JP4840159B2 - 負荷駆動制御装置および負荷駆動制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、負荷を駆動する駆動トランジスタを過熱から保護するようにした負荷駆動制御装置および負荷駆動制御システムに関する。
従来より、負荷を駆動するための駆動トランジスタを過熱から防止する温度保護機能を備えた制御ユニットが、例えば特許文献1で提案されている。具体的に、特許文献1では、電気回路が形成された回路基板と、回路基板に搭載されると共に負荷を駆動する駆動トランジスタと、駆動トランジスタとこの駆動トランジスタとは分断された電気回路とを電気的に接続する中断部材と、トランジスタが過熱すると誘導起動する作動部材と、を備えて構成される制御ユニットが提案されている。
このような制御ユニットでは、駆動トランジスタ上での温度が許容できない高温を超えたとき、作動部材が作動する。すなわち、作動部材が中断部材に押し付けられることで、中断部材が回路基板から離脱されるまで動かされ、駆動トランジスタと電気回路との電気的接続が中断される。このようにして、駆動トランジスタに流れる電流が停止されることで、駆動トランジスタの熱に対する保護が図られている。
特開2005−217399号公報
しかしながら、上記従来の技術では、駆動トランジスタを過熱から保護することはできるが、駆動トランジスタに流れる電流を完全に停止させてしまうため、制御ユニット自体が機能停止してしまうという問題が生じる。すなわち、制御ユニットを用いたシステム全体の機能停止を導いてしまい、制御ユニットを用いたシステムを使用するユーザに影響を与えてしまう。
本発明は、上記点に鑑み、負荷を駆動するトランジスタの過熱によって当該トランジスタを用いたシステム全体が機能停止してしまうことを防止することができる負荷駆動制御装置および負荷駆動制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴では、まず、温度検出手段(14)によって、スイッチング素子(13)の温度に応じたレベルの物理量を検出する。また、保護機能手段(15)において、温度検出手段から入力される物理量が、スイッチング素子が過熱状態であると推定される値を超える場合、スイッチング素子が過熱状態であることを示す異常信号を出力する。そして、制御手段(20)では、保護機能手段から異常信号が入力された場合、温度調整手段によって前記発熱部材から発せられる熱が奪われないようにすることで発熱部材そのものの温度を上昇させる。
このように、スイッチング素子が過熱状態の場合、温度調整手段によって発熱部材そのものの温度を上昇させることで発熱部材の抵抗値を上げる。これにより、発熱部材に通電させるためのスイッチング素子に流れる電流を小さくすることができる。したがって、スイッチング素子の過熱によってスイッチング素子そのものが破壊してしまうことを防止することができ、ひいては発熱部材を用いたシステム全体が機能停止してしまうことを防止することができる。
また、上記制御手段として、保護機能手段から異常信号が入力されたか否かを判定する温度判定手段(110)と、温度判定手段にて保護機能手段から異常信号が入力されたと判定された場合、発熱部材そのものの温度を上昇させるように温度調整手段によって発熱部材の温度を調整する温度制御手段(130)とを備えた構成とすることもできる。
さらに、保護機能手段は、温度検出手段から入力される物理量が、スイッチング素子が過熱状態であると推定される値を超える場合、駆動手段に対して、スイッチング素子に流れる電流が小さくなるようにスイッチング素子を駆動させる旨を出力するようにすることもできる。
このようにすることで、スイッチング素子に流れる電流を小さくすることができ、スイッチング素子の発熱を抑制することができる。したがって、スイッチング素子が自己の発熱によって破壊してしまうことを防止でき、ひいては負荷駆動制御装置を備えたシステム全体の停止を防止できる。
そして、制御手段として、保護機能手段から前記異常信号が入力されたか否かを判定する温度判定手段(210)と、温度判定手段にて異常信号が入力されたと判定された場合、異常信号が一定時間入力され続けたか否かを判定する時間監視手段(240)と、時間監視手段にて異常信号が一定時間入力され続けたと判定された場合、駆動手段にてスイッチング手段の駆動を停止させると共に、温度調整手段の駆動を停止する停止手段(250)とを備えた構成とすることもできる。これにより、システム全体を停止させて駆動手段を保護することができる。
本発明の第2の特徴では、スイッチング素子(13)の温度に応じたレベルの物理量を検出する温度検出手段(14)にて検出された物理量が、スイッチング素子が過熱状態であると推定される値を超える場合、保護機能手段(15)にてスイッチング素子が過熱状態であることを示す異常信号を出力し、制御手段(20)にて駆動手段(12)を介してスイッチング素子を駆動することにより発熱部材(30)を発熱させると共に、保護機能手段から異常信号が入力された場合、温度調整手段(40)によって発熱部材の温度を上昇させるようになっており、異常信号が一定時間入力された場合、駆動手段にてスイッチング手段の駆動を停止し、温度調整手段を通常制御することで加熱手段(80)の温度を奪うようにすることを特徴とする。
これにより、スイッチング素子の発熱を抑制し、スイッチング素子の温度を下げることができる。このように、スイッチング素子による発熱部材の駆動が停止しても、温度調整手段により加熱手段の温度を奪い続けるようにすることができる。すなわち、暖かいエンジン冷却水が供給される加熱手段から熱を奪うことで温風を作り続けることができる。以上のようにして、スイッチング素子の駆動を停止させたとしても負荷駆動制御装置全体を停止させることはなく、温風を作り続けることができる。
このような場合、制御手段は、駆動手段にてスイッチング手段の駆動を停止させた場合、駆動継続手段(390)によって温度調整手段の駆動を継続し続けることができる。すなわち、継続して温度調整手段の駆動を続けることで、加熱手段から熱を奪って温風を作り続けるようにすることができる。
そして、制御手段は、駆動継続手段にて温度調整手段の駆動を継続し続けるに際し、エンジン(85)のエンジン回転数を上昇させるべく、エンジン制御手段(90)にエンジン回転数を上昇させるアイドルアップ信号を入力し、エンジンの回転数を上昇させるようにすることもできる。これにより、加熱手段に供給されるエンジン冷却水の温度がアイドルアップ前よりも上昇するため、加熱手段による暖房能力の低下を防止することができる。
以上では、本発明を負荷駆動制御装置として把握した場合について説明したが、本発明は負荷駆動制御システムとして構成することもできる。すなわち、発熱部材(30)と、当該発熱部材から発せられる熱を奪うことで当該発熱部材の温度を調整する温度調整手段(40)と、電源(50)から発熱部材への通電のオンオフを行うスイッチング素子(13)と、当該スイッチング素子をオンまたはオフする駆動手段(12)と、スイッチング素子の温度を検出する温度検出手段(14)と、温度検出手段にて検出されたスイッチング素子の温度が、スイッチング素子が過熱状態であると推定される値を超える場合、スイッチング素子が過熱状態であることを示す異常信号を出力する保護機能手段(15)と、保護機能手段から異常信号が入力された場合、温度調整手段によって前記発熱部材から発せられる熱が奪われないようにすることで発熱部材そのものの温度を上昇させる制御手段(20)とを備えた負荷駆動制御システムとして構成することができる。
また、加熱手段を備えたシステムとして構成することもできる。この場合、制御手段に異常信号が一定時間入力された場合、駆動手段にてスイッチング手段の駆動を停止し、温度調整手段を通常制御することで加熱手段(80)の温度を奪うようにすることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態で示される負荷駆動制御装置は、例えば車両の空調制御に用いられ、温風を作り出すPTCヒータへの通電駆動のための駆動トランジスタを過熱から保護するものとして用いられる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る負荷駆動制御システムの構成図である。この図に示されるように、負荷駆動制御システムS1は、負荷駆動制御部10と、ECU20(本発明の制御手段に相当)と、PTCヒータ30(本発明の発熱部材に相当)と、送風モータ40(本発明の温度調整手段に相当)と、を備えて構成されている。
このうち、負荷駆動制御部10およびECU20は、電源50から通電されることで作動するようになっており、PTCヒータ30は、負荷駆動制御部10を介して電源50から通電されることで作動するようになっている。なお、さらに負荷駆動制御部10においては、車両のイグニッションスイッチ60がオンになったことに伴って、電源50から通電されるようになっている。
負荷駆動制御部10は、入力信号処理部11と、駆動回路部12(本発明の駆動手段に相当)と、駆動トランジスタ13(本発明のスイッチング素子に相当)と、サーミスタ14(本発明の温度検出手段に相当)と、保護機能部15(本発明の保護機能手段に相当)と、を備えて構成されている。
入力信号処理部11は、ECU20と負荷駆動制御部10とのインターフェースとなるものである。すなわち、入力信号処理部11は、ECU20からPTCヒータ30を駆動させるための指令信号を入力し、その指令信号に応じた入力処理信号を駆動回路部12に出力する。
駆動回路部12は、駆動トランジスタ13のゲートに電気信号を入力することで、駆動トランジスタ13を介してPTCヒータ30を駆動するものである。具体的に、駆動回路部12は入力信号処理部11から駆動トランジスタ13を駆動するための入力処理信号を入力する。そして、駆動回路部12は、入力した入力処理信号に従ってPTCヒータ30をフルオン駆動(デューティ比100%)させる場合、駆動トランジスタ13をフルオン駆動する駆動信号を生成して駆動トランジスタ13に出力し、PTCヒータ30をPWM駆動(例えばデューティ比50%)させる場合、駆動トランジスタ13をPWM駆動する駆動信号を生成して駆動トランジスタ13に出力する。
また、駆動回路部12は、駆動トランジスタ13のソース電圧を入力することで、駆動トランジスタ13が負荷であるPTCヒータ30に通電を行っているか否かをモニタする機能も有している。
駆動トランジスタ13は、PTCヒータ30に通電を行うためのものである。この駆動トランジスタ13は、PTCヒータ30のハイサイド側に接続されており、ゲートが駆動回路部に接続されている。そして、駆動回路部12から駆動トランジスタ13のゲートに駆動信号が入力されることで、駆動トランジスタ13が駆動信号のデューティ比に従ってPTCヒータ30をスイッチング駆動するようになっている。本実施形態では、上記駆動トランジスタ13として、例えばPch型MOSトランジスタが採用される。
サーミスタ14は、温度により抵抗値が変動する素子である。実際には、他の抵抗と組合わされて定電圧印加される。そして、後述する保護機能部15によって抵抗比の変化が電圧レベルに変換されて読み出される。このサーミスタ14は、駆動トランジスタ13の近傍に設置され、駆動トランジスタ13の温度を検出するために用いられる。
保護機能部15は、サーミスタ14によって検出された駆動トランジスタ13の温度が、駆動トランジスタ13が正常に作動することができないであろう異常温度である場合、ECU20にダイアグ信号(本発明の異常信号に相当)を出力する機能を有するものである。
また、保護機能部15は、サーミスタ14によって検出された駆動トランジスタ13の温度が異常温度の場合、駆動回路部12に駆動トランジスタ13の駆動パターンを変更する旨を出力する。なお、サーミスタ14から入力される電圧に応じた駆動トランジスタ13の温度が異常温度ではない場合、保護機能部15は作動しない。
ECU20は、負荷駆動制御部10を介してPTCヒータ30を駆動するものであり、送風モータ40に送風信号を出力することで送風モータ40を駆動する機能と、負荷駆動制御部10を介してPTCヒータ30を駆動する機能と、駆動トランジスタ13が異常温度の状態の場合、送風モータ40の回転数を下げる機能と、を有している。本実施形態では、送風信号は、送風モータ40の回転数に応じた電圧信号としてECU20にて生成されるようになっている。
このようなECU20は、例えばメモリやCPU等を備えたマイクロコンピュータ等によって構成される。また、ECU20は、駆動トランジスタ13が異常温度の状態の場合、送風モータ40の風量を下げる保護処理を行う保護プログラムを有している。この保護プログラムは、メモリに格納され、CPUによって実行される。
PTCヒータ30は、発熱部材である。すなわち、負荷駆動制御部10の駆動トランジスタ13の動作に伴って電源50から電流が入力されることにより加熱し、発熱するものである。このようなPTCヒータ30として、例えばPTC素子が2枚の電極で挟まれた構造のものが採用される。
図2は、PTCヒータ30の温度と抵抗値との相関関係を示した図である。この図に示されるように、PTCヒータ30の温度が上昇すると、PTCヒータ30の抵抗値は上昇する。つまり、PTCヒータ30の温度上昇に伴って、PTCヒータ30に流れる電流の電流値が下がる。なお、負荷駆動制御システムS1が通常動作している場合、PTCヒータ30の温度は例えば150℃前後である。
また、送風モータ40は、PTCヒータ30に風を吹き付けることにより、PTCヒータ30の発熱に応じた温度の空気を生成するものである。具体的に、送風モータ40は、PTCヒータ30から発せられる熱を奪う風を起こし、この風の風量に応じてPTCヒータ30から奪う熱の量を調整することでPTCヒータ30そのものの温度を調整する。すなわち、送風モータ40で生成される風はPTCヒータ30から発せられる熱を吸熱するために用いられる。
本実施形態では、送風モータ40で生成される風の風量は、送風モータ40の回転数がECU20から入力される送風信号に従って増減されることで調整されるようになっている。
図3は、PTCヒータ30と送風モータ40によって構成される送風機とを模式的に示した図である。この図に示されるように、発熱したPTCヒータ30に送風モータ40が駆動されることで送風機41から風が吹き付けられると、PTCヒータ30から温風が空調ダクト70に送風されることとなる。以上が、本実施形態に係る負荷駆動制御システムS1の全体構成である。
上記構成を有する負荷駆動制御システムS1の制御は、通常、次のように行われる。まず、ECU20から負荷駆動制御部10にPTCヒータ30を駆動するための指令信号が出力される。この指令信号には、駆動トランジスタ13を駆動する方法(フルオン駆動またはPWM駆動)の情報が含まれている。
そして、ECU20から負荷駆動制御部10の入力信号処理部11に指令信号が入力され、指令信号の内容に従った入力処理信号が入力信号処理部11から駆動回路部12に入力される。駆動回路部12では、入力処理信号に含まれる駆動トランジスタ13の駆動方法に応じた駆動信号(ゲート電圧)が生成され、この駆動信号が駆動トランジスタ13のゲートに入力される。これにより、駆動トランジスタ13がフルオン駆動またはPWM駆動される。駆動トランジスタ13が駆動されると、この駆動トランジスタ13を介して電源50からPTCヒータ30への通電が行われることでPTCヒータ30が発熱する。
一方、ECU20から送風モータ40に送風信号が入力されることで、送風モータ40が駆動され、送風機41から送風が行われる。このように、PTCヒータ30および送風モータ40が駆動されると、図3に示されるように、PTCヒータ30の発熱によって送風機41から送風された空気が暖められて空調ダクト70に送風される。以上が、負荷駆動制御システムの通常制御である。
次に、上記ECU20において行われる保護処理について、図4を参照して説明する。図4は、保護プログラムの内容を示すフローチャートである。本実施形態では、ECU20に電源50の供給が開始されると、保護プログラムに従って図4に示されるフローが開始する。
ステップ110(本発明の温度判定手段に相当)では、駆動トランジスタ13の温度が異常であるか否かが判定される。これは、負荷駆動制御部10の保護機能部15からダイアグ信号が入力されたか否かが判定されることで判定される。すなわち、サーミスタ14から保護機能部15に入力される電圧信号が、駆動トランジスタ13が過熱状態であると推定される閾値を超えている場合、保護機能部15からECU20にダイアグ信号が入力される。したがって、本ステップでは、上記のようにしてECU20にダイアグ信号が入力されたか否かが判定されることとなる。本ステップにおいて、ダイアグ信号が入力されていないと判定されるとステップ120に進む。
ステップ120では、通常制御が行われる。すなわち、上述のように、ECU20によって、PTCヒータ30および送風モータ40が駆動される制御が行われる。この後、ステップ110に戻り、再度、負荷駆動制御部10にて駆動トランジスタ13の温度が監視される。
また、ステップ110において、負荷駆動制御部10からECU20にダイアグ信号が入力されたと判定されると、ステップ130(本発明の温度制御手段に相当)では、送風機41の風量すなわち送風モータ40の回転数が低減される。具体的には、ECU20にて送風モータ40の回転数を低下させた送風信号が生成され、この送風信号が送風モータ40に入力される。これにより、送風モータ40の回転数は、ステップ120で送風モータ40が通常制御されていたときよりも下げられる。したがって、送風機41から送風される風量が低下する。
このような送風機41の風量低下に伴って、PTCヒータ30に当たる風量も下がるため、PTCヒータ30において奪われる熱の量が下がり、PTCヒータ30そのものの温度が上昇する。上述のように、PTCヒータ30は発熱抵抗部材であるので、PTCヒータ30の温度が上昇すると、図3に示されるようにPTCヒータ30の抵抗値も上昇する。すなわち、PTCヒータ30に流れる電流が低下することに伴って、駆動トランジスタ13に流れる電流も減る。したがって、駆動トランジスタ13の発熱が抑制され、駆動トランジスタ13の温度を下げることができる。
この後、ステップ110に戻り、再度、負荷駆動制御部10にて駆動トランジスタ13の温度が監視される。そして、上記ステップ130の処理によって駆動トランジスタ13の温度が下がり、ダイアグ信号がECU20に入力されなくなれば、再び通常制御が行われることとなる。
以上説明したように、本実施形態では、駆動トランジスタ13が過熱状態の場合、ECU20によって送風モータ40の回転数を下げ、PTCヒータ30の温度を上昇させることが特徴となっている。すなわち、送風モータ40の回転数が下がることで、PTCヒータ30から発せられる熱が、送風モータ40から吹き付けられる風によって奪われなくなることでPTCヒータ30の温度が上昇し、その結果、PTCヒータ30の抵抗値が上昇する。
このようにして、PTCヒータ30そのものの温度を上昇させてPTCヒータ30の抵抗値を上げることで、PTCヒータ30に通電させるための駆動トランジスタ13に流れる電流を小さくすることができる。したがって、駆動トランジスタ13の過熱によって駆動トランジスタ13が破壊してしまうことを防止することができる。これにより、PTCヒータ30を用いたシステム全体が機能停止してしまうことを防止することができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。上記第1実施形態では、PTCヒータ30に吹き付ける風量を減らし、PTCヒータ30の温度を上昇させて抵抗値を上げることでPTCヒータ30に流れる電流を減らし、これに伴って駆動トランジスタ13に流れる電流も減らすことで駆動トランジスタ13の発熱を抑制してシステム全体の停止を防止していた。
しかしながら、送風機41の風量を下げたとしても、駆動トランジスタ13の過熱が抑制されず、引き続きダイアグ信号がECU20に入力されるような場合、駆動トランジスタ13を保護する観点からシステム全体を停止できるようにしておくことが好ましい。
そこで、本実施形態では、ECU20は、第1実施形態で示された機能に加え、システム全体を停止させる機能も有している。すなわち、ECU20は、駆動トランジスタ13の異常温度の状態が継続する場合、システム全体を停止させる停止プログラムを有している。
図5は、停止プログラムの内容を示すフローチャートである。このフローは、ECU20に電源50の供給が開始されると、開始する。なお、図5に示されるフローは、図4に示されるフローとは独立して実行されるようになっている。
ステップ210では、ステップ110と同様の処理がなされる。すなわち、駆動トランジスタ13の温度が異常であるか否かが判定される。本ステップにて、駆動トランジスタ13の温度が異常ではないと判定されるとステップ220に進む。
ステップ220では、時間T=0が設定される。そして、ステップ210に戻り、引き続き、駆動トランジスタ13の温度が監視される。
ステップ210において、駆動トランジスタ13の温度が異常であると判定されると、ステップ230では、時間Tに1が足され(T+1)、この演算の結果が新たなT(=T+1)とされる。
ステップ240では、時間TがT≦Xの条件を満たすか否かが判定される。ここで、Xはシステム全体を停止させるまで駆動トランジスタ13の温度異常を監視する監視時間である。すなわち、上記ステップ230でカウントされた時間Tが監視時間Xを超えるか否かが判定される。なお、本ステップを実行する手段は、本発明の時間監視手段に相当する。
そして、本ステップにて時間TがT≦Xの条件を満たす場合、時間Tは監視時間Xに達していないと判定され、ステップ210に戻る。そして、駆動トランジスタ13の温度が異常である状態が維持されると、ステップ210、230、240を繰り返すことにより、時間がカウントされていく。また、時間TがT≦Xの条件を満たさない場合、時間Tは監視時間Xを超えていると判定され、ステップ250に進む。
ステップ250では、負荷駆動制御システムS1が停止される。具体的には、ECU20から負荷駆動制御部10への指令信号の出力が停止されると共に、送風モータ40への送風信号の出力が停止される。これにより、PTCヒータ30および送風モータ40の駆動が停止され、システム全体が動作停止の状態となる。なお、本ステップを実行する手段は、本発明の停止手段に相当する。
この後、例えばECU20を動作させるメインプログラムにジャンプし、ECU20が再起動されるまでシステム停止が維持される。この場合、図4に示されるフローは強制終了されることとなる。
以上説明したように、負荷駆動制御システムS1において、送風機41の風量を下げたとしても駆動トランジスタ13の温度異常が維持される場合、システム全体を停止させて駆動トランジスタ13の保護を図るようにすることもできる。
(第3実施形態)
本実施形態では、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。上記第2実施形態では、一定条件下で負荷駆動制御システム全体を停止する制御を行っていたが、空調ユニットにメインの暖房システム、すなわちヒータコアが備えられている場合、システム全体を停止させずに送風モータ40の駆動を続け、暖房を停止させないことが好ましい。以下、空調ユニットにヒータコアを備えた場合における負荷駆動制御システムについて説明する。
図6は、本発明の第3実施形態に係る負荷駆動制御システムの構成図である。また、図7は、空調ユニットにヒータコア80を設置した様子を示した図である。図6に示されるように、本実施形態に係る負荷駆動制御システムは、図1に示されるシステムにヒータコア80が設けられた構成となっている。
ヒータコア80は、エンジン85から供給されるエンジン冷却水によって当該ヒータコア80を通過する風を温める機能を有するものである。当該ヒータコア80は、図7に示されるように、送風機41とPTCヒータ30との間に配置され、PTCヒータ30と共に空調ダクト70内に温風を供給するようになっている。なお、ヒータコア80は本発明の加熱手段に相当する。
そして、ECU20は、第1実施形態で示された機能に加え、駆動トランジスタ13の温度異常の状態が継続する場合、PTCヒータ30への通電を停止させる暖房継続プログラムを有している。
図8は、本実施形態に係る暖房継続プログラムの内容を示すフローチャートである。このフローは、ECU20に電源50の供給が開始されると実行される。
ステップ310では、暖房モードであるか否かが判定される。すなわち、車室内の操作パネルにて暖房モードが選択され、その暖房モードがECU20に保持されているか否かが判定される。本ステップで、暖房モードであると判定されるとステップ320に進み、暖房モードでないと判定されると、図8に示されるフローが再び実行される。
ステップ320では、PTCヒータ30の駆動が正常に行われているか否かが判定される。つまり、フラグM=0となっているか否かが判定される。フラグMの数値「0」は正常、「1」は異常を示している。そして、本ステップでPTCヒータ30の駆動が正常であると判定されるとステップ330に進む。なお、PTCヒータ30の駆動が正常でないと判定された場合、ステップ390に進む。この場合については後で説明する。
ステップ330では、ステップ110、210と同様の処理がなされる。すなわち、駆動トランジスタ13の温度が異常であるか否かが判定される。本ステップにて、駆動トランジスタ13の温度が異常ではないと判定されるとステップ340に進む。
ステップ340では、タイマおよびフラグがリセットされる。すなわち、時間T=0が設定され、PTCヒータ30の駆動が正常に行われていることを示すフラグM=0が立てられる。
ステップ345では、PTCヒータ30へ通電が行われる。具体的に、まず、ECU20から負荷駆動制御部10の入力信号処理部11にPTCヒータ30に通電させるための指令信号が入力され、当該指令信号が入力処理信号とされて駆動回路部12に入力される。駆動回路部12では、入力処理信号の内容に従って駆動信号が生成され、この駆動信号が駆動トランジスタ13のゲートに入力される。これにより、駆動トランジスタ13がオンし、電源50からPTCヒータ30への通電が行われる。こうして図8に示されるフローは終了し、ステップ310に戻って再びフローが実行される。
また、ステップ330にて駆動トランジスタ13の温度が異常であると判定された場合、ステップ350に進む。ステップ350では、ステップ130と同様の処理がなされる。すなわち、送風モータ40の回転数が下げられ、送風機41の風量が下げられる。これにより、PTCヒータ30の温度を上げ、PTCヒータ30の抵抗値を上げる。これに伴って、PTCヒータ30に流れる電流量を下げ、駆動トランジスタ13に流れる電流も下げる。こうして、駆動トランジスタの発熱を抑制し、駆動トランジスタ13の温度を下げることができる。
ステップ360では、ステップ230と同様の処理がなされる。すなわち、時間Tに1が足され(T+1)、この演算の結果が新たなT(=T+1)とされる。
ステップ370では、ステップ240と同様の処理がなされる。すなわち、時間TがT≦Xの条件を満たすか否かが判定される。ここで、XはPTCヒータ30を停止させるまで駆動トランジスタ13の温度異常を監視する監視時間である。
そして、本ステップにて時間TがT≦Xの条件を満たす場合、時間Tは監視時間Xに達していないと判定され、図8に示されるフローは終了する。そして、再びフローが実行される。また、時間TがT≦Xの条件を満たさない場合、時間Tは監視時間Xを超えていると判定され、ステップ380に進む。
ステップ380では、PTCヒータ30への通電が停止され、PTCヒータ30の駆動が正常に行われていないことを示すフラグM=1が立てられる。つまり、ECU20から負荷駆動制御部10に駆動トランジスタ13を停止させる指令が入力され、駆動トランジスタ13が停止される。
このとき、PTCヒータ30への通電は停止されるが、送風モータ40は駆動されている。しかし、エンジン85からエンジン冷却水がヒータコア80に供給され続けている。したがって、PTCヒータ30の駆動が停止しても、送風モータ40からヒータコア80に送風が続けられる限り、空調ダクト70に暖かい風を送り続けることができる。
こうして、図8に示されるフローは終了し、再びフローが実行される。この場合、PTCヒータ30の駆動状況は正常でないとしてM=1のフラグが立てられている。このような状況で暖房モードが維持されている場合、図8に示されるフローがスタートしてステップ310からステップ320に進むと、ステップ320ではM=0ではないと判定される。この場合、ステップ390に進む。
ステップ390では、送風機41の送風量が通常制御時と同じになるように送風モータ40が通常制御される。つまり、送風モータ40の回転数が維持されるように、送風モータ40が駆動される。上述のように、PTCヒータ30の駆動状況が正常ではないので、ヒータコア80によって温風を作り出すために、送風モータ40の駆動が維持される。こうして図8に示されるフローは終了し、再びフローが実行される。
なお、本ステップを実行する手段は、本発明の駆動継続手段に相当する。また、本発明で言う通常制御とは、ステップ390においてする送風機41の送風量が通常制御時と同じになるように送風モータ40制御することを意味している。
以上説明したように、本実施形態では、PTCヒータ30を駆動する駆動トランジスタ13に温度異常が起こり、PTCヒータ30の駆動が停止されていたとしても、送風モータ40の駆動を通常通り行うことを特徴としている。
これにより、暖かいエンジン冷却水が供給されるヒータコア80に風を供給し続けることができ、ヒータコア80から空調ダクト70に温風を供給し続けることができる。したがって、駆動トランジスタ13の温度異常によってシステム全体を停止させることはなく、温風を作り続けることができる。
(第4実施形態)
本実施形態では、第3実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、PTCヒータ30の駆動が停止された場合、エンジン85のアイドルアップを図ることでエンジン冷却水の温度を上昇させることにより、ヒータコア80の暖房能力の低下を防止することが特徴となっている。
図9は、本発明の第4実施形態に係る負荷駆動制御システムの構成図である。この図に示されるように、負荷駆動制御システムのECU20にエンジンECU90が車内LAN等で接続されている。エンジンECU90は、エンジン85に装着された点火プラグの点火制御等を行うものである。なお、エンジンECU90は、本発明のエンジン制御手段に相当する。
また、ECU20は、PTCヒータ30への通電を停止させた場合、エンジン85のエンジン回転数を上げるアイドルアップを図るアイドルアッププログラムを有している。図10は、本実施形態に係るアイドルアッププログラムの内容を示すフローチャートである。このフローは、ECU20に電源50の供給が開始されると実行される。当該アイドルアッププログラムを示すフローは、図8に示されるフローにおいて、ステップ390の後にステップ395が加えられたものとなっている。
すなわち、PTCヒータ30を駆動する駆動トランジスタ13に温度異常が起こり、PTCヒータ30の駆動が停止され、ステップ390で送風モータ40の駆動を通常通り行うようにされた後、ステップ395では、アイドルアップが行われる。
具体的には、ECU20からアイドルアップを指示するアイドルアップ信号がエンジンECU90に入力される。これに伴い、エンジンECU90ではエンジン85の回転数を上げるアイドルアップが行われる。これにより、エンジン冷却水の温度がアイドルアップ前よりも上昇し、当該エンジン冷却水がヒータコア80に供給されることとなる。したがって、ヒータコア80に流れるエンジン冷却水の温度がアイドルアップ前よりも上昇するため、ヒータコア80による暖房能力の低下を防止することができる。
以上説明したように、PTCヒータ30の駆動が停止された場合、ECU20からエンジンECU90にエンジン85の回転数を上げるようにアイドルアップの指令を出してエンジン85のアイドルアップを図り、エンジン冷却水の温度を上昇させることで、ヒータコア80の暖房能力の低下を防止することができる。
(第5実施形態)
本実施形態では、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。PTCヒータ30を駆動する駆動トランジスタ13に温度異常が生じた場合、上記各実施形態のように、駆動トランジスタ13の駆動停止、システム全体の停止等を行うが、本実施形態では、駆動トランジスタ13の温度が下がり、温度異常ではなくなった場合、PTCヒータ30への通電開始し、通常モードに戻ることが特徴となっている。
したがって、ECU20は、PTCヒータ30への通電を停止させた後、駆動トランジスタ13の温度が下がった場合、通常制御に移行する通常復帰プログラムを有している。
図11は、本実施形態に係る通常復帰プログラムの内容を示すフローチャートである。このフローは、ECU20に電源50の供給が開始されると実行される。まず、フローが開始すると、ステップ410では、ステップ310と同様の処理がなされる。すなわち、暖房モードであるか否かが判定される。暖房モードであると判定されるとステップ415に進み、暖房モードでないと判定されると、図11に示されるフローが再び実行される。
ステップ415では、ステップ110と同様の処理がなされる。すなわち、駆動トランジスタ13の温度が異常であるか否かが判定される。駆動トランジスタ13の温度が異常ではないと判定されるとステップ420に進む。
ステップ420では、ステップ340と同様の処理がなされ、タイマおよびフラグがリセットされる。この後、ステップ423では、ステップ345と同様の処理がなされ、PTCヒータ30への通電が行われる。そして、本フローは終了し、再び図11に示されるフローが実行される。
また、ステップ415にて駆動トランジスタ13の温度が異常であると判定されると、ステップ425に進み、ステップ320と同様に、PTCヒータ30の駆動が正常に行われているか否かが判定される。
そして、PTCヒータ30の駆動が正常に行われていると判定された場合、ステップ430、435、440、445が実行される。これらステップ430、435、440、445は、ステップ350、360、370、380と同様の処理である。また、PTCヒータ30の駆動が正常に行われていないと判定された場合、ステップ450、455が実行される。これらステップ450、455はステップ390、395と同様の処理である。そして、図11に示されるフローは終了し、再びフローが実行される。
このようなフローにおいて、駆動トランジスタ13の温度が下がり、温度異常ではなくなった場合、ステップ415では駆動トランジスタ13の温度が異常ではないと判定され、ステップ420に進む。これにより、ECU20から負荷駆動制御部10に駆動トランジスタ13を駆動する指令が出され、駆動トランジスタ13の駆動が再開される。こうして、駆動トランジスタ13の温度異常が起こったとしても、その後に温度異常でなくなった場合に駆動トランジスタ13を通常制御することができる。
以上説明したように、駆動トランジスタ13に温度異常が発生し、当該駆動トランジスタ13の駆動が停止されてPTCヒータ30への通電が停止されても、駆動トランジスタ13の温度が下がり、温度異常でなくなった場合、駆動トランジスタ13を通常制御に復帰させることができる。
このように、システムとして安全上問題ない場合、上記のようにPTCヒータ30への通電を復帰させることができる。なお、上記第3、第4実施形態のように最終処置としてシステムの停止、PTCヒータ30への通電停止の場合、PTCヒータ30への通電を復帰させない考えを採用しても良い。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、負荷駆動制御システムS1を車両の空調制御に用いるものとして説明したが、例えば暖房器具等の他の負荷駆動制御に用いても構わない。また、上記各実施形態では、負荷駆動制御システムS1について説明したが、負荷駆動制御システムS1のうち一部の構成部分(サーミスタ14、保護機能部15、ECU20)で構成した負荷駆動制御装置を負荷駆動制御に用いることもできる。
上記各実施形態では、駆動トランジスタ13としてPch型MOSトランジスタを採用しているが、Nch型のものや、バイポーラ型等のトランジスタを採用しても構わない。また、駆動トランジスタ13はPTCヒータ30のハイサイド側に接続されているが、ローサイド側に接続されても構わない。
上記各実施形態では、負荷としてのPTCヒータ30は1つであるが、多数の負荷を制御するようにしても構わない。この場合、各負荷に対応した駆動トランジスタ13を用意すれば良い。
上記各実施形態では、ECU20と負荷駆動制御部10が別体となっているが、例えば負荷駆動制御部10をECU20内部に作り込む等によって一体化しても構わない。
上記実施形態では、PTCヒータ30の温度を下げる手段として送風モータ40を採用しているが、例えばPTCヒータ30から発せられる熱を吸熱する素子等を用いても構わない。
上記各実施形態では、駆動トランジスタ13とサーミスタ14が別体となっているが、例えば感温素子を内蔵した駆動トランジスタ13を採用しても構わない。この場合、駆動トランジスタ13から発せられる熱の温度をより精度良く検出することができる。
また、送風機41の風量が最低値の状態で駆動トランジスタ13の過熱が継続して起こる場合、駆動トランジスタ13からPTCヒータ30への通電方法を低電力消費にシフトする方法を組み合わせても効果的である。
具体的には、PTCヒータへの通電をリニア制御からパルス制御へ切り替える方法、駆動トランジスタ13に印加するゲート電圧を下げる方法、PWM周波数を下げる方法、PWM駆動の通電デューティ比を下げる方法等がある。これらの方法は、これらの方法を示す指令信号がECU20から負荷駆動制御部10に入力されることで実行される。このよう駆動トランジスタ13に流れる電流を小さくすることで、駆動トランジスタ13の発熱を抑制することができ、システム全体を停止させることなく駆動トランジスタ13を過熱から保護することができる。
なお、各図中に示したステップは、機能を実現するための手段に対応するものであり、上記図4、図5、図8、図10、図11に示したフローチャートの各ステップをハードウェアとして構成することもできる。
本発明の第1実施形態に係る負荷駆動制御システムの構成図である。 PTCヒータの温度と抵抗値との相関関係を示した図である。 PTCヒータと送風モータとを模式的に示した図である。 保護プログラムの内容を示すフローチャートである。 第2実施形態において、停止プログラムの内容を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る負荷駆動制御システムの構成図である。 第3実施形態において、空調ユニットにヒータコアを設置した様子を示した図である。 第3実施形態に係る暖房継続プログラムの内容を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る負荷駆動制御システムの構成図である。 第4実施形態に係るアイドルアッププログラムの内容を示すフローチャートである。 第5実施形態に係る通常復帰プログラムの内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10…負荷駆動制御部、12…駆動回路部、13…駆動トランジスタ、14…サーミスタ、15…保護機能部、20…ECU、30…PTCヒータ、40…送風モータ、50…電源、80…ヒータコア、85…エンジン、90…エンジンECU、110…温度判定手段、130…温度制御手段、240…時間監視手段、250…停止手段。

Claims (9)

  1. 駆動手段(12)にてスイッチング素子(13)をオンオフさせて駆動することにより電源(50)から発熱部材(30)への通電を行うと共に、前記発熱部材から発せられる熱を温度調整手段(40)によって奪うことで当該発熱部材そのものの温度を調整する負荷駆動制御装置であって、
    前記スイッチング素子の温度に応じたレベルの物理量を検出する温度検出手段(14)と、
    前記温度検出手段にて検出された前記物理量が、前記スイッチング素子が過熱状態であると推定される値を超える場合、前記スイッチング素子が過熱状態であることを示す異常信号を出力する保護機能手段(15)と、
    前記駆動手段を介して前記スイッチング素子を駆動することにより前記発熱部材を発熱させると共に、前記保護機能手段から前記異常信号が入力された場合、前記温度調整手段によって前記発熱部材の温度を上昇させる制御手段(20)とを備えていることを特徴とする負荷駆動制御装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記保護機能手段から前記異常信号が入力されたか否かを判定する温度判定手段(110)と、
    前記温度判定手段にて、前記保護機能手段から前記異常信号が入力されたと判定された場合、前記発熱部材そのものの温度を上昇させるように前記温度調整手段によって前記発熱部材の温度を調整する温度制御手段(130)とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の負荷駆動制御装置。
  3. 前記保護機能手段は、前記温度検出手段から入力される前記物理量が、前記スイッチング素子が過熱状態であると推定される値を超える場合、前記駆動手段に対して、前記スイッチング素子に流れる電流が小さくなるように前記スイッチング素子を駆動させる旨を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の負荷駆動制御装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記保護機能手段から前記異常信号が入力されたか否かを判定する温度判定手段(210)と、
    前記温度判定手段にて前記異常信号が入力されたと判定された場合、前記異常信号が一定時間入力され続けたか否かを判定する時間監視手段(240)と、
    前記時間監視手段にて前記異常信号が一定時間入力され続けたと判定された場合、前記駆動手段にて前記スイッチング手段の駆動を停止させると共に、前記温度調整手段の駆動を停止する停止手段(250)とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の負荷駆動制御装置。
  5. 駆動手段(12)にてスイッチング素子(13)をオンオフさせて駆動することにより電源(50)から発熱部材(30)への通電を行い、エンジン(85)から供給されるエンジン冷却水によって加熱される加熱手段(80)から発せられる熱および前記発熱部材から発せられる熱を温度調整手段(40)によって奪うことで当該発熱部材そのものの温度を調整する負荷駆動制御装置であって、
    前記スイッチング素子の温度に応じたレベルの物理量を検出する温度検出手段(14)と、
    前記温度検出手段にて検出された前記物理量が、前記スイッチング素子が過熱状態であると推定される値を超える場合、前記スイッチング素子が過熱状態であることを示す異常信号を出力する保護機能手段(15)と、
    前記駆動手段を介して前記スイッチング素子を駆動することにより前記発熱部材を発熱させると共に、前記保護機能手段から前記異常信号が入力された場合、前記温度調整手段によって前記発熱部材の温度を上昇させるようになっており、前記異常信号が一定時間入力された場合、前記駆動手段にて前記スイッチング手段の駆動を停止させると共に、前記温度調整手段を通常制御する制御手段(20)とを備えていることを特徴とする負荷駆動制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記駆動手段にて前記スイッチング手段の駆動を停止させた場合、駆動継続手段(390)にて前記温度調整手段の駆動を継続し続けることを特徴とする請求項5に記載の負荷駆動制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記駆動継続手段にて前記温度調整手段の駆動を継続し続けるに際し、前記エンジンのエンジン回転数を上昇させるべく、エンジン制御手段(90)に前記エンジン回転数を上昇させるアイドルアップ信号を入力し、前記エンジンの回転数を上昇させるようになっていることを特徴とする請求項6に記載の負荷駆動制御装置。
  8. 電流が流れることで発熱する発熱部材(30)と、
    前記発熱部材から発せられる熱を奪うことで当該発熱部材そのものの温度を調整する温度調整手段(40)と、
    電源(50)から前記発熱部材への通電のオンオフを行うスイッチング素子(13)と、
    前記スイッチング素子をオンまたはオフすることで前記電源から前記発熱部材への通電を行う駆動手段(12)と、
    前記スイッチング素子の温度に応じたレベルの物理量を検出する温度検出手段(14)と、
    前記温度検出手段にて検出された前記物理量が、前記スイッチング素子が過熱状態であると推定される値を超える場合、前記スイッチング素子が過熱状態であることを示す異常信号を出力する保護機能手段(15)と、
    前記駆動手段を介して前記スイッチング素子を駆動することにより前記発熱部材を発熱させると共に、前記保護機能手段から前記異常信号が入力された場合、前記温度調整手段によって前記発熱部材そのものの温度を上昇させる制御手段(20)とを備えていることを特徴とする負荷駆動制御システム。
  9. 電流が流れることで発熱する発熱部材(30)と、
    エンジン(85)から供給されるエンジン冷却水によって加熱される加熱手段(80)と、
    前記発熱部材および前記加熱手段から発せられる熱を奪うことで当該発熱部材および前記加熱手段そのものの温度を調整する温度調整手段(40)と、
    電源(50)から前記発熱部材への通電のオンオフを行うスイッチング素子(13)と、
    前記スイッチング素子をオンまたはオフすることで前記電源から前記発熱部材への通電を行う駆動手段(12)と、
    前記スイッチング素子の温度に応じたレベルの物理量を検出する温度検出手段(14)と、
    前記温度検出手段にて検出された前記物理量が、前記スイッチング素子が過熱状態であると推定される値を超える場合、前記スイッチング素子が過熱状態であることを示す異常信号を出力する保護機能手段(15)と、
    前記駆動手段を介して前記スイッチング素子を駆動することにより前記発熱部材を発熱させると共に、前記保護機能手段から前記異常信号が入力された場合、前記温度調整手段によって前記発熱部材の温度を上昇させるようになっており、前記異常信号が一定時間入力された場合、前記駆動手段にて前記スイッチング手段の駆動を停止させると共に、前記温度調整手段を通常制御する制御手段(20)とを備えていることを特徴とする負荷駆動制御システム。
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