JPH1196443A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
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- JPH1196443A JPH1196443A JP26822497A JP26822497A JPH1196443A JP H1196443 A JPH1196443 A JP H1196443A JP 26822497 A JP26822497 A JP 26822497A JP 26822497 A JP26822497 A JP 26822497A JP H1196443 A JPH1196443 A JP H1196443A
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- JP
- Japan
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- cash
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- vending machine
- shooter
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】 釣銭が盗まれることを極力防止すること
ができる自動販売機を提供する。 【解決手段】 自動販売機は、金銭が投入される金銭投
入口（８）と、釣銭が払い出される金銭返却口（１１）
と、金銭投入口に投入された金銭を検知するコインメカ
ニズム（１２）と、このコインメカニズムから排出され
る釣銭を金銭返却口に導くシューター（１３）と、シュ
ーターに詰められている異物（Ｓ）を検知して、検知信
号を出力する異物検知センサー（１６）と、釣銭切れを
表示する表示装置（２６）と、異物検知センサーからの
検知信号を受けて、表示装置に釣銭切れを表示させる制
御装置（２３）とを備えている。
ができる自動販売機を提供する。 【解決手段】 自動販売機は、金銭が投入される金銭投
入口（８）と、釣銭が払い出される金銭返却口（１１）
と、金銭投入口に投入された金銭を検知するコインメカ
ニズム（１２）と、このコインメカニズムから排出され
る釣銭を金銭返却口に導くシューター（１３）と、シュ
ーターに詰められている異物（Ｓ）を検知して、検知信
号を出力する異物検知センサー（１６）と、釣銭切れを
表示する表示装置（２６）と、異物検知センサーからの
検知信号を受けて、表示装置に釣銭切れを表示させる制
御装置（２３）とを備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣銭を金銭返却口
に返却している自動販売機に関する。
に返却している自動販売機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この様な自動販売機においては、
コインメカニズムから排出された釣銭を、シューターで
金銭返却口に導いている。そして、自動販売機のシュー
ターには、異物検知センサーは設けられていない。
コインメカニズムから排出された釣銭を、シューターで
金銭返却口に導いている。そして、自動販売機のシュー
ターには、異物検知センサーは設けられていない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このシュー
ターに異物たとえば布やチューインガムなどが詰められ
た場合には、購買客に釣銭などを返却しなければならな
い際にも、釣銭が金銭返却口に戻らず、購買客に不快感
を与えるという問題が発生する。また、その後、異物を
取り除き、釣銭を盗む事例が発生している。
ターに異物たとえば布やチューインガムなどが詰められ
た場合には、購買客に釣銭などを返却しなければならな
い際にも、釣銭が金銭返却口に戻らず、購買客に不快感
を与えるという問題が発生する。また、その後、異物を
取り除き、釣銭を盗む事例が発生している。
【０００４】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、釣銭が盗まれることを極力防止することが
できる自動販売機を提供することを目的とする。
めのもので、釣銭が盗まれることを極力防止することが
できる自動販売機を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本出願の請求項１記載の
発明の自動販売機は、金銭が投入される金銭投入口
（８）と、釣銭が払い出される金銭返却口（１１）と、
金銭投入口に投入された金銭を検知するコインメカニズ
ム（１２）と、このコインメカニズムから排出される釣
銭を金銭返却口に導くシューター（１３）と、シュータ
ーに詰められている異物（Ｓ）を検知して、検知信号を
出力する異物検知センサー（１６）と、釣銭切れを表示
する表示装置（２６）と、異物検知センサーからの検知
信号を受けて、前記表示装置に釣銭切れを表示させる制
御装置（２３）とを備えている。
発明の自動販売機は、金銭が投入される金銭投入口
（８）と、釣銭が払い出される金銭返却口（１１）と、
金銭投入口に投入された金銭を検知するコインメカニズ
ム（１２）と、このコインメカニズムから排出される釣
銭を金銭返却口に導くシューター（１３）と、シュータ
ーに詰められている異物（Ｓ）を検知して、検知信号を
出力する異物検知センサー（１６）と、釣銭切れを表示
する表示装置（２６）と、異物検知センサーからの検知
信号を受けて、前記表示装置に釣銭切れを表示させる制
御装置（２３）とを備えている。
【０００６】本出願の請求項２記載の発明の自動販売機
は、金銭が投入される金銭投入口と、釣銭が払い出され
る金銭返却口と、金銭投入口に投入された金銭を検知す
るコインメカニズムと、このコインメカニズムから排出
される釣銭を金銭返却口に導くシューターと、シュータ
ーに詰められている異物を検知して、検知信号を出力す
る異物検知センサーと、商品が売切れであることを表示
する表示装置（２７）と、異物検知センサーからの検知
信号を受けて、前記表示装置に全商品が売切れであるこ
とを表示させる制御装置とを備えている。
は、金銭が投入される金銭投入口と、釣銭が払い出され
る金銭返却口と、金銭投入口に投入された金銭を検知す
るコインメカニズムと、このコインメカニズムから排出
される釣銭を金銭返却口に導くシューターと、シュータ
ーに詰められている異物を検知して、検知信号を出力す
る異物検知センサーと、商品が売切れであることを表示
する表示装置（２７）と、異物検知センサーからの検知
信号を受けて、前記表示装置に全商品が売切れであるこ
とを表示させる制御装置とを備えている。
【０００７】本出願の請求項３記載の発明の自動販売機
は、金銭が投入される金銭投入口と、釣銭が払い出され
る金銭返却口と、金銭投入口に投入された金銭を検知す
るコインメカニズムと、このコインメカニズムから排出
される釣銭を金銭返却口に導くシューターと、シュータ
ーに詰められている異物を検知して、検知信号を出力す
る異物検知センサーと、異常を警報する警報装置（２
８）と、異物検知センサーからの検知信号を受けて、警
報装置を作動させる制御装置とを備えている。
は、金銭が投入される金銭投入口と、釣銭が払い出され
る金銭返却口と、金銭投入口に投入された金銭を検知す
るコインメカニズムと、このコインメカニズムから排出
される釣銭を金銭返却口に導くシューターと、シュータ
ーに詰められている異物を検知して、検知信号を出力す
る異物検知センサーと、異常を警報する警報装置（２
８）と、異物検知センサーからの検知信号を受けて、警
報装置を作動させる制御装置とを備えている。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、本発明における自動販売機
の実施の一形態を図１ないし図４を用いて説明する。図
１は本発明にかかる自動販売機の実施の一形態の正面図
である。図２は電気回路図である。図３は図１の要部断
面図である。図４はシューターに異物が詰められた状態
での要部断面図である。なお、図２は異物検知に関係す
る電気回路のみ記載されている。
の実施の一形態を図１ないし図４を用いて説明する。図
１は本発明にかかる自動販売機の実施の一形態の正面図
である。図２は電気回路図である。図３は図１の要部断
面図である。図４はシューターに異物が詰められた状態
での要部断面図である。なお、図２は異物検知に関係す
る電気回路のみ記載されている。
【０００９】自動販売機の本体の内部には、缶飲料など
の販売商品が収納されている。この自動販売機の本体の
前面は、断熱扉である前面扉１で開閉自在に閉じられて
いる。この前面扉１には、上部にディスプレー部３が設
けられ、このディスプレー部３には、販売商品の見本４
が複数陳列されている。この見本４の下側には、各々商
品の選択ボタン６が設けられている。各選択ボタン６に
は、売切表示部６ａ（図２参照）が設けられ、選択ボタ
ン６に対応する商品が売切れの際には、点灯している。
そして、前面扉１の下部には、商品取出口７が設けられ
ている。
の販売商品が収納されている。この自動販売機の本体の
前面は、断熱扉である前面扉１で開閉自在に閉じられて
いる。この前面扉１には、上部にディスプレー部３が設
けられ、このディスプレー部３には、販売商品の見本４
が複数陳列されている。この見本４の下側には、各々商
品の選択ボタン６が設けられている。各選択ボタン６に
は、売切表示部６ａ（図２参照）が設けられ、選択ボタ
ン６に対応する商品が売切れの際には、点灯している。
そして、前面扉１の下部には、商品取出口７が設けられ
ている。
【００１０】また、前面扉１には、金銭投入口８、金銭
返却操作部９および金銭返却口１１が設けられており、
金銭投入口８に投入した金銭は、前面扉１内部のコイン
メカニズム１２に落下している。このコインメカニズム
１２の下方にはシューター１３が設けられ、このシュー
ター１３が、コインメカニズム１２から払い出された釣
銭などの金銭を金銭返却口１１に導いている。また、シ
ューター１３には、複数の異物検知センサー１６が設け
られている。この異物検知センサー１６は赤外線センサ
ーや超音波センサーなどで構成されており、シューター
１３の内部に詰められた異物Ｓなどの物体を検知してい
る。さらに、金銭投入口８の近辺すなわち横側には、釣
銭切表示部２１および投入金額表示部２２が設けられて
いる。
返却操作部９および金銭返却口１１が設けられており、
金銭投入口８に投入した金銭は、前面扉１内部のコイン
メカニズム１２に落下している。このコインメカニズム
１２の下方にはシューター１３が設けられ、このシュー
ター１３が、コインメカニズム１２から払い出された釣
銭などの金銭を金銭返却口１１に導いている。また、シ
ューター１３には、複数の異物検知センサー１６が設け
られている。この異物検知センサー１６は赤外線センサ
ーや超音波センサーなどで構成されており、シューター
１３の内部に詰められた異物Ｓなどの物体を検知してい
る。さらに、金銭投入口８の近辺すなわち横側には、釣
銭切表示部２１および投入金額表示部２２が設けられて
いる。
【００１１】また、前面扉１の内部には、マイコンなど
からなる制御装置２３やスピーカー２４などが設けられ
ている。制御装置２３には、コインメカニズム１２、異
物検知センサー１６、釣銭切表示部２１を点灯させる釣
銭切表示装置２６、売切表示部６ａを点灯させる売切表
示装置２７、スピーカー２４を鳴らす警報装置２８およ
び異常表示装置２９が接続されている。この異常表示装
置２９は、前面扉１の内部に設けられている作業者用の
異常表示部３１に異常の内容を表示し、作業者に異常の
内容を具体的に知らせている。
からなる制御装置２３やスピーカー２４などが設けられ
ている。制御装置２３には、コインメカニズム１２、異
物検知センサー１６、釣銭切表示部２１を点灯させる釣
銭切表示装置２６、売切表示部６ａを点灯させる売切表
示装置２７、スピーカー２４を鳴らす警報装置２８およ
び異常表示装置２９が接続されている。この異常表示装
置２９は、前面扉１の内部に設けられている作業者用の
異常表示部３１に異常の内容を表示し、作業者に異常の
内容を具体的に知らせている。
【００１２】そして、通常の状態すなわち商品販売モー
ドにおいては、コインメカニズム１２は、金銭投入口８
に投入された金銭を検知して、この投入金額を制御装置
２３に出力しているとともに、制御装置２３から釣銭金
額の信号が出力されると、釣銭をシューター１３を介し
て金銭返却口１１に払い出している。また、コインメカ
ニズム１２に釣銭が無くなると、コインメカニズム１２
は釣銭切信号を制御装置２３に出力しているとともに、
金銭投入口８に投入された金銭が、商品の代金の整数倍
以外の場合には、投入された金銭を金銭返却口１１に払
い出している。そして、制御装置２３はコインメカニズ
ム１２から釣銭切信号を受けると、釣銭切表示装置２６
に釣銭切信号を出力して作動させ、釣銭切表示部２１を
点灯させている。この様にして、自動販売機は釣銭切れ
モードとなる。
ドにおいては、コインメカニズム１２は、金銭投入口８
に投入された金銭を検知して、この投入金額を制御装置
２３に出力しているとともに、制御装置２３から釣銭金
額の信号が出力されると、釣銭をシューター１３を介し
て金銭返却口１１に払い出している。また、コインメカ
ニズム１２に釣銭が無くなると、コインメカニズム１２
は釣銭切信号を制御装置２３に出力しているとともに、
金銭投入口８に投入された金銭が、商品の代金の整数倍
以外の場合には、投入された金銭を金銭返却口１１に払
い出している。そして、制御装置２３はコインメカニズ
ム１２から釣銭切信号を受けると、釣銭切表示装置２６
に釣銭切信号を出力して作動させ、釣銭切表示部２１を
点灯させている。この様にして、自動販売機は釣銭切れ
モードとなる。
【００１３】さらに、選択ボタン６に対応する商品が無
くなると、商品を払い出す商品払出装置が、この選択ボ
タンの番号を制御装置２３に出力している。そして、制
御装置２３はこの信号を受けて、売切表示装置２７に、
前述の商品が売切れした選択ボタン６の番号を出力し、
この選択ボタン６の売切表示部６ａを点灯させている。
くなると、商品を払い出す商品払出装置が、この選択ボ
タンの番号を制御装置２３に出力している。そして、制
御装置２３はこの信号を受けて、売切表示装置２７に、
前述の商品が売切れした選択ボタン６の番号を出力し、
この選択ボタン６の売切表示部６ａを点灯させている。
【００１４】この様に構成されている自動販売機におい
て、異物Ｓをシューター１３内に詰め込むと、異物検知
センサー１６がこの異物Ｓを検知して、異物検知信号を
制御装置２３に出力する。ところで、シューター１３内
には、釣銭など金銭も通過しており、異物検知センサー
１６はこの金銭なども検知している。しかしながら、こ
の金銭は短時間で通過しており、異物検知センサー１６
の検知時間は極短い。したがって、異物検知センサー１
６は、設定時間たとえば数秒以上物体を検知している場
合に、シューター１３内に異物Ｓを検知したと判断し
て、異物検知信号を出力し、設定時間以下の期間だけ物
体を検知している場合に、金銭であると判断して、異物
検知信号は出力していない。この異物であるか金銭であ
るかの判断は、制御装置２３で行うことも可能である。
また、釣銭払出し時には、異物検知センサー１６の検知
信号を無視（すなわち、異物ではないと判断する）した
りすることもできる。
て、異物Ｓをシューター１３内に詰め込むと、異物検知
センサー１６がこの異物Ｓを検知して、異物検知信号を
制御装置２３に出力する。ところで、シューター１３内
には、釣銭など金銭も通過しており、異物検知センサー
１６はこの金銭なども検知している。しかしながら、こ
の金銭は短時間で通過しており、異物検知センサー１６
の検知時間は極短い。したがって、異物検知センサー１
６は、設定時間たとえば数秒以上物体を検知している場
合に、シューター１３内に異物Ｓを検知したと判断し
て、異物検知信号を出力し、設定時間以下の期間だけ物
体を検知している場合に、金銭であると判断して、異物
検知信号は出力していない。この異物であるか金銭であ
るかの判断は、制御装置２３で行うことも可能である。
また、釣銭払出し時には、異物検知センサー１６の検知
信号を無視（すなわち、異物ではないと判断する）した
りすることもできる。
【００１５】制御装置２３が異物検知センサー１６から
異物検知信号を受けると、第１の対応として、制御装置
２３は、釣銭切表示装置２６に釣銭切信号を出力して作
動させ、釣銭切表示部２１を点灯させているとともに、
コインメカニズム１２にも釣銭切信号を出力している。
そして、コインメカニズム１２は、金銭投入口８に投入
された金銭が、商品の代金の整数倍以外の場合には、投
入された金銭を金銭返却口１１に払い出している。な
お、購買客は釣銭切表示部２１が点灯しているのを見
て、金銭投入口８に商品の代金の整数倍の金銭を投入し
ており、金銭投入口８に商品の代金の整数倍以外の金銭
が投入されることは極力防止されている。この様にし
て、自動販売機は釣銭切れモードとなる。
異物検知信号を受けると、第１の対応として、制御装置
２３は、釣銭切表示装置２６に釣銭切信号を出力して作
動させ、釣銭切表示部２１を点灯させているとともに、
コインメカニズム１２にも釣銭切信号を出力している。
そして、コインメカニズム１２は、金銭投入口８に投入
された金銭が、商品の代金の整数倍以外の場合には、投
入された金銭を金銭返却口１１に払い出している。な
お、購買客は釣銭切表示部２１が点灯しているのを見
て、金銭投入口８に商品の代金の整数倍の金銭を投入し
ており、金銭投入口８に商品の代金の整数倍以外の金銭
が投入されることは極力防止されている。この様にし
て、自動販売機は釣銭切れモードとなる。
【００１６】第２の対応としては、制御装置２３が、売
切表示装置２７に全ての選択ボタン６の番号を出力し
て、選択ボタン６の売切表示部６ａを全て点灯させてい
るとともに、コインメカニズム１２に金銭の収納を拒否
させている。すなわち、投入された金銭は、そのまま、
全て金銭返却口１１に払い出されている。なお、売切表
示部６ａが全て点灯しており、購買客が金銭投入口８に
金銭を投入することは極力防止されている。この様にし
て、自動販売機は、販売停止モードとなる。また、制御
装置２３は、警報装置２８に警報信号を出力して作動さ
せ、スピーカー２４を鳴らしている。さらに、制御装置
２３は、異常表示装置２９に異物詰まり信号を出力して
作動させ、シューター１３に異物Ｓが詰まっていること
を、異常表示部３１に表示している。
切表示装置２７に全ての選択ボタン６の番号を出力し
て、選択ボタン６の売切表示部６ａを全て点灯させてい
るとともに、コインメカニズム１２に金銭の収納を拒否
させている。すなわち、投入された金銭は、そのまま、
全て金銭返却口１１に払い出されている。なお、売切表
示部６ａが全て点灯しており、購買客が金銭投入口８に
金銭を投入することは極力防止されている。この様にし
て、自動販売機は、販売停止モードとなる。また、制御
装置２３は、警報装置２８に警報信号を出力して作動さ
せ、スピーカー２４を鳴らしている。さらに、制御装置
２３は、異常表示装置２９に異物詰まり信号を出力して
作動させ、シューター１３に異物Ｓが詰まっていること
を、異常表示部３１に表示している。
【００１７】前述の様に、この実施の形態では、シュー
ター１３内に異物が詰まっている場合には、自動販売機
を釣銭切れモードにして、表示装置２６，２１で釣銭切
れを表示している。したがって、購買客は、この釣銭切
れの表示を見て、釣銭が不要な状態で自動販売機を利用
することができる。その結果、釣銭を盗難されることを
極力防止することができる。
ター１３内に異物が詰まっている場合には、自動販売機
を釣銭切れモードにして、表示装置２６，２１で釣銭切
れを表示している。したがって、購買客は、この釣銭切
れの表示を見て、釣銭が不要な状態で自動販売機を利用
することができる。その結果、釣銭を盗難されることを
極力防止することができる。
【００１８】また、自動販売機を販売停止モードにし
て、各選択ボタン毎に設けられている売切表示部を全て
点灯している場合がある。この様にして、表示装置２
７，６ａで全商品が売切れであることを表示している場
合には、購買客は、商品が全て売り切れたと思い、自動
販売機を利用することがない。その結果、釣銭を盗難さ
れることを防止することができる。
て、各選択ボタン毎に設けられている売切表示部を全て
点灯している場合がある。この様にして、表示装置２
７，６ａで全商品が売切れであることを表示している場
合には、購買客は、商品が全て売り切れたと思い、自動
販売機を利用することがない。その結果、釣銭を盗難さ
れることを防止することができる。
【００１９】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 （１）実施の形態において、代金として金銭を投入して
いるが、紙幣を投入することも可能である。また、貨幣
だけでなく、プリペイドカードなどを使用できる様にす
ることも可能である。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 （１）実施の形態において、代金として金銭を投入して
いるが、紙幣を投入することも可能である。また、貨幣
だけでなく、プリペイドカードなどを使用できる様にす
ることも可能である。
【００２０】（２）実施の形態においては、異常警報装
置はスピーカーなどで構成され、警報音を発生している
が、光や表示などで警報することも可能である。また、
管理センターなどに、無線などの通信で通報することも
可能である。 （３）実施の形態においては、異物検知センサーは２個
設けられているが、その個数、構造や配置などは適宜変
更可能である。なお、配置はシューターの出口付近に設
けることが好ましい。
置はスピーカーなどで構成され、警報音を発生している
が、光や表示などで警報することも可能である。また、
管理センターなどに、無線などの通信で通報することも
可能である。 （３）実施の形態においては、異物検知センサーは２個
設けられているが、その個数、構造や配置などは適宜変
更可能である。なお、配置はシューターの出口付近に設
けることが好ましい。
【００２１】（４）シューターは、コインメカニズムか
ら金銭返却口に釣銭を導くことができるならば、その構
造、形状や材質などは適宜選択可能である。 （５）実施の形態においては、作業者用の異常表示部３
１は、前面扉１内部に設けられているが、異常表示部３
１の配置は適宜変更可能である。たとえば、前面扉１の
前面下部などに設けることも可能である。他の表示部た
とえば売切表示部６ａ、釣銭切表示部２１や投入金額表
示部２２などの配置や構造なども適宜変更可能である。
ら金銭返却口に釣銭を導くことができるならば、その構
造、形状や材質などは適宜選択可能である。 （５）実施の形態においては、作業者用の異常表示部３
１は、前面扉１内部に設けられているが、異常表示部３
１の配置は適宜変更可能である。たとえば、前面扉１の
前面下部などに設けることも可能である。他の表示部た
とえば売切表示部６ａ、釣銭切表示部２１や投入金額表
示部２２などの配置や構造なども適宜変更可能である。
【００２２】（６）金銭投入口８にシャッターを設け、
異物検知センサー１６が異物Ｓを検知した際には、制御
装置２３がシャッター駆動装置に閉じ信号を出力して、
シャッターを駆動して、金銭投入口８を閉じることも可
能である。 （７）実施の形態においては、釣銭切表示装置２６、売
切表示装置２７、警報装置２８および異常表示装置２９
などが設置されているが、これらを全て設置する必要は
なく、設置する機器は適宜選択可能である。
異物検知センサー１６が異物Ｓを検知した際には、制御
装置２３がシャッター駆動装置に閉じ信号を出力して、
シャッターを駆動して、金銭投入口８を閉じることも可
能である。 （７）実施の形態においては、釣銭切表示装置２６、売
切表示装置２７、警報装置２８および異常表示装置２９
などが設置されているが、これらを全て設置する必要は
なく、設置する機器は適宜選択可能である。
【００２３】
【発明の効果】本出願の請求項１記載の発明の自動販売
機によれば、コインメカニズムからの釣銭を金銭返却口
に導くシューターに、異物が詰められた際には、異物検
知センサーがこの異物を検知して、検知信号を出力して
いる。そして、制御装置は、この検知信号を受けて、表
示装置に釣銭切れを表示させている。したがって、購買
客は、この釣銭切れの表示を見て、釣銭が要らない状態
で、自動販売機を利用するので、釣銭が金銭返却口に戻
らず、購買客に不快感を与えることを極力防止すること
ができる。また、釣銭が盗まれることも防止することが
できる。
機によれば、コインメカニズムからの釣銭を金銭返却口
に導くシューターに、異物が詰められた際には、異物検
知センサーがこの異物を検知して、検知信号を出力して
いる。そして、制御装置は、この検知信号を受けて、表
示装置に釣銭切れを表示させている。したがって、購買
客は、この釣銭切れの表示を見て、釣銭が要らない状態
で、自動販売機を利用するので、釣銭が金銭返却口に戻
らず、購買客に不快感を与えることを極力防止すること
ができる。また、釣銭が盗まれることも防止することが
できる。
【００２４】本出願の請求項２記載の発明の自動販売機
によれば、異物検知センサーが異物を検知した際には、
表示装置に全商品が売切れであることが表示されてい
る。したがって、購買客はこの売切れの表示を見て、自
動販売機を利用することがない。その結果、釣銭が盗ま
れることを防止することができる。
によれば、異物検知センサーが異物を検知した際には、
表示装置に全商品が売切れであることが表示されてい
る。したがって、購買客はこの売切れの表示を見て、自
動販売機を利用することがない。その結果、釣銭が盗ま
れることを防止することができる。
【００２５】本出願の請求項３記載の発明の自動販売機
によれば、異物検知センサーが異物を検知した際には、
警報装置が作動している。したがって、購買客や自動販
売機の管理作業者などに、注意を促したり、異物を詰め
た者に警告を発したりすることができる。
によれば、異物検知センサーが異物を検知した際には、
警報装置が作動している。したがって、購買客や自動販
売機の管理作業者などに、注意を促したり、異物を詰め
た者に警告を発したりすることができる。
【図１】図１は本発明にかかる自動販売機の実施の一形
態の正面図である。
態の正面図である。
【図２】図２は電気回路図である。
【図３】図３は図１の要部断面図である。
【図４】図４はシューターに異物が詰められた状態での
要部断面図である。
要部断面図である。
Ｓ 異物 ８ 金銭投入口 １１ 金銭返却口 １２ コインメカニズム １３ シューター １６ 異物検知センサー ２３ 制御装置 ２６ 釣銭切表示装置 ２７ 売切表示装置 ２８ 警報装置
Claims (3)
- 【請求項１】 金銭が投入される金銭投入口と、 釣銭が払い出される金銭返却口と、 前記金銭投入口に投入された金銭を検知するコインメカ
ニズムと、 このコインメカニズムから排出される釣銭を金銭返却口
に導くシューターと、 このシューターに詰められている異物を検知して、検知
信号を出力する異物検知センサーと、 釣銭切れを表示する表示装置と、 異物検知センサーからの検知信号を受けて、前記表示装
置に釣銭切れを表示させる制御装置とを備えていること
を特徴としている自動販売機。 - 【請求項２】 金銭が投入される金銭投入口と、 釣銭が払い出される金銭返却口と、 前記金銭投入口に投入された金銭を検知するコインメカ
ニズムと、 このコインメカニズムから排出される釣銭を金銭返却口
に導くシューターと、 このシューターに詰められている異物を検知して、検知
信号を出力する異物検知センサーと、 商品が売切れであることを表示する表示装置と、 異物検知センサーからの検知信号を受けて、前記表示装
置に全商品が売切れであることを表示させる制御装置と
を備えていることを特徴としている自動販売機。 - 【請求項３】 金銭が投入される金銭投入口と、 釣銭が払い出される金銭返却口と、 前記金銭投入口に投入された金銭を検知するコインメカ
ニズムと、 このコインメカニズムから排出される釣銭を金銭返却口
に導くシューターと、 このシューターに詰められている異物を検知して、検知
信号を出力する異物検知センサーと、 異常を警報する警報装置と、 異物検知センサーからの検知信号を受けて、前記警報装
置を作動させる制御装置とを備えていることを特徴とし
ている自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26822497A JPH1196443A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26822497A JPH1196443A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 自動販売機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1196443A true JPH1196443A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17455645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26822497A Pending JPH1196443A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1196443A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002306824A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-22 | Glory Ltd | 記録媒体処理装置および遊技媒体貸出システム |
| JP2017134708A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 富士電機株式会社 | 硬貨処理装置 |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP26822497A patent/JPH1196443A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002306824A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-22 | Glory Ltd | 記録媒体処理装置および遊技媒体貸出システム |
| JP2017134708A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 富士電機株式会社 | 硬貨処理装置 |
| US10643419B2 (en) | 2016-01-29 | 2020-05-05 | Fuji Electric Co., Ltd. | Coin processing apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041020 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041027 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050317 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |