JP2015154751A - 殺菌処理済乳化状スープ - Google Patents

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Kohei Yamashita
浩平 山下
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Abstract

【課題】色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープを提供する。
【解決手段】100gあたりの熱量が140kcal以上であり、糖質含量が1〜15%、タンパク質含量が0.1〜5%である殺菌処理済乳化状スープであって、脂質含量が7〜30%であり、乳化剤、及びキサンタンガムを含有し、L値が65〜90であることを特徴とした、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープ。前記スープのpHが5.5〜7.0である殺菌処理済乳化状スープ。
【選択図】なし

Description

本発明は、100gあたりの熱量が140kcal以上であり、
糖質含量が1%以上15%以下、タンパク質含量が0.1%以上5%以下である殺菌処理済乳化状スープであって、
脂質含量が7%以上30%以下であり、乳化剤、及びキサンタンガムを含有し、
L値が65以上90以下である、
色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープに関する。
コーンポタージュスープ、カボチャポタージュスープ、ジャガイモポタージュスープ等の乳化状スープは、牛乳や生クリーム等の乳原料に由来するなめらかでコクのある食味が特徴であり、昔から幅広い年齢層からの支持を受けている。
近年、常温で長期間保存でき、単に温めるだけで簡便に喫食することが可能であるという理由から、殺菌処理を施した乳化状スープが市場に多く出回っており、その需要が増加している。
しかしながら、殺菌処理を施した乳化状スープを得るためには、その製造工程において、レトルト処理による過度の熱がかかってしまうため、乳化状スープが褐変し、色の鮮やかさを損なうという問題があった。
そこで、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープを製造する方法として、例えば、ソルビトールや還元澱粉糖化物等の糖アルコール類を含有させる方法(特開平7−39350号公報)、乳糖の含有率を3%以下に加工した乳を含有させる方法(特開平11−225713号公報)等が提案されている。
しかしながら、低栄養状態にある高齢者、咀嚼(食物をよくかみくだすこと)や嚥下(食物を飲み込むこと)機能が低下した高齢者、または何らかの疾病から回復し、経管栄養摂取から経口栄養摂取へのリハビリが必要な人が少量で簡単にエネルギーを補給できるような、高エネルギーの乳化状スープにおいては、全く効果を奏さなかった。
特開平7−39350号公報 特開平11−225713号公報
そこで、本発明の目的は、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープを提供するものである。
本発明者等は、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、
糖質及びタンパク質を特定量含有した殺菌処理済乳化状スープであっても、
脂質を特定量配合させ、乳化剤、及びキサンタンガムを配合させたところ、
意外にも、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)100gあたりの熱量が140kcal以上であり、
糖質含量が1%以上15%以下、タンパク質含量が0.1%以上5%以下である殺菌処理済乳化状スープであって、
脂質含量が7%以上30%以下であり、乳化剤、及びキサンタンガムを含有し、
L値が65以上90以下である、
殺菌処理済乳化状スープ、
(2)前記殺菌処理済乳化状スープのpHが5.5以上7.0以下である、(1)の殺菌処理済乳化状スープ、
(3)前記乳化剤が、リゾリン脂質、リン脂質、ショ糖脂肪酸エステル及びグリセリン脂肪酸エステルから選ばれる1種又は2種以上である、(1)又は(2)の殺菌処理済乳化状スープ、
(4)前記乳化剤の含量が、脂質10部に対し0.001部以上(質量比)である、(1)乃至(3)のいずれかの殺菌処理済乳化状スープ、
(5)前記キサンタンガムの含量が0.01%以上1%以下である、(1)乃至(4)のいずれかの殺菌処理済乳化状スープ、
(6)さらに、カルシウム及び/又はマグネシウムを0.01%以上2.5%以下含有する、(1)乃至(5)のいずれかの殺菌処理済乳化状スープ、
(7)さらに、加工澱粉又は湿熱処理澱粉を0.01%以上8%以下含有する、(1)乃至(6)のいずれかの殺菌処理済乳化状スープ、
である。
本発明によれば、糖質及びタンパク質を特定量含有した殺菌処理済乳化状スープであって、
脂質を特定量配合させ、乳化剤、及びキサンタンガムを配合させることにより、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープを提供できる。
以下、本発明を詳細に説明する。
なお、本発明において「%」は「質量%」を、「部」は「質量部」を意味する。
<本発明の特徴>
本発明は、100gあたりの熱量が140kcal以上であり、
糖質含量が1%以上15%以下、タンパク質含量が0.1%以上5%以下である殺菌処理済乳化状スープであって、
脂質含量が7%以上30%以下であり、乳化剤、及びキサンタンガムを含有し、
L値が65以上90以下である、
色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープに特徴を有する。
<殺菌処理済乳化状スープ>
本発明の殺菌処理済乳化状スープとは、一般的にスープと称されるもののうち、常法により乳化状に調製されたスープで、かつ殺菌処理を施したものであれば、その味付けや使用する用途等に特に制限は無い。
例えば、コーンポタージュスープ、カボチャポタージュスープ、ジャガイモポタージュスープ、ホウレンソウポタージュスープ、ニンジンポタージュスープ等が挙げられる。
ここで、殺菌処理としては、80℃以上で加熱する工程を含めばよく、例えば、アセプティック殺菌処理、レトルト処理(100℃から130℃で1分から90分程度で加熱)等が挙げられる。
特に、本発明の効果を発揮しやすいことから、レトルト処理を施した乳化状スープが好適である。
なお、前記乳化状スープを濃縮し、乳化状ソースの形態として飲食しても良い。
本発明の殺菌処理済乳化状スープは、低栄養状態にある人が少量で簡単にエネルギーを補給できるようにするため、100gあたりの熱量が140kcal以上であり、さらに150kcal以上であると良い。
100gあたりの熱量が140kcalより少ないと、1日に必要なエネルギーを摂取できない場合がある。
なお、一般的に市場に流通している乳化状スープの熱量は、100gあたり100kcal以下であることから、本発明の殺菌処理済乳化状スープは非常に高エネルギーであるといえる。
<殺菌処理済乳化状スープのL値>
色の明度を示すL値(以下、単に「L値ともいう」)は、物質が有する色の明度を規定する値であり、0から100の間の数値で表される。
L値が100である場合、最も明るい状態(完全な白色)を示し、一方、L値が0である場合最も暗い状態(完全な黒色)を示す。
本発明の殺菌処理済乳化状スープは、L値が65以上90以下であり、さらに70以上85以下であると良い。
L値が90より大きい場合、白色に近すぎるため、乳化状スープとしての見た目が好ましくない。
一方、L値が65未満の場合、褐変がひどく、乳化状スープの色が鮮やかでない。
<L値の測定方法>
L値は、JIS Z 8730―1995によって規定される色差表示方法によって、Lab系色度座標で表示されることができる。
また、L値は常法に則り、市販の色差計を用いて測定することができる。
<殺菌処理済乳化状スープのpH>
本発明において、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られ易いことから、殺菌処理済乳化状スープのpHは5.5以上7.0以下とすると良い。
pHが5.5より低い場合、タンパク質の変性に伴い、乳化安定性が悪くなり、油分離が生じ易くなる。
一方、pHが7.0より高い場合、褐変し易くなり、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られ難くなる。
<糖質>
本発明に用いる糖質は、一般的に食品に用いられるものであれば、いずれのものでもよい。
糖質源としては、例えば、単糖類、二糖類、三糖以上の多糖類、水あめ類、糖アルコール類、デキストリン類、澱粉類等、また、コーン、かぼちゃ、じゃがいも、グリンピース等の糖質を含む野菜や、牛乳、生クリーム等の乳糖を含む乳原料等を配合すれば良い。
<糖質含量>
本発明において、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープを得るために、糖質含量が1%以上15%以下であり、さらに4%以上10%以下であると良い。
糖質含量が15%より多い場合、褐変が生じやすく、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られない。
一方、糖質含量が1%より少ない場合、100gあたりの熱量を140kcal以上にするために、脂質を多量に配合する必要があり、油分離が生じてしまう。
本発明の糖質含量は、健康増進法第31条第1項の規定に基づき定めた栄養表示基準(平成15年厚生労働省告示第176号)による計算式(100−(水分+たんぱく質+脂質+灰分+食物繊維))にて求めることができる。
<タンパク質>
本発明に用いるタンパク質は、一般的に食品に用いられるものであれば、いずれのものでも良く、例えば、牛乳、全粉乳、脱脂粉乳、乳清タンパク質、カゼインナトリウム、チーズ、ヨーグルト等の乳タンパク質を含む乳原料や、液全卵、乾燥卵白、卵白ペプチド等の卵タンパク質を含む卵原料、大豆、豆乳、大豆ペプチド等の大豆タンパク質を含む大豆原料等が挙げられる。
<タンパク質含量>
本発明において、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープを得るために、タンパク質含量が0.1%以上5%以下であり、さらに0.5%以上3%以下であると良い。
タンパク質含量が5%より多い場合、褐変が生じやすく、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られない。
一方、タンパク質含量が0.1%より少ない場合、100gあたりの熱量を140kcal以上にするために、脂質を多量に配合する必要があり、油分離が生じてしまう。
本発明のタンパク質含量は、健康増進法第31条第1項の規定に基づき定めた栄養表示基準(平成15年厚生労働省告示第176号)で定めた窒素定量換算法により測定することができる。
<脂質>
本発明に用いる脂質は、一般的に食品に用いられるものであれば、いずれのものでも良い。
例えば、菜種油、大豆油、紅花油、ひまわり油、コーン油、オリーブ油、グレープシード油、ごま油、綿実油、シソの実油、アマニ油の他、牛乳、生クリーム等の乳脂を含む乳原料や加工油脂等が挙げられ、本発明においてはこれら1種又は2種以上を用いると良い。
<脂質含量>
本発明において、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープを得るために、脂質含量が7%以上30%以下であり、さらに10%以上20%以下であると良い。
脂質含量が30%より多い場合、スープの乳化状態が安定せず、油分離してしまう。
一方、脂質含量が7%より少ない場合、100gあたりの熱量を140kcal以上にするために、糖質やタンパク質を多量に配合する必要があるため、褐変が生じやすく、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られない。
本発明の脂質含量は、健康増進法第31条第1項の規定に基づき定めた栄養表示基準(平成15年厚生労働省告示第176号)で定めた酸分解法により測定することができる。
<固形分含量>
本発明において、100gあたりの熱量を140kcal以上にし易いことから、固形分含量は18%以上であると良く、さらに20%以上であると良い。
ここで、乳化状スープ中の固形分含量とは、糖質、タンパク質、脂質及び食物繊維の合計含量のことである。
固形分含量が18%より少ないと、100gあたりの熱量が140kcalより少なくなる場合がある。
<糖質及びタンパク質の合計含量1部に対する脂質含量>
本発明において、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られ易いことから、糖質及びタンパク質の合計含量1部に対する脂質含量が、1部以上8部以下であると良く、さらに1部以上4部以下であると良い。
糖質及びタンパク質の合計含量1部に対する脂質含量が、8部より大きい場合、乳化状態が安定せず、油分離が生じやすい。
糖質及びタンパク質の合計含量1部に対する脂質含量が、1部より小さい場合、褐変が生じやすく、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られにくい。
<乳化剤>
本発明に用いる乳化剤としては、リゾリン脂質、リン脂質、ショ糖脂肪酸エステル及びグリセリン脂肪酸エステルから選ばれる1種または2種以上を用いるとよい。
特に、本発明の効果を発揮しやすいことから、リゾリン脂質が好適である。
<リン脂質及びリゾリン脂質>
ここで、リン脂質はジアシルグリセロリン脂質のことであり、リゾリン脂質はモノアシルグリセロリン脂質のことである。
一般的に、リゾリン脂質は、卵黄、大豆、菜種等の動植物原料から抽出したリン脂質をホスフォリパーゼA処理し得られる、リン脂質の1つの脂肪酸が切断されたリゾ体としたものである。
また、上記卵黄や菜種等の動植物原料を直接ホスフォリパーゼAで酵素処理し、その後、常法により抽出し得られたもの、あるいは合成法によって得られたもの、さらに必要に応じて得られたリゾリン脂質を水素添加処理したもの等も含まれる。
本発明に用いるリン脂質は、例えば、ホスファチジルコリン(PC)、ホスファチジルエタノールアミン(PE)、ホスファチジルイノシトール(PI)、ホスファチジン酸(PA)、ホスファチジルセリン(PS)等が挙げられる。
また、本発明に用いるリゾリン脂質は、上記リン脂質をそれぞれリゾ体としたものであれば良い。
<ショ糖脂肪酸エステル>
本発明に用いるショ糖脂肪酸エステルは、一般的に食品に用いられるものであれば、いずれのものでも良い。
特に、本発明の効果を発揮しやすいことから、HLB値が8以上20以下のショ糖脂肪酸エステルを用いると良い。
ここで、ショ糖脂肪酸エステルは、ショ糖中の1個あるいは2個以上の水酸基と飽和あるいは不飽和の脂肪酸とがエステル結合したものである、
<グリセリン脂肪酸エステル>
本発明に用いるグリセリン脂肪酸エステルは、一般的に食品に用いられるものであれば、いずれのものでも良い。
特に、本発明の効果を発揮しやすいことから、HLB値が8以上20以下のグリセリン脂肪酸エステルを用いると良い。
ここで、グリセリン脂肪酸エステルは、グリセリンまたはポリグリセリンと脂肪酸がエステル結合したもので、モノグリセリド、有機酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。
例えば、モノグリセリド、コハク酸モノグリセリド、クエン酸モノグリセリド、ジアセチル酒石酸モノグリセリド、酢酸モノグリセリド、乳酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。
<乳化剤の含量>
本発明において、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られ易いことから、乳化剤の含量が、脂質10部に対し0.001部以上であると良く、さらに0.01部以上であると良い。
乳化剤の含量が、脂質10部に対し0.001部より少ない場合、乳化状態が安定せず、油分離を生じ易い。
なお、上限は規定するものではないが、0.2部以上多く配合しても、配合量に応じた効果が得られ難く、経済的ではない。
よって、乳化剤の含量は、脂質10部に対し0.2部以下であると良い。
<キサンタンガム含量>
本発明の殺菌処理済乳化状スープは、キサンタンガムを含有するものである。
本発明において、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られ易いことから、キサンタンガムの含量が0.01%以上1%以下であると良く、さらに0.05%以上0.5%以下であると良い。
<カルシウム及び/又はマグネシウム>
本発明の殺菌処理済乳化状スープは、カルシウム及び/又はマグネシウムを含有するものである。
カルシウム及び/又はマグネシウム源としては、無機酸の塩、有機酸の塩、金属含有酵母等として配合すればよい。
無機酸塩としては、例えば、塩酸塩、リン酸塩、炭酸塩等が挙げられ、有機酸塩としては、例えば、乳酸塩、クエン酸塩、グルコン酸塩、ピロリン酸塩、パントテン酸塩等が挙げられる。
<カルシウム及び/又はマグネシウムの含有量>
本発明において、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られ易いことから、カルシウム及び/又はマグネシウムを0.01%以上2.5%以下含有すると良く、さらに0.1%以上2%以下含有すると良い。
一般的に、乳化状スープにカルシウム及び/又はマグネシウムを0.01%以上含有させると、スープの乳化状態が安定せず、油分離しやすいという課題があるため、本発明は効果を発揮し易く、好適である。
しかしながら、カルシウム及び/又はカルシウムを2.5%より多く含有させると、スープの乳化状態が不安定になりやすく、さらに、多価金属特有の苦みを感じやすくなるため、食し難くなる。
<カルシウム及び/又はマグネシウムの含有量測定方法>
本発明において、カルシウム及び/又はマグネシウムの含有量は、常法に則り、原子吸光光度法により測定することができる。
<加工澱粉又は湿熱処理澱粉>
本発明で用いる加工澱粉とは、食品衛生法で添加物に指定された化学的処理を施された澱粉であって、一般的に食品に用いられるものであれば、いずれのものでも良い。
例えば、アセチル化アジピン酸架橋澱粉、アセチル化リン酸架橋澱粉、アセチル化酸化澱粉、オクテニルコハク酸澱粉ナトリウム、酢酸澱粉、酸化澱粉、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋澱粉、ヒドロキシプロピル澱粉、リン酸化澱粉、リン酸架橋澱粉又はリン酸モノエステル化リン酸架橋澱粉等が挙げられ、本発明においてはこれら1種又は2種以上を用いるとよい。
また、本発明で用いる湿熱処理澱粉は、一般的に「湿熱処理澱粉」として市販されているものであればいずれのものでも良いが、例えば、澱粉加熱しても糊化しない程度の水分を含む澱粉粒子を、密閉容器中で相対湿度100%の条件下で約100℃以上125℃以下に加熱して得る方法、あるいは第1段階で澱粉を容器中に入れ密閉・減圧し、第2段階で生蒸気を容器内に導入し、加湿加熱するシステムである減圧加圧加熱法等で製造されたものを用いるとよい。
<加工澱粉又は湿熱処理澱粉含量>
本発明において、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られ易いことから、加工澱粉又は湿熱処理澱粉を0.01%以上8%以下含有すると良く、さらに0.1%以上5%以下含有すると良い。
<殺菌処理済乳化状スープの製造方法>
本発明の殺菌処理済乳化状スープの製造方法は、上述した糖質、タンパク質、脂質、乳化剤、キサンタンガム、加工澱粉又は湿熱処理澱粉、及びカルシウム及び/又はマグネシウム源を、常法に則り他の原料と混合・加熱撹拌し、乳化状スープを製する。
次いで、得られた乳化状スープを、80℃以上の加熱処理(レトルト殺菌処理(100℃から130℃で1分から90分程度)、又はアセプティック殺菌処理等)することで、本発明の殺菌処理済乳化状スープが得られる。
<他の原料>
本発明の殺菌処理済乳化状スープには、上述した糖質源、タンパク質源、脂質源、リゾリン脂質、キサンタンガム、加工澱粉又は湿熱処理澱粉、及びカルシウム及び/又はマグネシウム源以外の食品素材を本発明の効果が損なわれない範囲で適宜添加することができる。
具体的には、野菜類、果物類又はキノコ類、難消化性デキストリン、グルコマンナン、結晶セルロース、キチン、キトサン、ポリデキストロース又はカルボメチルセルロース等の食物繊維、アルギニン、ロイシン、又はトリプトファン等のアミノ酸、各種ビタミン、オルニチン、カルニチン、甘味料、食塩、香料、香辛料等が挙げられる。
次に、本発明を実施例に基づき、さらに説明する。
なお、本発明はこれに限定するものではない。
[実施例1]
配合表1に基づいて、実施例1のコーンの殺菌処理済乳化状スープを製造した。
まず、とうもろこし、菜種油、グラニュー糖、カゼインナトリウム(タンパク質含量90%)、難消化性デキストリン、アセチル化アジピン酸架橋澱粉、食塩、キサンタンガム、卵黄リゾレシチン(リゾリン脂質含量90%)、卵殻カルシウム(カルシウム含量38%)、グルコン酸亜鉛(亜鉛含量12.8%)、ビタミンC、ビタミンD、清水を添加し、均一に混合・加熱撹拌し、乳化状スープを得る。
得られた乳化状スープをレトルトパウチに充填・密封し、120℃で30分間レトルト処理を施すことで、実施例1の殺菌処理済乳化状スープ100gを得た。
栄養成分を算出したところ、糖質含量は8%、タンパク質含量は2%、脂質含量は15%であり、100gあたりの熱量は175kcalであった。
また、得られた殺菌処理済乳化状スープのpHは6.5であった。
リゾリン脂質の含量は、脂質10部に対し0.1部であった。
カルシウム及び/又はマグネシウムの含量は、1.1%であった。
[配合表1]
とうもろこし 20%
菜種油 15%
グラニュー糖 4%
カゼインナトリウム 2.2%
難消化性デキストリン 1%
アセチル化アジピン酸架橋澱粉 1%
食塩 0.5%
キサンタンガム 0.2%
卵黄リゾレシチン(リゾリン脂質含量90%) 0.17%(リゾリン脂質0.15%)
卵殻カルシウム(カルシウム含量38%) 2.8%(カルシウム含量1.1g)
グルコン酸亜鉛(亜鉛含量12.8%) 0.05%(亜鉛含量0.006%)
ビタミンC 0.1%
ビタミンD 0.01%
清水で 100%
[実施例2及び3、並びに比較例1乃至4]
実施例1において、糖質含量、タンパク質含量、及び脂質含量を表1に記載の含量になるように、配合表1記載の原料を適宜調整し、実施例1と同様の製造方法により実施例2及び3、並びに比較例1乃至4の殺菌処理済乳化状スープを製造した。
なお、100gあたりの熱量については、実施例2及び3、並びに比較例1及び2で製した殺菌処理済乳化状スープは140kcal以上であり、比較例3及び4で製した殺菌処理済乳化状スープは140kcal未満であった。
[試験例1]
糖質含量、タンパク質含量、及び脂質含量による、殺菌処理済乳化状スープの色の鮮やかさ、及び乳化状態の安定性に与える影響について調べた。
つまり、実施例1乃至3、並びに比較例1乃至4で製したぞれぞれの殺菌処理済乳化状スープの色の鮮やかさ、及び乳化状態の安定性について評価した。
また、上記殺菌処理済乳化状スープは全てpH5.5以上7.0以下であった。
評価は、下記の評価基準に従ったものである。
<殺菌処理後の色の鮮やかさについて>
L値が70以上85以下を◎とし、非常に色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープである。
L値が65以上70未満を○とし、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープである。
L値が65より小さく、85より大きい場合を×とし、色が鮮やかでない殺菌処理済乳化状スープである。
<乳化状態の安定性について>
◎:乳化状態が安定で、油分離していない。
〇:わずかに分離しているが、問題のない程度である。
△:油滴が確認できる。
×:明らかに分離しており、商品価値がない。
Figure 2015154751
表1より、糖質含量が1%以上15%以下、タンパク質含量が0.1%以上5%以下、脂質含量が7%以上30%以下でないと、100gあたりの熱量が140kcal以上である色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープは得られないことが理解できる(実施例1乃至3)。
特に、糖質含量が4%以上10%以下、タンパク質含量が0.5%以上3%以下、脂質含量が10%以上20%以下であると、本発明の効果が顕著に現れた(実施例1)。
一方、脂質含量が30%より多いと、スープの乳化状態が安定しておらず、油分離してしまった(比較例1)。
糖質含量が15%、タンパク質含量が5%より多いと、褐変してしまい、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープは得られなかった(比較例2)。
100gあたりの熱量が140kcal以上でないと、高エネルギーのスープとしては、好ましくなかった(比較例3及び4)。
また、糖質及びタンパク質の合計含量1部に対する脂質含量が、1部以上8部以下である方が、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られ易いことが理解できる(実施例1及び2)。
[実施例4]
実施例1において、卵黄リゾレシチンの代わりにグリセリン脂肪酸エステルを0.2%配合し、さらに、糖質含量8%、タンパク質含量2%、脂質含量15%になるように配合表1記載の原料を適宜調整し、実施例1と同様の製造方法により実施例4の殺菌処理済乳化状スープを製造した。
グリセリン脂肪酸エステルの含量は、脂質10部に対し0.13部であった。
[実施例5]
実施例1において、卵黄リゾレシチンの配合量を0.0083%(リゾリン脂質含量0.0075%)に変更し、さらに、糖質含量8%、タンパク質含量2%、脂質含量15%になるように配合表1記載の原料を適宜調整し、実施例1と同様の製造方法により実施例5の殺菌処理済乳化状スープを製造した。
リゾリン脂質の含量は、脂質10部に対し0.005部であった。
[比較例5]
実施例1において、卵黄リゾレシチンを配合せず、さらに、糖質含量8%、タンパク質含量2%、脂質含量15%になるように配合表1記載の原料を適宜調整し、実施例1と同様の製造方法により比較例5の殺菌処理済乳化状スープを製造した。
[試験例2]
乳化剤添加の有無及び含量による、殺菌処理済乳化状スープの色の鮮やかさ、及び乳化状態の安定性に与える影響について調べた。
つまり、実施例1、4及び5、並びに比較例5で製したぞれぞれの殺菌処理済乳化状スープの色の鮮やかさ、及び乳化状態の安定性について評価した。
また、上記殺菌処理済乳化状スープは全てpH5.5以上7.0以下であり、100gあたりの熱量は140kcal以上であった。
Figure 2015154751
表2より、乳化剤を配合しないと、スープの乳化状態が安定せず、油分離してしまうため、殺菌処理後の色が鮮やかな乳化状ソースが得られないことが理解でき、
さらに、乳化剤の含量が、脂質10部に対し0.001部以上である方が、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られ易いことが理解できる(実施例1、4及び5)。
特に、乳化剤の含量が、脂質10部に対し0.01部以上であると、本発明の効果が顕著に現れた(実施例1及び4)。
また、実施例1において、卵黄リゾレシチンを卵黄レシチン、ショ糖脂肪酸エステルにぞれぞれ変更した場合でも、同様の結果が得られた。
なお、実施例1において、最も乳化状態が安定し、殺菌処理後の色が鮮やかな乳化状スープが得られた。
[実施例6]
配合表2に基づいて、実施例1と同様の製造方法により実施例6のじゃがいもの乳化状スープ100gを製造した。
栄養成分を算出したところ、糖質含量は8%、タンパク質含量は2%、脂質含量は12%であった。
[配合表2]
大豆油 12%
じゃがいも 10%
タマネギ 5%
カゼインナトリウム 2.2%
結晶セルロース 2%
グラニュー糖 6%
湿熱処理澱粉 0.5%
食塩 0.5%
卵黄リゾレシチン(リゾリン脂質90%) 0.2%(リゾリン脂質0.18%)
キサンタンガム 0.2%
卵殻カルシウム(カルシウム含量38%) 1%(カルシウム含量0.38%)
酸化マグネシウム(1g/1.67g) 0.3%(マグネシウム含量0.18%)
L−オルニチン塩酸塩 0.05%
ビタミンD 0.01%
清水で 100%
[実施例7]
実施例6において、キサンタンガムの配合量を0.8%に変更し、糖質含量8%、タンパク質含量2%、脂質含量12%になるように配合表2記載の原料を適宜調整し、実施例6と同様の製造方法により実施例7の殺菌処理済乳化状スープを製造した。
[実施例8]
実施例6において、キサンタンガムの配合量を0.03%に変更し、糖質含量8%、タンパク質含量2%、脂質含量12%になるように配合表2記載の原料を適宜調整し、実施例6と同様の製造方法により実施例8の殺菌処理済乳化状スープを製造した。
[比較例6]
実施例6において、卵黄リゾレシチン及びキサンタンガムを配合せず、さらに、糖質含量8%、タンパク質含量2%、脂質含量12%になるように配合表2記載の原料を適宜調整し、実施例6と同様の製造方法により比較例6の殺菌処理済乳化状スープを製造した。
[比較例7]
実施例6において、キサンタンガムを配合せず、さらに、糖質含量8%、タンパク質含量2%、脂質含量12%になるように配合表2記載の原料を適宜調整し、実施例6と同様の製造方法により比較例7の殺菌処理済乳化状スープを製造した。
[試験例3]
キサンタンガム添加の有無及び含量による、殺菌処理済乳化状スープの色の鮮やかさ、及び乳化状態の安定性に与える影響について調べた。
つまり、実施例6乃至8、並びに比較例6及び7で製したぞれぞれの殺菌処理済乳化状スープの色の鮮やかさ、及び乳化状態の安定性について評価した。
なお、上記殺菌処理済乳化状スープは全てpH5.5以上7.0以下であり、100gあたりの熱量は140kcal以上であった。
Figure 2015154751
表3より、キサンタンガムを配合しないと、スープの乳化状態が安定せず、油分離してしまうため、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られないことが理解でき、
さらに、キサンタンガムの含量が0.01以上1g以下である方が、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られ易いことが理解できる(実施例6乃至8)。
特に、キサンタンガムの含量が0.05g以上0.5g以下であると、本発明の効果が顕著に現れた(実施例6)。
なお、実施例6と実施例7で製した乳化状スープを比較すると、実施例7で製した殺菌処理済乳化状スープの方が、キサンタンガムの含量が多いため、粘度が高く、食感が劣っていた。
[実施例9]
配合表3に基づいて、実施例1と同様の製造方法により実施例9のかぼちゃの乳化状スープ100gを製造した。
栄養成分を算出したところ、糖質含量は9%、タンパク質含量は1%、脂質含量は18%であった。
カルシウム及び/又はマグネシウム含量は、0.05%であった。
[配合表3]
乳化油脂(脂質含量35%) 51%(脂質含量18%)
かぼちゃ 15%
タマネギ 5%
リン酸架橋澱粉 6%
カゼインナトリウム 1.1%
グラニュー糖 2%
食塩 0.2%
卵黄リゾレシチン(リゾリン脂質含量90%) 0.1%(リゾリン脂質含量0.09%)
キサンタンガム 0.8%
卵殻カルシウム(カルシウム含量38%) 0.1%(カルシウム含量0.038%)
酸化マグネシウム(1g/1.67g) 0.007%(マグネシウム含量0.012%)
L−カルニチン 0.05%
ビタミンB1 0.003%
清水で 100%
[実施例10]
実施例9において、リン酸架橋澱粉の配合量を0.05%、卵殻カルシウムの配合量を4%(カルシウム含量1.5%)、酸化マグネシウムの配合量を0.42%(マグネシウム含量0.7%)にそれぞれ変更し、さらに、糖質含量9%、タンパク質含量1%、脂質含量18%になるように、配合表3記載の原料を適宜調整し、実施例9と同様の製造方法により実施例10の乳化状スープを製造した。
カルシウム及び/又はマグネシウム含量は、2.2%であった。
[試験例4]
加工澱粉又は湿熱処理澱粉含量、並びにカルシウム及び/又はマグネシウム含量による、殺菌処理済乳化状スープの色の鮮やかさ、及び乳化状態の安定性に与える影響について調べた。
つまり、実施例1、9及び10で製したぞれぞれの殺菌処理済乳化状スープの色の鮮やかさ、及び乳化状態の安定性について評価した。
なお、上記殺菌処理済乳化状スープは全てpH5.5以上7.0以下であり、100gあたりの熱量は140kcal以上であった。
Figure 2015154751
表4より、加工澱粉又は湿熱処理澱粉を0.01%以上8%以下、カルシウム及び/又はマグネシウムを0.01%以上2.5%以下含有した方が、色が鮮やかな殺菌処理済乳化状スープが得られ易いことが理解できる(実施例1、9及び10)。
特に、加工澱粉又は湿熱処理澱粉を0.1%以上5%以下、カルシウム及び/又はマグネシウムを0.01%以上2%以下含有した方が、本発明の効果が顕著に現れた(実施例1)。
なお、実施例1と実施例9で製した殺菌処理済乳化状スープを比較すると、実施例9で製した殺菌処理済乳化状スープの方が、加工澱粉又は湿熱処理澱粉含量が多いため、粘度が高く、食感が劣っていた。
[実施例11]
実施例1において、殺菌処理済乳化状スープのpHが5.0になるようにpH調整剤を添加し、実施例1と同様の製造方法により実施例11の殺菌処理済乳化状スープを製造した。
[実施例12]
実施例1において、殺菌処理済乳化状スープのpHが7.5になるようにpH調整剤を添加し、実施例1と同様の製造方法により実施例12の殺菌処理済乳化状スープを製造した。
実施例11及び12で製した乳化状スープを喫食して、殺菌処理済乳化状スープの色の鮮やかさ、及び乳化状態の安定性について評価したところ、
実施例11で製した殺菌処理済乳化状スープは、わずかに油分離していたが、問題のない程度であった。
実施例12で製した殺菌処理済乳化状スープは、若干褐変していたが、問題のない程度であった。

Claims (7)

  1. 100gあたりの熱量が140kcal以上であり、
    糖質含量が1%以上15%以下、タンパク質含量が0.1%以上5%以下である殺菌処理済乳化状スープであって、
    脂質含量が7%以上30%以下であり、乳化剤、及びキサンタンガムを含有し、
    L値が65以上90以下である、
    殺菌処理済乳化状スープ。
  2. 前記殺菌処理済乳化状スープのpHが5.5以上7.0以下である、
    請求項1記載の殺菌処理済乳化状スープ。
  3. 前記乳化剤が、リゾリン脂質、リン脂質、ショ糖脂肪酸エステル及びグリセリン脂肪酸エステルから選ばれる1種又は2種以上である、
    請求項1又は2記載の殺菌処理済乳化状スープ。
  4. 前記乳化剤の含量が、脂質10部に対し0.001部以上(質量比)である、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の殺菌処理済乳化状スープ。
  5. 前記キサンタンガムの含量が0.01%以上1%以下である、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の殺菌処理済乳化状スープ。
  6. さらに、カルシウム及び/又はマグネシウムを0.01%以上2.5%以下含有する、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の殺菌処理済乳化状スープ。
  7. さらに、加工澱粉又は湿熱処理澱粉を0.01%以上8%以下含有する、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の殺菌処理済乳化状スープ。
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