JP2004147795A - 遊技店決済方法、遊技店決済システム、決済装置、送受信装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents

遊技店決済方法、遊技店決済システム、決済装置、送受信装置、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】債権情報に従って、遊技店での統一した決済を可能とする遊技店決済方法、遊技店決済システム、決済装置、送受信装置及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】価値情報が記録された遊技カードCを用いて遊技媒体を貸し出す場合は、遊技カードCに記録された価値情報を減算して遊技媒体を貸し出し、減算した価値情報に対応する金銭価値を示す債権情報を生成し、決済装置6へ送信して、遊技カードCを販売するときに発生する債務情報と前記債権情報とを相殺して、決済する。また、現金を用いて遊技媒体を貸し出す場合は、送受信装置8にて、貸し出した遊技媒体の量を金銭価値に変換し、変換した金銭価値を示す債権情報を決済装置6へ送信して管理する。また、口座管理手段9を用い、債権情報が示す金銭価値を遊技店の口座に入金させるオンライン決済も可能にする。
【選択図】 図12

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ店などの遊技店において遊技者へ貸し出した遊技媒体の対価を決済する方法、遊技店決済システム、該遊技店決済システムに用いる決済装置、送受信装置、及びコンピュータを前記決済装置として実現するためのコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ店などの遊技店には、パチンコ機およびパチスロ機などの遊技機が複数台設置されており、遊技者は遊技機で使用するパチンコ玉およびメダル等の遊技媒体を借り入れ、借り入れた遊技媒体を元手に手持ちの遊技媒体を増やすことを目的とする遊技を行う。
【0003】
従来、遊技店では、遊技の対価としての金銭的な支払いを行うにあたり現金を使用する機会を極力省く、いわゆるキャッシュレス化が図られている。例えば、有価価値の情報を磁気的に記録した記録媒体(以下、磁気カードと言う)をプリペイドカードとして用い、磁気カードに記録された有価価値の情報に基づいて遊技媒体を貸し出すことにより、遊技機にて現金を使用する必要がないシステムが実現されている。また、磁気カードに比しより多くの情報を記録可能な半導体メモリを備えたICカードを記録媒体として用いたシステムも構築されるようになっている。更に、遊技店外の有価価値の供給元を識別する情報を記録しているデビットカード又はクレジットカード等の記録媒体(以下、金融カードと言う)を用いて、完全なキャッシュレスで遊技媒体を貸し出すシステムも提案されている。
【0004】
前記システムを用いることにより、遊技者は、遊技媒体の借り入れのために遊技機から離れる回数を減らし、また現金を持たずに遊技を行うことができるという利便性を享受することができる。また、遊技店は、記録媒体に関連づけて遊技媒体の貸出に関する情報を管理することにより、正確な会計処理を行うことができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−331759号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
磁気カードを用いて遊技媒体を貸し出すシステムの場合は、有価価値の情報が記録された磁気カードが遊技店以外の他の機関によって作成され、遊技店は、磁気カードを前記機関より買い受け、買い受けた磁気カードを遊技者へ販売する。磁気カードを遊技店が買い受ける際に遊技店から前記機関へ磁気カードの代金が支払われ、また、磁気カードに記録された有価価値の情報を消費して貸し出された遊技媒体の対価が、前記機関から遊技店へ払い戻される。また、ICカードを用いたシステムの場合は、他の機関から遊技店へ提供されたICカードには有価価値の情報が記録されておらず、遊技者が遊技店にてICカードを購入する際に、購入金額に対応する有価価値の情報がICカードに記録される。この場合は、ICカードの売り上げとICカードに記録された有価価値の消費とを遊技店で決済することになる。また、金融カードを用いたシステムの場合は、銀行又はクレジット会社などの金融機関と遊技店との間で有価価値の情報の決済を行う必要がある。更に、現金を用いて遊技媒体を貸し出す方法も依然として用いられており、この場合は、現金の入金と入金された現金の消費とを遊技店にて決済する必要がある。
【0007】
以上の如く、遊技媒体を貸し出す方法には様々な方法が用いられ、一の遊技店内で複数の方法が混在して利用されているのが通常である。複数の方法を混在して利用する場合、遊技媒体の対価として決済すべき対象、及び決済のタイミングが様々であり、個々の方法に応じて夫々独立に決済を行うには複雑な処理が必要になるという問題がある。また、決済処理の内容が明瞭でなくなるため、外部の機関によって遊技店の会計を管理することが困難になるという問題がある。
【0008】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、遊技者へ貸し出した遊技媒体の対価の情報として、遊技店が請求すべき金銭価値を示す債権情報を生成して決済を行うことにより、統一した決済を可能とする遊技店決済方法、遊技店決済システム、決済装置、送受信装置、及びコンピュータを前記決済装置として実現するためのコンピュータプログラムを提供することにある。
【0009】
また、本発明の他の目的とするところは、遊技店が支払うべき金銭価値を示す債務情報を生成し、生成した債務情報と前記債権情報とを用いて決済処理を行うことにより、統一した決済を可能とする遊技店決済方法、遊技店決済システム、決済装置、及びコンピュータを該決済装置として実現するためのコンピュータプログラムを提供することにある。
【0010】
更に、本発明の他の目的とするところは、遊技店以外の第三者機関にて決済の処理を行うことにより、遊技店以外の機関によって遊技店の会計を管理することを容易にする遊技店決済システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る遊技店決済方法は、決済を行う決済手段と、該決済手段へ決済に係る情報を送信する決済情報送信手段とを用いて、遊技店での遊技のために遊技者へ貸し出した遊技媒体の対価を支払うべき債務を有する債務者と前記遊技店との間で、前記対価の決済を行う方法であって、前記決済情報送信手段は、遊技店にて遊技媒体を貸し出すときに、貸し出す遊技媒体の対価として請求すべき金銭価値を示す債権情報を生成し、生成した債権情報、及び該債権情報が示す金銭価値の債務者を特定する債務者特定情報を前記決済手段へ送信し、前記決済手段は、受信した債権情報が示す金銭価値を、受信した債務者特定情報により特定される債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行うことを特徴とする。
【0012】
第2発明に係る遊技店決済方法は、前記決済情報送信手段は、更に、価値情報、及び該価値情報に対応する金銭価値の債務者を特定する債務者特定情報を記録している記録媒体を受け付け、受け付けた記録媒体に記録されてある債務者特定情報を読み込み、前記記録媒体に記録されてある価値情報から、貸し出される遊技媒体の対価である価値情報を減算し、減算した価値情報に応じた金銭価値を示す債権情報を生成し、読み込んだ債務者特定情報を前記決済手段へ送信し、前記決済手段は、受信した債務者特定情報から、前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債務者を特定し、受信した債権情報が示す金銭価値を、特定した債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行うことを特徴とする。
【0013】
第3発明に係る遊技店決済方法は、遊技者へ販売するために前記遊技店へ配送された前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値を示す債務情報、及び前記金銭価値の債権者を示す債権者情報を記憶する記憶手段を更に用い、前記決済手段は、更に、前記記憶手段が記憶してある債権者情報が示す債権者と前記債務者とが等しい場合は、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺し、相殺した後に債務情報が残ったときは、残った債務情報が示す金銭価値を、前記遊技店から前記債権者へ入金させる指示を行い、相殺した後に債権情報が残ったときは、残った債権情報が示す金銭価値を、前記債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行うことを特徴とする。
【0014】
第4発明に係る遊技店決済方法は、前記決済情報送信手段は、更に、金銭価値を受け付け、受け付けた金銭価値に対応する価値情報を記録している記録媒体を排出し、前記遊技店が支払うべき金銭価値として、受け付けた金銭価値を示す債務情報を生成し、生成した債務情報、及び前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債権者を特定する債権者特定情報を前記決済手段へ送信し、前記決済手段は、更に、受信した債権者特定情報から、前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債権者を特定し、特定した債権者を示す債権者情報、及び受信した債務情報を記憶し、記憶してある債権者情報が示す債権者と前記債務者とが等しい場合は、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺し、相殺した後に債務情報が残ったときは、残った債務情報が示す金銭価値を、前記遊技店から前記債権者へ入金させる指示を行い、相殺した後に債権情報が残ったときは、残った債権情報が示す金銭価値を、前記債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行うことを特徴とする。
【0015】
第5発明に係る遊技店決済方法は、前記決済情報送信手段は、更に、記録媒体を収納し、金銭価値を受け付けて、受け付けた金銭価値に対応する価値情報を、収納している記録媒体に記録させ、前記遊技店が支払うべき金銭価値として、受け付けた金銭価値を示す債務情報を生成し、生成した債務情報、及び前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債権者を特定する債権者特定情報を前記決済手段へ送信し、前記決済手段は、更に、受信した債権者特定情報から、前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債権者を特定し、特定した債権者を示す債権者情報、及び受信した債務情報を記憶し、記憶してある債権者情報が示す債権者と前記債務者とが等しい場合は、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺し、相殺した後に債務情報が残ったときは、残った債務情報が示す金銭価値を、前記遊技店から前記債権者へ入金させる指示を行い、相殺した後に債権情報が残ったときは、残った債権情報が示す金銭価値を、前記債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行うことを特徴とする。
【0016】
第6発明に係る遊技店決済方法は、遊技者から金銭価値を委託されてある債務者の口座、及び前記遊技店の口座を管理する口座管理手段を更に用い、前記決済情報送信手段は、更に、遊技者を特定する遊技者特定情報を受け付け、受け付けた遊技者特定情報を前記決済手段へ送信し、前記決済手段は、受信した遊技者特定情報、及び前記債権情報が示す金銭価値を前記債務者の口座から前記遊技店の口座へ入金させる指示を、前記口座管理手段へ送信し、前記口座管理手段は、受信した指示に従って、前記遊技者特定情報により特定される遊技者から委託されてある金銭価値のうち、前記債権情報が示す金銭価値を、前記債務者の口座から前記遊技店の口座へ入金させることを特徴とする。
【0017】
第7発明に係る遊技店決済方法は、遊技者の口座、及び前記遊技店の口座を管理する口座管理手段を更に用い、前記決済情報送信手段は、更に、遊技者の口座を特定する口座特定情報を受け付け、受け付けた口座特定情報を前記債務者特定情報として前記決済手段へ送信し、前記決済手段は、受信した口座特定情報により特定される遊技者の口座から前記遊技店の口座へ前記金銭価値を入金させる指示を、前記口座管理手段へ送信し、前記口座管理手段は、受信した指示に従って、前記金銭価値を前記遊技者の口座から前記遊技店の口座へ入金させることを特徴とする。
【0018】
第8発明に係る遊技店決済方法は、前記決済情報送信手段は、更に、金銭の投入を受け付けて、受け付けた金銭に値する量の遊技媒体を貸し出し、貸し出した遊技媒体の対価である金銭価値を算出し、算出した金銭価値を示す債権情報を生成し、生成した前記債権情報、及び該債権情報が決済されていることを示す決済済み情報を前記決済手段へ送信し、前記決済手段は、更に、前記決済済み情報と共に受信した債権情報を記憶することを特徴とする。
【0019】
第9発明に係る遊技店決済システムは、遊技店での遊技のために遊技者へ貸し出した遊技媒体の対価を支払うべき債務を有する債務者と前記遊技店との間で、前記対価の決済を行うシステムであって、決済を行う決済装置と、遊技店にて遊技媒体を貸し出すときに、貸し出す遊技媒体の対価として請求すべき金銭価値を示す債権情報を生成する債権生成手段と、生成した債権情報、及び該債権情報が示す金銭価値の債務者を特定する債務者特定情報を前記決済装置へ送信する送信手段とを備え、前記決済装置は、受信した債権情報が示す金銭価値を、受信した債務者特定情報により特定される債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う入金手段を備えることを特徴とする。
【0020】
第10発明に係る遊技店決済システムは、前記決済装置は、前記遊技店の外部に備えられ、前記遊技店以外の第三者機関によって管理される装置であることを特徴とする。
【0021】
第11発明に係る遊技店決済システムは、価値情報、及び該価値情報に対応する金銭価値の債務者を特定する債務者特定情報を記録している記録媒体を受け付ける手段と、受け付けた記録媒体に記録されてある債務者特定情報を読み込む読込手段と、前記記録媒体に記録されてある価値情報から、貸し出される遊技媒体の対価である価値情報を減算する減算手段とを更に備え、前記債権生成手段は、前記減算手段が減算した価値情報に応じた金銭価値を示す債権情報を生成すべくなしてあり、前記送信手段は、前記読込手段が読み込んだ債務者特定情報を前記決済装置へ送信すべくなしてあり、前記決済装置は、受信した債務者特定情報から、前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債務者を特定する手段を更に備え、前記入金手段は、受信した債権情報が示す金銭価値を、特定した債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行うべくなしてあることを特徴とする。
【0022】
第12発明に係る遊技店決済システムは、遊技者へ販売するために前記遊技店へ配送された前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値を示す債務情報、及び前記金銭価値の債権者を示す債権者情報を記憶する記憶手段を更に備え、前記決済装置は、更に、前記記憶手段が記憶してある債権者情報が示す債権者と前記債務者とが等しい場合は、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺する手段と、相殺した後に債務情報が残ったときは、残った債務情報が示す金銭価値を、前記遊技店から前記債権者へ入金させる指示を行う手段と、相殺した後に債権情報が残ったときは、残った債権情報が示す金銭価値を、前記債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う手段とを備えることを特徴とする。
【0023】
第13発明に係る遊技店決済システムは、金銭価値を受け付け、受け付けた金銭価値に対応する価値情報を記録している記録媒体を排出する手段と、前記遊技店が支払うべき金銭価値として、受け付けた金銭価値を示す債務情報を生成する手段と、生成した債務情報、及び前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債権者を特定する債権者特定情報を前記決済手段へ送信する手段とを更に備え、前記決済装置は、更に、受信した債権者特定情報から、前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債権者を特定する手段と、受信した債務情報、及び特定した債権者を示す債権者情報を記憶する手段と、記憶してある債権者情報が示す債権者と前記債務者とが等しい場合は、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺する手段と、相殺した後に債務情報が残ったときは、残った債務情報が示す金銭価値を、前記遊技店から前記債権者へ入金させる指示を行う手段と、相殺した後に債権情報が残ったときは、残った債権情報が示す金銭価値を、前記債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う手段とを備えることを特徴とする。
【0024】
第14発明に係る遊技店決済システムは、記録媒体を収納する手段と、金銭価値を受け付け、受け付けた金銭価値に対応する価値情報を、収納している記録媒体に記録させる手段と、前記遊技店が支払うべき金銭価値として、受け付けた金銭価値を示す債務情報を生成する手段と、生成した債務情報、及び前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債権者を特定する債権者特定情報を前記決済手段へ送信する手段とを更に備え、前記決済装置は、更に、受信した債権者特定情報から、前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債権者を特定する手段と、受信した債務情報、及び特定した債権者を示す債権者情報を記憶する手段と、記憶してある債権者情報が示す債権者と前記債務者とが等しい場合は、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺する手段と、相殺した後に債務情報が残ったときは、残った債務情報が示す金銭価値を、前記遊技店から前記債権者へ入金させる指示を行う手段と、相殺した後に債権情報が残ったときは、残った債権情報が示す金銭価値を、前記債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う手段とを備えることを特徴とする。
【0025】
第15発明に係る遊技店決済システムは、遊技者から金銭価値を委託されてある債務者の口座、及び前記遊技店の口座を管理し、通信ネットワークを介して前記決済装置に接続された口座管理手段と、遊技者を特定する遊技者特定情報を受け付ける手段と、受け付けた遊技者特定情報を前記決済手段へ送信する手段とを更に備え、前記入金手段は、受信した遊技者特定情報により特定される遊技者から委託されてある金銭価値のうち、前記債権情報が示す金銭価値を、前記債務者の口座から前記遊技店の口座へ入金させる指示を、前記口座管理手段へ送信する手段を備えることを特徴とする。
【0026】
第16発明に係る遊技店決済システムは、遊技者の口座、及び前記遊技店の口座を管理し、通信ネットワークを介して前記決済装置に接続された口座管理手段と、遊技者の口座を特定する口座特定情報を受け付ける手段とを更に備え、前記送信手段は、受け付けた口座特定情報を前記債務者特定情報として前記決済装置へ送信すべくなしてあり、前記入金手段は、受信した口座特定情報により特定される遊技者の口座から前記遊技店の口座へ前記金銭価値を入金させる指示を、前記口座管理手段へ送信する手段を備えることを特徴とする。
【0027】
第17発明に係る遊技店決済システムは、前記債権生成手段及び前記送信手段を備える送受信装置と、金銭の投入を受け付ける金銭受付手段と、受け付けた金銭に値する量の遊技媒体を貸し出す手段と、貸し出した遊技媒体の量を示す貸出量情報を前記送受信装置へ送信する手段とを更に備え、前記送受信装置は、受信した貸出量情報から、貸し出した遊技媒体の対価である金銭価値を算出する算出手段を更に備え、前記債権生成手段は、前記算出手段が算出した金銭価値を示す債権情報を生成すべくなしてあり、前記送信手段は、生成した債権情報、及び該債権情報が決済されていることを示す決済済み情報を前記決済装置へ送信すべくなしてあり、前記決済装置は、更に、前記決済済み情報と共に受信した債権情報を記憶する手段を備えることを特徴とする。
【0028】
第18発明に係る決済装置は、遊技店での遊技のために遊技者へ貸し出した遊技媒体の対価を支払うべき債務を有する債務者と前記遊技店との間で、前記対価の決済を行う装置において、貸し出される遊技媒体の対価として請求すべき金銭価値を示す債権情報、及び該債権情報が示す金銭価値の債務者を特定する債務者特定情報を受信する手段と、受信した債権情報が示す金銭価値を、受信した債務者特定情報により特定される債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う手段とを備えることを特徴とする。
【0029】
第19発明に係る決済装置は、前記遊技店が支払うべき金銭価値を示す債務情報、及び該債務情報が示す金銭価値の債権者を特定する情報を受信する手段と、受信した債務情報、及び受信した前記情報から特定される前記債権者を示す債権者情報を記憶する手段と、記憶してある債権者情報が示す債権者と前記債務者とが等しい場合は、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺する手段と、相殺した後に債務情報が残ったときは、残った債務情報が示す金銭価値を、前記遊技店から前記債権者へ入金させる指示を行う手段と、相殺した後に債権情報が残ったときは、残った債権情報が示す金銭価値を、前記債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う手段とを更に備えることを特徴とする。
【0030】
第20発明に係る送受信装置は、遊技店での遊技のために貸し出された遊技媒体の量を示す貸出量情報を外部から受信する手段と、受信した貸出量情報から、貸し出された遊技媒体の対価である金銭価値を算出する算出手段と、該算出手段が算出した金銭価値を示す債権情報を生成する手段と、生成した債権情報、及び該債権情報が決済されていることを示す決済済み情報を外部へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0031】
第21発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、遊技店での遊技のために遊技者へ貸し出した遊技媒体の対価を支払うべき債務を有する債務者と前記遊技店との間で、前記対価の決済を行わせるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、貸し出される遊技媒体の対価として請求すべき金銭価値を示す債権情報、及び該債権情報が示す金銭価値の債務者を特定する債務者特定情報を受信させる手順と、コンピュータに、受信した債権情報が示す金銭価値を、受信した債務者特定情報により特定される債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行わせる手順とを含むことを特徴とする。
【0032】
第22発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、前記遊技店が支払うべき金銭価値を示す債務情報、及び該債務情報が示す金銭価値の債権者を特定する情報を受信させる手順と、コンピュータに、受信した債務情報、及び受信した前記情報から特定される前記債権者を示す債権者情報を記憶させる手順と、コンピュータに、記憶指定ある債権者及び前記債務者が等しい場合には、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺させる手順と、記憶してある債権者情報が示す債権者と前記債務者とが等しい場合は、コンピュータに、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺させる手順と、相殺した後に債務情報が残ったときは、コンピュータに、残った債務情報が示す金銭価値を、前記遊技店から前記債権者へ入金させる指示を行わせる手順と、相殺した後に債権情報が残ったときは、コンピュータに、残った債権情報が示す金銭価値を、前記債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行わせる手順とを更に含むことを特徴とする。
【0033】
第1、第9、第18、及び第21発明においては、遊技者へ貸し出した遊技媒体の対価の情報として、遊技店が請求すべき金銭価値を示す債権情報を生成し、生成した債権情報に従って、前記金銭価値の債務者から前記金銭価値を遊技店へ入金させる決済の処理を行う。
【0034】
第2及び第11発明においては、価値情報を記録している記録媒体を用い、記録媒体に記録されている価値情報を減算して遊技媒体を貸し出し、減算した価値情報に対応する金銭価値を示す債権情報を生成し、生成した債権情報に従って、記録媒体に記録されている価値情報を保証している記録媒体の発行元などの債務者から、前記金銭価値を遊技店へ入金させる決済の処理を行う。
【0035】
第3、第12、第19及び第22発明においては、遊技店へ配送された記録媒体の対価を示す債務情報を記録しておき、記録媒体の発行元などの、該債務情報の債権者と、遊技媒体の貸出に用いられた記録媒体に係る債務者とが等しい場合に、債務情報と債権情報とを相殺して、残額を決済する。
【0036】
第4及び第13発明においては、価値情報を記録している記録媒体を遊技者へ販売し、販売を委託された記録媒体の販売代金が債務となるため、販売した記録媒体に記録されている価値情報に応じた金銭価値を示す債務情報を生成し、記録媒体の発行元などの、該債務情報の債権者と、遊技媒体の貸出に用いられた記録媒体に係る債務者とが等しい場合に、債務情報と債権情報とを相殺して、残額を決済する。
【0037】
第5及び第14発明においては、価値情報を記録させることが可能な記録媒体を用い、遊技者から受け付けた金銭価値に応じた価値情報を記録媒体に記録させ、受け付けた金銭価値を示す債務情報を生成し、記録媒体の発行元などの、該債務情報の債権者と、遊技媒体の貸出に用いられた記録媒体に係る債務者とが等しい場合に、債務情報と債権情報とを相殺して、残額を決済する。
【0038】
第6及び第15発明においては、決済装置に通信ネットワークを介して接続され、債務者の口座および遊技店の口座を管理する口座管理手段を用い、預かり金として債権者が遊技者から委託されている金銭価値を、債務者の口座から遊技店の口座へ入金させることで、債務者を介したキャッシュレスな債権情報の決済を行う。
【0039】
第7及び第16発明においては、決済装置に通信ネットワークを介して接続され、遊技者の口座および遊技店の口座を管理する口座管理手段を用い、金銭価値を遊技者の口座から遊技店の口座へ入金させることで、キャッシュレスな債権情報の決済を行う。
【0040】
第8、第17及び第20発明においては、遊技者から受け付けた金銭に基づいて遊技媒体を貸し出し、貸し出した遊技媒体の量の情報から貸し出した遊技媒体の対価である金銭価値を算出し、算出した金銭価値を示す債権情報を、決済済みの債権情報として管理する。
【0041】
第10発明においては、決済装置を、遊技店の外部に設けられて、遊技店以外の第三者機関によって管理される装置とすることにより、遊技店以外の機関によって遊技店の会計が管理される。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の遊技店決済システムの構成を示すブロック図である。図中1はパチンコ機またはパチスロ機などの遊技機であり、遊技店Hに複数台設置され、夫々の遊技機1,1,…には遊技媒体貸出装置2,2,…が隣接している。遊技媒体貸出装置2は、隣接する遊技機1に接続されており、本発明に係る記録媒体である遊技カードCに記録されている情報の読み書きを行い、パチンコ玉またはメダル等の遊技媒体の貸出を行う構成となっている。また、遊技店H内には、券売機3が設置されており、券売機3は、遊技カードCを内部に収納し、遊技者から現金の投入を受け付け、受け付けた現金に対応する価値情報を記録している遊技カードCを排出して遊技者へ販売する構成となっている。遊技カードCは、情報を磁気的に記録している磁気カード、又は情報を記憶するICチップを内蔵したICカードとして構成されている。また、遊技カードCは、該遊技カードCのID、又は該遊技カードCの発行元の情報などの、識別情報を記録している。遊技媒体貸出装置2及び券売機3は、遊技店内で中継装置4に接続されており、中継装置4は、遊技店外の通信ネットワークNに接続されている。また、中継装置4には、遊技店内の情報を管理する管理装置5が接続されている。通信ネットワークNには、遊技店以外の第三者機関によって管理されており、サーバ装置を用いてなる決済装置6が接続されている。遊技媒体貸出装置2及び券売機3は、情報を中継装置4へ送信し、中継装置4は、遊技媒体貸出装置2及び券売機3から受信した情報を、通信ネットワークNを介して決済装置6へ送信する。決済装置6は、中継装置4から受信した情報に従って、遊技店Hに係る決済の処理を行う。また、中継装置4は、遊技媒体貸出装置2及び券売機3から受信した情報を管理装置5へ送信し、管理装置5は、受信した情報を記憶する。
【0043】
図2は、遊技カードCの販売の方法を示した概念図である。遊技カードCは、カード会社にて製造され、遊技店Hへ配送される。遊技カードCが磁気カードである場合は、遊技カードCは、貸し出される遊技媒体の対価となる所定の額面の価値情報が記録された状態で製造される。遊技カードCがICカードである場合は、価値情報は無記録の状態で配送される。なお、所定の額面の価値情報が記録された状態でICカードの遊技カードCを配送することとしても良い。遊技店Hでは、券売機3は、遊技者から現金などの金銭価値の支払いを受け付け、受け付けた金銭価値に対応する価値情報が記録された遊技カードCを排出して、遊技カードCを遊技者へ販売する。遊技者が遊技カードCに対して支払った金銭価値は、遊技店Hがカード会社へ支払うべき債務となる。
【0044】
図3は、決済装置6の内部の構成を示したブロック図である。決済装置6は、コンピュータを用いて構成されており、演算を行うCPU61と、演算に伴って発生する一時的な情報を記憶するRAM62と、CD−ROMドライブ等の外部記憶装置63と、ハードディスク等の内部記憶装置64とを備えており、CD−ROM等の記録媒体60から本発明に係るコンピュータプログラム600を外部記憶装置63にて読み取り、読み取ったコンピュータプログラム600を内部記憶装置64に記憶し、RAM62にコンピュータプログラム600をロードし、ロードしたコンピュータプログラム600に基づいて決済装置6に必要な処理を実行する。また、決済装置6は、通信ネットワークNに接続された通信部65を備えており、CPU61は、通信部65を介して通信ネットワークNとの間で情報を交換する。内部記憶装置64は、遊技カードCを識別する本発明に係る識別情報等の、遊技店Hへ配送された遊技カードCに関する情報を記録している配送情報641と、遊技店Hが支払うべき金銭価値を示す債務情報、及び該金銭価値の債権者を示す債権者情報を含む債務管理情報642と、遊技店Hが請求すべき金銭価値を示す債権情報、及び該金銭価値の債務者を示す債務者情報を含む債権管理情報643と、決済の結果を記録する決済管理情報644とを記憶している。
【0045】
前述の如く価値情報が記録された遊技カードCがカード会社から遊技店Hへ配送された時点で、遊技店Hには、配送された遊技カードCに記録されている価値情報に対応する金銭価値をカード会社へ代金として支払う債務が発生する。このとき決済装置6は、内部記憶装置64に、前記金銭価値を示す債務情報、及びカード会社を債権者とする債権者情報を含む債務管理情報642を記録する。また、遊技店Hにて遊技カードCを販売した時点で、債務が発生する方法を用いてもよい。図4は、磁気カードの遊技カードCを販売した時点で債務を発生させる処理の手順を示すフローチャートである。券売機3は、遊技者から現金などの金銭価値を受け付け(S11)、内部に収納している複数の遊技カードCの中から、受け付けた金銭価値に対応する価値情報を記録している遊技カードCを排出して遊技者へ販売し(S12)、受け付けた金銭価値を示す債務情報を生成し(S13)、生成した債務情報、及び該債務情報の債権者を特定する債権者特定情報を中継装置4へ送信する(S14)。中継装置4は、券売機3から受信した情報を中継して、通信ネットワークNを介して決済装置6へ送信する(S15)。決済装置6は、債務情報および債権者特定情報を受信し(S16)、受信した債権者特定情報から、カード会社である前記金銭価値の債権者を特定し(S17)、受信した債務情報と特定した債権者を示す債権者情報とを含む債務管理情報642を内部記憶装置64に記憶する(S18)。
【0046】
遊技カードCがICカードである場合は、遊技カードCを販売した時点で遊技店Hに債務が発生する。図5は、ICカードの遊技カードCを販売して債務を発生させる処理の手順を示すフローチャートである。券売機3は、遊技者から現金などの金銭価値を受け付け(S21)、内部に収納している遊技カードCに、受け付けた金銭価値に対応する価値情報を記録させ(S22)、価値情報を記録させた遊技カードCを排出して遊技者へ販売し(S23)、受け付けた金銭価値を示す債務情報を生成し(S24)、生成した債務情報、及び債権者特定情報を中継装置4へ送信する(S25)。中継装置4は、券売機3から受信した情報を中継して、通信ネットワークNを介して決済装置6へ送信する(S26)。決済装置6は、債務情報および債権者特定情報を受信し(S27)、受信した債権者特定情報から、カード会社である前記金銭価値の債権者を特定し(S28)、受信した債務情報と特定した債権者を示す債権者情報とを含む債務管理情報642を内部記憶装置64に記憶する(S29)。
【0047】
図6は、遊技媒体貸出装置2の構成を示す正面図である。遊技媒体貸出装置2は、カード受付部21を備えており、カード受付部21にて遊技者からの遊技カードCの挿入を受け付け、内部に備えられたリーダライタ部にて遊技カードCに記録されている情報の読み書きを行う。また、遊技媒体貸出装置2は、紙幣受付部22を備え、紙幣受付部22にて遊技者から紙幣の挿入を受け付け、受け付けた紙幣の金銭価値に対応する価値情報をICカードの遊技カードCに記録させる構成となっている。更に、遊技媒体貸出装置2は、テンキー及び表示部などを有する入力部23を備え、貸し出される遊技媒体の量などの情報を遊技者の操作により受け付ける構成となっている。
【0048】
図7及び図8は、遊技媒体を貸し出す処理の手順を示すフローチャートである。遊技媒体貸出装置2は、カード受付部22にICカードである遊技カードCの挿入を受け付け(S301)、受け付けた遊技カードCに記録されている、識別情報を読み込み(S302)、紙幣受付部22に紙幣を挿入されることによる金銭価値の受付を監視する(S303)。紙幣受付部22にて金銭価値を受け付けた場合は(S303:YES)、遊技媒体貸出装置2は、受け付けた金銭価値に対応する価値情報を、受け付けている遊技カードCに記録させ(S304)、受け付けた金銭価値を示す債務情報を生成し(S305)、生成した債務情報、及び本発明の債権者特定情報となる読み込んだ識別情報を中継装置4へ送信する(S306)。中継装置4は、遊技媒体貸出装置2から受信した情報を中継して、通信ネットワークNを介して決済装置6へ送信する(S307)。決済装置6は、債務情報および識別情報を受信し(S308)、受信した識別情報から、カード会社である前記金銭価値の債権者を特定し(S309)、受信した債務情報と特定した債権者を示す債権者情報とを含む債務管理情報642を内部記憶装置64に記憶する(S310)。
【0049】
ステップS306の処理が終了した場合、及びステップS303にて金銭価値を受け付けなかった場合は(S303:NO)、遊技媒体貸出装置2は、入力部23にて遊技者からの入力を受け付けることによる、遊技媒体の貸出量の指定を含む遊技媒体の貸出指示の受付を監視する(S311)。貸出指示を受け受けた場合は(S311:YES)、遊技媒体貸出装置2は、指定された量の遊技媒体の対価である価値情報を、遊技カードCが記録している価値情報から減算し(S312)、遊技媒体を排出するか、又は隣接する遊技機1に遊技媒体の排出を指示する等して、指定された量の遊技媒体を貸し出す(S313)。遊技媒体貸出装置2は、次に、遊技カードCから減算した価値情報に応じた金銭価値を示す債権情報を生成し(S314)、生成した債権情報、及び本発明の債務者特定情報となる読み込んだ識別情報を中継装置4へ送信する(S315)。中継装置4は、遊技媒体貸出装置2から受信した情報を中継して、通信ネットワークNを介して決済装置6へ送信する(S316)。決済装置6は、債権情報および識別情報を受信し(S317)、受信した識別情報から、カード会社である前記金銭価値の債務者を特定し(S318)、受信した債務情報と特定した債務者を示す債権者情報とを含む債権管理情報643を内部記憶装置64に記憶する(S319)。
【0050】
ステップS315の処理が終了した場合、及びステップS311にて遊技媒体の貸出指示を受け付けなかった場合は(S311:NO)、遊技媒体貸出装置2は、入力部23にて遊技者からの入力を受け付けることによる、遊技終了の指示の受付を監視する(S320)。遊技終了の指示を受け付けなかった場合は(S320:NO)、処理をステップS303へ戻し、遊技終了の指示を受け付けた場合は(S320:YES)、受け付けている遊技カードCをカード受付部21から前面へ排出して、遊技カードCを遊技者へ返却し(S321)、処理を終了する。
【0051】
以上の処理では、遊技カードCがICカードである場合について説明しているが、遊技カードCが磁気カードである場合は、遊技媒体貸出装置2は、ステップS303〜S310の処理は行わない。その他の処理は、ICカードの場合と同様である。なお、遊技終了後に遊技カードCに記録されている価値情報が無価値である場合に、遊技カードCを返却せずに遊技媒体貸出装置2が回収する処理を用いてもよい。
【0052】
図9は、決済装置6が行う決済の処理の手順を示すフローチャートである。決済装置6のCPU61は、毎月の所定の日になった等のトリガに従って、コンピュータプログラム600をRAM62にロードし、ロードしたコンピュータプログラム600に従って、内部記憶装置64に記憶してある債務管理情報642及び債権管理情報643をRAM62に読み込み(S41)、債権者情報が示す債権者と債務者情報が示す債務者とが一致する債務情報および債権情報が存在するか否かを判定し(S42)、債権者と債務者とが一致する債務情報および債権情報が存在する場合は(S42:YES)、前記債務情報および前記債権情報が示す金銭価値を相殺する処理を行う(S43)。CPU61は、次に、RAM62にロードしたコンピュータプログラム600に従って、相殺した後に残った残額の金銭価値が債務情報であるか債権情報であるかを判定し(S44)、残額の金銭価値が債務情報であった場合は、振り込みの手続きを行うなどして、債権者情報が示す債権者に対して残額の金銭価値を遊技店Hから支払う処理を行い(S45)、残額の金銭価値が債権情報であった場合は、請求書を発行するなどして、債務者情報が示す債務者から残額の金銭価値を遊技店Hへ入金させる請求処理を行う(S46)。ステップS45若しくはステップS46が終了した後、又はステップS42にて債権者と債務者とが一致する債務情報および債権情報が存在しなかった場合は(S42:NO)、CPU61は、RAM62にロードしたコンピュータプログラム600に従って、債権者と債務者とが一致していない他の債務情報および債権情報について、債務情報が示す金銭価値を遊技店Hから債権者へ支払う処理と、債権情報が示す金銭価値を債務者から遊技店Hへ入金させる処理とを含む決済の処理を行い(S47)、決済処理の内容を記録した決済管理情報644を内部記憶装置64に記憶し(S48)、処理を終了する。
【0053】
本実施の形態においては、本発明の記録媒体として、遊技媒体の対価として処理できる価値情報を記録した遊技カードCを用いる形態を示したが、本発明の記録媒体として、商品の購入または交通機関の利用などの消費活動に利用可能な価値情報を記録した汎用のプリペイドカード等の、価値情報を記録した汎用の記録媒体を用いる形態であってもよい。汎用の記録媒体を用いる形態の場合は、遊技店Hには債務は発生せず、遊技媒体貸出装置2は、汎用の記録媒体を受け付け、受け付けた記録媒体に記録されている価値情報を減算して遊技媒体を貸し出し、減算した価値情報に対応する金銭価値を示す債権情報を生成し、決済装置6は、汎用の記録媒体の発行元である債務者を特定して、特定した債務者から債権情報が示す金銭価値を遊技店Hへ入金させる決済の処理を行う。
【0054】
また、本実施の形態においては、決済の処理を決済装置6にて行う形態を示したが、遊技店H内に設けられた管理装置5にて決済の処理を行う形態であっても良い。
【0055】
以上詳述した如く、本発明においては、価値情報を記録した記録媒体を用い、記録媒体に対して遊技者から支払われた金銭価値を、遊技店が債権者に支払うべき債務情報とし、貸し出した遊技媒体の対価として記録媒体から減算した価値情報に対応する金銭価値を、遊技店が債務者に請求すべき債権情報とし、債務情報と債権情報とを用いて決済を行うことにより、使用する記録媒体の種類に関わらずに統一した決済が可能となる。また、カード会社が発行する遊技カードCを記録媒体として販売し、該遊技カードCに記録された価値情報に基づいて遊技媒体を貸し出す場合など、債務者と債権者とが一致する場合に、債権情報と債務情報とを相殺することにより、決済の処理を簡易化することができる。更に、決済装置6を、遊技店以外の第三者機関によって管理される装置とすることにより、遊技店以外の第三者機関によって遊技店の会計を管理することが容易となる。
【0056】
(実施の形態2)
図10は、実施の形態2に係る遊技店決済システムの構成を示すブロック図である。実施の形態2では、金銭に基づいて遊技媒体を貸し出す場合についても統一して決済を行う。遊技店Hには、実施の形態1での構成に加えて、金銭を受け付けて遊技媒体を貸し出す金銭受付装置7、及び金銭受付装置7と中継装置4とに接続された送受信装置8が備えられている。金銭受付装置7は、隣接する遊技機1に接続されており、現金である金銭を受け付け、受け付けた金銭に従って遊技媒体を遊技機1に対して排出、情報を送受信装置8へ送信する構成となっている。
【0057】
図11は、実施の形態2に係る遊技媒体の貸し出しの処理および決済の処理の手順を示すフローチャートである。金銭受付装置7は、遊技者から現金などの金銭を受け付け(S501)、受け付けた金銭に値する量の遊技媒体を遊技機1に対して排出して、遊技媒体を貸し出し(S502)、貸し出した遊技媒体の量を示す貸出量情報を送受信装置8へ送信する(S503)。送受信装置8は、金銭受付装置7から貸出量情報を受信し(S504)、受信した貸出量情報から、貸し出した遊技媒体の対価である金銭価値を算出し(S505)、算出した金銭価値を示す債権情報を生成し(S506)、生成した債権情報、及び該債権情報が決済されていることを示す決済済み情報を中継装置4へ送信する(S507)。中継装置4は、金銭受付装置7から受信した情報を中継して、通信ネットワークNを介して決済装置6へ送信する(S508)。決済装置6は、債務情報および決済済み情報を受信し(S509)、受信した債務情報および決済済み情報を含む決済管理情報644を内部記憶装置64に記憶する(S510)。
【0058】
以上示した如く、本実施の形態においては、実施の形態1に示した処理に加えて、金銭価値を用いて貸し出した遊技媒体の量を、送受信装置8にて債権情報に変換して決済を管理する処理を行う。
【0059】
以上詳述した如く、本実施の形態においては、現金などの金銭を受け付けて直接に遊技媒体を貸し出す遊技機についても、貸し出した遊技媒体の量を示す貸出量情報から、貸し出した遊技媒体の対価である金銭価値を算出し、算出した金銭価値を示す債権情報を決済済みの債権情報として決済装置が記憶することにより、記録媒体を用いた場合と同様に債権情報に基づいて統一した決済を行うことが可能となり、遊技店の会計が明瞭となる。
【0060】
(実施の形態3)
図12は、実施の形態3に係る遊技店決済システムの構成を示すブロック図である。実施の形態3では、オンラインでの決済を行う場合についても、統一して決済を管理する。遊技店決済システムは、実施の形態2での構成に加えて、通信ネットワークNに、銀行又はクレジットカード会社のオンラインネットワーク等の、口座を管理する口座管理手段9が接続されている。口座管理手段9は、遊技店口座と、銀行又はクレジットカード会社等、遊技者から金銭価値を委託されて、該金銭価値の支払いを請け負う債務者が利用する口座である債務者口座とを管理している。本実施の形態に係る遊技店決済システムでは、口座間で金銭価値の入出金を行って、キャッシュレスでの遊技媒体の貸出をも可能にする構成となっている。
【0061】
図13は、実施の形態3に係る遊技媒体の貸し出しの処理および決済の処理の手順を示すフローチャートである。遊技媒体貸出装置2は、クレジットカード又はデビットカード等の債務者口座及び遊技者に係る情報を記録している記録媒体を受け付ける、又は入力部23にて遊技者の操作により前記情報を受け付ける等して、債務者口座及び遊技者を特定する遊技者特定情報を遊技者から受け付け(S601)、遊技者の操作により、遊技媒体の貸出量の指定を含む遊技媒体の貸出指示を入力部23にて受け付け(S602)、指定された量の遊技媒体を貸し出し(S603)、貸し出した遊技媒体の対価である金銭価値を示す債権情報を生成し(S604)、生成した債権情報、及び受け付けた遊技者特定情報を中継装置4へ送信する(S605)。中継装置4は、遊技媒体貸出装置2から受信した情報を中継して、通信ネットワークNを介して決済装置6へ送信する(S606)。決済装置6は、債権情報および遊技者特定情報を受信し(S607)、遊技者情報から特定される債務者口座から遊技店口座へ債権情報が示す金銭価値を入金させる口座決済の指示を口座管理手段9へ通信ネットワークNを介して送信する(S608)。口座管理手段9は、口座決済の指示を受信し(S609)、銀行又はクレジットカード会社などの口座である債務者口座から遊技店口座へ、遊技者から委託されている金銭価値の中から前記金銭価値を入金させる支払い処理を行い(S610)、オンラインでの決済が終了したことを示す決済済み情報を通信ネットワークNを介して決済装置6へ送信する(S611)。決済装置6は、決済済み情報を受信し(S612)、前記債権情報および受信した決済済み情報を含む決済管理情報644を内部記憶装置64に記憶する(S613)。
【0062】
本実施の形態においては、遊技者から遊技店Hへ金銭価値を入金する際に債権者口座から入金する方法を示したが、これに限る物ではなく、口座管理手段9が遊技者の口座である遊技者口座を更に管理し、遊技者口座から遊技店口座へ直接に金銭価値を入金させる処理を行う方法を用いてもよい。
【0063】
以上詳述した如く、通信ネットワークを利用したキャッシュレスな決済を行う場合についても、記録媒体および金銭を用いた場合と同様に債権情報に基づいて統一した決済を行うことが可能となり、遊技店の会計が明瞭となる。
【0064】
【発明の効果】
第1、第9、第18、及び第21発明においては、遊技者へ貸し出した遊技媒体の対価の情報として、遊技店が請求すべき金銭価値を示す債権情報を生成し、生成した債権情報に従って、前記金銭価値の債務者から前記金銭価値を遊技店へ入金させる決済の処理を行うことにより、遊技媒体を貸し出す方法に関わらずに統一した決済が可能となる。
【0065】
第2及び第11発明においては、価値情報を記録している記録媒体を用い、記録媒体に記録されている価値情報を減算して遊技媒体を貸し出し、減算した価値情報に対応する金銭価値を示す債権情報を生成し、生成した債権情報に従って、記録媒体に記録されている価値情報を保証している記録媒体の発行元などの債務者から、前記金銭価値を遊技店へ入金させる決済の処理を行うことにより、使用する記録媒体の種類に関わらずに統一した決済が可能となる。
【0066】
第3、第12、第19及び第22発明においては、遊技店へ配送された記録媒体の対価を示す債務情報を記録しておき、記録媒体の発行元などの、該債務情報の債権者と、遊技媒体の貸出に用いられた記録媒体に係る債務者とが等しい場合に、債務情報と債権情報とを相殺して、残額を決済することにより、決済の処理を簡易化することができる。
【0067】
第4及び第13発明においては、価値情報を記録している記録媒体を遊技者へ販売し、販売を委託された記録媒体の販売代金が債務となるため、販売した記録媒体に記録されている価値情報に応じた金銭価値を示す債務情報を生成し、記録媒体の発行元などの、該債務情報の債権者と、遊技媒体の貸出に用いられた記録媒体に係る債務者とが等しい場合に、債務情報と債権情報とを相殺して、残額を決済することにより、決済の処理を簡易化することができる。
【0068】
第5及び第14発明においては、価値情報を記録させることが可能な記録媒体を用い、遊技者から受け付けた金銭価値に応じた価値情報を記録媒体に記録させ、受け付けた金銭価値を示す債務情報を生成し、記録媒体の発行元などの、該債務情報の債権者と、遊技媒体の貸出に用いられた記録媒体に係る債務者とが等しい場合に、債務情報と債権情報とを相殺して、残額を決済することにより、決済の処理を簡易化することができる。
【0069】
第6及び第15発明においては、決済装置に通信ネットワークを介して接続され、債務者の口座および遊技店の口座を管理する口座管理手段を用い、預かり金として債権者が遊技者から委託されている金銭価値を、債務者の口座から遊技店の口座へ入金させることで、債務者を介したキャッシュレスな債権情報の決済を行うことにより、記録媒体を用いた場合と同様に債権情報に基づいて統一した決済を行うことが可能となり、遊技店の会計が明瞭となる。
【0070】
第7及び第16発明においては、決済装置に通信ネットワークを介して接続され、遊技者の口座および遊技店の口座を管理する口座管理手段を用い、金銭価値を遊技者の口座から遊技店の口座へ入金させることで、キャッシュレスな債権情報の決済を行うことにより、記録媒体を用いた場合と同様に債権情報に基づいて統一した決済を行うことが可能となり、遊技店の会計が明瞭となる。
【0071】
第8、第17及び第20発明においては、遊技者から受け付けた金銭に基づいて遊技媒体を貸し出し、貸し出した遊技媒体の量の情報から貸し出した遊技媒体の対価である金銭価値を算出し、算出した金銭価値を示す債権情報を、決済済みの債権情報として管理することにより、記録媒体を用いた場合と同様に債権情報に基づいて統一した決済を行うことが可能となり、遊技店の会計が明瞭となる。
【0072】
第10発明においては、決済装置を、遊技店の外部に設けられて、遊技店以外の第三者機関によって管理される装置とすることにより、遊技店以外の第三者機関によって遊技店の会計を管理することが容易となる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技店決済システムの構成を示すブロック図である。
【図2】遊技カードの販売の方法を示した概念図である。
【図3】決済装置の内部の構成を示したブロック図である。
【図4】磁気カードの遊技カードを販売した時点で債務を発生させる処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】ICカードの遊技カードを販売して債務を発生させる処理の手順を示すフローチャートである。
【図6】遊技媒体貸出装置の構成を示す正面図である。
【図7】遊技媒体を貸し出す処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】遊技媒体を貸し出す処理の手順を示すフローチャートである。
【図9】決済装置が行う決済の処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】実施の形態2に係る遊技店決済システムの構成を示すブロック図である。
【図11】実施の形態2に係る遊技媒体の貸し出しの処理および決済の処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】実施の形態3に係る遊技店決済システムの構成を示すブロック図である。
【図13】実施の形態3に係る遊技媒体の貸し出しの処理および決済の処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技機
2 遊技媒体貸出装置
3 券売機
4 中継装置
5 管理装置
6 決済装置
7 金銭受付装置
8 送受信装置
9 口座管理手段
C 遊技カード(記録媒体)
N 通信ネットワーク

Claims (22)

  1. 決済を行う決済手段と、該決済手段へ決済に係る情報を送信する決済情報送信手段とを用いて、遊技店での遊技のために遊技者へ貸し出した遊技媒体の対価を支払うべき債務を有する債務者と前記遊技店との間で、前記対価の決済を行う方法であって、
    前記決済情報送信手段は、
    遊技店にて遊技媒体を貸し出すときに、貸し出す遊技媒体の対価として請求すべき金銭価値を示す債権情報を生成し、
    生成した債権情報、及び該債権情報が示す金銭価値の債務者を特定する債務者特定情報を前記決済手段へ送信し、
    前記決済手段は、
    受信した債権情報が示す金銭価値を、受信した債務者特定情報により特定される債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う
    ことを特徴とする遊技店決済方法。
  2. 前記決済情報送信手段は、更に、
    価値情報、及び該価値情報に対応する金銭価値の債務者を特定する債務者特定情報を記録している記録媒体を受け付け、
    受け付けた記録媒体に記録されてある債務者特定情報を読み込み、
    前記記録媒体に記録されてある価値情報から、貸し出される遊技媒体の対価である価値情報を減算し、
    減算した価値情報に応じた金銭価値を示す債権情報を生成し、
    読み込んだ債務者特定情報を前記決済手段へ送信し、
    前記決済手段は、
    受信した債務者特定情報から、前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債務者を特定し、
    受信した債権情報が示す金銭価値を、特定した債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技店決済方法。
  3. 遊技者へ販売するために前記遊技店へ配送された前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値を示す債務情報、及び前記金銭価値の債権者を示す債権者情報を記憶する記憶手段を更に用い、
    前記決済手段は、更に、
    前記記憶手段が記憶してある債権者情報が示す債権者と前記債務者とが等しい場合は、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺し、
    相殺した後に債務情報が残ったときは、残った債務情報が示す金銭価値を、前記遊技店から前記債権者へ入金させる指示を行い、
    相殺した後に債権情報が残ったときは、残った債権情報が示す金銭価値を、前記債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の遊技店決済方法。
  4. 前記決済情報送信手段は、更に、
    金銭価値を受け付け、受け付けた金銭価値に対応する価値情報を記録している記録媒体を排出し、
    前記遊技店が支払うべき金銭価値として、受け付けた金銭価値を示す債務情報を生成し、
    生成した債務情報、及び前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債権者を特定する債権者特定情報を前記決済手段へ送信し、
    前記決済手段は、更に、
    受信した債権者特定情報から、前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債権者を特定し、
    特定した債権者を示す債権者情報、及び受信した債務情報を記憶し、
    記憶してある債権者情報が示す債権者と前記債務者とが等しい場合は、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺し、
    相殺した後に債務情報が残ったときは、残った債務情報が示す金銭価値を、前記遊技店から前記債権者へ入金させる指示を行い、
    相殺した後に債権情報が残ったときは、残った債権情報が示す金銭価値を、前記債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の遊技店決済方法。
  5. 前記決済情報送信手段は、更に、
    記録媒体を収納し、金銭価値を受け付けて、受け付けた金銭価値に対応する価値情報を、収納している記録媒体に記録させ、
    前記遊技店が支払うべき金銭価値として、受け付けた金銭価値を示す債務情報を生成し、
    生成した債務情報、及び前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債権者を特定する債権者特定情報を前記決済手段へ送信し、
    前記決済手段は、更に、
    受信した債権者特定情報から、前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債権者を特定し、
    特定した債権者を示す債権者情報、及び受信した債務情報を記憶し、
    記憶してある債権者情報が示す債権者と前記債務者とが等しい場合は、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺し、
    相殺した後に債務情報が残ったときは、残った債務情報が示す金銭価値を、前記遊技店から前記債権者へ入金させる指示を行い、
    相殺した後に債権情報が残ったときは、残った債権情報が示す金銭価値を、前記債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の遊技店決済方法。
  6. 遊技者から金銭価値を委託されてある債務者の口座、及び前記遊技店の口座を管理する口座管理手段を更に用い、
    前記決済情報送信手段は、更に、
    遊技者を特定する遊技者特定情報を受け付け、
    受け付けた遊技者特定情報を前記決済手段へ送信し、
    前記決済手段は、受信した遊技者特定情報、及び前記債権情報が示す金銭価値を前記債務者の口座から前記遊技店の口座へ入金させる指示を、前記口座管理手段へ送信し、
    前記口座管理手段は、
    受信した指示に従って、前記遊技者特定情報により特定される遊技者から委託されてある金銭価値のうち、前記債権情報が示す金銭価値を、前記債務者の口座から前記遊技店の口座へ入金させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技店決済方法。
  7. 遊技者の口座、及び前記遊技店の口座を管理する口座管理手段を更に用い、
    前記決済情報送信手段は、更に、
    遊技者の口座を特定する口座特定情報を受け付け、
    受け付けた口座特定情報を前記債務者特定情報として前記決済手段へ送信し、
    前記決済手段は、
    受信した口座特定情報により特定される遊技者の口座から前記遊技店の口座へ前記金銭価値を入金させる指示を、前記口座管理手段へ送信し、
    前記口座管理手段は、
    受信した指示に従って、前記金銭価値を前記遊技者の口座から前記遊技店の口座へ入金させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技店決済方法。
  8. 前記決済情報送信手段は、更に、
    金銭の投入を受け付けて、受け付けた金銭に値する量の遊技媒体を貸し出し、
    貸し出した遊技媒体の対価である金銭価値を算出し、
    算出した金銭価値を示す債権情報を生成し、
    生成した前記債権情報、及び該債権情報が決済されていることを示す決済済み情報を前記決済手段へ送信し、
    前記決済手段は、更に、
    前記決済済み情報と共に受信した債権情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技店決済方法。
  9. 遊技店での遊技のために遊技者へ貸し出した遊技媒体の対価を支払うべき債務を有する債務者と前記遊技店との間で、前記対価の決済を行うシステムであって、
    決済を行う決済装置と、
    遊技店にて遊技媒体を貸し出すときに、貸し出す遊技媒体の対価として請求すべき金銭価値を示す債権情報を生成する債権生成手段と、
    生成した債権情報、及び該債権情報が示す金銭価値の債務者を特定する債務者特定情報を前記決済装置へ送信する送信手段とを備え、
    前記決済装置は、
    受信した債権情報が示す金銭価値を、受信した債務者特定情報により特定される債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う入金手段を備える
    ことを特徴とする遊技店決済システム。
  10. 前記決済装置は、前記遊技店の外部に備えられ、前記遊技店以外の第三者機関によって管理される装置であることを特徴とする請求項9に記載の遊技店決済システム。
  11. 価値情報、及び該価値情報に対応する金銭価値の債務者を特定する債務者特定情報を記録している記録媒体を受け付ける手段と、
    受け付けた記録媒体に記録されてある債務者特定情報を読み込む読込手段と、前記記録媒体に記録されてある価値情報から、貸し出される遊技媒体の対価である価値情報を減算する減算手段とを更に備え、
    前記債権生成手段は、前記減算手段が減算した価値情報に応じた金銭価値を示す債権情報を生成すべくなしてあり、
    前記送信手段は、前記読込手段が読み込んだ債務者特定情報を前記決済装置へ送信すべくなしてあり、
    前記決済装置は、
    受信した債務者特定情報から、前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債務者を特定する手段を更に備え、
    前記入金手段は、受信した債権情報が示す金銭価値を、特定した債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行うべくなしてある
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の遊技店決済システム。
  12. 遊技者へ販売するために前記遊技店へ配送された前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値を示す債務情報、及び前記金銭価値の債権者を示す債権者情報を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記決済装置は、更に、
    前記記憶手段が記憶してある債権者情報が示す債権者と前記債務者とが等しい場合は、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺する手段と、
    相殺した後に債務情報が残ったときは、残った債務情報が示す金銭価値を、前記遊技店から前記債権者へ入金させる指示を行う手段と、
    相殺した後に債権情報が残ったときは、残った債権情報が示す金銭価値を、前記債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う手段と
    を備えることを特徴とする請求項11に記載の遊技店決済システム。
  13. 金銭価値を受け付け、受け付けた金銭価値に対応する価値情報を記録している記録媒体を排出する手段と、
    前記遊技店が支払うべき金銭価値として、受け付けた金銭価値を示す債務情報を生成する手段と、
    生成した債務情報、及び前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債権者を特定する債権者特定情報を前記決済手段へ送信する手段とを更に備え、
    前記決済装置は、更に、
    受信した債権者特定情報から、前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債権者を特定する手段と、
    受信した債務情報、及び特定した債権者を示す債権者情報を記憶する手段と、記憶してある債権者情報が示す債権者と前記債務者とが等しい場合は、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺する手段と、
    相殺した後に債務情報が残ったときは、残った債務情報が示す金銭価値を、前記遊技店から前記債権者へ入金させる指示を行う手段と、
    相殺した後に債権情報が残ったときは、残った債権情報が示す金銭価値を、前記債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う手段と
    を備えることを特徴とする請求項11に記載の遊技店決済システム。
  14. 記録媒体を収納する手段と、
    金銭価値を受け付け、受け付けた金銭価値に対応する価値情報を、収納している記録媒体に記録させる手段と、
    前記遊技店が支払うべき金銭価値として、受け付けた金銭価値を示す債務情報を生成する手段と、
    生成した債務情報、及び前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債権者を特定する債権者特定情報を前記決済手段へ送信する手段とを更に備え、
    前記決済装置は、更に、
    受信した債権者特定情報から、前記記録媒体に記録されている価値情報に対応する金銭価値の債権者を特定する手段と、
    受信した債務情報、及び特定した債権者を示す債権者情報を記憶する手段と、記憶してある債権者情報が示す債権者と前記債務者とが等しい場合は、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺する手段と、
    相殺した後に債務情報が残ったときは、残った債務情報が示す金銭価値を、前記遊技店から前記債権者へ入金させる指示を行う手段と、
    相殺した後に債権情報が残ったときは、残った債権情報が示す金銭価値を、前記債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う手段と
    を備えることを特徴とする請求項11に記載の遊技店決済システム。
  15. 遊技者から金銭価値を委託されてある債務者の口座、及び前記遊技店の口座を管理し、通信ネットワークを介して前記決済装置に接続された口座管理手段と、
    遊技者を特定する遊技者特定情報を受け付ける手段と、
    受け付けた遊技者特定情報を前記決済手段へ送信する手段とを更に備え、
    前記入金手段は、受信した遊技者特定情報により特定される遊技者から委託されてある金銭価値のうち、前記債権情報が示す金銭価値を、前記債務者の口座から前記遊技店の口座へ入金させる指示を、前記口座管理手段へ送信する手段を備える
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の遊技店決済システム。
  16. 遊技者の口座、及び前記遊技店の口座を管理し、通信ネットワークを介して前記決済装置に接続された口座管理手段と、
    遊技者の口座を特定する口座特定情報を受け付ける手段とを更に備え、
    前記送信手段は、受け付けた口座特定情報を前記債務者特定情報として前記決済装置へ送信すべくなしてあり、
    前記入金手段は、
    受信した口座特定情報により特定される遊技者の口座から前記遊技店の口座へ前記金銭価値を入金させる指示を、前記口座管理手段へ送信する手段を備える
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の遊技店決済システム。
  17. 前記債権生成手段及び前記送信手段を備える送受信装置と、
    金銭の投入を受け付ける金銭受付手段と、
    受け付けた金銭に値する量の遊技媒体を貸し出す手段と、
    貸し出した遊技媒体の量を示す貸出量情報を前記送受信装置へ送信する手段とを更に備え、
    前記送受信装置は、
    受信した貸出量情報から、貸し出した遊技媒体の対価である金銭価値を算出する算出手段を更に備え、
    前記債権生成手段は、前記算出手段が算出した金銭価値を示す債権情報を生成すべくなしてあり、
    前記送信手段は、生成した債権情報、及び該債権情報が決済されていることを示す決済済み情報を前記決済装置へ送信すべくなしてあり、
    前記決済装置は、更に、
    前記決済済み情報と共に受信した債権情報を記憶する手段を備える
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の遊技店決済システム。
  18. 遊技店での遊技のために遊技者へ貸し出した遊技媒体の対価を支払うべき債務を有する債務者と前記遊技店との間で、前記対価の決済を行う装置において、
    貸し出される遊技媒体の対価として請求すべき金銭価値を示す債権情報、及び該債権情報が示す金銭価値の債務者を特定する債務者特定情報を受信する手段と、
    受信した債権情報が示す金銭価値を、受信した債務者特定情報により特定される債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う手段と
    を備えることを特徴とする決済装置。
  19. 前記遊技店が支払うべき金銭価値を示す債務情報、及び該債務情報が示す金銭価値の債権者を特定する情報を受信する手段と、
    受信した債務情報、及び受信した前記情報から特定される前記債権者を示す債権者情報を記憶する手段と、
    記憶してある債権者情報が示す債権者と前記債務者とが等しい場合は、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺する手段と、
    相殺した後に債務情報が残ったときは、残った債務情報が示す金銭価値を、前記遊技店から前記債権者へ入金させる指示を行う手段と、
    相殺した後に債権情報が残ったときは、残った債権情報が示す金銭価値を、前記債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行う手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項18に記載の決済装置。
  20. 遊技店での遊技のために貸し出された遊技媒体の量を示す貸出量情報を外部から受信する手段と、
    受信した貸出量情報から、貸し出された遊技媒体の対価である金銭価値を算出する算出手段と、
    該算出手段が算出した金銭価値を示す債権情報を生成する手段と、
    生成した債権情報、及び該債権情報が決済されていることを示す決済済み情報を外部へ送信する手段と
    を備えることを特徴とする送受信装置。
  21. コンピュータに、遊技店での遊技のために遊技者へ貸し出した遊技媒体の対価を支払うべき債務を有する債務者と前記遊技店との間で、前記対価の決済を行わせるコンピュータプログラムにおいて、
    コンピュータに、貸し出される遊技媒体の対価として請求すべき金銭価値を示す債権情報、及び該債権情報が示す金銭価値の債務者を特定する債務者特定情報を受信させる手順と、
    コンピュータに、受信した債権情報が示す金銭価値を、受信した債務者特定情報により特定される債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行わせる手順と
    を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
  22. コンピュータに、前記遊技店が支払うべき金銭価値を示す債務情報、及び該債務情報が示す金銭価値の債権者を特定する情報を受信させる手順と、
    コンピュータに、受信した債務情報、及び受信した前記情報から特定される前記債権者を示す債権者情報を記憶させる手順と、
    コンピュータに、記憶指定ある債権者及び前記債務者が等しい場合には、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺させる手順と、
    記憶してある債権者情報が示す債権者と前記債務者とが等しい場合は、コンピュータに、記憶してある債務情報及び前記債権情報が示す金銭価値を相殺させる手順と、
    相殺した後に債務情報が残ったときは、コンピュータに、残った債務情報が示す金銭価値を、前記遊技店から前記債権者へ入金させる指示を行わせる手順と、相殺した後に債権情報が残ったときは、コンピュータに、残った債権情報が示す金銭価値を、前記債務者から前記遊技店へ入金させる指示を行わせる手順と
    を更に含むことを特徴とする請求項21に記載のコンピュータプログラム。
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