JP2005198838A - 遊技場システム、遊技媒体貸出機、管理コンピュータ、遊技データ管理方法及び遊技データ管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 貸出機20のカード挿入口22に挿入されたカードからカード識別データが読み取られる。次いで、現金投入口21に投入された現金の金種が識別され投入金額が記憶される。さらに、遊技媒体の貸出金額が記憶される。カード返却の際、演算部39で、投入金額と貸出金額にもとづいて残金額が算出され、さらに当日精算貯玉数が算出されて管理コンピュータ50へ送信される。管理コンピュータ50の記憶部51で、当日精算貯玉数が記憶される。
【選択図】 図6
Description
カード発行機は、現金が投入され、金額選択ボタンが押されると、その選択された金額と同じ金額を記憶したプリペイドカードを発行する。
この遊技媒体貸出機は、遊技者によりプリペイドカードが挿入されると、この挿入されたプリペイドカードに記憶されている金額の範囲内に応じた量(あるいは、入力キーにより指定された量)の遊技媒体を払い出す装置である。この遊技媒体貸出機は、近年では、遊技機と遊技機との間にいわゆる台間機として設置されることが多い。
遊技者がカードを購入し(又は、カードに入金し)、その一部の金額のみ遊技媒体の貸し出しに使用し、大当たりが出るなどして、そのカードに未使用分が残った場合、遊技者は、そのカードの購入当日(又は、カードへの入金当日)に限り、その未使用分を精算機により現金に精算できる。
会員用カードは、会員登録した遊技者に対して発行される登録証であり、通常、会員番号や店番号などが記録されている。そして、会員登録を受けた遊技者に関するデータ(会員データ)が、管理コンピュータで管理されている。
遊技者により獲得された遊技媒体は、遊技媒体計数機で計数されると、貯玉として蓄積(ストック、保管)しておくことができる。そして、後日、その貯玉を用いて遊技することが可能となっている(再プレイ)。
たとえば、投入された現金をカードに課金する貸玉機と、課金されたカードが挿入され遊技媒体の数量が入力されると、その入力された数量の遊技媒体を払い出す台間貸出機と、遊技者により獲得された遊技媒体の数量を計数する遊技媒体計数機と、それら貸玉機,台間貸出機,計数機から所定のデータを受信・収集する管理コンピュータとを有した遊技場システムがある(例えば、特許文献1参照。)。
このため、そのシステム管理費を削減できるとすれば、支出されるランニングコストの大幅な減額が可能となり、遊技ホール側の大きなメリットとなる。
ところが、従来の遊技場システム(特に、管理コンピュータ)で現金の管理が行われている以上(つまり、遊技媒体貸出機やカード発行機等と管理コンピュータとの間で、現金に関するデータのやりとりが行われている以上)、遊技ホール側には、その遊技場システムを第三者管理会社に管理させる義務が生じ、ひいては高額なシステム管理費の支出を余儀なくされる状況にあった。
そこで、遊技ホール側としては、従来の遊技場システムで提供していたサービスをそのまま提供可能としながらも、管理コンピュータでの現金管理をなくしてシステム管理費の削減を可能とするシステムの構築を求めていた。
このように、現金による遊技であっても、管理コンピュータでは再プレイとして処理されるため、データ管理に不都合が生じていた。
現金の未使用分を貸玉貯玉とし、この貸玉貯玉の全部又は一部を景品に交換した場合において、この景品分の貯玉に相当する金額を割数(景品金額/売上金額)の景品金額に含めてしまうと、その現金貯玉は遊技結果の貯玉ではないため、営業の割数計算に入れるべきではなかった。
さらに、景品分の貯玉に相当する金額を景品金額に含め、かつ、貸玉貯玉に相当する金額を売上金額に含めて割数を算出した場合は、割数が低下してしまい、釘調整に必要な割数の算出が困難となっていた。
そこで、このような事態を回避して割数を正確に算出することのできる技術の提案が求められていた。
ところが、貸玉貯玉は、投入された現金で当日遊技を行うための管理上の貯玉であった。このため、前日以前に蓄積した貯玉で遊技する再プレイとは異なるものであり、管理上問題があった。
遊技場システムをこのような構成とすると、お釣りを貯玉で精算できる。つまり、投入された現金の金額から遊技媒体の貸出金額を減額して残金を求め、この残金を遊技媒体貸出単価で除算して得られた値を貯玉として記憶しておく。これにより、お釣り分については貯玉として景品に交換することができる。
なお、本発明において「精算貯玉」とは、投入金額から貸出金額を減算し、この差(残金)を遊技媒体貸出単価で除算して得た値(当日精算貯玉)を貸出単価と等価価値の貯玉とすることをいう。
現金による遊技が行われる場合、遊技媒体貸出機においては、カードが返却されるまでは、投入金額や貸出金額が記憶(蓄積)され、その返却時には、それら投入金額や貸出金額にもとづいて貯玉分(当日精算貯玉数)が算出されて管理コンピュータへ送信される。
このように、遊技媒体貸出機と管理コンピュータとの間では現金データのやりとりがなく、しかも、管理コンピュータでは現金データの管理がなされないため、その遊技場システムを第三者管理会社に管理させる必要がなくなる。このことから、遊技ホール側は、高額のシステム管理費を第三者管理会社に支払う必要がなくなり、ランニングコストを大幅に削減できる。
このため、現金による遊技と貯玉による遊技とを一枚のカード(遊技媒体貸出機に挿入されたカード)で行うことができる。これにより、従来の遊技場システムが提供していたサービスをそのまま遊技者に提供できる。
さらに、お釣りが貯玉で精算されることで従来の精算機がいらなくなるため、遊技者は、遊技が終わってカウンタへ行くと、獲得した遊技媒体の数量に相当する景品を受け取るとともに、そのカウンタでお釣りに相当する景品を受け取ることができる。つまり、遊技者にとっては、カウンタで景品を受け取って一箇所で交換できることから、精算機にもカウンタにも両方行くという手間を省くことができる。
このように、遊技媒体貸出機と管理コンピュータとの間で送受信されるデータは現金に関するものではなく、しかも管理コンピュータで記憶・管理されるデータも現金に関するものではないため、遊技ホール側は、その遊技場システムを第三者管理会社に管理させる必要がなくなり、システム管理費を削減できる。
遊技場システムをこのような構成とすれば、会員登録とは別に、ビジタ用カードによる登録が可能となる。このため、そのビジタ用カードによる高額紙幣を使用した遊技も可能となり、遊技者へのサービス向上を図ることができる。
そして、ビジタ用カードの使用者に対するサービスの向上により、そのビジタ用カードの利用者の増加を見込むことができ、しかも、景品交換時等において、会員募集を行うことができるため、集客効果を期待できる。
遊技場システムをこのような構成とすると、ビジタである遊技者(会員登録していない遊技者)が会員登録をしたい場合には、ビジタ用カードを用い、かつ、表示機上で所定の操作を行うことで、その登録を受けることができる。
遊技場システムをこのような構成とすれば、管理コンピュータは、種々のデータを貯玉で管理できる。つまり、管理コンピュータにおいては、入金金額や投入金額など現金をそのまま示すデータが管理されなくなる。したがって、遊技ホール側は、その管理コンピュータを含む遊技場システムを第三者管理会社に管理させる必要がなくなり、高額のランニングコストの支出を抑制できる。
しかも、遊技媒体の貸出時と精算時とで換金率が異なる場合に、それら換金率にもとづき個別に処理できる。ただし、それら換金率が同じ場合は、「当日精算貯玉数」と「当日外精算貯玉数」とを分けることなく「精算貯玉数」として一律管理することもできる。
遊技場システムをこのような構成とすると、釘調整に必要な割数を正確に算出できる。
そこで、割数の計算に貸玉貯玉又は景品交換分を双方とも含めないことで、景品金額が真に売上金額に対するものとなるため、釘調整に必要な割数を正確に算出できる。
なお、税法上、貸玉貯玉や景品交換分を売上金額や景品金額に含めて算出された割数を売上とすることもあるため、これを「現金管理に必要な割数」とし、「釘調整に必要な割数」とともに管理することが望ましい。
遊技場システムをこのような構成とすれば、当日精算貯玉数の数量に相当する金額が、再プレイ売上ではなく現金売上として処理されるため、補正売上が発生しない。このため、管理コンピュータにおける貸玉貯玉の管理上の問題を解決できる。
このため、遊技ホール側は、管理コンピュータを含む遊技場システムの管理を第三者管理会社に委託する必要がなくなるため、高額なシステム管理費をその第三者管理会社に支払わなくてもよくなる。したがって、遊技ホール側としては、遊技場システムの維持に要するランニングコストの大幅な削減を実現できる。
遊技データ管理方法をこのような方法とすれば、お釣りを貯玉で精算できる。
そうすると、管理コンピュータで現金を示すデータの管理が不要となるため、この管理コンピュータを含む遊技場システムの管理を第三者管理会社に依頼する必要がなくなる。したがって、遊技ホール側は、システム管理費の支出の抑制、すなわち、ランニングコストの大幅な削減が可能となる。
このため、遊技ホール側としては、遊技場システムの管理を第三者管理会社に委託する必要がなくなる。これにより、その第三者管理会社に支払っていたシステム管理費を削減でき、ひいては、ランニングコストの大幅な減額が可能となる。
さらに、割数の計算に、当日精算貯玉数やこの当日精算貯玉数からの景品交換分が含まれないため、「釘調整に必要な割数」を正確に算出できる。
しかも、当日精算貯玉数から引き落として払い出された遊技媒体については、再プレイではなく現金売上とすることで、この点でもデータ管理上の問題を解決できる。
まず、本発明の遊技場システム、遊技媒体貸出機、管理コンピュータ、遊技データ管理方法及び遊技データ管理プログラムの第一の実施形態について、図1を参照して説明する。
同図は、本実施形態の遊技場システムの構成を示すブロック図である。
同図に示すように、遊技場システム1は、遊技機10−1〜10−nと、遊技媒体貸出機20−1〜20−nと、管理コンピュータ50とを備えている。
この遊技機10には、例えば、スロットマシン,パチンコ機,アレンジボール,雀球機などが含まれる。
現金投入口21は、遊技者等が遊技媒体を借りるために紙幣や硬貨を投入(挿入)する際の投入口である。
このカードは、会員用カードであってもよく、また、ビジタ用カードであってもよい。
ビジタ用カードとは、会員登録を受けていない遊技者が遊技を行う際に購入するカードをいう。なお、本実施形態においては、会員用カードとビジタ用カードとを区別することなく「カード」と称する。
なお、ビジタ用カードに記憶されるカードデータは、会員用カードに記憶されるデータと異なる場合がある。
カードの返却は、遊技媒体貸出機20のカード挿入口22から行うこともでき、また、カード挿入口22とは別個に設けられたカード用返却口(返却口、図示せず)から返却することもできる。
それらボタン等は、物理的,立体的なものであってもよく、また、タッチパネル式の液晶パネルなどに表示されたものであってもよい。
この入力部23には、カードを返却するための操作が行われるボタン等(カード返却操作部)を含むことができる。
さらに、入力部23は、景品貯玉,当日精算貯玉,当日外精算貯玉のいずれかを選択するボタン等や、この選択した貯玉のうち遊技媒体の貸し出しを受ける貯玉の貸出数量を入力するボタン等を含むこともできる。
所定のデータには、例えば、現金の投入金額,入力部23で入力された数値(遊技媒体の貸出金額,貸出遊技媒体数を含む),再プレイ可能な貯玉数,押下されたボタンの種類などがある。
さらに、表示部24は、景品貯玉数,当日精算貯玉数,当日外精算貯玉数を表示することもできる。
現金貯留部27は、金種識別検出部26で金種が識別された現金をためておくための格納部分である。なお、金種が識別された現金は、例えば、島に備えられた搬送装置(図示せず)などへ送り出すことができる。
また、現金管理部28は、その投入金額を演算部39へ送る。この演算部39へ送られた投入金額は、投入累計金額(後述)の算出等に用いられる。
この送信される所定の信号には、例えば、現金信号(現金管理部28から送られてきた信号であって、投入された現金の金額あるいは金種を示す信号をいう),カードデータ,当日精算貯玉数(後述),貯玉残数参照要求(後述),貯玉引落要求(後述)などが含まれる。
なお、図1においては、貸出機送信部29と管理コンピュータ50とが直接接続されており、所定の信号がダイレクトに送信されることとなっているが、所定の信号が管理コンピュータ50へダイレクトに送信されることに限るものではなく、例えば、台コントローラや島コントローラ等の中継装置(これらは図示せず)を介して送信することもできる。
この貸出機受信部30で受信される信号(データ)には、例えば、貯玉残数参照応答(後述),貯玉引落応答(後述)などが含まれる。
また、通信管理部31は、所定のタイミングで記憶部40から所定のデータを取り出し(あるいは、貸出機20の構成各部から所定のデータを受け取り)、貸出機送信部29へ送って外部へ送信させる。
特に、通信管理部31は、カードが返却される際に(入力管理部32からカード返却指示信号(後述)を受け取ると)、当日精算貯玉数を記憶部40から取り出し、貸出機送信部29へ送って管理コンピュータ50へ送信させる。
特に、入力管理部32は、入力部23に含まれるカード返却操作部が操作されたと判断すると、通信管理部31,カード管理部38,演算部39等へその旨を示す信号(カード返却指示信号)を送る。
また、入力管理部32は、入力部23で入力された遊技媒体の貸出金額(あるいは、払出数量)を遊技媒体払出管理部34や演算部39等へ送る。
また、表示管理部33は、入力管理部32からの実行指示にしたがって、入力部23での入力操作の内容(例えば、遊技媒体の払出数量を指定した数値など)に関する表示項目(例えば、「250コ」など)を表示部24へ送って表示させる。
そして、遊技媒体払出管理部34は、払い出された遊技媒体の数量を示す払出数量を記憶部40へ送り記憶させる。
カード搬送機構部36は、カード挿入口22で挿入されたカードをカード保持部35へ送って保持させる。また、カード管理部38からのカード返却の指示により、カード保持部35からカード挿入口22(返却口)へカードを送って返却する。さらに、挿入されたカードを検出すると、検出信号をカード管理部38へ送る。
なお、カード搬送機構部36は、カード返却の指示(カード返却操作部からのカード返却指示信号にもとづきカード管理部38から送られてきた指示)により、カード保持部35からカードを取り出して返却口へ送ることから「カード返却機構部」としての機能を有している。
このカード読取部37で読み取られるカードデータには、少なくともカード識別データ(識別データ)が含まれている。
また、カード管理部38は、入力管理部32からカード返却指示信号(カード返却指示)を受け取ると、カード搬送機構部36にカード返却を指示する。
なお、本実施形態においては、現金管理部28,通信管理部31,入力管理部32,表示管理部33,遊技媒体払出管理部34,カード管理部38を総称して「貸出機管理手段A」という。
特に、演算部39は、現金管理部28から投入金額を受け取ると、記憶部40から投入累計金額(カードが挿入されてから返却されるまでの間に投入された現金の投入金額の累計)を取り出し、この取り出した投入累計金額に投入金額を加算し、この加算により求められた値を新たな投入累計金額として記憶部40へ送り記憶させる。
さらに、演算部39は、入力管理部32から、カード返却指示信号を受け取ると、記憶部40から投入累計金額と貸出累計金額とを取り出し、その投入累計金額から貸出累計金額を減算し、この減算により得られた数値を残金額とし、この残金額を遊技媒体貸出単価(遊技媒体一個あたりの貸出価格)で除算し、この除算により得られた値を当日精算貯玉数として記憶部40へ送り記憶させる。
また、例えば、遊技媒体の貸出金額が「1,000[円]」であって、貸出累計金額が「5,000[円]」の場合、演算部56は、「1,000[円]+5,000[円]=6,000[円]」との演算を行って、記憶部40に記憶されている貸出累計金額を「6,000[円]」に更新させる。
さらに、演算部56は、カード返却の際、記憶部40から投入累計金額「15,000[円]」と貸出累計金額「6,000[円]」とを取り出し、これらを減算処理し(15,000[円]−6,000[円]=9,000[円])、この減算処理で得られた金額を残金額とする。そして、この残金額「9,000[円]」を、遊技媒体1[個]あたりの単価(遊技媒体貸出単価、例えば、4[円/個])で割り(9,000[円]÷4[円/個]=2,250[個])、この除算で得られた値「2,250[個]」を当日精算貯玉数とする。
払出累計数量とは、カードがカード挿入口22に挿入されてから返却されるまでの間に払い出された遊技媒体の数量の累計をいう。
この場合、演算部39は、遊技媒体払出管理部34(あるいは、入力管理部32)から払出数量を受け取ると、記憶部40から払出累計数量を取り出し、この取り出した払出累計数量に払出数量を加算し、この加算により求められた値を新たな払出累計数量として記憶部40へ送り記憶させる。
なお、演算部39から記憶部40へ送られるデータには、当日精算貯玉数の他、残金額などのように、当日精算貯玉数の算出途中で求められた値を含むことができる。
また、演算部39は、当日精算貯玉数を算出することから「精算貯玉算出部」としての機能を有している。
特に、記憶部40は、現金管理部28から送られてきた現金の投入金額(あるいは、現金の金種),通信管理部31から送られてきた貯玉残数参照応答や貯玉引落応答の内容,入力管理部32から送られてきた入力部23での入力操作の内容,貸出金額,遊技媒体払出管理部34から送られてきた払出数量,カード管理部38から送られてきたカードデータ,演算部39から送られてきた投入累計金額,貸出累計金額,払出累計数量,残金額,当日精算貯玉数などを記憶する。
なお、本実施形態の貸出機20は、新規のカードを発行する機能を有することができる。
この管理コンピュータ50は、図4に示すように、記憶部51と、記憶管理部52と、通信部53と、入力部54と、表示部55と、演算部56と、制御部57とを有している。
特に、記憶部51は、同図に示すように、カード情報データベース51−1と、景品貯玉データベース51−2と、当日精算貯玉データベース51−3と、当日外精算貯玉データベース51−4とを有している。
カード情報データベース51−1は、カードデータ(カード識別データを含む)を記憶する。
景品貯玉データベース51−2は、カード識別データ(識別データ)と景品貯玉とを関連付けて記憶する。
当日外精算貯玉データベース51−4は、カード識別データと当日外精算貯玉とを関連付けて記憶する。
当日外精算貯玉数とは、日付けが変更されたことで当日精算貯玉数が翌営業日に持ち越された貯玉数をいう。
また、景品貯玉等に関連付けて記憶されるカード識別データとしては、カードデータのうちそのカードを特定できるデータ、例えば、カード通し番号などを用いることができる。ただし、カード識別データは、カード通し番号などに限るものではなく、例えば、複数のカードデータ(例えば、カード通し番号と店番号など)の組み合わせや、複数のカードデータを数値化又は記号化して演算処理した結果得られた数値や記号などを用いることもできる。
また、記憶管理部52は、景品貯玉(遊技媒体計数機(図示せず)で計数された遊技媒体の数量による貯玉)を景品貯玉データベース51−2へ送りカード識別データと関連付けて記憶させる。
さらに、記憶管理部52は、通信部53を介して貸出機20から送られてきた当日精算貯玉を記憶部51の当日精算貯玉データベース51−3へ送って記憶させる。
また、記憶管理部52は、記憶部51の各データベース(カード情報データベース51−1,景品貯玉データベース51−2,当日精算貯玉データベース51−3,当日外精算貯玉データベース51−4)から所定のデータを取り出して制御部57等へ送る。
具体的には、例えば、貸出機20から、当日精算貯玉,カードデータ,貯玉残数参照要求,貯玉引落要求,投入金額,使用金額,投入累計金額,使用累計金額,残金額などを受信する。また、例えば、通信部53は、貸出機20に対して、貯玉残数参照応答や貯玉引落応答などを送信する。
なお、通信部53は、貸出機20から当日精算貯玉数やカードデータ(カード識別データを含む)を受信することから「受信部」としての機能を有している。
表示部55は、CRT(ブラウン管),LCD(液晶ディスプレイ),プラズマディスプレイなどで構成でき、所定のデータを表示する。
また、演算部56は、貯玉が引き落とされると、その引き落とされた遊技媒体の数量を貯玉から減算する。
なお、減算の対象となる貯玉を景品貯玉,当日精算貯玉,当日外精算貯玉のうちいずれにするかについては、遊技者により貸出機20で選択させることができる。
なお、演算部56は、このような演算を実行することから「割数計算処理部」としての機能を有している。
つまり、当日精算貯玉数により再プレイされた場合は、当日精算貯玉で景品に交換された場合と同様に、現金売上として管理する。
そして、前日以前に精算貯玉を行ったもので再プレイする場合には、補正売上として管理を行う。
このような演算処理を可能とすることで、現金売上と現金そのものの金額とが一致するようになり、すなわち現金照合が可能となる。
なお、演算部56は、このような演算を実行することから「売上管理処理部」としての機能を有している。
また、制御部57は、演算部56における演算制御、通信部53で送受信されるデータの管理・制御、入力部54で入力されたデータ,命令,指示等に関する制御、表示部55におけるデータの表示制御、記憶管理部52を介して記憶部51に記憶されている各種データの管理・制御等を実行する。
なお、「日付の変更」には、例えば、(1)24時間を一日としたときに午前0時を境として日付が変更されたとする場合、(2)遊技ホールの営業時間を考慮して、営業時間終了後,閉店処理終了後,管理コンピュータ50における所定の処理の実行終了後などに日付けが変更されたとする場合などがある。
同図は、遊技データ管理方法における現金での遊技のうち、貸出機でのカードの挿入,遊技媒体の払出し,カードの返却等に関する動作・処理手順を示すフローチャートである。
そして、カード読取部37でカードから所定のカードデータが読み取られる(ステップ11)。なお、この読み取られるカードデータには、そのカードを識別するカード識別データ(識別データ)が含まれている。
この読み取られたカードデータが、カード読取部37からカード管理部38を介して記憶部40へ送られ記憶される。
そして、その検出された現金について、金種識別検出部26で金種の識別が行われる(ステップ13)。
この識別結果が、現金管理部28へ送られ、さらに記憶部40へ送られ投入金額として記憶される(ステップ14)。
さらに、投入金額が、現金管理部28から演算部39へ送られ、この演算部39で、記憶部40から投入累計金額が取り出され、この投入累計金額に新たな投入金額が加算され、この加算により求められた値が新たな投入累計金額として記憶部40へ送され記憶される(投入累計金額の算出・記憶、ステップ15)。
そして、入力管理部32(あるいは遊技媒体払出管理部34)から記憶部40へ貸出金額が送られて記憶される(ステップ17)。
なお、貸出金額に代えて、遊技媒体の払出数量を記憶部40へ送り記憶させることもできる。
このカード返却指示信号を受け取った演算部39で、記憶部40から投入累計金額と払出累計金額とが取り出され、これら投入累計金額から払出累計金額が差し引かれて、残金額が算出される(ステップ20)。この算出された残金額は、記憶部40へ送られて記憶される。
さらに、演算部39で、残金額を遊技媒体貸出単価で除算する演算が実行され、この除算により得られた値が当日精算貯玉数として記憶部40へ送されて記憶される(ステップ21)。
この貸出機送信部29で、それら当日精算貯玉数とカードデータとが管理コンピュータ50へ送信される(ステップ22)。
その後、カード管理部38でカード搬送機構部36が制御されて、カード保持部35から取り出されたカードがカード挿入口22(あるいはカード返却口(図示せず))へ送られ返却される(ステップ23)。
この記憶管理部52において、カードデータが記憶部51のカード情報データベース51−1へ、当日精算貯玉数がカード識別データに関連付けられて当日精算貯玉データベース51−3へそれぞれ送られて記憶される。
これにより、管理コンピュータ50においては、現金を管理する必要がなくなることから第三者管理会社に管理を委託しなくともよくなり、したがって、システム管理費をカットしてランニングコストを大幅に削減できる。
同図は、遊技データ管理方法のうち貯玉による遊技の動作・処理手順を示す動作手順図である。
カード読取部37において、カードからカードデータ(カード識別データを含む)が読み取られ、カード管理部38を介して記憶部40へ送られて記憶される(カードデータの識別、ステップ31)。
管理コンピュータ50の通信部53で貯玉残数参照要求等が受信されると(ステップ33)、それら貯玉残数参照要求等が制御部57へ送られ、記憶部51の各データベース(景品貯玉データベース51−2,当日精算貯玉データベース51−3,当日外精算貯玉データベース51−4)から、そのカード識別データに関連付けられた貯玉残数(景品貯玉数,当日精算貯玉数,当日外精算貯玉数のそれぞれ)が取り出される(貯玉残数の参照、ステップ34)。
この取り出された貯玉残数が、制御部57から通信部53へ送られ、さらに、貸出機20へ貯玉残数参照応答として送信される(ステップ35)。
なお、貸出機20へ送信される貯玉残数は、景品貯玉数,当日精算貯玉数,当日外精算貯玉数のそれぞれであってもよく、換金率が同じ場合は、それら景品貯玉数,当日精算貯玉数,当日外精算貯玉数をすべて合算した値であってもよい。
また、貯玉残数参照応答の内容が、表示管理部33で、記憶部40から取り出され(あるいは、通信管理部31から受け取られ)、表示部24へ送られて表示される(貯玉残数の表示、ステップ37)。この貯玉残数の表示においては、景品貯玉数,当日精算貯玉数,当日外精算貯玉数について個々に表示することができる。
続いて、遊技者により入力部23で貯玉引落(貯玉から引き落とされる数量又は金額)が入力されると(ステップ38)、この入力された貯玉引落が入力管理部32から通信管理部31へ送られ、貯玉引落要求(貯玉から貯玉引落分を減算する処理の実行を要求する信号)として、貸出機送信部29を介して管理コンピュータ50へ送信される(ステップ39)。
制御部57において、記憶部51の景品貯玉データベース51−2から景品貯玉が取り出され、演算部56で、その景品貯玉から貯玉引落を減算する(ステップ41)。
減算処理後、制御部57から通信部53を介して貸出機20へ、貯玉引落応答(貯玉から引き落としの減算処理が行われたことを示す信号)が送信される(ステップ42)
そして、遊技媒体払出管理部34で、その貯玉引落応答の示す数量の遊技媒体が遊技媒体払出口25から払い出される(ステップ44)。
その後、表示部24で、貯玉引落応答の示す貯玉残数が表示される(ステップ45)。
例えば、次のような処理手順とすることができる。
貸出機20において、貯玉引落の入力の後、遊技媒体の払出が行われ、次いで、貯玉引落要求が管理コンピュータ50へ送信される。管理コンピュータ50において、貯玉引落要求が受信され、貯玉残数の減算が実行されて、貸出機20へ貯玉引落応答が送信される。貸出機20において、貯玉引落応答が受信され、貯玉残数が表示される。
従来、割数計算は、次のように行われていた。
現金の未使用分を現金貯玉とし、この現金貯玉を景品に交換した場合、この景品分を景品金額に入れて割数を算出している。
ところが、割数は、「景品金額÷売上金額」、つまり、売上に対する景品分の割合を示すものである。そして、従来では、現金貯玉の景品交換分は景品金額に含めていたものの、景品交換された現金貯玉は売上金額に含まれていなかった。このため、割数の示す値が「遊技媒体の貸出数に対する景品への交換数」でなくなり、割数を正確に求めることができなくなっていた。
さらに、景品金額と現金貯玉とをそれぞれ含めて割数を計算した場合は、割数全体が低下することになる(景品金額=現金貯玉となるため)。これにより、釘調整に必要な割数としては、不適切な値となる。
これにより、正確かつ釘調整に必要な割数を求めることができる。
なお、交換単価や売上金額についても、同様に除外する。
次に、本発明の遊技場システム、遊技媒体貸出機(貸出機)、管理コンピュータ、遊技データ管理方法及び遊技データ管理プログラムの第二の実施形態について、図8〜図10を参照して説明する。
図8は、本実施形態の遊技場システムの構成を示すブロック図、図9は、貸出機及び遊技機の前面構成を示す概略図、図10は、貸出機及び表示機の内部構成を示すブロック図である。
本実施形態は、第一実施形態と比較して、新たに表示機を備えた点が相違する。他の構成要素は第一実施形態と同様である。
したがって、図8〜図10において、図1等と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
ここで、表示機60は、例えば、貸出機20等から所定のデータを受信して表示する装置であって、図9、図10に示すように、表示部61と、入力部62と、記憶部63と、通信部64と、制御部65とを有している。
表示部61は、CRT(ブラウン管),LCD(液晶ディスプレイ),プラズマディスプレイなどで構成することができ、所定のデータを表示する。
この表示部61に表示されるデータには、例えば、遊技機10の台データ,遊技者(会員)に関する情報などが含まれる。
また、この表示部61をタッチパネルで構成することにより、その表示部61を入力手段(所定のデータを入力する手段)として使用することもできる。
記憶部63は、表示機60が有する機能に関したデータ、例えば、表示部61で表示される画面に関するデータ、表示部61や入力部62で入力されたデータ、通信部64で送受信されるデータ等を記憶する。
通信部64は、貸出機20との間で所定のデータを送受信するためのインタフェイスである。
制御部65は、表示機60が有する各種機能に関する処理や動作を構成各部に実行させる。
表示機用通信部41は、表示機60との間でデータのやりとりを行うためのインタフェイスである。
表示機通信管理部42は、表示機用通信部41を介して表示機60との間でデータのやりとりを行うための通信制御部分である。
カード情報データベース51−1は、図11に示すように、会員用カード及びその利用者(会員)に関するデータ(会員データ)の他、ビジタ用カード及びその利用者に関するデータ(ビジタデータ)を記憶することができる。
これに対し、本実施形態においては、管理コンピュータ50で、ビジタ用カードを特定するデータに関連付けて景品貯玉や当日精算貯玉数を記憶することができる。このような構成により、ビジタ用カードの利用者も高額紙幣を使用した遊技が可能となり、しかも、お釣りを貯玉で精算できる。つまり、ビジタ用カードに精算貯玉がある場合は、景品交換機にて景品に交換できる。
このように、ビジタ用カードの利用価値が高まることから、ビジタ用カードの利用者の増加が見込まれ、会員募集の効果を得ることができる。
通常、ビジタ用カードを使用する遊技者は非会員であるため、景品交換する店員が会員募集をするきっかけとなる。ここで、会員の登録ができれば、この登録者(会員)が再来店する効果が必然的に発生する。このため、集客率を高めることができる。
データ登録の参照とは、記憶部51に所定のデータ(特に、カード識別データ)が記憶(登録)されているか否かを判断する処理をいう。
データ登録の参照が行なわれた結果、カード識別データが登録されている場合は、その遊技者は、会員、あるいは、ビジタ用カードで登録した者であると判断できる。
一方、登録されていない場合は、非会員であると判断できる。
表示部61には、会員登録に関する情報を表示し、また、会員登録に必要な情報(会員データ)を入力するための会員登録用画面を表示させることができる。
この会員登録用画面には、例えば、図12に示すような会員登録選択画面、図13に示すような会員データ入力画面、図14に示すような会員登録完了画面などが含まれる。
会員データ入力画面は、会員データを入力するための画面であって、例えば、会員データとして、遊技者の氏名(お名前),性別,暗証番号などの入力が可能となっている。
会員データ入力画面で入力された会員データは、管理コンピュータ50へ送信される。管理コンピュータ50で登録が完了すると、貸出機20から会員用カードが発行される(あるいは、ビジタ用カードを会員用カードとして使用可能となる)。
会員登録完了画面は、管理コンピュータ50での会員データの登録が完了したことを遊技者に知らせるための画面である。
これら画面を表示機60の表示部61に表示させることで、ビジタ用カードを所持する遊技者が表示機60上で所定の操作を行って会員登録を受けることができる。
通常、会員用カードの場合は、そのカードに、例えば、カード通し番号(シリアルナンバー、カード識別データ)や店番号などが記憶されており、さらに、管理コンピュータ50では、会員データとして、その会員の氏名,性別,暗証番号,生年月日などがカード識別データ(例えば、カード通し番号など)をキーとして記憶・管理されている。
これに対し、ビジタ用カードの場合は、カード自体にはカード通し番号や店番号などカード独自のデータが記憶されているものの、管理コンピュータ50では、そのカードに関するデータや遊技者に関するデータは記憶・管理されていない。
この読み取られたカードデータが、カード管理部38を介して記憶部40へ送られ記憶される。
この会員登録選択画面において、会員登録を行うか否かの選択結果が入力され(ステップ54)、この入力された選択結果が、表示機60の通信部64を介して貸出機20へ送信される(ステップ55)。
貸出機20の表示機用通信部41で会員登録選択結果が受信されると(ステップ56)、データ登録参照要求が通信管理部31を介して貸出機送信部29から管理コンピュータ50へ送信される(ステップ57)。このとき、カードデータ(カード識別データを含む)が記憶部40から取り出され、データ登録参照要求とともに送信される。
このデータ登録の参照は、カード情報データベース51−1にカード識別データが記憶(登録)されているか否かを判断することにより行われる。この判断の結果には、「データ登録されている」と「データ登録されていない」とがある。
その判断の結果がデータ登録参照応答として貸出機20へ送信される(ステップ60)。
また、データ登録参照応答が、表示機通信管理部42及び表示機用通信部41を介して表示機60へ送信される(ステップ62)。
表示機60の通信部64でデータ登録参照応答が受信されると(ステップ63)、このデータ登録参照応答の内容が制御部65で判断される。
判断の結果、データ登録参照応答が「データ登録されている」を示すものであるときは、貸出機20に挿入されているカードは会員用カードであると判断される。
一方、データ登録参照応答が「データ登録されていない」を示すものであるときは、そのカードはビジタ用カードであると判断される。
この会員データ入力画面で会員データが入力されると(ステップ65)、その会員データが貸出機20へ送信される(ステップ66)。
貸出機20で会員データが受信されると(ステップ67)、会員データ登録要求が、その会員データとともに管理コンピュータ50へ送信される(ステップ68)。
管理コンピュータ50で会員データ登録要求が受信され(ステップ69)、会員データが記憶部51のカード情報データベース51−1へ送られて記憶(登録)される(会員データの登録、ステップ70)。
会員登録完了通知が受信された表示機60の表示部61で、会員登録完了画面が表示される(ステップ75)。
上記の第一及び第二の実施形態におけるコンピュータ(貸出機,管理コンピュータ,表示機等)の各種機能(ここでは、「遊技データ管理機能」と称する)は、記憶手段に記憶された遊技データ管理プログラムにより実現される。
遊技データ管理プログラムは、各コンピュータに読み込まれることにより、それらコンピュータの各構成要素に指令を送り、所定の処理、たとえば、貸出機の投入金額記憶処理、貸出金額記憶処理、残金額・当日精算貯玉数算出処理、当日精算貯玉数送信処理、カードデータ送信処理、管理コンピュータの各貯玉管理・記憶処理、貯玉更新処理、割数演算処理、表示機のデータ表示処理、会員登録画面表示処理、会員データ入力処理などを行わせる。
これらによって、遊技データ管理機能は、遊技データ管理プログラムとコンピュータとが協働した貸出機や管理コンピュータにより実現される。
外部記憶装置とは、CD−ROM等の記憶媒体を内蔵し、貸出機や管理コンピュータに外部接続されるメモリ増設装置をいう。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置(ドライブ装置)に装着でき、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、たとえば、フレキシブルディスク,メモリカード,光磁気ディスク等をいう。
さらに、コンピュータで遊技データ管理プログラムをロードする場合、他のコンピュータで保有された遊技データ管理プログラムを、通信回線を利用して自己の有するRAMや外部記憶装置にダウンロードすることもできる。このダウンロードされた遊技データ管理プログラムも、CPUにより実行され、本実施形態の貸出機や管理コンピュータの遊技データ管理機能を実現する。
例えば、上述した実施形態では、景品貯玉と当日精算貯玉と当日外精算貯玉をそれぞれ分けて管理することとしているが、それぞれ分けることに限るものではなく、まとめて貯玉として管理することもできる。
さらに、景品貯玉,当日精算貯玉,当日外精算貯玉は、交換率の相違や遊技機の機種の相違等により、さらに細分化して管理することもできる。
10−1〜10−n 遊技機
20−1〜20−n 遊技媒体貸出機(貸出機)
21 現金投入口
22 カード挿入口
23 入力部
24 表示部
25 遊技媒体払出口
26 金種識別検出部
27 現金貯留部
28 現金管理部
29 貸出機送信部
30 貸出機受信部
31 通信管理部
32 入力管理部
33 表示管理部
34 遊技媒体払出管理部
35 カード保持部
36 カード搬送機構部
37 カード読取部
38 カード管理部
39 演算部
40 記憶部
41 表示機用通信部
42 表示機通信管理部
50 管理コンピュータ
51 記憶部
51−1 カード情報データベース
51−2 景品貯玉データベース
52−3 当日精算貯玉データベース
52−4 当日外精算貯玉データベース
52 記憶管理部
53 通信部
54 入力部
55 表示部
56 演算部
57 制御部
60 表示機
61 表示部
62 入力部
63 記憶部
64 通信部
65 制御部
Claims (14)
- 投入された現金の金額から遊技により使用された貸出金額を引いた残金を遊技媒体貸出単価で割り、遊技用カードから読み取った識別データに関連付けて精算貯玉する
ことを特徴とする遊技場システム。 - 前記遊技場システムは、遊技媒体貸出機と管理コンピュータとを備え、
前記遊技媒体貸出機は、
投入された遊技用カードから、この遊技用カードを識別する識別データを読み取るカード読取部と、
前記現金の投入金額から前記貸出金額を減算し、この減算により得られた値を前記遊技媒体貸出単価で除算し、この除算により得られた値を当日精算貯玉数とする精算貯玉算出部とを有し、
前記管理コンピュータは、
前記遊技媒体貸出機で前記遊技用カードが返却される際、前記当日精算貯玉数を前記識別データと関連付けて記憶する
ことを特徴とする請求項1記載の遊技場システム。 - 前記遊技媒体貸出機は、
投入された前記遊技用カードを保持するカード保持部と、
前記遊技用カードを返却するための操作が行われるカード返却操作部と、
このカード返却操作部からのカード返却指示にもとづき、前記カード保持部から前記遊技用カードを取り出して返却口へ送るカード返却機構部と、
前記カード返却指示にもとづき、前記当日精算貯玉数と前記識別データとを前記遊技媒体貸出機へ送信する貸出機送信部とを有し、
前記管理コンピュータは、
前記当日精算貯玉数及び/又は前記識別データを受信する受信部と、
前記当日精算貯玉数を前記識別データと関連付けて記憶する記憶部とを有した
ことを特徴とする請求項2記載の遊技場システム。 - 前記管理コンピュータは、前記記憶部に前記識別データが登録されているか否かを判断する制御部を有し、
この制御部は、前記識別データが前記記憶部に登録されていないと判断すると、前記識別データをビジタ用カードについての識別データとして前記記憶部に登録させる
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技場システム。 - 会員登録用画面を表示するとともに、前記会員登録用画面の表示内容に関する会員登録用データを入力可能な表示機を有し、
前記管理コンピュータは、前記会員登録用データにもとづいて、前記ビジタ用カードを所持する遊技者を会員として登録する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技場システム。 - 前記管理コンピュータの前記記憶部は、
前記当日精算貯玉数と、遊技により獲得した遊技媒体による貯玉数と、日付けの変更にもとづいて更新された当日外精算貯玉数とを記憶する
ことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の遊技場システム。 - 前記管理コンピュータは、
前記当日精算貯玉の全部又は一部が景品に交換された場合、前記当日精算貯玉の示す遊技媒体の数量と前記景品交換された遊技媒体の数量とを、割数計算に反映させない割数計算処理部を有した
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の遊技場システム。 - 前記管理コンピュータは、
前記当日精算貯玉により遊技が行われた場合、該遊技に用いられた前記当日精算貯玉の数量に相当する金額を、再プレイ売上ではなく現金売上として処理する売上管理処理部を有した
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の遊技場システム。 - 投入された現金の金額から遊技により使用された貸出金額を減算した残金を遊技媒体貸出単価で除算する演算処理を実行する演算部と、
前記除算で得られた値を当日精算貯玉数として管理コンピュータへ送信する送信部とを備えた
ことを特徴とする遊技媒体貸出機。 - 現金の投入金額から貸出金額を減算した値を遊技媒体貸出単価で除算して得られる当日精算貯玉数と、遊技により獲得した遊技媒体による景品貯玉数と、日付けの変更にもとづいて更新された当日外精算貯玉数とを記憶する記憶手段と、
前記当日精算貯玉数、前記景品貯玉数、前記当日外精算貯玉数のうち一又は二以上を用いて所定の処理を実行する制御手段とを備えた
ことを特徴とする管理コンピュータ。 - 投入された現金の金額から遊技により使用された貸出金額を引いた残金を遊技媒体貸出単価で割り、遊技用カードから読み取った識別データに関連付けて精算貯玉する
ことを特徴とする遊技データ管理方法。 - 遊技媒体貸出機が、カード読取部で、投入された遊技用カードから、この遊技用カードを識別する識別データを読み取り、
精算貯玉算出部で、前記現金の投入金額から前記貸出金額を減算し、この減算により得られた値を前記遊技媒体貸出単価で除算し、この除算により得られた値を当日精算貯玉数とし、
管理コンピュータが、前記遊技媒体貸出機で前記遊技用カードが返却される際、前記当日精算貯玉数を前記識別データと関連付けて記憶する
ことを特徴とする請求項11記載の遊技データ管理方法。 - 投入された現金の金額から遊技により使用された貸出金額を引いた残金を遊技媒体貸出単価で割り、遊技用カードから読み取った識別データに関連付けて精算貯玉する処理を遊技場システムに実行させる
ことを特徴とする遊技データ管理プログラム。 - 投入された遊技用カードから、この遊技用カードを識別する識別データを読み取り、前記現金の投入金額から前記貸出金額を減算し、この減算により得られた値を前記遊技媒体貸出単価で除算し、この除算により得られた値を当日精算貯玉数とする処理を遊技媒体貸出機に実行させ、
前記遊技媒体貸出機で前記遊技用カードが返却される際、前記当日精算貯玉数を前記識別データと関連付けて記憶する処理を管理コンピュータに実行させる
ことを特徴とする請求項13記載の遊技データ管理プログラム。
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JP2007143998A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Toyo Network Systems Co Ltd | 台間遊技媒体貸出し装置及び遊技媒体貸出しシステム |
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JP2017080002A (ja) * | 2015-10-27 | 2017-05-18 | ダイコク電機株式会社 | 遊技場用システム |
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2004
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