JP4845953B2 - 動特性検査装置 - Google Patents

動特性検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4845953B2
JP4845953B2 JP2008301717A JP2008301717A JP4845953B2 JP 4845953 B2 JP4845953 B2 JP 4845953B2 JP 2008301717 A JP2008301717 A JP 2008301717A JP 2008301717 A JP2008301717 A JP 2008301717A JP 4845953 B2 JP4845953 B2 JP 4845953B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
simulator
collector
sensor
semiconductor element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008301717A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010127720A (ja
Inventor
伸幸 瀧田
正義 滝浪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintokogio Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Sintokogio Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sintokogio Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Sintokogio Ltd
Priority to JP2008301717A priority Critical patent/JP4845953B2/ja
Publication of JP2010127720A publication Critical patent/JP2010127720A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4845953B2 publication Critical patent/JP4845953B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、パワー半導体素子を用いたアナログ回路の動特性検査装置に関する。
従来、IGBTなどのパワー半導体素子を用いたアナログ回路においては、パワー半導体素子の動作時におけるコレクタ電流やコレクタ−エミッタ間電圧などといった動特性を測定して検査することが行われている。
例えば、図9に示すように、パワー半導体素子であるIGBT111・111を備える検査対象回路110においては、前記IGBT111・111の動作時におけるコレクタ電流Icやコレクタ−エミッタ間電圧Vceなどが測定される。
具体的には、前記検査対象回路110は、IGBT111・111のゲート端子Gにゲート抵抗117を介して接続され、前記ゲート端子Gにゲート駆動信号を出力する駆動回路112、前記IGBT111・111のコレクタ端子Cとエミッタ端子Eとの間に接続され、動特性測定用の電圧が充電されるコンデンサ114、前記コンデンサ114に所定の電源電圧にて充電を行う電源装置113、および前記IGBT111・111のエミッタ端子Eと前記コンデンサ114との間に介装される負荷インダクタ115を備えている。
前記電源装置113は充電時に前記コンデンサ114に接続され、充電が完了すると前記コンデンサ114から切り離される構成となっており、IGBT111・111の動特性の測定は、コンデンサ114に充電された電圧のみにより行われる。
また、検査対象回路110におけるIGBT111・111の動特性を測定して、その動特性の検査を行う動特性検査装置101は、前記コレクタ電流Icを測定するコレクタ電流センサ102およびコレクタ−エミッタ間電圧Vceを測定するコレクタ−エミッタ間電圧センサ103を備えている。
前記検査対象回路110においては、図10に示すように、前記駆動回路112によりゲート駆動信号を付与してIGBT111・111を駆動し、IGBT111・111のオフ時におけるコレクタ電流Icおよびコレクタ−エミッタ間電圧Vceの特性、ならびにIGBT111・111のオン時におけるコレクタ電流Icおよびコレクタ−エミッタ間電圧Vceの特性が、前記動特性検査装置101のコレクタ電流センサ102およびコレクタ−エミッタ間電圧センサ103により測定される。
このように、IGBT111・111の動特性を測定する場合、該IGBT111・111が破損してコレクタ端子Cとエミッタ端子Eとの間の電流経路が短絡されると、コンデンサ114が短絡されて大電流が流れることとなる。
このときに流れる電流の立ち上がりを遅らせる要素は電流経路の浮遊インダクタンスのみとなるが、前記検査対象回路110では前記浮遊インダクタンスが測定値に大きな影響を与えるため、前記浮遊インダクタンスは極小さな値に設定されている。
従って、図11に示すように、前記電流経路には急峻な立ち上がりの短絡電流が流れて、検査対象が一気に焼損するとともに、動特性検査装置101にダメージが加わるおそれがある。
また、このような場合、検査対象回路110に過電流設定を行って装置保護を図ることが一般的に行われているが、この過電流設定は、例えば図11に示すように、検査対象であるIGBT111・111の正常動作時においても、リカバリ時には定格の数倍の電流が流れることを考慮した設定となっているため、装置の保護を図ることはできても、検査対象を保護することは困難である。
なお、IGBT素子などの半導体素子の動特性試験を行う半導体素子評価装置として、特許文献1に示されるような装置が開示されている。
特開2008−164364号公報
そこで、本発明においては、パワー半導体素子を用いたアナログ回路の動特性検査装置において、検査中に素子不良などの検査対象の破損につながる異常が生じた場合、検査対象が破損する前に生じた異常を検出して、検査を中断することができる動特性検査装置を提供するものである。
上記課題を解決する動特性検査装置は、以下の特徴を有する。
即ち、請求項1記載のごとく、パワー半導体素子を用いたアナログ回路の動特性検査装置であって、検査対象回路と同等の応答特性を有したアナログ回路であるシミュレータ回路と、前記検査対象回路の動特性を測定するための検査対象回路用センサと、前記シミュレータ回路の動特性を測定するためのシミュレータ回路用センサと、検査対象回路用センサからの出力値と、シミュレータ回路用センサからの出力値とを即時的に比較することにより検査対象回路の動特性の異常の有無を判定する判定器とを備え、前記検査対象回路は、パワー半導体素子と、前記パワー半導体素子のゲート端子に駆動信号を出力する駆動回路と、前記パワー半導体素子のコレクタ端子とエミッタ端子との間に接続され、動特性測定用の電圧が充電されるコンデンサと、前記コンデンサに電源電圧にて充電を行う電源装置と、前記コンデンサにおける電源装置の負極が接続される側の端子と前記パワー半導体素子のエミッタ端子との間に介装される負荷インダクタと、前記コンデンサの両電極間に設けられる強制中断回路とを備え、前記判定器は、検査対象回路用センサからの出力値と、シミュレータ回路用センサからの出力値とを即時的に比較して、両出力値の偏差を出力する偏差出力用比較器と、前記比較器による比較の結果得られた検査対象回路用センサからの出力値とシミュレータ回路用センサからの出力値との偏差と、予め設定された閾値とを比較して、検査対象回路の動特性の異常の有無を判定し、前記偏差が前記閾値よりも大きく、検査対象回路用センサからの出力値に異常があると判定したときに異常信号を出力する判定用比較器と、を備え、前記強制中断回路は、スイッチおよび抵抗を備えており、前記判定器から前記異常信号が出力されると、前記スイッチが閉じることにより前記コンデンサの電荷を抜くように構成される。
また、請求項2記載のごとく、前記シミュレータ回路は、その回路定数が検査対象回路に対して所定倍小さく構成される。
本発明によれば、検査対象回路の異常を高精度かつ高速で検出することが可能となり、検査対象回路が備えるパワー半導体素子が焼損することを防止することができる。
特に、シミュレータ回路の回路定数を検査対象回路に対して所定倍小さく構成した場合には、シミュレータ回路の構成部材として、安価な低電圧用・低電流用の部品を用いることができるとともに、シミュレータ回路の回路設計を容易とすることができ、シミュレータ回路を低コストにて構成することが可能となる。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
図1に示す検査対象回路10は、該検査対象回路10における検査対象素子となるパワー半導体素子11を用いたアナログ回路に構成されており、本例の場合、パワー半導体素子11としてIGBT素子が適用されている。
前記検査対象回路10は、前記パワー半導体素子11と、パワー半導体素子11のゲート端子Gaにゲート抵抗17を介して接続され、前記ゲート端子Gaにゲート駆動信号を出力する駆動回路12と、前記パワー半導体素子11のコレクタ端子Caとエミッタ端子Eaとの間に接続され、動特性測定用の電圧が充電されるコンデンサ14と、前記コンデンサ14に電源電圧Vcc1にて充電を行う電源装置13と、前記コンデンサ14における電源装置13の負極が接続される側の端子と前記パワー半導体素子11のエミッタ端子Eaとの間に介装される負荷インダクタ15と、前記負荷インダクタ15と並列に配置され、前記パワー半導体素子11のエミッタ端子Eaにカソード端子が接続されるダイオード16とを備えている。
前記電源装置13は充電時に前記コンデンサ14に接続され、コンデンサ14への充電が完了すると前記コンデンサ14から切り離される構成となっており、パワー半導体素子11の動特性の測定は、コンデンサ14に充電された電圧のみにより行われる。
また、パワー半導体素子11の駆動は、前記駆動回路12によりパワー半導体素子11のゲート端子Gaにゲート駆動信号を付与することにより行う。
図1に示すように、パワー半導体素子11を備える検査対象回路10の動特性を測定して、その動特性の検査を行う動特性検査装置1は、検査対象回路10におけるコレクタ電流Ic1を測定するコレクタ電流センサ2A、検査対象回路10におけるコレクタ−エミッタ間電圧Vce1を測定するコレクタ−エミッタ間電圧センサ3Aを備えている。
また、動特性検査装置1は、検査対象回路10と時定数などの指標が同等であり、検査対象回路10と同等の応答特性を有したアナログ回路であるシミュレータ回路20を備えている。
前記シミュレータ回路20は、IGBT素子などのパワー半導体素子21と、前記パワー半導体素子21のコレクタ端子Cbとエミッタ端子Ebとの間に接続され、動特性測定用の電圧が充電されるコンデンサ24と、前記コンデンサ24に電源電圧Vcc2にて充電を行う電源装置23と、前記コンデンサ24における電源装置23の負極が接続される側の端子と前記パワー半導体素子21のエミッタ端子Ebとの間に介装される負荷インダクタ25と、前記負荷インダクタ25と並列に配置され、前記パワー半導体素子21のエミッタ端子Ebにカソード端子が接続されるダイオード26とを備えている。
前記パワー半導体素子21のゲート端子Gbは、前記ゲート抵抗17を介して前記駆動回路12に接続されている。
前記電源装置13bは充電時に前記コンデンサ24に接続され、コンデンサ24への充電が完了すると前記コンデンサ24から切り離される構成となっており、パワー半導体素子21の動特性の測定は、コンデンサ24に充電された電圧のみにより行われる。
また、パワー半導体素子21は、前記駆動回路12からパワー半導体素子21のゲート端子Gaにゲート駆動信号を付与することにより駆動される。
なお、前記パワー半導体素子21を含むシミュレータ回路20は、事前に正常に動作することが確認されているものである。
さらに、動特性検査装置1は、前記シミュレータ回路20におけるコレクタ電流Ic2を測定するコレクタ電流センサ2B、シミュレータ回路20におけるコレクタ−エミッタ間電圧Vce2を測定するコレクタ−エミッタ間電圧センサ3Bを備えている。
つまり、動特性検査装置1が備えるシミュレータ回路20は、パワー半導体素子11、コンデンサ14、電源装置13、負荷インダクタ15、およびダイオード16といった検査対象回路10の構成要素と同等の構成要素である、パワー半導体素子21、コンデンサ24、電源装置23、負荷インダクタ25、およびダイオード26を備えている。
そして、シミュレータ回路20のパワー半導体素子21は、駆動回路12により、検査対象回路10のパワー半導体素子11と同時に駆動されるように構成されている。
また、シミュレータ回路20は、検査対象回路10と同等な指標を有していればよいため、検査対象回路10が高電圧かつ大電流にて動特性を測定するものであっても、シミュレータ回路20は回路定数を適宜選択して低電圧かつ小電流にて動特性を測定するように構成することが可能である。
具体的には、シミュレータ回路20の各構成要素となるコンデンサ24、電源装置23、および負荷インダクタ25の定数、ならびにコレクタ電流Ic2を次のように設定している。
つまり、本例では、シミュレータ回路20の電流の応答時間を検査対象回路10に対して同等にするとともにシミュレータ回路20の電源電圧Vcc2を検査対象回路10の電源電圧Vcc1よりも低くすることに着目して、前記各構成要素の定数を設定している。
まず、検査対象回路10の負荷インダクタ15へ電流をチャージするときの回路方程式は、次の数1にて表わすことができる。
Figure 0004845953
なお、数1において、Lc1は負荷インダクタ15のインダクタンスを表している。
従って、検査対象回路10の電源電圧Vcc1に対してシミュレータ回路20の電源電圧Vcc2を「Vcc2=Vcc1/100」に設定した場合、シミュレータ回路20と検査対象回路10との応答時間を同等にするためには、シミュレータ回路20の負荷インダクタ25のインダクタンスLc2、およびコレクタ電流Ic2を、それぞれ「Lc2=Lc1」、「Ic2=Ic1/100」に設定すればよい。
また、検査対象回路10のコンデンサ14の両端電圧は、次の数2にて表わされる。
Figure 0004845953
なお、数2において、C1はコンデンサ14の容量を表している。
シミュレータ回路20のコレクタ電流Ic2は、検査対象回路10のコレクタ電流Ic1の1/100しか流れないため、検査対象回路10とシミュレータ回路20との電圧降下を同等とするためには、シミュレータ回路20のコンデンサ24の容量C2を、「C2=C1/100」に設定すればよい。
このように、コンデンサ24の容量C2、電源装置23の電源電圧Vcc2、負荷インダクタ25のインダクタンスLc2、およびコレクタ電流Ic2を、それぞれ「C2=C1/100」、「Lc2=Lc1」、「Vcc2=Vcc1/100」、「Ic2=Ic1/100」に設定することで、シミュレータ回路20の電流の応答時間を検査対象回路10と同等にすることが可能となっている。
例えば、図2に示すように、検査対象回路10の電源電圧Vcc1、コレクタ電流Ic1、負荷インダクタ15のインダクタンスLc1、およびコンデンサ14の容量C1を、それぞれ1000V、100A、100μH、および10000μFとした場合、シミュレータ回路20の電源電圧Vcc2、コレクタ電流Ic2、負荷インダクタ25のインダクタンスLc2、およびコンデンサ24の容量C2を、それぞれ10V、1A、100μH、および100μFに設定する。
この場合、シミュレータ回路20は、検査対象回路10の電源電圧Vcc1、コレクタ電流Ic1、およびコンデンサ14の容量C1に対して、それぞれ1/100の電源電圧Vcc2、1/100のコレクタ電流Ic2、および1/100のコンデンサ24の容量C2にて構成することができ、検査対象回路10よりも低電圧かつ低電流の回路に構成することができる。
このように、シミュレータ回路20を検査対象回路10よりも低電圧かつ低電流の回路に構成することで、シミュレータ回路20の構成部材として、安価な低電圧用・低電流用の部品を用いることができるとともに、シミュレータ回路20の回路設計を容易とすることができるため、シミュレータ回路20を低コストにて構成することが可能となっている。
但し、シミュレータ回路20は、検査対象回路10全く同じ回路であって(電圧、電流も同じ)、正常に動作することが予め確認されているものを用いることも可能である。
また、本例のシミュレータ回路20は、その回路定数を検査対象回路10に対して所定倍小さく構成する例として、電源電圧Vcc2、コレクタ電流Ic2および容量C2を、それぞれ電源電圧Vcc1、コレクタ電流Ic1および容量C1の1/100倍となるように構成しているが、この倍率に限定されるものではなく、所望の倍率に適宜設定することができる。
前述のように構成される動特性検査装置1により検査対象回路10の動特性を測定する際には、駆動回路12からの駆動信号を、検査対象回路10におけるパワー半導体素子11のゲート端子Gaに印加するとともに、シミュレータ回路20におけるパワー半導体素子21のゲート端子Gaにも印加して、パワー半導体素子11とパワー半導体素子21とを同時に駆動し、その駆動時における、検査対象回路10のコレクタ電流Ic1およびコレクタ−エミッタ間電圧Vce1、ならびにシミュレータ回路20のコレクタ電流Ic2およびコレクタ−エミッタ間電圧Vce2を、それぞれコレクタ電流センサ2A、コレクタ−エミッタ間電圧センサ3A、コレクタ電流センサ2B、およびコレクタ−エミッタ間電圧センサ3Bにより測定するように構成している。
図3、図4に示すように、前記動特性検査装置1は、検査対象回路10のコレクタ電流センサ2Aにて測定されたコレクタ電流Ic1の値と、シミュレータ回路20のコレクタ電流センサ2Bにて測定されたコレクタ電流Ic2の値とを、リアルタイム(即時的)に比較することにより検査対象回路10の動特性の一つであるコレクタ電流値の異常の有無を判定するコレクタ電流判定器5、および、検査対象回路10のコレクタ−エミッタ間電圧センサ3Aにて測定されたコレクタ−エミッタ間電圧Vce1の値と、シミュレータ回路20のコレクタ−エミッタ間電圧センサ3Bにて測定されたコレクタ−エミッタ間電圧Vce2の値とを、リアルタイム(即時的)に比較することにより検査対象回路10の動特性の一つであるコレクタ−エミッタ間電圧値の異常の有無を判定するコレクタ−エミッタ間電圧判定器6を備えている。
コレクタ電流判定器5は、検査対象回路10のコレクタ電流Ic1の値とシミュレータ回路20のコレクタ電流Ic2の値とを比較して、両値の偏差ΔIcを出力する偏差出力用比較器51と、前記偏差出力用比較器51からの出力値と、予め設定された前記偏差ΔIcの閾値とを比較して検査対象回路10のコレクタ電流Ic1値の異常の有無を判定する判定用比較器52とを有している。
前記偏差出力用比較器51は、検査対象回路10のコレクタ電流Ic1の値が入力される測定対象電流値入力端子51a、シミュレータ回路20のコレクタ電流Ic2の値が入力されるシミュレータ回路電流値入力端子51b、および前記偏差ΔIcが出力される偏差出力端子51c、およびシミュレータ回路20のコレクタ電流Ic2の値を補正するゲイン補正器51dを備えており、シミュレータ回路20のコレクタ電流Ic2の値を、前記ゲイン補正器51dにより検査対象回路10のコレクタ電流Ic1の値と比較可能な値に補正したうえでコレクタ電流判定器5に入力するように構成している。
前記判定用比較器52は、前記偏差出力用比較器51から出力された前記偏差ΔIcが入力される偏差入力端子52a、予め設定された前記偏差ΔIcの閾値が入力される閾値入力端子52b、および検査対象回路10のコレクタ電流Ic1値の異常の有無の判定結果が出力される判定結果出力端子52cを備えている。
なお、前述のように、検査対象回路10のコレクタ電流Ic1およびシミュレータ回路20のコレクタ電流Ic2を、「Vcc2=Vcc1/100」となるように設定した場合は、前記ゲイン補正器51dを、コレクタ電流Ic2値を100倍する補正を行うように構成することで、シミュレータ回路20のコレクタ電流Ic2を検査対象回路10のコレクタ電流Ic1と比較可能な値に補正することができる。つまり、コレクタ電流Ic1とコレクタ電流Ic2とが同じレンジとなるように補正することができる。
また、コレクタ−エミッタ間電圧判定器6は、検査対象回路10のコレクタ−エミッタ間電圧Vce1の値とシミュレータ回路20のコレクタ−エミッタ間電圧Vce2の値とを比較して、両値の偏差ΔVceを出力する偏差出力用比較器61と、前記偏差出力用比較器61からの出力値と、予め設定された前記偏差ΔVceの閾値とを比較して検査対象回路10のコレクタ−エミッタ間電圧Vce1値の異常の有無を判定する判定用比較器62とを有している。
前記偏差出力用比較器61は、検査対象回路10のコレクタ−エミッタ間電圧Vce1の値が入力される測定対象電流値入力端子61a、シミュレータ回路20のコレクタ−エミッタ間電圧Vce2の値が入力されるシミュレータ回路電流値入力端子61b、および前記偏差ΔVceが出力される偏差出力端子61c、およびシミュレータ回路20のコレクタ−エミッタ間電圧Vce2の値のゲインを補正するゲイン補正器61dを備えており、シミュレータ回路20のコレクタ−エミッタ間電圧Vce2の値を、前記ゲイン補正器61dにより検査対象回路10のコレクタ−エミッタ間電圧Vce1の値と比較可能な値に補正したうえでコレクタ−エミッタ間電圧判定器6に入力するように構成している。
前記判定用比較器62は、前記偏差出力用比較器61から出力された前記偏差ΔVceが入力される偏差入力端子62a、予め設定された前記偏差ΔVceの閾値が入力される閾値入力端子62b、および検査対象回路10のコレクタ−エミッタ間電圧Vce1値の異常の有無の判定結果が出力される判定結果出力端子62cを備えている。
なお、前述のように、検査対象回路10とシミュレータ回路20との間で、「C2=C1/100」、「Lc2=Lc1」、「Vcc2=Vcc1/100」、「Ic2=Ic1/100」となるように設定した場合は、前記ゲイン補正器61dを、コレクタ−エミッタ間電圧Vce2値を100倍する補正を行うように構成することで、シミュレータ回路20のコレクタ−エミッタ間電圧Vce2を検査対象回路10のコレクタ−エミッタ間電圧Vce1と比較可能な値に補正することができる。
以上のように構成される動特性検査装置1においては、検査対象回路10の動特性を示すコレクタ電流Ic1およびコレクタ−エミッタ間電圧Vce1の検査を、以下のフローにより行う。
図5に示すように、動特性検査装置1は、まず、駆動回路12により検査対象回路10のパワー半導体素子11およびシミュレータ回路20のパワー半導体素子21を駆動する(S01)。
次に、パワー半導体素子11・12の駆動時における、検査対象回路10のコレクタ電流Ic1およびコレクタ−エミッタ間電圧Vce1といった動特性、ならびにシミュレータ回路20のコレクタ電流Ic2およびコレクタ−エミッタ間電圧Vce2といった動特性が、それぞれ検査対象回路10のコレクタ電流センサ2Aおよびコレクタ−エミッタ間電圧センサ3A、ならびにシミュレータ回路20のコレクタ電流センサ2Bおよびコレクタ−エミッタ間電圧センサ3Bにより測定される(S02)。
測定された検査対象回路10の動特性およびシミュレータ回路20の動特性は、前記コレクタ電流判定器5およびコレクタ−エミッタ間電圧判定器6の偏差出力用比較器51・61に入力されて、両回路10・20の動特性の偏差が算出される(S03)。
具体的には、測定された検査対象回路10のコレクタ電流Ic1が偏差出力用比較器51に入力されるとともに、シミュレータ回路20のコレクタ電流Ic2がゲイン補正器51dにより補正されたうえで偏差出力用比較器51に入力され、両コレクタ電流Ic1・Ic2の偏差ΔIcが偏差出力用比較器51にて算出され出力される。
また、測定された検査対象回路10のコレクタ−エミッタ間電圧Vce1が偏差出力用比較器61に入力されるとともに、シミュレータ回路20のコレクタ−エミッタ間電圧Vce2がゲイン補正器61dにより補正されたうえで偏差出力用比較器61に入力され、両コレクタ−エミッタ間電圧Vce1・Vce2の偏差ΔVceが偏差出力用比較器61にて算出され出力される。
さらに、偏差出力用比較器51から出力されたコレクタ電流Ic1・Ic2の偏差ΔIcおよび前記偏差ΔIcの閾値が判定用比較器52に入力されるとともに、偏差出力用比較器61から出力されたコレクタ−エミッタ間電圧Vce1・Vce2の偏差ΔVceおよび前記偏差ΔVceの閾値が判定用比較器62に入力され、該判定用比較器52・62において、偏差ΔIc・ΔVceとこれらの閾値とが比較され、検査対象回路10におけるコレクタ電流Ic1およびコレクタ−エミッタ間電圧Vce1の異常の有無が判定される(S04)。
前記判定用比較器52・62において、前記偏差ΔIc・ΔVceとこれらの閾値とを比較した際に、前記偏差ΔIc・ΔVceの少なくとも一方が前記閾値よりも大きく、コレクタ電流Ic1およびコレクタ−エミッタ間電圧Vce1の少なくとも一方に異常があると判定されたときには、判定用比較器52・62の判定結果出力端子52c・62cから異常信号を出力して、即時に検査対象回路10における動特性の測定を中断する。
このように、検査対象回路10の測定値とシミュレータ回路20の測定値とを即時的に(リアルタイムに)比較することで、検査対象回路10の異常を高精度かつ高速で検出することが可能となり、パワー半導体素子11が焼損することを防止することができる。
従来では、動特性測定時にパワー半導体素子11に破損が生じた場合、パワー半導体素子11が焼損してしまっていたので不良解析を行うことが出来なかったが、本例では、動作不良などの破損が生じたパワー半導体素子11が焼損する前に検査対象回路10における動特性の測定を中断することができるので、破損したパワー半導体素子11の不良解析を行うことができるようになり、不良対策を迅速に行って不良率の低減を図ることが可能となる。
検査対象回路10における動特性の測定を中断するための構成としては、具体的には、例えば図6に示すような構成とすることができる。
つまり、検査対象回路10におけるコンデンサ14の両電極間に強制中断回路18を設けることができる。
前記強制中断回路18は、スイッチ18aおよび抵抗18bを備えており、前記スイッチ18aは判定用比較器52・62から異常信号が出力されていない通常時には開いている。
これに対し、判定用比較器52・62から異常信号が出力されると前記スイッチ18aが閉じ、検査対象回路10内を流れている電流を強制中断回路18側へ導き、強制中断回路18を通じてコンデンサ14の電荷を抜く。
このように、判定用比較器52・62から異常信号が出力されるとスイッチ18aを閉じて瞬時にコンデンサ14の電荷を抜き、パワー半導体素子11に急峻な立ち上がりの電流が流れて焼損してしまうことを防止している。
この場合、前記スイッチ18aとして半導体スイッチを用いることで、パワー半導体素子11へ流れる電流を特に高速に遮断することができる。
また、コンデンサ14の電荷を瞬時に抜くためには、前記抵抗18bをできるだけ低抵抗値に設定することが好ましい。
また、パワー半導体素子11がオン状態からオフ状態へ切り換わるダイオード還流時には、付加インダクタ15にチャージされている電流がダイオード16を通じて還流するが、前記スイッチ18aをオンすることで、還流している電流をパワー半導体素子11内のダイオードを通じて強制中断回路18側へ流して瞬時に消費することが可能となり、パワー半導体素子11が焼損する前に動特性の測定を中断することができる。
また、本例の動特性検査装置1においては、シミュレータ回路20のコレクタ電流Ic2やコレクタ−エミッタ間電圧Vce2などのゲインを補正するゲイン補正器51d・61dを備えているが、図7に示すように、コレクタ電流Ic2やコレクタ−エミッタ間電圧Vce2などのシミュレータ回路20からのシミュレータ出力を、検査対象回路10のコレクタ電流Ic1やコレクタ−エミッタ間電圧Vce1などの測定出力と比較する際に、ゲインを補正するだけでは対応できない場合は、適切な補正を行うことができる伝達特性を備えた補正器71dを具備する判定器7を用いることができる。
なお、前記判定器7は、コレクタ電流判定器5の偏差出力用比較器51やコレクタ−エミッタ間電圧判定器6の偏差出力用比較器61と同様の偏差出力用比較器71、およびコレクタ電流判定器5の判定用比較器52やコレクタ−エミッタ間電圧判定器6の判定用比較器62と同様の判定用比較器72を備えている。
また、図8に示すように、動特性検査装置1の測定対象となる検査対象回路10がCPUなどを含む低速なデバイスである場合には、シミュレータ回路をソフトウェアにて構成し、ソフトウェア上で動特性検査を行うようにすることもできる。
このように構成した場合は、シミュレータ出力を検査対象回路10の測定出力と比較可能にする補正をソフトウェア上で容易に行うことができるため、検査対象回路10の動特性の異常の有無を判定する判定器8に前述のゲイン補正器51d・61dや補正器71dなどの補正器を動特性検査装置1に備える必要はなくなる。
検査対象回路、ならびに、動特性検査装置のシミュレータ回路、検査対象回路の動特性測定用のセンサ、およびシミュレータ回路の動特性測定用のセンサを示す回路図である。 検査対象回路とシミュレータ回路との各定数を示す図である。 動特性検査装置のコレクタ電流判定器を示すブロック図である。 動特性検査装置のコレクタ−エミッタ間電圧判定器を示すブロック図である。 検査対象回路における動特性の検査フローを示す図である。 検査対象回路における動特性の測定を中断するための構成を示す回路図である。 シミュレータ回路からのシミュレータ出力を検査対象回路の測定出力と比較する際に、ゲインを補正するだけでは対応できない場合に、適切な補正を行うことができる判定器を備えた動特性検査装置を示すブロック図である。 シミュレータ回路をソフトウェアにて構成した動特性検査装置を示すブロック図である。 従来の検査対象回路の動特性検査装置を示す回路図である。 従来の動特性検査装置にて測定される検査対象回路の動特性の波形を示す図である。 パワー半導体素子が破損したときのコレクタ電流の波形を示す図である。
1 動特性検査装置
2A・2B コレクタ電流センサ
3A・3B コレクタ−エミッタ間電圧センサ
5 コレクタ電流判定器
6 コレクタ−エミッタ間電圧判定器
11・21 パワー半導体
12 駆動回路
13・23 電源装置
14・24 コンデンサ
15・25 負荷インダクタ
16・26 ダイオード
18 強制中断回路
51・61 偏差出力用比較器
52・62 判定用比較器

Claims (2)

  1. パワー半導体素子を用いたアナログ回路の動特性検査装置であって、
    検査対象回路と同等の応答特性を有したアナログ回路であるシミュレータ回路と、
    前記検査対象回路の動特性を測定するための検査対象回路用センサと、
    前記シミュレータ回路の動特性を測定するためのシミュレータ回路用センサと、
    検査対象回路用センサからの出力値と、シミュレータ回路用センサからの出力値とを即時的に比較することにより検査対象回路の動特性の異常の有無を判定する判定器と、を備え、
    前記検査対象回路は、
    パワー半導体素子と、
    前記パワー半導体素子のゲート端子に駆動信号を出力する駆動回路と、
    前記パワー半導体素子のコレクタ端子とエミッタ端子との間に接続され、動特性測定用の電圧が充電されるコンデンサと、
    前記コンデンサに電源電圧にて充電を行う電源装置と、
    前記コンデンサにおける電源装置の負極が接続される側の端子と前記パワー半導体素子のエミッタ端子との間に介装される負荷インダクタと、
    前記コンデンサの両電極間に設けられる強制中断回路とを備え、
    前記判定器は、
    検査対象回路用センサからの出力値と、シミュレータ回路用センサからの出力値とを即時的に比較して、両出力値の偏差を出力する偏差出力用比較器と、
    前記比較器による比較の結果得られた検査対象回路用センサからの出力値とシミュレータ回路用センサからの出力値との偏差と、予め設定された閾値とを比較して、検査対象回路の動特性の異常の有無を判定し、前記偏差が前記閾値よりも大きく、検査対象回路用センサからの出力値に異常があると判定したときに異常信号を出力する判定用比較器と、を備え、
    前記強制中断回路は、スイッチおよび抵抗を備えており、前記判定器から前記異常信号が出力されると、前記スイッチが閉じることにより前記コンデンサの電荷を抜くように構成される、
    ことを特徴とする動特性検査装置。
  2. 前記シミュレータ回路は、その回路定数が検査対象回路に対して所定倍小さく構成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の動特性検査装置。
JP2008301717A 2008-11-26 2008-11-26 動特性検査装置 Active JP4845953B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008301717A JP4845953B2 (ja) 2008-11-26 2008-11-26 動特性検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008301717A JP4845953B2 (ja) 2008-11-26 2008-11-26 動特性検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010127720A JP2010127720A (ja) 2010-06-10
JP4845953B2 true JP4845953B2 (ja) 2011-12-28

Family

ID=42328238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008301717A Active JP4845953B2 (ja) 2008-11-26 2008-11-26 動特性検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4845953B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6318911B2 (ja) 2014-06-26 2018-05-09 株式会社デンソー 半導体素子の検査回路および検査方法
JP7034041B2 (ja) * 2018-09-19 2022-03-11 三菱電機株式会社 半導体装置の検査装置および半導体装置の検査方法
JP7464022B2 (ja) 2021-09-01 2024-04-09 富士電機株式会社 試験方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0679051B2 (ja) * 1984-02-20 1994-10-05 松下電器産業株式会社 異常波形検査装置
JPH0664117B2 (ja) * 1985-05-14 1994-08-22 キヤノン株式会社 トランジスタ試験装置
JPS61269081A (ja) * 1985-05-24 1986-11-28 Hitachi Ltd Icのテスト方式
JPH03191880A (ja) * 1989-12-20 1991-08-21 Seiko Instr Inc 半導体試験方法
JP4821601B2 (ja) * 2006-12-27 2011-11-24 富士電機株式会社 半導体素子評価装置及び半導体素子評価方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010127720A (ja) 2010-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10613148B2 (en) Battery monitoring system
JP5744956B2 (ja) 電池状態判定装置
US10871523B2 (en) Battery monitoring apparatus
WO2009145144A2 (ja) 太陽電池出力特性評価装置および太陽電池出力特性評価方法
EP2741094A1 (en) Ground fault detection device, ground fault detection method, solar energy system, and ground fault detection program
US7443155B2 (en) Voltage detecting apparatus
US9806520B2 (en) Inrush current limiting circuit
JP2014137272A (ja) 電圧監視装置
JP6390359B2 (ja) 太陽光発電システムの検査方法および検査装置
JP2008058085A (ja) 電動車両用の組電池の漏電検出方法
JP2010271267A (ja) 電池監視装置
JP2013242324A (ja) 電池監視装置
US10739386B2 (en) Storage battery monitoring device
JP4845953B2 (ja) 動特性検査装置
JP6386816B2 (ja) バッテリ状態監視回路及びバッテリ装置
JP2009204320A (ja) 二次電池の充電率推定装置および充電率推定方法
US10361570B2 (en) Charging/discharging control circuit and battery apparatus including voltage or current detection for secondary batteries
JP6459914B2 (ja) 電池特性学習装置
JP6597409B2 (ja) 電圧検出装置
JP2012182920A (ja) 電流センサ制御装置
JP2007085843A (ja) 電流センサの故障検知装置および方法
US20200112169A1 (en) System and method for over voltage protection in both positive and negative polarities
JPWO2018203509A1 (ja) 蓄電システム及び微小短絡の検査方法
JP5608328B2 (ja) 定電流回路、及び試験装置
JP2017009465A (ja) 電池監視ユニットの検査方法および検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110927

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111011

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4845953

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250