JP4839317B2 - 液体圧装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被締結部材の挿通孔に挿通されたボルトを予め引っ張り力を加えた状態でねじ結合させる液体圧装置に関する。
従来から、発電所等の動力プラントで使用される蒸気タービンやガスタービンのタービンケースを組み立てる場合にはボルトとナットによる締結方法が多く用いられている。しかしながら、このような締結方法ではナットに加える締め付けトルクの殆どがその座面における回転摩擦に対抗するものとなるため、ボルトの軸力を高めて高い締結力を得るのは困難である。そのため、このように高い締結力が必要とされる場合には、油圧によりボルトに予め引っ張り力を加えた状態でねじ結合する油圧ナットが用いられる。
油圧ナットは、タービンケース上に配置される環状のシリンダとシリンダに対して軸方向に移動自在に装着されるピストンとを備えており、シリンダとピストンとの間には圧力室が区画形成され、圧力室に油圧を供給するための給油口がシリンダまたはピストンに形成されている。また、ピストンの軸心にはねじ孔が形成され、このねじ孔にはタービンケースの挿通孔に挿通されたボルトがねじ結合されるようになっており、ピストンをボルトにねじ結合した状態で圧力室に油圧を供給すると、ボルトに引っ張り力が加えられるようになっている。また、ピストンの外周部にはロックリングがねじ結合により装着されており、ボルトに引っ張り力を加えた状態でロックリングをシリンダの軸方向端面に接する位置まで回転させ、圧力室内の油圧を抜くと、ボルトの軸力がロックリングを介してシリンダにより支持されるようになっている。これにより、油圧ナットはボルトに引っ張り力を加えた状態でねじ結合されることになり、ボルトの軸力を高めて高い締結力を得ることができる。締結された油圧ナットをボルトから取り外すときには、圧力室に再度規定の油圧を供給してロックリングがシリンダの軸方向端面から離れるまでピストンを作動させ、次いでロックリングをシリンダの軸方向端部から十分に離れるまで回転させる。そして、ロックリングが十分に緩められた状態で油圧を抜くことにより、ボルトの軸力が開放され、油圧ナットをボルトから取り外すことができる。
一方、ボルトに予め引っ張り力を加えた状態でナットをねじ結合させるために、ボルトテンショナーを用いる締結方向が知られている。ボルトテンショナーはシリンダを有しており、このシリンダの下方側にはナット収容室が設けられ、シリンダは予めナットが緩く締結されたボルトの先端部をナット収容室で覆うようにタービンケース上に配置される。シリンダ内には軸方向に移動自在にピストンが組み付けられており、このピストンとシリンダとにより圧力室が区画形成されている。ピストンの軸心にはねじ孔が形成されており、このねじ孔はナット収容室に収容されたボルトの先端部に着脱自在にねじ結合されるようになっている。そして、ピストンをボルトにねじ結合させた状態で圧力室に油圧を供給し、ボルトに引っ張り力を加えた状態でナットを締め込み、圧力室内の油圧を抜くことで、ボルトに軸力が生じた状態でナットをボルトに締結することができるようになっている。締結作業の完了後にはピストンとボルトとのねじ結合が解除され、ボルトテンショナーはタービンケース上から取り除かれる。締結されたナットをボルトから取り外すときには、再度ボルトテンショナーをタービンケース上に配置し、ピストンをボルトにねじ結合して、圧力室に油圧を供給する。そして、ナットがタービンケースから離れるまでピストンを作動させた状態でナットを十分に緩めて油圧を抜くことにより、ボルトの軸力を開放して、ナットをボルトから取り外すことができる。
タービンケースを組み立てるためには高い締結力が必要であるため、タービンケースには多数のボルトが小さなピッチで並んで配置されることになる。そのため、油圧ナットやボルトテンショナーの外径寸法は制限されることになり、これらのピストンの受圧面積を十分に大きく設定することができない場合がある。したがって、ボルトに所定の引っ張り力を加えるためには、圧力室内に供給する油圧を高くする必要があり、場合によっては250Mpa以上の超高圧とされる場合がある。このような超高圧ではシリンダとピストンとの摺動部に装着されるシール部材が油圧に耐えることができず、圧力室から油圧の漏れを生じるおそれがある。
油圧ナットをボルトに締結する際に圧力室のシール不全が生じた場合には、ボルトに軸力が発生していないので、この油圧ナットをボルトから取り外してシール部材を交換後に再使用することが可能である。しかしながら、ボルトに軸力を発生させた状態で締結された油圧ナットを取り外すために圧力室に油圧を供給したときにシール不全が生じた場合には、本来の加圧によりピストンを作動させることができず、ロックリングを緩めて油圧ナットを取り外すことができなくなる。この場合、油圧ナットをボルトから取り外すためには、ロックナットをカッター等を用いて切断する必要があり、油圧ナットの取り外し作業が困難となる。
また、ボルトテンショナーにおいても、ナットの締結作業時に圧力室の油圧漏れが生じると、作業途中にボルトテンショナー自体を交換する必要があり、その作業性が低下することになる。
本発明の目的は、圧力室のシール不全が生じても容易に作業を継続し得る液体圧装置を提供することにある。
本発明の液体圧装置は、被締結部材の挿通孔に挿通されたボルトに引っ張り力を加えた状態でねじ結合する液体圧装置であって、前記被締結部材に配置される第1の荷重受け部材と、前記ボルトにねじ結合するねじ孔を備え、前記第1の荷重受け部材に軸方向に移動自在に組み付けられて前記第1の荷重受け部材とにより圧力室を区画形成する第2の荷重受け部材と、前記圧力室内に軸方向に移動自在に組み付けられ、前記圧力室を第1の圧力室と第2の圧力室に分割する中間ピストンと、前記第1の荷重受け部材に形成され、前記第1の圧力室に液体圧を供給する第1の液体圧供給口と、前記第2の荷重受け部材に形成され、前記第2の圧力室に液体圧を供給する第2の液体圧供給口と、前記第1と第2の荷重受け部材のいずれか一方の外周部にねじ結合し、前記第1と第2の荷重受け部材のいずれか他方の軸方向端面に接して前記ボルトの軸力を支持するロックリングとを有し、前記第1と第2の液体圧供給口のいずれから液体圧を供給しても前記第2の荷重受け部材を作動し得ることを特徴とする。
本発明の液体圧装置は、被締結部材の挿通孔に挿通されたボルトに予め引っ張り力を加えた状態でナットをねじ結合させる液体圧装置であって、前記被締結部材に着脱自在に配置される第1の荷重受け部材と、前記ボルトに着脱自在にねじ結合するねじ孔を備え、前記第1の荷重受け部材に軸方向に移動自在に組み付けられて前記第1の荷重受け部材とにより圧力室を区画形成する第2の荷重受け部材と、前記圧力室内に軸方向に移動自在に組み付けられ、前記圧力室を第1の圧力室と第2の圧力室に分割する中間ピストンと、前記第1の荷重受け部材に形成され、前記第1の圧力室に液体圧を案内する第1の液体圧供給口と、前記第2の荷重受け部材に形成され、前記第2の圧力室に液体圧を案内する第2の液体圧供給口とを有し、前記第1と第2の液体圧供給口のいずれから液体圧を供給しても前記第2の荷重受け部材を作動し得ることを特徴とする。
本発明の液体圧装置は、前記第1の圧力室からの液体圧の漏れを防止する第1のシール部材と前記第2の圧力室からの液体圧の漏れを防止する第2のシール部材とを前記中間ピストンに装着したことを特徴とする。
本発明によれば、第1と第2の液体圧供給口のいずれから液体圧を供給しても第2の荷重受け部材を作動させることができるので、第1と第2のいずれか一方の圧力室から液体圧の漏れが生じても、他方の圧力室に液体圧を供給して第2の荷重受け部材を作動させて、ボルトとの締結作業を継続することができ、これにより、この液体圧装置の作業性を向上させることができる。第1と第2のいずれか一方の圧力室にシール不全が生じても、その修理をすることなく、他方の圧力室に液体圧を供給して第2の荷重受け部材を作動させることができるので、緊急時に迅速に作業を行うことができる。
また、本発明によれば、中間ピストンに第1の圧力室からの液体圧の漏れを防止する第1のシール部材と第2の圧力室からの液体圧の漏れを防止する第2のシール部材を装着するようにしたので、第1と第2の一方のシール部材が破損することにより、いずれか一方の圧力室から液体圧が漏れても、他方のシール部材により他方の圧力室の気密性を確実に確保して第2の荷重受け部材を確実に作動させることができる。
本発明の一実施の形態である油圧ナットが用いられたガスタービンの一部を示す断面図である。 図1に示す油圧ナットの詳細を示す斜視図である。 図2に示す油圧ナットの使用状態(油圧供給前)を示す断面図である。 第2給油口から油圧を供給した場合の油圧ナットの使用状態を示す断面図である。 第1給油口から油圧を供給した場合の油圧ナットの使用状態を示す断面図である。 本発明の他の実施の形態であるボルトテンショナーの詳細を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すガスタービン11は発電所等の動力プラントで用いられるものであり、そのタービンケース12内には高温、高圧とされたガスの熱エネルギを機械的エネルギに変換する図示しないタービン軸が収容されている。
被締結部材であるタービンケース12はアッパーケース13とアンダーケース14とに分割可能に形成されており、各ケース13,14のフランジ13a,14aに形成された挿通孔13b,14bにはボルト15が挿通されている。このボルト15は一方のフランジ14a側から挿通され、その先端部は他方のフランジ13a側から突出しており、ねじ部15aには液体圧装置としての油圧ナット21がねじ結合されている。これにより、ボルト15の頭部15bと油圧ナット21の間にフランジ13a,14aが挟み込まれてタービンケース12が組立てられる。その際、油圧ナット21はボルト15に引っ張り力を加えた状態でねじ結合して、締結後のボルト15を軸力が生じた状態としてタービンケース12を強固に締結するようになっている。
図2は図1に示す油圧ナットの詳細を示す斜視図であり、図3は図2に示す油圧ナットの使用状態(油圧供給前)を示す断面図であり、図4は第2給油口から油圧を供給した場合の油圧ナットの使用状態を示す断面図である。図2に示すように、この油圧ナット21は第1の荷重受け部材としてのシリンダ22と第2の荷重受け部材としてのピストン23とを有しており、その外形は略円筒形状に形成されている。
図3に示すように、シリンダ22は鋼材を切削加工することにより円盤状の底壁部22aと円筒状の側壁部22bとが一体となった底付き円筒状に形成されており、底壁部22aの下面に形成された締結面22cにおいてタービンケース12のフランジ13a上に配置されるようになっている。また、側壁部22bの内側にはシリンダ室24が形成されており、フランジ13aから突出するボルト15のねじ部15aは底壁部22aの軸心に設けられた貫通孔22dから挿通されてシリンダ室24の内部に突出している。
一方、ピストン23は鋼材を切削加工することにより大径円筒部23aと小径円筒部23bとが一体となった略円環状に形成されており、大径円筒部23aの外周面がシリンダ室24の内周面に摺接し、小径円筒部23bの外周面が貫通孔22dの内周面に摺接することにより、ピストン23はシリンダ22に軸方向に移動自在に組み付けられている。ピストン23の軸心にはねじ孔25が形成されており、ピストン23はこのねじ孔25においてボルト15のねじ部15aにねじ結合されるようになっている。したがって、ピストン23のねじ孔25にボルト15をねじ結合させた状態でピストン23がシリンダ22から離れる方向(図2中上方向)に移動すると、ボルト15はピストン23により引っ張り力を加えられることになる。
シリンダ22とピストン23との間にはこれらの部材により円環状の圧力室26が区画形成されており、ピストン23がシリンダ22から離れる方向つまりフランジ13aから離れる軸方向に移動すると圧力室26の容積が増加するようになっている。また、この圧力室26の内部には、シリンダ22とピストン23とに対して軸方向に移動自在に中間ピストン27が組み付けられている。この中間ピストン27は外周部においてシリンダ室24の内周面に摺接するとともに内周部においてピストン23の外周面に摺接する円環状に形成されており、圧力室26を第1の圧力室26aと第2の圧力室26bとに軸方向に2分割している。
シリンダ22には、第1の圧力室26aの内部に液体圧つまり作動油を作動媒体とした油圧を供給するために、第1の液体圧供給口としての第1給油口31が形成されている。この第1給油口31はシリンダ22の側面に開口する接続部31aと接続部31aから第1の圧力室26aにまで貫通する案内孔31bとを有しており、接続部31aにおいて図示しない油圧ポンプに接続され、油圧ポンプから案内孔31bを介して第1の圧力室26aの内部に油圧を供給することができるようになっている。
また、ピストン23には、第2の圧力室26bの内部に液体圧つまり油圧を供給するために、第2の液体圧供給口としての第2給油口32が3つ形成されている。これらの第2給油口32は、それぞれピストン23の軸方向端面に開口する接続部32aと接続部32aから第2の圧力室26bにまで貫通する案内孔32bとを有しており、接続部32aにおいて図示しない油圧ポンプと接続され、油圧ポンプから案内孔32bを介して第2の圧力室26bの内部に油圧を供給することができるようになっている。このとき、油圧供給の初期段階において、いずれかの第2給油口32を空気抜き用として開放し、第2の圧力室26bの内部が作動油で満たされた後に当該接続部32aを図示しないプラグ等で閉塞するようにしてもよい。
なお、本実施の形態においては、第2の圧力室26bに油圧を供給するための第2給油口32をピストン23に3つ設けるようにしているが、これに限らず、その個数は任意に設定することができる。また、空気抜き用のポートを第2給油口32とは別に形成するようにしてもよい。
第1の圧力室26aに供給される油圧の漏れを防止するために、シリンダ22の底壁部22aには小径円筒部23bの外周面に摺接するシール部材33aが装着され、中間ピストン27の外周部の第1の圧力室26a側の軸方向端部にはシリンダ室24の内周面に摺接する第1のシール部材34が装着され、中間ピストン27の内周部の第1の圧力室26a側の軸方向端部には小径円筒部23bの外周面に摺接する第1のシール部材35が装着されている。また、第2の圧力室26bに供給される油圧の漏れを防止するために、ピストンの大径円筒部23aの外周部にはシリンダ室24の内周面に摺接するシール部材33bが装着され、中間ピストン27の外周部の第2の圧力室26b側の軸方向端部にはシリンダ室24の内周面に摺接する第2のシール部材36が装着され、中間ピストン27の内周部の第2の圧力室26b側の軸方向端部には小径円筒部23bの外周面に摺接する第2のシール部材37が装着されている。
このように、この油圧ナット21では、中間ピストン27には第1の圧力室26a側と第2の圧力室26b側とで別々のシール部材が装着されている。つまり、第1の圧力室26aと第2の圧力室26bはそれぞれ別々のシール部材により気密性が保たれるようになっており、一方の圧力室が油圧の漏れを生じても、他方の圧力室には油圧の漏れを生じさせないようになっている。
図2に示すように、ピストン23の外周部には、ピストン23に加えられるボルト15の軸力を支持するために、ロックリング41が装着されている。このロックリング41はは鋼材により円環状に形成されており、図3に示すように、その内周面には雌ねじ部41aが形成され、ロックリング41はこの雌ねじ部41aにおいてピストン23の大径円筒部23aの外周部に形成された雄ねじ部23cにねじ結合されている。したがって、ロックリング41を回転させることにより、ロックリング41をピストン23に対して軸方向に移動させることができる。また、このロックリング41の軸方向に垂直な軸方向端面(図3中下側の端面)は荷重支持面41bとなっており、この荷重支持面41bはシリンダ22の側壁部22bの開口側の軸方向端面22eに対向するようになっている。そして、ロックリング41を周方向に回すことにより、ロックリング41の荷重支持面41bとシリンダ22の軸方向端面22eとを接触させることができるようになっている。
次に、このような油圧ナットの作動について説明する。
まず、図3に示すように、シリンダ22がアッパーケース13に配置されるように油圧ナット21を配置し、貫通孔22dから挿通されたボルト15のねじ部15aをピストン23のねじ孔25にねじ結合させる。このとき、第1の圧力室26aと第2の圧力室26bには油圧は供給されておらず、ピストン23はシリンダ22に近接している。
次に、第2給油口32に図示しない油圧ポンプを接続し、油圧ポンプにより第2給油口32から第2の圧力室26bの内部に所定の圧力で作動油を供給する。この場合、第2の圧力室26bに供給される油圧は、例えば約250Mpaの超高圧とされている。油圧が供給されると第2の圧力室26bの容積を増加させる方向つまりシリンダ22から離れる方向にピストン23が移動し、図4に示すように、ピストン23にねじ結合しているボルト15はねじ部15aがピストン23とともに軸方向に移動して引っ張り力が加えられた状態となり、この引っ張り力によりボルト15は軸方向に伸びることになる。このとき、ロックリング41はピストン23とともに移動して、図4中に一点鎖線で示すように、その荷重支持面41bとシリンダ22の軸方向端面22eとの間に隙間Lを生じる位置まで移動する。
次に、ロックリング41を回転させて、その荷重支持面21bがシリンダ22の軸方向端面22eに当接する位置(図4中に実線で示す位置)まで移動させ、油圧ポンプによる第2の圧力室26bへの油圧の供給を停止する。油圧の供給が停止されると、第2の圧力室26b内の油圧が低下し、ピストン23にはボルト15の弾性力による軸力つまりシリンダ22に近づく方向の荷重が加えられるが、このとき、ロックリング41の荷重支持面41bがシリンダの軸方向端面22eに接触しているので、ボルト15の軸力はピストン23を介してロックリング41つまりシリンダ22に支持され、ピストン23のシリンダ22側への移動が制限される。これにより、油圧を抜いた後でも、ボルト15は軸力を生じた状態に維持され、このボルト15の軸力により油圧ナット21の締結面22cは強くフランジ13aに接触し、タービンケース12は強固に締結される。
一方、例えばガスタービン11の保守、点検等を行うために、油圧ナット21をボルト15から取り外してタービンケース12の締結を解除する場合には、ロックリング41を緩めるために、第2給油口32から第2の圧力室26bに再度規定の油圧が供給される。つまり、第2給油口32から第2の圧力室26bに再度規定の油圧を供給してロックリング41がシリンダ22の軸方向端面22eから離れるまでピストン23を軸方向に作動させ、その状態でロックリング41を十分に緩め、ロックリングが41十分に緩められた状態で油圧を抜くことにより、ボルト15の軸力を開放して、油圧ナット21をボルト15から取り外すことになる。
図5は第1給油口から油圧を供給した場合の油圧ナットの使用状態を示す断面図であり、この油圧ナット21では、第2給油口32に代えて第1給油口31から油圧を供給することによっても、ピストン23を軸方向に作動させることができるようになっている。図5に示すように、第1給油口31から第1の圧力室26aの内部に油圧が供給されると、その油圧により中間ピストン27は第2の圧力室26bの容積を減少させるとともに第1の圧力室26aの容積を増加させる方向に作動し、中間ピストン27がピストン23の軸方向端面に接した後は、中間ピストン27により押されてピストン23が軸方向に作動することになる。したがって、油圧ナット21をボルト15から取り外すために第2給油口32から第2の圧力室26bに油圧を供給したときに、第2の圧力室26bの気密性を保持するためのシール部材33b,36,37が高圧に耐えきれずに破損等して第2の圧力室26bを規定の油圧にまで高めることができない場合でも、第1給油口31から第1の圧力室26aに油圧を供給することにより、ピストン23を作動させてボルト15に引っ張り力を加えることができる。つまり、この油圧ナット21では、圧力室26は中間ピストン27により2分割されているので、一方の第2の圧力室26bが油圧の漏れを発生したときには、第2給油口32に代えて第1給油口31から第1の圧力室26aに油圧を供給して、ピストン23を軸方向に作動させることができる。
このように、この油圧ナット21では、第1給油口31と第2給油口32のいずれから油圧を供給してもピストン23を作動させることができるので、第2の圧力室26bから油圧の漏れが生じても、第1の圧力室26aに油圧を供給してピストン23を作動させることができる。したがって、万一、圧力室26からの油圧の漏れが生じても、油圧ナット21のボルト15との締結作業や取り外し作業を継続することができ、これによりこの油圧ナット21の作業効率を向上させることができる。また、メンテナンスにより各シール部材を交換できないまま油圧ナット21を緊急で使用しなければならない場合等であっても、万一、第2の圧力室26bに油圧漏れが生じた場合には、他方の圧力室26aに油圧を供給してピストン23を作動させることができるので、緊急時に迅速に作業を行うことができる。さらに、圧力室26から油圧漏れが生じても、ロックリング41を切断等する必要がないので、トラブル回避時の作業が容易になるとともに、その作業の安全性も向上する。
また、この油圧ナット21では、中間ピストン27に第1の圧力室26aからの油圧の漏れを防止する第1のシール部材34,35と、第2の圧力室26bからの油圧の漏れを防止する第2のシール部材36,37とを装着するようにしたので、第1と第2のシール部材のいずれか一方が破損していずれか一方の圧力室が油圧漏れを生じても、他方のシール部材により他方の圧力室の気密性を確実に確保することができる。したがって、給油口を代えて油圧を供給したときにピストン23を確実に作動させることができる。
図6は本発明の他の実施の形態であるボルトテンショナーの詳細を示す断面図である。なお、図6においては前述した部材に対応する部材には同一の符号が付されている。
図6に示す液体圧装置としてのボルトテンショナー51は、タービンケース12を締結するためのボルト15に予め引っ張り力を加えた状態でナット52をねじ結合させるためのものであり、ボルト15に軸力を加えた状態でナット52をねじ結合させて大きな締結力を得るようにしたものである。
図2に示す油圧ナット21では、圧力室26に供給される油圧によりピストン23を作動させてボルト15に引っ張り力を加え、その状態でロックリング41をシリンダ22に当接させることにより、ボルト15の軸力をロックリング41により支持させて、ボルト15を軸力を生じた状態に維持するようにしている。これに対して、このボルトテンショナー51では、ボルト15に引っ張り力を加える構造に関しては油圧ナット21と同様の構造となっているが、ロックリング41は備えられておらず、ボルト15の軸力をナット52により支持させる点で油圧ナット21と相違している。
そのため、ボルトテンショナー51のシリンダ22には圧力室26よりもフランジ13a側に円筒状のナット収容部53が形成されており、このボルトテンショナー51のシリンダ22はボルト15がナット収容部53の内部に位置するように、着脱自在にアッパーケース13上に配置されるようになっている。なお、ボルト15には、予めナット52が軽くねじ結合され、そのナット52はボルト15とともにナット収容部53に配置される。
ナット収容部53には窓部54が形成されており、この窓部54からナット52の締め込み作業などが行われるようになっている。なお、ナット52の締め込み作業を容易にするために、ナット52にはナットアダプタ55が嵌め込まれており、このナットアダプタ55は外周面に係合孔55aを有し、窓部54から挿入したハンドル56を係合孔55aに係合させ、そのハンドル56を操作することにより、ナット52を回すことができるようになっている。
このようなボルトテンショナー51による締結作業の手順を説明すると、まず、ナット52が軽くねじ結合されたボルト15上にボルトテンショナー51を配置し、そのピストン23のねじ孔25にボルト15をねじ結合させる。次いで、第2給油口32から油圧を供給し、第2の圧力室26bの油圧を高めてピストン23をシリンダ22から離れる方向に移動させ、ボルト15に引っ張り力を加える。引っ張り力が加えられると、ボルト15は軸方向に伸び、ナット52はボルト15とともにアッパーケース13のフランジ13aから離れる方向に移動して、ナット52とアッパーケース13との間に隙間が生じる。この状態ではナット52を自由に回転させることができるので、窓部54からハンドル56を挿入してナット52を再度アッパーケース13に締め付け、アッパーケース13とナット52とを接触させた状態とする。この状態から第2の圧力室26bに供給している油圧を排出すると、ボルト15は軸方向に収縮するので、ナット52はボルト15に軸力に加えた状態で締結されることになる。このボルト15の軸力によりナット52は強くアッパーケース13に接触し、締結の緩みが防止される。ナット52とボルト15との締結作業が完了すると、このボルトテンショナー51はアッパーケース13上から取り外され、次のボルト15とナット52との締結作業のために、配置場所が移動される。
このような、ボルトテンショナー51においても、シリンダ22とピストン23とにより区画形成される圧力室26は中間ピストン27により軸方向に2分割されており、第2給油口32から供給した油圧が第2の圧力室26bから漏れたときでも、シリンダ22に形成された第1給油口31から油圧を供給することにより、第1の圧力室26aに圧力を高めてピストン23を作動させ、ナット52の締結あるいは取り外し作業を行うことができる。したがって、多数あるボルト15の締結作業中に第2の圧力室26bが油圧漏れを生じても、第1給油口31から油圧を供給して作業を継続して行うことができるので、別のボルトテンショナーを用意するために作業を中断する必要がなく、その作業性が向上することになる。この場合、作業終了後にシール部材の交換等のメンテナンスを行うことになる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、前記本実施の形態においては、この油圧ナット21をタービンケース12の組立に用いているが、これに限らず、他の被締結部材を締結するために用いるようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、圧力室26には油圧を供給するようにしているが、これに限らず、例えば水などのように非圧縮性で流動性を有する液体であれば、他の液体圧を供給するようにしてもよい。
さらに、本実施の形態においては、主として第2給油口32から第2の圧力室26bに油圧を供給してピストン23を作動させ、第2の圧力室26bが油圧漏れを生じたときに第1給油口31から第1の圧力室26aに油圧を供給するようにしているが、これに限らず、第1給油口31を主に用いて、第2給油口32を予備として用いるようにしてもよい。
さらに、本実施の形態においては、第1の荷重受け部材としてシリンダ22が設けられ、第2の荷重受け部材としてピストン23が設けられているが、これに限らず、第1の荷重受け部材にピストン部を設け、第2の荷重受け部材にシリンダ部を設けるようにしてもよい。
さらに、本実施の形態においては、ロックリング41はピストン23の外周面に装着されているが、これに限らず、ロックリング41をシリンダ22の外周面に装着するようにしてもよい。この場合、ピストン23にはロックリング41の荷重支持面41bと接触可能な軸方向端面が形成されることになる。
本発明は、発電所等の動力プラントで使用される蒸気タービンやガスタービンのタービンケースの組み立て等、強固な締結構造を必要とするときに適用することができる。

Claims (3)

  1. 被締結部材の挿通孔に挿通されたボルトに引っ張り力を加えた状態でねじ結合する液体圧装置であって、
    前記被締結部材に配置される第1の荷重受け部材と、
    前記ボルトにねじ結合するねじ孔を備え、前記第1の荷重受け部材に軸方向に移動自在に組み付けられて前記第1の荷重受け部材とにより圧力室を区画形成する第2の荷重受け部材と、
    前記圧力室内に軸方向に移動自在に組み付けられ、前記圧力室を第1の圧力室と第2の圧力室に分割する中間ピストンと、
    前記第1の荷重受け部材に形成され、前記第1の圧力室に液体圧を供給する第1の液体圧供給口と、
    前記第2の荷重受け部材に形成され、前記第2の圧力室に液体圧を供給する第2の液体圧供給口と、
    前記第1と第2の荷重受け部材のいずれか一方の外周部にねじ結合し、前記第1と第2の荷重受け部材のいずれか他方の軸方向端面に接して前記ボルトの軸力を支持するロックリングとを有し、
    前記第1と第2の液体圧供給口のいずれから液体圧を供給しても前記第2の荷重受け部材を作動し得ることを特徴とする液体圧装置。
  2. 被締結部材の挿通孔に挿通されたボルトに予め引っ張り力を加えた状態でナットをねじ結合させる液体圧装置であって、
    前記被締結部材に着脱自在に配置される第1の荷重受け部材と、
    前記ボルトに着脱自在にねじ結合するねじ孔を備え、前記第1の荷重受け部材に軸方向に移動自在に組み付けられて前記第1の荷重受け部材とにより圧力室を区画形成する第2の荷重受け部材と、
    前記圧力室内に軸方向に移動自在に組み付けられ、前記圧力室を第1の圧力室と第2の圧力室に分割する中間ピストンと、
    前記第1の荷重受け部材に形成され、前記第1の圧力室に液体圧を案内する第1の液体圧供給口と、
    前記第2の荷重受け部材に形成され、前記第2の圧力室に液体圧を案内する第2の液体圧供給口とを有し、
    前記第1と第2の液体圧供給口のいずれから液体圧を供給しても前記第2の荷重受け部材を作動し得ることを特徴とする液体圧装置。
  3. 請求項1または2記載の液体圧装置において、前記第1の圧力室からの液体圧の漏れを防止する第1のシール部材と前記第2の圧力室からの液体圧の漏れを防止する第2のシール部材とを前記中間ピストンに装着したことを特徴とする液体圧装置。
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