JP2014083179A - 景品交換管理システム - Google Patents
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【解決手段】合算した遊技媒体を特殊景品に交換した場合、異なる交換価値の遊技媒体に基づいて特殊景品がどれだけ交換されたか詳細に管理し、その一方、一般景品については、在庫管理は行うがいずれの交換価値の遊技媒体を用いて交換されたかまでは管理しない。これにより、交換頻度が高い特殊景品については細かく管理を行い、交換頻度が少ない一般景品については大雑把に管理を行うことができる。
【選択図】図3
Description
しかしながら、異なる貸出料金のレシートを合算して景品交換する場合、いずれの貸出料金の玉に基づいて景品を払出したかを管理しにくく、遊技者がどの程度の頻度で特殊景品に交換しているかを細かく特定しにくいという問題が生じる。この問題は、複数の記録媒体を合算するものだけでなく、一の記録媒体に複数種類の遊技価値の大きさを記録し、合算して景品交換する構成にも該当する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、記録媒体に記録された異なる遊技価値の大きさを合算する場合に、特別景品への交換がいずれの種類の遊技価値に基づくものかを管理することができる景品交換管理システムを提供することにある。
遊技者が獲得した遊技価値の大きさ及び種類を特定可能な特別情報を記録した記録媒体を受付ける記録媒体受付手段と、前記記録媒体を受付けた場合に当該記録媒体に記録された前記特別情報に基づいて、景品交換に使用可能な価値の大きさである景品交換価値の大きさを特定する景品交換価値特定手段と、前記記録媒体受付手段が前記記録媒体を受付けた結果、前記景品交換価値特定手段が複数種類の遊技価値に対応した景品交換価値の大きさを特定した場合に、当該複数種類の遊技価値に対応した景品交換価値の大きさにより交換可能な前記特別景品の数を特定する特別景品数特定手段と、前記記録媒体受付手段が前記記録媒体を受付けた結果、前記景品交換価値特定手段が複数種類の遊技価値に対応した景品交換価値の大きさを特定した場合に、前記一般景品に交換可能にそれら複数種類の景品交換価値の大きさを合算する合算手段と、遊技者が前記特別景品に交換した場合、その特別景品への交換がいずれの種類の遊技価値に基づくものか区別して管理すると共に、合算した景品交換価値を遊技者が複数の前記一般景品のうち少なくとも一種類の一般景品に交換した場合、その一般景品への交換がいずれの種類の遊技価値に基づくものなのか区別することなく管理する交換管理手段と、を備えたものである(請求項1)。
前記特別景品数特定手段は、前記遊技価値の種類別に交換可能な前記特別景品の数をそれぞれ特定し、特定した結果を合計することで、複数種類の遊技価値に対応した景品交換価値の大きさにより交換可能な前記特別景品の数を特定するものであり、前記交換管理手段は、前記特別景品数特定手段が前記遊技価値の種類別に特定した交換可能な前記特別景品の数を、各遊技価値の種類別に交換した前記特別景品の数として管理するようにしてもよい(請求項2)。
前記特別景品として、第1特別景品と、交換するために前記第1特別景品の整数個分の前記景品交換価値が必要である第2特別景品とが設けられており、前記特別景品特定手段は、前記遊技価値の種類別に交換可能な前記第1特別景品及び前記第2特別景品の数をそれぞれ特定し、前記遊技価値の種類別に特定した交換可能な前記第1特別景品の数を合計すると前記第2特別景品に交換可能な場合、交換可能な前記第1特別景品の数を前記整数個分減らして交換可能な前記第2特別景品の数を増加させる繰上処理を実行するものであり、前記交換管理手段は、前記繰上処理によって交換可能となった前記第2特別景品について、当該第2特別景品を交換するために減算した前記第1特別景品を交換可能とした前記遊技価値の種類に基づいて交換されたものとして管理するようにしてもよい(請求項3)。
前記交換管理手段は、前記繰上処理によって前記第2特別景品が交換可能となった後、交換可能な前記第1特別景品が残っている場合、前記繰上処理によって減算された第1特別景品を、複数種類の前記遊技価値のうち、予め定められた優先順位で決定される前記遊技価値の種類に基づいて交換可能としたものとして管理するようにしてもよい(請求項4)。
前記遊技価値の種類として、第1遊技価値と、当該第1遊技価値と同一の遊技媒体を使用するが当該遊技媒体の単価が高い第2遊技価値とが設けられており、前記繰上処理によって減算する前記第1特別景品として前記第1遊技価値よりも前記第2遊技価値を優先して選択するよう前記優先順位を決定する優先順序決定手段を備えるようにしてもよい(請求項5)。
また、特別景品とは、「金品に交換可能なもの(一般景品よりも換金し易いもの)」、「ケースの内部に貴金属が収納されているもの」等の所謂特殊景品を含む広義の概念である。
図1は、遊技場用管理システムの全体構成を示す概略図である。遊技場内には多数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して各台計数機2が設置されている。これら遊技機1及び各台計数機2は、中継端末3及びLAN4を介して管理装置5(交換管理手段に相当)と接続されている。管理装置5は、遊技機側(遊技機1、各台計数機2等)から送信される遊技信号を受信することにより遊技機1毎の遊技データを管理する共に、会員登録された会員毎の個人データも管理する。
尚、図1では図示を省略したが、実際には例えば数百台の遊技機1が管理装置5の管理対象となっている。
図1で示す遊技機1はCR(カードリーダ)パチンコ機であり、盤面11に玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル12、上部受皿13、下部受皿14を有すると共に、盤面11に、液晶表示部15、始動口16、大入賞口17を有する。
(1)操作ハンドル12が操作されたことにより盤面11に発射された玉が始動口16に入賞(始動入賞)することに応じて大当たり抽選を行い、抽選結果に基づいて所謂特別図柄(特図)による図柄変動を液晶表示部15にて実行し、その結果に応じて大当たりを発生させる。尚、所謂保留玉の上限は各4個ずつであり、保留中に始動入賞した場合は上限まで保留し、図柄変動終了後に順次保留した図柄変動を実行する。
(2)大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/300であり、大当たりのうち大当たり後に確変状態(確変)となる大当たりの割合は66.6%(2/3)である。大当たりが発生すると対応するラウンド数(R)に応じた分だけ大入賞口17を開放する。尚、1Rの上限入賞数(上限数)は8個、上限開放時間は30秒であり、上限数又は上限開放時間の何れかが満たされた場合に1Rを終了する。
(3)大当たりに対応するラウンド数は5Rと16Rとがあり、その振分割合は5Rが25%であり、16Rが75%である。
(4)確変中は大当たり確率が1/30に向上する。確変は次回大当たりまで継続するため、大当たり後に通常状態(通常)となる大当たり(通常大当たり)が発生するまで継続し、通常大当たりが発生した場合は通常状態へと戻る。
・アウト信号:使用玉を回収するアウトBOX(図示せず)から出力される使用遊技価値(使用媒体数、アウト)を特定可能な信号である。回収玉(使用玉、打込玉)10玉に対して1パルスが出力されるので、アウト信号数×10をアウトとして特定する。尚、遊技機1から直接出力される信号であってもよい。アウト信号により特定されるアウトは、遊技に使用された遊技価値の量に相当する。
・セーフ信号:遊技機1から出力される払出遊技価値(払出媒体数、セーフ)を特定可能な信号である。払出玉10玉に対して1パルスが出力されるので、セーフ信号数×10をセーフとして特定する。尚、補給装置(図示せす)から出力される補給信号をセーフ信号としてもよい。セーフ信号により特定されるセーフは、入賞により付与された遊技価値の量に相当する。
・始動入賞信号:遊技機1から出力される始動口16への入賞(始動入賞)を特定可能な信号である。始動口16への入賞1回につき1パルスが出力されるので、始動入賞信号の受信に応じて始動入賞を特定する。
・大当たり信号:遊技機1から出力される大当たり状態である期間を特定可能な信号である。大当たり状態中にレベル出力されるので、大当たり信号受信中を大当たり状態中として特定する。
・確率変動信号:遊技機1から出力される大当たりの当選確率が高い確変状態中である期間を特定可能な信号である。確変状態中にレベル出力されるので、確率変動信号受信中を確変状態中として特定する。
(1)紙幣投入口19に投入された紙幣の金額(1000円単位)を記憶すると共に、投入金額(入金残高)を液晶表示部20に表示する。
(2)遊技機1に設けられた図示しない貸出ボタンの操作に応じて入金残高の範囲内で1度数(500円)に相当する数の玉(125玉)を遊技機1内部の払出機構から払出す。このとき、遊技機1から各台計数機2に1度数分の玉を払出したことを示す信号が出力されるので、液晶表示部20に表示されている入金残高から1度数に相当する金額(500円)を減額すると共に売上信号を出力する。この売上信号は1度数の玉の払出し毎に1パルスが出力されるので、1パルスを500円分の売上額として特定する。
(3)遊技機1の下部受皿14から落下して計数受皿24で受けられた玉数を計数して液晶表示部20に表示する。
(4)払出ボタン21の操作に応じて計数玉数(持玉数)又は貯玉数(会員の場合)の範囲内で1度数(125玉)ずつ払出す。尚、貯玉を払出すときは、その貯玉が後述の前日貯玉であるときは、125玉に対して25玉を手数料に相当する遊技価値として徴収する一方、当日貯玉であるときは計数玉数(持玉数)と同様に手数料を徴収しない。
(5)遊技機1に設けられた図示しない返却ボタンの操作に応じて入金残高、持玉数(「遊技価値の大きさ」に相当)、及び玉単価等の情報(特別情報に相当)をカード挿入口23に挿入されているICカードに記録して発行する。会員カードが挿入されている場合は、入金残高を会員カードに記録すると共に暗証番号の入力を条件として持玉数を管理装置5に送信してから会員カードを発行する。ICカードを発行する場合は、カードIDを含む発行情報を管理装置5へ送信し、管理装置5側にも記憶する。尚、カード挿入口23にICカードも会員カードも挿入されていない場合は、図示しないカードストック部にストックしているICカードをカード挿入口23に繰出して入金残高、持玉数、及び玉単価を記録して発行する。
(7)液晶表示部20に対する操作入力に応じて対応する遊技機1或いは指定された他の遊技機1の遊技データを表示したり、遊技場からのメッセージを表示したり、遊技者が会員であることが特定された場合は遊技機1の遊技データを表示する。
POS6は、複数のレシートやICカードを合算して景品処理することができる。合算した場合、後述するように複数の貸出料金のうち最小貸出料金に換算して景品処理を行う。また、合算する前の玉数及びメダル数を記憶しておき、特殊景品に交換した際の内訳を特定する。尚、内訳で小数点が生じた場合は小数点管理する。
遊技者が遊技機1で獲得した玉を各台計数機2で計数すると、各台計数機2から入金残高、持玉数、及び玉単価が記録されたICカードが発行される。また、遊技者がパチスロ機で獲得したメダルをメダル計数機7,8で計数すると、メダル計数機7,8から計数メダル数、及びメダル計数機7,8のIDが記録されたレシートが発行される。
遊技者は、パチンコ機対応のICカード(会員カードを含む)、或いはパチスロ機対応のレシート(以下、総称して記録媒体)を入手した状態で遊技を終了する場合は、取得した記録媒体に記録された玉、或いはメダル(以下、総称して遊技媒体)を景品と交換することになる。尚、ICカードに記録された入金残高は図示しない精算機で換金することができる。
図2は4円玉対応のICカードを読込んだ状態のPOS画面(ディスプレイ25)を示している。貸出料金表示部25aにはICカードから読込んだ各台計数機2のIDに対応した貸出料金が表示され、玉数表示部25bには読込んだ玉数が表示され、特殊景品表示部25cには読込んだ玉数を交換可能な特殊景品の数が表示されている。図2に示す例では、4円玉を3250個読込んだ状態を示している。特殊景品表示部25cには大特殊景品、中特殊景品、小特殊景品に対応して「大」、「中」、「小」が表示されていると共に現在の貸出料金である4円に対応した交換玉数(大特殊景品が1250個、中特殊景品が250個、小特殊景品が50個)が表示され、さらに一般景品に交換可能な余り玉数が表示されている。図2に示す例では、3250個を大特殊景品が2個、中特殊景品が3個と交換可能であり、余り玉が0であることが表示されている。この時点では一般景品が選択されていないので、一般景品表示部25dには何も表示されていない。特殊景品(大、中、小)及び一般景品の交換玉数については予め遊技場の管理者が設定している。一般景品としては、例えば、お菓子A(4円玉で25玉)、お菓子B(4円玉で20玉)、CD(4円玉で75玉)、ジュース(4円玉で30玉)等が設定されている。特殊景品は遊技場の近くに契約業者が設置した買取場で換金できることから、遊技者の大部分は特殊景品を換金する目的で遊技する。このため、特殊景品の交換頻度は一般景品に比較して極めて高い。尚、一般景品はどのような景品であっても良い。
図3は、1円玉6100個が記憶されたICカードをさらに読込んだ状態のPOS画面を示している。貸出料金表示部25aには読込んだICカードに対応して「1円玉」が表示される。玉数表示部25bには、記録媒体から読込んだ全ての個数を1円玉の個数に合算した結果が表示される。図3に示す例では、4円玉3250玉は1円玉13000個に相当することから、その13000個に6100個を加算することにより19100個が表示される。
尚、一般景品が選択された場合は、一般景品に相当する玉数に応じて中特殊景品が減数され、それに伴って余り玉が発生することになる。また、複数の記録媒体を合算可能なため、一の記録媒体では景品交換に不足するような一般景品であっても交換可能となる。
図4に示す例では、20円メダル100個と1円玉100個との余り玉を合算することにより1個の小特殊景品に繰上げることができるため、20円メダルで小特殊景品0.5個、1円玉で小特殊景品0.5個として管理する。交換の内訳はPOS6が決定して管理装置5に送信する。
図6は、管理装置5の画面を示している。管理装置5の画面の上段には、景品毎の出庫・在庫表示部25fが表示されており、大特殊景品、小特殊景品、小特殊景品に加えて、一般景品の一部が表示されている。尚、図示されていない一般景品はスクロール表示することにより表示が可能である。
記録媒体に記録されている遊技価値の大きさに基づいて特定される景品交換価値に基づいて景品交換処理を実行する場合に、いずれの景品交換価値の遊技媒体に基づいて特殊景品がどれだけ交換されたか詳細に管理し、その一方、一般景品については、在庫管理は行うがいずれの景品交換価値の遊技媒体を用いて交換されたかまでは管理しないようにしたので、交換頻度が高い特殊景品については細かく管理を行い、交換頻度が少ない一般景品については大雑把に管理を行うことができる。従って、いずれの遊技価値の種類に基づいて特殊景品に交換されたかを全く特定できなくなる虞を低減しながら、一般景品を在庫管理等の対象とはすることが可能となる。
貸出料金別に特定した特殊景品の数を合計して交換可能な特殊景品の数を特定し、各貸出料金に基づいて交換したものとして管理するようにしたので、新たな記録媒体を受付けた場合に、新たな記録媒体に記録された貸出料金で特定した交換可能な特殊景品をそれまでに特定していた交換可能な特殊景品の数に加算すれば良く、いずれの遊技価値の種類に基づいて特殊景品に交換したかを特定し易い。
下位の特殊景品を上位の特殊景品に繰上処理した場合に、下位の特殊景品が残るような場合は、予め定められた優先順序によって、繰上げに使用した下位の特殊景品を決定するようにしたので、残った下位の特殊景品、及び、繰上げに使用した下位の特殊景品がいずれの貸出料金に基づいて交換可能とされたか特定することが可能となる。
繰上処理する場合に高い貸出料金を優先して上位の特殊景品が交換されたと管理するようにしたので、交換価値の高い特殊景品に交換したいという遊技者の意識に即した状態で特殊景品への交換を管理することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
玉やメダルの単価は任意に変更しても良い。単価の種類は、玉、メダルそれぞれ2種類である必要はなく、3種類以上としても良いし、玉及びメダルの一方は1種類であっても良い。
玉及びメダルのうち、1種類しか設けられていないパチンコ機専門やパチスロ機専門の遊技場に本発明を適用しても良い。
全ての種類の遊技価値を合算可能としたが、一部の遊技価値については合算できないようにしても良い。例えば、玉、メダル等、同じ媒体を使用する場合に限り合算可能としても良いし、所定の単価のメダルに対してのみ玉を合算できないようにしても良い。
ICカードが玉数と各台計数機2のIDを記憶し、各台計数機2のIDから貸出料金を特定するようにしても良い。また、メダル計数機7,8がいずれの料金に対応したメダルを計数しているか記憶しており、バーコードを印字する場合に、貸出料金を記録する構成としても良い。
特殊景品への交換内訳を管理装置5が決定するようにしても良い。
一般景品のうち、一部の景品については、いずれの単価の玉やメダルに基づいて交換されたかを管理するようにしても良い。例えば、交換頻度の高い一般景品であれば、遊技者の出玉感を推測するための指標とし易い。
中特殊景品から大特殊景品に繰上げる場合の優先順序は任意に変更しても良い。例えば、稼動率に応じて(自動で)優先順序を決定するようにしても良い。
いずれの種類の玉やメダルに基づいて特殊景品に交換したか管理する場合、小数点以下まで管理する必要はない。
記録媒体は、任意に変更しても良く、ICコイン等を採用することも可能である。さらに、メダル、玉についてそれぞれ使用する記録媒体を変更しても良く、メダルの計数結果をICカードに記録するようにしても良いし、玉についてレシートに記録するようにしても良い。
一般景品、特殊景品の設定は管理者がする必要はなくシステム出荷時に設定済としても良い。この場合、POS6や管理装置5のメーカー側が交換頻度の高い景品を特殊景品として予め設定しても良い。また、メーカー側が買取を想定して遊技者が交換する景品を交換頻度が高いものと想定して特殊景品を設定しても良い。
パチンココーナーの島端に計数機を設置し、パチンコ機から払出された玉を島端に設けられた計数機にて計数するようにしても良い。
計数したレシートの情報や、貸出料金を特定するための情報をカードではなく、管理装置が記憶し、管理装置の情報に基づいて計数結果を特定するようにしても良い。
特許請求の範囲に記載した各手段(記録媒体受付手段以外)は、管理装置5、POS6のどちらが備えていても良い。
上記各変形例を適宜組み合わせても良い。
Claims (5)
- 遊技機にて使用する遊技価値の種類が複数設けられ、遊技者が獲得した遊技価値の大きさを景品に交換可能な遊技場に対応し、前記景品として交換頻度が相対的に高い特別景品と、当該特別景品より交換頻度が低くかつ種類が多い一般景品とを予め設定した景品交換管理システムにおいて、
遊技者が獲得した遊技価値の大きさ及び種類を特定可能な特別情報を記録した記録媒体を受付ける記録媒体受付手段と、
前記記録媒体を受付けた場合に当該記録媒体に記録された前記特別情報に基づいて、景品交換に使用可能な価値の大きさである景品交換価値の大きさを特定する景品交換価値特定手段と、
前記記録媒体受付手段が前記記録媒体を受付けた結果、前記景品交換価値特定手段が複数種類の遊技価値に対応した景品交換価値の大きさを特定した場合に、当該複数種類の遊技価値に対応した景品交換価値の大きさにより交換可能な前記特別景品の数を特定する特別景品数特定手段と、
前記記録媒体受付手段が前記記録媒体を受付けた結果、前記景品交換価値特定手段が複数種類の遊技価値に対応した景品交換価値の大きさを特定した場合に、前記一般景品に交換可能にそれら複数種類の景品交換価値の大きさを合算する合算手段と、
遊技者が前記特別景品に交換した場合、その特別景品への交換がいずれの種類の遊技価値に基づくものか区別して管理すると共に、合算した景品交換価値を遊技者が複数の前記一般景品のうち少なくとも一種類の一般景品に交換した場合、その一般景品への交換がいずれの種類の遊技価値に基づくものなのか区別することなく管理する交換管理手段と、
を備えたことを特徴とする景品交換管理システム。 - 前記特別景品数特定手段は、前記遊技価値の種類別に交換可能な前記特別景品の数をそれぞれ特定し、特定した結果を合計することで、複数種類の遊技価値に対応した景品交換価値の大きさにより交換可能な前記特別景品の数を特定するものであり、
前記交換管理手段は、前記特別景品数特定手段が前記遊技価値の種類別に特定した交換可能な前記特別景品の数を、各遊技価値の種類別に交換した前記特別景品の数として管理することを特徴とする請求項1記載の景品交換管理システム。 - 前記特別景品として、第1特別景品と、交換するために前記第1特別景品の整数個分の前記景品交換価値が必要である第2特別景品とが設けられており、
前記特別景品特定手段は、前記遊技価値の種類別に交換可能な前記第1特別景品及び前記第2特別景品の数をそれぞれ特定し、前記遊技価値の種類別に特定した交換可能な前記第1特別景品の数を合計すると前記第2特別景品に交換可能な場合、交換可能な前記第1特別景品の数を前記整数個分減らして交換可能な前記第2特別景品の数を増加させる繰上処理を実行するものであり、
前記交換管理手段は、前記繰上処理によって交換可能となった前記第2特別景品について、当該第2特別景品を交換するために減算した前記第1特別景品を交換可能とした前記遊技価値の種類に基づいて交換されたものとして管理することを特徴とする請求項2記載の景品交換管理システム。 - 前記交換管理手段は、前記繰上処理によって前記第2特別景品が交換可能となった後、交換可能な前記第1特別景品が残っている場合、前記繰上処理によって減算された第1特別景品を、複数種類の前記遊技価値のうち、予め定められた優先順位で決定される前記遊技価値の種類に基づいて交換可能としたものとして管理することを特徴とする請求項3記載の景品交換管理システム。
- 前記遊技価値の種類として、第1遊技価値と、当該第1遊技価値と同一の遊技媒体を使用するが当該遊技媒体の単価が高い第2遊技価値とが設けられており、
前記繰上処理によって減算する前記第1特別景品として前記第1遊技価値よりも前記第2遊技価値を優先して選択するよう前記優先順位を決定する優先順序決定手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の景品交換管理システム。
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