JP3470694B2 - 保護素子 - Google Patents

保護素子

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JP3470694B2
JP3470694B2 JP2000331004A JP2000331004A JP3470694B2 JP 3470694 B2 JP3470694 B2 JP 3470694B2 JP 2000331004 A JP2000331004 A JP 2000331004A JP 2000331004 A JP2000331004 A JP 2000331004A JP 3470694 B2 JP3470694 B2 JP 3470694B2
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    • H01H37/00Thermally-actuated switches
    • H01H37/74Switches in which only the opening movement or only the closing movement of a contact is effected by heating or cooling
    • H01H37/76Contact member actuated by melting of fusible material, actuated due to burning of combustible material or due to explosion of explosive material
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    • HELECTRICITY
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PTC素子と低融点金
属体とを併用し、過電流及び過電圧の双方を防止する保
護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、過電流を防止する保護素子の
一つとして、鉛、スズ、アンチモン等の低融点金属体か
らなり、過電流により溶断して電流を遮断する電流ヒュ
ーズが広く使用されている。
【0003】また、過電流を防止する保護素子として
は、PTC素子(PTCサーミスタ)が知られている。
PTC素子は、導電性粒子を結晶性高分子(例えば、ポ
リオレフィン系樹脂)に分散させた抵抗体素子であり、
過電流状態に陥ると発熱し、それにより結晶性高分子が
膨脹し、それに伴って抵抗値が上昇することにより回路
に流れる電流を抑制する機能を有するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
産業の発展に伴い、従来の電流ヒューズやPTC素子の
他に、過電圧により動作する保護素子が求められるよう
になっている。
【0005】例えば、高エネルギー密度の二次電池とし
て注目されているリチウムイオン電池では、過充電によ
り電極表面にデンドライトが生成し、電池性能が大きく
損なわれるので、充電時に電池が所定電圧以上に充電さ
れることを防止することが必要となる。しかしながら、
このような過電圧を防止するために有用な保護素子はこ
れまでに開発されていない。実際、リチウムイオン電池
の保護機構としては、短絡等により規定値以上の電流が
電池に流れた場合にヒューズが溶断するようにした保護
機構は設けられているが、このような保護機構は過充電
の防止のためには使用することができない。このため、
過充電を防止するための新たな保護素子が求められてお
り、特に、このような電池の充電時等に使用する保護素
子として、発火等の危険がない、使用上の安全性の高い
ものが求められている。
【0006】また、PTC素子は過電流時に抵抗値が高
くなり、過電流を抑制した後、電流が平常に戻るとそれ
まで通り使用することができるが、過電流時に電流を完
全に遮断することはなく、少量の電流を流し続けるとい
う問題がある。これに対し、ヒューズは過電流により溶
断して電流を完全に遮断するが、一旦過電流により溶断
した後は、再度使用することができないという問題があ
る。
【0007】本発明は以上のような保護素子に関する従
来技術の問題点を解決しようとするものであり、過電流
時だけでなく過電圧時にも保護素子として動作し、か
つ、過電流時あるいは過電圧時に動作した後も、できる
限り素子の再使用を可能とすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、PTC素
子とヒューズ等の低融点金属体とを直列に接続すること
により、過電流時にまずPTC素子を作用させ、次い
で、PTC素子の作用で不十分な場合に低融点金属体を
作用させることができること、また、このように直列に
接続したPTC素子と低融点金属体に加えて、電圧検知
手段と発熱体とを組み合わせた回路は過電圧に対する保
護回路として使用でき、これにより上記の目的を達成で
きることを見出した。この保護回路は、直列に接続され
たPTC素子と低融点金属体、端子電圧が所定電圧以上
となることにより動作する電圧検知手段、及び電圧検知
手段の動作により通電されて発熱する発熱体を有し、か
つその発熱体が低融点金属体に近接して配されているこ
とを特徴とする。
【0009】本発明は、上述の保護回路を組むために有
用な素子として、基板上に、PTC素子と低融点金属体
とが直列に配され、かつそのPTC素子に近接して、も
しくは低融点金属体に近接して、又はPTC素子及び低
融点金属体の各々に近接して発熱体が設けられているこ
とを特徴とする保護素子を提供する。
【0010】以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明
する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の構成要
素を表している。
【0011】図1(a)は、本発明の基本的な態様の保
護回路図である。同図に示したように、この回路ではP
TC素子1と低融点金属体2とが直列に接続されおり、
その接続点にさらに発熱体3の一端子が接続されてい
る。ここで、発熱体3は、この発熱体3が発熱した場合
にその熱が十分に低融点金属体2に伝達し、低融点金属
体2を溶断することが可能なように、低融点金属体2に
近接して配されているものとする。このように発熱体3
と低融点金属体2とを近接して配するためには、例え
ば、発熱体3上に絶縁層を形成し、その上に低融点金属
体2を積層すればよい。また、この回路にはツエナダイ
オードとトランジスタからなる電圧検知手段20が設け
られている。
【0012】このような回路の端子A1 、A2 には、例
えばリチウムイオン電池等の被保護装置の電極端子が接
続され、端子B1 、B2 には、被保護装置に接続して使
用される充電器等の装置の電極端子が接続される。この
回路構成によれば、リチウムイオンの電池の充電が進行
し、電圧検知手段20のツエナダイオードに所定の降伏
電圧以上の逆電圧が印加されるようになると急激にベー
ス電流ib が流れ、それにより大きなコレクタ電流ic
が発熱体3に通電され、発熱体3が発熱する。したがっ
て、発熱体3に近接した位置にある低融点金属体2が溶
断し、端子A1、A2 に接続されたリチウムイオン電池
等の被保護装置における過充電の進行が阻止される。
【0013】一方、短絡等によりこの回路の端子A1-B
1 間に規定値以上の過電流が流れた場合には、まず、P
TC素子1が本来の過電流に対する保護素子として機能
する。即ち、過電流によりPTC素子1の抵抗値が高ま
り、電流を抑制する。このPTC素子の作用の後、電流
が正常に戻った場合には、この保護回路はそれまで通り
使用することができる。しかし、このPTC素子1の電
流抑制作用では不十分であり、端子A1-B1 間になお過
電流が流れる場合には、低融点金属体2がそれ本来の過
電流に対する保護素子として作用し、溶断して電流を遮
断する。
【0014】したがって、この回路によれば、過電流の
抑制を、まずは、再使用することのできるPTC素子1
の作用により行い、それでも過電流を防止できない場合
に低融点金属体2の作用によるので、回路の再使用を可
能な限り確保しつつかつ過電流を確実に防止することが
可能となる。
【0015】なお、このようにPTC素子1と低融点金
属体2との過電流時の作用を時期的に異ならせるための
格別の要件はない。任意のPTC素子1と低融点金属体
2を直列に接続することによりこのような作用を得るこ
とができる。したがって、PTC素子1と低融点金属体
2とは、抑制すべき電流値に応じて適宜選択することが
できる。
【0016】例えば、PTC素子1としては、高密度ポ
リエチレン、エチレンアクリレートコポリマー、ポリカ
プロラクトン等の結晶性高分子に、導電性粒子として、
カーボンブラック、金属粉、金属被覆粒子等を分散させ
たものを使用することができる。また、チタン酸バリウ
ムを主成分とする無機系組成物から形成したものも使用
することができる。
【0017】低融点金属体2は、従来よりヒューズ材料
に使用されている種々の低融点金属から構成することが
でき、例えば表1の合金から構成することができる。
【0018】
【表1】 合金組成 液相点(℃) Bi:Sn:Pb=52.5:32.0:15.5 95 Bi:Pb:Sn=55.5:44.0: 1.0 120 Pb:Bi:Sn=43.0:28.5:28.5 137 Bi:Pb= 55.5:44.5 124 Bi:Sn= 58.0:42.0 138 Sn:Pb= 63.0:37.0 183 Sn:Ag= 97.5: 2.5 226 Sn:Ag= 96.5: 3.5 221 Pb:In= 81.0:19.0 280 Zn:Al= 95.0: 5.0 282 In:Sn= 52.0:48.0 118 Pb:Ag:Sn=97.5: 1.5: 1.0 309
【0019】また、発熱体3としては、有機系材料から
なるものも無機系材料からなるものも使用することがで
きるが、安全性の点から無機系材料を使用することが好
ましい。即ち、発熱体3を無機系材料から形成すること
により、発熱体自体の抵抗値に対する熱の影響を大きく
抑制することができる。したがって、発熱体3に長時間
通電が行われ、発熱体3が発熱を持続する場合でも、発
熱状態を安定させ、暴走を防止することができる。この
ような無機系材料としては、例えば、酸化ルテニウム、
カーボンブラック等の導電材料と水ガラス等の無機系バ
インダからなるものをあげることができる。
【0020】本発明の保護回路は、上記図1(a)に示
した回路の他に種々の態様をとることができる。例え
ば、図1(b)に示したように、発熱体を低融点金属体
2に近接して設けるだけでなく(発熱体3a)、PTC
素子1に近接して設けてもよい(発熱体3b)。これに
より、過電圧時にPTC素子1が加熱されることとなる
ため、過電圧時にもまずPTC素子1を作用させ、次い
で低融点金属体2を作用させることができるので、回路
の再使用を可能な限り確保しつつ過電圧を確実に防止す
ることが可能となる。
【0021】また図1(c)に示したように、各2個ず
つPTC素子1a、1b及び低融点金属体2a、2bを
設け、それらに近接させて発熱体3a、3bを設けても
よい。上記図1(a)及び図1(b)に示した態様の場
合には、過電圧時に低融点金属体2が溶断した後も発熱
体3、3a、3bに通電が持続することが考えられる
が、図1(c)の態様によれば、低融点金属体2a、2
bが溶断した後は発熱体3a、3bへの通電が遮断され
るので、回路の安全性をより高めることが可能となる。
【0022】この他、図1(a)の回路を図2(d)〜
図2(g)のように変形することもできる。これらの中
でも、図1(c)の態様が好ましい。
【0023】さらに、図3(a)に示したように、直列
に配列させた2つのPTC素子1a、1b、及びその一
端aが所定電圧以上となることにより動作する電圧検知
手段20b、並びにその電圧検知手段20bの動作によ
り通電されて発熱する発熱体3b-i、3b-ii と、直列
に配設させた2つの低融点金属体2a、2b、及びその
一端dが所定電圧以上となることにより動作する電圧検
知手段20a、並びにその電圧検知手段20aの動作に
より通電されて発熱する発熱体3a-i、3a-ii とを別
個に設けてもよい。これにより2つの電圧検知手段20
a、20bの動作電圧を異ならせ、PTC素子1a、1
b側の電圧検知手段20bが、低融点金属2a、2b側
の電圧検知手段20aに対して低い電圧で動作するよう
に設定できるので、過電圧時にまずPTC素子1a、1
bを作用させ、次いでPTC素子1a、1bの作用で過
電圧を抑制できなかった場合に、低融点金属体2a、2
bを作用させるという作用の時間的ずれを確実に得るこ
とが可能となる。
【0024】また、図3(a)に示した態様は、必要に
応じて、例えば図3(b)に示したように簡略化するこ
ともできるる。
【0025】以上のような本発明の保護回路において、
図1(a)〜図2(g)に示した態様は、基板上に、P
TC素子と低融点金属体とを直列に配し、かつそのPT
C素子又は低融点金属体に近接して発熱体を設けた保護
素子を使用することにより容易に形成することができ
る。
【0026】図4は、このような保護素子の一例であっ
て、図1(a)に示した回路において好適に使用するこ
とができる保護素子30の平面図(同図(a))及び断
面図(同図(b))である。同図に示したように、この
保護素子30は、基板4上に、PTC用電極6aを介し
てPTC素子1を積層したものと、発熱体3、絶縁層5
及び中間電極6bを順次積層したものと、低融点金属体
用電極6cとを有し、このPTC素子1、中間電極6b
及び低融点金属体用電極6cとが低融点金属体としての
低融点金属箔2で接続されたものとなっている。また、
発熱体3は、発熱体用端子電極6d、6eに接続し、発
熱体用端子電極6dと中間電極6bとが接続している。
そしてこれらが保護キャップ7で覆われたものとなって
いる。
【0027】ここで、基板4は、プラスチックフィル
ム、ガラスエポキシ基板、セラミック基板、金属基板、
ポリエステル基板、フェノール基板等の種々の基材材料
から構成することができるが、特にセラミック基板、金
属等の無機系基板を使用することが好ましい。基板4と
して無機系基板を使用することにより、この基板4上に
無機系材料からなる発熱体3を形成する場合に、後述す
るように無機系抵抗ペーストを基板に塗布し焼成するこ
とにより容易に発熱体を形成することが可能となる。さ
らに、基板自体を不燃性にできるので、保護素子の使用
上の安全性を高めることが可能となる。
【0028】基板4の厚さとしては、特に制限はない
が、保護素子の小型化の点から、通常0.1〜1.0m
m程度とすることが好ましい。
【0029】発熱体3は、前述のように無機系材料から
形成することが好ましく、その場合の形成方法として
は、市販の無機系抵抗ペーストを使用することができ
る。なお、無機系材料からなる発熱体3は、基板上に無
機系抵抗ペーストを塗布し、焼成することにより容易に
形成できるが、抵抗ペースト中に有機系成分が含まれて
いてもその有機系成分は焼成過程で分解除去されるの
で、基板に塗布する抵抗ペースト中には有機系成分が含
まれていてもよい。
【0030】絶縁層5は、発熱体3と低融点金属箔2と
を絶縁する層である。この絶縁層5の形成材料には特に
制限はなく、例えば、エポキシ系、アクリル系、ポリエ
ステル系等の種々の有機系樹脂あるいはSiO2を主成
分とする無機系材料を使用することができる。また、絶
縁層5に有機系樹脂を用いる場合には、熱伝導性の高い
無機系粉末を分散させてもよい。これにより、発熱体3
の発熱時の熱を効率的に低融点金属箔2に伝導させるこ
とが可能となる。このうような無機系粉末としては、例
えば、ボロンナイトライド(熱伝導率0.18cal/
cm・sec・℃)、アルミナ(熱伝導率0.08ca
l/cm・sec・℃)等を使用することができる。
【0031】電極6a、6b、6c、6d、6eは、一
般に基板上に形成される電極端子と同様に形成すること
ができる。例えば、銅箔をパターニングしたもの、銅パ
ターン上に順次ニッケルメッキ、金メッキを施したも
の、あるいは銅パターン上に半田メッキを施したもの、
あるいは導電ペーストを印刷したもの等から形成するこ
とができる。
【0032】PTC素子1は、前述のように高分子に導
電性微粒子を分散させた塗料をフィルム状に成形したも
のを使用することができる。その他、チタン酸バリウム
を主成分とする無機系のPTC素子も使用することがで
きる。
【0033】低融点金属箔2は、前述のような低融点金
属体の金属箔を使用することができる。この場合、金属
箔の厚さは、特性上及び製造上の点から、通常10〜5
00μm程度とすることが好ましい。
【0034】保護キャップ7は、基板4上のPTC素子
1や低融点金属箔2を外部から保護すると共に、保護素
子の低融点金属箔2が溶融した場合の溶融物の漏出を防
止するために設けている。この保護キャップ7として
は、例えば、4,6−ナイロンあるいは液晶ポリマー等
の耐熱性、難燃性材料からなるキャップを使用すること
ができる。また、保護キャップ7に代えて、エポキシ
系、フェノール系等の耐熱性高分子などからなる外部ケ
ースや樹脂封止を設けることができる。
【0035】このような保護素子30の製造方法として
は、例えば、無機系基板4上に常法により電極6a、6
c、6d、6eを形成し、次で無機系ペーストをスクリ
ーン印刷等により塗布し、焼成することにより発熱体3
を形成し、その発熱体3の表面に絶縁性樹脂を印刷等に
より塗布して硬化させることにより絶縁層5を形成し、
さらにその上に常法により電極6bを形成する。また、
電極6a上にPTC素子1を圧着し、このPTC素子、
絶縁層5及び電極6cにかかるように低融点金属箔2を
載置して半田ペースト等で接続することにより得ること
ができる。
【0036】保護素子30は、図1(a)の保護回路の
形成に好適に使用することができる素子であるが、図1
(b)〜図2(g)の保護回路においても、それぞれに
好適な保護素子31〜36を、上述した保護素子30に
準じて、PTC素子、低融点金属体及び発熱体を基板上
に設けることにより構成することができる。
【0037】また、図3に示した保護回路の形成のた
め、同様に、一つの基板にPTC素子1a、1b、低融
点金属体2a、2b及び発熱体3a-i、3a-ii 、3b
-i、3b-ii を組み込んだ保護素子40を形成してもよ
いが、この場合には、一つの基板上に低融点金属体2
a、2bと発熱体3a-i、3a-ii とを組み込んだ保護
素子50を形成し、それとは別個の基板に別個にPTC
素子1a、1bと発熱体3b-i、3b-ii とを組み込ん
だ保護素子60を形成し、それらを直列に接続してもよ
い。
【0038】図5は、この場合の低融点金属体を組み込
んだ保護素子50の平面図(同図(a))及び断面図
(同図(b))であり、図6はPTC素子を組み込んだ
保護素子60の平面図(同図(a))及び断面図(同図
(b))である。これらも前述した保護素子30に準じ
て形成することができる。
【0039】例えば、図5の保護素子50は、基板4上
に電極6p、6q、6r、及び発熱体3a-i、3a-ii
を所定パターンに形成し、その2つの発熱体3a-i、3
a-ii 上にそれぞれ絶縁層5を形成し、さらに絶縁層5
及び電極6p、6rの上に低融点金属箔2を熱圧着し、
その上を内側封止部8及び外側封止部9で封止すること
により形成することができる。
【0040】なお、内側封止部8は、低融点金属箔2の
表面酸化を防止すると共に低融点金属箔2の表面に形成
された金属酸化膜を除去し、低融点金属箔2が所定温度
に加熱された場合の溶断が確実に生じるようにするため
に設けらている。また、内側封止部8は、低融点金属箔
2の溶断を阻害しないように、低融点金属箔2よりも低
融点又は低軟化点を有する材料から形成することが好ま
しい。そこで内側封止部8は、例えば、有機酸、無機酸
等の金属酸化膜の除去作用を有する封止材料から形成す
ることができる。なかでも、主成分としてアビエチン酸
を含有する非腐食性の固形フラックスが好ましい。これ
は、アビエチン酸は室温では固形で不活性であるが、約
120℃以上に加熱されると溶融し、活性状態となって
金属酸化物の除去作用を発揮するので、低融点金属体箔
2が所定温度に加熱された場合の溶断を確実化できるだ
けでなく、保護素子の保存安定性も向上させることがで
きるからである。また、固形フラックスを用いて内側封
止部8を形成する方法としては、クレーター防止の点か
ら、溶剤を使用することなく固形フラックスを加熱溶融
させ、その溶融物を低融点金属箔2上に塗布することが
好ましい。内側封止部8の厚さは、その封止材料の種類
等にもよるが、通常は低融点金属箔2の表面酸化の防止
の点、あるいは表面酸化膜の除去能の点から、約10〜
100μmとすることが好ましい。
【0041】また、外側封止部9は、前述の保護キャッ
プ7と同様に、外部から保護素子内部を保護すると共
に、保護素子から外部へ溶融物が流出することを防止す
るために設けられている。したがって、外側封止部9
は、低融点金属箔2よりも高融点又は高軟化点の材料か
ら形成することができ、例えばエポキシ系封止材、フェ
ノール系封止材等から形成することができる。
【0042】図6は、図3(a)の回路に好適に使用す
ることができる、PTC素子を組み込んだ保護素子60
の平面図(同図(a))及び断面図(同図(b))であ
る。この保護素子60も、基板4上に電極6x、6y、
6z、及び発熱体3b-i、3b-ii を所定パターンに形
成し、その2つの発熱体3b-i、3b-ii 上に絶縁層5
を形成する。そして、電極6x、6z上にPTC素子1
b、1aを載置し、この2つのPTC素子1b、1aを
金属箔10で接続し、保護キャップ7で覆うことにより
形成することができる。
【0043】
【作用】本発明の保護回路によれば、PTC素子と低融
点金属体とを直列に接続しているので、過電流時にまず
PTC素子を作用させ、次いで、PTC素子の作用で不
十分な場合に低融点金属体を作用させることができる。
したがって、できる限り保護素子の再使用を可能としつ
つ、過電流を確実に防止することができる。
【0044】また、本発明の保護回路によれば、PTC
素子と低融点金属体に加えて、電圧検知手段と発熱体と
を使用しているので、過電圧時に発熱体を発熱させ、そ
れによりPTC素子には電流抑制機能を発揮させ、低融
点金属体には電流遮断機能を発揮させることが可能とな
る。したがって、過電圧時にもできる限り保護素子の再
使用を可能としつつ、安全性を確保することが可能とな
る。
【0045】また、本発明の保護素子は、基板上に、直
列に接続したPTC素子と低融点金属体、及びPTC素
子または低融点金属体に近接して配設した発熱体を有し
ているので、この保護素子により本発明の保護回路を容
易に形成することが可能となる。
【0046】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
【0047】実施例1 図4(a)に示した構造の保護素子30を次のようにし
て作製した。
【0048】まず、基板4としてアルミナ系セラミック
板(厚さ0.5mm)を用意し、その上に銀ペースト
(QS174、デュポン社製)を用いて、PTC用電極
6a、低融点金属体用電極6c、発熱体用端子電極6
d、6eを所定のパターンに形成した。次いで、酸化ル
テニウム系抵抗ペースト(DP1900、デュポン社
製)を所定のパターンに塗布し、870℃で30分間焼
成することにより発熱体3を形成した。次に、発熱体3
上にシリカ系絶縁ペースト(AP5364、デュポン社
製)を塗布し、500℃で30分間焼成することにより
絶縁層5を形成した。さらにその上に中間電極6bを前
記電極6a、6cと同様に形成した。次に、PTC用電
極6a上にPTC素子1(2mm×2mm×厚さ200
μm)を載置し、このPTC素子1と中間電極6bと低
融点金属体用電極6cとにかかるように低融点金属箔
(Sn:Sb=95:5、液相点240℃、1mm×6
mm×厚さ100μm)2を半田ペーストにより接続し
た。
【0049】ここで、PTC素子1としては、以下の配
合の各成分を、加圧ニーダを用いて190℃で混練し、
ホットプレス(190℃、5kgf/cm2、10秒
間)することにより厚さ300μmのフィルム状に成形
し、さらにNi箔に挟んでホットプレス(190℃、5
kgf/cm2、20秒間)することにより厚さ200
μmのフィルム状に成形したものを用いた。
【0050】 [PTC素子の配合] 高密度ポリエチレン 44重量部 (Hi−Zex5000H、三井石油化学(株)製) エチレン−エチルアクリレートコポリマー 22重量部 (NUC6170、日本ユニカー(株)製) 導電性粒子:微小球体状炭素に銀メッキを施したもの 34重量部 (MSB−10A、日本カーボン(株)製) 基板4にPTC素子1及び低融点金属箔2を搭載後、こ
れらを保護するために、液晶ポリマー(日本石油化学
(株)製)をキャップ状にカットし、基板4に嵌め込
み、保護素子30を得た。
【0051】比較例1 PTC素子1を設けず、低融点金属箔2とPTC用電極
6aとを直接接続した以外は実施例1を繰り返し、PT
C素子のない比較例の保護素子を作製した。
【0052】評価 上記で得た実施例1及び比較例1の保護素子について、
以下の (a)〜(f) の試験を行った。この結果を表2に示
す。
【0053】(a) PTC素子−低融点金属箔抵抗:図4
のPTC用電極6a−低融点金属体用電極6c間の抵抗
をデジタルマルチメータ(R6871E、アドバンテス
ト社製)を用いて測定した。
【0054】(b) 発熱体抵抗:発熱体用端子電極6d、
6e間の抵抗を上記(a) と同様にして測定した。
【0055】(c) 低融点金属体溶断及びPTC素子のト
リップ熱量:図4のPTC用電極6a、低融点金属体用
電極6cからリード線を引き出し、これを発熱体3と直
流電源(6033A、YHP社製)に接続し、低融点金
属箔2が溶断したとき及びPTC素子1がトリップした
ときの熱量をI2Rにより算出した。
【0056】(d) トリップ時間:実施例1の保護素子に
ついて、図4のPTC用電極6a及び中間電極6bから
リード線を引き出し、これを直流電源(6033A、Y
HP社製)に接続して20A通電し、このときの電流変
化をデジタルオシロスコープ(HEWLETT PAC
KERD社製)で観察した。そして、電流値が急激に低
下した時間を求めた。
【0057】(e) トリップ電流:実施例1の保護素子に
ついて、図4のPTC用電極6a及び中間電極6bから
リード線を引き出し、これを直流電源(6033A、Y
HP社製)に接続して0.1A/secの速度で電流を
増加させ、電流値が激減したときの値を読み取った。
【0058】(f) 低融点金属体溶断時間:電極6d及び
電極6eの間に5Vの電圧を印加して発熱体3を発熱さ
せ、低融点金属箔2が溶断して通電が止まるまでの時間
をストップウォッチを用いて測定した。
【0059】
【表2】 実施例1 比較例1 (a) PTC素子−低融点金属箔抵抗: 50mΩ 20mΩ (b) 発熱体抵抗: 11Ω 11Ω (c) 低融点金属体溶断及び PTC素子のトリップ熱量: 2W 2.2W (d) トリップ時間: 2msec − (e) トリップ電流: 6A − (f) 低融点金属体溶断時間: 5sec 5sec
【0060】表2の結果から、実施例1の保護素子は、
PTC素子1に6A以上の電流が流れると、低融点金属
箔2が溶断する前にPTC素子1がトリップし、電流を
抑制するので、低融点金属箔2の溶断を抑制できること
がわかる。
【0061】また、発熱体3に通電することにより低融
点金属箔2が溶断することが確認できたので、図1に示
したように、この実施例の保護素子30と電圧検知手段
20とを回路に組むことにより、この保護素子30は過
電圧防止用の保護素子としても有用なことがわかる。
【0062】実施例2 図6に示した構造の保護素子60を次のようにして作製
した。
【0063】まず、基板4としてアルミナ系セラミック
板(厚さ0.5mm)を用意し、その上に銀ペースト
(QS174、デュポン社製)を用いて発熱体用端子電
極6d、6e、PTC電極6x、6z、中間電極6yを
所定のパターンに形成した。次いで、酸化ルテニウム系
抵抗ペースト(DP1900、デュポン社製)を所定の
パターンに塗布し、870℃で30分間焼成することに
より発熱体3b-ii 、3b-iを形成した。次に、発熱体
3b-ii 、3b-i上にシリカ系絶縁ペースト(AP53
46、デュポン社製)を塗布し、500℃で30分間焼
成することにより絶縁層5を形成した。一方、PTC用
電極6x、6z上に実施例1と同様のPTC素子(2m
m×2mm×厚さ200μm)1a、1bを載置し、こ
れらPTC素子1a、1bと中間電極6yにかかるよう
に低融点金属箔(Sn:Sb=95:5、液相点240
℃、1mm×6mm×厚さ100μm)2を半田ペース
トにより接続した。
【0064】また、図5に示した構造の保護素子50を
次のようにして作製した。
【0065】まず、基板4としてアルミナ系セラミック
板(厚さ0.5mm)を用意し、その上に銀ペースト
(QS174、デュポン社製)を用いて、低融点金属体
用電極6p、6r、中間電極6q、発熱体用端子電極6
d、6eを所定のパターンに形成した。次いで、酸化ル
テニウム系抵抗ペースト(DP1900、デュポン社
製)を所定のパターンに塗布し、870℃で30分間焼
成することにより発熱体3a-ii 、3a-iを形成した。
次に、発熱体3a-ii 、3a-i上にシリカ系絶縁ペース
ト(AP5364、デュポン社製)を塗布し、500℃
で30分間焼成することにより絶縁層5を形成した。低
融点金属体用電極6p、6r及び中間電極6q上に、実
施例1と同様の低融点金属箔2(1mm×5mm×厚さ
100μm)を熱プレス(145℃、5kgf/c
2、5秒間)により接続した。なお、この熱プレス時
には、低融点金属箔2とプレスヘッドとの間に厚さ25
μmのポリイミドフィルムを介在させた。さらに、内側
封止部8を有機酸により形成し、外側封止部9を液晶ポ
リマーにより形成して保護素子50を得た。
【0066】得られた保護素子50の低融点金属体用電
極6rと保護素子60のPTC用電極6xとをリード線
でつなぐことにより双方の保護素子50、60を直列に
接続し、通電した。この場合、電流値を表3のように変
化させ、保護素子60のPTC素子のトリップの有無
と、保護素子50の低融点金属箔2の溶断の有無を観察
した。この結果を表3に示す。
【0067】
【表3】 電流値 PTC素子のトリップ 低融点金属箔の溶断 2A なし なし 4A なし なし 6A あり なし 8A あり なし
【0068】表3の結果から、これらの保護素子を直列
に通電した場合に、6A以上通電すると、低融点金属箔
が溶断する前にPTC素子が動作し、通電量を激減させ
ることがわかる。したがって、これら保護素子を搭載し
た回路において、短絡が生じた場合でも、低融点金属箔
の溶断の前にPTC素子が動作し、短絡時の電流を抑制
できることがわかる。
【0069】
【発明の効果】本発明の回路によれば、過電流だけでな
く過電圧も防止することができる。また、過電流時ある
いは過電圧時には、再使用可能なPTC素子の動作によ
りまず電流を抑制でき、さらにPTC素子の動作で不十
分な場合には、低融点金属体の溶断により回路を遮断で
きる。したがって、素子の再使用をできる限り確保しつ
つ、高い安全性も確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保護回路である。
【図2】本発明の保護回路である。
【図3】本発明の保護回路である。
【図4】本発明の保護素子の平面図(同図(a))及び
断面図(同図(b))である。
【図5】本発明の保護回路に有用な、低融点金属体を用
いた保護素子の平面図(同図(a))及び断面図(同図
(b))である。
【図6】本発明の保護回路に有用な、PTC素子を用い
た保護素子の平面図(同図(a))及び断面図(同図
(b))である。
【符号の説明】
1、1a、1b PTC素子 2、2a、2b 低融点金属体(低融点金属箔) 3 発熱体 4 基板 5 絶縁層 6a、6x、6z PTC用電極 6b、6q、6y 中間電極 6c、6p、6r 低融点金属体用電極 6d、6e 発熱体用端子電極 7 保護キャップ 8 内側封止部 9 外側封止部 10 金属箔 20 電圧検知手段 30 保護素子 40 保護素子 50 保護素子 60 保護素子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−116537(JP,A) 特開 平2−87935(JP,A) 特開 平5−299206(JP,A) 特開 平7−14661(JP,A) 特開 平7−153367(JP,A) 特開 平8−161990(JP,A) 特開 平8−172001(JP,A) 特開 平8−236304(JP,A) 実開 昭62−198646(JP,U) 実開 平4−46502(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01C 7/02 - 7/22 H01H 37/76 H01H 85/48 - 85/52 H01M 10/42 - 10/44 H02H 7/18 H02J 7/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、PTC素子と低融点金属体と
    が直列に配され、かつそのPTC素子に近接して発熱体
    が設けられ、該発熱体が、PTC素子又は低融点金属体
    に対して並列に配されている保護素子であって、被保護
    装置への平常時の通電が、前記直列に接続されたPTC
    素子と低融点金属体を通してなされることを特徴とする
    保護素子。
  2. 【請求項2】 基板が無機系基板であり、発熱体が無機
    系材料からなる請求項1記載の保護素子。
  3. 【請求項3】 基板上に、PTC素子と低融点金属体と
    が直列に配され、かつその低融点金属体に近接して発熱
    体が設けられ、該発熱体が、PTC素子又は低融点金属
    体に対して並列に配されている保護素子であって、被保
    護装置への平常時の通電が、前記直列に接続されたPT
    C素子と低融点金属体を通してなされることを特徴とす
    る保護素子。
  4. 【請求項4】 基板が無機系基板であり、発熱体が無機
    系材料からなる請求項3記載の保護素子。
  5. 【請求項5】 基板上に、PTC素子と低融点金属体と
    が直列に配され、かつそのPTC素子及び低融点金属体
    に近接して発熱体が設けられ、該発熱体が、PTC素子
    又は低融点金属体に対して並列に配されている保護素子
    であって、被保護装置への平常時の通電が、前記直列に
    接続されたPTC素子と低融点金属体を通してなされる
    ことを特徴とする保護素子。
  6. 【請求項6】 基板が無機系基板であり、発熱体が無機
    系材料からなる請求項5記載の保護素子。
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