JP4841229B2 - 計数機、景品管理装置、計数方法及び景品交換処理方法 - Google Patents

計数機、景品管理装置、計数方法及び景品交換処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、記録媒体に関連付けられた有価価値に応じて遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出システムにおける計数機、景品管理装置、計数方法及び景品交換処理方法に関し、特に、遊技客からの消費税徴収に柔軟に対応できるとともに、遊技客の便宜を図ることができる計数機、景品管理装置、計数方法及び景品交換処理方法に関する。
現在、例えばパチンコ店やパチスロ店などの遊技店においては、玉やメダルなどの遊技媒体を用いた遊技に係る消費税を遊技客に代わって遊技店が負担するのが一般的である。しかし、将来的に消費税率が上昇すると、遊技店の負担が大きくなることから、遊技客が自らの遊技に係る消費税を負担するようになると考えられる。
ところで、遊技店における遊技媒体の貸し出しには、有価価値が関連付けられたプリペイドカードが用いられることが多い。遊技客は、あらかじめ遊技店内のカード販売機などにおいて所望の金額のプリペイドカードを購入し、購入したプリペイドカードに関連付けられた金額分の遊技媒体を借り受けることができる。そこで、例えば特許文献1では、プリペイドカードの価格に消費税額分を上乗せしておき、遊技客に消費税を課税することが検討されている。しかし、この特許文献1においては、プリペイドカードの価格が消費税分を上乗せした半端な金額となり、利便性が悪くなってしまう。
このため、例えば特許文献2には、プリペイドカードの価格を変更するのではなく、プリペイドカードを使用して遊技媒体が貸し出される際に、プリペイドカードの残額から遊技媒体の貸出に対する消費税相当分の有価価値を減算することが記載されている。
特開平11−70264号公報 特開2002−123651号公報
しかしながら、上記のように、プリペイドカードの価格に消費税を課税したり、プリペイドカードの使用に対して消費税を課税したりする場合には、プリペイドカードの残額に利用不可能な端数が生じるという問題がある。すなわち、通常、プリペイドカードが利用される遊技店においては、例えば100円を最低単位として、この最低単位の倍数に応じた分の遊技媒体が貸し出されるが、上記の技術においては、プリペイドカードの残額が最低単位未満となり、遊技媒体の貸し出しを受けることができないことがある。
このような場合、遊技客がプリペイドカードの残額を現金に精算することが考えられるが、そのためには、精算機が100円未満の硬貨を払い出して精算する必要があり、100円以上の硬貨・紙幣のみを払い出し可能な現行の精算機を大幅に改変するコストがかかってしまう。また、100円未満の精算が行われれば、遊技客に多くの小銭が払い出されることになるため、遊技客にとっても便宜が悪化する。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、遊技客からの消費税徴収に柔軟に対応できるとともに、遊技客の便宜を図ることができる計数機、景品管理装置、計数方法及び景品交換処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、記録媒体に関連付けられた有価価値に応じて遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出システムにおける計数機であって、前記記録媒体に関連付けられた有価価値の残額を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された残額から所定額未満の端数を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された端数を当該端数によって貸出可能な遊技媒体数に換算する換算手段と、前記検出手段によって検出された端数を前記残額から減算するための減算処理を行う減算処理手段と、遊技客が遊技によって獲得した遊技媒体を計数する計数手段と、前記計数手段によって計数された遊技媒体数と前記換算手段によって換算された遊技媒体数とを合算する合算手段と、前記合算手段によって合算された遊技媒体数が記載されたレシートを発行する発行手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記減算処理手段は、前記端数を前記残額から減算する旨の更新情報を生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された更新情報を前記記録媒体に関連付けられた有価価値を管理する管理装置へ送信する送信手段とをさらに有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記換算手段によって換算された遊技媒体数を遊技客ごとの遊技媒体所持数を記憶する記憶装置へ送信する送信手段をさらに有することを特徴とする。
また、本発明は、記録媒体に関連付けられた有価価値に応じて遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出システムにおける景品管理装置であって、前記記録媒体に関連付けられた有価価値の残額を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された残額から所定額未満の端数を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された端数を当該端数によって貸出可能な遊技媒体数に換算する換算手段と、前記検出手段によって検出された端数を前記残額から減算するための減算処理を行う減算処理手段と、遊技客が遊技によって獲得した遊技媒体数をレシートから読み取る読取手段と、前記読み取り手段によって読み取られた遊技媒体数と前記換算手段によって換算された遊技媒体数とを合算する合算手段と、前記合算手段によって合算された遊技媒体数に応じた景品を発行するための景品交換処理を行う景品交換処理手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、記録媒体に関連付けられた有価価値に応じて遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出システムにおける計数機の計数方法であって、前記記録媒体に関連付けられた有価価値の残額を取得する取得工程と、前記取得工程にて取得された残額から所定額未満の端数を検出する検出工程と、前記検出工程にて検出された端数を当該端数によって貸出可能な遊技媒体数に換算する換算工程と、前記検出工程にて検出された端数を前記残額から減算するための減算処理を行う減算処理工程と、遊技客が遊技によって獲得した遊技媒体を計数する計数工程と、前記計数工程によって計数された遊技媒体数と前記換算工程によって換算された遊技媒体数とを合算する合算工程と、前記合算工程によって合算された遊技媒体数が記載されたレシートを発行する発行工程とを有することを特徴とする。
また、本発明は、記録媒体に関連付けられた有価価値に応じて遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出システムにおける景品管理装置の景品交換処理方法であって、前記記録媒体に関連付けられた有価価値の残額を取得する取得工程と、前記取得工程によって取得された残額から所定額未満の端数を検出する検出工程と、前記検出工程によって検出された端数を当該端数によって貸出可能な遊技媒体数に換算する換算工程と、前記検出工程によって検出された端数を前記残額から減算するための減算処理を行う減算処理工程と、遊技客が遊技によって獲得した遊技媒体数をレシートから読み取る読取工程と、前記読取工程によって読み取られた遊技媒体数と前記換算工程によって換算された遊技媒体数とを合算する合算工程と、前記合算工程によって合算された遊技媒体数に応じた景品を発行するための景品交換処理を行う景品交換処理工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体に関連付けられた有価価値の残額を取得し、取得された残額から所定額未満の端数を検出し、検出された端数を当該端数によって貸出可能な遊技媒体数に換算し、検出された端数を前記残額から減算するための減算処理を行う。そして、遊技客が遊技によって獲得した遊技媒体を計数し、計数された遊技媒体数と換算された遊技媒体数とを合算し、合算された遊技媒体数が記載されたレシートを発行する。このため、記録媒体であるプリペイドカードなどの残額に消費税徴収によって発生した端数を玉数などに換算して遊技客に還元することができ、遊技客からの消費税徴収に柔軟に対応できるとともに、遊技客の便宜を図ることができる。また、プリペイドカードの残額に端数が無くなるので、100円未満の硬貨を払い出すことができない現行の精算機でプリペイドカードの精算を行うことができ、コストの増大を抑制することができる。さらに、端数分の遊技媒体と遊技によって獲得された遊技媒体との合計数がレシートに記載され、端数分の遊技媒体を遊技によって獲得された遊技媒体と同時に景品交換することができる。
また、本発明によれば、遊技客が遊技によって獲得した遊技媒体数をレシートから読み取り、読み取られた遊技媒体数と換算された遊技媒体数とを合算し、合算された遊技媒体数に応じた景品を発行するための景品交換処理を行う。このため、端数分の遊技媒体を遊技によって獲得された遊技媒体と同時に景品交換することができる。
また、本発明によれば、端数を残額から減算する旨の更新情報を生成し、生成された更新情報を記録媒体に関連付けられた有価価値を管理する管理装置へ送信する。このため、記録媒体であるプリペイドカードの残額を管理する管理装置において、確実に端数分を残額から減算することができる。
また、本発明によれば、換算された遊技媒体数を遊技客ごとの遊技媒体所持数を記憶する記憶装置へ送信する。このため、端数分の遊技媒体を景品に交換することなく、次回以降の遊技のために遊技店に蓄積しておくことにより、遊技客に還元することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、遊技媒体として玉を用いるパチンコを例に挙げて説明するが、本発明は遊技媒体としてメダルを用いるパチスロにも同様に適用可能である。また、以下の説明においては、記録媒体としてプリペイドカードを用いることとするが、他にも例えばプリペイド機能付きの会員カードなどに有価価値を関連付ける場合も同様である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る玉貸出システムの概略を示す図である。図1に示すように、本実施の形態に係る玉貸出システムは、ターミナルコントローラ(以下「T/C」と略記する)10、計数機20、カード精算機30、カード発行機40、島コントローラ50、カードユニット60、およびパチンコ機70を有している。
T/C10は、カード発行機40によって発行されるすべてのプリペイドカードの発行額や残額を記憶しており、プリペイドカードを利用した玉の貸し出しなどを管理する。具体的には、T/C10は、各プリペイドカードに独自のカードIDと発行額や残額などとをテーブル形式で関連付けて記憶しており、玉の貸し出しに残額が利用されれば残額から利用分を減算する。
計数機20は、遊技客が遊技によって獲得した玉を計数し、玉数が印字されたレシートを発行する。また、計数機20は、プリペイドカードが挿入されると、プリペイドカードの残額における精算不可能な端数を検出し、端数を玉数に換算する。そして、計数機20は、計数結果の玉数と換算結果の玉数とを合算し、合計の玉数が印字されたレシートを発行する。
つまり、本実施の形態に係る計数機20は、記録媒体であるプリペイドカードの残額の端数を玉数に換算し、換算結果を遊技によって獲得された玉数に合算してレシートを発行することにより、消費税の徴収により発生したプリペイドカードの残額の端数を遊技客に還元する。この処理の詳細については、後に詳述する。
カード精算機30は、プリペイドカードが挿入されると、プリペイドカードの残額を現金に精算する。なお、カード精算機30は、100円以上の硬貨または紙幣を払い出すものとし、従来から一般的に使用されている精算機と同等のものである。また、カード精算機30は、プリペイドカードの残額が精算されると、このプリペイドカードのカードIDと残額が精算された旨の更新情報とをT/C10へ送信する。
カード発行機40は、遊技客が投入した現金に応じた有価価値が関連付けられたプリペイドカードを発行する。なお、カード発行機40は、例えば5000円や10000円分などの有価価値が関連付けられたプリペイドカードを発行するものとし、消費税分が上乗せされた半端な金額を必要としない、従来から一般的に使用されている発行機と同等のものである。また、カード発行機40は、プリペイドカードが発行されると、このプリペイドカードのカードIDと発行額を示す更新情報とをT/C10へ送信する。
島コントローラ50は、「島」と呼ばれる単位ごとに複数のカードユニット60を管理し、各カードユニット60においてプリペイドカードの残額が利用されると、このプリペイドカードのカードIDと利用額を示す更新情報とをT/C10へ送信する。
カードユニット60は、プリペイドカードが挿入されると、プリペイドカードの残額を上限として、例えば100円を最低単位として、最低単位に応じた分ずつ遊技媒体である玉を投出するようパチンコ機70へ投出指示する。また、カードユニット60は、パチンコ機70へ玉の投出指示をする際、指示された玉数に対応する消費税額をプリペイドカードの残額から徴収し、玉の貸出額および消費税額の合計値を利用額として、上位の島コントローラ50へ通知する。すなわち、本実施の形態においては、遊技客がプリペイドカードの残額を使用して玉の貸し出しを受ける度に、貸出額に応じた消費税がプリペイドカードの残額から徴収されることになる。
パチンコ機70は、カードユニット60に併設されており、カードユニット60からの玉の投出指示に従って、最低単位に応じた分ずつの玉を受け皿へ投出する。遊技客は、受け皿に投出された玉を盤面に弾き出すことにより遊技を行う。
図2は、本実施の形態に係るT/C10の要部構成を示すブロック図である。図2に示すT/C10は、受信部101、カード管理テーブル102、カード残額更新部103、および送信部104を有している。
受信部101は、計数機20、カード精算機30、カード発行機40、および島コントローラ50それぞれから送信されるカードIDおよび更新情報を受信し、カード残額更新部103へ出力する。
カード管理テーブル102は、遊技店内で使用されるプリペイドカードのカードIDと発行額や残額などとを関連付けて記憶している。具体的には、カード管理テーブル102は、例えば図3に示すような形式をしており、各カードIDに発行額、貸出額、消費税額、残額、および残度数などが関連付けられている。本実施の形態においては、消費税率を5%とし、100円分の玉が貸し出される際に、5円の消費税が徴収されるものとする。また、1度数は100円分の玉に対応するため、消費税を含めると1度数が105円分に相当することになる。したがって、図3において、例えばカードID「0001」のプリペイドカードについては、玉の貸し出しに用いられる貸出額が500円であるため、5度数が使用されたことがわかる。
カード残額更新部103は、受信部101によってカードIDおよび更新情報が同時に受信された場合は、受信されたカードIDに対応する貸出額、消費税額、残額、および残度数をカード管理テーブル102から読み出し、受信された更新情報に従って更新し、更新された残額および残度数を残額情報として送信部104へ出力する。また、カード残額更新部103は、受信部101によってカードIDのみが受信された場合は、受信されたカードIDに対応する残額および残度数をカード管理テーブル102から読み出し、そのまま残額情報として送信部104へ出力する。
送信部104は、カード残額更新部103から出力される残額情報を、カードIDおよび更新情報を送信した計数機20、カード精算機30、カード発行機40、および島コントローラ50のいずれかへ送信する。
図4は、本実施の形態に係る計数機20の要部構成を示すブロック図である。図4に示す計数機20は、カードID読取部201、送信部202、受信部203、端数検出部204、更新情報生成部205、換算部206、計数部207、玉数合算部208、およびレシート発行部209を有している。
カードID読取部201は、計数機20にプリペイドカードが挿入されると、このプリペイドカードに記録されているカードIDを読み取り、送信部202へ出力する。送信部202は、カードID読取部201から出力されたカードIDまたは更新情報生成部205によって生成された更新情報をT/C10へ送信する。
受信部203は、T/C10から送信された残額情報を受信する。この残額情報は、送信部202からカードIDが送信された場合に、T/C10のカード管理テーブル102から読み出される、カードIDに対応した残額および残度数を示すものである。
端数検出部204は、受信部203によって受信された残額情報から、カード精算機30でも精算不可能な残額の端数を検出する。すなわち、ここではカード精算機30が100円以上の硬貨または紙幣を払い出して精算するため、端数検出部204は、100円未満の残額を端数として検出する。具体的に、例えば図3に示したカードIDが「0001」のプリペイドカードについては、残額が4475円なので端数は75円となる。
更新情報生成部205は、端数検出部204によって検出された端数を残額から減算する旨の更新情報を生成する。換算部206は、端数検出部204によって検出された端数を玉数に換算する。すなわち、例えば1玉が消費税込みで4.2円に相当する場合は、換算部206は、端数を4.2で除算し、端数に対応する玉数を算出する。具体的に、例えば端数が75円である場合は、75を4.2で除算し、17(または18)玉という換算結果を玉数合算部208へ通知する。なお、換算部206は、端数の除算結果の小数点以下に対して、切り上げ、切り捨て、または四捨五入などのいずれかの処理を行うように設定できるようになっていても良い。
以上のカードID読取部201から換算部206は、本実施の形態に係るカード更新処理部を構成しており、計数機20に挿入されたプリペイドカードの残額における端数を玉数に換算することにより、T/C10に記憶されたプリペイドカードの残額をカード精算機30によって精算可能な額に更新させる。すなわち、上記の例では、残額の4475円のうち端数の75円が玉に換算されるため、プリペイドカードの残額が4400円となり、精算機30で精算可能となる。
計数部207は、計数機20に玉が投入されると、投入された玉を計数し、計数結果の玉数を玉数合算部208へ通知する。玉数合算部208は、計数部207による計数結果の玉数と換算部206による換算結果の玉数とを合算し、合計の玉数をレシート発行部209へ通知する。レシート発行部209は、玉数合算部208から通知された玉数が記載されたレシートを発行する。具体的には、例えばプリペイドカードの残額の端数に対応する玉数が17玉であり、計数部207によって計数された玉数が2500玉であれば、レシート発行部209は、「2517玉」と記載されたレシートを発行する。
次いで、上記のように構成された計数機20の動作について、図5に示すフロー図を参照しながら説明する。
まず、遊技客は、遊技によって獲得した玉および残額が0ではないプリペイドカードを計数機20へ持参し、それぞれ所定の位置に投入する(ステップS101)。プリペイドカードが挿入されると、カードID読取部201によって、カードIDが読み取られ、送信部202からカードIDがT/C10へ送信される(ステップS102)。なお、ここで送信されるカードIDは、送信部202によって一時的に記憶され、後に更新情報とともに送信される。
送信されたカードIDは、T/C10の受信部101によって受信され、カード残額更新部103によって、カードIDに対応する残額および残度数がカード管理テーブル102から読み出される。読み出された残額および残度数は、残額情報として、送信部104から計数機20へ送信される。
送信された残額情報は、計数機20の受信部203によって受信される(ステップS103)。そして、残額情報は、端数検出部204へ出力され、残額における100円未満の端数が検出される(ステップS104)。なお、ここでは100円未満を端数としているが、例えばカード精算機30が500円以上の硬貨および紙幣でプリペイドカードの精算を行う場合は500円未満が端数となり、その他の場合も同様に、カード精算機30が精算可能な最低金額未満が端数となる。
端数検出部204による端数検出の結果、プリペイドカードの残額に端数がない場合は(ステップS104No)、計数機20に投入された玉が計数部207によって計数され(ステップS109)、この計数結果の玉数のみが記載されたレシートがレシート発行部209によって発行される(ステップS110)。また、送信部202に一時的に記憶されているカードIDは破棄される。
一方、端数検出部204による端数検出の結果、プリペイドカードの残額に端数がある場合は(ステップS104Yes)、検出された端数をプリペイドカードの残額から減算する旨の更新情報が更新情報生成部205によって生成され(ステップS105)、送信部202に記憶されたカードIDとともに更新情報がT/C10へ送信される。
送信された更新情報は、T/C10の受信部101によって受信され、カード残額更新部103によって、受信されたカードIDに対応する残額および残度数がカード管理テーブル102から読み出され、受信された更新情報に従って更新される。
T/C10においてこれらの残額の更新が行われている間、計数機20においては、端数検出部204によって検出された残額の端数が、換算部206によって玉数に換算され(ステップS106)、換算結果の玉数が玉数合算部208へ通知される。また、遊技客によって投入された玉が計数部207によって計数され(ステップS107)、計数結果の玉数が玉数合算部208へ通知される。そして、玉数合算部208によって、換算結果の玉数と計数結果の玉数とが合算され(ステップS108)、合計の玉数がレシート発行部209へ出力される。そして、合計の玉数が記載されたレシートがレシート発行部209によって発行される(ステップS110)。
このように、本実施の形態においては、消費税徴収によってプリペイドカードの残額に発生した精算不可能な端数を計数機20において玉数に換算し、計数結果の玉数と合算する。このため、プリペイドカードの残額は精算可能な額となり、遊技客はカード精算機30にてプリペイドカードの残額を精算できるとともに、端数に相当する玉は遊技による獲得出玉と合算されて、景品と交換されることになる。
次に、本実施の形態に係るカード更新処理動作の具体例について、図6に示すシーケンス図を参照しながら説明する。ここでは、カードIDが「0002」、残額が8950円、および残度数が85のプリペイドカードを例に挙げ、このプリペイドカードの残額が精算される場合の動作について説明する。
T/C10のカード管理テーブル102には、カードID「0002」に上記の残額8950円および残度数85が関連付けて記憶されている(ステップS201)。この状態で、遊技客によって、計数機20にプリペイドカードおよび遊技による獲得出玉が投入されると、プリペイドカードのカードID「0002」がカードID読取部201によって読み取られ、送信部202からT/C10へ送信される(ステップS202)。カードID「0002」は、送信部202に一時的に記憶される。
送信されたカードID「0002」は、T/C10の受信部101によって受信され、カード残額更新部103によって、カードID「0002」に対応する残額8950円および残度数85がカード管理テーブル102から読み出される。これらの残額8950円および残度数85は、残額情報として送信部104から計数機20へ送信される(ステップS203)。
送信された残額情報は、計数機20の受信部203によって受信され、残額8950円から100円未満の端数50円が端数検出部204によって検出される(ステップS204)。そして、端数50円が残額8950円から減算される旨の更新情報が更新情報生成部205によって生成される。この更新情報には、残額が8900円になることに伴って、残度数が84になる旨を含めても良い。更新情報生成部205によって生成された更新情報は、送信部202からカードID「0002」とともにT/C10へ送信される(ステップS205)。
送信されたカードID「0002」および更新情報は、T/C10の受信部101によって受信され、カード残額更新部103によって、カード管理テーブル102のカードID「0002」に対応する残額および残度数がそれぞれ8900円および84に更新される(ステップS206)。
このカード管理テーブル102の更新が行われている間、計数機20においては、換算部206によって端数の50円が玉数に換算される。ここでは、1玉が消費税込みで4.2円であるものとし、小数点以下は切り上げるものとすると、端数の50円は12(≒50/4.2)玉に換算される。換算結果の12玉は、玉数合算部208へ通知される。また、計数部207によって、遊技客が投入した獲得出玉の計数が行われる。ここでは、計数結果が2488玉であるものとする。計数結果の2488玉は、玉数合算部208へ通知される。そして、玉数合算部208によって換算結果の12玉と計数結果の2488玉とが合算され、合計の2500玉がレシート発行部209へ出力される(ステップS207)。
レシート発行部209では、玉数が2500玉と記載されたレシートが発行される。遊技客は、このレシートを景品管理POSへ持参する(ステップS208)。そして、景品管理POSにおいて、レシートに記載された2500玉分の景品の景品交換処理が行われることになる(ステップS209)。ここで、景品に交換される2500玉のうち、2488玉は遊技によって得られた獲得出玉であるが、残りの12玉はプリペイドカードの残額に発生していた精算不可能な端数に対応する分である。したがって、端数を玉数に換算し、換算結果を獲得出玉の計数結果に合算し、合計の玉数に応じた景品に交換することにより、精算不可能であったプリペイドカードの残額の端数を遊技客に還元することができる。
一方、遊技客は、端数の処理が行われたプリペイドカードを精算するため、計数機20からプリペイドカードを取り出してカード精算機30へ持参する。遊技客がプリペイドカードをカード精算機30へ挿入すると、カード精算機30によって、プリペイドカードのカードID「0002」が読み取られ、このカードIDがT/C10へ送信される(ステップS210)。カードID「0002」は、カード精算機30に一時的に記憶される。
送信されたカードID「0002」は、T/C10の受信部101によって受信され、カード残額更新部103によって、カードID「0002」に対応する残額8900円および残度数84がカード管理テーブル102から読み出される。これらの残額8900円および残度数84は、残額情報として送信部104からカード精算機30へ送信される(ステップS211)。
送信された残額情報は、カード精算機30によって受信され、8900円の現金が払い出されてプリペイドカードの残額が精算される(ステップS212)。同時に、プリペイドカードの残額が精算された旨の更新情報がカード精算機30からT/C10へ送信される(ステップS213)。この更新情報は、T/C10の受信部101によって受信され、カード残額更新部103によって、カード管理テーブル102に記憶されたカードID「0002」に対応する残額および残度数がいずれも0に更新される(ステップS214)。
以上のように、本実施の形態によれば、玉の貸出に伴う消費税徴収によってプリペイドカードの残額に発生する端数を計数機において玉換算し、換算結果の玉数を遊技によって獲得された玉数と合算し、合計の玉数が記載されたレシートを発行する。このため、端数分の玉と遊技によって獲得された玉とは景品に交換が可能となるとともに、プリペイドカードの残額から端数が除去されて精算可能となり、遊技客からの消費税徴収に柔軟に対応できるとともに、遊技客の便宜を図ることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の特徴は、景品管理POSにおいてプリペイドカードの残額に発生している端数を玉換算し、換算結果の玉数を遊技客が持参するレシートに記載の玉数と合算する点である。
図7は、本実施の形態に係る玉貸出システムの概略を示す図である。同図において、図1と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図7に示すように、本実施の形態に係る玉貸出システムは、図1に示した実施の形態1の玉貸出システムにおける計数機20に代えて景品管理POS80がT/C10に接続されている。
景品管理POS80は、遊技客が持参するレシートを読み取り、レシートに記載されている玉数に応じた景品交換処理を行う。また、景品管理POS80は、プリペイドカードが挿入されると、プリペイドカードの残額における精算不可能な端数を検出し、端数を玉数に換算する。そして、景品管理POS80は、レシートに記載された玉数と換算結果の玉数とを合算し、合計の玉数に応じた景品交換処理を行う。
つまり、本実施の形態に係る景品管理POS80は、記録媒体であるプリペイドカードの残額の端数を玉数に換算し、換算結果を遊技によって獲得された玉数に合算して景品交換処理することにより、消費税の徴収により発生したプリペイドカードの残額の端数を遊技客に還元する。この処理の詳細については、後に詳述する。
図8は、本実施の形態に係る景品管理POS80の要部構成を示すブロック図である。同図において、図4に示す計数機20と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図8に示す景品管理POS80は、カードID読取部201、送信部202、受信部203、端数検出部204、更新情報生成部205、換算部206、玉数合算部208、玉数読取部801、景品交換処理部802、および表示部803を有している。
本実施の形態においても、カードID読取部201から換算部206は、カード更新処理部を構成しており、景品管理POS80に挿入されたプリペイドカードの残額における端数を玉数に換算することにより、T/C10に記憶されたプリペイドカードの残額をカード精算機30によって精算可能な額に更新させる。
玉数読取部801は、遊技客が景品管理POS80へ持参したレシートに記載された玉数を読み取り、玉数合算部208へ通知する。レシートに記載された玉数は、遊技客が遊技によって獲得した玉数である。
景品交換処理部802は、玉数合算部208によって算出された玉数の合計から対応する景品数を算出する。すなわち、景品交換処理部802は、遊技客が遊技によって獲得した玉数とプリペイドカードの残額の端数分の玉数との合計に応じた景品数を算出する。表示部803は、景品交換処理部802によって算出された景品数を表示する。
次いで、上記のように構成された景品管理POS80の動作について、図9に示すフロー図を参照しながら説明する。同図において、図5と同じ部分には同じ符号を付し、その詳しい説明を省略する。
まず、遊技客は、計数機によって発行されたレシートおよび残額が0ではないプリペイドカードを景品管理POS80へ持参し、それぞれ所定の位置に挿入したりあてがったりする(ステップS301)。プリペイドカードが挿入されると、カードIDが送信部202からT/C10へ送信され(ステップS102)、T/C10からカードIDに対応する残額情報が受信部203によって受信される(ステップS103)。そして、残額情報は、端数検出部204へ出力され、残額における100円未満の端数が検出される(ステップS104)。なお、ここでも、実施の形態1と同様に100円未満を端数としている。
端数検出部204による端数検出の結果、プリペイドカードの残額に端数がない場合は(ステップS104No)、レシートに記載された玉数が玉数読取部801によって読み取られ(ステップS304)、読み取られた玉数のみが玉数合算部208を経由して景品交換処理部802へ出力される。そして、読み取られた玉数に応じた景品数が景品交換処理部802によって算出され、算出された数の景品が表示部803に表示され、景品管理POS80の係員が表示部803に表示された数の景品を発行する(ステップS305)。
一方、端数検出部204による端数検出の結果、プリペイドカードの残額に端数がある場合は(ステップS104Yes)、検出された端数をプリペイドカードの残額から減算する旨の更新情報が更新情報生成部205によって生成され(ステップS105)、カードIDとともにT/C10へ送信される。そして、T/C10によって、受信されたカードIDに対応する残額および残度数が更新情報に従って更新される。
T/C10においてこの残額の更新が行われている間、景品管理POS80においては、端数検出部204によって検出された残額の端数が、換算部206によって玉数に換算され(ステップS106)、換算結果の玉数が玉数合算部208へ通知される。また、レシートに記載された玉数が玉数読取部801によって読み取られ(ステップS302)、読み取られた玉数が玉数合算部208へ通知される。そして、玉数合算部208によって、換算結果の玉数とレシートから読み取られた玉数とが合算され(ステップS303)、合計の玉数が景品交換処理部802へ出力される。そして、合計の玉数に応じた景品数が景品交換処理部802によって算出され、算出された数の景品が表示部803に表示され、景品管理POS80の係員が表示部803に表示された数の景品を発行する(ステップS305)。
このように、本実施の形態においては、消費税徴収によってプリペイドカードの残額に発生した精算不可能は端数を景品管理POS80において玉数に換算し、レシートから読み取られた玉数と合算する。このため、プリペイドカードの残額は精算可能な額となり、遊技客はカード精算機30にてプリペイドカードの残額を精算できるとともに、端数に相当する玉は遊技による獲得出玉と合算されて、景品と交換される。
次に、本実施の形態に係るカード更新処理動作の具体例について、図10に示すシーケンス図を参照しながら説明する。同図において、図6と同じ部分には同じ符号を付し、その詳しい説明を省略する。ここでも、実施の形態1と同様に、カードIDが「0002」、残額が8950円、および残度数が85のプリペイドカードを例に挙げ、このプリペイドカードの残額が精算される場合の動作について説明する。
T/C10のカード管理テーブル102には、カードID「0002」に上記の残額8950円および残度数85が関連付けて記憶されている(ステップS201)。この状態で、遊技客によって、景品管理POS80にプリペイドカードおよびレシートが持参されると、プリペイドカードのカードID「0002」がカードID読取部201によって読み取られ、送信部202からT/C10へ送信される(ステップS401)。カードID「0002」は、送信部202に一時的に記憶される。そして、送信されたカードID「0002」がT/C10に受信されると、カードID「0002」に対応する残額8950円および残度数85が残額情報として景品管理POS80へ送信される(ステップS402)。
送信された残額情報は、景品管理POS80の受信部203によって受信され、残額8950円から100円未満の端数50円が端数検出部204によって検出される(ステップS403)。そして、端数50円が残額8950円から減算される旨の更新情報が更新情報生成部205によって生成される。この更新情報には、残額が8900円になることに伴って、残度数が84になる旨を含めても良い。更新情報生成部205によって生成された更新情報は、送信部202からカードID「0002」とともにT/C10へ送信される(ステップS404)。そして、カードID「0002」および更新情報がT/C10に受信されると、カードID「0002」に対応する残額および残度数がそれぞれ8900円および84に更新される(ステップS206)。
この更新が行われている間、景品管理POS80においては、換算部206によって端数の50円が玉数に換算される。ここでは、1玉が消費税込みで4.2円であるものとすると、端数の50円は12(≒50/4.2)玉に換算される。換算結果の12玉は、玉数合算部208へ通知される。また、玉数読取部801によって、遊技客が計数機から持参したレシートに記載された玉数が読み取られる。ここでは、レシートに記載された玉数が2488玉であるものとする。レシートに記載された2488玉は、玉数合算部208へ通知される。そして、玉数合算部208によって換算結果の12玉とレシートに記載された2488玉とが合算され、合計の2500玉が景品交換処理部802へ出力される(ステップS405)。
景品交換処理部802では、2500玉に対応する景品数が算出され、算出された数に景品が表示部803に表示され、景品交換処理が行われる(ステップS209)。ここで、景品に交換される2500玉のうち、2488玉は遊技によって得られた獲得出玉であるが、残りの12玉はプリペイドカードの残額に発生していた精算不可能な端数に対応する分である。したがって、端数を玉数に換算し、換算結果をレシートに記載された玉数に合算し、合計の玉数に応じた景品に交換することにより、精算不可能であったプリペイドカードの残額の端数を遊技客に還元することができる。
一方、遊技客は、端数の処理が行われたプリペイドカードを精算するため、景品管理POS80からプリペイドカードを取り出してカード精算機30へ持参する。遊技客がプリペイドカードをカード精算機30へ挿入すると、カード精算機30によって、プリペイドカードのカードID「0002」がT/C10へ送信される(ステップS210)。そして、カードID「0002」がT/C10によって受信されると、カードID「0002」に対応する残額8900円および残度数84が残額情報としてカード精算機30へ送信される(ステップS211)。
送信された残額情報は、カード精算機30によって受信され、8900円の現金が払い出されてプリペイドカードの残額が精算される(ステップS212)。同時に、プリペイドカードの残額が精算された旨の更新情報がカード精算機30からT/C10へ送信される(ステップS213)。この更新情報は、T/C10の受信部101によって受信され、カードID「0002」に対応する残額および残度数がいずれも0に更新される(ステップS214)。
以上のように、本実施の形態によれば、玉の貸出に伴う消費税徴収によってプリペイドカードの残額に発生する端数を景品管理POSにおいて玉換算し、換算結果の玉数を遊技によって獲得された玉数と合算し、合計の玉数に応じた数の景品を発行する。このため、端数分の玉と遊技によって獲得された玉とは景品に交換されるとともに、プリペイドカードの残額から端数が除去されて精算可能となり、遊技客からの消費税徴収に柔軟に対応できるとともに、遊技客の便宜を図ることができる。
なお、上記各実施の形態においては、端数分の玉数と遊技によって獲得された玉数とをすべて合算するものとしたが、必ずしも両者を完全に合算しなくても良い。すなわち、例えば実施の形態2において、レシートに記載された玉数のうち交換率が低い(例えば換金率3円)特殊景品に交換可能な分の玉は特殊景品に交換し、残りの玉と端数分の玉については、交換率が高い(例えば等価)お菓子などの一般景品に交換するようにしても良い。
図11は、上記のような場合の景品管理POS80の要部構成を示すブロック図である。同図において、図4および図8と同じ部分には同じ符号を付す。図11の景品管理POS80では、換算部206は、プリペイドカードの残額の端数を玉換算し、換算結果の玉数を直接景品交換処理部802aへ通知する。そして、景品交換処理部802aは、レシートに記載された玉数に応じた特殊景品の数を算出し、算出した特殊景品数を表示部803へ出力するとともに、特殊景品との交換には満たない余り玉の玉数と換算部206による換算結果の玉数との合計を表示部803へ通知する。
そして、表示部803は、換算結果の玉数と余り玉の玉数との合計値を表示する。景品管理POS80の係員は、表示部803に表示された玉数を目視で確認し、この玉数に応じてお菓子などの一般景品を遊技客に手渡す。このような場合でも、プリペイドカードの残額に発生した端数は、一般景品として遊技客に還元されるため、遊技客からの消費税徴収に柔軟に対応できるとともに、遊技客の便宜を図ることができる。
さらに、上記各実施の形態において、換算部206による換算結果の玉数を景品に交換するのではなく、遊技店に貯玉するようにしても良い。具体的には、換算部206による換算結果の玉数は、遊技客を識別する識別情報とともに図示しない貯玉記憶装置へ送信され、貯玉記憶装置において遊技客に対応付けて貯玉数が記憶される。この場合も、プリペイドカードの残額の端数を貯玉として遊技客に還元することができる。
本発明は、遊技客からの消費税徴収に柔軟に対応するとともに、遊技客の便宜を図る場合に適している。
本発明の実施の形態1に係る玉貸出システムの概略を示す図である。 実施の形態1に係るT/Cの要部構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るカード管理テーブルの一例を図である。 実施の形態1に係る計数機の要部構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る計数機の動作を示すフロー図である。 実施の形態1に係るカード更新処理の具体例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態2に係る玉貸出システムの概略を示す図である。 実施の形態2に係る景品管理POSの要部構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る景品管理POSの動作を示すフロー図である。 実施の形態2に係るカード更新処理の具体例を示すシーケンス図である。 実施の形態2に係る景品管理POSの変形例を示すブロック図である。
符号の説明
201 カードID読取部
202 送信部
203 受信部
204 端数検出部
205 更新情報生成部
206 換算部
207 計数部
208 玉数合算部
209 レシート発行部
801 玉数読取部
802、802a 景品交換処理部
803 表示部

Claims (6)

  1. 記録媒体に関連付けられた有価価値に応じて遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出システムにおける計数機であって、
    前記記録媒体に関連付けられた有価価値の残額を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された残額から所定額未満の端数を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された端数を当該端数によって貸出可能な遊技媒体数に換算する換算手段と、
    前記検出手段によって検出された端数を前記残額から減算するための減算処理を行う減算処理手段と
    遊技客が遊技によって獲得した遊技媒体を計数する計数手段と、
    前記計数手段によって計数された遊技媒体数と前記換算手段によって換算された遊技媒体数とを合算する合算手段と、
    前記合算手段によって合算された遊技媒体数が記載されたレシートを発行する発行手段と
    を有することを特徴とする計数機
  2. 前記減算処理手段は、
    前記端数を前記残額から減算する旨の更新情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された更新情報を前記記録媒体に関連付けられた有価価値を管理する管理装置へ送信する送信手段と
    を有することを特徴とする請求項に記載の計数機
  3. 前記換算手段によって換算された遊技媒体数を遊技客ごとの遊技媒体所持数を記憶する記憶装置へ送信する送信手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の計数機
  4. 記録媒体に関連付けられた有価価値に応じて遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出システムにおける景品管理装置であって、
    前記記録媒体に関連付けられた有価価値の残額を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された残額から所定額未満の端数を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された端数を当該端数によって貸出可能な遊技媒体数に換算する換算手段と、
    前記検出手段によって検出された端数を前記残額から減算するための減算処理を行う減算処理手段と、
    遊技客が遊技によって獲得した遊技媒体数をレシートから読み取る読取手段と、
    前記読み取り手段によって読み取られた遊技媒体数と前記換算手段によって換算された遊技媒体数とを合算する合算手段と、
    前記合算手段によって合算された遊技媒体数に応じた景品を発行するための景品交換処理を行う景品交換処理手段と
    を有することを特徴とする景品管理装置。
  5. 記録媒体に関連付けられた有価価値に応じて遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出システムにおける計数機の計数方法であって、
    前記記録媒体に関連付けられた有価価値の残額を取得する取得工程と、
    前記取得工程にて取得された残額から所定額未満の端数を検出する検出工程と、
    前記検出工程にて検出された端数を当該端数によって貸出可能な遊技媒体数に換算する換算工程と、
    前記検出工程にて検出された端数を前記残額から減算するための減算処理を行う減算処理工程と、
    遊技客が遊技によって獲得した遊技媒体を計数する計数工程と、
    前記計数工程によって計数された遊技媒体数と前記換算工程によって換算された遊技媒体数とを合算する合算工程と、
    前記合算工程によって合算された遊技媒体数が記載されたレシートを発行する発行工程と
    を有することを特徴とする計数方法。
  6. 記録媒体に関連付けられた有価価値に応じて遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出システムにおける景品管理装置の景品交換処理方法であって、
    前記記録媒体に関連付けられた有価価値の残額を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された残額から所定額未満の端数を検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出された端数を当該端数によって貸出可能な遊技媒体数に換算する換算工程と、
    前記検出工程によって検出された端数を前記残額から減算するための減算処理を行う減算処理工程と
    遊技客が遊技によって獲得した遊技媒体数をレシートから読み取る読取工程と、
    前記読取工程によって読み取られた遊技媒体数と前記換算工程によって換算された遊技媒体数とを合算する合算工程と、
    前記合算工程によって合算された遊技媒体数に応じた景品を発行するための景品交換処理を行う景品交換処理工程と
    を有することを特徴とする景品交換処理方法。
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