JP4831644B1 - カム機構及びその動作方法並びに長尺物搬送方法及び装置並びにコイルの巻線方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カム部材の外周に、回転中心からの半径が一定である第一加減速範囲と、異なる半径の第二加減速範囲と、その間にあってそれらの半径が滑らかに変化する動作範囲を形成し、カム部材を加速して正転を開始し、所望の回転速度に達したとき又はその後に押圧部材を動作範囲に移動させて往復移動させ、その後に回転速度を減速させて停止させる。このカム機構を複数有し、連続する動作を行わせる場合、一のカム機構におけるカム部材の回転が完全に停止する以前に、他のカム機構におけるカム部材の回転を開始させ、長尺物の搬送又はコイルの巻線を比較的高速で行わせる。
【選択図】 図1
Description
3 平角線(長尺物)
4 エッジワイズコイル
10 折曲げ機構
11 挟圧クランプ
12 ベンダ
16 支持部材
20 挟圧クランプ作動機構(カム機構)
22 第三押圧部材
24 挟圧クランプモータ
25 第三カム部材
25a 第一加減速範囲
25b 第二加減速範囲
25c 動作速範囲
52 可動クランプ
53 送り駆動機構
54 可動クランプ作動機構(カム機構)
62 第二押圧部材
63 第二カム部材
63a 第一加減速範囲
63b 第二加減速範囲
63c 動作速範囲
64 送りクランプモータ
70 固定クランプ
72 第一押圧部材
73 第一カム部材
73a 第一加減速範囲
73b 第二加減速範囲
73c 動作速範囲
74 固定クランプモータ
75 固定クランプ作動機構(カム機構)
r 第一加減速範囲における回転中心からの半径
R 第二加減速範囲における回転中心からの半径
Claims (15)
- カム部材(25,63,73)の正転と逆転を交互に繰返して前記カム部材(25,63,73)の外周に接する押圧部材(22,62,72)を往復移動させるカム機構(20,54,75)の動作方法であって、
前記カム部材(25,63,73)の外周に、回転中心からの半径(r)が一定である第一加減速範囲(25a,63a,73a)と、回転中心からの半径が一定であって前記第一加減速範囲(25a,63a,73a)の半径(r)と異なる半径(R)の第二加減速範囲(25b,63b,73b)と、前記第一加減速範囲(25a,63a,73a)と前記第二加減速範囲(25b,63b,73b)の間にあって前記第一加減速範囲の半径(r)から前記第二加減速範囲の半径(R)に滑らかに変化する動作範囲(25c,63c,73c)を形成し、
前記押圧部材(22,62,72)が前記第一加減速範囲(25a,63a,73a)に当接した状態で停止状態の前記カム部材(25,63,73)を加速して正転を開始し、所望の回転速度に達したとき又はその後に前記押圧部材(22,62,72)を前記第一加減速範囲(25a,63a,73a)から前記動作範囲(25c,63c,73c)に移動させかつその所望の回転速度を維持して前記動作範囲(25c,63c,73c)に当接する前記押圧部材(22,62,72)を往動させ、前記押圧部材(22,62,72)が前記第二加減速範囲(25b,63b,73b)に達したとき又はその後に回転速度を減速させて前記カム部材(25,63,73)の正転を停止させ、
前記押圧部材(22,62,72)が前記第二加減速範囲(25b,63b,73b)に当接した状態で停止状態の前記カム部材(25,63,73)を加速して逆転を開始し、所望の回転速度に達したとき又はその後に前記押圧部材(22,62,72)を前記第二加減速範囲(25b,63b,73b)から前記動作範囲(25c,63c,73c)に移動させかつ前記所望の回転速度を維持して前記動作範囲(25c,63c,73c)に当接する前記押圧部材(22,62,72)を復動させ、前記押圧部材(22,62,72)が前記第一加減速範囲(25a,63a,73a)に達したとき又はその後に回転速度を減速させて前記カム部材(25,63,73)の逆転を停止させる
ことを特徴とするカム機構の動作方法。 - カム部材(25,63,73)の第二加減速範囲(25b,63b,73b)における回転中心からの半径(R)が、第一加減速範囲(25a,63a,73a)における回転中心からの半径(r)より大きい請求項1記載のカム機構の動作方法。
- 正転と逆転を交互に繰返す第一カム部材(73)の外周に接触して往動又は復動する第一押圧部材(72)により長尺物(3)を解放可能に挟持する固定クランプ(70)と、正転と逆転を交互に繰返す第二カム部材(63)の外周に接触して往動又は復動する第二押圧部材(62)により前記長尺物(3)を解放可能に挟持する可動クランプ(52)とを備え、
前記固定クランプ(70)が前記長尺物(3)の挟持作動を解除させた状態で前記長尺物(3)を挟持作動させた前記可動クランプ(52)を前進させる繰出し工程と、前記長尺物(3)を前記固定クランプ(70)に挟持作動させた状態で前記長尺物(3)の挟持作動が解除された前記可動クランプ(52)を後退させる後退工程と、を順次繰返して前記長尺物(3)を繰出す長尺物搬送方法であって、
前記第一及び第二カム部材(63,73)の外周に、回転中心からの半径(r)が一定であって接触する前記第一及び第二押圧部材(62,72)により前記固定及び可動クランプ(52,70)が前記長尺物(3)を解放する第一加減速範囲(63a,73a)と、回転中心からの半径(R)が一定であってかつ前記第一加減速範囲(63a,73a)の半径(r)と異なり接触する前記第一及び第二押圧部材(62,72)により前記固定及び可動クランプ(52,70)が前記長尺物(3)を挟持する第二加減速範囲(63b,73b)と、前記第一加減速範囲(63a,73a)と前記第二加減速範囲(63b,73b)の間にあって前記第一加減速範囲の半径(r)から前記第二加減速範囲の半径(R)に滑らかに変化する動作範囲(63c,73c)をそれぞれ形成し、
前記可動クランプ(52)による前記長尺物(3)を挟持するために前記第二押圧部材(62)が前記第二カム部材(63)の動作範囲(63c)から第二加減速範囲(63b)に移動するとき又はその後、前記第一押圧部材(72)を前記第一カム部材(73)の第二加減速範囲(73b)から動作範囲(73c)に移動させて前記固定クランプ(70)の前記長尺物(3)の挟持状態を解放し、
前記固定クランプ(70)が前記長尺物(3)を解放するために前記第一押圧部材(72)が前記第一カム部材(73)の動作範囲から第一加減速範囲(73a)に移動した後であって前記第一カム部材(73)の停止以前に前記可動クランプ(52)の前進を開始し、
前記固定クランプ(70)により前記長尺物(3)を挟持するために前記第一押圧部材(72)が前記第一カム部材(73)の動作範囲(73c)から第二加減速範囲(73b)に移動するとき又はその後、前記第二押圧部材(62)を前記第二カム部材(63)の第二加減速範囲(63b)から動作範囲(63c)に移動させて前記可動クランプ(52)の前記長尺物(3)の挟持状態を解放し、
前記可動クランプ(52)が前記長尺物(3)を解放するために前記第二押圧部材(62)が前記第二カム部材(63)の動作範囲(63c)から第一加減速範囲(63a)に移動した後であって前記第二カム部材(63)の停止以前に前記可動クランプ(52)の後退を開始する
ことを特徴とする長尺物搬送方法。 - 第一及び第二カム部材(63,73)の第二加減速範囲(63b,73b)における回転中心からの半径(R)が、第一加減速範囲(63a,73a)における回転中心からの半径(r)よりそれぞれ大きい請求項3記載の長尺物搬送方法。
- 正転と逆転を交互に繰返す第一カム部材(73)の外周に接触して往動又は復動する第一押圧部材(72)により長尺物(3)を解放可能に挟持する固定クランプ(70)と、
正転と逆転を交互に繰返す第二カム部材(63)の外周に接触して往動又は復動する第二押圧部材(62)により前記長尺物(3)を解放可能に挟持する可動クランプ(52)と、
正転と逆転を交互に繰返す第三カム部材(25)の外周に接触して往動又は復動する第三押圧部材(22)により前記長尺物(3)を解放可能に挟持する挟圧クランプ(11)と
を備え、
前記固定及び挟圧クランプ(11,70)が長尺物(3)の挟持作動を解除させた状態で前記長尺物(3)を挟持作動させた可動クランプ(52)を前進させる繰出し工程と、
前記長尺物(3)の繰出しの停止時に前記長尺物(3)を固定クランプ(70)に挟持作動させた状態で前記挟圧クランプ(11)により前記長尺物(3)を厚さ方向から挟持しつつ前記長尺物(3)を折曲げる折曲げ工程と、
前記長尺物(3)を固定クランプ(70)に挟持作動させた状態で前記長尺物(3)の挟持作動が解除された可動クランプ(52)を後退させる後退工程と、
を順次繰返してコイルを形成するコイルの巻線方法であって、
第一ないし第三カム部材(25,63,73)の外周に、回転中心からの半径(r)が一定であって接触する前記第一ないし第三押圧部材(22,62,72)により前記固定,可動及び挟圧クランプ(11,52,70)が前記長尺物(3)を解放する第一加減速範囲(25a,63a,73a)と、回転中心からの半径(R)が一定であってかつ前記第一加減速範囲(25a,63a,73a)の半径と異なり接触する前記第一ないし第三押圧部材(22,62,72)により前記固定,可動及び挟圧クランプ(11,52,70)が前記長尺物(3)を挟持する第二加減速範囲(25b,63b,73b)と、前記第一加減速範囲(25a,63a,73a)と前記第二加減速範囲(25b,63b,73b)の間にあって前記第一加減速範囲の半径(r)から前記第二加減速範囲の半径(R)に滑らかに変化する動作範囲(25c,63c,73c)をそれぞれ形成し、
前記可動クランプ(52)による前記長尺物(3)を挟持するために前記第二押圧部材(62)が前記第二カム部材(63)の動作範囲(63c)から第二加減速範囲(63b)に移動するとき又はその後、前記第一及び第三押圧部材(22,72)を前記第一及び第三カム部材(25,73)の第二加減速範囲(25b,73b)から動作範囲(25c,73c)に移動させて前記固定及び挟圧クランプ(11,70)の前記長尺物(3)の挟持状態を解放し、
前記固定及び挟圧クランプ(11,70)が前記長尺物(3)を解放するために前記第一及び第三押圧部材(22,72)が前記第一及び第三カム部材(25,73)の動作範囲(25c,73c)から第一加減速範囲(25a,73a)にそれぞれ移動した後であって前記第一及び第三カム部材(25,73)の停止以前に前記可動クランプ(52)の前進を開始し、
前記固定及び挟圧クランプ(11,70)により前記長尺物(3)を挟持するために前記第一及び第三押圧部材(22,72)が前記第一及び第三カム部材(25,73)の動作範囲(25c,73c)から第二加減速範囲(25b,73b)にそれぞれ移動するとき又はその後、前記第二押圧部材(62)を前記第二カム部材(63)の第二加減速範囲(63b)から動作範囲(63c)に移動させて前記可動クランプ(52)の前記長尺物(3)の挟持状態を解放するとともに前記長尺物(3)の折曲げを開始し、
前記可動クランプ(52)が前記長尺物(3)を解放するために前記第二押圧部材(62)が前記第二カム部材(63)の動作範囲(63c)から第一加減速範囲(63a)に移動した後であって前記第二カム部材(63)の停止以前に前記可動クランプ(52)の後退を開始する
ことを特徴とするコイルの巻線方法。 - 第一ないし第三カム部材(25,63,73)の第二加減速範囲(25b,63b,73b)における回転中心からの半径(R)が、第一加減速範囲(25a,63a,73a)における回転中心からの半径(r)よりそれぞれ大きい請求項5記載のコイルの巻線方法。
- 長尺物(3)が厚さより広い幅を有する平角線であって、挟圧クランプ(11)により前記平角線(3)を厚さ方向から挟持しつつ前記平角線(3)を幅方向に折曲げてエッジワイズコイル(4)を形成する請求項5又は6記載のコイルの巻線方法。
- 回転可能なカム部材(25,63,73)と、前記カム部材(25,63,73)の外周に接する押圧部材(22,62,72)と、前記カム部材(25,63,73)を回転させて前記押圧部材(22,62,72)を往復移動させるモータ(24,64,74)とを備えたカム機構であって、
前記カム部材(25,63,73)の外周に、回転中心からの半径(r)が一定である第一加減速範囲(25a,63a,73a)と、回転中心からの半径(R)が一定であって前記第一加減速範囲(25a,63a,73a)の半径(r)と異なる半径(R)の第二加減速範囲(25b,63b,73b)と、前記第一加減速範囲(25a,63a,73a)と前記第二加減速範囲(25b,63b,73b)の間にあって前記第一加減速範囲の半径(r)から前記第二加減速範囲の半径(R)に滑らかに変化する動作範囲(25c,63c,73c)が形成された
ことを特徴とするカム機構。 - カム部材(25,63,73)の第二加減速範囲(25b,63b,73b)における回転中心からの半径(R)が、第一加減速範囲(25a,63a,73a)における回転中心からの半径(r)より大きい請求項8記載のカム機構。
- モータ(24,64,74)は、カム部材(25,63,73)を正転させて押圧部材(22,62,72)を往動させ、前記カム部材(25,63,73)を逆転させて前記押圧部材(22,62,72)を復動させるように構成された請求項8又は9記載のカム機構。
- 往動又は復動する第一押圧部材(72)により長尺物(3)を解放可能に挟持する固定クランプ(70)と、
往動又は復動する第二押圧部材(62)により前記長尺物(3)を解放可能に挟持する可動クランプ(52)と、
前記可動クランプ(52)を前記固定クランプ(70)に接近させる前進と前記可動クランプ(52)を前記固定クランプ(70)から離間させる後退の双方を行う送り駆動機構(53)と、
第一カム部材(73)と,正転又は逆転する前記第一カム部材(73)の外周に接触して往動又は復動する前記第一押圧部材(72)とを有し,前記可動クランプ(52)の後退移動時に前記長尺物(3)を前記固定クランプ(70)に挟持作動させ,前記可動クランプ(52)の前進作動時に前記固定クランプ(70)における前記長尺物(3)の挟持作動を解除する固定クランプ作動機構(75)と
第二カム部材(63)と,正転又は逆転する前記第二カム部材(63)の外周に接触して往動又は復動する前記第二押圧部材(62)とを有し,前記可動クランプ(52)の前進移動時に前記長尺物(3)を前記可動クランプ(52)に挟持作動させ,前記可動クランプ(52)の後退作動時に前記可動クランプ(52)における前記長尺物(3)の挟持作動を解除する可動クランプ作動機構(54)と
を備えた長尺物搬送装置であって、
第一及び第二カム部材(63,73)の外周に、回転中心からの半径(r)が一定であって接触する前記第一及び第二押圧部材(62,72)により前記固定及び可動クランプ(52,70)が前記長尺物(3)を解放する第一加減速範囲(63a,73a)と、回転中心からの半径(R)が一定であってかつ前記第一加減速範囲の半径(r)と異なり接触する前記第一及び第二押圧部材(62,72)により前記固定及び可動クランプ(52,70)が前記長尺物(3)を挟持する第二加減速範囲(63b,73b)と、前記第一加減速範囲(63a,73a)と前記第二加減速範囲(63b,73b)の間にあって前記第一加減速範囲の半径(r)から前記第二加減速範囲の半径(R)に滑らかに変化する動作範囲(63c,73c)がそれぞれ形成された
ことを特徴とする長尺物搬送装置。 - 第一及び第二カム部材(63,73)の第二加減速範囲(63b,73b)における回転中心からの半径(R)が、第一加減速範囲(63a,73a)における回転中心からの半径(r)より大きい請求項11記載の長尺物搬送装置。
- 往動又は復動する第一押圧部材(72)により長尺物(3)を解放可能に挟持する固定クランプ(70)と、
往動又は復動する第二押圧部材(62)により前記長尺物(3)を解放可能に挟持する可動クランプ(52)と、
前記可動クランプ(52)を前記固定クランプ(70)に接近させる前進と前記可動クランプ(52)を前記固定クランプ(70)から離間させる後退の双方を行う送り駆動機構(53)と、
第一カム部材(73)と,正転又は逆転する前記第一カム部材(73)の外周に接触して往動又は復動する前記第一押圧部材(72)とを有し,前記可動クランプ(52)の後退移動時に前記長尺物(3)を前記固定クランプ(70)に挟持作動させ,前記可動クランプ(52)の前進作動時に前記固定クランプ(70)における前記長尺物(3)の挟持作動を解除する固定クランプ作動機構(75)と、
第二カム部材(63)と,正転又は逆転する前記第二カム部材(63)の外周に接触して往動又は復動する前記第二押圧部材(62)とを有し,前記可動クランプ(52)の前進移動時に前記長尺物(3)を前記可動クランプ(52)に挟持作動させ,前記可動クランプ(52)の後退作動時に前記可動クランプ(52)における前記長尺物(3)の挟持作動を解除する可動クランプ作動機構(54)と、
前記長尺物(3)を挟持した前記可動クランプ(52)の前進により繰出される前記長尺物(3)を幅方向から支持部材(16)とベンダ(12)とにより保持し,前記長尺物(3)の繰出しの停止時に前記ベンダ(12)を前記支持部材(16)回りに回転させることにより保持した前記長尺物(3)を幅方向に折曲げる折曲げ機構(10)と、
往動又は復動する第三押圧部材(22)により前記長尺物(3)の折曲げ部分を厚さ向から解放可能に挟持する挟圧クランプ(11)と、
第三カム部材(25)と、正転又は逆転する前記第三カム部材(25)の外周に接触して往動又は復動する前記第三押圧部材(22)とを有し、前記長尺物(3)の折曲げ時に前記長尺物(3)を前記挟圧クランプ(11)に挟持作動させ、前記長尺物(3)の繰出し時に前記挟圧クランプ(11)による前記長尺物(3)の挟持作動を解除する挟圧クランプ作動機構(20)と、
を備えたコイルの巻線装置であって、
第一ないし第三カム部材(25,63,73)の外周に、回転中心からの半径(r)が一定であって接触する前記第一ないし第三押圧部材(22,62,72)により前記固定,可動及び挟圧クランプ(11,52,70)が前記長尺物(3)を解放する第一加減速範囲(25a,63a,73a)と、回転中心からの半径(R)が一定であってかつ前記第一加減速範囲(25a,63a,73a)の半径(r)と異なり接触する前記第一ないし第三押圧部材(22,62,72)により前記固定,可動及び挟圧クランプ(11,52,70)が前記長尺物(3)を挟持する第二加減速範囲(25b,63b,73b)と、前記第一加減速範囲(25a,63a,73a)と前記第二加減速範囲(25b,63b,73b)の間にあって前記第一加減速範囲の半径(r)から前記第二加減速範囲の半径(R)に滑らかに変化する動作範囲(25c,63c,73c)がそれぞれ形成された
ことを特徴とするコイルの巻線装置。 - 第一ないし第三カム部材(25,63,73)の第二加減速範囲(25b,63b,73b)における回転中心からの半径(R)が、第一加減速範囲(25a,63a,73a)における回転中心からの半径(r)より大きい請求項13記載のコイルの巻線装置。
- 長尺物(3)が厚さより広い幅を有する平角線であって、得られるコイルがエッジワイズコイル(4)である請求項13又は14記載のコイルの巻線装置。
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