JP2002116667A - 識別装置および被識別装置 - Google Patents

識別装置および被識別装置

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JP2002116667A
JP2002116667A JP2000307968A JP2000307968A JP2002116667A JP 2002116667 A JP2002116667 A JP 2002116667A JP 2000307968 A JP2000307968 A JP 2000307968A JP 2000307968 A JP2000307968 A JP 2000307968A JP 2002116667 A JP2002116667 A JP 2002116667A
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Osamu Abe
督 阿部
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Toshiba TEC Corp
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17543Cartridge presence detection or type identification
    • B41J2/17546Cartridge presence detection or type identification electronically
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/18Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements using a processing cartridge, whereby the process cartridge comprises at least two image processing means in a single unit
    • G03G21/1875Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements using a processing cartridge, whereby the process cartridge comprises at least two image processing means in a single unit provided with identifying means or means for storing process- or use parameters, e.g. lifetime of the cartridge
    • G03G21/1878Electronically readable memory
    • G03G21/1892Electronically readable memory for presence detection, authentication

Abstract

(57)【要約】 【課題】 消耗品ユニットなどのユニットが正規品であ
るか否かの識別などを、容易に欺瞞されることなく確実
に行うことを可能とする。 【解決手段】 識別装置である複写機本体1では、識別
符号を出力するとともに、この識別符号を符号変換機1
9で符号変換して正規変換符号を得る。被識別装置であ
るプロセスユニット2では、複写機本体1から出力され
る識別符号を、符号変換機25で符号変換機19と同一
の論理により符号変換して応答符号を得、この応答符号
を複写機本体1の入力ポートへと返す。複写機本体1で
は、符号変換機19で得られた正規変換符号と入力ポー
トに入力される信号とを照合部20で照合し、この照合
結果が一致である場合にCPU11が装着されたプロセ
スユニット2が正規品であると判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機、プ
リンタあるいはファクシミリ装置などのように、交換可
能な消耗品を有する製品において消耗品が正規品である
か否かの監視を行う等の用途に適した識別装置および被
識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタでは、トナーなどのよ
うな消耗品を用いることが一般的であり、ユーザメンテ
ナンスを容易とするために、ユニット化して容易に交換
することが可能なようにしている。
【0003】このような消耗品ユニットは模倣され易
く、非正規品のものが市場に出回ることがある。そして
このような非正規品の消耗品ユニットは性能が低い場合
が多く、使用された場合には所期の性能を発揮できない
ばかりか、最悪の場合には装置の故障につながるおそれ
もあった。
【0004】そこで従来より、模倣された非正規品を使
用できないようにする手段が種々講じられてきたが、い
ずれも模倣を防止しきれなかった。
【0005】例えば特開2000-137416号公報には、画像
形成装置のプロセスカートリッジに特定信号(パルス信
号)を出力する機能を設けて、画像形成装置本体では装
着されたプロセスカートリッジが出力する特定信号によ
り適否を判別する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な方法によると、消耗品が出力する信号は特定周波数の
パルス信号であるから、どのような信号が出力されてい
るのかを比較的容易に解析することが可能で、同様の信
号を発生する機能を設けられてしまうと、非正規品であ
ることを検出することができなくなってしまう。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、消耗品ユニッ
トなどのユニットが正規品であるか否かの識別などを、
容易に欺瞞されることなく確実に行うことが可能な識別
装置および被識別装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、例えばプロセスユニットなどの別体の被
識別装置を任意に装着可能で、正規の被識別装置が装着
されているか否かを識別する例えば複写機本体などの識
別装置において、前記被識別装置と信号の授受を行うた
めの出力ポートおよび入力ポートと、所定の識別符号を
前記出力ポートから出力する、例えばCPUおよびイン
タフェース部からなる符号生成手段と、この符号生成手
段により生成された前記識別符号を所定の規則に従って
正規変換符号に変換する例えば符号変換機などの符号変
換手段と、この符号変換手段により得られた正規変換符
号と、前記入力ポートからの入力信号とが一致するか否
かを照合する例えば照合部などの照合手段と、この照合
手段による照合により一致と判定された場合にのみ正規
の被識別装置が装着されていると識別する例えばCPU
などの識別処理手段とを備えた。
【0009】また上述の識別装置に装着されたときに当
該識別装置に正規品が装着されていると識別させる例え
ばプロセスユニットなどの被識別装置に、前記識別装置
の前記出力ポートから出力される前記識別符号を前記符
号変換手段と同一の規則に従って変換して得られる応答
符号を前記入力ポートへと与える例えば符号変換機など
の応答符号生成手段を備えた。
【0010】このような手段を講じたことにより、識別
装置から被識別装置に向けて識別符号が出力される。こ
の識別符号は、識別装置の符号変換手段と被識別装置の
応答信号生成手段によりそれぞれ同一の規則に従って符
号変換がなされて正規変換符号および応答符号とされ
る。そしてこれらの正規変換符号および応答符号はとも
に照合手段に与えられて照合され、その照合結果が一致
である場合に正規の被識別装置が装着されていると判定
される。従って、符号変換手段と同一の規則に従って符
号変換を行う機能を有さない被識別装置は、何らかの類
似符号を出力する機能を備えていたとしても非正規品と
して識別できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のい
くつかの実施形態につき説明する。
【0012】(第1の実施形態)まず、本発明の第1実
施形態につき説明する。
【0013】図1は本実施形態に係る識別装置および被
識別装置をプロセスユニットの識別のために適用してな
るディジタル複写機の要部構成を示すブロック図であ
る。
【0014】この図に示すように本実施形態のディジタ
ル複写機は、複写機本体1とプロセスユニット2とから
なる。プロセスユニット2は複写機本体1とは別体を成
し、複写機本体1に対して任意に着脱が可能である。
【0015】複写機本体1は同図に示すように、CPU
11、ROM12、RAM13、操作パネル14、スキ
ャナ15、プリンタ本体16、インタフェース部(IF
部)17、コネクタ18、符号変換機19、照合部2
0、履歴メモリ21およびカバー状態検出部22を有し
ている。そしてこれらの各部のうちのCPU11、RO
M12、RAM13、操作パネル14、スキャナ15、
プリンタ本体16、インタフェース部17およびカバー
状態検出部22は、システムバス23を介して互いに接
続されている。
【0016】またプロセスユニット2は同図に示すよう
に、プロセスユニット本体24、符号変換機25および
コネクタ26を有している。
【0017】CPU11は、ROM12に格納された動
作プログラムに基づくソフトウェア処理により、ディジ
タル複写機としての動作を実現するための各部の制御処
理を行う。
【0018】ROM12は、CPU11の制御プログラ
ム等を記憶する。
【0019】RAM13は、CPU11が各種の処理を
行うために必要となる各種の情報を記憶するために使用
される。
【0020】操作パネル14は、ユーザによるCPU1
1に対する各種の指示入力を受け付けるためのキー入力
部や、ユーザに対して報知すべき各種の情報をCPU1
1の制御の下に表示するための表示部などを有する。
【0021】スキャナ15は、イメージセンサや画像処
理回路などを有してなり、コピー対象の原稿の読取りを
行って、その原稿を示す画像データを生成する。
【0022】プリンタ本体16は、周知の電子写真プロ
セスによる用紙への画像形成を行う。このプリンタ本体
16が画像形成を行うに当たっては、装着されているプ
ロセスユニット2を使用する。
【0023】インタフェース部17には、コネクタ1
8、符号変換機19、照合部20および履歴メモリ21
がそれぞれ接続されており、プロセスユニット2の識別
のための各種データをCPU11がこれらの各部と授受
するためのインタフェース処理を行う。なおインタフェ
ース部17は、CPU11から与えられるデータに基づ
いて所定のビット長を持つ識別符号を出力する機能を有
するが、この識別符号をシリアル信号で出力する。
【0024】コネクタ18には、プロセスユニット2が
装着されている場合に、そのプロセスユニット2に設け
られているコネクタ26が結合する。そしてコネクタ1
8は、出力ポートおよび入力ポートをそれぞれ有し、イ
ンタフェース部17から出力される信号をプロセスユニ
ット2に向けて出力するとともに、プロセスユニット2
から出力される信号を照合部20へと与える。
【0025】符号変換機19には、インタフェース部1
7からプロセスユニット2に向けて出力される信号が分
岐入力されている。そしてこの符号変換機19は、この
入力信号を所定の規則に従って符号変換する。
【0026】照合部20は、コネクタ18を介してプロ
セスユニット2から与えられる信号と、符号変換機19
で符号変換がなされた後の信号とを照合し、両信号が一
致するか否かを示す照合結果情報を出力する。
【0027】履歴メモリ21は、符号変換機19からの
出力信号を蓄積記憶する。
【0028】カバー状態検出部22は、複写機本体1に
設けられた開閉カバーの開閉状態を検出し、CPU11
からの要求に応じて検出結果をCPU11へと通知す
る。開閉カバーは、プロセスユニット2の交換などのた
めにプロセスユニット2の収容空間を複写機本体1の外
部に露出するための扉である。
【0029】プロセスユニット本体24は、感光ドラム
や現像器などの消耗品を備えたものであって、カートリ
ッジ状を成していてユーザが容易に交換することを可能
としてある。
【0030】符号変換機25は、プロセスユニット本体
24に取り付けられている。そしてこの符号変換機25
には、コネクタ26が接続されており、複写機本体1か
ら出力される信号が入力される。そこで符号変換機25
は、符号変換機19が行う符号変換と同一の規則に従っ
た符号変換を行う。そして符号変換機25は、符号変換
した後の信号をコネクタ26を介して複写機本体1へと
返送する。
【0031】ところでCPU11がROM12に格納さ
れた動作プログラムに基づくソフトウェア処理により実
現する制御手段は、ディジタル複写機における周知の一
般的な制御手段に加えて、識別符号出力制御手段および
識別処理手段を有している。
【0032】ここで識別符号出力制御手段は、後述する
識別符号に相当するデータをインタフェース部17に与
え、このインタフェース部からコネクタ18および符号
変換機19へと識別符号を出力させる。
【0033】また識別処理手段は、照合部20から出力
される照合結果情報に基づいて正規品のプロセスユニッ
ト2が装着されているか否かの識別を行う。
【0034】さて本実施形態では、複写機本体1側の符
号変換機19とプロセスユニット2側の符号変換機25
とには同一の集積回路を用いている。
【0035】図2は符号変換機19,25の要部構成を
示す図である。
【0036】なお、ここでは説明を簡単にするために、
識別符号のビット長が8ビットであるとした構成を示し
ているが、実際には識別符号のビット長はこれよりも大
きく設定される。
【0037】この図に示すように符号変換機19,25
は、シリアル/パラレル変換部(以下、S/P変換部と
称する)31、ラッチ回路32、論理演算部33および
パラレル/シリアル変換部(以下、P/S変換部と称す
る)34を有している。
【0038】S/P変換部31は、インタフェース部1
7からシリアル信号で出力される識別符号を8ビットの
パラレル信号に変換する。
【0039】ラッチ回路32は、同期信号S1に応じた
タイミングでS/P変換部31からの出力を取込み、ラ
ッチする。なお同期信号S1は、S/P変換部31の出
力に1つの識別符号の8ビットが揃うタイミングに同期
した信号である。
【0040】論理演算部33は、NOT回路33a、O
R回路33b、AND回路33c、EX−OR回路33
d、OR回路33e、NOR回路33f、NAND回路
33gおよびフリップフロップ回路33hを用いてな
り、ラッチ回路32にラッチされているA1〜A8の各
ビットに基づいて図2(b)に示すような論理式による
論理演算を行う。これにより論理演算部33は図2
(b)に示すような規則の下に、A1〜A8からなる入
力符号をB1〜B8よりなる別の出力符号に変換する。
【0041】P/S変換部34は、論理演算部33で生
成された符号をシリアル信号として出力する。
【0042】次に、以上のように構成されたディジタル
複写機の動作につき説明する。なお、複写動作などのデ
ィジタル複写機における周知の一般的な動作については
従来よりあるディジタル複写機と同様であるのでその説
明は省略し、ここでは正規のプロセスユニット2が装着
されているか否かの識別動作につき詳しく説明すること
とする。
【0043】まず、本ディジタル複写機の電源が投入さ
れることによりCPU11が起動された場合、CPU1
1は図3に示すような電源投入時識別処理を実行する。
【0044】この電源投入時識別処理においてCPU1
1はまず、識別符号の出力を開始する(ステップST
1)。
【0045】識別符号は、ビット長、ビット配列ともに
任意であって良い。そして本実施形態では、ランダムに
決定したビット配列の識別符号を連続的に出力する。た
だし、この連続して出力される識別符号は同一配列のも
のが極力出力されないようにすることが望ましい。
【0046】そこでCPU11は、例えば図4に示すよ
うに年、月、日、時、分、秒の値に乱数を組み合わせて
なる識別符号を用いるようにする。このようにすれば、
1秒当り1回のペースで識別符号を出力し続けたとして
も、乱数ビット数をnとすれば2n年に1回の確率でし
か同一の識別符号は発生しないこととなる。すなわち図
4の例では乱数を4ビットとしているから、同一の識別
符号が生じる確率は16年に1回となる。
【0047】図5は年、月、日の値に代えて乱数を用い
ることで乱数のビット数比率を増加した例を示すもの
で、このように乱数のビット数比率を増加することで同
一符号の発生確率をより低減することが可能となる。
【0048】もちろん全てのビットを乱数により発生す
ることも可能であるが、乱数のビット数を増やすほどC
PU11の負担増加となるので、年、月、日、時、分、
秒などの値を適宜用いることが好ましい。
【0049】CPU11はこのようにして生成した識別
符号のビット配列をインタフェース部17へと通知す
る。そうするとインタフェース部17は、このCPU1
1から通知されたビット配列のシリアル信号をコネクタ
18の出力ポートおよび符号変換機19へと出力する。
【0050】プロセスユニット2が装着されており、コ
ネクタ18にコネクタ26が結合しているならば、イン
タフェース部17が出力したシリアル信号はコネクタ1
8,26を介して符号変換機25へと与えられる。
【0051】かくして符号変換機19および符号変換機
25の双方に同一の識別符号列がシリアル信号として与
えられることとなる。そして符号変換機19で符号変換
された後の符号(以下、正規変換符号と称する)と、符
号変換機25で符号変換された後の符号(以下、応答符
号と称する)とは、ともに照合部20に入力される。
【0052】さて、装着されたプロセスユニット2が正
規品であるならば、符号変換機25は符号変換機19と
同一のものである。従ってこの場合には、正規変換符号
と応答符号とは一致するはずであり、照合部20におけ
る照合で不一致が生じることはない。しかしながら、装
着されたプロセスユニット2が非正規品であって、応答
符号を返送する機能を有していないか、あるいは有して
いても正しい符号変換が行えていない場合は、正規変換
符号と応答符号とは一致せず、照合部20で不一致と判
定される。
【0053】そこでCPU11は、識別符号の出力を行
っている状態で、照合部20が出力する照合結果情報を
取り込み(ステップST2)、不一致が発生しているか
否かを確認する(ステップST3)。もしここで不一致
が発生していないならばCPU11は、所定の識別期間
が終了したか否かを確認(ステップST4)し、所定の
識別期間が終了するまでステップST3およびステップ
ST4の処理を繰り返し、上述の照合結果のチェックを
繰り返し行う。なお識別期間は、少なくとも1つの識別
符号に関する正規変換符号と応答符号との照合が終わる
までの期間であり、通常は複数の識別情報に関する正規
変換符号と応答符号との照合を行う期間に設定する。
【0054】さて、不一致が発生することなく識別期間
が終了したならばCPU11は、装着されているプロセ
スユニット2が正規品であると判定する。そしてこの場
合にCPU11は、識別符号の出力を停止し(ステップ
ST5)、この上でそのまま今回の電源投入時識別処理
を終了する。
【0055】これに対して、識別期間内に不一致が発生
したならばCPU11は、装着されているプロセスユニ
ット2が非正規品であると判定する。そしてこの場合に
CPU11は、まず識別符号の出力を停止し(ステップ
ST6)、この上で異常処理を行う(ステップST
7)。
【0056】この異常処理は例えば、 (1) 操作パネル14にて、「純正品をお使い下さい」
と表示するなどのユーザに対する警告動作を行う。
【0057】(2) 暫定印刷可能モードを設定する。こ
の暫定印刷可能モードを設定した場合には、印刷枚数が
一定枚数になるのを監視し、一定枚数に到達したら印刷
動作を禁止する処理を別途行う。このように一定枚数の
印刷のみを許容するのは、正規品を入手するまでの間に
全く印刷が行えなくなってしまうことを防止するためで
ある。
【0058】(3) 印刷禁止モードを設定する。
【0059】といった処理のいずれか、または組み合わ
せで行う。
【0060】そして異常処理が終了したならばCPU1
1は、今回の電源投入時識別処理を終了する。
【0061】以上のような電源投入時識別処理により、
電源投入が行われる毎にプロセスユニット2の識別が行
われる。
【0062】このような電源投入時識別処理を終了して
装置が立ち上がった後にCPU11は、待機状態にある
ときに所定のタイミング毎に、図6に示すカバークロー
ズ時識別処理、図7に示す定期識別処理および図8に示
す印刷開始前識別処理をそれぞれ実行する。なお、図6
乃至図8において図5と同一の処理を行うステップには
同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0063】図6に示すようにカバークローズ時識別処
理においてCPU11はまず、カバー状態検出部22に
より、開閉カバーが開放状態から閉じられたこと(カバ
ークローズ)が検出されたか否かを確認する(ステップ
ST11)。
【0064】そして、カバークローズが発生していたな
らばCPU11は、前述の電源投入時識別処理の場合と
同様にしてステップST11乃至ステップST7の処理
を行う。
【0065】なお、カバークローズが発生していなかっ
たならばCPU11は、何も行うことなく今回のカバー
クローズ時識別処理を即座に終了する。
【0066】以上のようなカバークローズ時識別処理に
より、開閉カバーが一旦開放された場合、すなわちプロ
セスユニット2の交換が行われた可能性が有る場合にプ
ロセスユニット2の識別が行われる。
【0067】図7に示すように定期識別処理においてC
PU11はまず、所定の識別周期を計時する識別周期タ
イマがタイムアップしたか否かを確認する(ステップS
T21)。
【0068】そして、識別周期タイマがタイムアップし
ていたならばCPU11は、前述の電源投入時識別処理
の場合と同様にしてステップST1乃至ステップST7
の処理を行う。そしてステップST5で識別符号の出力
を停止したのち、あるいは異常処理を終了した後にCP
U11は、識別周期タイマをリセットし(ステップST
22)、この上で今回の定期識別処理を終了する。
【0069】なお、識別周期タイマがタイムアップして
いなかったならばCPU11は、何も行うことなく今回
の定期識別処理を即座に終了する。
【0070】以上のような定期識別処理により、所定の
時間間隔で定期的にプロセスユニット2の識別が行われ
る。
【0071】図8に示すように印刷開始前識別処理にお
いてCPU11はまず、印刷要求が発生しているか否か
を確認する(ステップST31)。
【0072】そして印刷要求が発生していたならばCP
U11は、前述の電源投入時識別処理の場合と同様にし
てステップST1乃至ステップST7の処理を行う。そ
してCPU11は、ステップST5で識別符号の出力を
停止したのち、あるいは異常処理を終了した後に今回の
印刷開始前識別処理を終了し、印刷動作に移行する。
【0073】なお、印刷要求が発生していなかったなら
ばCPU11は、何も行うことなく今回の定期識別処理
を即座に終了する。
【0074】以上のような印刷要求時識別処理により、
印刷を行う必要が生じる毎に、その印刷を開始するのに
先立ってプロセスユニット2の識別が行われる。
【0075】このような種々の識別処理によりプロセス
ユニット2の識別を行うのであるが、これらの識別処理
はいずれも照合部20での照合結果に基づいて行ってい
る。
【0076】このため、複写機本体1側で符号変換機1
9へと、同一の符号が連続したり、あるいは少数の符号
の繰り返しのような単純な符号列を入力するような改造
がなされると、プロセスユニット2からはそれに応じた
特定の符号列を出力するようにしておけば正規品として
識別してしまうことになる。
【0077】そこでCPU11は、所定のタイミング毎
に図9に示すような不正監視処理を実行する。
【0078】この不正監視処理においてCPU11はま
ず、履歴メモリ21に蓄積された符号を取り出す(ステ
ップST41)。そしてCPU11は、この取り出した
符号の配列の周期性チェックを行う(ステップST4
2)。
【0079】そしてCPU11は、周期性があったか否
かの判断を行い(ステップST43)、周期性が認めら
れるならば上述のような不正が行われていると判定し、
所定の対不正処理を行う(ステップST44)。この対
不正処理とは、例えばユーザへの警告を行ったり、その
後の一切の動作を禁止するなどの処理である。
【0080】そして対不正処理が終了したならば、今回
の不正監視処理を終了する。なお、ステップST43で
周期性が認められなければ、ステップST44の対不正
処理を行うことなしにそのまま今回の不正監視処理を終
了する。
【0081】以上のように本実施形態によれば、正規の
プロセスユニット2には、複写機本体1に設けられる符
号変換機19と同一の符号変換機25を設け、複写機本
体1から与えられる識別符号をこの符号変換機25で変
換した上で、この変換後の符号を応答符号として複写機
本体1に返送する。そして複写機本体1では、このよう
にプロセスユニット2から返送されてくるはずである応
答符号と、符号変換機19で符号変換した正規変換符号
とを照合し、その照合結果に基づいてプロセスユニット
2が正規品であるか否かの識別を行う。
【0082】従って、複写機本体1では2つの符号の単
純な一致比較に基づいてプロセスユニット2が正規品で
あるか否かの識別を行うことができ、非常に簡易な構成
により実現できる。しかもプロセスユニット2は、複写
機本体1から与えられる識別符号を所定の規則に従って
変換して応答符号を得るので、識別符号を変化させるこ
とで応答符号も変化することとなり、特定の応答符号を
発生するだけでは欺瞞されることがない。そして本実施
形態では、複写機本体1から出力する識別符号を毎回ラ
ンダムに変化させているので、応答符号の変化もランダ
ムとなるため正規のプロセスユニット2から出力される
応答符号を解析しても応答符号の生成の規則は認識不可
能であり、応答符号を生成する回路を不正に作成するこ
とは不可能である。
【0083】また本実施形態によれば、複写機本体1と
プロセスユニット2との間での識別符号および応答符号
の伝送はシリアル信号としているので、図10に示すよ
うな識別符号および応答符号の切れ目は符号のビット長
を知らなければ判定することができず、符号の解析がさ
らに困難となっている。
【0084】また本実施形態によれば、符号変換機1
9,25の論理演算部33は、フリップフロップ33h
を備えて、1つ前の識別符号に含まれていた1ビットの
情報も用いての論理演算により符号変換を行っているの
で、符号のビット長は8ビットであって256種類しか
存在し得ないながら、入力符号のそれぞれに対して2種
類の出力符号が選択的に出力されることとなるので、入
力符号と出力符号との関係では512通りが存在するこ
ととなる。すなわち図11に示すように、入力符号が同
じ「23」であっても出力符号が「64」であったり
「65」であったりし、また入力符号が「51」「7
1」と異なっていても出力符号が同じ「20」であった
りするのであって、正規のプロセスユニット2への入力
と出力との関係を解析して符号変換機25での変換規則
を調べることが困難となる。これにより、符号変換機2
5を偽造することも困難となり、偽造された符号変換機
25による欺瞞を確実に防止することが可能である。
【0085】また本実施形態によれば、符号変換機19
が出力する符号を履歴メモリ21に蓄積記憶しておき、
この蓄積記憶した符号に周期性が認められた場合には不
正が行われていると判定してそれに対処するための対不
正処理を行うこととしたので、符号変換機19へと単純
な符号列を入力するような改造が複写機本体1側で行わ
れて不正使用されることを防止することが可能である。
【0086】また本実施形態によれば、電源投入直後に
プロセスユニット2の識別を行うようにしているので、
電源断状態でプロセスユニット2の交換がなされた場合
でも、新しく装着されたプロセスユニット2の識別を早
期に行うことができる。
【0087】また本実施形態によれば、開閉カバーが閉
じられた直後にプロセスユニット2の識別を行うように
しているので、電源投入状態でのプロセスユニット2の
交換のための一連の作業の終了直後に、新しく装着され
たプロセスユニット2の識別を行うことができる。
【0088】また本実施形態によれば、定期的に、ある
いは印刷動作を開始する前にそれぞれプロセスユニット
2の識別を行うようにしているので、電源投入時やカバ
ークローズ時の識別処理で識別ミスをしたり、何らかの
方法で電源投入時やカバークローズ時の識別処理が行わ
れなようにされた場合であっても、プロセスユニット2
の識別を確実に行うことができる。
【0089】(第2の実施形態)続いて本発明の第2実
施形態につき説明する。
【0090】本実施形態のディジタル複写機は、全体構
成は前述した第1実施形態と同様である。そして本実施
形態は、符号変換機19,25の詳細構成が前述の第1
実施形態と異なっている。
【0091】図12は本実施形態における符号変換機1
9,25の要部構成を示す図である。なお、図2と同一
部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0092】この図に示すように本実施形態における符
号変換機19,25は、論理演算部33、シフトレジス
タ41,42、タイマ43,44、NOT回路45,4
7およびAND回路46,48を有してなる。
【0093】シフトレジスタ41,42は、例えばSN
54199などのようなラッチ機能を有したものであ
る。そしてこのシフトレジスタ41,42は、SHIFT LO
AD端子が「L」レベルであるときにのみ入力端子からの
データの取り込みを行う。またシフトレジスタ41,4
2は、CLOCK INHIBIT端子が「L」レベルであるときに
のみシフト動作を行う。従って、SHIFT LOAD端子が
「H」レベル、CLOCK INHIBIT端子を「H」レベルに固
定しておくことで、内部の各レジスタの保持値をそのま
ま保持しておくことができるのである。
【0094】シフトレジスタ41には、入力端子1Dにイ
ンタフェース部17の出力信号が与えられ、出力端子1Q
〜8Qのそれぞれの出力がパラレル化した符号として論理
演算部33へと与えられる。シフトレジスタ41のSHIF
T LOAD端子は接地され、CLOCK INHIBIT端子にはタイマ
43の出力信号が与えられている。
【0095】シフトレジスタ42には、論理演算部33
の8ビットパラレルの出力が入力端子1D〜8Dに与えら
れ、出力端子8Qの出力がシリアル化した信号としてAN
D回路48へと与えられる。シフトレジスタ42のSHIF
T LOAD端子にはタイマ43の出力信号が与えられ、CLOC
K INHIBIT端子にはAND回路46の出力信号が与えら
れている。
【0096】タイマ43は、同期信号S1によりリセッ
トされ、クロック信号CLKの8周期分程度の時間、すな
わちシフトレジスタ41に1つの識別符号の8ビットが
取込まれるのに要する時間を計時する。そしてタイマ4
3は、計時中は「L」レベルを、タイムアップ後は
「H」レベルをそれぞれ出力する。
【0097】タイマ44は、同期信号S1によりリセッ
トされ、所定の遅延時間を計時する。そしてタイマ44
は、計時中は「L」レベルを、タイムアップ後は「H」
レベルをそれぞれ出力する。
【0098】NOT回路45にはタイマ44の出力信号
が入力されている。AND回路46には、タイマ43の
出力信号とNOT回路45の出力信号とがそれぞれ入力
されている。NOT回路47には、AND回路46の出
力信号が入力されている。そしてAND回路48には、
シフトレジスタ42の出力端子8Qの出力とNOT回路4
7の出力とがそれぞれ与えられている。
【0099】次に、このように構成された符号変換機1
9,25の動作につき説明する。
【0100】まず、シフトレジスタ41のSHIFT LOAD端
子は常に「L」にしてあるため、クロック信号CLKに同
期してデータ入力するモードに常に固定されている。
【0101】1つの識別符号の先頭のタイミングに同期
して同期信号が「H」レベルとなると(図13中のTA
時点)、これに応じてタイマ43,44がともにリセッ
トされて計時動作を開始する(TB時点)。
【0102】タイマ43が計時動作を行っていると、シ
フトレジスタ41はCLOCK INHIBIT端子が「L」レベル
となるのでシフト動作を開始し、識別符号が取り込まれ
てゆく。シフトレジスタ41が8ビット目を取り込み終
わる頃に、タイマ43がタイムアップし、その出力が
「H」レベルに変化する(TC時点)。そうすると、シ
フトレジスタ41はCLOCK INHIBIT端子が「H」レベル
となるのでシフト動作を停止し、取込んでいるデータす
なわち1つの識別符号の8ビットをラッチした状態とな
る。そしてこのようにシフトレジスタ41がラッチして
いる8ビットが論理演算部33へと与えられ、さらに論
理演算部33での論理演算の結果の8ビットがシフトレ
ジスタ42へと与えられる。
【0103】シフトレジスタ42は、シフトレジスタ4
1のCLOCK INHIBIT端子に与えられる信号がSHIFT LOAD
端子に与えられているので、シフトレジスタ41が上述
のように1つの識別符号の8ビットを出力している期間
に、クロック信号CLKに同期してデータ入力するモード
に設定される。これにより、上述のように論理演算部3
3での論理演算の結果の8ビットがシフトレジスタ42
に取り込まれる。このとき、タイマ43の出力が「H」
レベルで、タイマ44の出力が「L」レベルであるある
ので、AND回路46の2入力はともに「H」レベルで
あり、シフトレジスタ42のCLOCK INHIBIT端子は
「H」レベルとなっている。従って、上述のように取り
込まれた8ビットは、シフトされることなくラッチされ
る。
【0104】さて、シフトレジスタ42がデータをラッ
チしているとき、出力端子8Qからはデータ出力が行われ
ているが、このときにはNOT回路47の出力が「L」
レベルであってAND回路48が閉じているので、出力
端子8Qからの出力は外部へは流れない。この状態は、タ
イマ44がタイムアップするまでの間継続される。
【0105】タイマ44がタイムアップすると、タイマ
44の出力が「H」レベルとなる(TD時点)。そうす
ると、AND回路46の出力が「L」レベルに変化し、
シフトレジスタ42のCLOCK INHIBIT端子が「L」レベ
ルとなるのでシフトレジスタ42がシフト動作を開始す
る。この結果、ラッチされていた8ビット、すなわち変
換後の1つの符号が、出力端子8Qからシリアル信号とし
て出力されることとなる。そしてこの時には、NOT回
路47の出力が「H」レベルとなっていてAND回路4
8が開いているので、出力端子8Qからの出力はそのまま
外部へと流れて行く。
【0106】このように本実施形態によれば、識別符号
が与えられてからタイマ44が計時する遅延時間に渡り
遅延して変換後の符号が出力される。従って、第三者が
符号変換機19,25の入出力の関係を解析しようとし
ても、1つの識別符号に関する入出力関係を確認するた
めに遅延時間を要するので、遅延時間をある程度大きく
設定しておけば、全ての識別符号に関する入出力関係を
解析し終えるのに多大な時間が必要となる。例えば識別
符号の符号長を30ビットとした場合、識別符号は230
種類が存在することになるので、遅延時間を1秒に設定
すれば解析に2 30秒、すなわち約34.5年が必要にな
る。この結果、符号変換機19,25の入出力の関係か
ら論理演算部33での演算内容が判別されてしまうこと
を防止することができ、符号変換機19,25が偽造さ
れることを防止することが可能となる。
【0107】(第3の実施形態)続いて本発明の第3実
施形態につき説明する。
【0108】本実施形態のディジタル複写機は、全体構
成は前述した第1実施形態と同様である。そして本実施
形態は、符号変換機19,25の詳細構成が前述の第1
実施形態と異なっている。
【0109】図14は本実施形態における符号変換機1
9,25の要部構成を示す図である。なお、図2と同一
部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0110】この図に示すように本実施形態における符
号変換機19,25は、S/P変換部31、ラッチ回路
32、論理演算部33、P/S変換部34、カウンタ5
1およびEX−OR回路52,53を有している。
【0111】カウンタ51は、同期信号S1に同期し
て、「0」から「2」までを巡回的にカウントする。そ
してカウンタ51は、カウント値が「2」である時にの
み出力を「H」レベルとする。
【0112】EX−OR回路52は、一方の入力端に論
理演算部33の第4ビット出力が、また他方の入力端に
カウンタ51の出力がそれぞれ入力されている。そして
EX−OR回路52は、この2入力の排他的論理和を取
り、その結果を第4ビットB4としてP/S変換部34
へと与える。
【0113】EX−OR回路53は、一方の入力端に論
理演算部33の第6ビット出力が、また他方の入力端に
カウンタ51の出力がそれぞれ入力されている。そして
EX−OR回路53は、この2入力の排他的論理和を取
り、その結果を第6ビットB6としてP/S変換部34
へと与える。
【0114】次に、このように構成された符号変換機1
9,25の動作につき説明する。
【0115】論理演算部33では、前記第1実施形態の
ときと同様にして符号変換が行われる。
【0116】一方カウンタ51は図15に示すように、
同期信号S1が「H」レベルになる毎に、カウント値を
カウントアップして行き「0」から「2」までを巡回的
にカウントする。すなわち、論理演算部33へと与えら
れる識別符号が変化する毎にカウンタ51のカウント値
も変化する。
【0117】カウント値が「0」または「1」であると
きは、カウンタ51は「L」レベルを出力する。従って
この期間にはEX−OR回路52,53の一方の入力端
にはL」レベルが与えられるので、P/S変換部34へ
は論理演算部33から出力される8ビットがそのまま与
えられることになる。
【0118】しかしながらカウント値が「2」であると
きは、カウンタ51は「H」レベルを出力する。従って
この期間にはEX−OR回路52,53の一方の入力端
にはH」レベルが与えられるので、第4ビットおよび第
6ビットは論理演算部33での論理演算からさらに排他
的論理和がかけられることになる。
【0119】この結果、カウンタ51のカウント値が
「0」または「1」であるときには論理演算部33の論
理(第1論理)で、またカウント値が「2」であるとき
にはEX−OR回路52,53の排他的論理和を加えた
論理(第2論理)でそれぞれ符号変換が行われることに
なる。
【0120】このように本実施形態によれば、2つの論
理での符号変換を混在して行うので、符号変換機19,
25の入出力の関係が変動するのであり、符号変換機1
9,25の入出力の関係から演算内容が判別されてしま
うことを防止することができ、符号変換機19,25が
偽造されることを防止することが可能となる。
【0121】(第4の実施形態)続いて本発明の第4実
施形態につき説明する。
【0122】本実施形態のディジタル複写機は、全体構
成は前述した第1実施形態と同様である。そして本実施
形態は、符号変換機19,25の詳細構成が前述の第1
実施形態と異なっている。また本実施形態では、照合部
20での照合処理が若干異なっている。
【0123】図16は本実施形態における符号変換機1
9,25の要部構成を示す図である。なお、図2と同一
部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0124】この図に示すように本実施形態における符
号変換機19,25は、S/P変換部31、ラッチ回路
32、論理演算部33、P/S変換部34および乱数発
生器61を有している。
【0125】乱数発生器61は、4ビットの乱数を発生
する。乱数発生器61が発生した乱数はパラレルに出力
され、第2、第4、第6および第8の各ビットとしてP
/S変換部34に与えられる。
【0126】次に、このように構成された符号変換機1
9,25の動作につき説明する。
【0127】論理演算部33では、前記第1実施形態の
ときと同様にして符号変換が行われる。
【0128】しかし本実施形態では、論理演算部33か
ら出力される8ビットのうちの第2、第4、第6および
第8の各ビットは捨てられ、乱数発生器61が発生する
乱数の各ビットに置き換えられる。
【0129】さて照合部20では、正規変換符号および
応答符号の第2、第4、第6および第8ビットは、上述
のように符号変換機19および符号変換機25でそれぞ
れ発生された乱数であって一致しないので、これらのビ
ットを除いた残りのビットのみの照合を行う。
【0130】このように本実施形態によれば、符号変換
機19,25の出力には照合に用いないダミーのビット
を含ませるようにしているので、符号変換機19,25
の入出力の関係から正しい演算内容を判別することは不
可能であり、符号変換機19,25が偽造されることを
防止することが可能となる。
【0131】(第5の実施形態)続いて本発明の第5実
施形態につき説明する。
【0132】図17は本実施形態に係る識別装置および
被識別装置をプロセスユニットの識別のために適用して
なるディジタル複写機の要部構成を示すブロック図であ
る。なお、図1と同一部分には同一符号を付し、その詳
細な説明は省略する。
【0133】この図に示すように本実施形態のディジタ
ル複写機は、複写機本体3とプロセスユニット2とから
なる。プロセスユニット2は複写機本体3とは別体を成
し、複写機本体3に対して任意に着脱が可能である。
【0134】複写機本体3は同図に示すように、CPU
11、ROM12、RAM13、操作パネル14、スキ
ャナ15、プリンタ本体16、コネクタ18、カバー状
態検出部22およびインタフェース部(IF部)71を
有している。そしてこれらの各部のうちのCPU11、
ROM12、RAM13、操作パネル14、スキャナ1
5、プリンタ本体16、カバー状態検出部22およびイ
ンタフェース部71は、システムバス23を介して互い
に接続されている。
【0135】インタフェース部71には、コネクタ18
が接続されており、このコネクタ18およびコネクタ1
8に結合したコネクタ26を介しての符号変換機25と
の間でCPU11がデータ授受するためのインタフェー
ス処理を行う。
【0136】さて本実施形態においてCPU11がRO
M12に格納された動作プログラムに基づくソフトウェ
ア処理により実現する制御手段は、前記第1実施形態が
有する処理手段に加えて、符号変換手段および照合手段
を有している。
【0137】符号変換手段は、前記第1実施形態におい
て符号変換機19が行う論理演算をソフトウェア処理に
より行う。
【0138】また照合手段は、プロセスユニット2から
出力された応答符号をインタフェース部71を介して取
り込んで、これを符号変換手段により求めた正規変換符
号とソフトウェア処理により行う。
【0139】すなわち本実施形態は、前述した第1実施
形態と同様な処理によりプロセスユニット2の識別を行
うのであるが、符号変換機19および照合部20の機能
をCPU11のソフトウェア処理により実現したもので
ある。
【0140】本実施形態においても、第1実施形態のよ
うに様々なタイミングでの識別処理を行うことが可能で
あるが、ここでは電源投入時識別処理について説明す
る。
【0141】図18は電源投入時識別処理の処理手順を
示すスローチャートである。なお、図3と同一の処理を
行うステップには同一符号を付し、その詳細な説明は省
略する。
【0142】この図に示すように電源投入時識別処理に
おいてCPU11はまず、識別符号を出力する(ステッ
プST51)。そしてCPU11は、ステップST51
で出力した識別符号に対してプロセスユニット2から返
送されてくる応答符号をインタフェース部17を介して
取り込む(ステップST52)。
【0143】続いてCPU11は、ステップST51で
出力した識別符号に対する正規変換符号を算出し(ステ
ップST53)、これをステップST52で取り込んだ
応答符号と照合する(ステップST54)。
【0144】そしてCPU11は、ステップST54で
の照合結果が不一致であったか否かを確認する(ステッ
プST55)。ここで照合結果が不一致であったならば
CPU11は、ステップST7の異常処理を実行し、こ
の異常処理が完了したならば今回の電源投入時識別処理
を終了する。なお、照合結果が一致であったならばCP
U11は、ステップST7の異常処理を行うことなしに
今回の電源投入時識別処理を終了する。
【0145】以上のように本実施形態によれば、前述し
た第1実施形態と全く同様の効果を得ることが可能であ
る上、符号変換機19および符号変換機25の双方を別
のものに取り替えるような改造や、照合部20を常に一
致のデータを出力するものに取り替えるような改造を行
うことが不可能となり、そのような不正により欺瞞され
ることを防止することが可能である。
【0146】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではない。例えば前記各実施形態では、本発明に
係る識別装置を複写機本体1に、また被識別装置をプロ
セスユニット2にそれぞれ設け、複写機本体1に装着さ
れたプロセスユニット2の識別を行う例を示している
が、識別対象となるのはプロセスユニットには限らず、
トナーユニットなどの他のユニットの識別にも本発明の
適用が可能である。そしてその識別対象とするユニット
は、消耗品にも限らず、例えばメモリユニットなどのよ
うな拡張ユニットの識別にも本発明の適用が可能であ
る。さらには、ディジタル複写機には限らず、2つの別
体のユニットが任意に装着される装置であれば本発明の
適用が可能である。もちろん、任意の装置に組み込んで
使用するような独立した識別装置および被識別装置とし
て実現することも可能である。
【0147】また前記各実施形態では、符号変換のため
に図2(b)に示す式に基づく論理演算を行うこととし
ているが、この論理演算の内容は任意であって良い。
【0148】また前記各実施形態では、符号変換のため
の論理演算に過去の符号のうちの1ビットのみを用いる
こととしているが、2ビット以上を用いるようにしても
良く、増加するほど変換前符号と変換後出力符号との関
係を複雑とすることが可能である。また使用する過去の
情報は1つ前の変換前符号のビットには限らず、2つ以
上前の変換前符号のビットや、過去の変換後符号のビッ
トを使用することも可能である。
【0149】また前記各実施形態では、識別処理を、電
源投入時、カバークローズ時、所定周期毎、ならびに印
刷開始前のそれぞれで行うこととしているが、これらの
一部のタイミングでのみ識別処理を行うようにしても良
いし、あるいはこれらとは異なるタイミングでの識別処
理を行うようにしても良い。
【0150】また前記各実施形態では、複写機本体1と
プロセスユニット2との間での識別符号や応答符号の授
受をシリアル信号で行うようにしているが、パラレル信
号で行うようにしても良い。
【0151】また前記第3実施形態にて論理を変更する
ための構成も、前記第3実施形態に挙げたものには限定
されず、任意であって良い。さらには、使用可能な論理
は2つには限らず、3つ以上の論理を使用可能としても
良い。
【0152】また前記第3実施形態では、3つの符号に
つき1つの割合で第2理論を選択するようにしている
が、この論理の選択パターンは任意であって良い。
【0153】また前記第4実施形態では、1つの符号を
構成する8ビットのうちの第2、第4、第6、第8ビッ
トを4ビットの乱数で置換することとしているが、置換
する部分は任意であって良い。また置換するデータは乱
数には限らず、例えば固定データなど任意のデータを使
用可能である。
【0154】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0155】
【発明の効果】本発明によれば、識別装置から被識別装
置に向けて識別符号が出力し、この識別符号を、識別装
置の符号変換手段と被識別装置の応答信号生成手段によ
りそれぞれ同一の規則に従って正規変換符号および応答
符号にそれぞれ変換し、そしてこれらの正規変換符号お
よび応答符号を照合してその照合結果が一致である場合
に正規の被識別装置が装着されていると判定することと
したので、符号変換手段と同一の規則に従って符号変換
を行う機能を有さない被識別装置は、何らかの類似符号
を出力する機能を備えていたとしても非正規品として識
別でき、この結果、消耗品ユニットなどのユニットが正
規品であるか否かの識別などを簡易な構成で、かつ容易
に欺瞞されることなく確実に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る識別装置および被
識別装置をプロセスユニットの識別のために適用してな
るディジタル複写機の要部構成を示すブロック図。
【図2】図1中の符号変換機19,25の第1実施形態
における要部構成を示す図。
【図3】図1中のCPU11による電源投入時識別処理
の際の処理手順を示すフローチャート。
【図4】識別符号の構成例を示す図。
【図5】識別符号の構成例を示す図。
【図6】図1中のCPU11によるカバークローズ時識
別処理の際の処理手順を示すフローチャート。
【図7】図1中のCPU11による定期識別処理の際の
処理手順を示すフローチャート。
【図8】図1中のCPU11による印刷開始前識別処理
の際の処理手順を示すフローチャート。
【図9】図1中のCPU11による不正監視処理の際の
処理手順を示すフローチャート。
【図10】識別符号や応答符号のシリアル信号での伝送
の様子を示す図。
【図11】図1中の符号変換機19,25における符号
変換の実例を示す図。
【図12】本発明の第2実施形態における符号変換機1
9,25の要部構成を示す図。
【図13】本発明の第2実施形態における符号変換機1
9,25の動作を説明するタイミング図。
【図14】本発明の第3実施形態における符号変換機1
9,25の要部構成を示す図。
【図15】本発明の第3実施形態における符号変換機1
9,25の動作を説明するタイミング図。
【図16】本発明の第4実施形態における符号変換機1
9,25の要部構成を示す図。
【図17】本発明の第5実施形態に係る識別装置および
被識別装置をプロセスユニットの識別のために適用して
なるディジタル複写機の要部構成を示すブロック図。
【図18】図17中のCPU11による電源投入時識別
処理の際の処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1,3…複写機本体 2…プロセスユニット 11…CPU 12…ROM 13…RAM 14…操作パネル 15…スキャナ 16…プリンタ本体 17…インタフェース部(IF部) 18,26…コネクタ 19,25…符号変換機 20…照合部 21…履歴メモリ 22…カバー状態検出部 23…システムバス 24…プロセスユニット本体 31…シリアル/パラレル変換部(S/P変換部) 32…ラッチ回路 33…論理演算部 34…パラレル/シリアル変換部(P/S変換部) 41,42…シフトレジスタ 43,44…タイマ 45,47…NOT回路 46,48…AND回路 51…カウンタ 52,53…EX−OR回路 61…乱数発生器 71…インタフェース部(IF部)

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 別体の被識別装置を任意に装着可能で、
    正規の被識別装置が装着されているか否かを識別する識
    別装置において、 前記被識別装置から出力された信号を入力するための入
    力ポートと、 前記入力ポートからの入力信号における符号の変化パタ
    ーンと所定の変化パターンとが一致するか否かを照合す
    る照合手段と、 この照合手段による照合により一致と判定された場合に
    のみ正規の被識別装置が装着されていると識別する識別
    処理手段とを具備したことを特徴とする識別装置。
  2. 【請求項2】 別体の被識別装置を任意に装着可能で、
    正規の被識別装置が装着されているか否かを識別する識
    別装置において、 前記被識別装置と信号の授受を行うための出力ポートお
    よび入力ポートと、 所定の識別符号を前記出力ポートから出力する符号生成
    手段と、 この符号生成手段により生成された前記識別符号を所定
    の規則に従って正規変換符号に変換する符号変換手段
    と、 この符号変換手段により得られた正規変換符号と、前記
    入力ポートからの入力信号とが一致するか否かを照合す
    る照合手段と、 この照合手段による照合により一致と判定された場合に
    のみ正規の被識別装置が装着されていると識別する識別
    処理手段とを具備したことを特徴とする識別装置。
  3. 【請求項3】 前記符号生成手段は、前記識別符号とし
    て内容の異なる複数種類の符号を発生可能で、これらの
    複数種類の符号を無作為に前記識別符号として生成して
    出力することを特徴とする請求項2に記載の識別装置。
  4. 【請求項4】 前記符号生成手段は、前記識別符号をシ
    リアル信号で前記出力ポートより出力することを特徴と
    する請求項2に記載の識別装置。
  5. 【請求項5】 前記符号変換手段は、 過去に入力された前記識別符号の少なくとも一部のビッ
    トをラッチしておくラッチ手段と、 最新の識別符号の各ビットおよび前記ラッチ手段により
    ラッチされたビットを用いた所定の論理演算により前記
    正規変換符号を生成する論理演算手段とからなることを
    特徴とする請求項2に記載の識別装置。
  6. 【請求項6】 前記符号変換手段に、前記正規変換符号
    をその元となった前記識別符号が入力されてから所定時
    間が経過した後に出力する出力タイミング制御手段を備
    えたことを特徴とする請求項2に記載の識別装置。
  7. 【請求項7】 前記符号変換手段を、複数の規則に従っ
    て前記識別符号を前記正規変換符号に変換するものと
    し、 さらに所定のパターンで前記複数の規則のいずれかを選
    択し、その規則で前記符号変換手段により得られた前記
    正規変換符号を出力する規則選択手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項2に記載の識別装置。
  8. 【請求項8】 前記符号変換手段に、前記正規変換符号
    のうちの所定の一部分を前記識別符号とは無関係なダミ
    ー符号に置換する置換手段を備え、 かつ前記照合手段を、前記正規変換符号のうちの前記置
    換手段によりダミー符号に置換される所定部分を除いた
    部分のみの照合を行うものとしたことを特徴とする請求
    項2に記載の識別装置。
  9. 【請求項9】 前記照合手段へと与えられる正規変換符
    号または前記入力ポートからの入力信号に周期性がある
    か否かを監視し、周期性が有る場合に異常であると判定
    する異常検出手段を備えたことを特徴とする請求項2に
    記載の識別装置。
  10. 【請求項10】 前記符号生成手段、前記符号変換手
    段、前記照合手段および前記識別処理手段を単一のプロ
    セッサによるソフトウェア処理により実現したことを特
    徴とする請求項2に記載の識別装置。
  11. 【請求項11】 前記識別処理手段は、電源投入直後
    に、正規の被識別装置が装着されているか否かの識別処
    理を行うことを特徴とする請求項2に記載の識別装置。
  12. 【請求項12】 前記識別処理手段は、前記被識別装置
    の装着に拘わる所定の動作が行われたことに応じて、正
    規の被識別装置が装着されているか否かの識別処理を行
    うことを特徴とする請求項2に記載の識別装置。
  13. 【請求項13】 前記識別処理手段は、所定の時間間隔
    で周期的に、正規の被識別装置が装着されているか否か
    の識別処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の識
    別装置。
  14. 【請求項14】 消耗品の交換が可能な所定装置に前記
    消耗品として正規品が装着されているか否かを識別する
    ために用いられるものであって、 前記識別処理手段は、前記所定装置が前記消耗品を使用
    する所定の動作を開始する必要が生じたことに応じて、
    正規の被識別装置が装着されているか否かの識別処理を
    行うことを特徴とする請求項2に記載の識別装置。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の識別装置に装着され
    たときに当該識別装置に正規品が装着されていると識別
    させる被識別装置において、 所定の変化パターンで毎回異なる符号を配列してなる応
    答信号を前記識別装置が有する前記入力ポートへと与え
    る応答信号生成手段を備えたことを特徴とする被識別装
    置。
  16. 【請求項16】 請求項2に記載の識別装置に装着され
    たときに当該識別装置に正規品が装着されていると識別
    させる被識別装置において、 前記識別装置の前記出力ポートから出力される前記識別
    符号を前記符号変換手段と同一の規則に従って変換して
    得られる応答符号を前記入力ポートへと与える応答符号
    生成手段を備えたことを特徴とする被識別装置。
  17. 【請求項17】 前記応答符号生成手段は、前記応答符
    号をシリアル信号で前記入力ポートへと与えることを特
    徴とする請求項16に記載の識別装置。
  18. 【請求項18】 前記応答符号生成手段は、 過去に入力された前記識別符号の少なくとも一部のビッ
    トをラッチしておくラッチ手段と、 最新の識別符号の各ビットおよび前記ラッチ手段により
    ラッチされたビットを用いた所定の論理演算により前記
    応答符号を生成する論理演算手段とからなることを特徴
    とする請求項16に記載の識別装置。
  19. 【請求項19】 前記応答符号生成手段は、前記応答符
    号をその元となった前記識別符号が入力されてから所定
    時間が経過した後に出力する出力タイミング制御手段を
    備えたことを特徴とする請求項16に記載の識別装置。
  20. 【請求項20】 前記応答符号生成手段を、複数の規則
    に従って前記識別符号を前記応答符号に変換するものと
    し、 さらに所定のパターンで前記複数の規則のいずれかを選
    択し、その規則で前記応答符号生成手段により得られた
    前記応答符号を出力する規則選択手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項16に記載の被識別装置。
  21. 【請求項21】 前記応答符号生成手段に、前記応答符
    号のうちの所定の一部分を前記識別符号とは無関係なダ
    ミー符号に置換する置換手段を備えたことを特徴とする
    請求項16に記載の被識別装置。
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