JP4845635B2 - 離脱防止管継手 - Google Patents

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本発明は水道管などに用いられる離脱防止管継手に関する。
水道管は、ダクタイル鋳鉄管などにより形成されて、その一端に受口を有するとともに他端に挿口を有し、一方の管の受口の内部に他方の管の挿口が挿入される構造の管継手によって、一対の管どうしが互いに接合される構成であることが一般的である。
このような管継手の一種として、受口からの挿口の抜け出しを防止した離脱防止管継手が、特許文献1に記載されている。この離脱防止管継手は、受口の内周に周方向一つ割りのロックリングが収容され、挿口の先端にテーパ面が形成され、このテーパ面に続く挿口の外周に挿口突部が形成されたものである。継手の接合に際し、挿口を受口に挿入すると、挿口のテーパ面がロックリングを弾性的に押し広げることで挿口突部がロックリングの内部を受口奥側に向けて通過する。通過後は、ロックリングが、弾性的に縮径して、挿口突部よりも挿口先端面から遠い位置の挿口の外周に抱き付く。挿口に受口からの抜け出し力が作用したときには、挿口突部が受口奥側からロックリングに当たることで、受口からの挿口の離脱が防止される。
特開平6−2791号公報
しかし、このような離脱防止管継手を構成するときには、挿口の先端に挿口突部を形成しなければならない。一般に鋳鉄製の管は遠心鋳造法によって製造されるものであるが、鋳造時に挿口の外周に突部を一体に形成してしまうと、この突部が鋳型に引っ掛かるため、鋳造後に製品を鋳型から脱型することが不可能になる。このため、挿口突部は管の鋳造後に挿口の外周に別部材を溶接や締結によって固定し一体化することで形成せざるを得ず、その工程は簡単ではない。
そこで本発明は、簡単な工程で離脱防止管継手を構成できるようにすることを目的とする。
この目的を達成するため本発明は、互いに接合される一方の管の端部に形成された受口の内部に他方の管の端部に形成された挿口が挿入される構成の管継手であって、
受口の内周に形成された収容部に周方向一つ割りのロックリングが収容され、
このロックリングは、受口に挿口を挿入したときに挿口に外ばめされるように構成され、
ロックリングは、受口奥側に向けて次第に小径となる内周テーパ面と、内周テーパ面の受口奥側端に形成される内周尖部とを有し、
挿口の外周に、前記ロックリングの内周尖部がはまり込み可能な環状溝が形成され、
前記環状溝は、挿口の先端面とは反対向きに形成された管径方向の側面と、この側面における溝底側の位置につながって形成されるとともに挿口先端から遠ざかるにつれて次第に直径が大きくなる傾斜面とを有し、
挿口が受口から抜け出そうとすると、ロックリングの内周尖部が環状溝に嵌まり込んで、ロックリングは、内周尖部が管径方向の内向きに変位し且つ受口開口側端が管径方向の外向きに変位するような弾性的なねじり変形を受けるものである。
このような構成において、管どうしの接合時に、ロックリングを収容した受口の内部に挿口を挿入すると、挿口に外ばめされたロックリングの位置を環状溝が通過するときにこのロックリングが環状溝にはまり込むが、そのときに、環状溝にはまり込んだロックリングは、挿口が受口の奥側に向けて進行するにつれ傾斜面に押されて弾性的に拡径し、これによって環状溝の通過を許容可能である。受口から挿口が抜け出そうとするときには、ロックリングは、傾斜面に案内され、元の口径へ向けて弾性的に縮径しながら環状溝にはまり込み、挿口の先端面とは反対向きに形成された管径方向の側面に当たる。これによって、受口からの挿口の離脱が防止される。
本発明によれば、上記のロックリングは、受口奥側に向けて開口した肉盗み部を有して横断面V字形に形成されていることが好適である。
このような構成であると、中実に形成する場合に比べてロックリングの剛性を低くすることができるため、受口への挿口の挿入時におけるこのロックリングの挿口への外ばめを、容易に行うことができる。
したがって本発明によれば、挿口の外周に側面と傾斜面とを有した環状溝を形成するだけの簡単な工程および簡単な構造で、挿口突部などを形成しなくても、所要の離脱防止機能を有した管継手を構成することができる。この管継手は、受口にロックリングを収容した状態でその受口の内部に挿口を挿入するだけの簡単な作業で、受口と挿口とを接合させて所要の離脱防止機能を発揮させることができる。
図1〜図4は、本発明の第1の実施の形態の離脱防止管継手の要部の断面構造を示す。ここで、互いに接合されるダクタイル鋳鉄製の一方の管11の端部には受口12が形成され、他方の管13の端部には、受口12の内部に挿入される挿口14が形成されている。管11、13の内周にはライニング層10が形成されている。開口端の近傍における受口12の内周には環状のシール材収容部15が形成されており、この収容部15には、受口12の内周と挿口14の外周との間で圧縮されて所定のシール機能を発揮する環状のゴム製のシール材16が収容されている。
シール材収容部15よりも奥側の受口12の内周には、環状のロックリング収容部17が形成されている。この収容部17は溝の形態で形成されており、受口奥側において管軸に対し直角な管径方向に形成された奥側側面18と、受口開口側において内向きに傾斜するように形成された開口側側面19とを有している。
収容部17には、周方向一つ割りのロックリング20が収容されている。このロックリング20は、金属材料にて形成されることで、弾性的に拡径および縮径可能とされている。このロックリング20は、それぞれ管軸に対し直角な管径方向の受口奥側端面21および受口開口側端面22と、受口奥側に向けて次第に小径となる内周テーパ面23と、受口奥側端面21と内周テーパ面23との交差部によって形成される内周尖部24とを有している。
受口12におけるロックリング収容部17よりも奥側の部分には、この収容部17から管軸方向に所定の距離をおいた位置に、受口奥端部25が形成されている。
挿口14の先端の外周には、挿口14の先端面27に向かうにつれて徐々に小径になる外周テーパ面28が形成されている。また外周テーパ面28から管軸方向に沿ってわずかに距離をおいた位置の挿口14の外周には、環状溝29が形成されている。この環状溝29は、図2に詳細に示すように、挿口14の先端面27とは反対向きでかつ管軸に対し直角に形成された管径方向の側面30と、この側面30における溝底側の位置につながって形成されるとともに挿口14の先端面27から遠ざかるにつれて次第に直径が大きくなるように形成されたテーパ状の傾斜面31とを有した構成とされている。
このような構成において、継手の接合に際しては、図3に示すように、シール材16とロックリング20とを収容した受口12の内部に挿口14を挿入する。すると、挿口14の外周テーパ面28に案内されてこの挿口14がシール材16の内部に入り込み、このシール材16を受口12の収容部15の内周と挿口14の外周との間で圧縮することで、所定のシール機能を発揮させる。
挿口14をさらに受口12の内部に挿入すると、自然な状態では内周尖部24の内径が挿口14の外径よりも小径となっているロックリング20の内部に外周テーパ面28が入り込み、この外周テーパ面28がロックリング20の内周テーパ面23に接する。そして、その状態で挿口14さらに受口12の内部に挿入すると、ロックリング20の奥側端面21が収容部17の奥側側面18に接した状態で、内周テーパ面23に接している外周テーパ面28がロックリング20を弾性的に押し広げる。
これによって挿口14の外周テーパ面28がロックリング20の位置を通過するが、すると環状溝29がロックリング20の位置に到達し、ロックリング20が元の状態に戻ろうと弾性的に縮径することで、ロックリング20の内周尖部24が環状溝29にはまり込む。
しかし、その状態で挿口14をさらに受口12の内部に挿入すると、内周尖部24が環状溝29の傾斜面31によって徐々に管径方向の外向きに押されることで、ロックリング20は弾性的に拡径する。これによって環状溝29がロックリング20の位置を通過する。
図1は、このようにして挿口14が受口12における所定の位置まで挿入された状態を示す。このとき、ロックリング20は、挿口14に外ばめされており、元の状態に戻ろうとする弾性的な縮径力によって、挿口14の外周に抱き付いている。またこのとき、挿口14の先端面27は受口奥端部25とロックリング20との間の中間部分に位置している。挿口14は、この状態から、その先端面27が受口奥端部25に当たるまでさらに受口12の内部へ入り込み可能であるとともに、ロックリング20が環状溝29にはまり込むまで受口12から抜け出し可能であり、受口12と挿口14とは、この範囲で伸縮を行うことが可能である。
すなわち、図4は、地震の発生時などにおいて挿口14が受口12から抜け出そうとするときの状態を示す。このとき、ロックリング20は、内周尖部24が環状溝29の傾斜面31に案内され、元の状態に戻ろうと弾性的に縮径することで、受口12からの挿口14の抜け出しにつれて、環状溝29の深い部分にはまり込み、その奥側端面21が環状溝29の側面30に当たる。このとき、ロックリング20は収容部17の開口側側面19に当たる。これによって、挿口14がそれ以上受口12から抜け出すことが防止され、所要の離脱防止機能が発揮される。
また、このとき、ロックリング20は、挿口14からの抜け出し力を受けることにより、その横断面について、内周尖部24が管径方向の内向きに変位しかつ開口側端面22が管径方向の外向きに変位するような弾性的なねじり変形を受けるが、このねじり変形によって図4に示すように開口側端面22が収容部17の内向きに傾斜した開口側側面19に向かい合うようになり、これによって挿口14の抜け出し力がロックリング20を介して確実に受口12に伝達されることになり、また開口側側面19からの反力によってロックリング20は管径方向の内向きに押圧されることで確実に環状溝29にはまり込み、それらによって十分な離脱防止機能を発揮することが可能である。
離脱防止性能として、一般的には、管11、13の呼び径をD[mm]としたときに、3D[kN]の抜け出し力に耐えることが求められる。このような離脱防止性能を発揮するためには、呼び径Dが数百mmである場合に、環状溝29の深さは、0.5mm〜1.5mm程度であれば足りる。このため、この環状溝29を機械加工によって容易に形成することができる。たとえば、管路の敷設現場において、配管の都合上、挿口の切り管によって規定よりも短尺の管を得ることが必要な場合にも、その敷設現場において簡単な装置を用いてその切り管の挿口に容易に環状溝を加工することができる。
図4に示す状態から、再び挿口14が受口12に入り込む方向の力が作用した場合には、上述した管どうしの接合時と同様にして、ロックリング20の内周尖部24が環状溝の29の傾斜面31に案内されて、その入り込みが許容される。
上述のように、受口12と挿口14とは互いに伸縮することができ、このため図示の管継手を耐震継手として用いることができる。このときの伸縮量は、管長の±1%程度とすることが適当である。
継手を解体する必要が生じたときには、シール材16と挿口14との間に舌片を打込んでこの舌片の先端を内周テーパ面23に当てることによってロックリング20を拡径させ、その状態で挿口14を受口12から引き抜いて、環状溝29をロックリング20よりも受口12の開口側に位置させればよい。
図5〜図7は、本発明の第2の実施の形態の離脱防止管継手の要部の断面構造を示す。ここでは、受口12の内周にシール材収容部とロックリング収容部とを設けることに代えて、受口12の開口端に内周フランジ35を形成し、この内周フランジ35に、前述のロックリング収容部17の開口側側面19に想到する内向き傾斜面36が形成されている。内周フランジ35よりも奥側における受口12の内周には、環状の内周突起37が形成されている。この内周突起37は、シール材16の外周部分に引っ掛かることで、このシール材16を管軸方向に位置決め可能である。
そして、このように管軸方向に位置決めされたシール材16と内周フランジ35との間の空間に、ロックリング38が収容されている。このロックリング38は、図1〜図4に示したものと断面形状は異なるが、同様の機能を果たす奥側端面21と開口側端面22と内周テーパ面23と内周尖部24とを有し、さらに内周フランジ35の立ち上がり隅部に接する角部39を有している。奥側端面21はシール材16の端部に接している。
このような構成であると、図6に示すように、挿口14を受口12の内部に挿入するだけで、図1〜図4に示したものと同様にして継手の接合を行うことができる。図5に示すように、環状溝29がシール材16よりも受口12の奥側に入り込んだ状態で、接合作業が完了する。
図7に示すように挿口14が受口12から抜け出そうとするときには、図1〜図4に示した場合と同様にして、ロックリング38の内周尖部24が挿口14の環状溝29にはまり込む。このとき、同様にロックリング38がねじり変形を受けてその開口側端面22が内周フランジ35の内向き傾斜面36に向かい合った状態でこの内向き傾斜面36に接するため、確実な離脱防止機能を発揮することが可能である。また、このとき、ロックリング38の角部39が内周フランジ35の立ち上がり隅部に接しているため、上述のロックリング38のねじり変形を容易に発生させることができる。
なお、図示のように、受口12の内周にロックリング収容部を特別に形成する必要がないため、その分だけ受口12における管壁の肉を少なく構成することができて、受口12を含む管11の重量を軽減することができる。
図8〜図10は、本発明の第3の実施の形態の離脱防止管継手の要部の断面構造を示す。ここでは、受口12の開口端の内周に外向きのテーパ状のシール材圧接面41を形成し、この圧接面41と挿口14の外周面との間にシール材42を配置している。受口12の開口端の外周にはフランジ43が形成され、受口12よりも外側の部分において挿口14に外ばめされた金属製の押輪44が、管の周方向に複数配置されたボルト・ナット45によってフランジ43に締結されることで、この押輪44によってシール材42を圧縮して所要のシール機能を発揮させている。
図8は継手の接合完了状態を示すが、押輪44がフランジ43に接触したときに、シール材42が必要な圧縮状態となるように構成されている。公知のこの種の管継手では押輪は受口のフランジに接触せず、ボルト・ナットの締付けトルクによってシール材の圧縮状態を管理しているが、このように押輪44とフランジ43とがメタルタッチすることにもとづき施工管理することで、その施工管理を容易に行うことができる。
継手の接合時には、あらかじめ挿口14に押輪44とシール材42とを外ばめしておき、その状態の挿口14を、図9に示すように収容部17にロックリング20を収容した状態の受口12の内部に挿入する。図8に示すように環状溝29がロックリング20よりも受口12の奥側に挿入されたなら、図示のように押輪44とボルト・ナット45とによってシール材42を所定位置で圧縮する。
図10は、挿口14に受口12からの抜け出し力が作用したときの状態を示す。環状溝29と収容部17とに対するロックリング20の挙動は、先の実施例で説明したものと同様である。
図11〜図13は、本発明の第4の実施の形態の離脱防止管継手の要部の断面構造を示す。ここでは、ロックリング47として、横断面V字形に形成されたものが用いられている。すなわち、このロックリング47において、23は内周テーパ面、24は内周尖部であるが、このロックリング47の受口奥側の部分に肉盗み部48を設けることで上記のようにV字形に形成している。
ロックリング47よりも外周側には、挿口14の挿入前の時点においてロックリング47を受口12に心出し状態で保持させるための、ゴム製の環状の心出し部材49が設けられている。
このような構成であると、ロックリング47はその横断面の構造から剛性の低いものとなるため、図12に示す受口12への挿口14の挿入による挿口14へのロックリング47の外ばめを容易に行うことができる。なお、心出し部材49は、挿口14の挿入後にこのように剛性の低いロックリング47を挿口14に抱き付かせるために補助的に機能する。
図13は、挿口14に受口12からの抜け出し力が作用した状態を示す。この場合も、ロックリング47は、その剛性が低いために、容易にねじり方向に変形して環状溝29にはまり込み、所要の離脱防止機能を確実に発揮する。
本発明の第1の実施の形態の離脱防止管継手の要部の断面図である。 図1の離脱防止管継手における要部の拡大図である。 図1の離脱防止管継手の接合時の様子を示す図である。 図1の離脱防止管継手に抜け出し力が作用したときの様子を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の離脱防止管継手の要部の断面図である。 図5の離脱防止管継手の接合時の様子を示す図である。 図5の離脱防止管継手に抜け出し力が作用したときの様子を示す図である。 本発明の第3の実施の形態の離脱防止管継手の要部の断面図である。 図8の離脱防止管継手の接合時の様子を示す図である。 図8の離脱防止管継手に抜け出し力が作用したときの様子を示す図である。 本発明の第4の実施の形態の離脱防止管継手の要部の断面図である。 図11の離脱防止管継手の接合時の様子を示す図である。 図11の離脱防止管継手に抜け出し力が作用したときの様子を示す図である。
符号の説明
11 一方の管
12 受口
13 他方の管
14 挿口
17 ロックリング収容部
20 ロックリング
27 先端面
29 環状溝
30 側面
31 傾斜面

Claims (2)

  1. 互いに接合される一方の管の端部に形成された受口の内部に他方の管の端部に形成された挿口が挿入される構成の管継手であって、
    受口の内周に形成された収容部に周方向一つ割りのロックリングが収容され、
    このロックリングは、受口に挿口を挿入したときに挿口に外ばめされるように構成され、
    ロックリングは、受口奥側に向けて次第に小径となる内周テーパ面と、内周テーパ面の受口奥側端に形成される内周尖部とを有し、
    挿口の外周に、前記ロックリングの内周尖部がはまり込み可能な環状溝が形成され、
    前記環状溝は、挿口の先端面とは反対向きに形成された管径方向の側面と、この側面における溝底側の位置につながって形成されるとともに挿口先端から遠ざかるにつれて次第に直径が大きくなる傾斜面とを有し、
    挿口が受口から抜け出そうとすると、ロックリングの内周尖部が環状溝に嵌まり込んで、ロックリングは、内周尖部が管径方向の内向きに変位し且つ受口開口側端が管径方向の外向きに変位するような弾性的なねじり変形を受けることを特徴とする離脱防止管継手。
  2. ロックリングは、受口奥側に向けて開口した肉盗み部を有して横断面V字形に形成されていることを特徴とする請求項1記載の離脱防止管継手。
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