JP4828056B2 - 還元装置および脱硝装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、排ガス中の窒素酸化物を取り除く技術に関し、更に詳しくは、脱硝過程における還元反応において還元ガスの使用量を低減できる還元装置および脱硝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関やボイラー等の排ガスに含まれる窒素酸化物は、酸性雨や光化学スモッグの原因であるので、大気中における窒素酸化物の量を低減させることが望まれている。一方、自動車用トンネル内においては微量の窒素酸化物が残存しており、また、交通量の多い交差点等で空気の対流がなくなった場合には、窒素酸化物が滞留してしまう場合もある。近年は、大気中の窒素酸化物濃度をできるだけ小さくするため、このような場所においても簡易に大気中の窒素酸化物を除去できる脱硝技術の要望が起こりつつある。
【0003】
脱硝方法としては、自動車等のガソリンエンジンの排ガスを浄化するための三元触媒法がよく知られている。しかし、この方法は300℃程度の温度を要するため、本手法を常温ガスに適用しようとする場合には処理ガスの温度を高める必要が有り、これに多大なエネルギーを要する。さらに、本手法は酸素共存下では適用する事ができない。また、トンネル内等の脱硝に使用するには不向きである。このため、酸素共存下でも窒素酸化物の発生を低減させる方策として、例えば、対象ガス中に還元剤であるアンモニアの供給後触媒送を通過させる事で窒素酸化物の還元処理を行う、いわゆる選択触媒還元方式により、一酸化窒素を除去して窒素酸化物の発生を抑える排ガス浄化方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この選択触媒還元法においても、ガス温度が300℃以上である事が必要である。更には本手法では、還元剤として毒物であるアンモニアを用いるため、トンネルのような閉鎖空間や人通りの多い交差点等において適用するには問題を有していた。このような常温で低濃度の窒素酸化物を処理する場合には、パルス放電や電子ビーム照射により、窒素酸化物の酸化し、窒素酸化物の酸化数を高くする事によって回収する脱硝方法が有効である。しかし、これらの方法はエネルギー効率が低いため、十分な脱硝効果を得ようとすると酸化処理に時間を要し、また処理効率も低いという問題があった。また、酸化回収後の還元工程においては、放電しながら還元ガスとしてHCガスを流す必要があり、手間と費用を要していた。そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、脱硝過程における還元反応において還元ガスの使用量を低減できる還元装置および脱硝装置に関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1に係る還元装置は、窒素酸化物を酸化処理した後の処理ガスを吸着した化学吸着剤に直流電圧を印加して、当該化学吸着剤中に存在する硝酸イオンの電子を直流電圧印加電極の正極に与えて当該硝酸イオンを還元することを特徴とする。
【0006】
この還元装置は、化学吸着剤に吸着された硝酸イオンを、直流電圧を印加した電極上で還元する。このため、還元ガスや放電、あるいは触媒を用いた加熱処理等が不要になるので、容易に硝酸イオンを還元できる。したがって、脱硝装置の還元処理にこの還元装置を使用すると、還元ガスの供給系等が不要になるので、コンパクトに脱硝装置を構成できる。また、還元ガスも不要であるため、その分ランニングコストも抑えることができる。なお、この還元装置は、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンあるいはガスタービンエンジン等といった内燃機関の排ガスの脱硝や、焼却炉やボイラーの排ガス、およびトンネル内や通行量の多い交差点の大気等の脱硝に適用できる。
【0007】
なお、化学吸着剤とは、Li、Na、K等のアルカリ金属、Mg、Ca等のアルカリ土類金属の水酸化物並びに酸化物等のアルカリ性を有し硝酸イオンと中和反応を介して吸着能を発現する吸着剤をいう。化学吸着剤は中和反応によってNO2等を吸着させるため、単位体積当たりの吸着量を多くできるので、装置の寸法を小さくできる。このため、設置スペースに制限がある場合には有効である。
【0008】
また、請求項2に係る還元装置は、物理吸着剤に硝酸イオンを吸着させ、前記物理吸着剤に直流電圧を印加して、前記硝酸イオンの電子を直流電圧印加電極の正極に与えて当該硝酸イオンを還元することを特徴とする。この還元装置は、物理吸着剤に硝酸イオンを吸着してから直流電圧を印加することで硝酸イオンを還元する。このため、還元ガスや放電、あるいは触媒を用いた加熱処理等が不要になるので、容易に硝酸イオンを還元できる。また、還元ガスも不要であるため、その分ランニングコストも抑えることができる。
【0009】
ここで物理吸着剤とは、Al23、TiO2、等の両性酸化物ならびにゼオライト、ガンマアルミナ、モレキュラーシーブ、活性炭等の物理的相互作用を介して吸着能を発現する吸着剤をいう。物理吸着剤は、物理的相互作用によって表面にNO2等を吸着するため、化学吸着剤と比較して電極反応における硝酸イオンの移動が容易になる。このため、化学吸着剤と比較して少ないエネルギーで硝酸イオンを還元でき、電極反応に対して十分なエネルギーが供給できない場所で還元装置を使用する場合に好ましい。以下、特に断りのない限り、吸着剤は上記請求項1の化学吸着剤並びに請求項2の物理吸着剤を示す。
【0010】
また、請求項3に係る還元装置は、上記還元装置において、さらに、上記電極のうち少なくとも正極はFeであることを特徴とする。このため、Feの酸化数変化も硝酸イオンの還元に利用できるので、より速く還元が進行する。したがって、この還元装置を脱硝装置に使用すれば、脱硝速度を速くできる。さらに、安価なFeを使用するので、製造コストも抑えることができる。
【0011】
また、請求項4に係る還元装置は、上記還元装置において、さらに、上記直流電圧を印加するときに上記化学吸着剤または物理吸着剤に還元剤を流し、且つ放電手段によって放電しながら硝酸イオンおよび窒素酸化物を還元することを特徴とする。この還元装置は、直流電圧の印加による還元だけでは不十分である場合に、還元ガスも併用する。このため、より完全に硝酸イオンやNO2を還元できるので、脱硝効率をより高くでき、より清浄な空気も得ることができる。
【0012】
また、請求項5に係る脱硝装置は、窒素酸化物を含む処理ガスを酸化処理するための放電手段と、前記酸化処理後の処理ガス中に含まれる窒素酸化物を硝酸イオンの形で吸着する化学吸着剤または物理吸着剤と、前記化学吸着剤または物理吸着剤に直流電圧を印加するための直流電圧印加手段とを備え、前記化学吸着剤または物理吸着剤に吸着した硝酸イオンの電子を直流電圧印加電極の正極に与えて前記硝酸イオンを還元することを特徴とする。
【0013】
この脱硝装置は、放電酸化処理と直流電圧の印加による還元とを同時にかつ連続的に行うことができるので、脱硝速度を速くできる。また、還元ガスを必要としないのでランニングコストも低く抑えることができ、還元ガスの補給も不要なので、保守・点検の手間もそれだけ軽減できる。さらに、還元ガスの配管等が不要になるので、脱硝装置もコンパクトにでき、また信頼性も高くできる。
【0014】
また、請求項6に係る脱硝装置は、上記脱硝装置において、さらに、光触媒を介在させて上記放電手段により上記処理ガスを酸化処理することを特徴とする。このため、処理ガス中に含まれるNOの酸化処理効率を高くできるので、脱硝効率をその分高くできる。また、光触媒を化学吸着剤に介在させると、NO2の吸着効率を高くできるので、その分脱硝効率を高くでき好ましい。
【0015】
また、請求項7に係る脱硝装置は、光触媒を介在させて窒素酸化物を含む処理ガスを酸化処理するための光照射手段と、前記酸化処理後の処理ガス中に含まれる窒素酸化物を硝酸イオンの形で吸着する化学吸着剤または物理吸着剤と、前記化学吸着剤または物理吸着剤に直流電圧を印加するための直流電圧印加手段とを備え、前記化学吸着剤または物理吸着剤に吸着した硝酸イオンの電子を直流電圧印加電極の正極に与えて前記硝酸イオンを還元することを特徴とする。
【0016】
この脱硝装置は、光触媒を介在させて、光照射によって処理ガス中のNOを酸化するので、酸化処理用の電源と還元処理用の電源とを別個に用意することになる。このため、NOの酸化条件と硝酸イオンの還元条件とを別個に設定できるので、温度や湿度等の環境変化に対して最適な条件で脱硝できる。このため、環境に関わらず、安定した脱硝性能が得られる。なお、光照射手段には、得にエキシマランプを使用すると、酸化効率を高くできるので好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの或いは実質的に同一のものが含まれる。
【0018】
(実施の形態1)
図1は、この発明に係る脱硝手順を示すフローチャートである。まず、処理ガスに含まれるNOを、酸化処理によってNO2に変化させる(ステップS101)。つぎに、処理対象の気体に含まれるNO2をアルカリ吸着剤に吸着させる(ステップS102)。そして、吸着させたNO2から還元処理によって酸素を引き抜き、NO2をN2に変化させて(ステップS103)、この脱硝処理が完了する(ステップS104)。つぎに、実施の形態1に係る脱硝について、酸化手処理と還元処理とに分けて説明する。
【0019】
(酸化処理)
図2は、この発明の実施の形態1に係る酸化装置を示した断面図である。なお、図2(b)は、図2(a)のX−X断面図である。この酸化装置は、TiO2等の半導体系の光触媒によって、NOをNO2に変化させる酸化反応を促進させる点に特徴がある。この酸化装置100は、筒状の胴部10の中心付近に線状電極20を備え、筒状の胴部10の外周には電極30が設けられている。そして、筒状の胴部10の内壁面には誘電体40が形成されており、さらにその上には光触媒50としてTiO2が焼付け等の方法によって担持されている。ここで、TiO2は光触媒であるので、光や放電によってエネルギーが与えられないと、触媒としての作用が低下する。このため、TiO2はできるだけ細かく、かつ均一に誘電体40上に担持されることが望ましい。なお、前記筒状の胴部10は石英ガラスで製造されており、また、線状電極20は例えばピアノ線で製造されている。
【0020】
線状電極20は電源200に接続されており、ここから−10kV程度の電圧をパルス的に印加される。そして胴部10の外周に設けられた電極30との間でコロナ放電を起こさせて非平衡プラズマを発生する。なお、上記コロナ放電以外には、オゾナイザ放電、沿面放電、ストリーマ放電あるいはグロー放電のように、非平衡プラズマを発生できる放電手段を使用することができる。また、放電の他に、電子銃によって電子を打ち込み、酸化性ラジカルを発生させることによってNOを酸化してもよい。
【0021】
上記コロナ放電等によって発生した非平衡プラズマによって、胴部10内に導かれた処理対象の気体中に含まれるNOが酸化されて、NO2に変化する。酸化装置100によって酸化されたNO2は、Ba(NO32の形で吸着剤であるBa(OH)2等のアルカリ吸着剤(図示せず)に吸着されて、還元手段によって還元される。化学吸着剤を使用すると、中和反応によってNO2等を吸着させるため、単位体積当たりの吸着量を多くできる。なお、この発明においては、Li、Na、K、Cs等のアルカリ金属系吸着剤や、Be、Mg、Ca等のアルカリ土類金属系吸着剤も使用することができる。特に本発明においては、Ba(OH)2やKOHといったアルカリ金属系の水酸化物並びにBaOHやK2Oといったアルカリ金属系の酸化物の方が、NO2等の窒素酸化物に対する吸着能力に優れるのでより好ましい。
【0022】
なお、以下の説明では化学吸着剤であるアルカリ吸着剤を使用した場合を例にとって説明するが、化学吸着剤の代わりに、Al23、TiO2等の両性酸化物ならびにゼオライト、ガンマアルミナ、モレキュラーシーブ、活性炭等の物理吸着剤を使用してもよい。物理吸着剤は、物理的相互作用によって表面にNO2等を吸着するため、化学吸着剤と比較して電極反応における硝酸イオンの移動が容易になる。このため、化学吸着剤と比較して少ないエネルギーで硝酸イオンを還元できる。なお、物理吸着剤は、表面積を大きくすることでしか吸着量を大きくできないので、吸着量を大きくするためには、物理吸着剤をできるだけ小さな粒子とする等して、表面積を大きくすることが望ましい。
【0023】
ここで、触媒の効果について説明する。図3は、TiO2を使用した場合と使用しない場合における投入エネルギーと酸化効率との関係を示す説明図である。同図に示すように、本発明に係る酸化装置100(図2参照)においては、半導体光触媒であるTiO2が酸化反応を促進するので、同じ投入エネルギーであれば、極めて効率よくNOを酸化できる。なお、この発明に使用できる触媒はTiO2に限られない。例えば、GaP、ZrO2、Si、CdS、KTaO3、CdSe、SrTiO3、Nb25、ZnO、Fe23、WO3、SnO2といった触媒を使用できる。なお、これらの触媒を使用しなくとも、コロナ放電のみでNOを酸化してNO2に変化させることもできる。この場合、酸化効率は劣るが、筒状の胴部10の内壁面に上記触媒を焼付け等の方法によって設ける必要はないので、製造コストを低減できる。
【0024】
図4は、酸化装置100の配置例を示した正面図である。上記説明においては単一の酸化装置100内を処理対象の気体が通過する場合を説明したが、実際の脱硝装置においては、図4(a)および(b)に示すように、複数の酸化装置100あるいは101を束ねて酸化に使用することが望ましい。このようにすると、処理ガスが触媒であるTiO2に触れる面積を大きくできるので、大量の処理気体を効率よく処理できる。酸化装置を組み合わせて使用する場合には、図4(a)に示すように酸化装置100の軸方向に垂直な断面が円であるよりも、同図(b)のように当該断面形状が矩形の酸化装置101を使用した方が、無効領域150を少なくできるので望ましい。
【0025】
(変形例1)
図5は、実施の形態1に係る酸化装置に係る第一の変形例を示す軸方向に垂直な断面図である。この酸化装置102を構成する筒状の胴部11の内壁面にアルカリ吸着剤60を塗布して、光触媒51であるTiO2と併存させる点に特徴がある。このようにすると、NOの酸化と同時に酸化後のNO2をアルカリ吸着剤60へ吸着でき、NO酸化とNO2の吸着とを一つの装置で実現する事ができ、装置構成の簡略化が可能となる。さらに、アルカリ吸着剤60とTiO2とを併存させると、TiO2によってアルカリ吸着剤60の化学反応が促進されて吸着効率が向上する。これによって、吸着されずに酸化装置102外へ流れてしまう窒素酸化物の量を低減できるので、次の還元工程で処理できる窒素酸化物量も多くなり、その分脱硝効率を高くできるので好ましい。
【0026】
(変形例2)
図6は、実施の形態1に係る酸化装置に係る第二の変形例を示す軸方向に垂直な断面図である。この酸化装置103は、線電極によって放電させる代わりに、エキシマランプやレーザー等の光照射手段によって光触媒であるTiO2をより効率的に使用する点に特徴がある。この酸化装置には、すでに説明したように、内壁面にTiO2を備えた筒状の胴部10(図2参照)を使用できる。また、上記変形例1で説明したように、アルカリ吸着剤60と光触媒51であるTiO2とを併存させてもよい(図5参照)。
【0027】
筒状の胴部12の内部には、電源201と接続されたエキシマランプ70が備えられており、筒状の胴部12の内壁面に設けられた光触媒52であるTiO2に照射される。一般にTiO2は3.2eV以上のエネルギー電位を持つ光を照射することによって励起され、ホールを形成する。光触媒の表面に接触した分子の電子がこのホールに取り込まれることで、その分子の酸化を促進する。エキシマランプ70は、このホール形成効率が極めて高いため、TiO2を十分に励起してよりNOの酸化を促進できる。また、エキシマランプ70の代わりにレーザー光を照射しても、TiO2を十分に励起してNOの酸化を促進できる。
【0028】
(還元処理)
つぎに、還元処理について説明する。図7は、この発明の実施の形態1に係る還元装置を示す説明図である。この還元装置104は、窒素酸化物を吸着したアルカリ吸着剤を放電場にさらし、窒素酸化物であるNO2を気相中に放出させてから、還元ガス雰囲気中において還元し、NやCO2とするものである。すでに説明した酸化手順において、アルカリ吸着剤61は十分に窒素酸化物を吸着している。そこで、このアルカリ吸着剤61を電源202に接続し、電圧を印加して電極32および21間に放電を起こさせる。それと同時に、アルカリ吸着剤61に還元ガスとしてHC(炭化水素)ガスを供給し、還元ガス雰囲気中で窒素酸化物を還元する。
【0029】
放電によってアルカリ吸着剤から脱離した窒素酸化物であるNO2は、還元ガス雰囲気中に放出される。ここで、NO2はそれ自体が酸化剤であるため、他の物質を酸化するので、放電によってNO2が酸化剤として作用しやすい雰囲気を形成して、還元ガスであるHCガスを酸化する。この反応によって、窒素酸化物中のNはN2となり、Oは還元ガスのCおよびHと結合してCO2やH2Oとなる。このようにして、窒素酸化物の還元が完了する。なお、酸化手順によってNOをNO2に酸化するが、これを直接還元しないのは、NO2濃度が低いので、脱硝効率が極めて悪くなるからである。このため、アルカリ吸着剤61が飽和するまでこれに窒素酸化物NO2を吸着させることで、還元ガス雰囲気中に放出される窒素酸化物濃度を高くするのである。
【0030】
この還元処理は、還元ガス雰囲気中で放電することによってアルカリ吸着剤に吸着した窒素酸化物を還元するが、還元機能を有する触媒を用いて加熱することによっても同様に窒素酸化物を還元できる。ただし、還元機能を有する触媒は、貴金属である場合が多く、装置コストが高くなってしまうため、好ましくない。したがって、このような場合には上述した放電による還元処理を使用することが好ましい。
【0031】
(実施の形態2)
図8は、この発明の実施の形態2に係る脱硝装置を示す説明図である。この脱硝装置は還元処理に特徴があり、アルカリ吸着剤に直流電流を印加することで、アルカリ吸着剤に吸着された窒素酸化物をN2とO2とに分解する点に特徴がある。図8(a)中に示すBa(OH)2で構成されたアルカリ吸着剤62は、前段の酸化処理によって、飽和状態まで窒素酸化物が吸着されている。なお、この酸化処理には実施の形態1で説明したいずれの酸化処理を適用してもよい。
【0032】
アルカリ吸着剤62には電極33および34が取り付けられている。そして、この電極33および34は直流電源210に接続されており、アルカリ吸着剤62には直流電圧が印加される。また、アルカリ吸着剤62が窒素酸化物を含む処理ガスと接触する面に取り付けられる電極34には複数の孔34aが設けられている。そして、この孔34aを通過して処理ガスがアルカリ吸着剤62に接触し、酸化処理においては、この孔34aからNO2がアルカリ吸着剤62に吸着する。
【0033】
アルカリ吸着剤62内には、窒素酸化物がBa(NO32の形で吸収されているが、直流電圧がアルカリ吸着剤62に印加されると、正極である電極34側に硝酸イオンであるNO3 -が移動する。そして、電子を正極である電極34に渡す過程で次のような電極反応をしてNO3 -が直接還元される。
【0034】
2NO3 -→N2+3O2+2e-
この還元処理では、アルカリ吸着剤62に吸着させた窒素酸化物を気相に戻すことなく直接還元できるので、還元処理に手間を要さず処理時間を速くできる。また、還元ガスが不要であるのでその分コストが低くなり、さらにガスの供給系も不要なので装置も簡単になる。ここで、この還元処理に使用する電極の種類について説明する。この還元処理に使用する電極のうち、少なくとも正極にはFeを使用することが望ましい。Feは、電子を与えられると酸化数が変化するので、正極においてはより多くの電子を受け取って、NO3 -の還元を促進できるからである。なお、この例においてはアルカリ吸着剤に吸蔵されたNO3 -を正極で還元しているが、化学吸着剤の代わりにAl23あるいはTiO2等、もしくは活性炭、モレキュラーシーブ等の物理吸着剤を使用して、この表面にNO2を吸着させた後、上記電極反応によってこれを還元してもよい。
【0035】
なお、この還元処理(以下、直流還元処理という)だけでは不十分である場合には、図8(b)に示すように放電用の交流電源203と、直流還元処理用の直流電源211を直列に接続して、線状電極22で放電させると同時に電極34で直流還元処理をしてもよい。そして、放電の際にはHCガス等の還元ガスを流して、実施の形態1で説明した還元処理を同時に行う。こうすることで、直流還元処理だけでは還元しきれなかった窒素酸化物をほとんど還元することができる。なお、この還元方法によれば、直流還元によっても窒素酸化物が還元されるので、還元ガスの使用量は少量で済む。
【0036】
図8(c)は、実際の脱硫装置に設置する実施の形態2に係る還元装置を示す一部断面図である。この還元装置105は、径の異なる二本の筒状部材14および15を同心円状に配置して、両者の隙間にアルカリ吸着剤63を備えたものである。そして、内部に備えてある筒状部材14の内側を窒素酸化物が含まれた処理ガスが通過する。ここで、同図に示すようにこの筒状部材14には複数の孔14aが設けてあるため、処理ガス中の窒素酸化物はこの孔14aを通ってアルカリ吸着剤63に吸着される。また、筒状部材14および15はともに電極を構成しており、直流電源212に接続されている。そして、直流電圧を印加すると、NO3 -が筒状部材14に電子を渡して、N2ガスやO2が孔14aを通って流れる。同時に放電させたい場合には、筒状部材14の内部に線状電極23を備えて、筒状部材14とこの線状電極23との間で放電させればよい。
【0037】
(変形例)
図9は、実施の形態2の変形例に係る脱硝装置を示す説明図である。この脱硝装置106は、処理ガス中のNOをNO2に酸化するとともに、アルカリ吸着剤に直流電圧を印加してNO3 -を直接還元する点に特徴がある。アルカリ吸着剤64には電極35が取り付けられており、電極35には複数の孔35aが設けられている。そして、この孔35aを通ってNO2がアルカリ吸着剤64に吸着する。
【0038】
また、同じく電極35には、半導体光触媒であるTiO253が焼き付け等によって設けられている。このTiO253は、処理ガス中のNOを酸化するときに、その酸化を促進する役割を果たす。また、TiO253等の半導体光触媒がアルカリ吸着剤64と併存していると、窒素酸化物であるNO2の吸着効率が高くなる。このため、アルカリ吸着剤64にもTiO253を分散させておくことが望ましい。
【0039】
電極35と線状電極24とは、直列に接続された直流電源213および交流電源214に接続されている。いま、脱硝装置106の上流側Aから窒素酸化物を含む処理ガスが流れてきてこの脱硝装置106に供給されると、電極35および線状電極24間に印加される交流電圧によってコロナ放電が発生し、非平衡プラズマ雰囲気を形成する。この雰囲気中で、処理ガス中のNOが酸化されてNO2に変化する。
【0040】
ここで、電極35上には半導体光触媒であるTiO253が設けられているので、これによってNOの酸化反応が促進されて迅速かつ大量にNO2が発生する。このNO2は、電極35に設けられた孔35aから、Ba(OH)2でできたアルカリ吸着剤64に吸着され、Ba(NO32となって吸蔵される。なお、アルカリ吸着剤64には、TiO253が併存しているので、NO2は迅速にアルカリ吸着剤64に吸着される。
【0041】
電極35と線状電極24とには直流電源213から直流電圧も印加されるので、この直流成分によって、アルカリ吸着剤64中のNO3 -は正極(電極35)方向に移動し、ここで電極35に電子を与えて、NO3 -はN2とO2とに分解される。このように、この脱硝装置106では連続的に酸化・還元反応を進行させることができるので、迅速に脱硝処理ができる。また、還元ガスが不要であるので、脱硝コストが安価になり、また還元ガスの補給も不要になるので、保守・点検に手間を要さない。このため、トンネル等に使用する脱硝装置のように、できるだけ保守・点検の手間を低減したい施設の脱硝装置として適している。
【0042】
なお、窒素酸化物を含む処理ガスを酸化処理するためには、線状電極24の代わりにエキシマランプ(図示せず)を使用してもよい。エキシマランプをTiO2等の半導体光触媒に照射すると、効率よくNOを酸化できるので、脱硝処理の速度が向上して好ましい。なお、NOの酸化処理とともにNO3 -の還元処理をしてもよいし、アルカリ吸着剤64が飽和に達するまで使用した後、別施設で直流電圧を印加して還元してもよい。このようにすると、還元用に十分な電力が確保できない場合でも脱硝処理ができる。
【0043】
(実施の形態3)
図10は、この発明の実施の形態3に係る脱硝装置を示す説明図である。この脱硝装置には、実施の形態1および2で説明した酸化装置および還元装置が適用してある。図10(a)は、実施の形態1で説明した酸化装置100(図2参照)を複数本組み合わせて(3本のみ記載、残りは省略)円形をしたハニカム状の脱硝ユニット180を形成している。この脱硝ユニットの1/4程度は、還元処理をするために蓋181によって処理ガスの侵入を防止するようになっている。
【0044】
いま、上流側Aから窒素酸化物を含む処理ガスが流れてきて、脱硝ユニット180に流入する。すると脱硝ユニット180の酸化装置100内で放電が起こり、NOが酸化されてNO2になる。このNO2は、酸化装置100内のアルカリ吸着剤(図示せず)に吸着される。このアルカリ吸着剤が吸蔵できる臨界量までNO2を吸着した場合には、脱硝ユニット180を回転させることで蓋181の位置に酸化装置100を移動させて、この部分で配管182から還元ガスを流しつつ放電によって窒素酸化物を還元する。還元が終了したら、脱硝ユニット180を1/4回転させて、次の脱硝装置を還元する。なお、蓋181を設けずに、アルカリ吸着剤の吸蔵量が臨界に達したら、脱硝ユニット180ごと取り外して、別の施設で還元処理してもよい。このようにすれば、還元ガスの供給系が不要になるので装置の構造を簡単にでき、設置スペースの狭い場所でも比較的容易に設置できる。また、還元ガスの補給の手間も要さないので、保守・点検の手間も低減できる。
【0045】
図10(b)に示す脱硝装置は、還元ユニット190の上流に設置した酸化ユニット192によって処理ガスを酸化処理し、酸化処理後の処理ガスを下流側に設けた還元ユニット190で還元するものである。酸化ユニット192に使用する酸化装置100(図2参照)は、酸化効率を高くするため、TiO2等の半導体触媒をその内面に設けておくとよい。この還元ユニット190には、実施の形態2で説明した直流還元処理のできる還元装置105を使用すると、酸化ユニット192とあわせて連続的に酸化・還元処理ができるので、処理時間を短縮できる。なお、還元ユニットを取り外しできるようにして、アルカリ吸着剤が臨界に達したら取り外して他の処理施設で還元処理してもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係る還元装置(請求項1)では、化学吸着剤に吸着された硝酸イオンを、直流電圧を印加することで還元するようにした。このため、還元ガスや放電設備等が不要になるので、容易に硝酸イオンを還元できる。また、還元ガスが不要であるため、その分ランニングコストも抑えることができる。
【0047】
また、この発明に係る還元装置(請求項2)では、物理吸着剤に硝酸イオンを吸着し、直流電圧を印加することで硝酸イオンを還元するようにした。このため、還元ガスや放電等が不要になるので、容易に硝酸イオンを還元できる。また、還元ガスも不要であるため、その分ランニングコストも抑えることができる。
【0048】
また、この発明に係る還元装置(請求項3)では、直流電圧を印加する電極のうち少なくとも正極はFeとした。このため、Feの酸化数変化も硝酸イオンの還元に利用できるので、より速く硝酸イオンの還元が進行するので、この還元装置を脱硝装置に使用すれば、脱硝速度を速くできる。さらに、安価なFeを使用するので、還元装置の製造コストやランニングコストも抑えることができる。
【0049】
また、この発明に係る還元装置(請求項4)では、還元ガスも併用するようにして、直流電圧の印加による還元だけでは不十分である場合が発生した場合には、これを補うようにした。このため、より完全に硝酸イオンやNO2を還元できるので、脱硝効率をより高くできる。
【0050】
また、この発明に係る脱硝装置(請求項5)では、放電酸化処理と直流電圧の印加による還元とを連続的に行うようにしたので、脱硝速度を速くできる。また、還元ガスを必要としないのでランニングコストも低く抑えることができ、還元ガスの補給も不要なので、保守・点検の手間もそれだけ軽減できる。
【0051】
また、この発明に係る脱硝装置(請求項6)では、光触媒を介在させて放電手段により処理ガスを酸化処理するようにした。このため、処理ガス中に含まれるNOの酸化処理効率を高くできるので、脱硝効率をその分高くできる。また、光触媒を化学吸着剤に介在させると、NO2の吸着効率を高くできるので、その分脱硝効率を高くできる。
【0052】
また、この発明に係る脱硝装置(請求項7)では、光触媒を介在させて、光照射によって処理ガス中のNOを酸化するようにしたので、酸化処理用の電源と還元処理用の電源とを別にできる。このため、NOの酸化条件と硝酸イオンの還元条件とを別個に設定できる。その結果、温度や湿度等の環境変化に対して最適な条件で脱硝できるので、環境に関わらず安定した脱硝性能が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る脱硝手順を示すフローチャートである。
【図2】この発明の実施の形態1に係る酸化装置を示した断面図である。
【図3】TiO2を使用した場合と使用しない場合における投入エネルギーと酸化効率との関係を示す説明図である。
【図4】酸化装置100の配置例を示した正面図である。
【図5】実施の形態1に係る酸化装置に係る第一の変形例を示す軸方向に垂直な断面図である。
【図6】実施の形態1に係る酸化装置に係る第二の変形例を示す軸方向に垂直な断面図である。
【図7】この発明の実施の形態1に係る還元装置を示す説明図である。
【図8】この発明の実施の形態2に係る脱硝装置を示す説明図である。
【図9】実施の形態2の変形例に係る脱硝装置を示す説明図である。
【図10】この発明の実施の形態3に係る脱硝装置を示す説明図である。
【符号の説明】
10、11、12 胴部
14 筒状部材
14a 孔
20、21、22、23、24 線状電極
30、31、32、33 電極
34 電極
34a、35a 孔
35 電極
40 誘電体
50 光触媒
51、52 光触媒
53 TiO2
60、61、62、63、64 アルカリ吸着剤
70 エキシマランプ
100、101、102、103 酸化装置
104、105 還元装置
106 脱硝装置
150 無効領域
180 脱硝ユニット
181 蓋
182 配管
190 還元ユニット
192 酸化ユニット
200、201、202 電源
203、214 交流電源
210、211、213 直流電源

Claims (7)

  1. 窒素酸化物を酸化処理した後の処理ガスを吸着した化学吸着剤に直流電圧を印加して、当該化学吸着剤中に存在する硝酸イオンの電子を直流電圧印加電極の正極に与えて当該硝酸イオンを還元することを特徴とする還元装置。
  2. 物理吸着剤に硝酸イオンを吸着させ、前記物理吸着剤に直流電圧を印加して、前記硝酸イオンの電子を直流電圧印加電極の正極に与えて当該硝酸イオンを還元することを特徴とする還元装置。
  3. さらに、上記電極のうち少なくとも正極はFeであることを特徴とする請求項1または2に記載の還元装置。
  4. さらに、上記直流電圧を印加するときに上記化学吸着剤または物理吸着剤に還元剤を流し、且つ放電手段によって放電しながら硝酸イオンおよび窒素酸化物を還元することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の還元装置。
  5. 窒素酸化物を含む処理ガスを酸化処理するための放電手段と、
    前記酸化処理後の処理ガス中に含まれる窒素酸化物を硝酸イオンの形で吸着する化学吸着剤または物理吸着剤と、
    前記化学吸着剤または物理吸着剤に直流電圧を印加するための直流電圧印加手段とを備え、
    前記化学吸着剤または物理吸着剤に吸着した硝酸イオンの電子を直流電圧印加電極の正極に与えて前記硝酸イオンを還元することを特徴とする脱硝装置。
  6. さらに、光触媒を介在させて上記放電手段により上記処理ガスを酸化処理することを特徴とする請求項5に記載の脱硝装置。
  7. 光触媒を介在させて窒素酸化物を含む処理ガスを酸化処理するための光照射手段と、
    前記酸化処理後の処理ガス中に含まれる窒素酸化物を硝酸イオンの形で吸着する化学吸着剤または物理吸着剤と、
    前記化学吸着剤または物理吸着剤に直流電圧を印加するための直流電圧印加手段とを備え、
    前記化学吸着剤または物理吸着剤に吸着した硝酸イオンの電子を直流電圧印加電極の正極に与えて前記硝酸イオンを還元することを特徴とする脱硝装置。
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