JP2003103015A - 遊技システム - Google Patents
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Abstract
ことを課題とする。 【解決手段】 デビット子機70は、デビット決済に利
用されるデビット決済用記録媒体(デビットカードD
C)を会員から受け付けて、デビット決済を実行し、タ
ーミナルコントローラ10は、デビット決済の決済金額
に応じた有価価値(貯玉数)を、会員に対して発行され
た会員記録媒体(会員カードMC)に関連付けて管理さ
れている有価価値(貯玉数)に加算して管理する。
Description
した有価価値を、会員登録を行った会員に対して発行さ
れる会員記録媒体に関連付けて管理し、該管理する有価
価値に基づいた所定のサービスを会員に対して提供する
遊技システムに関し、特に、手持ちの現金がない遊技者
の利便性を高めることができる遊技システムに関する。
機を設置した遊技店で遊技を行う場合には、カード発行
機から一旦記録媒体、例えばプリペイドカードを購入
し、このプリペイドカードに付与された有価価値に応じ
てパチンコ玉やメダル等の遊技媒体を借り受ける遊技シ
ステムが主流である。
遊技者がカード発行機に現金を投入することによって発
行されるものであり、金額または金額に相当する有価価
値そのものを磁気記録するタイプのものと、遊技店の管
理装置が記憶した有価価値を検索するための識別情報の
みを磁気記録するタイプのものとがある。前者の場合に
は、例えば遊技機の相互間に設置したカード処理ユニッ
トにプリペイドカードを挿入すれば、該プリペイドカー
ドを読み取ることで直接有価価値を取得することができ
るため、一方、後者の場合には、カード処理ユニットが
読み取った識別情報に基づいて管理装置(ターミナルコ
ントローラ)から有価価値を取得することができるた
め、いずれにおいてもプリペイドカードに付与された有
価価値を上限とした遊技媒体の貸し出しを行うことが可
能となる。
体を貸し出した場合には、当該貸し出した遊技媒体に相
当する額が有価価値から差し引かれることになる。すな
わち、有価価値そのものを磁気記録したプリペイドカー
ドを適用する遊技システムでは、プリペイドカードの有
価価値が遊技媒体の貸し出しに応じて減算更新される。
一方、識別情報のみを磁気記録したプリペイドカードを
適用した遊技システムでは、カード処理ユニットから遊
技媒体の貸し出し情報が識別情報と共に管理装置に送信
された後、該識別情報に基づいて検索された有価価値が
遊技媒体の貸し出しに応じて減額更新され、この減額更
新結果が新たな有価価値としてプリペイドカードの識別
情報と共に記憶部に記憶されることになる。
したが、遊技店で利用される記録媒体として、このプリ
ペイドカード以外に、会員カードと呼ばれるものが近年
登場している。かかる会員カードは、所定の会員登録を
した会員に対して発行されるカードであり、この会員カ
ードに関連付けて、例えば、パチンコ機での遊技を終了
した際に獲得したパチンコ玉の数量情報(貯玉数)を登
録するシステム、いわゆる貯玉システムが構築されてい
る。
数の範囲内で、パチンコ玉を借り受けて再度遊技をする
ことが可能であり、また、貯玉数の範囲内で、遊技店内
の自動販売機から商品(ジュース等)を購入することが
可能であり、さらに、貯玉数の範囲内で、通常の景品
(たばこ等)または特殊景品(換金所にて現金に交換可
能な景品)を購入することも可能である。
種サービスに対して代金を支払う場合の方法としては、
現金やクレジットカードによるものの他、デビットカー
ド(銀行や郵便貯金のキャッシュカード)によるものが
ある。
ては、クレジットカードによるものと同様に、現金を持
ち歩く必要がないため、現金の紛失や盗難といった心配
が無くなる点で利用客にメリットがある。また、クレジ
ットカードと比較した場合には、手持ちのキャッシュカ
ードが利用できるため新たな申し込みの必要がなく年会
費や審査も不要である、利用時点で利用客の銀行口座と
デビットカード取扱店舗の銀行口座との間で決済が実施
されるため「借り」とはならず安心して商品を購入した
りサービスを受けることができる、等々のメリットがあ
る。
カードによる支払方法が急速に普及することが十分に予
想される。従って、上述したパチンコ機やパチスロ機等
の遊技機を設置した遊技店においても、現金のみなら
ず、デビットカードによってもプリペイドカードの購入
が可能な遊技システムを構築すれば、利用客の利便性が
向上し、ひいては遊技店自身の売上向上へ繋げることも
期待できる。さらに、現金の取り扱いが減少し、貨幣の
回収作業や釣り銭の補給作業を省略することさえ可能と
なる。
いて遊技中に借り受けた遊技媒体や獲得した遊技媒体を
全て使い果たしたものの、再度、遊技を行うには、
(1)現金によってプリペイドカードを購入する、
(2)デビット決済によってプリペイドカードを購入す
る、などの方法で遊技媒体を手に入れる必要がある。
現金が無くなった場合には、金融機関に行って預貯金を
払い戻す必要がある。この場合、遊技店から離れた位置
に金融機関が存在する場合には、利用客は、遊技店と金
融機関との間を往復する時間(距離)等を勘案して、金
融機関からの預貯金の払い戻しを断念する場合も有り得
る。また、金融機関の取り扱い時間が経過してい場合に
は、預貯金の払い戻しをすることができない。
カードの購入額には制限があるため(例えば、1万
円)、例えば、2万円や3万円などの高金額分の遊技媒
体(パチンコ玉、メダル)を遊技に使用するには、複数
回に分けてプリペイドカードを購入しなければならず、
利便性が悪い。また、デビット決済に際しては、デビッ
ト決済の代行を担う情報処理センタとの取り決めによる
決済手数料が必要であるため、この決済手数料を遊技
店、利用者のいずれが負担するにせよ、複数回に分けて
プリペイドカードを購入したのでは、必要以上の経費を
要することになる。
ステムは、手持ちの現金がない状況で遊技を希望する遊
技者にとって、利便性の悪い遊技システムであるが、こ
れは、遊技を希望する遊技者に限られたものではなく、
手持ちの現金がない遊技者にとって、利便性の低い遊技
システムであるということもできる。
動販売機から商品を購入したい、非CR機で遊技をした
い等の理由から手持ちの現金を希望する場合にも、デビ
ット決済によっては直接現金を引き出すことができない
ので、プリペイドカードなどの商品を購入するしかな
い。しかし、デビット決済によってプリペイドカードを
購入しても、自動販売機や非CR機等はプリペイドカー
ドに対応したものではないので、手持ちの現金がない遊
技者は目的を達成することができない。
たものであって、手持ちの現金がない遊技者の利便性を
高めることができる遊技システムを提供することを目的
とする。
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる遊
技システムは、遊技によって獲得した有価価値を、会員
登録を行った会員に対して発行される会員記録媒体に関
連付けて管理し、該管理する有価価値に基づいた所定の
サービスを前記会員に対して提供する遊技システムであ
って、デビット決済に利用されるデビット決済用記録媒
体を前記会員から受け付けて、デビット決済を実行する
デビット処理手段と、前記デビット処理手段によるデビ
ット決済の決済金額に応じた有価価値を、前記会員に対
して発行された会員記録媒体に関連付けて管理されてい
る有価価値に加算して管理するよう制御する制御手段と
を備えたことを特徴とする。
システムは、請求項1に記載の発明において、前記所定
のサービスは、前記会員記録媒体に関連付けて管理され
る有価価値に応じて、遊技に用いられる遊技媒体を提供
するものであることを特徴とする。
システムは、請求項1に記載の発明において、前記所定
のサービスは、前記会員記録媒体に関連付けて管理され
る有価価値に応じて、所定の物品を提供するものである
ことを特徴とする。
システムは、請求項1に記載の発明において、前記所定
のサービスは、前記会員記録媒体に関連付けて管理され
る有価価値に応じて、現金に交換可能な景品を提供する
ものであることを特徴とする。
システムは、請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明
において、前記会員記録媒体に関連付けて管理される有
価価値は、遊技媒体の数量であって、前記デビット処理
手段は、遊技媒体の購入に係るデビット決済を実行し、
前記制御手段は、デビット決済により購入された遊技媒
体の数量を加算して管理するよう制御することを特徴と
する。
システムは、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明
において、前記デビット処理手段は、前記会員記録媒体
を受け入れて、該会員記録媒体に記録された識別情報を
読み取る第1の読取手段と、前記デビット決済用記録媒
体を受け入れて、該デビット決済用記録媒体に記録され
た識別情報を読み取る第2の読取手段と、前記デビット
決済用記録媒体の正当な所有者である旨を示す暗証情報
を入力する第1の入力手段と、前記デビット決済により
決済取引される決済金額情報を入力する第2の入力手段
と、前記第1の入力手段により入力された暗証情報が正
当な所有者である旨を示す場合に、前記第2の読取手段
により読み取られた識別情報及び前記第2の入力手段に
より入力された決済金額情報に基づいてデビット決済を
実行する決済手段とを備え、前記制御手段は、前記決済
手段によるデビット決済の決済金額に応じた有価価値
を、前記第1の読取手段により読み取られた識別情報に
関連付けて加算して管理するよう制御することを特徴と
する。
システムは、請求項6に記載の発明において、前記第1
および第2の読取手段を、前記会員記録媒体およびデビ
ット決済用記録媒体を共に挿入可能なカード挿入口と、
前記会員記録媒体およびデビット決済用記録媒体を共に
搬送可能な搬送機構と、前記第1の記録媒体および第2
の記録媒体の識別情報を共に読み取り可能な読取部とに
よって形成したことを特徴とする。
システムは、請求項6または7に記載の発明において、
前記第1および第2の入力手段を、前記暗証情報および
決済金額情報を共に入力可能な入力部によって形成した
ことを特徴とする。
発明にかかる遊技システムの好適な実施の形態を詳細に
説明する。なお、本実施の形態では、記録媒体として、
会員管理に利用されるとともにプリペイドカードとして
の機能を有する会員カードMCや、通常のプリペイドカ
ードである一般カードBCを用いた場合を説明するが、
その他の磁気カードやICカード、ICコイン等であっ
ても構わない。また、パチンコ遊技を行う場合について
説明するが、パチンコ機に限らず、パチスロ機等にも適
用可能である。
態1に係る遊技システムに用いられる記録媒体として、
会員カードMC及び一般カードBCについて説明する。
報を登録した会員である利用客に対して遊技店が発行す
る合成樹脂製のカード(JIS2)であり、各種情報が
磁気記録及び印字してある。具体的には、発行店の識別
情報や会員コード等の会員識別情報が磁気記録してある
と共に、発行した店コード、会員コード等の情報が印字
してあり、記録内容の一部を目視できるようになってい
る。
般利用客に対して遊技店が都度発行する紙製の磁気カー
ドであり、上述した会員カードMCと同様、各種情報が
磁気記録及び印字してある。具体的には、発行店の識別
情報、カード固有の識別コード、発行金額、カード種別
等が磁気記録してあると共に、発行店、カード固有識別
情報(例えば発行機番号+連番)、発行金額及び有効期
限等が目視できるように印字してある。
Cは、その材質や板厚及び記録内容が相違するものの、
縦横の寸法は同一であると共に、各種情報を磁気記録す
るための磁気ストライプも同一の位置に設けてある。
には、それぞれパチンコ玉を借り受ける際の基準となる
有価価値、具体的には「度数」と称される有価価値を付
与してある。ここでいう「度数」とは、パチンコ玉の貸
出処理単位であり、所定のレートで設定してある。一般
的には、1度数が100円に対応し、1度数でパチンコ
玉25個だけ貸し出すように設定してある。本実施の形
態の場合、それぞれの度数は、個々のカード(会員カー
ドMC、一般カードBC)には記録せず、後述するター
ミナルコントローラ10に記憶させてある。
Cの相違を説明すると、会員カードMCを所有する会員
は、いわゆる貯玉サービスを受けられる点が大きく相違
する。すなわち、貯玉とは遊技した際に獲得した遊技媒
体の数量を貯めることであり、具体的には、パチンコ玉
を用いて遊技していた場合には、パチンコ玉を、その実
態では無く数量情報という形式で貯めることを貯玉とい
い、一方、メダルを用いて遊技をしていた場合には、メ
ダルを、その実態では無く枚数情報という形式で貯める
ことを貯メダルという。
に関連付けられている数量(貯玉数)の範囲内で、パチ
ンコ玉を借り受けて再度遊技をすることができ、また、
貯玉数の範囲内で、遊技店内の自動販売機から商品(ジ
ュース等)を購入することができ、さらに、貯玉数の範
囲内で、通常の景品(たばこ等)または特殊景品(換金
所にて現金に交換可能な景品)を購入することもでき
る。
ず、後述するターミナルコントローラ10に記憶させて
ある。そして、この貯玉数は、新規に貯玉された場合に
はその分だけ増加され、一方、遊技すべくパチンコ玉が
引き出された場合、自動販売機で商品を購入した場合及
び景品に交換した場合には、その分だけ減少されて、常
に最新の値となるように演算処理される。なお、パチン
コ玉の数量(数量情報)、メダルの枚数(枚数情報)は
特許請求の範囲に記載の「遊技媒体の数量」に対応す
る。
の概略構成について説明する。図1は、本発明の実施の
形態1である遊技システムの概略構成を示すブロック図
である。図1に示すように、本実施の形態の遊技システ
ムでは、それぞれ「島」と呼ばれるグループごとに複数
のパチンコ機20及びカード処理ユニット30が並設し
てあると共に、各島にカード発行機40、カード精算機
50等の記録媒体処理装置が適宜設けてある。
コ玉をカード処理ユニット30または遊技者の手を介し
て受け入れて、パチンコ玉を遊技領域に発射して遊技者
が遊技を行う部分である。
Cや一般カードBCを受け入れて、会員カードMCや一
般カードBCに関連付けられた度数の残数(以下、残度
数という)を上限とするパチンコ玉の貸し出し処理を主
機能とするものである。このカード処理ユニット30
は、遊技店に設置された複数のパチンコ機20それぞれ
に対して1台ずつペアとなるように用意され、パチンコ
機20の相互間に挟まれる形で設置してある。
一般カードBCを発行する処理、並びに、現金とともに
一般カードBC及び会員カードMCを受け入れて、一般
カードBC及び会員カードMCに関連付けられたそれぞ
れの度数に対する加算処理を主機能とするものであり、
遊技店に数台ずつ設置してある。
機70は、デビットカードDCを受け入れて、デビット
決済を行うものである。すなわち、カード発行機40に
現金を投入する代わりに、デビット子機70によるデビ
ット決済を利用することによって、カード発行機40
は、一般カードBCを発行する処理、並びに、一般カー
ドBC及び会員カードMCに関連付けられたそれぞれの
度数に対する加算処理を実行する。
般カードBCを受け入れて、会員カードMCや一般カー
ドBCに関連付けられた度数を現金として払い戻す処理
を主機能とするものである。
受け入れて、会員カードMCの貯玉数の範囲内で、パチ
ンコ玉を貸し出す処理を主機能とするものである。
チンコ玉を受け入れて、パチンコ玉を計数する処理を主
機能とするものであり、計数されたパチンコ玉の数は、
貯玉数として、会員カードMCの会員カードに関連付け
てターミナルコントローラ10に記憶される。
MCを受け入れて、会員カードMCの貯玉数の範囲内
で、飲料商品等の商品を提供するものである。景品管理
システム100は、会員カードMCを受け入れて、会員
カードMCの貯玉数の範囲内で、通常の景品(たばこ
等)または特殊景品(換金所にて現金に交換可能な景
品)を提供するものである。なお、計数機80及び自動
販売機90は遊技店に数台設置してあり、また景品管理
システム100はホールカウンタ近傍に少なくとも1台
設置してある。
ット30、カード発行機40およびカード精算機50
は、各島に設けた島コントローラ60を通じてターミナ
ルコントローラ10と称される管理装置の制御下にあ
る。また、再プレイ玉貸機51、、計数機80、自動販
売機(自販機)90及び景品管理システム100は、直
接ターミナルコントローラ10の制御下にある。ターミ
ナルコントローラ10は、遊技店に少なくとも1台設置
してあり、設置した遊技店の統括管理、例えばカード管
理、会員の管理、売上管理等を行うと共に、上述したよ
うに、会員カードMC及び一般会員カードBCの個々の
有価価値に関する情報を記憶管理する部分である。
態1に係る遊技システムは、デビット子機70によるデ
ビット決済に特徴があり、具体的には、デビット子機7
0によるデビット決済を利用して、デビット決済の金額
に対応する数のパチンコ玉を貯玉することとし、手持ち
の現金がない遊技者の利便性を高めることができるよう
にしている。
デビット子機70によるデビット決済を利用して、デビ
ット決済の金額に対応する数のパチンコ玉を貯玉するこ
とによって、会員カードMCの貯玉数を増加させること
ができる。そして、増加した貯玉数の範囲内で、パチン
コ玉を借り受けて再度遊技をすることができ、また、増
加した貯玉数の範囲内で、遊技店内の自動販売機から商
品(ジュース等)を購入することができ、さらに、増加
した貯玉数の範囲内で、通常の景品(たばこ等)または
特殊景品(換金所にて現金に交換可能な景品)を購入す
ることもできる。
けた遊技媒体や獲得した遊技媒体を全て使い果たして、
再度、遊技を行う場合でも、金融機関に行って預貯金を
払い戻してプリペイドカードを購入したり、デビット決
済によってプリペイドカードを購入する、などの方法に
よることなく、遊技を行うことができる。
えば、自動販売機から商品を購入したい、非CR機で遊
技をしたい等の理由から手持ちの現金を希望する場合で
も、金融機関に行って預貯金を払い戻したり、デビット
決済によってプリペイドカードを購入する、などの方法
によることなく、その目的を達成することができる。
ラ10の構成について説明する。図2は、ターミナルコ
ントローラ10の内部構成を示すブロック図である。タ
ーミナルコントローラ10のRAM11は、度数管理テ
ーブル11A、貯玉管理テーブル11B等の各種管理情
報を格納する部分である。
び図3(b)に示すように、カード(会員カードMC、
一般カードBC)の種別毎に、カードの識別情報と、そ
の度数情報とを対応付けて格納したものである。度数管
理テーブル11Aのカード識別情報とは、会員カードM
Cの場合に会員コードに相当し、一般カードの場合にそ
れぞれの固有識別コードに相当する。度数管理テーブル
11Aの度数情報は、現金決済分とデビット決済分とに
分けて管理してある。現金決済分に関しては、購入した
度数、使用した度数及び残度数である。デビット決済分
に関しては、現金決済分と同様に、購入した度数、使用
した度数及び残度数に加えて、手数料の金額についても
カード識別情報に対応付けて管理してある。
たそれぞれの度数情報は、第1通信インタフェース部1
2を通じて読み出し要求があった場合にはCPU13に
よって都度RAM11から読み出される一方、減算処理
要求や加算処理要求があった場合にはCPU13によっ
て適宜更新されることになる。
に示すように、会員カードMCのカードの識別情報と、
貯玉数情報とを対応付けて格納したものである。この貯
玉数情報は、計数機80によって貯玉された場合及びデ
ビット子機70によるデビット決済により貯玉された場
合に、その貯玉の数量分だけ増加した値に更新される。
一方、再プレイ玉貸機51から遊技すべくパチンコ玉が
引き出された場合、自販機90によって商品が提供され
た場合及び景品管理システム100によって景品が交換
された場合には、引き出されたパチンコ玉や、商品また
は景品の数量分だけ減少した値に更新されて、最新の値
となるように演算処理される。
理するようにしているのは、同一の金額であっても、有
価価値たとえばパチンコ玉の数量とメダルの枚数とは異
なる値になるからである。
ログラムに基づいて上述した各種処理を実現するための
部分である。なお、図中の符号15は上述した各種管理
情報を表示するための表示部であり、また符号16はオ
ペレータが設定を行う際に操作する入出力部であり、更
に、符号17は公衆回線網1061を介してカード会社
センタ160との間で情報の送受信を行う第2通信イン
タフェース部である。
的(例えば閉店時)に各遊技店のターミナルコントロー
ラ10との間でデータの送受信を行い、遊技店舗毎に、
ターミナルコントローラ10から送信されるカード(会
員カードMC、一般カードBC)の発行及び利用実績の
情報の管理や、売上集計などの処理を行う。
ード処理ユニット30の構成について説明する。図4
は、本実施の形態で適用するパチンコ機20及びカード
処理ユニット30の外観を示した正面図であり、図5
は、カード処理ユニット30の内部構成を示すブロック
図である。
構成したもので、その前面パネルに、カードランプ31
a、現金ランプ31b、紙幣投入口32、硬貨投入口3
3、返却レバー34、種別ランプ35、金額表示部3
6、金額設定スイッチ37a、端数設定スイッチ37
b、硬貨返却口38及びカード挿入口39を有してい
る。
は、貸出制御部300からの制御信号に基づいて点灯
し、カード(会員カードMC、一般カードBC)及び現
金の受け付け可能状態を利用客に報知するためのもので
ある。
をBV(ビルバリ)ユニット部301に取り込むための
開口である。BVユニット部301は、取り込まれた紙
幣の金種を識別し、この識別結果を貸出制御部300に
与えるとともに、取り込んだ紙幣を島端回収ボックスに
搬出させるべく紙幣搬送路302へ導出する部分であ
る。
をコインセレクタ部303に取り込むための開口であ
る。コインセレクタ部303は、取り込んだ硬貨の金種
を識別し、この識別結果を貸出制御部300に与えると
共に、取り込んだ硬貨を島端回収ボックスに搬出させる
べく硬貨搬送路304へ導出する部分である。
るためのものである。この返却レバー34が操作された
場合、返却紙幣はそのまま紙幣投入口32から利用客に
返却される一方、返却硬貨は硬貨返却口38から利用客
に返却される。
類、つまりパチンコ玉及びメダルのいずれを貸し出すか
を点灯表示するためのものである。金額設定スイッチ3
7aは、後述するパチンコ機20の貸出スイッチ24を
1回操作する毎に貸し出されるパチンコ玉の金額(貸し
出し単位)を利用客が設定するためのものである。
MC、一般カードBC)を受け入れてこれをカード処理
部305に取り込むための開口である。カード処理部3
05は、取り込んだカード(会員カードMC、一般カー
ドBC)の記録情報を読み取り、その読み取り結果を貸
出制御部300に与える処理を行う。
遊技領域21の下方に設けた上皿22に度数表示部2
3、貸出スイッチ24及び返却スイッチ25を設けてあ
る。度数表示部23は、カード処理ユニット30のカー
ド(会員カードMC、一般カードBC)に関連付けられ
た残度数を数値表示するための部分である。
ードBC)が挿入されている場合には、度数管理テーブ
ル11Aに登録されている残度数が数値表示される。
ける際に利用客がON操作するスイッチである。返却ス
イッチ25は、ON操作した場合に、カード処理部30
5に取り込まれたカード(会員カードMC、一般カード
BC)を利用客に返却するスイッチである。これら貸出
スイッチ24及び返却スイッチ25のON操作検出信号
は、それぞれカード処理ユニット30の貸出制御部30
0に与えられることになる。
に玉投出手段26が設けてある。玉投出手段26は、カ
ード処理ユニット30の貸出制御部300から打球投出
要求が与えられた場合、並びにパチンコ機20の図示せ
ぬ制御手段から賞玉投出要求が与えられた場合に、それ
ぞれパチンコ機20の上皿22に所定数のパチンコ玉を
投出する部分である。
30では、まず、貸出待機状態においてカード挿入口3
9にカード(会員カードMC、一般カードBC)が挿入
されると、貸出制御部300は、カード処理部305を
通じて当該カード(会員カードMC、一般カードBC)
に磁気記録されたカード識別情報を読み取り、このカー
ド識別情報を含めてターミナルコントローラ10に残度
数の問い合わせを行った後、回答の受信待機状態とな
る。
い合わせを受信したターミナルコントローラ10では、
カード識別情報に基づいてRAM11の度数管理テーブ
ル11Aから対応するカード(会員カードMC、一般カ
ードBC)の残度数を読み出し、これをカード処理ユニ
ット30に転送する。
受信した貸出制御部300は、これをメモリ306に格
納すると共に、パチンコ機20の度数表示部23を通じ
てその表示を行った後、操作待機状態となる。操作待機
状態において貸出スイッチ24がON操作されると、貸
出制御部300は、金額設定スイッチ37aで設定され
た金額分のパチンコ玉を投出すべく、パチンコ機20の
玉投出手段26に対して打球投出要求を与える。その
後、メモリ306に格納した残度数を設定金額に応じて
減算処理すると共に、カード識別情報を含めてターミナ
ルコントローラ10に、設定金額に応じた残度数の減算
更新要求を行う。
カード(会員カードMC、一般カードBC)にデビット
決済による残度数と現金決済による残度数が存在する場
合、ターミナルコントローラ10のCPU13が、まず
デビット決済による残度数から減算更新を実施し、デビ
ット決済による残度数が0となった時点で現金決済によ
る残度数から減算更新するように設定してある。
くは硬貨が投入されると、貸出制御部300は、コイン
セレクタ部303、あるいはBVユニット部301を通
じてその入金額を取得し、メモリ306に格納した残度
数を入金額に応じて加算更新すると共に、カード識別情
報を含めてターミナルコントローラ10に、入金額に応
じた残度数の加算更新要求を行う。
とにより、カード(会員カードMC、一般カードBC)
に関連付けられた残度数を上限とするパチンコ玉の貸し
出しが行われ、当該パチンコ玉によって利用客のパチン
コ遊技が可能になる。これらの処理の間においても、返
却スイッチ25をON操作すれば、それぞれの処理が中
断され、カード(会員カードMC、一般カードBC)が
利用客に返却されることになる。
処理ユニット30においても残度数の加算更新及び減算
更新を行うようにしているが、パチンコ玉の貸出情報や
貨幣の入金情報をターミナルコントローラ10に送出
し、該ターミナルコントローラ10のみが加算更新や減
算更新を行うようにしても良い。
れるデビット子機70について説明する。図6は、本実
施の形態で適用するカード発行機40及びデビット子機
70の外観を示した正面図であり、図7は、これらカー
ド発行機40及びデビット子機70の内部構成を示すブ
ロック図である。
ード発行機40及びデビット子機70を、それぞれ個別
の筐体41、71に別々のユニットとして設けてある。
カード発行機40の筐体41及びデビット子機70の筐
体71は、それぞれの前面に開閉可能な扉体42、72
を備えて構成してある。各扉体42、72は、筐体4
1、71との間に主錠手段43、73が設けてあり、閉
成した状態で施錠することが可能である。
けた扉体42に会員カード挿入/返却口44、一般カー
ド発行口45、紙幣挿入/返却口46、選択スイッチ4
7、取消スイッチ48、表示部49及びハンディ収容凹
部42aを備えている。
ドMCを受け入れてこれを会員カード処理部401に取
り込む一方、会員カード処理部401において所望の処
理を施した後の会員カードMCを返却するための開口で
ある。会員カード処理部401は、取り込んだ会員カー
ドMCに磁気記録されている会員識別情報を読み取り、
その読み取り結果を後述の発行制御部402に与える部
分である。
部403で発行処理した一般カードBCを排出するため
の開口である。一般カード処理部403は、例えば、予
め装填されたロール紙(図示せず)を適宜切断・印字・
データ処理し、これを一般カードBCとして発行する部
分である。
てこれを紙幣処理部404に取り込む部分である。紙幣
処理部404は、取り込まれた紙幣の金種を識別してそ
の識別結果を後述の発行制御部402に与えると共に、
識別可能な紙幣を金種別に分類して紙幣回収箱405に
収納する一方、識別不能な紙幣を返却するための部分で
ある。
は、それぞれ外部操作入力部として設けたもので、利用
客によってON操作された場合に個別の検出信号を後述
の発行制御部402に与える部分である。
ら与えられた入力ガイダンス等の各種情報を表示するた
めの部分であり、例えば液晶表示器によって構成してあ
る。
bによって開閉可能、かつ扉体42の主錠手段43とは
個別の補助錠手段42cによって施錠可能な凹所であ
る。この補助錠手段42cには、施錠状態にあるか否か
を検出すると共に、その検出結果を常時、発行制御部4
02に与える施錠検出センサ406を設けてある。上記
ハンディ収容凹部42aには、ハンディ端末入力機40
7を設けてある。
イッチやテンキースイッチを備えて構成したもので、内
部操作入力として機能する。このハンディ端末入力機4
07の各種機能スイッチやテンキーがON操作された場
合には、上述した選択スイッチ47や取消スイッチ48
と同様に、それぞれ個別の検出信号が後述の発行制御部
402に与えられることになる。
グラムや会員カード処理部401、紙幣処理部404、
選択スイッチ47、取消スイッチ48、施錠検出センサ
406及びハンディ端末入力機407から与えられた情
報に基づいて各部の制御を行うための部分である。
フェース部408及び第2通信インタフェース部409
を通じて外部と適宜情報交換することが可能である。本
実施の形態では、第1通信インタフェース部408が、
後述する島コントローラ60を介してターミナルコント
ローラ10に接続してある一方、第2通信インタフェー
ス部409が、デビット子機70の通信インタフェース
部を介して後述のデビット制御部702に接続してあ
る。
けた扉体72にデビットカード挿入/返却口74、レシ
ート排出口75、表示部76及び外部操作入力部77を
備えていると共に、扉体72を開成した場合に露出する
部分に内部操作入力部78を備えている。
カードMC及びデビットカードDCを受け入れてこれを
デビットカード処理部701に取り込む一方、デビット
カード処理部701において所望の処理を施した後の会
員カードMC及びデビットカードDCを返却するための
開口である。デビットカード処理部701は、取り込ん
だ会員カードMC及びデビットカードDCに磁気記録さ
れている情報を読み取り、その読み取り結果を後述のデ
ビット制御部702に与える部分である。
いて印字処理されたレシートRCを排出するための開口
である。印字部703は、後述のデビット制御部702
から与えられた情報をレシートRCとして印字出力する
ための部分である。
2から与えられた入力ガイダンスや設定ガイダンス等の
各種情報を表示するための部分であり、例えば液晶表示
器によって構成してある。
消スイッチ等の各種機能スイッチ、さらにはデビットカ
ードDCの暗証番号を入力するためのテンキーを備えて
構成したものである。内部操作入力部78は、係員モー
ドスイッチ78を備えて構成したものである。これら外
部操作入力部77及び内部操作入力部78がON操作さ
れた場合には、それぞれ個別の検出信号が後述のデビッ
ト制御部702に与えられることになる。
処理部701、外部操作入力部77及び内部操作入力部
78から与えられた情報に基づいて各部の制御を行う部
分である。デビット制御部702は、第1通信インタフ
ェース部704及び第2通信インタフェース部705を
通じて外部と適宜情報交換することが可能である。
に、第1通信インタフェース部704が、カード発行機
40の第2通信インタフェース部409を介して発行制
御部402に接続してある一方、第2通信インタフェー
ス部705が、公衆回線網1000を通じてデビットカ
ードシステムの情報処理センタ1001に接続され、さ
らにはクリアリングセンタ1011を含むCAFIS
(Credit and Finance Information System)ネットワ
ーク1010、並びに利用客の口座を有するデビットカ
ード発行銀行1020、決済銀行1030及び情報処理
センタ1001の口座を有する加盟店銀行1040に接
続されている。
決済による決済金額に応じた貯玉処理について説明す
る。図8は、デビット子機70によるデビット決済に基
づく決済金額に応じた貯玉処理の処理動作を示すフロー
チャートである。
は、デビット制御部702は、表示部76を通じて会員
カードMCの挿入を要求する表示を行い、デビットカー
ド処理部701からの検出信号を基に、デビットカード
挿入/返却口74に会員カードMCが挿入されるまで待
機する(ステップS101)。表示部76には、図9
(a)に示すような内容が初期画面として常時表示され
ている。
挿入/返却口74に挿入されると、デビット制御部70
2は、デビットカード処理部701を通じてカード情報
を読み取り(ステップS102)、この読み取ったカー
ド情報をターミナルコントローラ10に対して送信す
る。このカード情報は、カード発行機40及び島コント
ローラ60(これらは中継装置としての機能を果たす)
を介してターミナルコントローラ10に入力される。
ローラ10は、貯玉管理テーブル11Bに読み取ったカ
ード情報に含まれる会員コードが登録されているかをチ
ェックして(ステップS103)、データベースが存在
するか否かを判断する(ステップS104)。ここで、
データベースが存在しない場合(会員コードが登録され
ていない場合)には、デビットカード処理部701を通
じてデビットカード挿入/返却口74から当該会員カー
ドMCを排出(返却)し(ステップS105)、その
後、この処理を終了する。
存在すると判断したデビット制御部702は、上記ステ
ップS105の処理と同様にして、デビットカード挿入
/返却口74から当該会員カードMCを返却し(ステッ
プS106)、その後、当該会員カードMCの会員コー
ド(例えば、会員コード=0001)を図示しない記憶
部に記憶し(ステップS107)、さらに、表示部76
を通じてデビットカードDCの挿入を要求する旨の表示
を行い、デビットカードDCの挿入待ちとなる(ステッ
プS108)。
/返却口74に挿入されたと、デビット制御部702
は、デビットカード処理部701を通じてカード情報を
読み取り(ステップS109)、その後、表示部76を
通じて所望の金額の入力を要求する旨の表示を行い、入
力金額の入力待ちとなる。
額が入力された場合、デビット制御部702は、その入
力金額情報を取得すると共に(ステップS110)、表
示部76を通じてデビット用の暗証番号の入力を要求す
る旨の表示を行い、外部操作入力部77の操作により暗
証番号が入力された場合には、その暗証番号を取得する
(ステップS111)。ここで、ステップS110にお
いて「20000円」の金額を示す旨の入力操作が行わ
れたとする。
は、上記ステップS109で読み取ったカード情報に含
まれる口座番号、取得した入力金額及び暗証番号、及び
引き落とし要求を含む決済要求を、第2通信インタフェ
ース部705及び公衆回線網1000を介して、情報処
理センタ1001に対して送信する(ステップS11
2)。
機70からの決済要求に含まれる各種情報に基づいてC
AFISネットワーク1010のクリアリングセンタ1
011に決済処理を依頼する。このクリアリングセンタ
1011は、デビットカード発行銀行(利用客の口座を
有する銀行)、決済銀行1030及び加盟店銀行104
0(情報処理センタ1001の口座を有する銀行)の間
で決済処理を行う。この決済処理には、即時実行が必要
な処理と、予め設定した期間(例えば3営業日)の経過
後に実施される処理とがある。即時処理が必要な処理と
しては、例えば、今回の決済要求に応じた金額をデビッ
トカード発行銀行1020において利用客の口座から引
き落とす処理がある。この即時処理が終了すると、クリ
アリングセンタ1011は、直ちに情報処理センタ10
01に対して処理が終了した旨の通知を行う。通知を受
けた情報処理センタ1001は、この通知に基づき、公
衆回線網1000を介して決済要求を送出したデビット
子機70に対して決済終了通知(デビット決済結果)
を、送信する。
れる処理としては、利用客の口座から情報処理センタの
口座へ引き落とされた金額を、カード会社の口座や遊技
店の口座へ振り込む処理がある。なお、プリペイドカー
ドの代金については、カード会社の口座を経由する場合
があるが、貯玉処理に伴う決済については、情報処理セ
ンタの口座から遊技店の口座へ振り込まれる。
知(デビット決済結果)を受信したデビット制御部70
2は、この決済終了通知に基づいてデビット決済が正常
に終了した否かを判断し(ステップS113)、正常に
終了した場合には、今回の決済金額情報(この例では金
額情報=「20000円」)及びステップS107で既
に記憶している会員コード(この例では、会員コード=
「0001」)を、ターミナルコントローラ10に対し
て送信する(ステップS114)。
た金額情報(20000円)及び会員コード(000
1)に基づいて、金額を玉数に変換し、その後、変換し
た玉数を基に貯玉管理テーブル11Bの内容を加算更新
する。すなわち、例えば、25個/100円(つまり2
5個/1度数)のレートで設定してあるときに、金額=
20000円が「5000個」の玉数に変換される。次
に、貯玉数会員コード=0001に対応して貯玉数が
「250個」であったとすると、貯玉管理テーブル11
Bの会員コード(0001)に対応する貯玉数は、「2
50個」から「5250個」に更新される。
玉管理テーブル11Bに対する更新処理が正常終了した
か否かを示す旨をデビット子機70に対して送信する。
例えば、何らかの原因で、例えば一時的なシステムダウ
ンにより貯玉管理テーブル11Bに対してアクセスする
ことができず、貯玉管理テーブル11Bに対する更新処
理を実施することができなかった場合には、異常終了し
た旨をデビット子機70に通知する。あるいは、ステッ
プS102の処理において読み取ったカード情報に含ま
れる会員コードを誤って認識し、これにより、当該会員
コードは実施には貯玉管理テーブル11Bに登録されて
いないにも関わらず、登録されているものとして、ステ
ップS103、ステップS104「肯定」及びステップ
S106以降の処理を継続し、実施の更新処理時に、該
当する会員コードが無く、更新処理を実施できなかった
場合には、異常終了した旨をデビット子機70に通知す
る。
算処理結果を受信した場合(ステップS115)、デビ
ット制御部702は、この貯玉加算処理結果を基に、更
新処理が正常終了したか否かを判断する(ステップS1
16)。
ると判断した場合には、上記ステップS105の処理と
同様にして、デビットカード挿入/返却口74から当該
デビットカードDCを返却し(ステップS117)、一
方、異常終了であると判断した場合にはエラー処理を実
施し、その後、ステップS117に進む。ステップS1
17を終了した後、今回の処理を終了する。
理とは、貯玉加算処理が異常終了となり、実施には当該
利用客には上記決済金額(例えば20000円)に対応
する玉数が貯玉管理テーブル11Bに加算処理されなか
ったので、既に成立しているデビット決済取引を取り消
す処理のことである。また、上記ステップS113にお
いて異常終了であると判断された場合は、上記ステップ
S117に進む。この処理が実施されるのは、入力金額
(例えば20000円)に対し、該当する口座番号の口
座における残額(例えば10000)が不足しており、
その口座から入力金額を引き落とすことができない場合
である。
ト決済による決済金額に応じた貯玉処理時においては、
利用客に対してデビット子機70によるガイダンス内容
が表示部76を通じて表示されるようになっている。そ
のガイダンス内容の一例を図9に示す。
1ではそれぞれ図9(a)で示されるような内容が表示
され、ステップS103ではそれぞれ図9(b)で示さ
れるような内容が表示され、ステップS105及びステ
ップS106では図9(c)で示されるような内容が表
示され、ステップS108ではそれぞれ図9(d)で示
されるような内容が表示され、ステップS110〜ステ
ップS112ではそれぞれ図9(e)〜図9(g)で示
されるような内容が表示され、ステップS114及びス
テップS115では図9(h)及び図9(i)で示され
るような内容が表示され、ステップS107ではそれぞ
れ図9(j)で示されるような内容が表示される。
機90及び景品管理システム100の構成について説明
する。図10は、計数機80、自動販売機90及び景品
管理システム100の内部構成を示したブロック図であ
る。
理部82、計数処理部83、表示部84及び通信インタ
フェース部85を備えている。制御部81は装置全体の
制御を行うと共に所定の処理を実行する。
を挿入するための図示しない挿入部を有し、この挿入部
を介して挿入された会員カードMCの記録情報を読み取
り、この読取結果を制御部81に送出する。計数処理部
83は、遊技を終了する利用客(貯玉会員)又は店員に
より投入されたパチンコ玉を計数し、この計数結果を制
御部81に送出する。
結果を表示部84に表示させる。これにより利用客は遊
技により獲得したパチンコ玉の数量を把握することがで
き、その全部又は一部を景品あるいは貯玉として使用す
ることが可能となる。また、制御部81は、計数処理部
83からの計数結果及び会員カード処理部82からの会
員カードMCの読取結果に含まれる会員コードを、通信
インタフェース部85を介してターミナルコントローラ
10に送出する。
る会員コードが貯玉管理テーブル11Bに登録されてい
る場合には、これに対応する現在の貯玉数に受信した計
数結果を加算する。一方、該当する会員コードが貯玉管
理テーブル11Bに登録されていない場合には、貯玉管
理テーブル11Bに当該会員コードを新規登録し、これ
に対応して受信した計数結果を登録する。
正常終了した旨が通信インタフェース部85を介して制
御部81に入力されるので、この制御部81は、会員カ
ード処理部82に対して会員カードMCを返却させる。
ド処理部92、商品選択部93、商品保管提供部94及
び通信インタフェース部95を備えている。制御部91
は、装置全体の制御を行うと共に所定の処理を実行す
る。
よって保管されている商品が一覧提示(陳列)されてい
る中から、所望の商品を選択するための部分である。商
品保管提供部94は提供すべき商品を保管すると共に選
択された所望の商品を提供(排出)する部分である。
るための図示しない挿入部を有し、この挿入部を介して
挿入された会員カードMCの記録情報を読み取り、この
読取結果を制御部81に送出する。
を挿入するための図示しない挿入部及び会員カードMC
の暗証番号を入力するための入力部を有し、この挿入部
を介して挿入された会員カードMCの記録情報を読み取
り、この読取結果、及び利用客(貯玉会員)による入力
部の操作により入力された暗証番号を制御部91に送出
する。
の会員カードMCの読取結果(会員コード)及び暗証番
号を基に、会員カードMCを使用した者が正当な権利者
であるとことを認識した場合のみに、商品選択部93に
よる所望の商品の選択を可能にさせる。そして、制御部
91は、商品選択部93によって選択された所望の商品
情報を基に、商品保管提供部94から所望の商品を投出
させるともに、前記所望の商品情報に付与されている金
額(値段)、及び既に受信している会員カード処理部9
2からの会員コードを、通信インタフェース部95を介
してターミナルコントローラ10に送出する。
た金額をパチンコ玉の数量に変換して、当該する会員コ
ードに対応する貯玉数から、前記変換した結果(玉数)
を減算する。この処理が終了すると、計数の場合と同様
に、会員カード処理部82から会員カードMCが返却さ
れる。
1、会員カード処理部102、景品管理端末103、景
品投出機104及び通信インタフェース部105を備え
ている。
あり、複数の景品に対応して付与されている識別コード
(バーコード)の中から、利用客の指定した景品に対応
するバーコードを読み取り、この読取結果を制御部10
1に送出する機能を有している。景品投出機104は制
御部101の制御に従って所望の景品を投出する。これ
により、利用客は当該所望の景品を得ることが可能とな
る。なお、景品管理端末103には、景品(バーコード
情報)に対応して規定の玉数(金額に相当)が登録され
ている。
理部92と同様の構成になっており、挿入部(図示せ
ず)を介して挿入された会員カードMCの記録情報を読
み取り、この読取結果、及び利用客(貯玉会員)による
入力部(図示せず)の操作により入力された暗証番号を
制御部101に送出する。
に、会員カード処理部92からの会員カードMCの読取
結果(会員コード)及び暗証番号を基に、会員カードM
Cを使用した者が正当な権利者であるとことを認識した
場合のみに、景品管理端末103による所望の景品の選
択を可能にさせる。この景品の選択に際し、通常の景品
の選択と、特殊な景品の選択がある。
ず、店員が利用客の指示に基づいて、景品管理端末10
3を操作して景品を指定することで所望の景品(通常景
品)を選択する。この選択された所望の景品(通常景
品)分の規定された玉数情報が制御部101に送出され
る。制御部101は、受け取った玉数情報及び既に受信
している会員カード処理部92からの会員コードを、通
信インタフェース部105を介してターミナルコントロ
ーラ10に送出する。
た金額をパチンコ玉の数量に変換して、当該する会員コ
ードに対応する貯玉数から、前記変換した結果(玉数)
を減算する。そして店員は選択された景品を利用客に渡
す。また、会員カード処理部102から会員カードMC
が返却される。
と、まず、店員が利用客の指示に基づいて、景品管理端
末103を操作して換金金額を入力する。制御部101
は、景品管理端末103からの換金金額情報、会員カー
ド処理部92からの会員カードMCの読取結果(会員コ
ード)及び暗証番号を基に、会員カードMCを使用した
者が正当な権利者であり、かつ貯玉管理テーブル11B
に登録されている貯玉数を上限として特殊景品の選択を
可能にさせる。
「小」の3種類の特殊景品単位に分類されており、例え
ば「大=1000円に相当する特殊景品」、「中=50
0円に相当する特殊景品」、「小=100円に相当する
特殊景品」に設定されている。しかも、「大」、「中」
及び「小」の順番に選択される優先順位が設定されてい
る。この処理は制御部101によって実行される。
は、大(1000円)=10個、換金金額=2700円
の場合には、大(1000円)=2個、中(500円)
=1個、小(100円)=2個の合計5個の特殊景品が
選択される。
景品情報が制御部101から景品投出機104に送出さ
れると、景品投出機104は受信した特殊景品情報
(大、中、小の組み合わせ)に基づいて、特殊景品を投
出する。例えば、換金金額=2700円の場合には、大
(1000円)=2個、中(500円)=1個、小(1
00円)=2個の合計5個の特殊景品を投出する。
品及び会員カードMCが利用客に渡される。利用客は渡
された特殊景品を例えば遊技店の換金所へ持ち込むこと
により、現金に交換することができる。この例では27
00円の現金を得ることができる。
な利用客であり、現在の貯玉数の範囲内の金額)、ター
ミナルコントローラ10は、通信インタフェース部10
5を介して入力された制御部101からの換金金額情報
を基に玉数に変換する共に、貯玉管理テーブル11Bの
対応する現在の貯玉数から、前記変換した結果(玉数)
を減算する。この場合、例えば換金金額情報=2700
円は玉数=675個に換算され、現在の貯玉数が300
0個であった場合は、最新の貯玉数は2325個とな
る。
れば、次の(1)〜(4)の作用効果を期待することが
できる。
技媒体の数量情報を貯玉数として価値付けすることがで
きるので、例えば3万円などと言った高金額分の例えば
パチンコ玉の数量情報を、会員カードMCに関連付ける
ことができる。これに対しプリペイドカードにおいて
は、現時点においては1万円分に相当する度数情報が価
値付けされたプリペイドカードが高金額分のカードであ
る。これらのことから、一定の有価価値分の遊技媒体を
繰り返し借り受けて遊技するような場合であっても、会
員カードMCに関連付けられた貯玉数を基に遊技媒体を
借り受ける場合の方が、プリペイドカードに関連付けら
れた有価価値を基に遊技媒体を借り受ける場合と比較し
て、長時間に亘って遊技をすることが可能である。
分の遊技媒体の数量情報の一部について、遊技店内に設
置している自動販売機を利用することができる。
技媒体の数量情報の全部又は一部について、特殊景品と
交換した後、この特殊景品を換金所にて換金することで
現金化することができる。
ットカードDCのカード記録を読み取る読取部と貯玉会
員カードのカード記録を読み取る読取部とを共有化した
部分(つまりデビットカード挿入/返却口74及びデビ
ットカード処理部701)で実現していると共に、暗証
番号を入力するための操作部とデビット決済時に必要な
決済金額を入力するための操作部とを共有化した部分
(つまり外部操作入力部77)で実現しているので、部
品点数を軽減することができ、しかも、その部品点数が
軽減されるのに伴って装置の小型化を図ることができ
る。
形態2である遊技システムについての説明する。この実
施の形態2は、上記実施の形態1と比較して、デビット
子機の構成が大きく異なる。ここでは、大きく異なるデ
ビット子機の構成についてのみ説明する。
した正面図であり、図12はデビット子機700の内部
構成を示すブロック図である。図11において、デビッ
ト子機700は、図6に示した実施の形態1のデビット
子機70の構成において、貯玉操作入力部2010及び
会員カード挿入/返却口2020を追加した構成になっ
ている。同図において、図6に示した構成要素と同様の
機能を果たす部分には同一の符号を付すものとする。ま
た、第1通信インターフェース部704はターミナルコ
ントローラ10へ直接接続される。
機械に用いられる遊技媒体を指定するためのキーつまり
パチンコ玉を指定するキー2011、及びメダルを指定
するキー2012と、デビット決済を要求する際の入力
金額を入力するためのテンキーなどを備えて構成されて
いる。
カードMCを受け入れてこれを会員カード処理部203
0に取り込む一方、会員カード処理部2030において
所望の処理を施した後の会員カードMCを返却するため
の開口である。会員カード処理部2030は、取り込ん
だ会員カードMCに磁気記録されている記録情報を読み
取り、その読み取り結果をデビット制御部702に与え
る部分である。なお、上記外部操作入力部77は会員カ
ードMCの暗証番号を入力する場合にも使用される。
ット決済による決済金額に応じた貯玉処理動作を示すフ
ローチャートである。図13に示すように、デビット子
機700では、デビット制御部702は、上述した実施
の形態1の上記ステップ108(図8参照)と同様の処
理を行うと共に(ステップS201)、上述した実施の
形態1のステップS101(図8参照)と同様の処理を
行う(ステップS202)。そして、デビット制御部7
02は、デビットカードDCがデビットカード挿入/返
却口74に挿入された場合には、デビットカード処理部
701を通じてカード情報を読み取ると共に、会員カー
ドMCが会員カード挿入/返却口2020に挿入された
場合には、会員カード処理部2030を通じてカード情
報を読み取る(ステップS203)。
た実施の形態1のステップS110〜ステップS113
と同様の処理を実行する(ステップS204〜ステップ
S207)。ここまでの処理で、デビット子機700と
情報処理センタ1001との間でデビット決済に関する
情報の送受信が実施され、デビット子機700のデビッ
ト制御部702に対して、情報処理センタ1001から
の決済終了通知(デビット決済結果)が通知されている
ことになる。
済が正常に終了していると判断された場合には、上述し
た実施の形態1のステップS114〜ステップS116
と同様の処理が実行される(ステップS208〜ステッ
プS210)ここまでの処理で、デビット子機700と
ターミナルコントローラ10との間で貯玉処理に関する
情報の送受信が実施され、デビット子機700のデビッ
ト制御部702に対して、ターミナルコントローラ10
からの貯玉管理テーブル11Bに対する更新処理結果
(加算処理結果)が通知されていることになる。
に終了していると判断された場合には、会員カード処理
部2030を通じて会員カード挿入/返却口2020か
ら会員カードMCが返却され(ステップS211)、さ
らに、デビットカード処理部701を通じてデビットカ
ード挿入/返却口74からデビットカードDCが返却さ
れる(ステップS212)。この処理が終了した後は、
今回の処理は終了する。
終了していると判断された場合には、上述した実施の形
態1のステップS118と同様の処理が実行される(ス
テップS213)。そして、ステップS213が終了し
た場合、あるいは上記ステップS207においてデビッ
ト決済が異常終了していると判断された場合には、ステ
ップS211に進む。
ット決済による決済金額に応じた貯玉処理時において
は、利用客に対してデビット子機700によるガイダン
ス内容が表示部76を通じて表示されるようになってい
る。そのガイダンス内容の一例を図13に示す。次に、
図14に示す内容と、上述した図13の各ステップとの
対応関係について説明する。
01ではそれぞれ図14(a)で示されるような内容が
表示され、ステップS202ではそれぞれ図14(b)
で示されるような内容が表示され、ステップS204〜
ステップS206ではそれぞれ図14(c)〜図14
(e)で示されるような内容が表示され、ステップS2
08及びステップS209はそれぞれ図14(f)及び
図14(g)で示されるような内容が表示され、ステッ
プS211及びステップS212では図14(h)及び
図14(i)で示されるような内容が表示される。
ば、上述した実施の形態1の(1)〜(3)と同様の作
用効果を期待することができる。
おいて、デビットカードDCのカード記録を読み取る読
取部と貯玉会員カードのカード記録を読み取る読取部と
を別々に構成すると共に、暗証番号を入力するための操
作部とデビット決済時に必要な決済金額を入力するため
の操作部とを別々に構成するようにしたので、上述した
実施の形態1の場合と比較して、部品点数が増加し装置
が大型化するものの、上記各読取部及び各操作部の使用
頻度が軽減されるので、デビット子機の耐久性を向上さ
せることが可能となる。
リペイドカードを用いる遊技システムになっているが、
本発明は、いわゆる貯玉機能を有する遊技システムであ
れば、プリペイドカードの利用可否に関わらず適用可能
とすることができる。
よれば、デビット決済に利用されるデビット決済用記録
媒体を会員から受け付けて、デビット決済を実行し、デ
ビット決済の決済金額に応じた有価価値を、会員に対し
て発行された会員記録媒体に関連付けて管理されている
有価価値に加算して管理するよう制御することとしたの
で、手持ちの現金がない遊技者は、デビット決済を利用
して、いわゆる貯玉をすることができる。したがって、
デビット決済の貯玉によっても所定のサービスを受ける
ことができ、もって、手持ちの現金がない遊技者の利便
性を高めることが可能な遊技システムが得られるという
効果を奏する。
ービスとして、記会員記録媒体に関連付けて管理される
有価価値に応じて、遊技に用いられる遊技媒体を提供す
ることとしたので、手持ちの現金がない遊技者でも、デ
ビット決済の貯玉を利用して遊技媒体を購入することが
可能な遊技システムが得られるという効果を奏する。特
に、遊技店において遊技中に借り受けた遊技媒体や獲得
した遊技媒体を全て使い果たして、再度、遊技を行う場
合でも、金融機関に行って預貯金を払い戻してプリペイ
ドカードを購入したり、デビット決済によってプリペイ
ドカードを購入する、などの方法によることなく、遊技
を行うことができる点、有効である。
ービスとして、会員記録媒体に関連付けて管理される有
価価値に応じて、所定の物品を提供することとしたの
で、手持ちの現金がない遊技者でも、デビット決済の貯
玉を利用して所定の物品を購入することが可能な遊技シ
ステムが得られるという効果を奏する。特に、手持ちの
現金がない遊技者が、金融機関に行って預貯金を払い戻
したり、デビット決済によってプリペイドカードを購入
する、などの方法によることなく、例えば、自動販売機
から商品を購入することができる点、有効である。
ービスとして、会員記録媒体に関連付けて管理される有
価価値に応じて、現金に交換可能な景品を提供すること
としたので、手持ちの現金がない遊技者でも、デビット
決済の貯玉を利用して現金に交換可能な景品を購入する
ことが可能な遊技システムが得られるという効果を奏す
る。特に、手持ちの現金がない遊技者が現金を得ること
ができる点、有効である。
の購入に係るデビット決済を実行し、デビット決済によ
り購入された遊技媒体の数量を加算して管理するよう制
御することとしたので、デビット決済により商品として
の遊技媒体を購入するという簡単な原理によって、いわ
ゆる貯玉をすることが可能な遊技システムが得られると
いう効果を奏する。
受け入れて、該会員記録媒体に記録された識別情報を読
み取る第1の読取手段と、デビット決済用記録媒体を受
け入れて、該デビット決済用記録媒体に記録された識別
情報を読み取る第2の読取手段と、デビット決済用記録
媒体の正当な所有者である旨を示す暗証情報を入力する
第1の入力手段と、デビット決済により決済取引される
決済金額情報を入力する第2の入力手段と、第1の入力
手段により入力された暗証情報が正当な所有者である旨
を示す場合に、第2の読取手段により読み取られた識別
情報及び第2の入力手段により入力された決済金額情報
に基づいてデビット決済を実行する決済手段とを備え、
決済手段によるデビット決済の決済金額に応じた有価価
値を、第1の読取手段により読み取られた識別情報に関
連付けて加算して管理するよう制御することとしたの
で、遊技者に対して複雑な操作を要求することなく、貯
玉をすることが可能な遊技システムが得られるという効
果を奏する。
び第2の読取手段を、会員記録媒体およびデビット決済
用記録媒体を共に挿入可能なカード挿入口と、会員記録
媒体およびデビット決済用記録媒体を共に搬送可能な搬
送機構と、第1の記録媒体および第2の記録媒体の識別
情報を共に読み取り可能な読取部とによって形成したの
で、共通のカード挿入口、搬送機構および読取部を用い
て会員記録媒体およびデビット決済用記録媒体の搬送お
よび読み取りをおこなうことができ、もってスペースお
よびコスト的に利便性を向上させることが可能な遊技シ
ステムが得られるという効果を奏する。
び第2の入力手段を、暗証情報および決済金額情報を共
に入力可能な入力部によって形成したので、共通の入力
部を用いて暗証情報および決済金額情報の入力を行うこ
とができ、もってスペースおよびコスト的に利便性を向
上させることが可能な遊技システムが得られるという効
果を奏する。
概略構成を示すブロック図である。
ック図である。
テーブルを例示するもので、(a)は会員用の度数管理
テーブルを示す図表、(b)は一般利用客用の度数管理
テーブルを示す図表である。
処理ユニットの外観を示した正面図である。
図である。
ット子機の外観を示した正面図である。
ット子機の内部構成を示すブロック図である。
で実施される処理の処理動作を示すフローチャートであ
る。
される表示例を示す図である。
機及び景品管理システムの内部構成を示すブロック図で
ある。
に適用されるデビット子機の外観を示す正面図である。
構成を示すブロック図である。
部で実施される処理の処理動作を示すフローチャートで
ある。
示される表示例を示す図である。
ーブルを示す図表である。
Claims (8)
- 【請求項1】 遊技によって獲得した有価価値を、会員
登録を行った会員に対して発行される会員記録媒体に関
連付けて管理し、該管理する有価価値に基づいた所定の
サービスを前記会員に対して提供する遊技システムであ
って、 デビット決済に利用されるデビット決済用記録媒体を前
記会員から受け付けて、デビット決済を実行するデビッ
ト処理手段と、 前記デビット処理手段によるデビット決済の決済金額に
応じた有価価値を、前記会員に対して発行された会員記
録媒体に関連付けて管理されている有価価値に加算して
管理するよう制御する制御手段とを備えたことを特徴と
する遊技システム。 - 【請求項2】 前記所定のサービスは、前記会員記録媒
体に関連付けて管理される有価価値に応じて、遊技に用
いられる遊技媒体を提供するものであることを特徴とす
る請求項1に記載の遊技システム。 - 【請求項3】 前記所定のサービスは、前記会員記録媒
体に関連付けて管理される有価価値に応じて、所定の物
品を提供するものであることを特徴とする請求項1に記
載の遊技システム。 - 【請求項4】 前記所定のサービスは、前記会員記録媒
体に関連付けて管理される有価価値に応じて、現金に交
換可能な景品を提供するものであることを特徴とする請
求項1に記載の遊技システム。 - 【請求項5】 前記会員記録媒体に関連付けて管理され
る有価価値は、遊技媒体の数量であって、 前記デビット処理手段は、遊技媒体の購入に係るデビッ
ト決済を実行し、前記制御手段は、デビット決済により
購入された遊技媒体の数量を加算して管理するよう制御
することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記
載の遊技システム。 - 【請求項6】 前記デビット処理手段は、 前記会員記録媒体を受け入れて、該会員記録媒体に記録
された識別情報を読み取る第1の読取手段と、 前記デビット決済用記録媒体を受け入れて、該デビット
決済用記録媒体に記録された識別情報を読み取る第2の
読取手段と、 前記デビット決済用記録媒体の正当な所有者である旨を
示す暗証情報を入力する第1の入力手段と、 前記デビット決済により決済取引される決済金額情報を
入力する第2の入力手段と、 前記第1の入力手段により入力された暗証情報が正当な
所有者である旨を示す場合に、前記第2の読取手段によ
り読み取られた識別情報及び前記第2の入力手段により
入力された決済金額情報に基づいてデビット決済を実行
する決済手段とを備え、 前記制御手段は、 前記決済手段によるデビット決済の決済金額に応じた有
価価値を、前記第1の読取手段により読み取られた識別
情報に関連付けて加算して管理するよう制御することを
特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の遊技シ
ステム。 - 【請求項7】 前記第1および第2の読取手段を、前記
会員記録媒体およびデビット決済用記録媒体を共に挿入
可能なカード挿入口と、前記会員記録媒体およびデビッ
ト決済用記録媒体を共に搬送可能な搬送機構と、前記第
1の記録媒体および第2の記録媒体の識別情報を共に読
み取り可能な読取部とによって形成したことを特徴とす
る請求項6に記載の遊技システム。 - 【請求項8】 前記第1および第2の入力手段を、前記
暗証情報および決済金額情報を共に入力可能な入力部に
よって形成したことを特徴とする請求項6または7に記
載の遊技システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001301329A JP2003103015A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 遊技システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001301329A JP2003103015A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 遊技システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003103015A true JP2003103015A (ja) | 2003-04-08 |
Family
ID=19121764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001301329A Pending JP2003103015A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 遊技システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003103015A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005349037A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Glory Ltd | 異常情報報知システムおよび異常情報報知方法 |
JP2006127390A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Glory Ltd | 携帯電話端末を利用したデビット決済システム及び方法 |
JP2007000260A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-01-11 | Glory Ltd | 遊技情報提供システム及び遊技情報提供方法 |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001301329A patent/JP2003103015A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005349037A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Glory Ltd | 異常情報報知システムおよび異常情報報知方法 |
JP2006127390A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Glory Ltd | 携帯電話端末を利用したデビット決済システム及び方法 |
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