JP4831677B2 - 酸化型染毛剤組成物 - Google Patents

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本発明は、酸化型染毛剤組成物に関し、更に詳しくは、毛髪をより濃く染め得る酸化型染毛剤組成物に関するものである。
酸化型染毛剤は、酸化染料(色素)やアルカリ剤を含有する第1剤と、過酸化水素などの酸化剤を含有する第2剤とからなり、これら第1剤と第2剤を混合して毛髪に塗布などすることで、酸化染料が毛髪内部まで浸透して、そこで酸化剤の作用によって酸化重合することによって毛髪を染めるものであるが、昨今のヘアカラー文化の定着により、その需要が増大傾向にある。
従来のヘアカラーに対するユーザーのニーズは、例えば、染色後の毛髪の色調を明るくするということが主流であった。例えば、特許文献1では、アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を混合して用いる染毛剤組成物であって、特定のオクタノール−水分配係数と特定の分子量とを有する有機溶剤、アルカリ剤、酸化剤および水を、それぞれ特定量で含有し、かつ混合後のpHが7.5〜12である染毛剤組成物を開示しており、これにより、毛髪の色調を明るく良好な色合いにむらなく染め上げることができる旨記載している。
他方、ヘアカラーに対する需要の増大と共に、ユーザーのニーズも徐々にシフトしており、最近では、毛髪を更に美しく健康的に見せるために、染色後の毛髪の色に深みを持たせることが求められるようになってきた。
ところで、パラアミノフェノールを主剤(酸化染料中間体)とし、5−アミノオルトクレゾールおよび/または5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノールを助剤(カプラー)とする酸化染料は、それ自体では、毛髪をオレンジ(橙色)に染めるための染料として、また、他の染料(色素)と組み合わせてオレンジ以外の種々の色にするための染料として、汎用されているが、このような酸化染料を用いた酸化型染毛剤では、特に染色後の毛髪の色に深みを持たせることが困難であった。
特開2002−226340号公報
酸化型染毛剤において、染色後の毛髪の色に深みを持たせるようにするには、より毛髪を濃く染め得るようにすること、すなわち、濃染性を高めることが、一つの手段として考えられる。そこで、本発明では、パラアミノフェノールと5−アミノオルトクレゾールおよび/または5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノールとからなる酸化染料を用いており、高い濃染性を有する酸化型染毛剤組成物を提供することを目的とする。
上記目的を達成し得た本発明の酸化型染毛剤組成物は、アルカリ剤が配合されてなる第1剤と、酸化剤が配合されてなる第2剤からなり、第1剤と第2剤を混合して使用する酸化型染毛剤組成物であって、少なくとも下記(a)が上記第1剤に配合され、且つ少なくとも下記(b)および(c)が、上記第1剤および/または第2剤に配合されており、上記第1剤と上記第2剤の混合後において、pHが8〜11であり且つ下記(b)の量が0.5〜20質量%であることを特徴とするものである。
(a)パラアミノフェノールと、5−アミノオルトクレゾールおよび/または5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール。
(b)分岐構造を有し且つ常温で液体の高級アルコールと、不飽和結合を有し且つ常温で液体の高級アルコール。
(c)HLBが9〜20のノニオン性界面活性剤。
本発明によれば、パラアミノフェノールと5−アミノオルトクレゾールおよび/または5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノールとからなる酸化染料を用いながら、高い濃染性を有する酸化型染毛剤組成物を提供できる。また、本発明の酸化型染毛剤組成物は、染色後の毛髪の感触を良好にし得る。
本発明の酸化型染毛剤組成物は、アルカリ剤が配合されなる第1剤と酸化剤が配合されてなる第2剤とからなり、これら第1剤と第2剤を混合して使用するものである。また、本発明の酸化型染毛剤組成物では、少なくとも上記(a)成分が第1剤に配合され、且つ少なくとも上記(b)および(c)の各成分が、第1剤および/または第2剤に配合されており、第1剤と第2剤の混合後のpHが8〜11である。
本発明に係る(a)成分は、酸化染料中間体であるパラアミノフェノールと、カプラーである5−アミノオルトクレゾールおよび/または5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノールで構成され、第1剤に配合される。カプラーはいずれか一方のみを用いてもよく、両者を併用してもよい。上記の染料は、毛髪をオレンジ(橙色)に発色させ得るものである。
第1剤における(a)成分の量は、希望する染色後の色調や使用するアルカリ剤、組成物のpHなどによって適宜調節すればよいが、例えば、0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上であって、3質量%以下、より好ましくは2質量%以下であることが望ましい。(a)成分の量が少なすぎると、毛髪を十分に染めることが困難となり、多すぎると、組成物の経時安定性が悪くなることがある。
また、酸化染料中間体であるパラアミノフェノールと、カプラーである5−アミノオルトクレゾールおよび/または5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノールとの比率は、希望する染色後の色味や、組み合わせる他の染料(後述する)との兼ね合いによって変動するが、例えば、1:10〜10:1であることが好ましい。
上記(b)成分は、分岐構造を有し且つ常温で液体の高級アルコールと、不飽和結合を有し且つ常温で液体の高級アルコールである。本発明の酸化型染毛剤組成物では、これらの両高級アルコールを共に含有している必要がある。なお、本明細書でいう「常温」とは、25℃のことを意味している。(b)成分は、第1剤、第2剤のいずれに配合してもよく、両者に配合してもよい。
酸化型染毛剤組成物が上記本発明の構成を有することで、(a)成分である上記酸化染料の濃染性が向上する理由は定かではないが、特に(b)成分である両高級アルコールの組み合わせが、水溶性の(a)成分の毛髪への浸透性を向上させているものと推測される。また、(b)成分である両高級アルコールの組み合わせが、染色後の毛髪の感触向上にも寄与しているものと考えられる。
(b)成分のうち、分岐構造を有し且つ常温で液体の高級アルコール(以下、「分岐構造を有する高級アルコール」という場合がある)としては、炭素数が6〜24のもの、すなわち、炭素数が6〜24の分岐のアルキル基を含有するアルコールが挙げられる。
また、(b)成分のうち、不飽和結合を有し且つ常温で液体の高級アルコール(以下、「不飽和結合を有する高級アルコール」という場合がある)としては、炭素数が14〜22のもの、すなわち、不飽和結合を有し且つ炭素数が14〜22の炭化水素基を含有するアルコールが挙げられる。
なお、分岐構造を有する高級アルコール、および不飽和結合を有する高級アルコールは、飽和含水量[単位:(水g/油g)×100%]が、0.2以上、より好ましくは0.3以上であって、3以下、より好ましくは1.6以下であることが望ましい。分岐構造を有する高級アルコール、および不飽和結合を有する高級アルコールが、上記の飽和含水量を有する場合には、(a)成分である上記酸化染料の濃染性が一層向上する。これは、上記の両高級アルコールが上記の飽和含水量を満たす場合には、水溶性の(a)成分を、両高級アルコール中に取り込まれた水に分配、溶解させることができ、これにより分配・溶解させた染料と毛髪との親和性が向上するためと考えられる。
なお、上記の飽和含水量は、100mlの分液ロート中に水50mlと上記高級アルコール20mlをいれ、激しく混合した後に24時間程度静置し、高級アルコール相を分離後、カールフィッシャー水分測定器により求められる水分量を意味している。
分岐構造を有する高級アルコールのうち、上記の飽和含水量を満たすものとしては、例えば、オクチルドデカノール(飽和含水量:0.5)、イソステアリルアルコール(飽和含水量:1.5)、ヘキシルデカノール(飽和含水量:0.6)、デシルテトラデカノール(飽和含水量:0.4)などが挙げられる。
また、不飽和結合を有する高級アルコールのうち、上記飽和含水量を満たすものとしては、例えば、オレイルアルコール(飽和含水量:1.5)、ホホバアルコール(飽和含水量:1.2)などが挙げられる。
(b)成分である分岐構造を有する高級アルコールと不飽和結合を有する高級アルコールとは、その合計量が、第1剤と第2剤の混合後(以下、単に「混合後」という場合がある)の組成物全量に対し、0.5質量%以上、好ましくは2質量%以上であって、20質量%以下、好ましくは10質量%以下である。(b)成分の合計量が少なすぎると、濃染性向上効果や染色後の毛髪の感触向上効果が十分に確保できない。また、(b)成分の合計量が多すぎると、酸化型染毛剤組成物が乳化し難くなる。
また、分岐構造を有する高級アルコールと不飽和結合を有する高級アルコールとの配合比率としては、染色後の毛髪の感触向上や、これらの高級アルコールが配合される第1剤および/または第2剤の安定性向上の観点から、質量比で、例えば、1:5〜3:1であることが好ましい。
本発明に係る(c)成分は、Griffinの方法により求められるHLBが9〜20のノニオン性界面活性剤である。この(c)成分は、混合後の酸化型染毛剤組成物、およびこの(c)成分が配合される第1剤および/または第2剤において、乳化安定性を確保するための成分である。
(c)成分として用い得るノニオン性界面活性剤は、HLBが9〜20であれば特に制限はなく、例えば従来公知の各種化粧料に適用されているものが挙げられる。具体的には、例えば、ポリオキシエチレン(2〜40)アルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル(モノラウリン酸ポリエチレングリコールなど)、エチレングリコール脂肪酸エステル(自己乳化型モノステアリン酸エチレングリコールなど)、ソルビタン脂肪酸エステル(モノステアリン酸ソルビタンなど)、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル[ポリオキシエチレン(20)ステアリン酸ソルビタンなど]、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル[イソステアリン酸ポリオキシエチレン(3)ソルビットなど]、グリセリン脂肪酸エステル(自己乳化型モノステアリン酸グリセリンなど)、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルなどが挙げられる(上記例示のノニオン性界面活性剤において、括弧内の数値は、オキシエチレンの平均付加モル数を意味している)。なお、上記のポリオキシエチレン(2〜40)アルキルエーテルやポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルのアルキルエーテル部分としては、例えば、ラウリルエーテル、セチルエーテル、ステアリルエーテル、オレイルエーテル、ベヘニルエーテルなどが挙げられる。
混合後の酸化型染毛剤組成物全量に対する(c)成分の量は、組成物中の油成分や水、染料などの量や種類、および(c)成分の種類やそれらのHLB値によって調節すればよいが、例えば、0.1質量%以上、より好ましくは1質量%以上であって、20質量%以下、より好ましくは10質量%以下であることが望ましい。(c)成分の量が少なすぎると、(b)成分や他の油成分を乳化し難くなることがある。また、(c)成分の量が多すぎると、染毛後の毛髪の手触りが悪くなったり、濃染性向上効果が小さくなることがある。
また、本発明の酸化型染毛剤組成物には、アルカリ剤が用いられるが、このアルカリ剤は第1剤に配合される。アルカリ剤としては、従来公知の酸化型染毛剤に使用されているものであれば特に制限はない。具体的には、例えば、アンモニア、アルカノールアミン、アンモニウム塩、有機アミン類、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属リン酸塩、塩基性アミノ酸などが挙げられる。
アルカノールアミンの具体例としては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノプロパノールアミン、イソプロパノールアミン、ジプロパノールアミン、トリプロパノールアミンなどが挙げられる。アンモニウム塩の具体例としては、ハロゲン化アンモニウム(塩化アンモニウムなど)、無機系アンモニウム塩(炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、リン酸水素アンモニウムなど)、有機系アンモニウム塩(乳酸アンモニウム、クエン酸アンモニウム、グリコール酸アンモニウムなど)などが挙げられる。
有機アミン類の具体例としては、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、グアニジンなどが挙げられる。アルカリ金属水酸化物の具体例としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどが挙げられる。アルカリ金属炭酸塩の具体例としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどが挙げられる。アルカリ金属リン酸塩の具体例としては、リン酸ナトリウム、リン酸水素2ナトリウムなどが挙げられる。塩基性アミノ酸の具体例としては、アルギニン、リジンなどが挙げられる。
第1剤におけるアルカリ剤の量は、アルカリ度によって調節すればよいが、例えば、アンモニアを用いる場合であれば、0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上であって、5質量%以下、より好ましくは3質量%以下であることが望ましい。アルカリ剤の量が少なすぎると、毛髪の膨潤や酸化剤の活性化が不十分となって毛髪の十分な脱色や染色が達成し難くなり、多すぎると、頭皮への刺激が強くなる。
更に、本発明の酸化型染毛剤組成物には、酸化剤が用いられるが、この酸化剤は第2剤に配合される。酸化剤としては、従来公知の酸化型染毛剤に使用されているものであれば特に制限はない。具体的には、例えば、過酸化水素、過酸化尿素、過ヨウ素酸塩、過酸化メラミン、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化マグネシウム、過酸化バリウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、過硫酸塩の過酸化水素付加物、リン酸塩の過酸化水素付加物、ピロリン酸塩の過酸化水素付加物、臭素酸ナトリウムなどが挙げられ、その中でも過酸化水素が好ましい。これらの酸化剤は単独で配合してもよいし、2種以上を組み合わせて配合してもよい。
第2剤における酸化剤の量は、求める脱色力や染色に応じて調節すればよいが、例えば、過酸化水素を用いる場合であれば、0.3質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上であって、7質量%以下、より好ましくは4.5質量%以下であることが望ましい。酸化剤の量が少なすぎると、毛髪の十分な脱色や染色が達成し難くなり、多すぎると、頭皮への刺激が強くなる。
上記の各成分以外にも、本発明の酸化型染毛剤組成物には、(d)脂肪酸とアルキル部分の炭素数が1〜4のアルコールとのエステルや、(e)アニオン性界面活性剤および/または(f)両性界面活性剤を配合することが好ましい。これら(d)〜(f)の各成分を配合することにより、酸化型染毛剤組成物の濃染性と染色後の毛髪の感触を、より一層向上させることができる。なお、これら(d)〜(f)成分としては、従来公知の化粧料に配合されているものが使用できる。
(d)成分であるエステルは、上記の通り、脂肪酸とアルキル部分の炭素数が1〜4のアルコールと脂肪酸とのエステルであるが、二塩基酸または不飽和脂肪酸と上記アルコールとのエステルが特に好ましい。このようなエステルの具体例としては、例えば、アジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピルなどが挙げられる。
(e)成分であるアニオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルエーテルカルボン酸塩、脂肪酸アミドエーテルカルボン酸塩、アシル乳酸塩、N−アシルグルタミン酸塩、N−アシルアラニン塩、N−アシルサルコシン塩、N−アシル−ω−アミノ酸塩などのカルボン酸塩;アルカンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸メチルエステル塩、アシルイセチオン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルスルホ酢酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、N−アシルメチルタウリン塩などのスルホン酸塩;アルキル硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルカノールアミド硫酸エステル塩などの硫酸塩;アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル塩、アルキルアリールエーテルリン酸塩、脂肪酸アミドエーテルリン酸塩などのリン酸塩などが挙げられる、その塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩などが挙げられる。より具体的には、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(2〜50)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム、ラウロイルメチル−β−アラニンNa、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミンなどが例示できる(上記例示のアニオン性界面活性剤において、括弧内の数値は、オキシエチレンの平均付加モル数を意味している)。
また、アニオン性界面活性剤は、上記例示のものの他、例えば、アルカリ剤と共に公知の脂肪酸を第1剤に配合し、これらアルカリ剤と脂肪酸とのけん化により、第1剤中で生成させたものであってもよい。このような脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、アラキドン酸、セバシン酸、リノール酸、リノレン酸などが挙げられる。
(f)成分である両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリニウム型ベタイン界面活性剤(2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなど)が好ましい。
混合後の酸化型染毛剤組成物全量に対する(d)成分であるエステルの配合量は、例えば、0.05質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上であって、10質量%以下、より好ましくは5質量%以下であることが望ましい。(d)成分の量が少なすぎると、これを用いることによる効果が十分に確保できず、多すぎると、エステルの分解によって、組成物の経時安定性が悪化することがある。
また、混合後の酸化型染毛剤組成物全量に対する(e)アニオン性界面活性剤および/または(f)両性界面活性剤の合計量は、例えば、0.005質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上であって、5質量%以下、より好ましくは3質量%以下であることが望ましい。(e)成分と(f)成分の合計量が少なすぎると、これらを用いることによる効果が十分に確保できず、多すぎると、染色後の毛髪の感触が低下することがある。
なお、本発明の酸化型染毛剤組成物は、(a)成分である上記の酸化染料を用いているが、かかる(a)成分と共に他の染料(色素)を用いて、毛髪をオレンジ以外に発色させ得るものとしてもよい。(a)成分と共に使用できる染料としては、例えば、以下の酸化染料(酸化染料中間体または酸化染料中間体とカプラーの組み合わせ)や直接染料などが例示できる。
酸化染料中間体としては、例えば、塩酸トルエン−2,5−ジアミン、塩酸パラフェニレンジアミン、硫酸オルトアミノフェノール、硫酸オルトクロルパラフェニレンジアミン、オルトアミノフェノール、トルエン−2,5−ジアミン、トルエン−3,4−ジアミン、パラアミノフェノール、パラフェニレンジアミン、硫酸トルエン−2,5−ジアミン、硫酸パラアミノフェノール、硫酸パラフェニレンジアミン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−パラフェニレンジアミン、N−フェニルパラフェニレンジアミン、塩酸N−フェニルパラフェニレンジアミン、酢酸N−フェニルパラフェニレンジアミン、硫酸4,4’−ジアミノジフェニルアミン、塩酸2,4−ジアミノフェノール、パラメチルアミノフェノール、硫酸2,4−ジアミノフェノール、硫酸パラメチルアミノフェノール、3,3’−イミノジフェノールなどが例示できる。
また、上記の酸化染料中間体と組み合わせ得るカプラーとしては、例えば、5−アミノオルトクレゾール、塩酸2,4−ジアミノフェノキシエタノール、塩酸メタフェニレンジアミン、1,4−ジアミノアントラキノン、2,6−ジアミノピリジン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミン、硫酸5−アミノオルトクレゾール、硫酸2−アミノ−5−ニトロフェノール、硫酸メタアミノフェノール、ジフェニルアミン、α−ナフトール、ヒドロキノン、フロログルシン、レゾルシン、カテコール、硫酸メタフェニレンジアミンなどが挙げられる。
上記の他にも、「医薬部外品原料規格」(1991年6月発行,薬事日報社)に収載されたものも適宜用いることができる。これらの酸化染料は、それぞれ単独で(a)成分と共に用いてもよく、2種以上を組み合わせて(a)成分と共に用いてもよい。
また、直接染料としては、4−ニトロ−m−フェニレンジアミン、4−ニトロ−o−フェニレンジアミン、2−ニトロ−p−フェニレンジアミン、ピクラミン酸、1−アミノ−4−メチルアントラキノン、1,4−ジアミノアントラキノン、2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−アミノ−5−ニトロフェノールおよびそれらの塩、並びに、「医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令」(昭和41年告示、厚生省)により定められた酸性染料や油溶性染料などが挙げられる。
なお、上記酸性染料としては、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号の(1)、赤色105号の(1)、赤色106号、赤色201号、赤色227号、赤色230号の(1)、赤色230号の(2)、赤色231号、赤色232号、赤色401号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色506号、黄色4号、黄色5号、黄色202号の(1)、黄色202号の(2)、黄色203号、黄色402号、黄色403号の(1)、黄色406号、黄色407号、だいだい色205号、だいだい色207号、だいだい色402号、緑色3号、緑色204号、緑色205号、緑色401号、緑色402号、紫色401号、青色1号、青色2号、青色202号、青色203号、青色205号、かっ色201号、黒色401号などが、上記油溶性染料としては、赤色215号、赤色218号、赤色225号、だいだい色201号、だいだい色206号、黄色201号、黄色204号、緑色202号、紫色201号、赤色501号、赤色505号、だいだい色403号、黄色404号、黄色405号、青色403号などが例示できる。
また、Basic Blue 3, Basic Blue 6, Basic Blue 7, Basic Blue 9, Basic Blue 26, Basic Blue 41, Basic Blue 47, Basic Blue 99, Basic Brown 4, Basic Brown 16, Basic Brown17, Basic Green 1, Basic Green 4, Basic Orange 1, Basic Orange 2, Basic Orange 31, Basic Red 1, Basic Red 2, Basic Red 22, Basic Red 46, Basic Red 51, Basic Red 76, Basic Red 118, Basic Violet 1, Basic Violet 3, Basic Violet 4, Basic Violet 10, Basic Violet 11:1, Basic Violet 14, Basic Violet 16, Basic Yellow 11, Basic Yellow 28, Basic Yellow 57, Basic Yellow 87, HC Blue No.2, HC Blue No.4, HC Blue No.5, HC Blue No.6, HC Blue No.7, HC Blue No.8, HC Blue No.9, HC Blue No.10, HC Blue No.11, HC Blue No.12, HC Blue No.13, HC Blue No.14, HC Brown No.1, HC Brown No.2, HC Green No.1, HC Orange No.1, HC Orange No.2, HC Orange No.3, HC Orange No.5, HC Red No.1, HC Red No.3, HC Red No.7, HC Red No.8, HC Red No.9, HC Red No.10, HC Red No.11, HC Red No.13, HC Red No.14, HC Violet No.1, HC Violet No.2, HC Yellow No.2, HC Yellow No.4, HC Yellow No.5, HC Yellow No.6, HC Yellow No.7, HC Yellow No.8, HC Yellow No.9, HC Yellow No.10, HC Yellow No.11, HC Yellow No.12, HC Yellow No.13, HC Yellow No.14, HC Yellow No.15, Disperse Black 9, Disperse Blue 1, Disperse Blue 3, Disperse Brown 4, Disperse Orange 3, Disperse Red 11, Disperse Red 15, Disperse Red 17, Disperse Violet 1, Disperse Violet 4, Disperse Violet 15なども使用できる。
上記例示の各直接染料は、それぞれ単独で(a)成分と共に用いてもよく、2種以上を組み合わせて(a)成分と共に用いてもよい。
本発明の酸化型染毛剤組成物には、上記の各成分の他に、水を主たる分散媒として水を使用する。なお、上記の各種成分の一部は、水に溶解していてもよい。また、分散媒の全てが水であってもよく、低級アルコール(エタノール、イソプロパノールなどの炭素数が2〜4のアルコールなど)の有機溶媒を含有していてもよい。ただし、分散媒中の有機溶媒量が増大すると、頭皮などに刺激を与える虞があることから、分散媒中における有機溶媒の含有量は、例えば、15質量%以下であることが好ましい。また、混合後の酸化型染毛剤組成物に対する分散媒の量は、例えば、30〜90質量%であることが好ましい。
更に、本発明の酸化型染毛剤組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、各種化粧料に配合される公知の添加剤を配合してもよい。このような添加剤としては、例えば、カチオン性界面活性剤、(b)成分以外の高級アルコール、炭化水素、(d)成分以外のエステル、シリコーン油、植物油、水溶性高分子およびその誘導体、多価アルコール、浸透促進剤、pH緩衝剤、酸化防止剤、還元剤、防腐剤、キレート剤、着色剤、香料などが挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、例えば、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、などの塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、塩化ジアルキル(14〜18)ジメチルアンモニウム(括弧内の数値は、アルキル基の炭素数)、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ラウリルジメチルアミンオキシドなどが挙げられる。
炭化水素としては、例えば、軽質流動イソパラフィン、軽質イソパラフィン、流動イソパラフィン、セレシン、パラフィン、ワセリン、スクワランなどが挙げられる。植物油としては、例えば、アーモンド油、コメヌカ油、サフラワー油、ナタネ油、ヒマシ油、硬化油、ツバキ油、オリーブ油、アボカド油などが挙げられる。シリコーン油としては、例えば、ジメチルシリコーン、高重合ジメチルシリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、ジメチコノール、アミノ変性シリコーン、アミノガム、ポリグリセリン変性シリコーン、メチルフェニルシリコーン、環状シリコーンなどが挙げられる。
水溶性高分子としては、例えば、グアーガム、タマリンドガム、アルギン酸、デキストリン、デンプン、キトサン、ヒアルロン酸、キサンタンガム、セルロース、ポリサッカライド、ローカストビーンガム及びそれらの誘導体、アクリル酸、ビニルピロリドンの誘導体、ポリエチレングリコールなどが挙げられる。また、上記の誘導体としては、例えば毛髪のコンディショニング性に優れたカチオン化高分子などが利用される。
多価アルコールとしては、例えば、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリンなどが挙げられる。浸透促進剤としては、例えば、ベンジルアルコール、ポリエチレングリコールなどが挙げられる。pH緩衝剤としては、例えば、リン酸塩(リン酸2ナトリウムなど)とリン酸、クエン酸塩(クエン酸ナトリウムなど)とクエン酸、乳酸塩(乳酸ナトリウムなど)と乳酸などが挙げられる。
酸化防止剤としては、例えば、トコフェロール(ビタミンE)、酢酸トコフェロールなどのトコフェロール誘導体;BHT、BHA;没食子酸プロピルなどの没食子酸誘導体;ビタミンC(アスコルビン酸)およびその誘導体;エリソルビン酸およびその誘導体;亜硫酸ナトリウムなどの亜硫酸塩;亜硫酸水素ナトリウムなどの亜硫酸水素塩;チオ硫酸ナトリウムなどのチオ硫酸塩;メタ亜硫酸水素塩;チオタウリン、ヒポタウリン;チオグリセロール、チオ尿素、チオグリコール酸、システイン塩酸塩;などが好ましいものとして挙げられる。
還元剤としては、例えば、チオグリコール酸、システイン、システアミンなどが挙げられる。防腐剤としては、例えば、安息香酸ナトリウム、塩化ベンザルコニウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、フェノキシエタノールなどが挙げられる。
キレート剤としては、例えば、EDTA(エチレンジアミン四酢酸);EDTA2Na、EDTA3Na、EDTA4Naなどのエデト酸塩(エチレンジアミン四酢酸塩);HEDTA3Naなどのヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸塩;ペンテト酸塩(ジエチレントリアミン五酢酸塩);フィチン酸;エチドロン酸などのホスホン酸およびそのナトリウム塩などの塩類;シュウ酸ナトリウム;ポリアスパラギン酸、ポリグルタミン酸などのポリポリアミノ酸類;ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、リン酸;クエン酸ナトリウム、クエン酸、アラニン、ジヒドロキシエチルグリシン、グルコン酸、アスコルビン酸、コハク酸、酒石酸;ヒドロキシエタンジホスホン酸;などが挙げられる。
本発明の酸化型染毛剤組成物は、上記の通り、アルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤とからなり、これら第1剤と第2剤とを混合して使用する。酸化型染毛剤組成物に係る上記の各成分のうち、(a)成分やその他の染料については、酸化剤との共存下では酸化して発色してしまうため、上記の通り、第1剤に配合する必要がある。
また、例えば、第1剤にカチオン性界面活性剤を配合した場合には、(e)アニオン性界面活性剤は第2剤に配合することが好ましい。カチオン性界面活性剤を配合した第1剤と、(e)アニオン性界面活性剤を配合した第2剤とを混合して酸化型染毛剤組成物を調製すると、カチオン性界面活性剤と(e)成分がコンプレックスを形成するため、染色後の毛髪の感触向上効果がより一層期待できる。上記の各成分以外の成分[(b)成分、(c)成分、(d)成分、(f)成分、および上記例示のその他の成分]については、第1剤、第2剤のいずれに配合してもよいが、例えば、第1剤に配合されるアルカリ剤などや、第2剤に配合される酸化剤などと共存させることで、その機能が損なわれる場合もあるため、それぞれの成分の特性に応じて、第1剤、第2剤のいずれに配合するかを選択することが好ましい。例えば、(d)成分を含むエステル類や植物油については、第2剤に配合すると、安定性が損なわれることがあるため、第1剤に配合することが好ましい。
なお、第1剤および第2剤の剤型としては、例えば、液状、クリーム状、ゲル状、ペースト状、粉末状、固形状、エアゾールフォームなどの種々のタイプを採用できるが、それぞれの剤型に応じて必要な成分を、最終的に第1剤と第2剤を混合して得られる酸化型染毛剤組成物中の量が上記の各好適値を満足するように、第1剤および/または第2剤に配合すればよい。なお、混合後の酸化型染毛剤組成物の剤型も特に制限は無いが、塗布性などの観点からクリーム状であることが好ましい。
第1剤と第2剤との混合比としては、希望する明るさや色味によって調節すればよいが、例えば、質量比で、1:0.5〜1:4程度とすることができる。
そして、第1剤と第2剤を混合した後の酸化型染毛剤組成物は、そのpHが8〜11であり、このようなpHとすることで、良好な染色性を確保しつつ、頭皮への刺激も抑え得る。酸化型染毛剤組成物のpHは、混合前の第1剤と第2剤のpHを調節しておくことで調整できる。第1剤と第2剤のpHの調節は、上記の各成分を適宜組み合わせて行えばよいが、例えば、第1剤ではアルカリ剤の配合量を制御することで、第2剤では上記のpH緩衝剤の配合によって、それぞれ調節することができる。
本発明の酸化型染毛剤組成物による染毛処理は、例えば、第1剤と第2剤とを混合して調製した酸化型染毛剤組成物を毛髪に塗布し、酸化剤により酸化染料(酸化染料中間体または酸化染料中間体とカプラー)を酸化することによって発色させ、その状態でしばらく放置し、その後、すすぎを行い、乾燥すればよい。
本発明の酸化型染毛剤組成物は、高い濃染性を有し、また、染色後の毛髪の感触を良好にできるものであり、更に染色後の毛髪の色に深みを持たせることが期待できる。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に述べる。ただし、下記実施例は本発明を制限するものではなく、前・後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施をすることは、全て本発明の技術的範囲に包含される。なお、以下の表1〜表4では第1剤全体で100%となるように、表5では第2剤全体で100%となるように、それぞれ各成分の配合量を%で示すが、その%はいずれも質量%であり、また、これらの表中ではその%の表示を省略し、配合量を表す数値のみで表示する。
実施例1〜18および比較例1〜4
表1〜表4に示す組成で第1剤を、表5に示す組成で第2剤を調製した。
Figure 0004831677
Figure 0004831677
Figure 0004831677
Figure 0004831677
Figure 0004831677
表1〜表5において、精製水の欄の「計100とする」とは、第1剤または第2剤を構成する精製水以外の各成分の合計量に、精製水の量を加えて100%となるようにしたことを意味している。また、表1〜5の成分「POE」はポリオキシエチレンを意味し、「POE」の後の括弧内の数値はオキシエチレンの平均付加モル数を意味している。
なお、実施例および比較例では、以下の原材料を用いた。
(1)オクチルドデカノール:高級アルコール工業株式会社製「リソノール20SPS」、
(2)イソステアリルアルコール:高級アルコール工業株式会社製「イソステアリルアルコールEX」、
(3)オレイルアルコール:高級アルコール工業株式会社製「オレイルアルコールSS」、
(4)ホホバアルコール:香栄興業株式会社製「ホホバアルコール」、
(5)POE(30)セチルエーテル:日光ケミカルズ株式会社製「BC−30TX」、
(6)アジピン酸ジイソプロピル:日光ケミカルズ株式会社製「NIKKOL DID」、
(7)リノール酸イソプロピル:日光ケミカルズ株式会社製「NIKKOL VF−IP」、
(8)POE(2)ラウリルエーテル硫酸Na:泰光油脂化学工業株式会社製「タイポールNLES−227」、
(9)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン:川研ファインケミカル株式会社製「ソフタゾリンCH−R」、
(10)ヒドロキシエタンジホスホン酸:中部キレスト株式会社製「キレスビットD」。
表1〜表4に示す各第1剤2gと、第2剤2gとを混合して、実施例1〜18および比較例1〜4の酸化型染毛剤組成物を調製した。これらの酸化型染毛剤組成物を、人毛白髪の毛束1gに、それぞれ別個に塗布し、30分放置してから水洗し、ドライヤーで乾燥する方法で、染毛処理を行った。このようにして染毛処理を施した各毛束について、下記のL値(明度値)測定、染着性評価および感触評価を行った。
<L値>
上記染毛処理後の各毛束のL値(明度値)を、色差計(ミノルタ社製彩色差計「CR−200」)で測定した。この色差測定では、L値が小さいほど濃く染まっていることを示している。
<染着性>
上記染毛処理後の各毛束について、パネラー10人による官能評価によって、その染着性を調べた。各毛束について、色が濃い場合を2点、やや濃い場合を1点、薄い場合を0点で点数付けし、毛束毎に全パネラーの点数を合計して、15〜20点を◎、10〜14点を○、0〜9点を×、として染着性を評価した。◎および○のものは、染着性が優れており、濃染性が高いと評価できる。
<感触>
上記染毛処理後の各毛束の感触を官能評価した。評価基準は以下の通りであり、◎◎、◎、および○のものは、染毛処理後の毛髪の感触が良好であるといえる。◎◎:毛髪が非常に柔らかく、感触が良好である。◎:毛髪が柔らかく、感触が良好である。○:毛髪にやや硬さが見られたり、わずかにべたつきが生じている箇所があるが、全体としては感触が良好である。×:毛髪が硬いか、毛髪にべたつきが生じている。
上記のL値測定結果、染着性評価結果、および感触評価結果を、第1剤と第2剤混合後の酸化型染毛剤組成物のpHと併せて表6に示す。
Figure 0004831677
(a)成分のカプラーとして、5−アミノオルトクレゾールを用いた実施例1〜9の酸化型染毛剤組成物、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノールを用いた実施例10〜18の酸化型染毛剤組成物のいずれにおいても、染毛処理後の毛髪は、L値が小さく、染着性も良好であり、これら実施例1〜18の酸化型染毛剤組成物は、濃染性が優れている。また、これら実施例1〜18の酸化型染毛剤組成物で処理した毛髪は、その感触も良好である。
これに対し、各成分が適切に配合されていない比較例1〜4の酸化型染毛剤組成物では、濃染性が不十分であり、また、染毛処理後の毛髪の感触も劣っている。

Claims (3)

  1. アルカリ剤が配合されてなる第1剤(25℃での粘性が1000mPa・s以下のものを除く。)と、酸化剤が配合されてなる第2剤からなり、第1剤と第2剤を混合して使用する酸化型染毛剤組成物であって、
    少なくとも下記(a)が上記第1剤に配合され、且つ
    少なくとも下記(b)および(c)が、上記第1剤および/または上記第2剤に配合されており、
    上記第1剤と上記第2剤の混合後において、pHが8〜11であり且つ
    下記(b)の量が0.5〜20質量%であることを特徴とする酸化型染毛剤組成物。
    (a)酸化染料中間体であるパラアミノフェノールと、カプラーである5−アミノオルトクレゾールおよび/または5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール。
    (b)分岐構造を有し且つ常温で液体の高級アルコールであるオクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、またはデシルテトラデカノールと、不飽和結合を有し且つ常温で液体の高級アルコール。
    (c)HLBが9〜20のノニオン性界面活性剤。
  2. 更に、脂肪酸とアルキル部分の炭素数が1〜4のアルコールとのエステルが、第1剤または第2剤に配合されている請求項1に記載の酸化型染毛剤組成物。
  3. 更に、アニオン性界面活性剤および/または両性界面活性剤が、第1剤または第2剤に配合されている請求項1または2に記載の酸化型染毛剤組成物。
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