JP2002306824A - 記録媒体処理装置および遊技媒体貸出システム - Google Patents

記録媒体処理装置および遊技媒体貸出システム

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JP2002306824A JP2001114406A JP2001114406A JP2002306824A JP 2002306824 A JP2002306824 A JP 2002306824A JP 2001114406 A JP2001114406 A JP 2001114406A JP 2001114406 A JP2001114406 A JP 2001114406A JP 2002306824 A JP2002306824 A JP 2002306824A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの増大や外形寸法の大型化を招来
することなく価値情報に上限値を設定すること。 【解決手段】 カード処理ユニット30の主制御部31
2は、プリペイドカードに関連して記憶された残度数B
と入金額Cとの和が度数上限値Aを越えない場合に当該
入金に関わる貨幣を受入可能金種として許容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体を受け入
れた状態で追加入金があった場合に遊技媒体の貸し出し
基準となる価値情報を加算更新するようにした遊技媒体
処理装置および記録媒体に関連して記憶された価値情報
に基づいて遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸出シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、パチンコ機やパチスロ機等の遊技
機を設置した遊技店で遊技を行う場合には、例えばカー
ド発行機から一旦プリペイドカード等の記録媒体を購入
し、この記録媒体に付与された価値情報に応じてパチン
コ玉やメダル等の遊技媒体を借り受ける方法が一般的で
ある。
【0003】こうした遊技媒体の貸出システムにおいて
は、プリペイドカードに金額または金額に相当する価値
情報そのものを磁気記録するタイプのものと、遊技店の
管理装置が記憶した価値情報を検索するための識別情報
のみを磁気記録するタイプのものとがある。前者の場合
には、例えば遊技機の相互間に設置したカード処理ユニ
ットにプリペイドカードを挿入すれば、該プリペイドカ
ードを読み取ることで直接価値情報を取得することがで
きるため、一方、後者の場合には、カード処理ユニット
が読み取った識別情報に基づいて管理装置から価値情報
を取得することができるため、いずれにおいてもプリペ
イドカードに付与された価値情報を上限とした遊技媒体
の貸し出しを行うことが可能となる。
【0004】遊技媒体の貸し出し代金に関しては、これ
を価値情報から差し引き更新することによって精算す
る。すなわち、プリペイドカードに価値情報を磁気記録
したプリペイドカードを適用する遊技媒体貸出システム
では、プリペイドカードの価値情報そのものを減算する
ことによって精算が完了する。一方、価値情報を検索す
るための識別情報のみを磁気記録したプリペイドカード
を適用する遊技媒体貸出システムでは、減算した情報が
カード処理ユニットから管理コンピュータに送信され、
減算処理した新たな価値情報がプリペイドカードの識別
情報と共に記憶部に記憶されることで精算が完了する。
【0005】一方、昨今においては、カード発行機やカ
ード処理ユニットに価値情報の加算処理機能を付与する
ようにした遊技媒体貸出システムが導入されつつある。
すなわち、カード発行機やカード処理ユニットにプリペ
イドカードを挿入した状態で追加入金を行った場合に
は、この追加入金の額に応じてプリペイドカードの価値
情報を加算処理しようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プリペイド
カードに関連して記憶される価値情報には、不正防止の
観点から上限値を設定することが好ましい。しかしなが
ら、価値情報に上限値を設定した場合には、追加入金か
ら上限値を越える部分を釣り銭として返却する必要があ
る。例えば、価値情報の上限値を10000円分に設定
した遊技媒体貸出システムにおいてプリペイドカードに
8000円分の残余値があり、かつ追加入金が5000
円であった場合には、10000円を越える3000円
分を釣り銭として返却しなければならない。この結果、
カード発行機やカード処理ユニットに釣り銭を返却する
ための返却機構を設ける必要があり、カード発行機やカ
ード処理ユニットの製造コストを増大することになるば
かりか、これらカード発行機やカード処理ユニットの外
形寸法が大型化し、遊技機の相互間に設置することが困
難になる等、設置場所にも著しい制限を与えることにな
る。
【0007】この発明は、上記従来技術による課題を解
決するためになされたものであり、製造コストの増大や
外形寸法の大型化を招来することなく価値情報に上限値
を設定することのできる遊技媒体処理装置および遊技媒
体貸出システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであり、請求項1に係る遊技
媒体処理装置は、記録媒体を受け入れた状態で追加入金
があった場合に遊技媒体の貸し出し基準となる価値情報
を加算更新するようにした遊技媒体処理装置において、
予め設定した価値情報の上限値と、記録媒体に関連して
記憶された価値情報の残余値とを比較し、この比較結果
に基づいて追加入金の受入可能金種を変更することを特
徴とする。
【0009】また、請求項2に係る遊技媒体貸出システ
ムは、記録媒体に関連して記憶された価値情報に基づい
て遊技媒体の貸し出しを行うとともに、遊技媒体の貸し
出しに応じて前記価値情報を減算更新するようにした遊
技媒体貸出システムにおいて、記録媒体に記録された固
有識別情報と価値情報とを関連づけて記憶する価値情報
記憶手段と、記録媒体を受け入れた場合に該記録媒体に
記録された固有識別情報を読み取る読取手段と、追加入
金を受け入れる追加入金受入手段と、前記読取手段が記
録媒体を受け入れた状態で前記追加入金受入手段に追加
入金された場合に、該読取手段が読み取った固有識別情
報に関連して前記価値情報記憶手段に記憶された価値情
報を加算更新する追加入金処理手段と、予め設定した価
値情報の上限値と前記読取手段が読み取った固有識別情
報に関連して前記価値情報記憶手段に記憶された価値情
報の残余値とを比較し、該比較結果に基づいて前記追加
入金受入手段に対する受入可能金種を変更する受入可能
金種変更手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項3に係る遊技媒体貸出システ
ムは、価値情報の上限値を設定する設定手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0011】また、請求項4に係る遊技媒体貸出システ
ムは、記録媒体に関連して記憶された初期の価値情報設
定値を、前記上限値として記憶する上限値記憶手段を備
えたことを特徴とする。
【0012】また、請求項5に係る遊技媒体貸出システ
ムは、前記追加入金受入手段が、互いに異なる金種を受
け入れる複数の受入部を有し、かつ前記受入可能金種変
更手段が、前記比較結果に基づいてこれら複数の受入部
の動作可否を変更することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る遊技媒体貸出システムの好適な実施の形態を
詳細に説明する。なお、本実施の形態では、主として本
発明をパチンコ遊技に適用した場合を示す。
【0014】図1は、本発明の実施の形態1である遊技
媒体貸出システムの概略構成を示すブロック図である。
ここで例示する遊技媒体貸出システムでは、記録媒体と
してプリペイドカード、具体的には会員カードおよび一
般カードを適用する。
【0015】会員カードは、住所や氏名等の会員情報を
登録した会員に対して遊技店が発行する合成樹脂製のカ
ード(JIS2)であり、各種情報が磁気記録および印
字してある。具体的には、発行店の識別情報や会員識別
情報等が磁気記録してあるとともに、発行した店コー
ド、会員コード等の情報が印字してあり、記録内容の一
部を目視できるようになっている。
【0016】これに対して一般カードは、任意の利用者
に対して遊技店が都度発行する紙製の磁気カードであ
り、上述した会員カードと同様、各種情報が磁気記録お
よび印字してある。具体的には、発行店の識別情報、カ
ード固有の識別情報、発行金額、カード種別等が磁気記
録してあるとともに、発行店名、カード固有識別情報
(例えば発行機番号+連番)、発行金額および有効期限
等が目視できるように印字してある。
【0017】これらの会員カードおよび一般カードは、
その材質や板厚および記録内容が相違するものの、縦横
の寸法が同一であるとともに、各種情報を記録するため
の磁気ストライプも同一の位置に設けてある。
【0018】また、会員カードおよび一般カードには、
それぞれパチンコ玉を借り受ける際の基準となる価値情
報、具体的には「度数」と称される価値情報を付与して
ある。ここでいう「度数」とは、パチンコ玉の貸出処理
単位であり、所定のレートで設定してある。例えば、1
度数が1円に対応し、100度数でパチンコ玉が25個
だけ貸し出されるように設定してある。この実施の形態
1の場合、それぞれの度数は、個々のプリペイドカード
には記録せず、後述するターミナルコントローラに記憶
させてある。
【0019】図1に示すように、この実施の形態1の遊
技媒体貸出システムでは、それぞれ「島」と呼ばれるグ
ループごとに複数のパチンコ機10が並設してあるとと
もに、各島にカード発行機20、カード処理ユニット3
0、カード更新機40、カード精算機50等の記録媒体
処理装置が適宜設けてある。
【0020】パチンコ機10は、遊技媒体であるパチン
コ玉を遊技領域に発射して利用者が遊技を行う部分であ
る。カード発行機20は、会員カードに関連づけられた
度数に対する加算処理、並びに一般カードの発行処理を
主機能とするものであり、各遊技店に数台ずつ設置して
ある。カード処理ユニット30は、会員カードや一般カ
ードに関連づけられた度数を上限とするパチンコ玉の貸
し出し処理を主機能とするものである。このカード処理
ユニット30は、遊技店に設置された複数のパチンコ機
10それぞれに対して1台ずつペアとなるように用意さ
れ、パチンコ機10の相互間に挟まれる形で設置してあ
る。カード更新機40は、有効期限を徒過した一般カー
ドを新たな一般カードとして発行する処理を主機能とす
るもので、各遊技店に数台ずつ設置してある。カード精
算機50は、会員カードや一般カードに関連づけられた
度数を現金として払い戻す処理を主機能とするもので、
各遊技店に数台ずつ設置してある。
【0021】図2は、この実施の形態1で適用するカー
ド処理ユニット30およびパチンコ機10の外観を示し
た正面図、図3は、カード処理ユニット30の内部構成
を示すブロック図である。
【0022】図2に示すように、カード処理ユニット3
0は、外見上縦長に構成したもので、その前面パネル
に、カードランプ301、現金ランプ302、紙幣投入
口303、硬貨投入口304、返却レバー305、種別
ランプ306、金額表示部307、金額設定ボタン30
8、端数設定ボタン309、硬貨返却口310およびカ
ード挿入口311を有している。カードランプ301お
よび現金ランプ302は、主制御部312からの制御信
号に基づいて点灯し、プリペイドカードおよび現金の受
け付け可能状態を利用者に報知するためのものである。
紙幣投入口303は、紙幣を受け入れてこれをBV(ビ
ルバリ)ユニット部313に取り込むための開口であ
る。BVユニット部313は、取り込まれた紙幣の金種
を識別し、この識別結果を主制御部312に与えるとと
もに、取り込んだ紙幣を島端回収ボックスに搬出させる
べく紙幣搬送路314へ導出する部分である。硬貨投入
口304は、硬貨を受け入れてこれをコインセレクタ部
315に取り込むための開口である。コインセレクタ部
315は、取り込んだ硬貨の金種を識別し、この識別結
果を主制御部312に与えるとともに、取り込んだ硬貨
を島端回収ボックスに搬出させるべく硬貨搬送路316
へ導出する部分である。返却レバー305は、投入した
貨幣を返却するためのものである。返却紙幣はそのまま
紙幣投入口303から利用者に返却される一方、返却硬
貨は硬貨返却口310から利用者に返却される。種別ラ
ンプ306は、貸し出す遊技媒体の種類、つまりパチン
コ玉およびメダルのいずれを貸し出すかを点灯表示する
ためのものである。金額設定ボタン308は、後述する
パチンコ機10の貸出ボタンを1回操作する毎に貸し出
されるパチンコ玉の金額(貸し出し単位)を利用者が設
定するためのものである。カード挿入口311は、会員
カードもしくは一般カードを受け入れてこれをカード読
取部317に取り込むための開口である。カード読取部
317は、取り込んだカードを読み取り、その読み取り
結果を主制御部312に与える処理を行う部分である。
【0023】一方、遊技機であるパチンコ機10には、
遊技領域101の下方に設けた上皿102に度数表示部
103、貸出ボタン104および返却ボタン105を設
けてある。度数表示部103は、カード読取部317に
取り込んだプリペイドカードに関連づけられた度数の残
数(以下単に、残度数という)を数値表示するための部
分である。貸出ボタン104は、パチンコ玉の貸し出し
を受ける際に利用者がON操作するボタンスイッチであ
る。返却ボタン105は、カード読取部317に取り込
まれたプリペイドカードを返却する際に利用者によって
ON操作されるボタンスイッチである。これら貸出ボタ
ン104および返却ボタン105のON操作検出信号
は、それぞれカード処理ユニット30の主制御部312
に与えられることになる。
【0024】また、上記パチンコ機10には、その内部
に玉投出手段106が設けてある。玉投出手段106
は、カード処理ユニット30の主制御部312から打球
投出要求が与えられた場合、並びにパチンコ機10の図
示せぬ制御手段から賞球投出要求が与えられた場合に、
それぞれパチンコ機10の上皿102に所定数のパチン
コ玉を投出する部分である。
【0025】上述したパチンコ機10、カード発行機2
0、カード処理ユニット30、カード更新機40および
カード精算機50は、各島に設けた島コントローラ60
を通じてターミナルコントローラ70と称される管理装
置の制御下にある。ターミナルコントローラ70は、各
遊技店に少なくとも1台設置してあり、設置した遊技店
の統括管理、例えばカード管理、会員の管理、売上管理
等を行うとともに、上述したように、会員カードおよび
一般カード個々の度数を記憶管理する部分である。
【0026】図4は、ターミナルコントローラ70の内
部構成を示すブロック図である。ターミナルコントロー
ラ70のRAM701は、度数管理情報710および度
数上限値情報720を格納する部分である。度数管理情
報710は、図5(a)に示すように、カード識別情
報、プリペイドカードの残度数、発行時初期度数を対応
づけて格納したテーブルである。度数管理情報710の
カード識別情報とは、会員カードの場合に会員識別情報
に相当し、一般カードの場合にその固有識別情報に相当
する。度数管理情報710の残度数は、通信インターフ
ェース部702を通じて減算更新要求や加算更新要求が
あった場合に適宜演算更新されることになる。度数上限
値情報720は、図5(b)に示すように、度数上限値
を数値設定したテーブルである。この度数上限値は、例
えば表示装置703に、図6に示すような設定画面を表
示し、入出力装置704からの入力によって任意に設定
することが可能である。CPU705は、ROM706
に格納されたプログラムに基づいて上述した各種処理を
実現するための部分である。
【0027】図7は、カード処理ユニット30の主制御
部312で実施される処理の内容を示すフローチャート
である。以下、このフローチャートに従って、この実施
の形態1の遊技媒体貸出システムの動作について順次説
明していく。なお、ターミナルコントローラ70のRA
M701には、度数上限値Aとして「10000」が設
定されているものとする。
【0028】先ず、カード処理ユニット30では、電源
が投入されると、主制御部312によって初期化処理が
実施され(ステップS101)、その後、ターミナルコ
ントローラ70との通信を開始する(ステップS10
2)。通信を開始すると、ターミナルコントローラ70
からカード処理ユニット30の各種設定を指示するため
のユニット設定、並びにRAM701の度数上限値情報
720に格納した度数上限値Aを示す情報が与えられ
る。
【0029】ステップS103においてターミナルコン
トローラ70からユニット設定および度数上限値Aを受
信した主制御部312は、度数上限値Aをメモリ318
に格納し(ステップS104)、プリペイドカードおよ
び現金の受入待機中であることを報知すべく、カードラ
ンプ301および現金ランプ302を点灯させて(ステ
ップS105)、プリペイドカードの挿入待機状態とな
る(ステップS106)。
【0030】ステップS106において、カード挿入口
311にプリペイドカードが挿入されると、主制御部3
12は、カード読取部317を通じて当該プリペイドカ
ードに磁気記録されたカード識別情報を読み取り(ステ
ップS107)、このカード識別情報を含めてターミナ
ルコントローラ70に残度数の問い合わせを行った後
(ステップS108)、その回答受信待機状態となる
(ステップS109)。
【0031】この間、カード処理ユニット30からの問
い合わせを受信したターミナルコントローラ70では、
カード識別情報に基づいてRAM701の度数管理情報
710から対応するプリペイドカードの残度数を読み出
し、これをカード処理ユニット30に転送する。
【0032】ステップS109において、ターミナルコ
ントローラ70から残度数を受信した主制御部312
は、これを残度数Bとしてメモリ318に格納するとと
もに(ステップS110)、度数表示部103を通じて
その表示を行い(ステップS111)、その後、操作待
機状態となる(ステップS112、S113、S11
4)。
【0033】操作待機状態において返却ボタン105が
ONされると、カード挿入口311からプリペイドカー
ドを返却し(ステップS121)、手順をステップS1
05にリターンさせる。この結果、カード処理ユニット
30が再びカードランプ301および現金ランプ302
を点灯させ、プリペイドカードの挿入待機状態となる。
【0034】また、上記操作待機状態において貸出ボタ
ン104がONされると、金額設定ボタン308で設定
された金額分のパチンコ玉を投出すべく、パチンコ機1
0の玉投出手段106に対して打球投出要求を与える
(ステップS115)。その後、カード識別情報を含め
てターミナルコントローラ70に、設定金額に応じた残
度数Bの減算更新要求を行い(ステップS116)、さ
らに残度数Bから設定金額を差し引いた値を新たな残度
数Bとしてメモリ318に格納し(ステップS11
7)、手順をステップS111にリターンさせて操作待
機状態となる。
【0035】一方、上記操作待機状態において紙幣もし
くは硬貨が投入されると、コインセレクタ部315、あ
るいはBVユニット部313を通じてその入金額Cを取
得するとともに、当該入金額Cをメモリ318に格納す
る(ステップS118)。その後、主制御部312は、
メモリ318に格納した残度数Bと入金額Cとの和が度
数上限値Aを越えているか否かを判断し(ステップS1
19)、越えている場合、投入された貨幣を利用者に対
して返却する(ステップS120)。これに対して、残
度数Bと入金額Cとの和が度数上限値Aを越えていない
場合には、カード識別情報を含めてターミナルコントロ
ーラ70に、この入金額Cに応じた残度数Bの加算更新
要求を行い(ステップS122)、さらに残度数Bに入
金額Cを加えた値を新たな残度数Bとしてメモリ318
に格納し(ステップS123)、手順をステップS11
1にリターンさせて操作待機状態となる。
【0036】ここで、上述した入金に対する一連の処理
では、残度数Bに応じて入金額C、すなわち受入可能金
種が変更されることになる。具体的には、図8に示すよ
うに、残度数Bが「0」であれば、100円硬貨、50
0円硬貨、1000円札、2000円札、5000円
札、10000円札のすべての金種が入金可能となる。
これに対して残度数Bが1〜5000の場合には、紙幣
投入口303に10000円札が投入されると、入金額
Cと残度数Bとの和が度数上限値Aを越え、ステップS
119の判断が偽(NO)となるため、当該10000
円札がそのまま紙幣投入口303から返却されることに
なる。残度数Bが1〜5000の場合であっても、入金
された金種が5000円札以下であれば、入金額Cと残
度数Bとの和が度数上限値Aを越えないため、ステップ
S119の判断が真(YES)となり、プリペイドカー
ドの残度数Bを加算更新することが可能になる。以下同
様に、残度数Bが5001〜8000の場合には200
0円札以下の金種が受入可能となり、8001〜900
0の場合には1000円札以下の金種が受入可能、90
01〜9500の場合には500円硬貨以下の金種が受
入可能、9501〜9900の場合には100円硬貨の
みが受入可能、9901〜の場合にはすべての金種が受
入できない状態となる。
【0037】このように、残度数Bに応じて受入可能金
種を変更するようにしたカード処理ユニット30によれ
ば、入金による残度数Bの加算更新結果が常に度数上限
値A以下となるため、度数上限値Aを越えた部分を釣り
銭として返却する必要がない。従って、カード処理ユニ
ット30の内部に釣り銭返却機構を設ける必要もなく、
製造コストの低減を図ることが可能になる。また、外形
寸法の大型化を招来することもないため、パチンコ機1
0の相互間に設置して遊技者の利便性を向上させること
が可能になる。
【0038】なお、上述した実施の形態1では、投入さ
れた貨幣を一旦コインセレクタ部315もしくはBVユ
ニット部313に取り込んだ後、主制御部312によっ
て当該貨幣が受入可能であるか否かを判断するようにし
ているが、コインセレクタ部315やBVユニット部3
13の動作可否によって受入可能金種の変更を行うよう
にすることも可能である。
【0039】図9は、コインセレクタ部315やBVユ
ニットの動作可否によって受入可能金種の変更を行うよ
うにした遊技媒体貸出システムにおいて、カード処理ユ
ニット30の主制御部312で実施される処理の内容を
示すフローチャートである。以下、このフローチャート
に従って、実施の形態2の遊技媒体貸出システムの動作
について順次説明していく。なお、ターミナルコントロ
ーラ70のRAM701には、度数上限値Aとして「1
0000」が設定されているものとする。
【0040】先ず、カード処理ユニット30では、電源
が投入されると、主制御部312によって初期化処理が
実施され(ステップS101)、その後、ターミナルコ
ントローラ70との通信を開始する(ステップS10
2)。通信を開始すると、ターミナルコントローラ70
からカード処理ユニット30の各種設定を指示するため
のユニット設定、並びにRAM701の度数上限値情報
720に格納した度数上限値Aを示す情報が与えられ
る。
【0041】ステップS103においてターミナルコン
トローラ70からユニット設定および度数上限値Aを受
信した主制御部312は、度数上限値Aをメモリ318
に格納し(ステップS104)、プリペイドカードおよ
び現金の受入待機中であることを報知すべく、カードラ
ンプ301および現金ランプ302を点灯させ(ステッ
プS105)、プリペイドカードの挿入待機状態となる
(ステップS106)。
【0042】ステップS106において、カード挿入口
311にプリペイドカードが挿入されると、主制御部3
12は、カード読取部317を通じて当該プリペイドカ
ードに磁気記録されたカード識別情報を読み取り(ステ
ップS107)、このカード識別情報を含めてターミナ
ルコントローラ70に残度数Bの問い合わせを行った後
(ステップS108)、その回答受信待機状態となる
(ステップS109)。
【0043】この間、カード処理ユニット30からの問
い合わせを受信したターミナルコントローラ70では、
カード識別情報に基づいてRAM701の度数管理情報
710から対応するプリペイドカードの残度数を読み出
し、これをカード処理ユニット30に転送する。
【0044】ステップS109において、ターミナルコ
ントローラ70から残度数Bを受信した主制御部312
は、これを残度数Bとしてメモリ318に格納する(ス
テップS110)。残度数Bをメモリ318に格納した
主制御部312は、度数上限値Aと残度数Bとの差Eを
算出し(ステップS200)、その差Eが10000以
上であるか否かを判断する(ステップS201)。10
000以上の差があれば、BVユニット部313および
コインセレクタ部315の双方に対して動作要求を与え
る(ステップS203、S204)。つまり、図10に
示すように、残度数Bが「0」であり、度数上限値Aと
残度数Bとの差Eが10000以上ある場合には、BV
ユニット部313およびコインセレクタ部315がいず
れも動作することになるため、100円硬貨、500円
硬貨、1000円札、2000円札、5000円札、1
0000円札のすべての金種が入金可能となる。
【0045】これに対しステップS201において、度
数上限値Aと残度数Bとの差Eが10000未満である
場合には、つぎに当該差Eが500以上であるか否かを
判断する(ステップS202)。500以上の差があれ
ば、コインセレクタ部315にのみ動作要求を与える
(ステップS204)。つまり、図10に示すように、
残度数Bが1〜9500であり、度数上限値Aと残度数
Bとの差Eが9999〜500である場合には、コイン
セレクタ部315のみが動作することになるため、10
0円硬貨、500円硬貨のみが入金可能となる。
【0046】さらにステップS202において、度数上
限値Aと残度数Bとの差Eが500未満である場合に
は、BVユニット部313およびコインセレクタ部31
5の双方に対して動作要求を与えることなく手順をステ
ップS111に進める。つまり、図10に示すように、
残度数Bが9501〜10000であり、度数上限値A
と残度数Bとの差Eが499〜0である場合には、BV
ユニット部313およびコインセレクタ部315の双方
が動作しないため、すべての金種が受け入れできない状
態となる。
【0047】上記のようにしてBVユニット部313お
よびコインセレクタ部315の動作可否を設定した主制
御部312は、ステップS109で取得した残度数Bを
度数表示部103に表示し(ステップS111)、その
後、操作待機状態となる(ステップS112、S11
3、S114)。
【0048】以降、操作待機状態での動作は、実施の形
態1と同様であるため、その説明を省略する。但し、こ
の実施の形態2では、操作待機状態となる以前に、残度
数Bに応じてBVユニット部313およびコインセレク
タ部315の動作可否が設定されているため、ステップ
S113で貨幣が投入された時点で、その入金額Cと残
度数Bとの和が度数上限値Aを越えることはなく、これ
がそのまま受入可能金種に相当する。従って、実施の形
態1のステップS119で実施した判断を経ることなく
そのまま手順をステップS122およびステップS12
3に進め、カード識別情報を含めてターミナルコントロ
ーラ70に、入金額Cに応じた残度数Bの加算更新要求
を行い、さらに残度数Bに入金額Cを加えた値を新たな
残度数Bとしてメモリ318に格納する処理を実行す
る。
【0049】この実施の形態2においても、入金による
残度数Bの加算更新結果が常に度数上限値A以下となる
ため、度数上限値Aを越えた部分を釣り銭として返却す
る必要がない。従って、カード処理ユニット30の内部
に釣り銭返却機構を設ける必要もなく、製造コストの低
減を図ることが可能になる。また、外形寸法の大型化を
招来することもないため、パチンコ機10の相互間に設
置して遊技者の利便性を向上させることが可能になる。
さらに、BVユニット部313とコインセレクタ部31
5との動作可否によって受入可能金種を変更するように
しているため、金種毎に受入可能であるか否かを判断す
る必要がなく、制御が容易となる。しかしながら、本発
明においては、BVユニット部313とコインセレクタ
部315との動作可否を細分化し、金種毎に受入可能で
あるか否かをBVユニット部313およびコインセレク
タ部315に判断させるようにしても構わない。
【0050】なお、上述した実施の形態1,2では、タ
ーミナルコントローラ70で設定した度数上限値Aをカ
ード処理ユニット30に転送するようにしているが、カ
ード処理ユニット30単体で度数上限値Aを設定するこ
とも可能である。
【0051】図11は、カード処理ユニット30で度数
上限値Aを設定するようにした遊技媒体貸出システムに
おいて、カード処理ユニット30の主制御部312で実
施される処理の内容を示すフローチャートである。以
下、このフローチャートに従って、実施の形態3の遊技
媒体貸出システムの動作について順次説明していく。
【0052】先ず、カード処理ユニット30では、電源
が投入されると、主制御部312によって初期化処理が
実施され(ステップS101)、その後、電源投入時に
設定ボタンがONされていたか否かを判断する(ステッ
プS300)。設定ボタンは、カード処理ユニット30
の前面パネル等、適宜の位置に設けてあればよい。
【0053】電源投入時に設定ボタンがONされていた
場合には、度数上限値Aの設定待機状態であることを表
示し(ステップS302)、設定入力待ちとなる(ステ
ップS303)。設定待機状態の表示は、別途表示部を
設けてもよいが、金額表示部307に切換表示するよう
にしても構わない。ステップS303において、設定ボ
タンを適宜操作することによって度数上限値Aが設定入
力されると、これをメモリ318に格納し(ステップS
104)、プリペイドカードおよび現金の受入待機中で
あること報知すべく、カードランプ301および現金ラ
ンプ302を点灯させる(ステップS105)。
【0054】一方、電源投入時に設定ボタンがONされ
ていない場合には、度数上限値Aが設定済みであるか否
かを判断する(ステップS301)。度数上限値Aが設
定済みであれば、手順をステップS105に進める。
【0055】以下、図7もしくは図9のステップS10
6以降と同様の処理を実施する。なお、ステップS30
1において度数上限値Aが設定されていない場合には、
カード処理ユニット30を異常終了する。
【0056】上記のような実施の形態3の遊技媒体貸出
システムによれば、カード処理ユニット30単体で度数
上限値Aを設定することが可能になる。
【0057】なお、上述した実施の形態1〜3では、度
数上限値Aを任意に設定することができるため、様々な
営業形態に対応することができるが、度数上限値Aを一
定の値に固定するようにしても構わない。つまり、図1
2に示すように、初期化処理を実施した後に(ステップ
S101)、度数上限値Aに固定の値(例えば1000
0)を代入し(ステップS400)、これをメモリ31
8に格納するようにしてもよい(ステップS104)。
【0058】こうした実施の形態4の遊技媒体貸出シス
テムによれば、度数上限値Aの設定作業が不要となり、
保守点検が容易となる。
【0059】なお、上述した実施の形態1〜4では、い
ずれも度数上限値Aを10000と設定しているが、必
ずしも10000である必要はない。この場合、図5
(a)に示すように、度数管理情報710に含まれるプ
リペイドカードの発行時初期度数、つまりプリペイドカ
ードの発行の際に付与されていた初期の価値情報をその
まま度数上限値Aとして設定してもよい。例えば500
0円で購入したプリペイドカードの度数上限値Aを50
00に、1000円で購入したプリペイドカードの度数
上限値Aを1000というように設定すれば、煩雑な設
定作業を行うことなくプリペイドカード個々の度数上限
値Aを互いに異なるものとすることが可能となる。
【0060】また、上述した実施の形態1〜4では、プ
リペイドカードの価値情報(残度数B)をターミナルコ
ントローラ70に記憶させるようにした遊技媒体貸出シ
ステムを例示しているが、プリペイドカード自体に価値
情報を記憶させるようにした遊技媒体貸出システムにも
同様に適用することができ、かつ同様の作用効果を期待
することが可能である。
【0061】さらに、上述した実施の形態1〜4では、
投入された貨幣が受入可能であるか否かを記録媒体処理
装置が判断するようにしているが、記録媒体処理装置と
通信が可能なターミナルコントローラ70が度数上限値
Aの管理とともに、投入された貨幣が受入可能であるか
否かを判断するようにしてもよい。
【0062】またさらに、上述した実施の形態1〜4で
は、記録媒体処理装置としてカード処理ユニット30を
例示しているが、記録媒体を受け入れた状態で追加入金
があった場合に遊技媒体の貸し出し基準となる価値情報
を加算更新するものであれば、例えばカード発行機20
等、その他の遊技媒体処理装置にも同様に適用可能であ
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、予め設定した価値情報の上限値と、記録媒体に
関連して記憶された価値情報の残余値とを比較し、この
比較結果に基づいて受入可能金種を変更するようにして
いるため、追加入金による価値情報の加算更新結果を常
に上限値以下に設定することが可能になる。この結果、
上限値を越えた部分を釣り銭として返却するための返却
機構が不要となり、製造コストの増大や外形寸法の大型
化を招来することなく価値情報に上限値を設定すること
が可能になる。
【0064】また、請求項2の発明によれば、記録媒体
に記録された固有識別情報と価値情報とを関連づけて記
憶する価値情報記憶手段と、記録媒体を受け入れた場合
に該記録媒体に記録された固有識別情報を読み取る読取
手段と、追加入金を受け入れる追加入金受入手段と、前
記読取手段が記録媒体を受け入れた状態で前記追加入金
受入手段に追加入金された場合に、該読取手段が読み取
った固有識別情報に関連して前記価値情報記憶手段に記
憶された価値情報を加算更新する追加入金処理手段と、
予め設定した価値情報の上限値と前記読取手段が読み取
った固有識別情報に関連して前記価値情報記憶手段に記
憶された価値情報の残余値とを比較し、該比較結果に基
づいて前記追加入金受入手段に対する受入可能金種を変
更する受入可能金種変更手段とを備えるようにしている
ため、追加入金による価値情報の加算更新結果を常に上
限値以下に設定することが可能になる。この結果、上限
値を越えた部分を釣り銭として返却するための返却機構
が不要となり、製造コストの増大や外形寸法の大型化を
招来することなく価値情報に上限値を設定することが可
能になる。
【0065】また、請求項3の発明によれば、価値情報
の上限値を設定する設定手段を設けるようにしているた
め、価値情報の上限値を任意に設定可能である。
【0066】また、請求項4の発明によれば、記録媒体
に関連して記憶された初期の価値情報設定値を、前記上
限値として記憶する上限値記憶手段を備えるようにして
いるため、煩雑な設定作業を行うことなく記録媒体個々
の上限値を互いに異なるものに設定することが可能とな
る。
【0067】また、請求項5の発明によれば、追加入金
受入手段が、互いに異なる金種を受け入れる複数の受入
部を有し、かつ前記受入可能金種変更手段が、前記比較
結果に基づいてこれら複数の受入部の動作可否を変更す
るようにしているため、金種毎に受入可能であるか否か
を判断する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である遊技媒体貸出シ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した遊技媒体貸出システムで適用する
カード処理ユニットおよびパチンコ機の外観正面図であ
る。
【図3】図2に示したカード処理ユニットの内部構成を
示すブロック図である。
【図4】図4は、ターミナルコントローラの内部構成を
示すブロック図である。
【図5】(a)は度数管理情報の具体例を示す図表、
(b)は度数上限値情報の具体例を示す図表である。
【図6】度数上限値の設定画面を例示する概念図であ
る。
【図7】カード処理ユニットの主制御部で実施される処
理の内容を示すフローチャートである。
【図8】価値情報の残度数と受入可能金種との対応を示
す図表である。
【図9】この発明の実施の形態2の遊技媒体貸出システ
ムにおいて、カード処理ユニットの主制御部で実施され
る処理の内容を示すフローチャートである。
【図10】価値情報の残度数とBVユニット部およびコ
インセレクタ部の動作可否との対応を示す図表である。
【図11】この発明の実施の形態3の遊技媒体貸出シス
テムにおいて、カード処理ユニットの主制御部で実施さ
れる処理内容の要部を示すフローチャートである。
【図12】この発明の実施の形態4の遊技媒体貸出シス
テムにおいて、カード処理ユニットの主制御部で実施さ
れる処理内容の要部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 パチンコ機 20 カード発行機 30 カード処理ユニット 40 カード更新機 50 カード精算機 60 島コントローラ 70 ターミナルコントローラ 101 遊技領域 102 上皿 103 度数表示部 104 貸出ボタン 105 返却ボタン 106 玉投出手段 301 カードランプ 302 現金ランプ 303 紙幣投入口 304 硬貨投入口 305 返却レバー 306 種別ランプ 307 金額表示部 308 金額設定ボタン 309 端数設定ボタン 310 硬貨返却口 311 カード挿入口 312 主制御部 313 BVユニット部 314 紙幣搬送路 315 コインセレクタ部 316 硬貨搬送路 317 カード読取部 318 メモリ 701 RAM 702 通信インターフェース部 703 表示装置 704 入出力装置 710 度数管理情報 720 度数上限値情報

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を受け入れた状態で追加入金が
    あった場合に遊技媒体の貸し出し基準となる価値情報を
    加算更新するようにした遊技媒体処理装置において、 予め設定した価値情報の上限値と、記録媒体に関連して
    記憶された価値情報の残余値とを比較し、この比較結果
    に基づいて追加入金の受入可能金種を変更することを特
    徴とする記録媒体処理装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体に関連して記憶された価値情報
    に基づいて遊技媒体の貸し出しを行うとともに、遊技媒
    体の貸し出しに応じて前記価値情報を減算更新するよう
    にした遊技媒体貸出システムにおいて、 記録媒体に記録された固有識別情報と価値情報とを関連
    づけて記憶する価値情報記憶手段と、 記録媒体を受け入れた場合に該記録媒体に記録された固
    有識別情報を読み取る読取手段と、 追加入金を受け入れる追加入金受入手段と、 前記読取手段が記録媒体を受け入れた状態で前記追加入
    金受入手段に追加入金された場合に、該読取手段が読み
    取った固有識別情報に関連して前記価値情報記憶手段に
    記憶された価値情報を加算更新する追加入金処理手段
    と、 予め設定した価値情報の上限値と前記読取手段が読み取
    った固有識別情報に関連して前記価値情報記憶手段に記
    憶された価値情報の残余値とを比較し、該比較結果に基
    づいて前記追加入金受入手段に対する受入可能金種を変
    更する受入可能金種変更手段とを備えたことを特徴とす
    る遊技媒体貸出システム。
  3. 【請求項3】 価値情報の上限値を設定する設定手段を
    設けたことを特徴とする請求項2に記載の遊技媒体貸出
    システム。
  4. 【請求項4】 記録媒体に関連して記憶された初期の価
    値情報設定値を、前記上限値として記憶する上限値記憶
    手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の遊技媒
    体貸出システム。
  5. 【請求項5】 前記追加入金受入手段は、互いに異なる
    金種を受け入れる複数の受入部を有し、かつ前記受入可
    能金種変更手段は、前記比較結果に基づいてこれら複数
    の受入部の動作可否を変更することを特徴とする請求項
    2〜4のいずれか一つに記載の遊技媒体貸出システム。
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