JP2001052903A - 保護素子 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 PTC素子を用いた保護素子を、部品数を減
らして簡便に低コストに製造できるようにし、また、保
護素子の薄型化も可能とする。 【解決手段】 保護素子20Aが、第1のPTC素子1
と、該第1のPTC素子1を形成するPTC材料1’を
基板として設けられた、低融点金属体2、発熱体3又は
第2のPTC素子を有する。
らして簡便に低コストに製造できるようにし、また、保
護素子の薄型化も可能とする。 【解決手段】 保護素子20Aが、第1のPTC素子1
と、該第1のPTC素子1を形成するPTC材料1’を
基板として設けられた、低融点金属体2、発熱体3又は
第2のPTC素子を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PTC素子のトリ
ップにより被保護回路を過電流あるいは過電圧から保護
する保護素子に関する。
ップにより被保護回路を過電流あるいは過電圧から保護
する保護素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被保護回路への過電流を遮断する
保護素子として、鉛、スズ、アンチモン等の低融点金属
体からなり、過電流により発熱して溶断する電流ヒュー
ズが知られている。
保護素子として、鉛、スズ、アンチモン等の低融点金属
体からなり、過電流により発熱して溶断する電流ヒュー
ズが知られている。
【0003】また、過電流時に発熱し、それにより抵抗
値が上昇し、被保護回路に流れる電流を抑制するものと
してはPTC(Positive Temperature Coefficient)素
子が知られている。
値が上昇し、被保護回路に流れる電流を抑制するものと
してはPTC(Positive Temperature Coefficient)素
子が知られている。
【0004】さらに、これらの保護素子と電圧検知手段
とを組み合わせ、過電流だけでなく過電圧からも被保護
回路を保護する保護装置が提案されている。
とを組み合わせ、過電流だけでなく過電圧からも被保護
回路を保護する保護装置が提案されている。
【0005】図9はこのような保護装置の回路図である
(特開平8−236305号公報参照)。この回路にお
いて、端子A1、A2はリチウムイオン電池等の被保護
装置の電極端子に接続され、端子B1、B2は充電器等
の電極端子に接続される。
(特開平8−236305号公報参照)。この回路にお
いて、端子A1、A2はリチウムイオン電池等の被保護
装置の電極端子に接続され、端子B1、B2は充電器等
の電極端子に接続される。
【0006】図9の保護装置に使用されている保護素子
20Xにおいては、その第1の端子aと第2の端子bと
の間で、PTC素子1と低融点金属体2とが直列に接続
されており、第3の端子cと電極5dとの間に発熱体3
が接続されている。また、この保護装置には電圧検知手
段及びスイッチング手段として、ツエナダイオードとト
ランジスタが設けられている。
20Xにおいては、その第1の端子aと第2の端子bと
の間で、PTC素子1と低融点金属体2とが直列に接続
されており、第3の端子cと電極5dとの間に発熱体3
が接続されている。また、この保護装置には電圧検知手
段及びスイッチング手段として、ツエナダイオードとト
ランジスタが設けられている。
【0007】この保護装置によれば、通常時には発熱体
3には通電されず、PTC素子1及び低融点金属体2
が、リチウムイオン電池等の被保護装置の端子と充電器
等の電極端子との間の通電ラインとなるが、ツエナダイ
オードに所定の降伏電圧以上の逆電圧が印加されると急
激にベース電流ibが流れ、それにより大きなコレクタ
電流icが発熱体3に通電されて発熱体3が発熱し、発
熱体3に近接した位置にある低融点金属体2が溶断し、
端子A1、A2に接続されたリチウムイオン電池等の被
保護装置における過充電の進行が阻止される。
3には通電されず、PTC素子1及び低融点金属体2
が、リチウムイオン電池等の被保護装置の端子と充電器
等の電極端子との間の通電ラインとなるが、ツエナダイ
オードに所定の降伏電圧以上の逆電圧が印加されると急
激にベース電流ibが流れ、それにより大きなコレクタ
電流icが発熱体3に通電されて発熱体3が発熱し、発
熱体3に近接した位置にある低融点金属体2が溶断し、
端子A1、A2に接続されたリチウムイオン電池等の被
保護装置における過充電の進行が阻止される。
【0008】一方、端子A1、B1間に規定値以上の過
電流が流れた場合には、まず、PTC素子1が電流抑制
機能を発揮し、次いで、低融点金属体2が溶断して電流
を遮断する。
電流が流れた場合には、まず、PTC素子1が電流抑制
機能を発揮し、次いで、低融点金属体2が溶断して電流
を遮断する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図9の保護
装置に使用されている保護素子20Xは、図10の上面
図(同図(a))及び断面図(同図(b))に示すよう
に、基板4上に、電極5a、5b、5c、5dを形成
し、この電極5cと電極5dの間に発熱体3を形成し、
発熱体3を絶縁層6で覆い、電極5aの上にPTC素子
1を積層し、PTC素子1と基板4上の電極5bと電極
5dとに橋かけするように低融点金属体2を形成し、さ
らにこれらを保護キャップ7で覆うことにより製造され
る。
装置に使用されている保護素子20Xは、図10の上面
図(同図(a))及び断面図(同図(b))に示すよう
に、基板4上に、電極5a、5b、5c、5dを形成
し、この電極5cと電極5dの間に発熱体3を形成し、
発熱体3を絶縁層6で覆い、電極5aの上にPTC素子
1を積層し、PTC素子1と基板4上の電極5bと電極
5dとに橋かけするように低融点金属体2を形成し、さ
らにこれらを保護キャップ7で覆うことにより製造され
る。
【0010】そのため、保護素子20Xは、その高さh
を抑えることに限界があり、薄型化することができない
という問題があった。また、部品点数が多いので、製造
コストを下げることが難しいという問題もあった。
を抑えることに限界があり、薄型化することができない
という問題があった。また、部品点数が多いので、製造
コストを下げることが難しいという問題もあった。
【0011】本発明は、このような従来技術の問題に対
し、PTC素子を用いた保護素子において、より少ない
部品数で簡便に低コストに製造できるようにし、薄型化
も可能とすることを目的とする。
し、PTC素子を用いた保護素子において、より少ない
部品数で簡便に低コストに製造できるようにし、薄型化
も可能とすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、(i)第1
のPTC素子と、(ii) 低融点金属体、発熱体又は第2
のPTC素子とから保護素子を構成する場合において、
(i)第1のPTC素子の形成材料であるPTC材料を、
(ii) 低融点金属体、発熱体又は第2のPTC素子の基
板としても使用すると、従来、これらを保護素子に搭載
するために必要であった基板が不要となり、保護素子全
体を薄型化できることを見出し、本発明の保護素子を完
成させた。
のPTC素子と、(ii) 低融点金属体、発熱体又は第2
のPTC素子とから保護素子を構成する場合において、
(i)第1のPTC素子の形成材料であるPTC材料を、
(ii) 低融点金属体、発熱体又は第2のPTC素子の基
板としても使用すると、従来、これらを保護素子に搭載
するために必要であった基板が不要となり、保護素子全
体を薄型化できることを見出し、本発明の保護素子を完
成させた。
【0013】即ち、本発明は、第1のPTC素子と、該
第1のPTC素子を形成するPTC材料を基板として設
けられた、低融点金属体、発熱体又は第2のPTC素子
を有することを特徴とする保護素子を提供する。
第1のPTC素子を形成するPTC材料を基板として設
けられた、低融点金属体、発熱体又は第2のPTC素子
を有することを特徴とする保護素子を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照しつつ
詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同
等の構成要素を表している。
詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同
等の構成要素を表している。
【0015】図1は、本発明の保護素子20Aの平面図
(同図(a))及び断面図(同図(b))であり、図2
は、この保護素子20Aを用いた保護装置の回路図であ
る。
(同図(a))及び断面図(同図(b))であり、図2
は、この保護素子20Aを用いた保護装置の回路図であ
る。
【0016】この保護素子20Aは、図2に示したよう
にPTC素子1と発熱体3からなるが、より具体的に
は、図1に示したように、PTC素子1を形成する矩形
板状のPTC材料1’の上下両面に電極5a又は電極5
bを設け、電極5b上に絶縁層6を形成し、サイド面の
電極5b、5cを形成し、さらに発熱体3を形成したも
のである。図中、符号a、b、cは、保護素子20Aの
端子を表している。
にPTC素子1と発熱体3からなるが、より具体的に
は、図1に示したように、PTC素子1を形成する矩形
板状のPTC材料1’の上下両面に電極5a又は電極5
bを設け、電極5b上に絶縁層6を形成し、サイド面の
電極5b、5cを形成し、さらに発熱体3を形成したも
のである。図中、符号a、b、cは、保護素子20Aの
端子を表している。
【0017】ここで、PTC材料1’としては、その素
材自体に特に制限はなく、導電性粒子を結晶性高分子
(例えば、ポリオレフィン系樹脂)に分散させた所謂ポ
リマーPTC、チタン酸バリウム系PTC、クリストバ
ライト系PTC(特開平10−261505号公報)等
を使用することができる。
材自体に特に制限はなく、導電性粒子を結晶性高分子
(例えば、ポリオレフィン系樹脂)に分散させた所謂ポ
リマーPTC、チタン酸バリウム系PTC、クリストバ
ライト系PTC(特開平10−261505号公報)等
を使用することができる。
【0018】電極5a、5b、5cの形成素材や形成方
法にも特に制限はなく、例えば、銀ペーストを印刷し、
焼き付けすることにより形成できる。この電極5aと電
極5bとこれらで挟まれたPTC材料1’が、PTC素
子1として機能する。
法にも特に制限はなく、例えば、銀ペーストを印刷し、
焼き付けすることにより形成できる。この電極5aと電
極5bとこれらで挟まれたPTC材料1’が、PTC素
子1として機能する。
【0019】絶縁層6は、ガラス等の無機系絶縁体、あ
るいはエポキシ系、アクリル系、ポリエステル系等の種
々の有機系樹脂の印刷等により形成することができる。
るいはエポキシ系、アクリル系、ポリエステル系等の種
々の有機系樹脂の印刷等により形成することができる。
【0020】発熱体3は、カーボンペースト、酸化ルテ
ニウムペースト等の印刷等により形成することができ
る。
ニウムペースト等の印刷等により形成することができ
る。
【0021】なお、この保護素子20Aに対しては、必
要に応じてハンドリングによる損傷を防ぐため、発熱体
3上にカバーガラスを印刷したり、モールド剤を塗布し
て保護してもよい。
要に応じてハンドリングによる損傷を防ぐため、発熱体
3上にカバーガラスを印刷したり、モールド剤を塗布し
て保護してもよい。
【0022】この保護素子20Aによれば、PTC素子
1を形成するPTC材料1’が、発熱体3を実装する基
板ともなっているので、従来、PTC素子と別個に必要
とされていた基板が不要となり、材料コストを低減させ
ることができる。また、電極5a、5b、5cや発熱体
3や絶縁層6は、PTC材料1’上に平面的に形成ある
いは積層されている。したがって、この保護素子20A
は、薄型化したものとなる。
1を形成するPTC材料1’が、発熱体3を実装する基
板ともなっているので、従来、PTC素子と別個に必要
とされていた基板が不要となり、材料コストを低減させ
ることができる。また、電極5a、5b、5cや発熱体
3や絶縁層6は、PTC材料1’上に平面的に形成ある
いは積層されている。したがって、この保護素子20A
は、薄型化したものとなる。
【0023】さらに、素子が一体化されるため、熱効率
がよく、発熱体3から発せられた熱でPTC素子1は速
やかに加熱される。
がよく、発熱体3から発せられた熱でPTC素子1は速
やかに加熱される。
【0024】また、このPTC素子1としては100℃
程度からトリップする公知のものを使用できる。したが
って、この保護素子20Aによれば、実装用半田の融点
よりも低い温度でトリップする保護素子を得ることがで
きる。
程度からトリップする公知のものを使用できる。したが
って、この保護素子20Aによれば、実装用半田の融点
よりも低い温度でトリップする保護素子を得ることがで
きる。
【0025】また、この保護素子20Aは、保護素子の
端子a、b、cがいずれもPTC材料1’の片面上に形
成されているので、表面実装に適したものとなる。
端子a、b、cがいずれもPTC材料1’の片面上に形
成されているので、表面実装に適したものとなる。
【0026】保護素子20Aを用いる回路に特に制限は
ないが、例えば図2に示した回路では、端子A1、A2
はリチウムイオン電池等の被保護装置の電極端子に接続
され、端子B1、B2は充電器等の電極端子に接続され
る。通常時は、発熱体3には電流はほとんど流れること
なく、端子A1と端子B1との間が、PTC素子1を直
列に有する通電ラインとなる。ここで、端子A1と端子
B1との間に過電流が流れた場合には、PTC素子1が
トリップして過電流を抑制する。一方、ICが端子A1
とA2の間に所定の電圧を超える過電圧を検知した場
合,ICはFETのゲート電位を変動させ、FETに多
量のソース電流を流す。このため、発熱体3が発熱し
て、PTC素子1がトリップし、被保護回路を過充電か
ら保護することができる。
ないが、例えば図2に示した回路では、端子A1、A2
はリチウムイオン電池等の被保護装置の電極端子に接続
され、端子B1、B2は充電器等の電極端子に接続され
る。通常時は、発熱体3には電流はほとんど流れること
なく、端子A1と端子B1との間が、PTC素子1を直
列に有する通電ラインとなる。ここで、端子A1と端子
B1との間に過電流が流れた場合には、PTC素子1が
トリップして過電流を抑制する。一方、ICが端子A1
とA2の間に所定の電圧を超える過電圧を検知した場
合,ICはFETのゲート電位を変動させ、FETに多
量のソース電流を流す。このため、発熱体3が発熱し
て、PTC素子1がトリップし、被保護回路を過充電か
ら保護することができる。
【0027】図3は、本発明の他の保護素子20Bを用
いた保護装置の回路図である。この保護素子20Bは、
その端子a、b間に低融点金属体2を設け、端子a、c
間に発熱体3とPTC素子1とを直列に接続して設けた
ものである。また、図3の保護装置には、図9に示した
従来の保護装置と同様に、電圧検知手段及びスイッチン
グ手段として、ツエナダイオードとトランジスタが設け
られている。
いた保護装置の回路図である。この保護素子20Bは、
その端子a、b間に低融点金属体2を設け、端子a、c
間に発熱体3とPTC素子1とを直列に接続して設けた
ものである。また、図3の保護装置には、図9に示した
従来の保護装置と同様に、電圧検知手段及びスイッチン
グ手段として、ツエナダイオードとトランジスタが設け
られている。
【0028】この保護装置によると、図9に示した従来
の保護装置と同様に、過電圧時には急激にコレクタ電流
icが流れ、発熱体3が発熱し、低融点金属体2が溶断
する。低融点金属体2が溶断した後、発熱体3には通電
が持続するが、この電流は発熱体3が過度に発熱しない
ようにPTC素子1によって抑制される。したがって、
この保護装置は、安全性の高いものとなる。
の保護装置と同様に、過電圧時には急激にコレクタ電流
icが流れ、発熱体3が発熱し、低融点金属体2が溶断
する。低融点金属体2が溶断した後、発熱体3には通電
が持続するが、この電流は発熱体3が過度に発熱しない
ようにPTC素子1によって抑制される。したがって、
この保護装置は、安全性の高いものとなる。
【0029】なお、従来、過電圧防止用の保護装置に使
用される保護素子であって、発熱体上に低融点金属体を
設けたものとしては、図11に示す保護素子20Yのよ
うに、二つの低融点金属体2の間に中間電極5dを設
け、この中間電極5dに発熱体3の一端を接続したもの
が知られている。なお、この保護素子20Yを用いた保
護装置においても、電圧検知手段及びスイッチング手段
として、ツエナダイオードとトランジスタが使用され
る。このように、図11の保護素子20Yにおいて中間
電極5dが必要とされるのは、過電圧時に中間電極5d
の両側の双方の低融点金属体2が溶断し、以降、発熱体
3への通電が完全に遮断されるようにするためである。
即ち、図12に示すように、中間電極を設けることな
く、発熱体3上に単に低融点金属体2を設けただけの保
護素子20Zを使用すると、過電圧時に低融点金属体2
が溶断しても発熱体3への通電が持続され、発熱体3は
発熱し続けるので危険である。
用される保護素子であって、発熱体上に低融点金属体を
設けたものとしては、図11に示す保護素子20Yのよ
うに、二つの低融点金属体2の間に中間電極5dを設
け、この中間電極5dに発熱体3の一端を接続したもの
が知られている。なお、この保護素子20Yを用いた保
護装置においても、電圧検知手段及びスイッチング手段
として、ツエナダイオードとトランジスタが使用され
る。このように、図11の保護素子20Yにおいて中間
電極5dが必要とされるのは、過電圧時に中間電極5d
の両側の双方の低融点金属体2が溶断し、以降、発熱体
3への通電が完全に遮断されるようにするためである。
即ち、図12に示すように、中間電極を設けることな
く、発熱体3上に単に低融点金属体2を設けただけの保
護素子20Zを使用すると、過電圧時に低融点金属体2
が溶断しても発熱体3への通電が持続され、発熱体3は
発熱し続けるので危険である。
【0030】これに対して、上述の図3の本発明の保護
素子20Bは、図9のような中間電極5dが設けられて
いないが、発熱体3と直列にPTC素子1が接続されて
いるので、低融点金属体2の溶断以降の発熱体3の過度
の発熱を防止することができる。
素子20Bは、図9のような中間電極5dが設けられて
いないが、発熱体3と直列にPTC素子1が接続されて
いるので、低融点金属体2の溶断以降の発熱体3の過度
の発熱を防止することができる。
【0031】保護素子20Bは、図4に示すように製造
される。即ち、まず、同図(a1)の上面図及び同図
(a2)の断面図に示すように、PTC材料1’の表裏
に電極5a、5b、5c、5eを形成する。
される。即ち、まず、同図(a1)の上面図及び同図
(a2)の断面図に示すように、PTC材料1’の表裏
に電極5a、5b、5c、5eを形成する。
【0032】次に、電極5aと電極5eにわたるように
発熱体3を形成し(同図(b1)上面図、同図(b2)断
面図)、その上を絶縁層6で覆い(同図(c1)上面
図、同図(c2)断面図)、さらにその上に電極5aと
接続するように電極5a’を形成する(同図(d1)上
面図、同図(d2)断面図)。そして、電極5bと電極
5a’にわたるように低融点金属体2を形成する(同図
(e1)上面図、同図(e2)断面図)。こうして、本発
明の保護素子20Bを得ることができる。
発熱体3を形成し(同図(b1)上面図、同図(b2)断
面図)、その上を絶縁層6で覆い(同図(c1)上面
図、同図(c2)断面図)、さらにその上に電極5aと
接続するように電極5a’を形成する(同図(d1)上
面図、同図(d2)断面図)。そして、電極5bと電極
5a’にわたるように低融点金属体2を形成する(同図
(e1)上面図、同図(e2)断面図)。こうして、本発
明の保護素子20Bを得ることができる。
【0033】この保護素子20Bを形成するPTC材料
1’、電極5a、5a’、5b、5c、5e、発熱体
3、絶縁層6は前述の保護素子20Aと同様とすること
ができる。また、低融点金属体2としても、電流ヒュー
ズ等に使用されている公知材料を使用することができ
る。
1’、電極5a、5a’、5b、5c、5e、発熱体
3、絶縁層6は前述の保護素子20Aと同様とすること
ができる。また、低融点金属体2としても、電流ヒュー
ズ等に使用されている公知材料を使用することができ
る。
【0034】一方、本発明の保護素子においても中間電
極を設けることができ、例えば、図5に示したような、
中間電極5dを有する保護素子20Cをあげることがで
きる。この保護素子20Cによれば、PTC素子1によ
る電流抑制作用と低融点金属体2の溶断により、いっそ
う安全性を高めることができる。
極を設けることができ、例えば、図5に示したような、
中間電極5dを有する保護素子20Cをあげることがで
きる。この保護素子20Cによれば、PTC素子1によ
る電流抑制作用と低融点金属体2の溶断により、いっそ
う安全性を高めることができる。
【0035】この保護素子20Cは、前述の保護素子2
0Bの製造方法に準じて図6に示すように製造すること
ができる。
0Bの製造方法に準じて図6に示すように製造すること
ができる。
【0036】図7は、さらに異なる本発明の保護素子2
0Dを用いた保護装置の回路図である。この保護素子2
0Dにおいては、発熱体3上に第1のPTC素子1-1と
第2のPTC素子1-2を設け、これら2つのPTC素子
1-1、1-2の間に中間電極5dを設け、この中間電極5
dに発熱体3の一端を接続し、発熱体3の他端にさらに
第3のPTC素子1-3を接続したものである。この保護
装置も電圧検出手段及びスイッチング手段としてツエナ
ダイオードとトランジスタを有しているので、過電圧時
には急激にコレクタ電流icが流れ、発熱体3が発熱
し、PTC素子1-1あるいはPTC素子1-2の抵抗上昇
により被保護装置を過電流から保護することができる。
したがって、端子A1、A2をリチウムイオン電池等の
被保護装置の電極端子に接続し、端子B1、B2を充電
器等の電極端子に接続した場合において、リチウムイオ
ン電池等の被保護装置を過充電から保護することができ
る。仮に第1のPTC素子1-1が破壊されてショート状
態になった場合において過電圧になった時でも、発熱体
3の発熱により第2のPTC素子1-2が抵抗上昇し、被
保護装置への通電を抑制することができる。また、これ
らの過電圧時において被保護装置への通電が抑制されて
も、発熱体3への通電は持続する可能性があるが、発熱
体3の発熱により第3のPTC素子1-3も抵抗上昇する
ので、通電量を抑制することができる。したがって、こ
の保護素子20Dによれば、前述の保護素子20Cより
もさらに安全性を高めることができる。
0Dを用いた保護装置の回路図である。この保護素子2
0Dにおいては、発熱体3上に第1のPTC素子1-1と
第2のPTC素子1-2を設け、これら2つのPTC素子
1-1、1-2の間に中間電極5dを設け、この中間電極5
dに発熱体3の一端を接続し、発熱体3の他端にさらに
第3のPTC素子1-3を接続したものである。この保護
装置も電圧検出手段及びスイッチング手段としてツエナ
ダイオードとトランジスタを有しているので、過電圧時
には急激にコレクタ電流icが流れ、発熱体3が発熱
し、PTC素子1-1あるいはPTC素子1-2の抵抗上昇
により被保護装置を過電流から保護することができる。
したがって、端子A1、A2をリチウムイオン電池等の
被保護装置の電極端子に接続し、端子B1、B2を充電
器等の電極端子に接続した場合において、リチウムイオ
ン電池等の被保護装置を過充電から保護することができ
る。仮に第1のPTC素子1-1が破壊されてショート状
態になった場合において過電圧になった時でも、発熱体
3の発熱により第2のPTC素子1-2が抵抗上昇し、被
保護装置への通電を抑制することができる。また、これ
らの過電圧時において被保護装置への通電が抑制されて
も、発熱体3への通電は持続する可能性があるが、発熱
体3の発熱により第3のPTC素子1-3も抵抗上昇する
ので、通電量を抑制することができる。したがって、こ
の保護素子20Dによれば、前述の保護素子20Cより
もさらに安全性を高めることができる。
【0037】この保護素子20Dは、前述の保護素子2
0Bの製造方法に準じて図8に示すように製造すること
ができる。
0Bの製造方法に準じて図8に示すように製造すること
ができる。
【0038】本発明の保護素子は、少なくとも一つのP
TC素子を有し、そのPTC素子を形成するPTC材料
を基板として、発熱体、低融点金属体、又は第2、第3
のPTC素子等が形成されている限り、上述の例に限ら
ず種々の態様をとることができる。例えば、PTC材料
の形状、それに形成する電極の数、電極の形状等は適宜
定めることができる。
TC素子を有し、そのPTC素子を形成するPTC材料
を基板として、発熱体、低融点金属体、又は第2、第3
のPTC素子等が形成されている限り、上述の例に限ら
ず種々の態様をとることができる。例えば、PTC材料
の形状、それに形成する電極の数、電極の形状等は適宜
定めることができる。
【0039】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
明する。
【0040】実施例1 図1の保護素子を製造した。
【0041】この場合、PTC材料1’は、次のように
して作製した。まず、結晶性高分子である高密度ポリエ
チレン(HDPE:三井石油化学工業社製、ハイゼック
ス5000H)及びエチレン−エチルアクリレートコポ
リマー(EEA:日本ユニカー社製、NVC6170)
と、微小球状炭素に銀メッキを施した導電粒子(日本カ
ーボン社製、MSB−10A)を44:22:34の重
量比で配合し、加圧ニーダーを用いて190℃で混練
後、ホットプレス(190℃、5kg/cm2、20
秒)で厚さ300μmのフィルム状にした。これを7m
m×4mmの大きさにカットし、保護素子のPTC材料
1’とした。
して作製した。まず、結晶性高分子である高密度ポリエ
チレン(HDPE:三井石油化学工業社製、ハイゼック
ス5000H)及びエチレン−エチルアクリレートコポ
リマー(EEA:日本ユニカー社製、NVC6170)
と、微小球状炭素に銀メッキを施した導電粒子(日本カ
ーボン社製、MSB−10A)を44:22:34の重
量比で配合し、加圧ニーダーを用いて190℃で混練
後、ホットプレス(190℃、5kg/cm2、20
秒)で厚さ300μmのフィルム状にした。これを7m
m×4mmの大きさにカットし、保護素子のPTC材料
1’とした。
【0042】電極5a、5b、5cは、銀ペースト(藤
倉化成社製)を用いて形成した。
倉化成社製)を用いて形成した。
【0043】絶縁体6は、次の表1の成分をプレミキシ
ング後、3本ロールで分散させ、エポキシ系絶縁ペース
トを調製し、これを塗布することにより形成した。
ング後、3本ロールで分散させ、エポキシ系絶縁ペース
トを調製し、これを塗布することにより形成した。
【0044】
【表1】エポキシ系絶縁ペースト エポキシ樹脂(東都化成社製、YDF−170) 100重量部 アルミナ粉(昭和電工社製、A−42−6) 200重量部 ジシアンジアミド(ICIジャパン社製) 7.4重量部
【0045】発熱体3は、カーボンペースト(藤倉化成
社製、FC−403R)を塗布することにより形成し
た。
社製、FC−403R)を塗布することにより形成し
た。
【0046】得られた保護素子20Aの大きさは、7×
4×厚0.35mmと、非常に薄いものであった。
4×厚0.35mmと、非常に薄いものであった。
【0047】次に、この保護素子20Aを図2に示した
回路に組み込み、端子A1、A2にはリチウムイオン電
池の電極端子を接続し、端子B1、B2には安定化電源
を接続し、保護素子20Aの作用を調べた。その結果、
安定化電源を5V−1Aに設定し、リチウムイオン電池
の充電を行ったところ、リチウムイオン電池が4.3V
付近で発熱体3へ電流が通電され、それに伴ってPTC
素子1が90Ω程度まで上昇し、通電電流も0.05A
まで減少した。これによりこの保護素子は、過電圧時に
十分な電流抑制作用を発揮することが確認できた。
回路に組み込み、端子A1、A2にはリチウムイオン電
池の電極端子を接続し、端子B1、B2には安定化電源
を接続し、保護素子20Aの作用を調べた。その結果、
安定化電源を5V−1Aに設定し、リチウムイオン電池
の充電を行ったところ、リチウムイオン電池が4.3V
付近で発熱体3へ電流が通電され、それに伴ってPTC
素子1が90Ω程度まで上昇し、通電電流も0.05A
まで減少した。これによりこの保護素子は、過電圧時に
十分な電流抑制作用を発揮することが確認できた。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、PTC素子を用いた保
護素子において、発熱体、低融点金属体、第2のPTC
素子等を搭載する基板としてPTC材料を使用するの
で、保護素子をより少ない部品数で簡便に低コストに製
造することができる。また、保護素子の薄型化も可能と
なる。
護素子において、発熱体、低融点金属体、第2のPTC
素子等を搭載する基板としてPTC材料を使用するの
で、保護素子をより少ない部品数で簡便に低コストに製
造することができる。また、保護素子の薄型化も可能と
なる。
【図1】 本発明の保護素子の平面図(同図(a))及
び断面図(同図(b))である。
び断面図(同図(b))である。
【図2】 本発明の保護素子を用いた保護装置の回路図
である。
である。
【図3】 本発明の保護素子を用いた保護装置の回路図
である。
である。
【図4】 本発明の保護素子の製造工程図である。
【図5】 本発明の保護素子の回路図である。
【図6】 本発明の保護素子の製造工程図である。
【図7】 本発明の保護素子を用いた保護装置の回路図
である。
である。
【図8】 本発明の保護素子の製造工程図である。
【図9】 従来の保護装置の回路図である。
【図10】 従来の保護素子の上面図(同図(a))及
び断面図(同図(b))である。
び断面図(同図(b))である。
【図11】 従来の保護装置の回路図である。
【図12】 従来の保護装置の回路図である。
1 PTC素子 1’ PTC材料 2 低融点金属体 3 発熱体 4 基板 5a、5b、5c、5d、5e 電極 6 絶縁層 7 保護キャップ 20A、20B、20C、20D 本発明の保護素子 20X、20Y、 従来の保護素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 久弥 栃木県鹿沼市さつき町12−3 ソニーケミ カル株式会社内 Fターム(参考) 5E034 AA07 AB01 AC10 DA02 DB01 DB11 DB16 DC01 DC05 DD03 DD06 DD07 DE17 FA03 5G004 AA01 AB02 BA04 DA02 DC12
Claims (3)
- 【請求項1】 第1のPTC素子と、該第1のPTC素
子を形成するPTC材料を基板として設けられた、低融
点金属体、発熱体又は第2のPTC素子を有することを
特徴とする保護素子。 - 【請求項2】 保護素子の全ての端子がPTC材料の片
面上に形成されている請求項1記載の保護素子。 - 【請求項3】 保護素子の第1の端子と第2の端子との
間に低融点金属体が設けられており、保護素子の第1の
端子と第3の端子との間で発熱体と第1のPTC素子と
が直列に接続している請求項1又は2記載の保護素子。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP11221802A JP2001052903A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 保護素子 |
US09/626,911 US6661633B1 (en) | 1999-08-04 | 2000-07-27 | Protective element |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11221802A JP2001052903A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 保護素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001052903A true JP2001052903A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=16772436
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11221802A Pending JP2001052903A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 保護素子 |
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Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2001052903A (ja) |
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EP1603184A1 (en) * | 2003-03-07 | 2005-12-07 | Tyco Electronics Raychem K.K. | Polymer ptc device |
WO2006121067A1 (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 保護回路、及び電池パック |
JP2006320085A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 保護回路 |
JP2007135359A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Sanyo Electric Co Ltd | 保護素子とこの保護素子を備えるパック電池 |
JP2012138608A (ja) * | 2005-03-28 | 2012-07-19 | Tyco Electronics Corp | Pptc層間に能動素子を備える表面実装多層電気回路保護デバイス |
JP2014128076A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | Toyota Motor Corp | 過電流保護装置、過電流保護方法、プログラム及び媒体 |
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CN1320563C (zh) * | 2001-05-08 | 2007-06-06 | 泰科电子雷伊化学株式会社 | 电路保护装置和电池组件 |
TW551735U (en) * | 2002-10-08 | 2003-09-01 | Polytronics Technology Corp | Over-current protection device |
TWI254503B (en) * | 2003-11-05 | 2006-05-01 | Polytronics Technology Corp | Over-current protection apparatus and manufacturing method thereof |
KR101163797B1 (ko) * | 2003-11-07 | 2012-07-09 | 타이코 일렉트로닉스 레이켐 케이. 케이. | 과열 방지 디바이스 및 이것을 구비하는 전기 장치 |
US20050130491A1 (en) * | 2003-12-12 | 2005-06-16 | Chirkes Norberto J. | Automobile compact fuse holder |
TWM308484U (en) * | 2006-06-16 | 2007-03-21 | Inpaq Technology Co Ltd | Temperature control protection device |
JP4840159B2 (ja) * | 2006-06-29 | 2011-12-21 | 株式会社デンソー | 負荷駆動制御装置および負荷駆動制御システム |
US8531263B2 (en) * | 2009-11-24 | 2013-09-10 | Littelfuse, Inc. | Circuit protection device |
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US4780598A (en) * | 1984-07-10 | 1988-10-25 | Raychem Corporation | Composite circuit protection devices |
JP3185962B2 (ja) | 1995-02-28 | 2001-07-11 | ソニーケミカル株式会社 | 保護回路及び保護素子 |
JP3340643B2 (ja) | 1997-03-21 | 2002-11-05 | 日本碍子株式会社 | コンポジットptc材料 |
US6300859B1 (en) * | 1999-08-24 | 2001-10-09 | Tyco Electronics Corporation | Circuit protection devices |
-
1999
- 1999-08-04 JP JP11221802A patent/JP2001052903A/ja active Pending
-
2000
- 2000-07-27 US US09/626,911 patent/US6661633B1/en not_active Expired - Lifetime
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EP1603184A4 (en) * | 2003-03-07 | 2008-10-01 | Tyco Electronics Raychem Kk | POLYMER PTC DEVICE |
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WO2006121067A1 (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 保護回路、及び電池パック |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6661633B1 (en) | 2003-12-09 |
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A02 | Decision of refusal |
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