JP4841452B2 - 糖衣チューインガム用糖衣組成物および該糖衣組成物を使用した糖衣チューインガム - Google Patents

糖衣チューインガム用糖衣組成物および該糖衣組成物を使用した糖衣チューインガム Download PDF

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本発明は、糖衣チューインガム用糖衣組成物および該糖衣組成物を使用した糖衣チューインガムに関し、更に詳しくは、糖衣チューインガムの製造時における糖衣ガムの角割れにより不良品になるのを防止したり、糖衣層を噛み砕くのに、咀嚼力が弱い幼児や中高年齢者にも容易に咀嚼出来るソフトな噛み心地を付与する糖衣ガム用糖衣組成物であって、該糖衣層の基材である糖衣シロップに混合溶解または乳化分散させて成り、糖衣シロップに混合溶解または乳化分散に供する素材としてグリセロ・ホスホ・コリン(以下、「GPC」と略称する)を使用する糖衣チューインガム用糖衣組成物および該糖衣組成物を用いた糖衣チューインガムに関するものである。
糖衣チューインガムは、(1)咀嚼の基本となる不溶性成分であるガムベースに、ボディーを構成し、且つ甘味を供給する可溶性成分で糖質を含むチューインガム、並びに(2)該チューインガムを特徴付ける糖衣層を基調として構成されている。そして、糖衣チューインガムは、前記(1)記載のチューインガムを角型に成型し、糖衣ガムのセンター部に使用し、これに前記(2)記載の糖衣層を形成する糖衣シロップを掛けて乾燥し、これを繰り返して糖衣チューインガムを製造していた。
そして、前記糖衣チューインガムの製造時に、糖衣シロップを掛けたチューインガムが乾燥する間に、糖衣ガムの角割れによる不良品が発生するので、これを防ぐため、柔軟性のある糖衣層にする必要があり、また、硬い糖衣層を噛み砕くのに困難な咀嚼力の弱い人や衰えた人には、糖衣層をソフトでなめらかに制御する必要がある。
糖衣層の改良を目的として、粘性の低い増粘剤を使用する方法、HLBの高い親水性の乳化剤を使用する方法、水には不溶だがアルコールに溶解する天然高分子等を用いる方法があるが、これらの中で噛み心地に最も有効なものは、高HLBの乳化剤を用いる方法である。
一方、糖衣チューインガムの製造時において、糖衣ガムが角割れにより不良品になるのを防止したり、糖衣層を噛み砕くのに、咀嚼力が弱い幼児や中高年齢者にも、容易に咀嚼できるソフトな噛み心地を付与する糖衣ガム用糖衣組成物につき、過去の特許文献を遡及検索したが、これに該当する特許文献は全く存在せず、単に従来の糖衣層と比較して、硬度や外観で劣ることなく、且つ短時間で芯材に糖衣層を調整できるようにすることを目的とした下記の特許文献が公知である。
特開2006−87425号公報
前記従来の糖衣層の改良を目的とする最も有効な方法である、高HLBの乳化剤を用いる方法は、現実的には、(1)シロップの状態では均一だが、乾燥すると糖衣層の表面に乳化剤の斑点が出る。(2)感触上の違和感がある。(3)乳化剤の異味がある。等の欠点があり、充分な品質のものは得られないという課題があった。
また、特許文献1に開示されたものは、糖衣チューインガムの製造時において、糖衣ガムが角割れにより不良品になるのを防止したり、糖衣層を噛み砕くのに、咀嚼力が弱い幼児や中高年齢者にも容易に咀嚼できるソフトな噛み心地を付与することを目的とするものではない。
本発明は、前記課題を解決すべくなされたものであって、糖衣組成物としてGPCを用い、糖衣チューインガムの製造時に生ずる糖衣ガムの角割れを防止し、感触上の違和感や異味が全くない糖衣チューインガム用糖衣組成物および該糖衣組成物を使用した糖衣チューインガムを提供することを目的とする。
本発明は、固型分70%で水分30%を含む糖衣シロップに混合溶解または乳化分散する素材が、グリセロ・ホスホ・コリンを主体とし、これに糖類または糖アルコール類、増粘剤および乳化剤より成る群から選択される原料を混合して糖衣チューインガム用糖衣組成物を構成するという手段、または、
固型分70%で水分30%を含む糖衣シロップに混合溶解または乳化分散する素材が、グリセロ・ホスホ・コリンを主体とし、これに糖類または糖アルコール類、増粘剤および乳化剤より成る群から選択される原料を混合して構成された糖衣チューインガム用糖衣組成物を、糖衣部およびセンターガム部に分散して使用して糖衣チューインガムとするという手段、
を採用することにより、上記課題を解決した。
本発明によれば、糖衣層の被覆素材としてGPCを主体とする素材を用い、糖衣チューインガムの製造時に生ずるガムの角割れ防止や、ソフトでざらつきのない、なめらかな感触にする効果を与え、感触上の違和感、異味が全くなく、食品衛生上も問題がなく、また従来の糖衣チューインガムと比較すると、義歯でも容易に咀嚼可能であることが顕著である糖衣チューインガム用糖衣組成物および該糖衣組成物を使用した糖衣チューインガムが提供される。
本発明は、固型分70%で水分を30%含む糖衣シロップに混合溶解または乳化分散する素材が、GPCを主体とし、これに糖類または糖アルコール、増粘剤および乳化剤より成る群から選択される原料を混合して構成される糖衣チューインガム用糖衣組成物、および固型分70%で水分を30%含む糖衣シロップに混合溶解または乳化分散する素材を主体とし、これに糖類または糖アルコール、増粘剤および乳化剤より成る群から選択される原料を混合して構成された糖衣チューインガム用糖衣組成物を、糖衣部およびセンターガム部に分散して使用するようにした糖衣チューインガムである。以下、本発明につき詳細に説明する。
本発明において、固型分70%で水分を30%含む糖衣シロップに混合溶解または乳化分散する素材であるGPCは、リン脂質前駆体で、ホスファチジルコリンを酵素処理して脱アシル化したものである。生命の基本をなす細胞膜および神経細胞間の信号伝達を担う突起を構成するリン脂質の中、最も多く存在するホスファチジルコリンは、GPCから生合成される。
GPCは、母乳の中にも多く含まれ、人体の幅広い代謝過程に関与している。大別して動物性と植物性に由来するものがあり、植物性の大豆リン脂質はホスファチジルコリン、ホスファチジルアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸などから構成されており、GPCは、ホスファチジルコリンを分離し、リパーゼで分解すると脂肪酸が切り離され(脱アシル化)生成される。
動物性の卵黄リン脂質もホスファチジルコリン、リゾホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、リゾホスファチジルエタノールアミン、スフィンゴミエリンなどから構成されており、GPCは、ホスファチジルコリンを酵素で分解し、脱アシル化して生成される。
GPCの性質は、動物性も植物性もほとんど類似しており、総体として以下のような性状を示す。
(外観)白色の結晶性粉末、あるいは淡黄白色の微粉末
(味、臭い)無味、無臭、あるいはかすかな油脂臭および油脂味
(溶解性)水に可溶、アルコールに難溶、油脂に不溶、あるいは水に乳濁、アルコール・油脂に不溶
本発明糖衣チューインガム用糖衣組成物は、前記GPCを固型分70%で水分を30%含む糖衣シロップに混合溶解または乳化分散する素材とすることにより得られる。本発明における糖衣チューインガム用糖衣組成物としては、固型分70%で水分を30%含む糖衣シロップに混合溶解または乳化分散するGPCとの重量比が、好ましくは、約99:1〜90:10、特に好ましくは、約97:3〜93:7であれば好適な糖衣チューインガム用糖衣組成物が得られる。
本発明において、シロップとは、固型分70%(Brix70)程度で、水分を30%程度含むものであり、またGPCとは、固型分100%のものをいう。
GPCの使用比率が高すぎると、糖衣層が軟らかすぎて糖衣層としての機能を果たし得ない。一方、GPCの使用比率が低過ぎると、糖衣層の角割れが多く、柔軟性が不充分になる可能性があり、また、咀嚼により容易にソフトで滑らかな噛み心地が得られない。種々テストの結果、前記の重量比とすることが好ましいとの結論を得た。
また、本発明における糖衣チューインガム用糖衣組成物としては、糖衣組成物を予め水と共に溶解し、これにGPCの水溶液を加え混合溶解または乳化分散して均一な糖衣シロップとして、糖衣層にすれば好適である。特に、糖衣シロップは、糖衣素材を溶解したBrix70程度の水溶液であるが、これに水で溶解したGPCを混合溶解または乳化分散して、GPC含有の糖衣シロップを得ることができる。
また、本発明における糖衣チューインガム用糖衣組成物の素材であるGPCは、動植物を供給源とし、リパーゼ処理したリン脂質前駆体であって、ホスファチジルコリンを酵素処理して脱アシル化したものであれば好適であるが、GPCが植物性、特に大豆GPCであれば、更に好適である。
そして、また本発明における糖衣チューインガム用糖衣組成物において、固型分70%で水分30%を含む糖衣シロップに混合溶解または乳化分散するGPCに対し、重量比で90%以上の糖類または糖アルコール類、増粘剤、乳化剤より成る群から選択される原料を混合して使用することが好ましい。
前記GPCに混合する糖類が、砂糖、ブドウ糖、果糖、麦芽糖、乳糖、パラチノース、オリゴ糖、ソルビトール、キシリトール、マンニトール、エリスリトール、還元パラチノース並びに還元澱粉加水分解物よりなる群から選択される糖質甘味料であれば好適である。また、前記糖類が、スクラロース、ステビオサイド、グリチルリチン、ソーマチン、アスパルテーム、アセスルファム塩よりなる群から選択される高甘味物質であれば、更に好適である。
前記GPCに混合する増粘剤が、アラビアガム、トラガントガム、ゼラチン、ゼラチン分解物、カゼイン、デキストリン、可溶性デンプンよりなる群から選択される増粘物質であれば好適である。
前記GPCに混合する乳化剤が、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、レシチンより成る群から選択される乳化剤であれば好適である。
更に、糖衣チューインガム用糖衣組成物を使用したチューインガムは、前記した糖衣チューインガム用糖衣組成物を糖衣部およびセンターガム部に分散して使用することにより得られる。
本発明糖衣チューインガム用糖衣組成物の素材であるGPCは水可溶性で、糖溶液との混合溶解性も良く、相溶分散素材として優れている。これを用いた糖衣組成物を配合した糖衣ガムは、製造時に生ずる糖衣チューインガムの角割れがなく、また、できた糖衣チューインガムを口中で咀嚼すると、ソフトで滑らかな噛み心地のため、従来の糖衣層の硬い糖衣チューインガムを噛むのに困難であった中高年齢者にも容易に咀嚼できる。また、色むらもなく、艶の良い糖衣チューインガムを得ることができる。
このようにして、従来の糖衣チューインガムと比較して、明らかに角割れの少ない糖衣層の改良が認められるが、前記糖衣組成物の配合による感触上の違和感、異味は実質的に全く出ない。また、糖衣層の柔軟性の程度については、GPCに乳化剤をブレンドしてソフト化することにより、任意にコントロールが可能である。更に、GPCを糖衣組成物素材、または相溶分散素材として使用した糖衣組成物は、酢酸ビニル樹脂等の高分子を使用したものと異なり、粘度が低いため口当たりがよく、ソフトで滑らかである。
次に、本発明糖衣チューインガム用糖衣組成物の素材の混合比率を変えて製造した糖衣組成物を使用したチューインガムにつき、以下に実施例を挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1の糖衣組成物は、下記のものを使用した。
GPCを50%含む水溶液10gと、Brix70でGPCを含まないシロップ135.7gを混合した糖衣組成物。そして、糖衣組成物の重量比(固型分)は、糖衣シロップ(GPCなし固型物):
GPC=95:5。
そして、前記糖衣組成物は、表1の実施例1に示すマルチトール、アラビアガム、還元水飴およびαスターチで糖衣シロップ(Brix70)が形成され、該糖衣シロップ固型分31.35重量%とGPC1.65重量%と混合して得られた糖衣組成物33.0重量%を、センターガム67.0重量%に使用した本発明チューインガムと、表1の比較例1に示すGPCを全く含有していない配合比率によるチューインガムを用いて比較テストした。なお、前記GPCを含まない糖衣シロップ固型分31.35重量%とGPC1.65重量%の重量比率は、前記95:5となる。
Figure 0004841452
前記表1の混合比率により得られた糖衣チューインガムを5名の専門パネルにより、それぞれ毎分80回の頻度で5分間咀嚼させ、噛み口の柔軟性と噛み心地を比較した。その比較結果は表2に示す。センターガムは、ガムベース25部、マルチトール63、還元水飴10、グリセリン1、ミントフレーバー0.6を一般のガム製造用ミキサーで製し、糖衣センターガムカッターで成型したものを用いた。なお、表2に示す評価は、表3に示す官能評価試験による評価方法を用いた。
Figure 0004841452
Figure 0004841452
実施例2の糖衣組成物は、下記のものを使用した。
GPCを50%含む水溶液20g(水10g)と、Brix70でGPCを含まないシロップ128.57gを混合した糖衣組成物。そして、糖衣組成物の重量比(固型分)は、糖衣シロップ(GPCなし固型物):
GPC=90:10。
そして、前記糖衣組成物は、表4の実施例2に示すマルチトール、アラビアガム、還元水飴およびαスターチで糖衣シロップ(Brix70)が形成され、該糖衣シロップ固型分29.7重量%とGPC3.3重量%と混合して得られた糖衣組成物33.0重量%をセンターガム67.0重量%に使用した本発明チューインガムと、表4の比較例2に示すGPCを全く含有していない配合比率によるチューインガムを用いて比較テストした。なお、前記GPCを含まないシロップ固型分29.7重量%とGPC3.3重量%の重量比率は、前記90:10となる。
Figure 0004841452
前記表4の混合比率により得られた糖衣チューインガムを5名の義歯保持者である専門パネルにより、それぞれ毎分80回の頻度で5分間咀嚼し、噛み口の柔軟性と噛み心地を比較した。その結果を表5に示す。なお、表4に示す評価は、前実施例1と同様、表3に示す官能評価試験による評価方法を用いた。
Figure 0004841452
以上の結果から、本発明による糖衣チューインガム用糖衣組成物を用いた糖衣チューインガムは、従来の糖衣チューインガムと比較すると、義歯でも容易に咀嚼可能であることが顕著であり、製造時における角割れもほとんどなく、同時に噛み心地や滑らかさも良好であることが立証できた。

Claims (12)

  1. 固型分70%で水分30%を含む糖衣シロップに混合溶解または乳化分散する素材が、グリセロ・ホスホ・コリンを主体とし、これに糖類または糖アルコール類、増粘剤および乳化剤より成る群から選択される原料を混合して構成されることを特徴とする糖衣チューインガム用糖衣組成物。
  2. 固型分70%で水分30%を含む糖衣シロップと、グリセロ・ホスホ・コリンとの重量比が、99:1〜90:10である請求項1記載の糖衣チューインガム用糖衣組成物。
  3. 糖類または糖アルコール類、増粘剤および乳化剤より成る群から選択された糖衣組成物を、予め水と共に溶解し、これにグリセロ・ホスホ・コリンの水溶液を添加し、混合溶解または乳化分散して成る請求項1記載の糖衣チューインガム用糖衣組成物。
  4. グリセロ・ホスホ・コリンが、動植物を供給源とし、リパーゼ処理したリン脂質前駆体であって、ホスファチジルコリンを酵素処理して脱アシル化したものである請求項1〜3のいずれかに記載の糖衣チューインガム用糖衣組成物。
  5. グリセロ・ホスホ・コリンが、植物性グリセロ・ホスホ・コリンである請求項4記載の糖衣チューインガム用糖衣組成物。
  6. 植物性グリセロ・ホスホ・コリンが、大豆グリセロ・ホスホ・コリンである請求項5記載の糖衣チューインガム用糖衣組成物。
  7. グリセロ・ホスホ・コリンに対し、重量比で90%以上の糖類または糖アルコール類、増粘剤、乳化剤より成る群から選択される原料を混合して使用する請求項1〜4のいずれかに記載の糖衣チューインガム用糖衣組成物。
  8. 糖類が砂糖、ブドウ糖、果糖、麦芽糖、乳糖、パラチノース、オリゴ糖、ソルビトール、マルチトール、キシリトール、マンニトール、エリスリトール、還元パラチノース並びに還元澱粉加水分解物より成る群から選択される糖質甘味料である請求項7記載の糖衣チューインガム用糖衣組成物。
  9. 糖類が、スクラロース、ステビオサイド、グリチルリチン、ソーマチン、アスパルテーム、アセスルファム塩より成る群から選択される高甘味物質である請求項7記載の糖衣チューインガム用糖衣組成物。
  10. 増粘剤が、アラビアガム、トラガントガム、ゼラチン、ゼラチン分解物、カゼイン、デキストリン、可溶性デンプンより成る群から選択される増粘剤である請求項7記載の糖衣チューインガム用糖衣組成物。
  11. 乳化剤が、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、レシチン群から選択される乳化剤である請求項7記載の糖衣チューインガム用糖衣組成物。
  12. 固型分70%で水分30%を含む糖衣シロップに混合溶解または乳化分散する素材が、グリセロ・ホスホ・コリンを主体とし、これに糖類または糖アルコール類、増粘剤および乳化剤より成る群から選択される原料を混合して構成された糖衣チューインガム用糖衣組成物を、糖衣部およびセンターガム部に分散して使用することを特徴とする糖衣チューインガム。
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