JP4828203B2 - 同期型半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クロックに同期して動作する同期型半導体記憶装置に関し、特に、各種コマンドの発行後において動作タイミングをレイテンシに応じて制御する構成を備えた同期型半導体記憶装置に関するものである。
近年、高速動作に対応可能な同期型半導体記憶装置として、DDR(Double Data Rate)方式のSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)が主流になっている。このようなDDR方式のSDRAM(以下、DDR−SDRAMと呼ぶ)では、高速なクロックが用いられることから、リード動作やライト動作を行う際、コマンドを発行してからデータの転送が完了するまでに相当のクロックサイクル数を要する。よって、DDR−SDRAMにおける動作に応じて、外部クロックの所定のクロックサイクル数をレイテンシとして予め設定し、設定されたレイテンシを内部クロックに基づきカウントするレイテンシカウンタを設ける構成が採用される(例えば、特許文献1参照)。DDR−SDRAMでは、多様な種類の動作に対応して異なるレイテンシが規定されるとともに、ユーザが予めモードレジスタに所望のレイテンシを設定できるように構成される。また、DDR−SDRAMの世代の進展に伴い外部クロックのさらなる高速化が進み、必要なレイテンシが次第に大きくなる傾向がある。このような事情から、DDR−SDRAMにおけるレイテンシカウンタとしては、広い範囲でクロックサイクル数をカウントして選択的に出力可能な構成が求められる。
図11は、上記従来のDDR−SDRAMに適用されるレイテンシカウンタの構成例を示している。また、図12は、図11のレイテンシカウンタ各部の動作波形を示している。図11に示すレイテンシカウンタは、9段のシフトレジスタとして機能するDフリップフロップ(D−F/F)101〜109と、セレクタ110、111と、OR回路112と、出力側のDフリップフロップ113により構成される。各々のDフリップフロップ101〜109、113は、周期tCKの外部クロックに基づいて生成され同様の周期tCKを有する内部クロックPCLKにより、その立ち上がりエッジでシフト動作が制御される。
初段のDフリップフロップ101には、所定の外部コマンドが入力されたときにコマンドデコーダ14から出力されるコマンド信号COMが入力される。図12に示すように、コマンド信号COMは、外部コマンドが取り込まれる先頭のサイクルT0から若干遅延して立ち上がるパルスとなっている。初段のDフリップフロップ101からは、コマンド信号COMが、周期tCKだけシフトされた信号F1が出力され、サイクルT1の期間に2段目のDフリップフロップ102に入力される。同様に、2〜9段目のDフリップフロップ102〜109からは、コマンド信号COMが周期tCKずつ順番にシフトされた信号F2〜F9が出力され、サイクルT2〜T9の期間にかけて後段側に順次入力される。
セレクタ110には、2段目から5段目までのDフリップフロップ102〜105の各信号F2〜F5が入力されるとともに、セレクタ111には、6段目から9段目までのDフリップフロップ106〜109の各信号F6〜F9が入力される。所定のレイテンシを選択するための制御信号として、セレクタ110には制御信号Caが供給され、セレクタ111には制御信号Cbが供給される。これらの制御信号Ca、Cbに応じて8つの信号F2〜F9の中の一つが選択出力される。なお、これら8つの信号F2〜F9を選択する制御は、それぞれレイテンシ4〜11の設定に対応している。
図12の例では、レイテンシ7の設定に対応して、セレクタ110により5段目のDフリップフロップ105の信号F5を選択出力する場合を示している。よって、Dフリップフロップ105からセレクタ110を通過して、信号F5がOR回路112に入力され、OR回路112から信号ORが出力される。サイクルT5の期間に立ち上がる信号ORは、出力側のDフリップフロップ113に入力されて周期tCK分だけシフトされ、サイクルT6の期間に立ち上がる信号Soutが出力される。この信号Soutは次段の回路に出力され、後続のサイクルT7の立ち上がりエッジを用いて制御を行うことにより、サイクルT0からサイクルT7に至る7tCK相当のレイテンシがカウントされることになる。
図11において、異なるレイテンシをカウントする場合についても、基本的な動作は同様となる。最小のレイテンシ4が設定されている場合は、セレクタ110により2段目のDフリップフロップ102の信号F2が選択出力され、サイクルT0からサイクルT4に至る4tCK相当のレイテンシがカウントされる。また、最大のレイテンシ11が設定されている場合は、セレクタ111により、最終段のDフリップフロップ109の信号F9が選択出力され、サイクルT0からサイクルT11に至る11tCK相当のレイテンシがカウントされる。
特開2002−230973号公報
しかし、上記従来のレイテンシカウンタは、Dフリップフロップ101〜109の動作周波数が外部クロックの周波数に一致するので、9段のシフトレジスタのシフト動作に伴う消費電流が大きくなる。すなわち、9段のシフトレジスタの各段には外部クロックと同一周波数の内部クロックが印加されることから、外部クロックの周期tCKごとに各段で順次シフト動作が行われると全体の消費電流が大きくなり、特に外部クロックの高速化するほど急激に消費電流が増加することが問題となる。また、外部クロックの最小周期tCKminがシフトレジスタの転送速度等の回路動作により制約されるため動作上のマージンを十分確保できず、高速化に支障を来たす恐れがある。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、高速な外部クロックを用いる場合であっても急激な消費電流の増加を抑制するとともに、回路動作に制約されることなく外部クロックを用いる場合の動作タイミングのマージンを十分確保し、選択的に設定可能な多数のレイテンシを確実にカウント可能な構成を備えた同期型半導体記憶装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の同期型半導体記憶装置は、所定周期の外部クロックを2分周した内部クロックとして、互いに位相が180°異なる正相クロック及び逆相クロックを発生するクロックジェネレータと、入力される外部コマンドを判別してコマンド種別に応じたコマンド信号を出力するコマンドデコーダと、前記外部クロックの所定のクロックサイクル数の範囲内で、前記外部クロックの偶数倍の周期を有する偶数レイテンシ又は前記外部クロックの奇数倍の周期を有する奇数レイテンシを選択的に設定可能なレイテンシ設定手段と、前記正相クロックにより取り込まれた前記コマンド信号を前記正相クロックに基づき順次シフトするとともに前記クロックサイクル数に応じて信号経路を切り替え制御可能な第1のカウンタ回路と、前記逆相クロックにより取り込まれた前記コマンド信号を前記逆相クロックに基づき順次シフトするとともに前記クロックサイクル数に応じて信号経路を切り替え制御可能な第2のカウンタ回路を含むレイテンシカウンタとを備え、前記偶数レイテンシが設定されているときは、前記正相クロックにより取り込まれた前記コマンド信号が前記第1のカウンタ回路のみを経由し、かつ、前記逆相クロックにより取り込まれた前記コマンド信号が前記第2のカウンタ回路のみを経由するように信号経路を構成して前記偶数レイテンシに相当するクロックサイクル数をカウントするように制御し、前記奇数レイテンシが設定されているときは、前記正相クロックにより取り込まれた前記コマンド信号が前記第1のカウンタ回路から前記第2のカウンタ回路に遷移し、かつ、前記逆相クロックにより取り込まれた前記コマンド信号が前記第2のカウンタ回路から前記第1のカウンタ回路に遷移するように信号経路を構成して前記奇数レイテンシに相当するクロックサイクル数をカウントするように制御し、前記第1のカウンタ回路と前記第2のカウンタ回路のそれぞれは、共通の構成要素を用いて対称的な回路で構成され、前記第1のカウンタ回路と前記第2のカウンタ回路のそれぞれは、前記コマンド信号を順次シフトするN段のシフトレジスタ回路を含み、前記第1のカウンタ回路と前記第2のカウンタ回路のそれぞれは、前記コマンド信号と前記シフトレジスタ回路の各段の信号をそれぞれ入力してN+1個の信号の中から選択された信号を通過させる第1のセレクタと、前記コマンド信号と前記シフトレジスタ回路の各段の信号をそれぞれ入力してN+1個の信号の中から選択された信号を通過させて他方のカウンタ回路に遷移させる第2のセレクタを含む構成を備えている。
このような構成を備えた本発明の半導体記憶装置によれば、外部コマンドに対応する多様なレイテンシをカウントする場合、外部クロックを2分周した内部クロックを用いることができ、高速な外部クロックに対して動作周波数が半分になるから、消費電流の低減と動作タイミングのマージンの拡大の効果を得ることができる。そして、設定レイテンシがきめ細かく変更される場合、カウンタ回路が1系統のみであると偶数レイテンシしかカウントできなくなるので、カウンタ回路を2系統設けることで奇数レイテンシをカウント可能な構成を実現した。この場合、互いに位相が180°異なる内部クロックである正相クロック・逆相クロックを用い、第1のカウンタ回路は正相クロックで動作させ、第2のカウンタ回路は逆相クロックで動作させ、カウントすべきクロックサイクル数に応じて信号経路を適切に切り替える構成としたので、比較的広い範囲内で偶数、奇数を問わず多様なレイテンシをカウント可能となる。よって、コマンド種別や動作条件に適合する所望のレイテンシを低い消費電流でカウント可能な同期型半導体記憶装置を実現することができる。
本発明の同期型半導体記憶装置において、前記第1のカウンタ回路と前記第2のカウンタ回路のそれぞれは、前記第1のセレクタ及び前記他方のカウンタ回路の前記第2のセレクタに接続される出力側回路を含み、前記第2のセレクタと前記出力側回路を経由する信号経路は、前記第1のセレクタと前記出力側回路を経由する信号経路に比べ、前記外部クロックの1周期分だけ長い遅延時間を有するように構成してもよい。
本発明の同期型半導体記憶装置において、前記レイテンシカウンタは、最小M(偶数)から最大2N+Mの範囲内のN+1個の前記偶数レイテンシと、最小M+1から最大2N+M+1の範囲内のN+1個の前記奇数レイテンシとを併せた2(N+1)個の前記レイテンシを選択的にカウント可能に構成してもよい。
本発明の同期型半導体記憶装置において、前記レイテンシ設定手段は、設定されたレイテンシを更新可能に保持するモードレジスタを含み、前記レイテンシカウンタは、前記モードレジスタに保持されるレイテンシに基づき信号経路を切り替え制御ように構成してもよい。
本発明の同期型半導体記憶装置において、前記レイテンシカウンタは、DDR−SDRAMの規格に対応する複数のレイテンシをカウント可能に構成してもよい。
本発明によれば、外部クロックを2分周した内部クロックを用い、設定されたレイテンシをカウントする場合、第1のカウンタ回路と第2のカウンタ回路を含むレイテンシカウンタを設け、両者間を遷移する信号経路を構成可能としたので、偶数、奇数を問わず多様なレイテンシを選択的にカウントすることができる。そして、高速な外部クロックを用いる場合であっても、その半分の周波数の内部クロックでレイテンシカウンタが動作するので、消費電流の低減と動作タイミングのマージンの拡大を図ることができる。また、設定レイテンシが変更された場合も容易かつ迅速に制御でき、さらには外部コマンドの種別と動作条件に応じて多数のレイテンシカウンタを個別に設けることで半導体記憶装置全体における動作タイミングの調整が容易になる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態では、本発明を適用する同期型半導体記憶装置としては、例えば、各種コマンドに対応して設定されたレイテンシをカウントするためのレイテンシカウンタを備えたDDR−SDRAMを挙げることができる。
図1は、本実施形態の同期型半導体記憶装置の要部構成を示すブロック図である。図1に示す同期型半導体記憶装置は、メモリアレイ10、制御回路11、レイテンシカウンタ12、クロックジェネレータ13を備えている。なお、実際には同期型半導体記憶装置は他の多くの構成要素を含んで構成されるが、図1では本発明に基づく機能に関わる構成要素のみを示している。
以上の構成において、メモリアレイ10は、マトリクス状に配置された複数のワード線と複数のビット線の交差部に形成された複数のメモリセルからなり、指定されたアドレスに対応するメモリセルについてのリード動作あるいはライト動作が行われる。メモリアレイ10には、ワード線やビット線の選択動作等に必要となる周辺回路が付随している。制御回路11は、本実施形態の同期型半導体記憶装置の動作を全体的に制御し、各部に制御信号を送出する。制御回路11には、入力される外部コマンドを判別してコマンド種別に応じたコマンド信号を出力するコマンドデコーダ14と、同期型半導体記憶装置に対して設定可能な動作モードを保持するモードレジスタ15を有している。なお、制御回路11に対して外部から入力される各種制御信号(行アドレスストローブ信号/RAS、列アドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WE)の組合せパターンに対応して外部コマンドが規定されている。
本実施形態に同期型半導体記憶装置において、レイテンシカウンタ12は、コマンド信号で規定される動作に応じて設定されたレイテンシに相当するクロックサイクル数をカウントするための回路である。通常、動作に応じたレイテンシは、外部からの設定によってモードレジスタ15に保持されている。このモードレジスタ15は、本発明のレイテンシ設定手段として機能する。例えば、リードコマンドに応じたデータ出力のタイミングを規定するCASレイテンシや、ライトコマンドに応じたデータ入力のタイミングを規定するライトレイテンシなどがある。これらのレイテンシは、モードレジスタ15に対する設定コマンドにより、所定の範囲内で任意の値を選択的に設定可能となっている。よって、レイテンシカウンタ12においてカウントすべきクロックサイクル数は、レイテンシの種別と設定可能な範囲に応じて可変に制御する必要がある。レイテンシカウンタ12の具体的な構成及び動作の詳細は後述する。
なお、図1では1つのレイテンシカウンタ12のみを示しているが、コマンド種別等に応じた複数のレイテンシカウンタ12を設ける構成としてもよい。また、2つのレイテンシカウンタ12を縦続接続し、2つの異なるレイテンシを加算したレイテンシをカウント可能な構成としてもよい。例えば、上述のCASレイテンシ(CL)用のレイテンシカウンタ12と、CASレイテンシに対して付加されるアディティブレイテンシ(AL)用のレイテンシカウンタ12を縦続接続することで、リードレイテンシ(RL=CL+AL)をカウント可能な構成を挙げることができる。
クロックジェネレータ13は、入力される外部クロックCLKに基づいて、外部クロックCLKを2分周した2つの内部クロックとしての正相クロックPCLK0及びPCLK1を生成する。正相クロックPCLK0と逆相クロックPCLK1は互いに180°位相が異なる関係にある。また、外部クロックCLKの周期tCKに対して、正相クロックPCLK0及び逆相クロックPCLK1は、2倍の周期2tCKを有している。図1に示すように、クロックジェネレータ13からは、メモリアレイ10、制御回路11、レイテンシカウンタ12のそれぞれに対し、動作タイミングを制御するために正相クロックPCLK0及び逆相クロックPCLK1が送出される。なお、クロックジェネレータ13に外部から入力されるクロックイネーブル信号CKEは、外部クロックCLKの有効、無効を判別するための信号である。
次に、図1のレイテンシカウンタ12の具体的な構成及び動作について説明する。図2は、図1のレイテンシカウンタ12の具体的な構成を示す図であり、図3〜図6は、図2のレイテンシカウンタ12各部の動作波形の例を示す図である。図2に示すレイテンシカウンタ12は、最小のレイテンシ4から最大のレイテンシ11の範囲内で8段階のレイテンシ4〜11を任意にカウントすることができ、Dフリップフロップ21〜26と、セレクタ31〜34と、Lホールドラッチ41、42と、OR回路51、52と、出力側のDフリップフロップ61、62により構成される。
レイテンシカウンタ12には、クロックジェネレータ13からの正相クロックPCLK0と逆相クロックPCLK1が印加される。図1に示すように、Dフリップフロップ21〜23、61には正相クロックPCLK0が印加され、Dフリップフロップ24〜26、62には逆相クロックPCLK1が印加されている。また、Lホールドラッチ41には正相クロックPCLK0の反転信号が印加され、Lホールドラッチ42には逆相クロックPCLK0の反転信号が印加されている。
図2に示すように、正相クロックPCLK0が印加されるDフロップフロップ21〜23は3段のシフトレジスタSR0を構成し、逆相クロックPCLK1が印加されるDフロップフロップ24〜26は3段のシフトレジスタSR1を構成する。そして、一方のシフトレジスタSR0の初段のDフリップフロップ21には、コマンド信号COM0が入力され、他方のシフトレジスタSR1の初段のDフリップ24には、コマンド信号COM1が入力される。外部コマンドが入力されたとき、コマンドデコーダ14における外部クロックCLKのサイクルに応じて、コマンド信号COM0、COM1のいずれか一方が出力される。
図2に示すように、レイテンシカウンタ12は、図2の上側と下側で対称的な回路で構成されている。ここで、図2の上側のシフトレジスタSR1、セレクタ31、32、Lホールドラッチ41、OR回路51、Dフリップフロップ61は、本発明の第1のカウンタ回路を構成するとともに、図1の下側のシフトレジスタSR2、セレクタ33、34、Lホールドラッチ42、OR回路52、Dフリップフロップ62は、本発明の第2のカウンタ回路を構成する。
図3及び図4により、レイテンシカウンタ12において偶数レイテンシの信号経路が構成される場合のカウント動作を説明する。まず、図3には、最大の偶数レイテンシ10の設定に対応する動作波形の例を示している。図3に示すように、正相クロックPCLK0によりサイクルT0で取り込まれた外部コマンドに対応するコマンド信号COM0が入力されるものとする。コマンド信号COM0は、サイクルT0の期間の正相クロックPCLK0の立ち上がりエッジから若干遅延して立ち上がり、2tCKの期間だけハイを保つパルスである。初段のDフリップフロップ21は、入力されたコマンド信号COM0を正相クロックPCLK0の1周期分だけシフトした信号D1を出力する。ここで、正相クロックPCLK0の周期は外部クロックCLKの周期tCKの2倍であるため、信号D1はコマンド信号COM0を2tCKだけシフトしたパルスとなる。同様に、2段目のDフリップフロップ22は、信号D1を2tCKだけシフトした信号D2を出力し、3段目のDフリップフロップ23は、信号D2を2tCKだけシフトした信号D3を出力する。コマンド信号COM0を基準にすると、シフトレジスタSR0の各段の信号D1、D2、D3は、2tCK、4tCK、6tCKのタイミングで順次シフトされていくことになる。
図2に示すように、セレクタ31、32の各々には、コマンド信号COM0と、シフトレジスタSR0の各段の信号D0、D1、D2が入力される。セレクタ31は、偶数レイテンシ(レイテンシ4、6、8、10)に対応する信号経路を構成し、セレクタ32は、奇数レイテンシ(レイテンシ5、7、9、11)に対応する信号経路を構成する。なお、セレクタ31、32の入力側には、4から11までの各レイテンシの値を付記し、設定されたレイテンシと信号経路の関係を表している。以下では、これら8段階のレイテンシのうち、最大の偶数レイテンシ10及び最小の偶数レイテンシ4に対応するカウント動作を説明する。なお、奇数レイテンシに対応するカウント動作については後述する。
図3の動作に際しては、最大の偶数レイテンシ10の信号経路に対応する制御信号C1をセレクタ31に供給する必要がある。これにより、セレクタ31では、Dフリップフロップ23から出力される信号D3を選択的に通過させるような制御が行われる。セレクタ31の遅延は比較的大きいため、入力される信号D3に対し1周期近く遅延してサイクルT7で立ち上がる信号S1が得られる。セレクタ31から出力された信号S1は、OR回路51の一端に入力される(矢印A方向)。
OR回路51の他端には、Lホールドラッチ41から出力される信号L1が入力される。図3に示すようにセレクタ31が選択状態であるときは、セレクタ34が非選択状態となるので、Lホールドラッチ41からは信号が出力されない。よって、OR回路51からは、信号S1が若干遅延した信号OR1が出力される。そして、OR回路51から出力される信号OR1は、出力側のDフリップフロップ61に入力される。Dフリップフロップ61は、正相クロックPCLK0のサイクルT8の立ち上がりエッジに同期するパルスとして信号Sout0を出力する。図3に示すように、Dフリップフロップ61からの信号Sout0は次段の回路に出力され、正相クロックPCLK0の後続のサイクルT10において使用される。これにより、サイクルT0からサイクルT10に至る10tCK相当のレイテンシがカウントされることになる。
上述の図3の例では、最大の偶数レイテンシ10の信号経路が構成される場合を示したが、図4は、最小の偶数レイテンシ4の設定に対応するレイテンカウンタ12各部の動作波形の例を示している。図4の動作に際しては、最小の偶数レイテンシ4の信号経路に対応する制御信号C1をセレクタ31に供給する必要がある。これにより、セレクタ31では、コマンド信号COM0を選択的に通過させる制御が行われ、コマンド信号COM0から1周期近く遅延してサイクルT1で立ち上がる信号S1がセレクタ31から出力される。図4の場合は信号S1の立ち上がりタイミングが、図3と比べて7サイクル分だけ早いタイミングになることがわかる。
図4において、これ以降の動作については図3と同様の動作に従って、OR回路51及びDフリップフロップ61を経由して信号Sout0が出力される。この場合、セレクタ31に至る信号経路の違いで、図3よりも7サイクル分だけ早いタイミングを想定すれば、図4の動作波形が得られる。このように、次段に出力される信号Sout0により、サイクルT0からサイクルT4に至る4tCK相当のレイテンシがカウントされることになる。
なお、他の偶数レイテンシ6、8が設定されている場合の動作についても同様に考えることができる。それぞれ、セレクタ31に対する選択的な制御により、偶数レイテンシ6では信号D1を通過させ、偶数レイテンシ8では信号D2を通過させればよい。これにより、偶数レイテンシ6についてはサイクルT0からサイクルT6に至る6tCK相当のレイテンシがカウントされ、偶数レイテンシ8についてはサイクルT0からサイクルT8に至る8tCK相当のレイテンシがカウントされる。
一方、逆相クロックPCLK1により取り込まれた外部コマンドに対応するコマンド信号COM1が入力され、シフトレジスタSR1を用いるカウント動作についても、図3及び図4と同様に考えることができる。例えば、サイクルT1で立ち上がるコマンド信号COM1が入力された場合は、回路の対称性(図2の上側と下側)に基づき、各々の構成要素を置き換えて考え、図3及び図4において1tCK分だけずれた動作波形を想定することができる。
次に、図5及び図6により、レイテンシカウンタ12において奇数レイテンシの信号経路が構成される場合の動作を説明する。まず、図5には、最大の奇数レイテンシ11の設定に対応するレイテンシカウンタ12各部の動作波形の例を示している。図5に示すように、図3と同様のタイミングで外部コマンドが入力されるものとする。この場合、シフトレジスタSR0におけるコマンド信号COM0、信号D1、D2、D3の動作波形は図3と同様になる。
一方、セレクタ31には非選択状態に対応する制御信号C1を供給するとともに、セレクタ32には最大の奇数レイテンシ11の信号経路に対応する制御信号C2を供給する必要がある。これにより、セレクタ32では、Dフリップフロップ23から出力される信号D3を選択的に通過させるような制御が行われる。図5に示すように、セレクタ32からは、図3の信号S1と同様のタイミングで変化する信号S2が出力される。
図2の構成に示すように、セレクタ32の出力側において、偶数レイテンシの信号経路から奇数レイテンシの信号経路に遷移する(矢印B方向)。すなわち、セレクタ32から出力される信号S2は、図2の下側のLホールドラッチ42に入力される。このように、偶数レイテンシの信号経路を構成する場合にはセレクタ31を通過させ、偶数レイテンシの信号経路から奇数レイテンシの信号経路に遷移させる場合にはセレクタ32を通過させる信号経路を構成するような制御が行われる。
Lホールドラッチ42では、逆相クロックPCLK1のサイクルT7の立ち上がりエッジに同期して、入力された信号S2がラッチされる。このとき、Lホールドラッチ42から出力される信号L2がハイとなり、後続の逆相クロックPCLK1の立ち上がりエッジまで、その状態を保ち続ける。よって、逆相クロックPCLK1のサイクルT9の立ち上がりエッジに同期して、信号L2がハイからローに戻る。
OR回路52は、一端にLホールドラッチ42から出力される信号L2が入力され、他端にセレクタ33から出力される信号S3が入力される。この場合、セレクタ33が非選択状態であるため、OR回路52からは、信号L2が若干遅延した信号OR2が出力される。そして、OR回路52から出力される信号OR2は、出力側のDフリップフロップ62に入力される。Dフリップフロップ62は、逆相クロックPCLK1のサイクルT9の立ち上がりエッジに同期するパルスとして信号Sout1を出力する。図5に示すように、Dフリップフロップ62からの信号Sout1は次段の回路に出力され、逆相クロックPCLK1の後続のサイクルT11において使用される。これにより、サイクルT0からサイクルT11に至る11tCK相当のレイテンシがカウントされることになる。
以上のように、本実施形態のレイテンシカウンタ12では、偶数レイテンシの信号経路から奇数レイテンシの信号経路に遷移させる制御を行うことで、所望の奇数レイテンシをカウントすることができる。すなわち、正相クロックPCLK0のみを用いる場合、周期が外部クロックCLKの2倍に設定されていることから、周期tckの偶数倍のレイテンシをカウントできるのみである。これに対し、本実施形態では、信号経路の遷移によってカウント動作の途中で正相クロックPCLK0から逆相クロックPCLKへと切り替えを行うことができるので、周期tckの奇数倍のレイテンシをカウントできる。
上述の図5の例では、最大の奇数レイテンシ11の信号経路が構成される場合を説明したが、図6は、最小の奇数レイテンシ5の設定に対応するレインテンシカウンタ12各部の動作波形の例を示している。図6の動作に際しては、最小の奇数レイテンシ5の信号経路に対応する制御信号C2をセレクタ32に供給する必要がある。これにより、セレクタ32では、コマンド信号COM0を選択的に通過させる制御が行われ、コマンド信号COM0から1周期近く遅延してサイクルT1で立ち上がる信号S2がセレクタ32から出力される。図6の場合は信号S2の立ち上がりタイミングが、図5と比べて7サイクル分だけ早いタイミングになることがわかる。
図6において、セレクタ32の出力側では上述したように奇数レイテンシの信号経路に遷移し(図3の矢印B方向)、これ以降は図5と同様の動作に従って、Lホールドラッチ42、OR回路52、出力側のDフリップフロップ62を経由して信号Sout1が出力される。この場合、セレクタ32に至る信号経路の違いで、図5よりも7サイクル分だけ早いタイミングを想定すれば、図6の動作波形が得られる。このように、次段に出力される信号Sout1により、サイクルT0からサイクルT5に至る5tCK相当のレイテンシがカウントされることになる。
なお、他の奇数レイテンシ7、9が設定されている場合の動作についても同様に考えることができる。それぞれ、セレクタ32に対する選択的な制御により、奇数レイテンシ7では信号D1を通過させ、奇数レイテンシ9では信号D2を通過させればよい。これにより、奇数レイテンシ7についてはサイクルT0からサイクルT7に至る7tCK相当のレイテンシがカウントされ、奇数レイテンシ9についてはサイクルT0からサイクルT9に至る9tCK相当のレイテンシがカウントされる。
一方、逆相クロックPCLK1により取り込まれた外部コマンドに対応するコマンド信号COM1が入力され、シフトレジスタSR1を用いるカウント動作についても、図5及び図6と同様に考えることができる。この場合、偶数レイテンシから奇数レイテンシの信号経路への遷移は、図3のセレクタ34からLホールドラッチ41に向かう信号経路(図3の矢印B方向と交差する方向)を構成するような制御が行われる。例えば、サイクルT1で立ち上がるコマンド信号COM1が入力された場合は、回路の対称性(図2の上側と下側)に基づき、各々の構成要素を置き換えて考え、図5及び図6において1tCK分だけずれた動作波形を想定することができる。
以上説明したように、本実施形態のレイテンシカウンタ12は、最小のレイテンシ4から最大のレイテンシ11の範囲内で、偶数、奇数を問わず8段階のレイテンシを選択的にカウントすることができる。ここで、レイテンシカウンタ12の構成をより一般化し、シフトレジスタSR0、SR1をそれぞれN段で構成し、シフト動作に加えて周期tCKのM倍(M:偶数)の遅延時間を付加して構成する場合を考える。このような構成では、M、M+2、〜、M+2Nと変化するN+1個の偶数レイテンシと、M+1、M+3、〜、M+1+2Nと変化するN+1個の奇数レイテンシをカウント可能となり、これらを併せたM〜M+1+2Nの範囲内の2(N+1)段階のレイテンシを選択的にカウントすることができる。なお、図2に示すレイテンシカウンタ12は、M=4、N=3となる場合の構成に対応している。
本実施形態のレイテンシカウンタ12によれば、カウンタ動作において外部クロックCLKを直接用いることなく、外部クロックCLKの2倍の周期2tCKの内部クロック(正相クロックPCLK0及び逆相クロックPCLK1)を用いるようにしたので、消費電流を低減可能となる。すなわち、外部クロックCLKに対して内部クロックの動作周波数が半分であるから、各々のシフト動作に必要な消費電流は半減するとともに、回路規模は概ね従来の構成と変わらないので、全体の消費電流も半減することになる。また、高速な外部クロックCLKを用いる場合であっても、レイテンシカウンタ12のカウンタ動作は、動作周波数が半分の内部クロックを用いることができ、動作タイミングのマージンを適切な範囲に拡大することができる。
ここで、本実施形態のレイテンシカウンタ12には、上述のように周期2tCKに従ったシフト動作に基づき消費電流が半減する効果に加えて、動作速度の面の効果も有している。偶数レイテンシの設定時は信号経路の遷移が不要であるため、1tCKの高速動作は要求されず、2tCKのシフト動作により動作速度を緩和する効果がある。一方、奇数レイテンシの設定時は信号経路の遷移を行うので、信号経路中のいずれかの箇所で、正相クロックPCLK0及び逆相クロックPCLK1の間で乗り換える動作が必要となり、乗り換えのタイミングで1tCKの動作が必要となる。本実施形態の構成では、図2に示すように、信号経路の遷移時のクロックの乗り換えに関わるのは、動作に時間を要するセレクタ31〜34ではなく、ラッチ1個及びゲート1段(Lホールドラッチ41、42、OR回路51、52)としたので、動作速度の面で優位性がある。
図7は、上記の動作速度に関する効果を説明するために、図2のレイテンシカウンタ12において、Lホールドラッチ41、42を設けない場合の構成を示している。また、図8には、図7の構成において、奇数レイテンシ9の設定に対応するレイテンシカウンタ12各部の動作波形を示している。図8に示すように、サイクルT6からサイクルT7にかけて(図中、A1参照)、3段目のDフリップフロップ23からの信号D3がセレクタ32を経由して出力された後、信号経路が遷移してOR回路52に入力される。そして、出力側のDフリップフロップ62においてレイテンシ9を確保する場合、サイクルT7で、OR回路52からの信号OR2と逆相クロックPCLK1の各立ち上がりエッジの間のタイミングマージンTm1が非常に小さくなる。
一方、図9は、図7の構成において図8と同様の奇数レイテンシ9を実現するために、周期tCLKを長くした(低速化)場合のレイテンシカウンタ12各部の動作波形を示している。図9においては、サイクルT6からサイクルT7にかけて(図中、A2参照)、上記と同様に信号経路が遷移し、タイミングマージンTm2が得られる。図8において高速動作に対して余裕がない場合、図9のように周期tCKを長くすれば対応可能であるが、動作速度の低下が前提となる構成は望ましくない。
本実施形態では、図7の構成にLホールドラッチ41、42を挿入することにより、動作速度における上記の問題点を解消したものである。図10には、図8と同様の条件で(奇数レイテンシ9)、本実施形態のレイテンシカウンタ12各部の動作波形を示している。図10に示すように、サイクルT4で2段目のDフリップフロップ22から出力された信号D2は、セレクタ32を経由して出力された後、信号経路が遷移してLホールドラッチ42によりラッチされる(図中、A3参照)。このときのラッチタイミングは、サイクルT5後半の逆相クロックPCLK1の立下りタイミングであるため、概ね2tCK相当かけて転送動作が行われることになる。その後、1tCK相当でOR回路52の動作が行われ、これにより併せて3クロック相当で上述の乗り換え動作が完了することになる。図10を図8と比較すると明らかなように、図8のサイクルT6の状態が図10では2tCK相当だけ早いサイクルT4となり、信号経路の遷移に要する時間は、図8では1tCK相当の短時間であるの対し、図10では2tCK相当と2倍になる点が特徴的である。本実施形態では、このような動作に基づき、動作速度における上記の問題点の解消が可能となる。
なお、レイテンシカウンタ12において偶数レイテンシが設定される場合は、信号がLホールドラッチ41、42を通過することなく、動作が速いOR回路51、52を通過するので、上記の問題点は生じない。
以上、本実施形態に基づき本発明について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことができる。本発明を適用する対象としては、例えば、DDR−SDRAMに加えて、レイテンシをカウントする必要がある多様な規格の同期型半導体記憶装置が含まれる。この場合、本実施形態を実現するための構成としては、図2の回路構成に限定されることなく、適宜に回路構成を変更して同様の機能を実現することができる。
本実施形態の同期型半導体記憶装置の要部構成を示すブロック図である。 図1のレイテンシカウンタの具体的な構成を示す図である。 レイテンシカウンタにおいて最大の偶数レイテンシ10の信号経路が構成される場合のレイテンシカウンタ各部の動作波形の例を示す図である。 レイテンシカウンタにおいて最小の偶数レイテンシ4の信号経路が構成される場合のレイテンシカウンタ各部の動作波形の例を示す図である。 レイテンシカウンタにおいて最大の奇数レイテンシ11の信号経路が構成される場合のレイテンシカウンタ各部の動作波形の例を示す図である。 レイテンシカウンタにおいて最小の奇数レイテンシ5の信号経路が構成される場合のレイテンシカウンタ各部の動作波形の例を示す図である。 動作速度に関する効果を説明するために、図2のレイテンシカウンタにおいて、Lホールドラッチを設けない場合の構成を示す図である。 図7の構成において、奇数レイテンシ9の設定に対応するレイテンシカウンタ各部の動作波形を示す図である。 図7の構成において図8と同様の奇数レイテンシ9を実現するために、周期tCLKを長くした(低速化)場合のレイテンシカウンタ12各部の動作波形を示す図である。 図8と同様の条件で(奇数レイテンシ9)、本実施形態のレイテンシカウンタ各部の動作波形を示す図である。 従来の同期型半導体記憶装置に適用されるレイテンシカウンタの構成例を示す図である。 図11のレイテンシカウンタ各部の動作波形を示す図である。
符号の説明
10…メモリアレイ
11…制御回路
12…レイテンシカウンタ
13…クロックジェネレータ
14…コマンドデコーダ
15…モードレジスタ
21、22、23、24、25、26、61、62…Dフリップフロップ
31、32、33、34…セレクタ
41、42…Lホールドラッチ
51、52…OR回路
61、62…出力側のDフリップフロップ

Claims (5)

  1. 所定周期の外部クロックを2分周した内部クロックとして、互いに位相が180°異なる正相クロック及び逆相クロックを発生するクロックジェネレータと、
    入力される外部コマンドを判別してコマンド種別に応じたコマンド信号を出力するコマンドデコーダと、
    前記外部クロックの所定のクロックサイクル数の範囲内で、前記外部クロックの偶数倍の周期を有する偶数レイテンシ又は前記外部クロックの奇数倍の周期を有する奇数レイテンシを選択的に設定可能なレイテンシ設定手段と、
    前記正相クロックにより取り込まれた前記コマンド信号を前記正相クロックに基づき順次シフトするとともに前記クロックサイクル数に応じて信号経路を切り替え制御可能な第1のカウンタ回路と、前記逆相クロックにより取り込まれた前記コマンド信号を前記逆相クロックに基づき順次シフトするとともに前記クロックサイクル数に応じて信号経路を切り替え制御可能な第2のカウンタ回路を含むレイテンシカウンタと、
    を備え、
    前記偶数レイテンシが設定されているときは、前記正相クロックにより取り込まれた前記コマンド信号が前記第1のカウンタ回路のみを経由し、かつ、前記逆相クロックにより取り込まれた前記コマンド信号が前記第2のカウンタ回路のみを経由するように信号経路を構成して前記偶数レイテンシに相当するクロックサイクル数をカウントするように制御し、
    前記奇数レイテンシが設定されているときは、前記正相クロックにより取り込まれた前記コマンド信号が前記第1のカウンタ回路から前記第2のカウンタ回路に遷移し、かつ、前記逆相クロックにより取り込まれた前記コマンド信号が前記第2のカウンタ回路から前記第1のカウンタ回路に遷移するように信号経路を構成して前記奇数レイテンシに相当するクロックサイクル数をカウントするように制御し、
    前記第1のカウンタ回路と前記第2のカウンタ回路のそれぞれは、共通の構成要素を用いて対称的な回路で構成され、
    前記第1のカウンタ回路と前記第2のカウンタ回路のそれぞれは、前記コマンド信号を順次シフトするN段のシフトレジスタ回路を含み、
    前記第1のカウンタ回路と前記第2のカウンタ回路のそれぞれは、前記コマンド信号と前記シフトレジスタ回路の各段の信号をそれぞれ入力してN+1個の信号の中から選択された信号を通過させる第1のセレクタと、前記コマンド信号と前記シフトレジスタ回路の各段の信号をそれぞれ入力してN+1個の信号の中から選択された信号を通過させて他方のカウンタ回路に遷移させる第2のセレクタを含む、
    ことを特徴とする同期型半導体記憶装置。
  2. 前記第1のカウンタ回路と前記第2のカウンタ回路のそれぞれは、前記第1のセレクタ及び前記他方のカウンタ回路の前記第2のセレクタに接続される出力側回路を含み、前記第2のセレクタと前記出力側回路を経由する信号経路は、前記第1のセレクタと前記出力側回路を経由する信号経路に比べ、前記外部クロックの1周期分だけ長い遅延時間を有することを特徴とする請求項に記載の同期型半導体記憶装置。
  3. 前記レイテンシカウンタは、最小M(偶数)から最大M+2Nの範囲内のN+1個の前記偶数レイテンシと、最小M+1から最大M+1+2Nの範囲内のN+1個の前記奇数レイテンシとを併せた2(N+1)個の前記レイテンシを選択的にカウント可能であることを特徴とする請求項に記載の同期型半導体記憶装置。
  4. 前記レイテンシ設定手段は、設定されたレイテンシを更新可能に保持するモードレジスタを含み、前記レイテンシカウンタは、前記モードレジスタに保持されるレイテンシに基づき信号経路を切り替え制御することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の同期型半導体記憶装置。
  5. 前記レイテンシカウンタは、DDR−SDRAMの規格に対応する複数のレイテンシをカウント可能であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の同期型半導体記憶装置。
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