JP4830362B2 - 光または放射線検出器の製造方法および撮像装置 - Google Patents

光または放射線検出器の製造方法および撮像装置 Download PDF

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Description

この発明は、医療分野、工業分野、さらには原子力分野などに用いられる光または放射線検出器の製造方法および撮像装置に関する。
検出された光または放射線に基づいて撮像を行う撮像装置は、光または放射線を検出する光または放射線検出器を備えている。X線検出器を例に採って説明する。X線検出器はX線感応型のX線変換層(半導体層)を備えており、X線の入射によりX線変換層はキャリア(電荷情報)に変換し、その変換されたキャリアを読み出すことでX線を検出する。X線変換層としては非晶質のアモルファスセレン(a−Se)膜が用いられる(例えば、非特許文献1参照)。
被検体にX線を照射して放射線撮像を行う場合には、被検体を透過した放射線像がアモルファスセレン膜上に投影されて、像の濃淡に比例したキャリアが膜内に発生する。その後、膜内で生成されたキャリアが、2次元状に配列されたキャリア収集電極に収集されて、所定時間(『蓄積時間』とも呼ばれる)分だけ積分された後、薄膜トランジスタを経由して外部に読み出される。
このようなX線検出器を製造するには、2次元状に配列された薄膜トランジスタからなるスイッチング素子や上述したキャリア収集電極などをパターン形成したガラス基板(絶縁基板)上に、アモルファスセレン膜を蒸着することで得られる(例えば、非特許文献2参照)。
ところで、ガラス基板上に蒸着あるいは印刷塗布製膜(転写やインクジェット法)によって有機分子で薄膜トランジスタなどのパターンを形成する技術が提案されている(例えば、非特許文献3参照)。有機分子の中でも、ペンタセンやナフタセンなどの単結晶に代表される有機低分子は蒸着によって形成するのに適しており、有機高分子は転写やインクジェット法によって形成するのに適している。
W. Zhao, et al. , "A flat panel detector for digital radiology using active matrix readout of amorphous selenium," Proc. SPIE Vol. 2708, pp. 523 - 531, 1996. S. Adachi, et al. , "Experimental Evaluation of a-Se and CdTe flat-panel X-ray detector for Digital Radiology and Fluoroscopy," Proc. SPIE Vol. 3977, pp. 38 - 47, 2000. "「有機トランジスタ、プリンタブル集積回路」−ナノエレクトロニクス"、[online]、インターネット< URL : http://www.nanoelectronics.jp/kaitai/printableofet/2.htm>
アモルファスセレンで形成する場合には、アモルファスセレンの蒸着温度が低いので、ガラス基板上に形成されたパターンの上に、アモルファスセレン膜を直接に蒸着することが可能である。しかしながら、CdTeで形成する場合には、CdTeの蒸着温度がアモルファスセレンの蒸着温度よりも高く、ガラス基板上に形成されたパターン上に、CdTe膜を直接に蒸着すると、パターン形成された薄膜トランジスタからなるスイッチング素子などが破壊される恐れがある。そこで、パターン形成したガラス基板と、CdTe膜とを別々に製造して貼り合わせるハイブリッド工法が採用されていた。ただし、その工法では、貼り合わせによる接続歩留まりが悪く、大面積化しにくいという問題がある。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、パターンを破壊することなく容易に製造することができる光または放射線検出器の製造方法および撮像装置を提供することを目的とする。
発明者は、上記の問題を解決するために鋭意研究した結果、次のような知見を得た。
すなわち、これまで、ガラス基板などに代表される絶縁基板上にスイッチング素子やキャリア収集電極などをパターン形成した後に、アモルファスセレン膜などに代表される半導体層を蒸着によって積層形成するという発想でなく、先に半導体層を形成した後に、パターンを積層形成するという逆の発想に着目してみた。してみると、上述した非特許文献3の基板の替わりに半導体層を用いれば、半導体層の形成後に蒸着あるいは印刷塗布製膜(転写やインクジェット法)によってパターンを積層形成することが可能になる。そして積層形成後に上下反転させればX線検出器を製造することが可能になるという知見を得た。
このような知見に基づくこの発明は、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、光または放射線の入射により前記光または放射線の情報を電荷情報に変換する半導体層と、変換された電荷情報を読み出す読み出しパターンとを備え、変換された電荷情報を前記読み出しパターンで読み出すことで光または放射線を検出する光または放射線検出器を製造する方法であって、導電性基板に前記半導体層を形成する半導体層形成工程と、その半導体形成工程の後に、前記読み出しパターンを積層形成する読み出しパターン形成工程とを備え、前記導電性基板を、バイアス電圧を印加する電圧印加電極とすることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、光または放射線の入射により前記光または放射線の情報を電荷情報に変換する半導体層と、変換された電荷情報を読み出す読み出しパターンとを備え、変換された電荷情報を前記読み出しパターンで読み出すことで光または放射線を検出する光または放射線検出器を製造する方法であって、シンチレータに透明電極を形成する透明電極形成工程と、前記透明電極に前記半導体層を形成する半導体層形成工程と、その半導体形成工程の後に、前記読み出しパターンを積層形成する読み出しパターン形成工程とを備え、前記透明電極を、バイアス電圧を印加する電圧印加電極とすることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、半導体層形成工程で導電性基板に半導体層を形成する。その半導体形成工程の後に、読み出しパターン形成工程で読み出しパターンを積層形成する。この導電性基板と半導体層と読み出しパターンとを備えることで、光または放射線検出器を製造する。また、導電性基板を、バイアス電圧を印加する電圧印加電極とする。読み出しパターン形成工程での読み出しパターンの積層形成の際には、半導体層が先の半導体層形成工程で既に形成されているので、半導体層の形成の際の温度に依存せずに読み出しパターンを積層形成することが可能になる。その結果、読み出しパターンを破壊することなく、例えば半導体層の形成の際の温度に制限がなくなることや半導体層の選択の自由度があがる(例えば単結晶で形成された半導体層を選択することができる)ことや大面積化し易くなることなどのように容易に光または放射線検出器を製造することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、透明電極形成工程でシンチレータに透明電極を形成する。その透明電極形成工程の後に、半導体層形成工程で透明電極に半導体層を形成する。さらに、その半導体形成工程の後に、読み出しパターン形成工程で読み出しパターンを積層形成する。このシンチレータと透明電極と半導体層と読み出しパターンとを備えることで、光または放射線検出器を製造する。また、透明電極を、バイアス電圧を印加する電圧印加電極とする。請求項1に記載の発明でも述べたように、読み出しパターン形成工程での読み出しパターンの積層形成の際には、半導体層が先の半導体層形成工程で既に形成されているので、半導体層の形成の際の温度に依存せずに読み出しパターンを積層形成することが可能になる。その結果、読み出しパターンを破壊することなく容易に光または放射線検出器を製造することができる。
上述した発明の材料における読み出しパターン形成工程の一例は、読み出しパターンの少なくとも一部を有機薄膜で形成することである(請求項3に記載の発明)。読み出しパターンの少なくとも一部を有機薄膜で形成する場合には、ペンタセンやナフタセンなどの単結晶に代表される有機低分子は後述する蒸着によって読み出しパターンを形成するのに適しており、有機高分子は後述する印刷塗布製膜(転写やインクジェット法)によって読み出しパターンを形成するのに適している。
上述した発明の読み出しパターン形成工程の形成の一例は、読み出しパターンの少なくとも一部を蒸着によって形成することである(請求項4に記載の発明)。蒸着の場合には、上述した有機低分子で読み出しパターンを形成するのが好ましい。
上述した発明の読み出しパターンの形成の他の一例は、読み出しパターンの少なくとも一部を印刷塗布製膜(転写やインクジェット法)によって形成することである(請求項5に記載の発明)。印刷塗布製膜(転写やインクジェット法)の場合には、上述した有機高分子で読み出しパターンを形成するのが好ましい。また、印刷塗布製膜の場合に、有機薄膜以外の無機薄膜や金属で読み出しパターンの少なくとも一部(例えば配線部分)を形成することも可能である。
読み出しパターンは、変換された電荷情報を収集する収集電極と、収集された電荷情報を蓄積する蓄積素子と、蓄積された電荷情報の読み出しをON/OFFによって制御するスイッチング素子とをそれぞれ複数備えるとともに、これらの収集電極・蓄積素子・スイッチング素子を電気的に接続する配線を備えている。このとき、読み出しパターン形成工程について、以下のように行うことが挙げられる。
すなわち、読み出しパターン形成工程では、これらの収集電極・蓄積素子・スイッチング素子の少なくとも一部を有機薄膜で積層形成するとともに、配線の少なくとも一部も有機薄膜で積層形成することである(請求項6に記載の発明)。一方、読み出しパターン形成工程では、これらの収集電極・蓄積素子・スイッチング素子の少なくとも一部を有機薄膜で積層形成するとともに、配線の少なくとも一部を無機薄膜あるいは金属で積層形成することである(請求項7に記載の発明)。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれかに記載の光または放射線検出器の製造方法で製造される光または放射線検出器を用いた撮像装置であって、前記検出器は、光または放射線の入射により前記光または放射線の情報を電荷情報に変換する半導体層と、変換された電荷情報を読み出す読み出しパターンとを備え、変換された電荷情報を前記読み出しパターンで読み出すことで光または放射線を検出し、前記装置は、前記検出器と、画像処理を行う画像処理手段とを備え、その画像処理手段は、前記検出器で検出されたデータに基づいて画像処理を行い、その検出器での検出および画像処理部による画像処理の一連の処理で撮像を行うことを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項8に記載の発明によれば、読み出しパターン形成工程での読み出しパターンの積層形成の際には、半導体層が先の半導体層形成工程で既に形成されているので、半導体層の形成の際の温度に依存せずに読み出しパターンを積層形成することが可能になる。その結果、読み出しパターンを破壊することなく容易に光または放射線検出器を製造することができる。その読み出しパターンを破壊することなく製造された光または放射線検出器は電荷情報を読み出しパターンで正確に読み出すことができ、その結果、光または放射線を正確に検出することができる。かかる検出器を撮像装置が用いているので、画像処理手段による画像処理の一連の処理で撮像を正確に行うことができる。
この発明に係る光または放射線検出器の製造方法および撮像装置によれば、読み出しパターン形成工程での読み出しパターンの積層形成の際には、半導体層が先の半導体層形成工程で既に形成されているので、半導体層の形成の際の温度に依存せずに読み出しパターンを積層形成することが可能になる。その結果、読み出しパターンを破壊することなく容易に光または放射線検出器を製造することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施例1を説明する。
図1は、実施例1に係るX線透視撮影装置のブロック図であり、図2は、X線透視撮影装置に用いられている側面視したフラットパネル型X線検出器の等価回路であり、図3は、平面視したフラットパネル型X線検出器の等価回路である。後述する実施例2も含めて、本実施例1では、光または放射線検出器としてフラットパネル型X線検出器(以下、適宜「FPD」という)を例に採るとともに、撮像装置としてX線透視撮影装置を例に採って説明する。
後述する実施例2も含めて、本実施例1に係るX線透視撮影装置は、図1に示すように、被検体Mを載置する天板1と、その被検体Mに向けてX線を照射するX線管2と、被検体Mを透過したX線を検出するFPD3とを備えている。FPD3は、この発明における放射線検出器に相当する。
X線透視撮影装置は、他に、天板1の昇降および水平移動を制御する天板制御部4や、FPD3の走査を制御するFPD制御部5や、X線管2の管電圧や管電流を発生させる高電圧発生部6を有するX線管制御部7や、FPD3から電荷信号であるX線検出信号をディジタル化して取り出すA/D変換器8や、A/D変換器8から出力されたX線検出信号に基づいて種々の処理を行う画像処理部9や、これらの各構成部を統括するコントローラ10や、処理された画像などを記憶するメモリ部11や、オペレータが入力設定を行う入力部12や、処理された画像などを表示するモニタ13などを備えている。
天板制御部4は、天板1を水平移動させて被検体Mを撮像位置にまで収容したり、昇降、回転および水平移動させて被検体Mを所望の位置に設定したり、水平移動させながら撮像を行ったり、撮像終了後に水平移動させて撮像位置から退避させる制御などを行う。FPD制御部5は、FPD3を水平移動させたり、被検体Mの体軸の軸心周りに回転移動させることによる走査に関する制御などを行う。高電圧発生部6は、X線を照射させるための管電圧や管電流を発生してX線管2に与え、X線管制御部7は、X線管2を水平移動させたり、被検体Mの体軸の軸心周りに回転移動させるによる走査に関する制御や、X線管3側のコリメータ(図示省略)の照視野の設定の制御などを行う。なお、X線管2やFPD3の走査の際には、X線管2から照射されたX線をFPD3が検出できるようにX線管2およびFPD3が互いに対向しながらそれぞれの移動を行う。
コントローラ10は、中央演算処理装置(CPU)などで構成されており、メモリ部11は、ROM(Read-only Memory)やRAM(Random-Access Memory)などに代表される記憶媒体などで構成されている。また、入力部12は、マウスやキーボードやジョイスティックやトラックボールやタッチパネルなどに代表されるポインティングデバイスで構成されている。X線透視撮影装置では、被検体Mを透過したX線をFPD3が検出して、検出されたX線に基づいて画像処理部9で画像処理を行うことで被検体Mの撮像を行う。画像処理部9は、この発明における画像処理手段に相当する。
FPD3は、図2に示すように、X線などの放射線が入射することによりキャリアが生成される放射線感応型の半導体厚膜31と、半導体厚膜31の表面に設けられた電圧印加電極32と、半導体厚膜31の放射線入射側とは反対側にある裏面に設けられたキャリア収集電極33と、キャリア収集電極33への収集キャリアを溜める電荷蓄積用のコンデンサCaと、コンデンサCaに蓄積された電荷を取り出すための通常時OFF(遮断)の電荷取り出し用のスイッチ素子である薄膜トランジスタ(TFT)Trとを備えている。本実施例1では、半導体厚膜31は放射線の入射によりキャリアが生成される放射線感応型の物質、例えばアモルファスセレンで形成されているが、光の入射によりキャリアが生成される光感応型の物質であってもよい。半導体厚膜31は、この発明における半導体層に相当する。また、キャリア収集電極33は、この発明における収集電極に相当し、コンデンサCaは、この発明における蓄積素子に相当し、薄膜トランジスタTrは、この発明におけるスイッチング素子に相当する。
この他に、後述する実施例2も含めて、本実施例1では、薄膜トランジスタTrのソースに接続されているデータ線34と、薄膜トランジスタTrのゲートに接続されているゲート線35とを備えており、電圧印加電極32,半導体厚膜31,キャリア収集電極33,コンデンサCa,薄膜トランジスタTr,データ線34およびゲート線35が絶縁基板36の上に積層されて構成されている。データ線34およびゲート線35は、この発明における配線に相当する。また、キャリア収集電極33,コンデンサCa,薄膜トランジスタTr,データ線34およびゲート線35で、この発明における読み出しパターンを構成する。
図2、図3に示すように、縦・横式2次元マトリックス状配列で多数個(例えば、1024個×1024個や4096×4096個)形成されたキャリア収集電極33ごとに、上述した各々のコンデンサCaおよび薄膜トランジスタTrがそれぞれ接続されており、それらキャリア収集電極33,コンデンサCa,および薄膜トランジスタTrが各検出素子DUとしてそれぞれ分離形成されている。また、電圧印加電極32は、全検出素子DUの共通電極として全面にわたって形成されている。また、上述したデータ線34は、図3に示すように、横(X)方向に複数本に並列されているとともに、上述したゲート線35は、図3に示すように、縦(Y)方向に複数本に並列されており、各々のデータ線34およびゲート線35は各検出素子DUに接続されている。また、データ線34はアンプアレイ回路37に接続されており、ゲート線35はゲートドライバ回路38に接続されている。なお、検出素子DUの配列個数は上述の1024個×1024個や4096×4096個だけでなく、実施形態に応じて配列個数を変更して使用することができる。したがって、検出素子DUが1個のみの形態であってもよい。
検出素子DUは2次元マトリックス状配列で絶縁基板36にパターン形成されており、検出素子DUがパターン形成された絶縁基板36は『アクティブ・マトリクス基板』とも呼ばれている。
続いて、本実施例1に係るX線透視撮影装置およびフラットパネル型X線検出器(FPD)の作用について説明する。電圧印加電極32に高電圧(例えば数100V〜数10kV程度)のバイアス電圧VAを印加した状態で、検出対象である放射線を入射させる。このバイアス電圧VAの印加の制御についてもFPD制御部5から行う。
放射線の入射によってキャリアが生成されて、そのキャリアが電荷情報として電荷蓄積用のコンデンサCaに蓄積される。ゲートドライバ回路38の信号取り出し用の走査信号(すなわちゲート駆動信号)によって、ゲート線35が選択されて、さらに選択されたゲート線35に接続されている検出素子DUが選択指定される。その指定された検出素子DUのコンデンサCaに蓄積された電荷が、選択されたゲート線35の信号によってON状態に移行した薄膜トランジスタTrを経由して、データ線34に読み出される。
また、各検出素子DUのアドレス(番地)指定は、データ線34およびゲート線35の信号取り出し用の走査信号(ゲート線35の場合にはゲート駆動信号、データ線34の場合にはアンプ駆動信号)に基づいて行われる。アンプアレイ回路37やゲートドライバ回路38に信号取り出し用の走査信号が送り込まれると、ゲートドライバ回路38から縦(Y)方向の走査信号(ゲート駆動信号)に従って各検出素子DUが選択される。そして、横(X)方向の走査信号(アンプ駆動信号)に従ってアンプアレイ回路37が切り換えられることによって、選択された検出素子DUのコンデンサCaに蓄積された電荷が、データ線34を介してアンプアレイ回路37に送り出される。そして、アンプアレイ回路37で増幅されて、X線検出信号としてアンプアレイ回路37から出力されてA/D変換器8に送り込まれる。
上述の動作によって、例えばX線透視撮影装置の透視X線像の検出に本実施例1に係るFPD3を用いた場合、データ線34を介して外部に読み出された電荷情報(X線検出信号)が画像情報に変換されて、X線透視画像として出力される。
次に、FPD3の製造方法について、図4を参照して説明する。図4は、実施例1に係るFPD3の製造工程を示す概略断面図である。
先ず、図4(a)に示すようにグラファイトで形成された導電性基板41に半導体厚膜31を蒸着によって積層形成する。半導体厚膜31を形成する半導体については、CdTe、CdZnTe、PbI2、PbOや、上述したアモルファスセレンなどのようなアモルファス型の半導体や多結晶型の半導体などに例示されるように、用途や耐電圧などに応じて適宜選択することができる。
また、後述する実施例2も含めて、本実施例1の場合には、後述する理由により読み出しパターンが破壊されないので、半導体厚膜31に代表される半導体層の形成の際の温度に制限がなくなり、半導体層の選択の自由度があがる。したがって、単結晶で形成された半導体層を半導体厚膜31に用いることができる。この半導体厚膜31の形成は、この発明における半導体層形成工程に相当する。
図4では、図中の下面をX線の入射面としており、図中の上面を入射面の逆側の面としている。半導体厚膜31を形成した後に、半導体厚膜31の上面、すなわち入射面とは逆側に、図4(b)〜図4(f)に示すように読み出しパターンとしてキャリア収集電極33,コンデンサCa,薄膜トランジスタTrを積層形成する。以下に、より具体的に説明する。
図4(b)に示すように、半導体厚膜31の上面に絶縁膜42を積層形成する。そして、絶縁膜42の上面にペンタセンで形成されたゲートチャンネル43を積層形成する。図4(c)に示すように、このゲートチャンネル43の一端の上面にキャリア収集電極33を積層形成するとともに、ゲートチャンネル43の他端の上面にデータ線34を積層形成する。
これら絶縁膜42やゲートチャンネル43やキャリア収集電極33やデータ線34の上面に、図4(d)に示すように、絶縁膜44を積層形成する。図4(e)に示すように、この絶縁膜44の上面に、ゲートGを積層形成するとともに、蓄積容量対向電極45を積層形成する。この蓄積容量対向電極45については接地する。なお、ゲートGとゲート線35(図2、図3を参照)とは電気的に接続されるように図示を省略する配線やVIAで電気的に接続する。
さらに、これら絶縁膜44やゲートGや蓄積容量対向電極45の上面に、図4(f)に示すように、絶縁膜46を積層形成する。なお、図中の下面をX線の入射面とした場合には、上下反転させることで図2に示すような構造となる(ただし、図2は等価回路)。したがって、図4(f)に示すように、導電性基板41が電圧印加電極32となる。そして、キャリア収集電極33のゲートチャンネル43側の一端と、データ線34のゲートチャンネル43の一端と、ゲートチャンネル43と、ゲートGと、絶縁膜44とで薄膜トランジスタTrを構成する。また、キャリア収集電極33と絶縁膜44と蓄積容量対向電極45とでコンデンサCaを構成する。これらキャリア収集電極33,コンデンサCa,薄膜トランジスタTr,データ線34およびゲート線35の積層形成は、この発明における読み出しパターン形成工程に相当する。
読み出しパターンの積層形成については、読み出しパターンの全てを有機薄膜で積層形成してもよいし、読み出しパターンの少なくとも一部を有機薄膜で積層形成してもよい。有機薄膜による読み出しパターンの積層形成については、具体的には以下のようなものがある。
例えば、キャリア収集電極33,コンデンサCa,薄膜トランジスタTrの少なくとも一部を有機薄膜で積層形成するとともに、データ線34およびゲート線35の少なくとも一部も有機薄膜で積層形成してもよい。データ線34およびゲート線35を有機薄膜で積層形成する場合には、導電性有機材料を用いる。また、キャリア収集電極33,コンデンサCa,薄膜トランジスタTrの少なくとも一部を有機薄膜で積層形成するとともに、データ線34およびゲート線35の少なくとも一部を無機薄膜(例えばITOなどの透明電極)や金属で積層形成してもよい。
有機薄膜の中でも、ペンタセンやナフタセンなどの単結晶に代表される有機低分子(本実施例1ではゲートチャンネル43をペンタセンで形成)と、有機高分子とがあり、両者のうちのいずれかを選択することで具体的な積層形成方法が異なる。読み出しパターンとして有機低分子を選択した場合には蒸着によって積層形成を行い、読み出しパターンとして有機高分子を選択した場合には印刷塗布製膜(転写やインクジェット法)によって積層形成を行う。
有機高分子を選択した場合には、キャリア収集電極33,コンデンサCa,薄膜トランジスタTrの導体部分(例えばキャリア収集電極33やコンデンサCaの蓄積容量対向電極45、薄膜トランジスタTrのゲートGなど)をPEDOT(ポリチオフェン系)やPPV(ポリフェニレンビニレン)などに代表される導電性有機材料で形成する。また、絶縁膜42,44,46をポリイミドやポリビニルフェノールなどで形成する。
なお、データ線34およびゲート線35の少なくとも一部を有機薄膜以外の無機薄膜や金属で積層形成する場合でも、印刷塗布製膜(転写やインクジェット法)によって積層形成を行うことが可能である。この場合には、好ましくは酸化し難い材料(例えば銀や金や白金などの貴金属)をナノサイズ(10-9mm程度)の粒子にして、印刷によってデータ線34やゲート線35の積層形成を行う。また、データ線34やゲート線35のような配線を、上述した蒸着や印刷以外のフォトリソグラフィ法によるパターン技術(例えばスパッタリングなど)を利用して積層形成してもよい。
また、キャリア収集電極33,コンデンサCa,薄膜トランジスタTrの少なくとも一部を有機薄膜以外の無機薄膜(例えばアモルファスシリコン)で積層形成する場合には、データ線34やゲート線35でも述べたように、蒸着や印刷以外のフォトリソグラフィ法によるパターン技術(例えばスパッタリングなど)を利用して積層形成してもよい。なお、絶縁基板36(図2を参照)については、絶縁膜46で代用する。
上述した本実施例1に係るフラットパネル型X線検出器(FPD)3の製造方法によれば、図4(a)に示すように半導体厚膜31を形成する。その後に、図4(b)〜図4(f)に示すようにキャリア収集電極33,コンデンサCa,薄膜トランジスタTr,データ線34およびゲート線35からなる読み出しパターンを積層形成する。この半導体厚膜31と読み出しパターンとを備えることで、FPD3を製造する。図4(b)〜図4(f)の読み出しパターンの積層形成の際には、半導体厚膜31が既に形成されているので、半導体厚膜31の形成の際の温度に依存せずに読み出しパターンを積層形成することが可能になる。その結果、読み出しパターンを破壊することなく容易にFPD3を製造することができる。例えば、半導体厚膜31に代表される半導体層の形成の際の温度に制限がなくなり、単結晶で形成された半導体層を選択することができるなどのように半導体層の選択の自由度があがり、大面積化し易くなる。
本実施例1では、上述した読み出しパターンを有機薄膜で形成する。読み出しパターンを有機薄膜で形成する場合には、ペンタセンやナフタセンなどの単結晶に代表される有機低分子は蒸着によって読み出しパターンを形成するのに適しており、有機高分子は印刷塗布製膜(転写やインクジェット法)によって読み出しパターンを形成するのに適している。したがって、蒸着の場合には有機低分子で読み出しパターンを形成するのが好ましく、印刷塗布製膜(転写やインクジェット法)の場合には有機高分子で読み出しパターンを形成するのが好ましい。また、印刷の場合に、有機薄膜以外の無機薄膜や金属で読み出しパターンの少なくとも一部(例えばデータ線34やゲート線35のような配線)を形成することも可能である。
また、かかる製造方法によって、読み出しパターンを破壊することなく製造されたFPD3は電荷情報であるキャリアを読み出しパターンで正確に読み出すことができ、その結果、X線を正確に検出することができる。かかるFPD3をX線透視撮影装置が用いているので、画像処理部9による画像処理の一連の処理で撮像を正確に行うことができる。
次に、図面を参照してこの発明の実施例2を説明する。
図5は、実施例2に係るFPD3の製造工程を示す概略断面図である。実施例1と共通する箇所については、同じ符号を付して図示を省略するとともに、その説明を省略する。なお、X線透視撮影装置については、図1と同様の構成である。
上述した実施例1では、入射した放射線(実施例1ではX線)を半導体厚膜31(半導体層)によって電荷情報に直接に変換した、「直接変換型」の放射線検出器をこの発明は適用したが、入射した放射線をシンチレータなどの変換層によって光に変換し、光感応型の物質で形成された半導体層(例えばフォトダイオード)によってその光を電荷情報に変換する「間接変換型」の放射線検出器をこの発明は適用してもよい。本実施例2では、この「間接変換型」のフラットパネル型X線検出器(FPD3)に関する製造方法である。本実施例2に係るFPD3の製造方法について、図5を参照して説明する。図5は、実施例2に係るFPD3の製造工程を示す概略断面図である。
先ず、図5(a)に示すように、シンチレータ51にITOなどに代表される透明電極52を蒸着によって積層形成する。シンチレータ51を形成する変換層としては、CsI、CdSなどに例示されるように適宜選択することができる。なお、透明電極52は、実施例1における電圧印加電極32(図2を参照)と同じように、バイアス電圧Vを印加するための電極である。この透明電極52の形成は、この発明における透明電極形成工程に相当する。
図5(b)に示すように、この透明電極52の上面に光感応型の半導体厚膜53を蒸着によって積層形成する。光感応型の半導体厚膜53としては、アモルファスセレンやアモルファスシリコンあるいは単結晶Siなどに例示されるように適宜選択することができる。
図5(c)に示すように、半導体厚膜53の上面に読み出しパターンを積層形成する。この読み出しパターンの積層形成は、実施例1の図4(b)〜図4(f)と同様なので、その説明を省略する。読み出しパターンを形成する材料や積層形成方法については、上述した実施例1を適用すればよい。
なお、半導体厚膜53は全面にわたって積層形成されていてもよいし、検出素子DUごとに分離形成されていてもよい。また、半導体厚膜53がフォトダイオードの場合には、フォトダイオードはPIN構造であってもよい。フォトダイオードの寄生容量が大きい場合には、コンデンサCaに代表される蓄積素子は必ずしも必要でない。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例では、図1に示すようなX線透視撮影装置を例に採って説明したが、この発明は、例えばC型アームに配設されたX線透視撮影装置にも適用してもよい。また、この発明は、X線CT装置にも適用してもよい。
(2)上述した各実施例では、X線を検出するX線検出器を例に採って説明したが、この発明は、ECT(Emission Computed Tomography)装置のように放射性同位元素(RI)を投与された被検体から放射されるγ線を検出するγ線検出器に例示されるように、放射線を検出する放射線検出器であれば特に限定されない。同様に、この発明は、上述したECT装置に例示されるように、放射線を検出して撮像を行う装置であれば特に限定されない。
(3)上述した各実施例では、X線などに代表される放射線検出器を例に採って説明したが、この発明は、光を検出する光検出器にも適用できる。したがって、光を検出して撮像を行う装置であれば特に限定されない。この場合には、実施例2のようなシンチレータを備えずに、実施例2のような光感応型の物質で形成された半導体層を備え、その半導体層によって光を電荷情報に変換して読み出すことで光を検出する。
(4)上述した各実施例では、光や、X線などに代表される放射線の入射面とは逆方向に読み出しパターンを積層形成(図4(f)、図5(c)、図6(a)を参照)したが、図6(b)に示すように入射面の方向に読み出しパターンを積層形成してもよい。
(5)上述したキャリア収集電極33がキャリアを収集するのにコンデンサCaの容量に対して十分に収集できない場合には、そのコンデンサCaとは別に蓄積素子(例えば0.1〜10pF程度が最適)を配設してもよい。キャリア収集電極33がキャリアを収集するたびに容量の小さいコンデンサCaに一旦蓄積した後に、別に配設した蓄積素子にキャリアを収集するようにする。この蓄積素子の電極についても、有機薄膜あるいは無機薄膜のいずれであってもよい。
(6)上述した各実施例では、半導体層(半導体厚膜)を、蒸着あるいは印刷によって読み出しパターンを形成したが、蒸着や印刷以外のフォトリソグラフィ法によるパターン技術(例えばスパッタリングなど)を利用して積層形成してもよい。また、蒸着や印刷以外のフォトリソグラフィ法によるパターン技術と蒸着あるいは印刷とを組み合わせて、読み出しパターンの少なくとも一部を蒸着あるいは印刷によって形成してもよい。また、蒸着や印刷以外のパターン技術として、上述したスパッタリング以外にも、液相に浸漬させてパターン形成を行うゾルーゲル法を用いてもよい。
各実施例に係るX線透視撮影装置のブロック図である。 X線透視撮影装置に用いられている側面視したフラットパネル型X線検出器の等価回路である。 平面視したフラットパネル型X線検出器の等価回路である。 (a)〜(f)は、実施例1に係るフラットパネル型X線検出器の製造工程を示す概略断面図である。 (a)〜(c)は、実施例2に係るフラットパネル型X線検出器の製造工程を示す概略断面図である。 (a)、(b)は、各入射面に対するフラットパネル型X線検出器の概略断面図である。
符号の説明
3 … フラットパネル型X線検出器(FPD)
9 … 画像処理部
31 … 半導体厚膜
33 … キャリア収集電極
34 … データ線
35 … ゲート線
Ca … コンデンサ
Tr … 薄膜トランジスタ

Claims (8)

  1. 光または放射線の入射により前記光または放射線の情報を電荷情報に変換する半導体層と、変換された電荷情報を読み出す読み出しパターンとを備え、変換された電荷情報を前記読み出しパターンで読み出すことで光または放射線を検出する光または放射線検出器を製造する方法であって、導電性基板に前記半導体層を形成する半導体層形成工程と、その半導体形成工程の後に、前記読み出しパターンを積層形成する読み出しパターン形成工程とを備え、前記導電性基板を、バイアス電圧を印加する電圧印加電極とすることを特徴とする光または放射線検出器の製造方法。
  2. 光または放射線の入射により前記光または放射線の情報を電荷情報に変換する半導体層と、変換された電荷情報を読み出す読み出しパターンとを備え、変換された電荷情報を前記読み出しパターンで読み出すことで光または放射線を検出する光または放射線検出器を製造する方法であって、シンチレータに透明電極を形成する透明電極形成工程と、前記透明電極に前記半導体層を形成する半導体層形成工程と、その半導体形成工程の後に、前記読み出しパターンを積層形成する読み出しパターン形成工程とを備え、前記透明電極を、バイアス電圧を印加する電圧印加電極とすることを特徴とする光または放射線検出器の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の光または放射線検出器の製造方法において、前記読み出しパターン形成工程で、前記読み出しパターンの少なくとも一部を有機薄膜で形成することを特徴とする光または放射線検出器の製造方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の光または放射線検出器の製造方法において、前記読み出しパターン形成工程で、前記読み出しパターンの少なくとも一部を蒸着によって形成することを特徴とする光または放射線検出器の製造方法。
  5. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の光または放射線検出器の製造方法において、前記読み出しパターン形成工程で、前記読み出しパターンの少なくとも一部を印刷塗布製膜によって形成することを特徴とする光または放射線検出器の製造方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の光または放射線検出器の製造方法において、前記読み出しパターンは、変換された電荷情報を収集する収集電極と、収集された電荷情報を蓄積する蓄積素子と、蓄積された電荷情報の読み出しをON/OFFによって制御するスイッチング素子とをそれぞれ複数備えるとともに、これらの収集電極・蓄積素子・スイッチング素子を電気的に接続する配線を備え、前記読み出しパターン形成工程では、これらの収集電極・蓄積素子・スイッチング素子の少なくとも一部を有機薄膜で積層形成するとともに、配線の少なくとも一部も有機薄膜で積層形成することを特徴とする光または放射線検出器の製造方法。
  7. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の光または放射線検出器の製造方法において、前記読み出しパターンは、変換された電荷情報を収集する収集電極と、収集された電荷情報を蓄積する蓄積素子と、蓄積された電荷情報の読み出しをON/OFFによって制御するスイッチング素子とをそれぞれ複数備えるとともに、これらの収集電極・蓄積素子・スイッチング素子を電気的に接続する配線を備え、前記読み出しパターン形成工程では、これらの収集電極・蓄積素子・スイッチング素子の少なくとも一部を有機薄膜で積層形成するとともに、配線の少なくとも一部を無機薄膜あるいは金属で積層形成することを特徴とする光または放射線検出器の製造方法。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の光または放射線検出器の製造方法で製造される光または放射線検出器を用いた撮像装置であって、前記検出器は、光または放射線の入射により前記光または放射線の情報を電荷情報に変換する半導体層と、変換された電荷情報を読み出す読み出しパターンとを備え、変換された電荷情報を前記読み出しパターンで読み出すことで光または放射線を検出し、前記装置は、前記検出器と、画像処理を行う画像処理手段とを備え、その画像処理手段は、前記検出器で検出されたデータに基づいて画像処理を行い、その検出器での検出および画像処理部による画像処理の一連の処理で撮像を行うことを特徴とする撮像装置。
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