JP4839848B2 - 空気入りタイヤ、タイヤ用セクショナル型モールド及び空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents

空気入りタイヤ、タイヤ用セクショナル型モールド及び空気入りタイヤの製造方法 Download PDF

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本発明は、空気入りタイヤ、該空気入りタイヤを製造するのに使用するタイヤ用セクショナル型モールド、及び該モールドを用いて製造される空気入りタイヤの製造方法に関し、更に詳しくは、タイヤ周方向溝の溝底で発生するクラックを抑制するようにした空気入りタイヤ、タイヤ用セクショナル型モールド及び空気入りタイヤの製造方法に関する。
一般に、空気入りタイヤは、リム組み時のエアー充填性を維持するため、リム組前のタイヤの左右のビード部間隔(以下、ビードベース幅と言う)が、組み付けられるホイールのリム幅を超える幅で設計されており、この傾向は特にチューブレスタイヤにおいて顕著である。
このようなタイヤがリム組みされると、図10に示すように、ビードベース間隔Bsがリム幅Rwと一致するように狭まり、それに伴いタイヤ内面21の曲率半径Rが小さくなろうとするため、センター側とショルダー側で径差の大きいトレッド面22には左右に引張る力F1,F2が発生する。更に、空洞部23内に内圧が付与されると、トレッド面22のセンター部22aの外径成長により、左右に引張る力F1,F2が大きくなる。特に、ベルト層の内圧分担率が高い偏平タイヤではこの傾向がより大きい。
その結果、トレッド面22に形成された周方向溝24が左右に拡がり、特に周方向溝24のショルダー側に位置する溝壁面24aと溝底面24bとの接点部aに応力が集中することとなる。
他方、分割した複数のセクターを環状に連接してトレッド面を成型するセクショナル型モールドを用いて製造した空気入りタイヤは、連接するセクター間の微妙なズレや繰り返し使用によって生じるセクター間の隙間により、セクターの連接位置に段差やオーバーフローが発生し易い。このような段差やオーバーフローが周方向溝24の溝底に発生すると、その部分に応力集中が発生し易くなる。
上記のような空気入りタイヤ、特に高い荷重が負荷される重荷重用空気入りタイヤが、比較的低い空気圧で使用されると、周方向溝の溝底への応力が増大する一方、発熱増加によりゴム物性の低下が促進される。その結果、周方向溝24のセクター連接部位に位置する接点部aにクラックが発生し、これが起点となりクラックが周方向へ更には径方向へ成長し、タイヤの耐久性を低下させるという問題があった。
従来、前者の接点部aに応力が集中する問題に対しては、応力に対してゴム物性の抗力を高めたゴムを使用することで対処するようにしている。また、後者の周方向溝の溝底に段差やオーバーフローに起因するクラックが発生する問題に対しては、セクターの分割面を工夫することによりクラックの発生を抑制するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−001550号公報
本発明の目的は、セクショナル型モールドを用いて製造される空気入りタイヤにおいて、周方向溝のセクター連接部位に位置する溝底でのクラックの発生を抑制することが可能な空気入りタイヤ、タイヤ用セクショナル型モールド及び空気入りタイヤの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成する本発明の空気入りタイヤは、トレッド面にタイヤ周方向に延在する周方向溝を有し、セクショナル型モールドの分割した複数のセクターを環状に連接して前記トレッド面を成型してなる空気入りタイヤであって、前記周方向溝の両溝壁面の内、少なくともショルダー側に位置する溝壁面において、前記セクターの連接部に位置する溝壁面領域にのみ凹部を設け、該凹部がタイヤ周方向に延在する幅1mm以下の切り込みからなり、該切り込みを前記周方向溝の溝深さdの20%の位置から70%の位置までの範囲に配置したことを特徴とする。
本発明のタイヤ用セクショナル型モールドは、分割された複数のセクターを有し、タイヤ周方向に延在する周方向溝を有するトレッド面を、トレッド成型面に周方向溝成形突条を突設した前記複数のセクターを環状に連接して成型するタイヤ用セクショナル型モールドであって、前記周方向溝成形突条の両側壁面の内、少なくともタイヤショルダー側に位置する側壁面において、前記セクターの連接部に位置する側壁面領域にのみ凸部を突設し、該凸部がタイヤ周方向に延在する厚さ1mm以下の切り込み成形刃からなり、該切り込み成形刃を前記周方向溝成形突条の高さhの30%の位置から80%の位置までの範囲に配置したことを特徴とする。
本発明の空気入りタイヤの製造方法は、グリーンタイヤをタイヤ用セクショナル型モールド内で加硫して空気入りタイヤを製造する際に、上記タイヤ用セクショナル型モールドを用いることを特徴とする。
上述した本発明によれば、クラックが発生し易い、セクターの連接部に位置するショルダー側の溝壁面領域にのみ凹部を設けることにより、左右に引張る力がトレッド面に作用した際に、凹部が位置する溝壁部分が開くので、セクターの連接箇所に位置するショルダー側の溝壁面領域と溝底面との接点部分に集中していた応力を凹部が位置する溝壁部分に分散させ、接点部分に作用する引張り応力を低減することが可能になる。
従って、周方向溝のセクター連接箇所に位置する接点部分にクラックが発生するのを抑制することができ、それにより周方向溝の溝底に発生するクラックに起因するタイヤの耐久性低下の改善が可能になる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示し、トレッド面1には、タイヤ周方向TCに延在する複数の周方向溝2が設けられている。タイヤセンター側に位置する2本の周方向溝2A間には、タイヤ幅方向に延在する横溝3がタイヤ周方向TCに所定の間隔で配置され、周方向溝2Aと横溝3によりブロック(陸部)4が区画形成されている。2本の周方向溝2Aのタイヤ幅方向外側には、それぞれリブ(陸部)5が区分形成されている。
この空気入りタイヤは、図2に示すセクショナル型モールドの分割した複数のセクター11を環状に連接してトレッド面1を成型してなるタイヤであって、Pがセクター11の分割面11pの連接位置に対応する位置である。
上記周方向溝2の両溝壁面2X,2Yの内、図3,4に示すように、少なくともショルダー側に位置する溝壁面2Yにおいて、セクター11,11の連接部11a,11aに位置する溝壁面領域2Yaにのみ凹部6が設けられている。凹部6は、溝壁面2Yに沿ってタイヤ周方向TCに延在する1本の切り込み7から形成されている。
このようなトレッド面1を有する空気入りタイヤを成型するタイヤ用セクショナル型モールドは、両サイドウォール面を成型する上型と下型(不図示)、及びこの上型と下型との間に配置され、トレッド面1を成型する複数に分割された図2に示すセクター11を備えている。各セクター11は、トレッド成型面11X上に周方向溝2を成形するための周方向溝成形突条12と横溝3を成形するための横溝成形突条13を突設した構成になっている。
各周方向溝成形突条12の両側壁面12X,12Yの内、少なくとも成型されるタイヤのショルダー側に位置する側壁面12Yにおいて、図5,6に示すように、各セクター11の連接部11aに位置する側壁面領域12Yaにのみ凸部13が突設してある。凸部13は、側壁面12Yに沿ってタイヤ周方向TCに延在する切り込み成形刃14から構成されている。
このように構成されるタイヤ用セクショナル型モールド内にグリーンタイヤを搬入した後、セクター11を分割面11pが接触するようにして環状に連接してグリーンタイヤをタイヤ用セクショナル型モールド内にセットし、次いで加硫することにより上述した空気入りタイヤが製造される。
タイヤに発生するクラックは、引張り応力と破断抗力の大小関係が、引張り応力>破断抗力となった場合に生じるが、上述した本発明では、クラックが発生し易い、セクター11,11の連接部11a,11aに位置するショルダー側の溝壁面領域2Yaにのみ凹部6を設けることにより、左右に引張る力F1,F2がトレッド面1に作用した際に、凹部6が位置する溝壁部分が開くので、セクター11の連接箇所に位置するショルダー側の溝壁面領域2Yaと溝底面2gとの接点部分bに集中していた応力を凹部6が位置する溝壁部分に分散させ、接点部分bに作用する引張り応力を低減することができる。
そのため、周方向溝2の接点部分bにクラックが発生するのを抑制することができ、従って、周方向溝2の溝底に発生するクラックに起因するタイヤ耐久性の低下を改善することができる。
本発明の空気入りタイヤにおいて、凹部6を構成する切り込み7の幅mとしては、1mm以下にするのが好ましく、これにより耐偏摩耗性を維持しながら周方向溝2の溝底でのクラックの発生を抑制することができる。幅mの下限値としては、切り込みが形成できる範囲であればいずれの値であってもよいが、現実的には0.5mm程度である。
溝壁面領域2Yaに設ける切り込み7は、好ましくは、周方向溝2の溝深さdの20%の位置P1から70%の位置P2までの範囲Zに設けるのがよく、これにより周方向溝2の溝底でのクラックの発生をより効果的に抑制することができる。また、70%の位置P2よりトレッド面1側になると、切り込み7が成長(切り込み7からクラックが発生)する問題が起こり易くなる。
切り込み7の深さdsとしては、2mm以上にするのが周方向溝2の溝底でのクラックの発生をより効果的に抑制する上で好ましい。上限値としては、切り込み7にクラックが発生するのを抑制するため、5mm以下にするのがよい。なお、ここで言う深さdsは、図4に示すように、溝壁面2Yに開口する切り込み7の開口7aから底7bまでを直線で測った長さである。
切り込み7のタイヤ周方向長さwと周方向溝2の溝深さdの比w/dとしては、0.6〜4.0の範囲にするが、周方向溝2の溝底でのクラックの発生をより効果的に抑制する上でよい。また、比w/dが4.0を超えると、切り込み7が成長する問題が発生し易くなる。
タイヤ軸(不図示)と直交する平面Sに対する切り込み7の溝底側での切り込み角度θとしては、切り込み成形刃14の離型性の点から75°以下、好ましくは60°以下にするのがよい。下限値としては、離型時に切り込み7より溝底側の部分がもげるのを抑制するため、15°以上、好ましくは30°以上にするのがよい。
切り込み7の底7bは、好ましくは、図7に示すように、鋭角のエッジがない断面円弧状などに形成するのが好ましい。また、切り込み7の開口7aに面する陸部のエッジ部xを面取りするようにしてもよい。
上記実施形態では、切り込み7を各溝壁面領域2Yaに1本設けたが、2本以上複数本を溝深さ方向に並設するようにしてもよい。その場合、各々の切り込み7の幅が1mmを超えないようにする。
また、上記切り込み7は、図3に示すように、周方向溝2の周方向に延在する溝底に平行に延設する代わりに、図8に示すように、周方向溝2の周方向に延在する溝底に対して傾斜して延在するようにしてもよい。
上記空気入りタイヤを製造するのに使用する本発明のタイヤ用セクショナル型モールドにおいて、凸部13を構成する切り込み成形刃14の厚さtとしては、1mm以下にするのが、上述した切り込み7の幅mと同様の理由からよい。厚さtの下限値としては、切り込み7が形成できる範囲であればいずれの値であってもよいが、現実的には、0.5mm程度である。
側壁面領域12Yaに突設する切り込み成形刃14は、周方向溝成形突条12の高さhの30%の位置P1’から80%の位置P2’までの範囲Z’に設けるのが、上述した切り込み7の範囲Zと同様の理由でよい。
切り込み成形刃14の高さhsとしては、2mm以上にするのが周方向溝2の溝底でのクラックの発生をより効果的に抑制する上で好ましい。上限値としては、切り込み7にクラックが発生するのを抑制するため、5mm以下にするのがよい。なお、ここで言う高さhsは、図5に示すように、側壁面12Yに接する切り込み成形刃14の基端14aから突端14bまでを直線で測った長さである。
各切り込み成形刃14の周方向長さwsと周方向溝成形突条12の高さhの比ws/hとしては、0.3〜2.0の範囲にするのが上述した比w/dと同様の理由からよい。
環状に連接した複数のセクターの中心軸と直交する平面Kに対する切り込み成形刃14の周方向溝成形突条頂部側での突出角度αとしては、上述した切り込み角度θと同様の理由から15°〜75°、好ましくは30°〜60°の範囲にするのがよい。
切り込み成形刃14の突端部14cは、好ましくは、図9に示すように、鋭角のエッジがない断面円弧状などの面取り面cを有するようにするのがよい。
上記実施形態では、切り込み成形刃14を各側壁面領域12Yaに1本設けたが、2本以上複数本を高さ方向に並設するようにしてもよい。その場合、各々の切り込み成形刃14の厚さが1mmを超えないようにする。
また、切り込み成形刃14は、図6に示すように、周方向溝成形突条12の環状に延在する突端12aに平行に延設する代わりに、周方向溝成形突条12の環状に延在する突端12aに対して傾斜して延在するようにしてもよい。
本発明は、特にトラックやバスなどの重荷重車両に用いられる重荷重用空気入りタイヤで、更に偏平率が70%以下のものに好ましく用いることができるが、当然のことながらそれに限定さず、乗用車用など他の用途の空気入りタイヤにも好適に用いることができる。
タイヤサイズを275/70R22.5、トレッドパターンを図1で共通にし、9分割したセクターを有するセクショナル型モールドを用いて、表1に示す各仕様(従来例、実施例1〜10、参考例1〜2及び比較例)を有する試験タイヤを作製した。各試験タイヤにおいて、切り込みの幅は0.8mm、切り込み角度θは45°で共通である。
これら各試験タイヤをリムに装着し、JATMAに規定される最大負荷能力に対応する空気圧の80%の内圧を付与してトラックのドライブ軸に装着し、舗装されたテストコースを5万km走行した後、周方向溝のセクター連接部に位置する溝底でのクラックの発生率及び切り込みの成長率を調べたところ、表1に示す結果を得た。
Figure 0004839848
表1から、本発明タイヤは、周方向溝のセクター連接部位に位置する溝底でクラックが発生するのを効果的に抑制できることがわかる。
また、切り込みを周方向溝の溝深さdの20〜70%の範囲、切り込みの深さdsを2mm以上、比w/dを0.6〜4.0の範囲にすることにより、周方向溝の溝底でのクラックの発生をより効果的に抑制できることがわかる。
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示すトレッド面の要部展開図である。 図1の空気入りタイヤを製造するのに使用されるタイヤ用セクショナル型モールドの連接したセクターの部分を内側から見た図である。 周方向溝のショルダー側に位置する溝壁の一例を示す拡大部分斜視図である。 図3において、位置Pに沿って切断した拡大断面図である。 分割面側から見たセクターの一例を示す要部拡大図である。 図5の右方向から見たセクターの連接部分の図である。 切り込みの他の例を示す拡大断面図である。 切り込みの更に他の例を示す斜視図である。 切り込み成形刃の他の例を示す拡大断面図である。 リムに装着した空気入りタイヤの断面図である。
符号の説明
1 トレッド面
2 周方向溝
2X,2Y 溝壁面
2Ya 溝壁面領域
6 凹部
7 切り込み
11 セクター
11X トレッド成型面
11a 連接部
11p 分割面
12 周方向溝成形突条
12X,12Y 側壁面
12Ya 側壁面領域
13 凸部
14 切り込み成形刃
P1,P2,P1’,P2’位置
TC タイヤ周方向
Z,Z’範囲
m 幅
t 厚さ

Claims (9)

  1. トレッド面にタイヤ周方向に延在する周方向溝を有し、セクショナル型モールドの分割した複数のセクターを環状に連接して前記トレッド面を成型してなる空気入りタイヤであって、
    前記周方向溝の両溝壁面の内、少なくともショルダー側に位置する溝壁面において、前記セクターの連接部に位置する溝壁面領域にのみ凹部を設け、該凹部がタイヤ周方向に延在する幅1mm以下の切り込みからなり、該切り込みを前記周方向溝の溝深さdの20%の位置から70%の位置までの範囲に配置した空気入りタイヤ。
  2. 前記切り込みの深さdsが2mm〜5mmである請求項に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記切り込みのタイヤ周方向長さwと前記周方向溝の溝深さdの比w/dを0.6〜4.0にした請求項またはに記載の空気入りタイヤ。
  4. タイヤ軸と直交する平面に対する前記切り込みの溝底側での切り込み角度θを15°〜75°にした請求項1,2またはに記載の空気入りタイヤ。
  5. 分割された複数のセクターを有し、タイヤ周方向に延在する周方向溝を有するトレッド面を、トレッド成型面に周方向溝成形突条を突設した前記複数のセクターを環状に連接して成型するタイヤ用セクショナル型モールドであって、
    前記周方向溝成形突条の両側壁面の内、少なくともタイヤショルダー側に位置する側壁面において、前記セクターの連接部に位置する側壁面領域にのみ凸部を突設し、該凸部がタイヤ周方向に延在する厚さ1mm以下の切り込み成形刃からなり、該切り込み成形刃を前記周方向溝成形突条の高さhの30%の位置から80%の位置までの範囲に配置したタイヤ用セクショナル型モールド。
  6. 前記切り込み成形刃の高さhsが2mm〜5mmである請求項に記載のタイヤ用セクショナル型モールド。
  7. 前記切り込み成形刃の周方向長さwsと前記周方向溝成形突条の高さhの比ws/hを0.3〜2.0にした請求項またはに記載のタイヤ用セクショナル型モールド。
  8. 環状に連接した複数のセクターの中心軸と直交する平面に対する前記切り込み成形刃の周方向溝成形突条頂部側での突出角度αを15°〜75°にした請求項5,6またはに記載のタイヤ用セクショナル型モールド。
  9. グリーンタイヤをタイヤ用セクショナル型モールド内で加硫して空気入りタイヤを製造する際に、請求項乃至のいずれか1項に記載のタイヤ用セクショナル型モールドを用いる空気入りタイヤの製造方法。
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