JP2005123438A - 薄膜トランジスタおよび薄膜トランジスタの製造方法、および薄膜トランジスタアレイ、および表示装置、およびセンサー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プロセス耐性の弱い有機薄膜トランジスタをダメージなく形成すること。
【解決手段】基板上に、ゲート電極とゲート絶縁膜と半導体層とソース電極とドレイン電極と、走査線と信号線とが形成されており、低抵抗が要求される信号線をまず金属薄膜とフォトリソグラフィとエッチングにより形成し、次の有機半導体形成工程の後は、有機導電性材料と印刷工法等を用いて有機半導体層にダメージを与えることなく、トランジスタを形成する。
【選択図】図1
【解決手段】基板上に、ゲート電極とゲート絶縁膜と半導体層とソース電極とドレイン電極と、走査線と信号線とが形成されており、低抵抗が要求される信号線をまず金属薄膜とフォトリソグラフィとエッチングにより形成し、次の有機半導体形成工程の後は、有機導電性材料と印刷工法等を用いて有機半導体層にダメージを与えることなく、トランジスタを形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶ディスプレイなどの画素駆動用トランジスタや光学センサーなどに用いられる薄膜トランジスタに関するものである。
従来の薄膜トランジスタとしては、半導体層にアモルファスシリコンを用いた薄膜トランジスタがあった(例えば、特許文献1参照)。図9は、前記特許文献1に記載された従来の薄膜トランジスタを示すものである。
図9において、(a)は平面図、(b)はA−B断面図を示しており、901は基板、902は走査線兼ゲート電極、903はゲート絶縁膜、904はアモルファスシリコン半導体層、905は信号線兼ソース電極、906はドレイン電極である。
この製造方法を説明する。まず、基板901上に走査線兼ゲート電極902となる金属薄膜を成膜、フォトリソグラフィにより所定の形状にエッチング加工する。この後、ゲート絶縁膜903を成膜し、次にアモルファスシリコン半導体層904を成膜する。また、このアモルファスシリコン半導体層904をフォトリソグラフィにより所定の形状にエッチング加工する。次に、信号線兼ソース電極905およびドレイン電極906となる金属薄膜を成膜、フォトリソグラフィにより所定の形状にエッチング加工する。
特開昭61−121034号公報(第4−5頁、図2、図7)
しかしながら、前記従来の構成では、上位に形成する材料の加工時に下地の材料が影響を受けずにいなければならない。例えば、アモルファスシリコン半導体層904は、次に行われる信号線兼ソース電極905およびドレイン電極906となる金属薄膜形成時の成膜ダメージに強く、また、フォトリソグラフィにより所定の形状にエッチング加工する時のエッチング液に対して耐性を有していなければならない。
アモルファスシリコン半導体材料の場合は、比較的いろいろなプロセスに強い材料であったため問題はなかったが、最近、アモルファスシリコンの代わりとなる材料で注目を集めている有機半導体材料の場合は、対溶媒性に非常に弱い材料であってエッチングプロセスにも弱いという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、プロセス耐性の弱い有機半導体を用いた薄膜トランジスタにおいて、プロセスダメージによる性能劣化のほとんどない薄膜トランジスタを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の薄膜トランジスタは、基板上に、ゲート電極とゲート絶縁膜と半導体層とソース電極とドレイン電極と、走査線と信号線とが形成されており、前記ソース電極と前記信号線は、電気的には接続されているが異なる材料で形成されていることを特徴とする。
本構成によって、プロセス耐性の弱い有機半導体を用いた薄膜トランジスタにおいてプロセスダメージによる性能劣化のほとんどない薄膜トランジスタを提供することができる。
本発明の薄膜トランジスタによれば、例えば信号線には電気抵抗の少ない金属薄膜を用いて形成し、ソース電極とその近傍だけは例えば印刷工法を用いた有機導電性材料で形成すれば、有機半導体層にダメージを与えることなく薄膜トランジスタを形成することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における薄膜トランジスタを示すものであり、(a)は平面図、(b)はA−B断面図である。図1において、101は基板、102は信号線、103は走査線兼ゲート電極、104はゲート絶縁膜、105は有機半導体層、106は有機ソース電極、107はドレイン電極である。
図1は、本発明の実施の形態1における薄膜トランジスタを示すものであり、(a)は平面図、(b)はA−B断面図である。図1において、101は基板、102は信号線、103は走査線兼ゲート電極、104はゲート絶縁膜、105は有機半導体層、106は有機ソース電極、107はドレイン電極である。
この製造方法を説明する。まず、基板101上に走査線兼ゲート電極103となる金属薄膜を成膜、フォトリソグラフィにより所定の形状にエッチング加工し、走査線兼ゲート電極103を形成する。この後、ゲート絶縁膜104を成膜し、次に信号線102となる金属薄膜を成膜、フォトリソグラフィにより所定の形状にエッチング加工し、信号線102を形成する。ここまでは、半導体層と関係がないので従来通りの成膜、フォトリソグラフィ、エッチング加工で形成する。
次に、有機半導体層105を成膜する。有機半導体層105がペンタセンなどの比較的低分子材料の場合は、蒸着法で成膜する。こうして得た有機半導体層105は、大変水などの溶媒に弱いため、有機半導体成膜後のエッチングプロセスは行えない。このため、通常通り、マスク蒸着などで必要な部分にのみ成膜する。また、この有機半導体材料は、蒸着の時に堆積する場所の下地層の影響を受け易い。このため、できれば図1のように、同じ材料(図1の場合は、ゲート絶縁膜104の上だけ)の上にだけ堆積する方が性能がよくなりやすい。
次に、例えば印刷工法による有機導電性材料を用いて、有機ソース電極106とドレイン電極107を必要な部分にだけ形成する。
かかる構成と製造方法によれば、配線電極として電気的に低抵抗を必要とする信号線102と走査線103は、金属配線で作成することができ、また、有機半導体層105作成後は、有機半導体層105にダメージをあたえるプロセスなしに薄膜トランシスタを形成することができるので、トランジスタ性能の高い有機薄膜トランジスタを作成することができる。また、有機ソース電極106に用いる導電性材料は、例えば有機導電性材料のように、金属材料と比べれば抵抗の高い材料であるが、トランジスタの近傍でのみ使用するために配線距離が短いので性能には影響がない。
有機薄膜トランジスタは、低温で作成できるため、例えばプラスチック基板やフィルム上にもトランジスタを形成することができる。さらに、プラスチック基板やフィルムに作成できれば、従来、ガラス基板上に形成していたために曲げることができなかった表示装置が、これにより曲げることが可能となる。
なお、本実施の形態1において、有機半導体層105の成膜に蒸着法を用いた場合の例を示したがこれに限定するものでなく、例えば高分子系の有機半導体材料の場合でも、印刷工法等で形成可能なものもあり、これを用いても構わない。
また、信号線102につながるトランジスタの電極を有機ソース電極106としているが、これに限定するものではなく、有機ソース電極106とドレイン電極107を入れ替えてもよい。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における薄膜トランジスタを示すものであり、(a)は平面図、(b)はA−B断面図である。図2において、201は基板、202は走査線、203は第1の絶縁層、204は信号線、205は第2の絶縁層、206は有機ゲート電極、207はゲート絶縁膜、208は有機半導体層、209は有機ソース電極、210はドレイン電極、211はコンタクトホールである。
図2は、本発明の実施の形態2における薄膜トランジスタを示すものであり、(a)は平面図、(b)はA−B断面図である。図2において、201は基板、202は走査線、203は第1の絶縁層、204は信号線、205は第2の絶縁層、206は有機ゲート電極、207はゲート絶縁膜、208は有機半導体層、209は有機ソース電極、210はドレイン電極、211はコンタクトホールである。
図2は、走査線202と有機ゲート電極206、信号線204と有機ソース電極209がいずれも別々に形成され、有機半導体層208を形成した後、実施の形態1と同様、有機導電性材料などで有機ゲート電極206および有機ソース電極209を形成する。ゲート絶縁膜207は、有機半導体層208の形成後に形成されるが、例えば印刷工法で形成した有機絶縁材料や感光性を有する有機絶縁材料を用いることで、有機半導体層208へのプロセスダメージなく形成することができる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3における薄膜トランジスタを示すものであり、(a)は平面図、(b)はA−B断面図である。図3において、301は基板、302は走査線、303は第1の絶縁層、304は有機ゲート電極、305はゲート絶縁膜、306は有機半導体層、307は信号線兼ソース電極、308はドレイン電極、309はコンタクトホールである。
図3は、本発明の実施の形態3における薄膜トランジスタを示すものであり、(a)は平面図、(b)はA−B断面図である。図3において、301は基板、302は走査線、303は第1の絶縁層、304は有機ゲート電極、305はゲート絶縁膜、306は有機半導体層、307は信号線兼ソース電極、308はドレイン電極、309はコンタクトホールである。
本実施の形態3は、走査線302と有機ゲート電極304が別々に形成されており、有機半導体層306を形成した後に、実施の形態1と同様、有機導電性材料などで有機ゲート電極304を形成する。ゲート絶縁膜305は、有機半導体層306の形成後に形成されるが、例えば印刷工法で形成した有機絶縁材料や感光性を有する有機絶縁材料を用いることで、有機半導体層306へのプロセスダメージなく形成することができる。本実施の形態3では、有機半導体層306の下地層である第1の絶縁層303が、電極材料と絶縁材料の2種類にまたがって形成される。前述の通り、有機半導体層306の性能は下地層の影響を受けるため、できれば同一材料層の上に形成したいが、下地層に例えばシリカ処理等の表面処理を施すことにより、異なる材料であってもその影響を小さくすることもできるため、本実施の形態3のような構造も可能である。
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4における薄膜トランジスタを示すものであり、(a)は平面図、(b)はA−B断面図である。図4において、401は基板、402は走査線、403は信号線、404はゲート電極、405はゲート絶縁膜、406は有機半導体層、407はソース電極、408はドレイン電極、409は絶縁層、410は有機接続配線層、411はコンタクトホール、412は配線である。
図4は、本発明の実施の形態4における薄膜トランジスタを示すものであり、(a)は平面図、(b)はA−B断面図である。図4において、401は基板、402は走査線、403は信号線、404はゲート電極、405はゲート絶縁膜、406は有機半導体層、407はソース電極、408はドレイン電極、409は絶縁層、410は有機接続配線層、411はコンタクトホール、412は配線である。
実施の形態3では、信号線とソース電極が一体で形成されているが、本実施の形態4では図4のように、有機接続配線層410を介して接続させてもよい。
(実施の形態5)
図5は、本発明の実施の形態5における薄膜トランジスタを示すものであり、(a)は平面図、(b)はA−B断面図である。図5において、501は基板、502は走査線、503は信号線、504はゲート電極、505はゲート絶縁膜、506は有機半導体層、507はソース電極、508はドレイン電極、509は絶縁層、510は有機接続配線層、511はコンタクトホール、512は配線である。
図5は、本発明の実施の形態5における薄膜トランジスタを示すものであり、(a)は平面図、(b)はA−B断面図である。図5において、501は基板、502は走査線、503は信号線、504はゲート電極、505はゲート絶縁膜、506は有機半導体層、507はソース電極、508はドレイン電極、509は絶縁層、510は有機接続配線層、511はコンタクトホール、512は配線である。
本実施の形態5では、信号線503とソース電極507あるいは、走査線502とゲート電極504を接続するのに、例えば配線512のような障害物があって接続できない場合、有機接続配線層510を用いることで電気的接続が可能になる。なお、本実施の形態5では、信号線503とソース電極507、および走査線502とゲート電極504の両方が有機接続配線層510を介して接続しているが、これに限定するものでなく片方でもよい。
(実施の形態6)
図6は、本発明の実施の形態6における薄膜トランジスタを示すものであり、(a)は平面図、(b)はA−B断面図である。図6において、601は基板、602は信号線、603は走査線兼ゲート電極、604はゲート絶縁膜、605は有機半導体層、606は有機ソース電極、607はドレイン電極、608は有機接続配線層、609はコンタクトホールである。
図6は、本発明の実施の形態6における薄膜トランジスタを示すものであり、(a)は平面図、(b)はA−B断面図である。図6において、601は基板、602は信号線、603は走査線兼ゲート電極、604はゲート絶縁膜、605は有機半導体層、606は有機ソース電極、607はドレイン電極、608は有機接続配線層、609はコンタクトホールである。
本実施の形態6では、走査線603が信号線602との交差部分でとぎれており、有機接続配線層608を用いてそのとぎれ部を電気的に接続させる。
(実施の形態7)
図7は、本発明の実施の形態7における薄膜トランジスタを示すものであり、(a)は平面図、(b)はA−B断面図である。図7において、701は基板、702は信号線、703は走査線兼ゲート電極、704はゲート絶縁膜、705は有機半導体層、706は有機ソース電極、707はドレイン電極、708は有機接続配線層、709はコンタクトホールである。
図7は、本発明の実施の形態7における薄膜トランジスタを示すものであり、(a)は平面図、(b)はA−B断面図である。図7において、701は基板、702は信号線、703は走査線兼ゲート電極、704はゲート絶縁膜、705は有機半導体層、706は有機ソース電極、707はドレイン電極、708は有機接続配線層、709はコンタクトホールである。
本実施の形態7では、信号線702が走査線703との交差部分でとぎれており、有機接続配線層708を用いてそのとぎれ部を電気的に接続させる。
(実施の形態8)
図8は、本発明の実施の形態8における液晶表示装置を示すものであり、(a)は平面図、(b)はA−B断面図である。図8において、801は基板、802は信号線、803は走査線兼ゲート電極、804はゲート絶縁膜、805は有機半導体層、806は有機ソース電極、807はドレイン電極、808は画素電極、809は液晶層、810は対向電極、811は対向基板である。
図8は、本発明の実施の形態8における液晶表示装置を示すものであり、(a)は平面図、(b)はA−B断面図である。図8において、801は基板、802は信号線、803は走査線兼ゲート電極、804はゲート絶縁膜、805は有機半導体層、806は有機ソース電極、807はドレイン電極、808は画素電極、809は液晶層、810は対向電極、811は対向基板である。
本実施の形態8は、実施の形態1で説明した薄膜トランジスタを液晶表示装置に用いた場合である。薄膜トランジスタは、表示装置の各画素電極808毎に形成される。また、ドットマトリクスタイプの表示装置の場合、平面に薄膜トランジスタがマトリクス状に配置される。
なお、本実施の形態8は液晶表示装置の場合の例を図示したがこれに限るものではなく、有機EL表示装置など液晶以外の表示装置と本発明による構造の薄膜トランジスタとを組み合わせてもよい。また、表示装置だけでなく、例えば受光センサーと本発明による構造の薄膜トランジスタとを組み合わせてもよい。
また、実施の形態1〜8において、信号線につながるトランジスタの電極をソース電極としているが、これに限定するものではなく、ソース電極とドレイン電極を入れ替えてもよい。
また、実施の形態1〜8において、基板はプラスチック基板やフィルムでもよい。透明なプラスチック基板やフィルムの場合、プロセス温度の上限が比較的低温に限られるため、有機半導体を用いた有機薄膜トランジスタが有用であるが、透明基板に限るものではない。
本発明にかかる薄膜トランジスタは、低温での作成が可能で、プラスチックフィルム等をベースにした薄膜トランジスタで画素を駆動する表示装置等として有用である。また、柔軟性のある基板をベースに用いているので、ロールスクリーンや折り畳み型等の表示装置用途にも応用できる。
101,201,301,401,501,601,701,801,901 基板
102,204,403,503,602,702,802 信号線
103,603,703,803,902 走査線兼ゲート電極
104,207,305,405,505,604,704,804,903 ゲート絶縁膜
105,208,306,406,506,605,705,805 有機半導体層
106,209,606,706,806 有機ソース電極
107,210,308,408,508,607,707,807,906 ドレイン電極
202,302,402,502 走査線
203,303 第1の絶縁層
205 第2の絶縁層
206,304 有機ゲート電極
211,309,411,511,609,709 コンタクトホール
307,905 信号線兼ソース電極
404,504 ゲート電極
407,507 ソース電極
409,509 絶縁層
410,510,608,708 有機接続配線層
412,512 配線
808 画素電極
809 液晶層
810 対向電極
811 対向基板
904 アモルファスシリコン半導体層
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205 第2の絶縁層
206,304 有機ゲート電極
211,309,411,511,609,709 コンタクトホール
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404,504 ゲート電極
407,507 ソース電極
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410,510,608,708 有機接続配線層
412,512 配線
808 画素電極
809 液晶層
810 対向電極
811 対向基板
904 アモルファスシリコン半導体層
Claims (16)
- 少なくとも、基板上に、ゲート電極とゲート絶縁膜と半導体層とソース電極とドレイン電極と、走査線と信号線とが形成されており、前記ソース電極と前記信号線は、電気的には接続されているが異なる材料で形成されていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
- 少なくとも、基板上に、ゲート電極とゲート絶縁膜と半導体層とソース電極とドレイン電極と、走査線と信号線とが形成されており、前記ゲート電極と前記走査線は、電気的には接続されているが異なる材料で形成され、前記ソース電極と前記信号線は、電気的には接続されているが異なる材料で形成されていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
- 少なくとも、基板上に、ゲート電極とゲート絶縁膜と半導体層とソース電極とドレイン電極と、走査線と信号線とが形成されており、前記ゲート電極と前記走査線は、電気的には接続されているが異なる材料で形成されていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
- 少なくともゲート電極またはソース電極の一方が有機導電性材料で構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の薄膜トランジスタ。
- 少なくとも、基板上に、ゲート電極とゲート絶縁膜と半導体層とソース電極とドレイン電極と、走査線と信号線と接続配線層が形成されており、前記ゲート電極と前記走査線とが前記接続配線層を介して電気的には接続されている、あるいは、前記ソース電極と前記信号線とが、前記接続配線層を介して電気的には接続されていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
- 少なくとも、基板上に、ゲート電極とゲート絶縁膜と半導体層とソース電極とドレイン電極と、走査線と信号線と接続配線層が形成されており、前記走査線および前記信号線は、概ね絶縁層で覆われており、コンタクトホールと前記接続配線層を介して前記ゲート電極および前記ソース電極と電気的には接続されていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
- 少なくとも、基板上に、ゲート電極とゲート絶縁膜と半導体層とソース電極とドレイン電極と、走査線と信号線とが形成されており、前記走査線の一部が接続配線層を介して電気的に接続されていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
- 少なくとも、基板上に、ゲート電極とゲート絶縁膜と半導体層とソース電極とドレイン電極と、走査線と信号線とが形成されており、前記信号線の一部が接続配線層を介して電気的に接続されていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
- 接続配線層が有機導電性材料で構成されていることを特徴とする、
請求項5〜8のいずれかに記載の薄膜トランジスタ。 - 基板上に、まず走査線および信号線を形成し、この後、半導体層あるいはソース電極を形成することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の薄膜トランジスタを少なくとも1つ以上用いてなる薄膜トランジスタアレイ。
- 薄膜トランジスタが、マトリクス状に配してなることを特徴とする請求項11記載の薄膜トランジスタアレイ。
- 半導体層が、有機材料であることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の薄膜トランジスタ。
- 基板が、プラスチック基板あるいはフィルムであることを特徴とする 請求項1〜13のいずれかに記載の薄膜トランジスタ。
- 請求項1〜14のいずれかに記載の薄膜トランジスタを備えた表示装置。
- 請求項1〜14のいずれかに記載の薄膜トランジスタを備えたセンサー装置。
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