタ100aを回収して、最新機である第2プリンタ100bにバージョンアップする際にも、交換部品を最小限に抑えることができる。
また、内部の現像剤が適正濃度に調整された未判別な現像ユニットとしてのプロセスカートリッジ6を搭載した際に、プリンタ100本体側からの判定信号としての役割を有する遷移電圧Vcntに対して、プロセスカートリッジ6が備えたトナー濃度センサ56からの検知信号としての検知電圧Vtの出力値が予定されている値である場合には、画像形成装置としてのプリンタ100と現像ユニットとしてのプロセスカートリッジ6との組み合わせが現像性能を発揮し得ると判定し、検知電圧Vtの出力値が予定されていない値である場合には所望の現像性のを発揮し得ないと判定する。これにより、現像ユニットの機構的な部分が共通する構成で、形状変更やセンサのピン配置を変えるなど機構的な誤セット防止手段を設けることなく、仕様が異なる現像ユニットがセットされることを防止することができる。
実施例
上述の参考実施例では、現像剤の帯電量や流動性の状態、トナー濃度センサの出力特性のばらつきを補正するために、第1プリンタ100aと第2プリンタ100bとの判定信号としての遷移電圧Vcntの可変範囲が重複しないようにしていた。しかし、2種類のプリンタであれば、遷移電圧Vcntの可変範囲の1部が重複しても、誤セットを識別することができる。
以下、実施例として、現像剤の帯電量や流動性の状態、トナー濃度センサの出力特性のばらつきを補正でき、且つ、2種類のプリンタの、遷移電圧Vcntの可変範囲の1部が重複しても誤セットを識別することができる構成について説明する。
なお、遷移電圧Vcntの可変範囲が重複する点以外は上述の参考実施例と共通するので、共通する点についての説明は省略する。
図8は実施例における2つの遷移電圧Vcntの可変範囲を説明するグラフである。
図8に示すように、第1プリンタ100aの遷移電圧Vcntの可変範囲は7V〜11Vであり、第1センサAの出力特性は図に示すとおりである。そして、検知電圧Vtの目標値を3Vとする。
第1プリンタ100aに未使用のプロセスカートリッジ6がセットされると、上述の参考実施例と同様に、検知電圧Vtを目標値にすべく、遷移電圧Vcntの調整動作を行う。このとき、遷移電圧Vcntの初期値を7Vとして徐々に遷移電圧Vcntを上昇させて、検知電圧Vt=3Vになるまで遷移電圧Vcntを上昇させて調整を行う。この過程で検知電圧Vtが1.5Vを下回った場合は検知電圧Vt調節失敗と判定する。
これは1.5Vという値の検知電圧が、適切なプロセスカートリッジ6である第1ユニットαをセットした時の遷移電圧Vcntの初期値に対する検知電圧Vt=2Vよりも十分に低い値であるので、制御部57は調整失敗としてプロセスカートリッジ6とプリンタ100との組み合わせは、所望の現像性能を発揮し得ないと判定し、誤ったプロセスカートリッジ6が搭載されたと判定する。
一方、第2プリンタ100bの遷移Vcntの可変範囲は10V〜14Vであり、第2センサBの出力特性は図8に示すとおりである。そして、検知電圧Vtの目標値を3Vとする。
第2プリンタ100bに未使用のプロセスカートリッジ6がセットされると、第1プリンタ100aと同様にVtを目標値にすべく、遷移電圧Vcntの調整動作を行う。このとき、遷移電圧Vcntの初期値を14Vとして徐々に遷移電圧Vcntを低下させて、検知電圧Vt=3Vになるまで遷移電圧Vcntを低下させて調整を行う。この過程で検知電圧Vtが4.5Vを上回った場合は検知電圧Vt調整失敗と判定する。これは、4.5Vという検知電圧が、適切なプロセスカートリッジ6である第2ユニットβをセットした時の遷移電圧Vcntの初期値に対する検知電圧Vt=4Vよりも十分高い値であるので、制御部57は調整失敗としてプロセスカートリッジ6とプリンタ100との組み合わせは、所望の現像性能を発揮し得ないと判定し、誤ったプロセスカートリッジ6が搭載されたと判定する。
上述のような構成で、例えば、第1プリンタ100aに第1センサAを搭載した第1ユニットαを搭載すると、検知電圧Vt補正時の遷移電圧Vcntの初期値:Vcnt=7Vから徐々に増加し、遷移電圧Vcnt=9Vのときに目標の検知電圧Vt=3Vとなる。目標の検知電圧Vtを得ることができたので、制御部57は調整成功としてプロセスカートリッジ6とプリンタ100との組み合わせは、所望の現像性能を発揮し得ると判定する。図8より、この調節の間、第1センサAから出力される検知電圧Vtは1.5Vを下回ることはない。
一方、第2プリンタ100bに第2センサBを搭載した第2ユニットβを搭載すると、検知電圧Vt補正時の遷移電圧Vcntの初期値:Vcnt=14Vから徐々に減少し、遷移電圧Vcnt=12Vのときに目標の検知電圧Vt=3Vとなる。目標の検知電圧Vtを得ることができたので、制御部57は調整成功としてプロセスカートリッジ6とプリンタ100との組み合わせは、所望の現像性能を発揮し得ると判定する。図8より、この調節の間、第2センサBから出力される検知電圧Vtは4.5Vを上回ることはない。
また、第1プリンタ100aに第2センサBを搭載した第2ユニットβを搭載すると、検知電圧Vt補正時の遷移電圧Vcntの初期値:Vcnt=7Vで、検知電圧Vt=0.5Vを検出し、検知電圧Vtが1.5Vを下回るため、Vt調整失敗と判定する。
一方、第2プリンタ100bに第1センサAを搭載した第1ユニットαを搭載すると、検知電圧Vt補正時の遷移電圧Vcntの初期値:Vcnt=14で、検知電圧Vt=5.5Vを検出し、検知電圧Vtが4.5Vを上回るため、Vt調整失敗と判定する。
この判定に基づいて、制御部57はプロセスカートリッジ6とプリンタ100との組み合わせは、所望の現像性能を発揮し得ないと判定し、プリンタ100に対して誤ったプロセスカートリッジ6が搭載されたと判定する。そして、プリンタ100本体の動作を止めたり、ディスプレイ等の表示部550に警告を表示したりする。
以上、実施例によれば、2種のプリンタ、第1プリンタ100a及び第2プリンタ100bについて、出力する判定信号としての遷移電圧Vcntが第1プリンタ100aよりも高い値を使用する第2プリンタ100bの場合は、遷移電圧Vcntの調整範囲の上限から調整を開始する。また、出力する遷移電圧Vcntが第2プリンタ100bよりも低い値を使用する第1プリンタ100aの場合は、遷移電圧Vcntの調節範囲の下限から調節を開始する。これにより、遷移電圧Vcntの可変範囲の1部が重複しても、誤セットを識別することができる。
実施形態に係るプリンタの概略構成図。 同プリンタのプロセスカートリッジと、その周囲とを示す拡大構成図。 プリンタとプロセスカートリッジの組み合わせ判定を行う構成のブロック図。 遷移電圧の値を基準にしたトナー濃度と検知電圧との関係を表すグラフ。 2機種のプリンタについてプロセスカートリッジの組み合わせ判定の説明図。 トナー濃度一定で各トナー濃度センサの遷移電圧と検知電圧との関係を表すグラフ。 トナー濃度一定で遷移電圧の調節範囲が重複しない場合のトナー濃度センサの遷移電圧と検知電圧との関係を表すグラフ。 トナー濃度一定で遷移電圧の調節範囲の一部が重複する場合のトナー濃度センサの遷移電圧と検知電圧との関係を表すグラフ。
符号の説明
1 感光体
2 ドラムクリーニング装置
4 帯電装置
5 現像装置
6 プロセスカートリッジ
7 露光装置
8 中間転写ベルト
9 1次転写バイアスローラ
10 クリーニング装置
12 2次転写バックアップローラ
13 クリーニングバックアップローラ
14 テンションローラ
15 中間転写ユニット
19 2次転写ローラ
20 定着装置
26 紙収容カセット
27 給紙ローラ
28 レジストローラ対
29 排紙ローラ対
30 スタック部
31 ボトル収容器
32 トナーボトル
51 現像ローラ
52 現像ドクタ
53 第1現像剤収容部
54 第2現像剤収容部
55 ケース
56 トナー濃度検知センサ
58 トナー補給部
59 仕切壁
61 第1搬送スクリュ
62 第2搬送スクリュ
80 検知面
100 プリンタ

Claims (2)

  1. 磁性体キャリアとトナーからなる2成分現像剤を用いる現像装置と、該現像装置内の該2成分現像剤の透磁率を検知することによって該2成分現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度センサとを備えた現像ユニットを有し、
    該トナー濃度センサは装置本体から判定信号を入力され、該2成分現像剤のトナー濃度に応じて検知信号を出力するものであり、
    該現像ユニットが装置本体に対して着脱可能である2つの画像形成装置において、
    該現像ユニットを搭載した際に、装置本体側からの該判定信号に対する該検知信号の出力に基づいて、該現像ユニットが適合するか否かを判定する構成であり、
    該2つの画像形成装置は、互いの上記現像ユニットを搭載可能であるが本来の性能を発揮させるためには他機種の該現像ユニットを搭載できない仕様が異なる2機種の画像形成装置であり、
    該2機種の画像形成装置のうちの一方の画像形成装置に搭載すべき一方の現像ユニットが備える上記トナー濃度センサと、
    該2機種の画像形成装置のうちの他方の画像形成装置に搭載すべき他方の現像ユニットの上記トナー濃度センサとは、
    同じ値の判定信号を入力された際に、内有する現像剤のトナー濃度が同じであったとしても、異なる検知信号を出力するものであり、どちらのトナー濃度センサも、入力される判定信号の増加量に対して出力する検知信号の増加割合が正の同じ特性を有し、
    上記2機種の画像形成装置は、内部の現像剤が適正なトナー濃度に調整された上記現像ユニットが搭載された際に、上記検知信号が所定の値となるように判定信号の値を調節し、
    上記一方の画像形成装置と上記他方の画像形成装置とは所定の値の検知信号を得る際に入力されるべき判定信号の値が異なり、入力される判定信号の増加量に対して出力する検知信号の増加割合が正の値であって、
    該一方の画像形成装置が検知信号を得る際に使用する判定信号の値は、該他方の画像形成装置が検知信号を得る際に使用する判定信号よりも高い値であり、
    該一方の画像形成装置は調整範囲の上限から判定信号の値の調整を開始し、装置本体側からの上記判定信号に対して出力される上記検知信号が所定の上限値を超えた場合は、搭載された上記現像ユニットが不適合であると判定し、
    該他方の画像形成装置は調整範囲の下限から判定信号の値の調節を開始し、装置本体側からの上記判定信号に対して出力される上記検知信号が所定の下限値よりも小さい場合は、搭載された上記現像ユニットが不適合であると判定する判定手段を有することを特徴とする2つの画像形成装置。
  2. トナーとキャリアからなる2成分現像剤を内有する2成分現像方式の現像装置を備えた仕様が異なる2種の現像ユニットと、
    該2種の現像ユニットのいずれをも搭載することが可能であるが本来の性能を発揮させるためには他機種の現像ユニットを搭載できない仕様が異なる2機種の画像形成装置とがあり、
    該2種の現像ユニットのうちの一方の現像ユニットを、該2機種の画像形成装置のうちの一方の画像形成装置に搭載し、該2種の現像ユニットのうちの他方の現像ユニットを、該2機種の画像形成装置のうちの他方の画像形成装置に搭載するとそれぞれ所望の現像性能を発揮しうる場合の現像ユニットと画像形成装置との組み合わせを判定する方法であって、
    上記2機種の画像形成装置のそれぞれは、上記2種の現像ユニットのうちのいずれかを搭載した際に、所望の現像性能を発揮しうるか否かを判定するための判定信号を発信するものであり、
    該2種の現像ユニットのそれぞれは、該2成分現像剤のトナー濃度に応じて検知信号を発信するトナー濃度センサを有するものであり、
    該トナー濃度センサは、該判定信号をも受信可能であり、該判定信号の値に応じた値の検知信号を出力するものであり、
    上記一方の現像ユニットが備える該トナー濃度センサと、上記他方の現像ユニットが備える該トナー濃度センサとは、該トナー濃度及び該判定信号の値が同条件であっても該検知信号の値が異なるものであり、どちらのトナー濃度センサも、入力される判定信号の増加量に対して出力する検知信号の増加割合が正の同じ特性を有し、
    該2機種の画像形成装置は、適正なトナー濃度に調節された2成分現像剤を内有し、且つ未判別な現像ユニットが搭載された際に該判定信号を発信し、
    該適正なトナー濃度及び該判定信号に対して該トナー濃度センサが発信する該検知信号が予定される値である場合には所望の現像性能を発揮しうると判定し、
    該検知信号が予定されない値である場合には所望の現像性能を発揮し得ないと判定するものであって、上記2機種の画像形成装置は、上記適正なトナー濃度に調節された2成分現像剤を内有する現像ユニットが搭載された際に該適正なトナー濃度に対して上記検知信号が所定の値となるように上記判定信号の値を調節するものであり、
    該2機種の画像形成装置は、所定の値の該検知信号を得る際に使用する該判定信号の値が互いに異なり、入力される判定信号の増加量に対して出力する検知信号の増加割合が正の値であって、
    該一方の画像形成装置は所定の値の該検知信号を得る際に使用する該判定信号の値が、該他方の画像形成装置が所定の値の該検知信号を得る際に使用する該判定信号の値よりも高い値であり、
    該一方の画像形成装置は調節範囲の上限から上記判定信号の値の調節を開始し、装置本体側からの上記判定信号に対して出力される上記検知信号が所定の上限を超えた場合は、搭載された上記現像ユニットが不適合であると判定し、
    該他方の画像形成装置は調節範囲の下限から上記判定信号の値の調節を開始し、
    装置本体側からの上記判定信号に対して出力される上記検知信号が所定の下限値よりも小さい場合は、搭載された上記現像ユニットが不適合であると判定する判定手段を有することを特徴とする現像ユニットと画像形成装置との組み合わせを判定する方法。
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