JP4843886B2 - 開閉体の構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物等の開口部などに配設され、この開口部に対して開閉移動するシャッターカーテンなどの開閉体の連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建物の開口部などに配設されるシャッター装置などの構成としては、開口部の開閉を行う開閉体としてのシャッターカーテンを備えているが、このシャッター装置は、シャッターカーテンが昇降移動することで開口部を開閉する昇降型シャッターと、シャッターカーテンが左右横方向に移動し開口部の開閉を行う横引きシャッターなどがある。そして、シャッターカーテンは、例えば金属製の短冊板状に形成されているスラットを、互いの長辺部同士で、図10に示すように、回動自在に連結したものが一般的によく知られている。
【0003】
各スラット100を互いに連結するための長辺部分である連結部101は、図10に示すように、隣接する一方のスラットの長辺部に形成した断面略C字状の連結カール部102と、隣接する他方のスラットの長辺部に形成した断面略C字状の連結カール部103とにより構成される。
【0004】
これらスラット100同士の連結部は、一方のスラット100の連結カール部102の内側に、他方のスラット100の連結カール部103を係合して、一定の範囲で回動可能となるように一方のスラット100と他方のスラット100とを連結する。
【0005】
そして、このような連結部の連結は、一方のスラット100の長手方向一端側に、他方のスラット100の長手方向他端側を配置し、連結カール部102と連結カール部103とを長手方向にスライドさせて差し入れることにより行われていた。このようにして連結された連結部101は、挿入方向に直交する方向にスラット100とスラット100を移動させても、連結カール部同士の係合は解除されることがない。
【0006】
シャッターカーテンは、工場内にて各スラットが成形され、これらスラットを連結することで所望の長さのシャッターカーテンとして組み立てられるが、例えば横引きシャッターの場合、シャッターカーテンを配設する建物開口部における間口の略幅長の長さのシャッターカーテンを製作することとなり、この幅長(間口)が大きい場合となるとシャッターカーテンが連結方向に長尺となり重量が増すこととなる。そのため、容易に運搬を可能とし、施工現場における組み付け作業性を考慮して、所定の重量以内となるように複数に分割した状態として製作し出荷して、施工現場にて連結組立を行うようになっている。すなわち、搬送を容易とする重量以内の幅長に数枚のスラットのみを連結組立し、運搬を行い、そして施工現場にてこれら小幅に分割されたシャッターカーテンをそれぞれに連結し、所定の幅長となるように組立作業が行われていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のシャッターカーテンでは、シャッターカーテンを構成するスラットの連結構造が、連結カール部同士を長手方向に並べて配置し、スライドさせ差し入れる構造であるため、連結作業に、スラットの長手方向長さの2倍以上の連結作業スペースが必要となる。
【0008】
このため、連結作業を行う現場にて、作業スペースが確保できない場合には、全スラットを連結した構成となるよう工場内にて製作し、大重量のままでシャッターカーテンの取り付けを行わなければならず、設置に関わる作業人員を必要とするとともに、多大な労力を要することとなった。
【0009】
そこで本発明は、上記問題点を解消するために、シャッターカーテンなどの開閉体を建物開口部などに設置し組み付ける際に、容易にその施工作業が行えるように、開閉体を構成するスラットなどの部材を、長手方向の端部より差し込むことなく連結を行える構造とし、作業性を向上させることが可能な開閉体の構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明の開閉体の構造は、開閉移動方向と直交する方向に長尺な部材3が、前記開閉移動方向に並列して複数連結されることで構成される開閉体1であって、
隣り合う各部材3の各長辺部同士間に介在して配設され、両部材3,3を長手方向に直交する方向で互いに連結する連結手段6,7が備えられることを特徴とする。
【0011】
このような開閉体の構造では、複数に分割構成される小幅なシャッターカーテンなどの開閉体1Aを、予め工場内で製作し、これら小幅な開閉体1Aを施工現場にて連結させ、所望の幅長に開閉体1を組み立てることとなる。この連結作業は開閉体1を構成する各部材3の長手方向と直交する開閉移動方向、或いは各部材の表裏面(厚さ)方向と略平行な方向であり、従来のような部材3の長手方向のスライド差し入れによる連結作業ではないことから、施工現場にて作業スペースを確保する必要がなくなり、また、施工性を向上させることができる。
【0012】
また、この発明の開閉体の構造は、前記連結手段は、前記部材3を複数に分割した形状で構成される連結部材よりなり、各連結部材を長手方向に直交する方向で互いに連結することを特徴とする。
【0013】
この連結部材による構成によれば、開閉体1として連結されると、その連結部分における外観が、他の部材と同様となり、意匠性等が良好となる。
【0014】
請求項2記載の開閉体の構造は、開閉移動方向と直交する方向に長尺に形成されるとともに、長手方向に沿う両長辺部に連結カール部3a,3bをそれぞれ有する部材3が、前記開閉移動方向に並列して隣り合う互いの連結カール部3a,3bにて複数連結されることで構成される開閉体1であって、
前記連結カール部3a,3bと略同形状のカール部6a,7aを一方の長辺部に備えた一対の連結部材6,7を、隣り合う前記各部材3間において各部材3の連結カール部3a,3bにそれぞれ連結し、各連結部材6,7の他方の長辺部同士6b,7bを長手方向に直交する方向で互いに連結させるようにした開閉体の構造において、
前記互いに連結される一方の連結部材の長辺部を表面方向に突出するように略コ字状に折曲形成し、互いに連結される他方の連結部材の長辺部を表面方向に突出するように略L字状に折曲形成し、一方の連結部材の略コ字状に折曲形成された部分の角部の裏面を、他方の連結部材の略L字状に折曲形成された部分の表面に重ね合わせるように係合して固定手段により連結固定したことを特徴とすることを特徴とする。
【0015】
このような開閉体の構造では、部材3の連結カール部3a,3bに連結部材6,7のカール部6a,7aが連結され、連結部材6,7同士を連結することとなる。この連結部材6,7同士の連結は、長手方向に直交する方向で互いを連結し、上記同様に、その連結作業は開閉体1を構成する各部材3の長手方向と直交する開閉移動方向、或いは各部材3の表裏面(厚さ)方向と略平行な方向であり、従来のような部材3の長手方向のスライド差し入れによる連結作業ではないことから、施工現場にて作業スペースを確保する必要がなくなり、また、施工性を向上させることができる。
【0016】
請求項記載の開閉体の構造は、開閉移動方向と直交する方向に長尺に形成されるとともに、長手方向に沿う両長辺部に連結カール部3a,3bをそれぞれ有する部材3が、前記開閉移動方向に並列して隣り合う互いの連結カール部3a,3bにて複数連結されることで構成される開閉体1であって、
前記連結カール部3a,3bと略同形状のカール部6a,7aを一方の長辺部に備えた一対の連結部材6,7を、隣り合う前記各部材3間において各部材3の連結カール部3a,3bにそれぞれ連結し、各連結部材6,7の他方の長辺部6b,7b同士を長手方向に直交する方向で連結固定手段9にて互いに連結させ、該連結固定手段は、長尺な板状部材を備え、該板状部材にて前記各連結部材の他方の長辺部同士を連結し、両連結部材を連結する開閉体の構造において、前記連結固定手段は、その前記板状部材の側縁となる両長辺部が裏面方向に折曲されて断面略コ字状に形成され、一対の前記連結部材の前記カール部に連続する長辺部は表面方向に突出するように略L字状に折曲形成され、一対の前記連結部材の略L字状の長辺部どうしが近接して並列された状態で、断面略コ字状の前記連結固定手段の板状部材が重合状態で嵌合し、一対の各連結部材と連結固定手段の板状部材とが固定手段により連結固定されたことを特徴とする。
【0017】
このような開閉体の構造では、部材3の連結カール部3a,3bに連結部材6,7のカール部6a,7aが連結され、連結部材6,7同士を連結固定手段9にて連結することとなる。この連結部材6,7同士の連結は、長手方向に直交する方向で互いを連結し、上記同様に、その連結作業は開閉体1を構成する各部材3の長手方向と直交する開閉移動方向、或いは各部材3の表裏面(厚さ)方向と略平行な方向であり、従来のような部材3の長手方向のスライド差し入れによる連結作業ではないことから、施工現場にて作業スペースを確保する必要がなくなり、また、施工性を向上させることができる。
【0018】
請求項記載の開閉体の構造は、前記連結固定手段9は、長尺な板状部材10を備え、該板状部材10にて前記各連結部材6,7の他方の長辺部6b,7b同士を連結し、両連結部材6,7を連結することを特徴とする。
【0019】
この開閉体の構造によれば、連結固定手段9に、連結部材6,7同士を連結するための板状部材10を備えることで開閉体1を構成する部材3同士の連結部分の構成を複数分割構造とすることとなり、連結固定手段9による連結部分の外観を考慮でき、また、この連結部分における結合方向を開閉体1の一方の面側のみとして構成することも可能となる。
【0020】
請求項記載の開閉体の構造は、前記部材3の連結カール部3a,3bと前記連結部材6,7のカール部6a,7aとの連結部分における長手方向両端には、該長手方向への互いの移動を阻止する抜止手段13が設けられ、該抜止手段には、開閉体の側縁を案内するガイドレールの内側面に当接し転動するガイドローラが設けられていることを特徴とする。
【0021】
この開閉体の構造によれば、部材3及び連結部材6,7のそれぞれの連結カール部3a,3b及びカール部6a,7aによる連結部分の両端を抜止部材13が当接状態となって支持することとなり、長手方向にスライド差し入れにて連結された状態の解除を阻止し、互いが抜け落ちないようになる。
【0022】
請求項記載の開閉体の構造は、前記部材3は略短冊板形状に形成されるスラット部材よりなることを特徴とする。
【0023】
この開閉体の構造によれば、開閉体1を構成する部材がスラット3であり、すなわち、開閉体はシャッターカーテンを構成することなり、建物開口部に設置されるシャッター装置に適用できることとなる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による開閉体の構造の一実施の形態を示す平断面図を(a)、背面図を(b)に示した説明図、図2は同開閉体の構造の分解斜視図である。
本実施の形態では、図1に示すように、開閉体としてのシャッターカーテン1が左右方向に移動し、建物開口部に対して開閉動作が行われる横引きシャッター装置に用いられる例について説明する。
【0025】
本発明のシャッターカーテン1は、複数の部材としてのスラット3と、連結手段と、連結固定手段とで大略構成される。
【0026】
各スラット3は、開閉移動方向と直交する方向に略真直で長尺な略短冊板状に形成される金属製、例えば鋼板やアルミニウム型材などよりなり、開閉移動方向と直交する略垂直方向を長尺な方向とされて、左右側縁となる各長辺部に形成される連結部4にて互いが連結される。この連結部4は従来と同様であり、すなわち隣り合うスラット3同士が、長手方向に相対的にスライドさせることで連結されるようになっている。
【0027】
この連結部4は、各スラット3の縁部にそれぞれ形成される断面略C字形状の連結カール部3a,3bよりなり、各スラット3同士がこれら連結カール部3a,3bにて連結され、すなわち、一方のスラット3に形成される一方の連結カール部3aの内側に他方のスラット3に形成される他方の連結カール部3bが係合し、互いが連結状態となり、各連結カール部3は、長辺方向に沿う回転軸線を中心に、所定の回転角度範囲で相対回転可能となっている。また、スラット3同士を連結カール部3a,3bにて連結することで、長辺方向に直交する方向には係合解除が不能となっている。
【0028】
そして、このスラットは、例えば工場内で、所定の重量以内、例えば20kg以下となるように、例えば10枚程度を連結した状態とした、小幅なシャッターカーテン1Aを構成させ、搬送を容易にしている。
【0029】
連結手段としての連結部材は、本実施の形態では、第一の連結部材6と第二の連結部材7とで一対で構成される。
各連結部材6,7は、上記したスラット3と同様に、略短冊板状に形成されるとともに、左右側縁となる各長辺部の一方の長辺部のみに、上記スラット3と同形状のカール部6a,7aが形成されている。また、それぞれの他方の長辺部6b,7bは、略真直な縁部とされている。そして、これら連結部材6,7のスラット3との連結状態は、上記したスラット3同士の連結状態と同様で、両連結部材6,7の他方の長辺部同士6b,7bを近接した状態とし、各カール部6a,7aをそれぞれ外方向とした状態で、第一の連結部材6のカール部6aはスラット3の一方の連結カール部3aの内側に係合し、第二の連結部材7のカール部7aはスラット3の他方の連結カール部3bの外側に係合して連結されるように形成される。
【0030】
なお、これら連結部材6,7の他方の長辺部6b,7bは、図2,3に示すように、表面方向に突出するように略L字状に折曲形成され、カール部6a,7aの形成される一方の長辺部とで略Z字状に形成されている。また、図2に示すように、他方の長辺部6b,7bは、一方の長辺部(カール部6a,7a側)に対してやや短尺に形成され、上下両端が切欠形成状とされている。そして、各連結部材6,7の他方の長辺部6b,7bを近接して並列した状態で、両連結部材6,7のそれぞれのカール部6a,7aの間が略コ字形状となるように形成されている。
【0031】
連結固定手段9は、本実施の形態では、板状部材10と、固定手段12とで大略構成される。
板状部材10は、本実施の形態では、図2に示すように、略短冊板状に形成されるとともに、左右側縁となる両長辺部が裏面方向に折曲され、断面略コ字状に形成されている。
そして、この板状部材10の裏面10aに、上記各連結部材6,7の他方の長辺部6b,7bが並列されて、固定手段12により固定される。
【0032】
固定手段12は、本実施の形態では、ブラインドリベットよりなり、すなわち、板状部材10と連結部材6,7とに、予め固定孔8,11をそれぞれ穿設し、これら固定孔8,11を一致させた状態で締結固定を行う。このブラインドリベットによれば、締結固定後に容易に取り外せない構成を得られる。なお、この固定手段12としては、ブラインドリベットの他に、ボルトとナットによるものやネジなどでも良く、さらに、板状部材10の裏面10aにネジ軸を植設状態として、ナット部材にて固定することとしてもよい。
【0033】
また、上記したスラット3及び連結部材6,7により構成されるシャッターカーテン1は、上縁と下縁とに抜止手段としての抜止部材13とガイドローラ17が配設され、また下縁には支持ローラ19が配設される。
【0034】
抜止部材13は、矩形板状の基板部15を有するとともに、この基板部15の一側縁に取付板14が延設され、略L字状に形成される。そして、取付板14がシャッターカーテン1を構成するスラット3及び連結部材6,7の長手方向両端である上端及び下端における裏面にそれぞれリベット,ネジなどの固定手段を用いて固定される。
【0035】
固定された抜止部材13は、スラット3同士の連結部4、またはスラット3と連結部材6,7との連結部4の長手方向両端部に位置するとともに、板面の両端近傍がスラット3の両連結カール部3a,3bに当接する位置となり、連結カール部3a,3b同士または連結カール部3a,3bとカール部6a,7aとの係合連結状態を支え、これら連結部4における長手方向の互いのスライド移動を阻止し、すなわち抜け止めとなっている。
【0036】
ガイドローラ17は、抜止部材13の基板部15の長手方向両端近傍に垂設される一対の支持軸18に回転可能にそれぞれ設けられ、すなわち抜止部材13とガイドローラ17とが兼用の部材となっている。このガイドローラ17は、直径がスラット3の厚さより大径に設定され、スラット3の表裏面より突出するよう構成されている。
【0037】
支持ローラ19は、略矩形状のブラケット20に支軸21を介して回転自在に設けられ、スラット3裏面側の下端に固設される。これらガイドローラ17と支持ローラ19とは、軸線方向を直交状態としてそれぞれ設けられ、支持ローラ19によりシャッターカーテン1は支持され、且つその移動を案内され、またガイドローラ17は、シャッターカーテン1の移動をガイドするガイドレール23の内側面に当接し転動するようになっている。
【0038】
なお、これらガイドローラ17と支持ローラ19とは、シャッターカーテン1における各スラット3の全てにそれぞれ設けられるのではなく、本実施の形態では、図1に示すように、連結されたスラット3の一枚おきに配設され、すなわち、シャッターカーテン1の上縁においては、ガイドローラ17(抜止部材13)がスラット3の一枚おきに固設され、またシャッターカーテン1の下縁においてはガイドローラ17(抜止部材13)と支持ローラ19とが交互に各スラット3に固設される。
【0039】
次に、上述した構成の開閉体の構造である横引きシャッター装置のシャッターカーテン1の組み立ての手順について説明する。
まず、工場内において、シャッターカーテン1を構成する各スラット3が成形され、搬送及び施工作業が行い易い重量以内の所定数、例えば十枚程度のスラット3を連結させ、所望の幅長のシャッターカーテン1を分割した状態である小幅なシャッターカーテン1Aを製作するとともに、この小幅なシャッターカーテン1Aの側端縁となる部分に連結部材6,7を連結させる。この連結手順は、上記した通りスラット3の長手方向から連結カール部3a,3b及びカール部6a,7aをスライドさせて差し入れ連結が行われる。
【0040】
また、連結部材6,7の一方の連結部材となる第二の連結部材7には、図4に示すように板状部材10が予め固定される。この固定は、予め板状部材10及び第二の連結部材7に穿設されている固定孔8,11を一致させ、この固定孔8,11を介しブラインドリベット12などの固定手段を用いて互いを固定する。
【0041】
また、各スラット3の長手方向両端となる上端及び下端に抜止部材13,ガイドローラ17及び支持ローラ19を固設する。なお、本実施の形態では、図4に示すように、各スラット3及び連結部材6,7が各連結部4においてカール部3a,3b,6a,7a同士の連結状態が抜け落ちないように、抜止部材13が配置され取り付けられるが、小幅なシャッターカーテン1A同士を連結する部分である連結部材6,7の位置では、一方のシャッターカーテン1A(図4の右側)では抜止部材13により抜け止めが施され、他方のシャッターカーテン1A(図4の左側)においては図示しない仮止め手段等で抜け止めを施す。
そして、この小幅な状態のシャッターカーテン1Aを複数組とし、所望の幅長である建物開口部の幅長に合わせた数量を工場より出荷し施工現場に搬入する。
【0042】
次に、施工現場において、搬入された複数の小幅なシャッターカーテン1Aを、各スラット3が垂直状態となるよう起こし、建物開口部の上縁及び下縁に配設されるガイドレール23間に流し込む。
【0043】
次に、各小幅なシャッターカーテン1A同士を連結する。
図4に示すように、端縁に連結されている第一、第二の連結部材6,7同士を近接させ、一方のシャッターカーテン1Aの第二の連結部材7に固定された板状部材10の裏面10aに他方のシャッターカーテン1Aの端縁に連結されている第一の連結部材6を並列状態とする。
【0044】
次に、予め板状部材10及び第一の連結部材6に穿設されている固定孔11,8を一致させる。そして、この固定孔8,11を介しブラインドリベット12などの固定手段にて互いを固定させる。この固定作業は、板状部材10と第一の連結部材6とを重ね合わせ、その厚さ方向に貫通してブラインドリベット12を打設固定する作業であり、すなわち、両部材10,6の長手方向と直交する方向で、且つシャッターカーテン1の移動方向と直交する方向にて連結を行うこととなる。
同様に、その他の小幅なシャッターカーテン1Aをそれぞれ連結して、これにより分割された複数の小幅なシャッターカーテン1Aが、1枚のシャッターカーテン1として完成される。
【0045】
従ってこのように構成された開閉体の構造では、開閉体としてのシャッターカーテン1を構成するスラット3を少数で連結組み立てを行い、小幅なシャッタカーテン1Aを製作して、この小幅な状態のシャッターカーテン1Aを施工現場にて、連結する作業となり、その連結作業が、スラット3の長手方向にスライドさせ差し入れることで行われる作業ではなく、スラット3の長手方向に直交する方向で、且つシャッターカーテン1の移動方向と直交するスラット3の厚み方向で連結作業を行うこととなるので、シャッターカーテン1を設置させる施工現場が狭い場合であっても、分割された小幅なシャッターカーテン1Aを連結させシャッターカーテン1を構成させることが可能であり、その作業を容易なものとすることが可能となる。
【0046】
また、施工現場にて各スラット3を連結するスペースがないことにより、シャッターカーテン1を建物開口部の間口幅と同等の長さとなるように、予め全スラット3を工場内で連結して組み立て、大重量のまま搬入させることがなく、搬送などの煩雑さや、施工現場での組み付け時の作業人員や、多大な労力を要することがなく、施工作業が簡素となって比較的軽作業となり、省人化,省力化を図ること可能となる。
【0047】
さらに、シャッターカーテン1が小幅に分割され、重量が大きくならないことから、横引きシャッターの場合のシャッターカーテン1を起こしあげる際の支持ローラ19への負荷等が軽減され、この支持ローラ19の損傷発生を低減させることが可能となり、施工不良を防ぐことが可能となる。
【0048】
なお、上述した実施の形態では、開閉体であるシャッターカーテン1を構成する部材であるスラット3同士を連結する構造を、連結手段として一対の連結部材6,7とし、連結固定手段として板状部材10と固定手段12とで構成し、板状部材10の裏面10aにて両連結部材6,7の他方の長辺部6b,7bを並列させ固定手段12にて連結固定させる例を示したが、この連結手段、連結固定手段の構成のように3分割構造ではなく、他の構成でも良く、例えば、図5に示すように、2分割構造としてもよい。
【0049】
この2分割構造の連結手段は、上述した実施の形態での板状部材と一方の連結部材とを一体構造として成形したもので、図5(a)に示すように、一方の連結部材26の他方の長辺部26bを折曲形成し、この一方の連結部材26の裏面26aに他方の連結部材27を重ね合わせ、図5(b)に示すように、リベットやボルト・ナットなどを連結固定手段9として連結固定させる。
この例の場合、部品点数を削減でき、一方の連結部材26の表面のみが表出する構成となってシャッターカーテン1を構成させることが可能となるので、外観が良好となる。
【0050】
また、図6に示すように連結手段として、一対の連結部材36,37にて構成し、それぞれの一方の長辺部にカール部36a,37aを形成し、それぞれの他方の長辺部36b,37bに固定片部38,39を折曲形成した構造としてもよい。この例の場合は、図6(b)に示すように連結時に、両連結部材36,37の固定片部を当接状態とし、各固定片部38,39をネジ、リベット、ボルト・ナットなどの連結固定手段9で固定し、連結とする。
このような構成とすることで、両連結部材36,37の連結作業を、シャッターカーテン(開閉体)1の裏面側のみでの作業とすることができ、作業性を向上させることが可能となるとともに、ネジ,リベットなどの連結固定手段9をシャッターカーテン(開閉体)1の表面側に表出させることがなく、シャッターカーテン1としての意匠性を向上させることができる。
【0051】
さらに、図7に示すように、連結固定手段9を構成する断面略コ字状に形成される板状部材40,40を一対で構成し、これら板状部材40,40と、カール部を有した一対の連結部材46,47とで4分割構造とし、各連結部材46,47にそれぞれ板状部材40,40を結合した状態で小幅なシャッターカーテン1Aを製作し、そしてこれら板状部材40,40を図7(b)に示すように、リベットやネジなどの固定手段12にて連結固定し、シャッターカーテン1を得る構造としてもよい。
【0052】
また、同様に、図8に示すように、板状部材50を一対で構成し、一対の連結部材56,57とで4分割構造とし、各板状部材50,50を略L字状に形成して、各連結部材56,57の裏面にそれぞれ板状部材50,50をリベットやネジ、若しくは溶接や接着などの固定手段にて固定して、小幅なシャッターカーテン1Aを製作し、そしてこれら板状部材50,50をリベットやネジなどの固定手段12にて固定し、シャッターカーテンを得る構造としても良い。
【0053】
さらに、図9に示すように、一対で構成する連結部材66,67の一方の連結部材67の裏面に、長手方向に沿う連結固定片68を突出して設け、他方の連結部材66の長辺部66bを嵌入させ、かつ裏面にて連結固定片68と他方の連結部材66とをリベットやネジなどの固定手段12にて連結固定させる構成としてもよい。
この例の場合においては、図9(b)に示すように、一方の連結部材67が他方の連結部材66を覆い、この一方の連結部材67の表面のみがシャッターカーテン(開閉体)1の表面となって表出することから、他のスラットとの意匠性を合わせることも可能となり、外観が良好となる。
【0054】
また、上述した実施の形態では、一対の連結部材を連結手段として構成し、カール部を備えた略Z字状の部材よりなる構成として説明したが、この連結部材を、開閉体であるシャッターカーテンを構成する部材であるスラットを用い、これを分割して形成させる形状として構成させることとしてもよい。
この場合、連結される部分の外形状が他のスラットと略同形状となることから、1枚のシャッターカーテン(開閉体)としての外観が良好となり、特にネジやリベットなどの固定手段が表出しない構成とすることで意匠性が向上することとなる。
【0055】
さらに、上述した実施の形態では、開閉体であるシャッターカーテンが、左右方向に移動することで開閉動作となる横引きシャッター装置として説明したが、シャッターカーテンなどの開閉体が昇降することで建物開口部に対し開閉動作となる、所謂昇降型のシャッター装置のシャッターカーテンを開閉体として構成しても同様の効果を得ることが可能であり、また、略水平に開閉体(シャッターカーテン)が開閉移動する開閉装置などとしてもよい。
【0056】
また、上述した実施の形態では、開閉体としてスラットより構成されるシャッターカーテンとした例について述べたが、この開閉体はスラットで構成されるシャッターカーテン以外の、例えば、パイプ状部材にて構成されるグリルシャッターとしてもよく、また、パネル材で構成されるパネルシャッターや、シート材よりなるシートカーテン、スクリーン等からなるスクリーンカーテン、ネット部材で構成されるネットカーテンや、これらの構成部材が複合して構成された複合形シャッターカーテンとして構成してもよい。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による開閉体の構造では、開閉体を構成する部材を少数で連結組み立てを行い、小幅な開閉体を製作して、この小幅な状態の開閉体を施工現場にて、連結する作業となり、その連結作業が、部材の長手方向にスライドさせ差し入れることで行われる作業等ではなく、部材の長手方向に直交する方向で連結作業を行うこととなるので、開閉体を設置させる施工現場が狭い場合であっても、分割された小幅な開閉体を連結させ開閉体を構成させることが可能であり、その作業性を向上させることができる。
さらに、本願請求項1乃至3では、その上記分割された小幅な開閉体による連結部材同士の連結固定部分の係合状態が、開閉体の移動方向と直角方向の重合となって、該移動方向に対する結合をより強固にすることが出来、移動時のガタツキやガタツキ騒音が生じにくくなるという、改良された優れた効果がある。
【0058】
また、施工現場にて各部材を連結するスペースがないことにより、開閉体を建物開口部の間口幅と同等の長さとなるように、予め全部材を連結して工場内で組み立て、大重量のまま搬入させることがなく、搬送などの煩雑さや、施工現場での組み付け時の作業人員や、多大な労力を要することがなく、施工作業が簡素となって比較的軽作業となり、省人化,省力化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による開閉体の構造の一実施の形態を示す平断面図を(a)、背面図を(b)に示した説明図である。
【図2】 同開閉体の構造の分解斜視図である。
【図3】 同開閉体の構造の連結以前を示す平断面図を(a)、連結状態を示す平断面図を(b)に示した説明図である。
【図4】 同開閉体の構造の連結手順を示す平断面図を(a)、背面図を(b)に示した説明図である。
【図5】 他の実施の形態における開閉体の構造の連結以前を示す平断面図を(a)、連結状態を示す平断面図を(b)に示した説明図である。
【図6】 他の実施の形態における開閉体の構造の連結以前を示す平断面図を(a)、連結状態を示す平断面図を(b)に示した説明図である。
【図7】 他の実施の形態における開閉体の構造の連結以前を示す平断面図を(a)、連結状態を示す平断面図を(b)に示した説明図である。
【図8】 他の実施の形態における開閉体の構造の連結以前を示す平断面図を(a)、連結状態を示す平断面図を(b)に示した説明図である。
【図9】 他の実施の形態における開閉体の構造の連結以前を示す平断面図を(a)、連結状態を示す平断面図を(b)に示した説明図である。
【図10】 従来の開閉体の構造における連結部分を示す平断面図である。
【符号の説明】
1…開閉体(シャッターカーテン)
3…部材(スラット)
3a,3b…連結カール部
6,7…連結部材
6a,7a…カール部
9…連結固定手段
10…板状部材
13…抜止手段(抜止部材)

Claims (5)

  1. 開閉移動方向と直交する方向に長尺に形成されるとともに、長手方向に沿う両長辺部に連結カール部をそれぞれ有する部材が、前記開閉移動方向に並列して隣り合う互いの連結カール部にて複数連結されることで構成される開閉体であって、
    前記連結カール部と略同形状のカール部を一方の長辺部に備えた一対の連結部材を、隣り合う前記各部材間において各部材の連結カール部にそれぞれ連結し、各連結部材の他方の長辺部同士を長手方向に直交する方向で連結固定手段にて互いに連結させ、該連結固定手段は、長尺な板状部材を備え、該板状部材にて前記各連結部材の他方の長辺部同士を連結し、両連結部材を連結する開閉体の構造において、
    前記連結固定手段は、その前記板状部材の側縁となる両長辺部が裏面方向に折曲されて断面略コ字状に形成され、一対の前記連結部材の前記カール部に連続する長辺部は表面方向に突出するように略L字状に折曲形成され、
    一対の前記連結部材の略L字状の長辺部どうしが近接して並列された状態で、断面略コ字状の前記連結固定手段の板状部材が重合状態で嵌合し、一対の各連結部材と連結固定手段の板状部材とが固定手段により連結固定されたことを特徴とする開閉体の構造。
  2. 開閉移動方向と直交する方向に長尺に形成されるとともに、長手方向に沿う両長辺部に連結カール部をそれぞれ有する部材が、前記開閉移動方向に並列して隣り合う互いの連結カール部にて複数連結されることで構成される開閉体であって、
    前記連結カール部と略同形状のカール部を一方の長辺部に備えた一対の連結部材を、隣り合う前記各部材間において各部材の連結カール部にそれぞれ連結し、各連結部材の他方の長辺部同士を長手方向に直交する方向で互いに連結させるようにした開閉体の構造において、
    前記互いに連結される一方の連結部材の長辺部を表面方向に突出するように略コ字状に折曲形成し、互いに連結される他方の連結部材の長辺部を表面方向に突出するように略L字状に折曲形成し、一方の連結部材の略コ字状に折曲形成された部分の角部の裏面を、他方の連結部材の略L字状に折曲形成された部分の表面に重ね合わせるように係合して固定手段により連結固定したことを特徴とする開閉体の構造。
  3. 開閉移動方向と直交する方向に長尺に形成されるとともに、長手方向に沿う両長辺部に連結カール部をそれぞれ有する部材が、前記開閉移動方向に並列して隣り合う互いの連結カール部にて複数連結されることで構成される開閉体であって、
    前記連結カール部と略同形状のカール部を一方の長辺部に備えた一対の連結部材を、隣り合う前記各部材間において各部材の連結カール部にそれぞれ連結し、各連結部材の他方の長辺部同士を長手方向に直交する方向で互いに連結させるようにした開閉体の構造において、
    前記互いに連結される一方の連結部材の長辺部を裏面方向に略コ字状に折曲形成し、該一方の連結部材の略コ字状に折曲形成された裏面には、長手方向に沿い、連結固定片を突出して設け、互いに連結される他方の連結部材の長辺部を表面方向に突出するように略コ字状に折曲形成し、一方の連結部材の略コ字状に折曲形成された部分の裏面と前記連結固定片との間の部分を、他方の連結部材の略コ字状に折曲形成された部分の表面に重ね合わせるように係合し、一方の連結部材の裏面の連結固定片と他方の連結部材の略コ字状に折曲形成された部分の先端の折曲片とを、一方及び他方の連結部材の裏面側から固定手段により連結固定したことを特徴とする開閉体の構造。
  4. 前記部材の連結カール部と前記連結部材のカール部との連結部分における長手方向両端には、該長手方向への互いの移動を阻止する抜止手段が設けられ、該抜止手段には、開閉体の側縁を案内するガイドレールの内側面に当接し転動するガイドローラが設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の開閉体の構造。
  5. 前記部材は略短冊板形状に形成されるスラット部材よりなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の開閉体の構造。
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