JPH1066828A - 空気浄化換気装置、それに用いられる無声放電装置,空気浄化換気方法 - Google Patents

空気浄化換気装置、それに用いられる無声放電装置,空気浄化換気方法

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JPH1066828A
JPH1066828A JP8228046A JP22804696A JPH1066828A JP H1066828 A JPH1066828 A JP H1066828A JP 8228046 A JP8228046 A JP 8228046A JP 22804696 A JP22804696 A JP 22804696A JP H1066828 A JPH1066828 A JP H1066828A
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air
silent discharge
discharge device
silent
blower
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JP8228046A
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Yoshio Yoshioka
芳夫 吉岡
Hiroshi Doi
寛 土肥
Toru Ishikawa
徹 石川
Kenichi Minami
顕一 南
Yoshitoyo Yagihashi
義豊 八木橋
Hisao Takashimoda
寿生 高下田
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Hitachi Ltd
Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
Hitachi Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低濃度のNOxを酸化法で除去する装置のNO
の酸化処理に必要な電力消費量を低減し、ランニングコ
ストを低減した空気浄化換気装置を提供する。 【解決手段】トンネル内もしくは駐車場空間内の空気を
排気するためのブロアと、ブロアで送風された空気内に
含まれるNOを酸化処理するための無声放電装置と、無
声放電装置で酸化処理されたNO2を吸着するためのN
2吸着装置を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気浄化換気装置に
係り、特に高速道路や首都圏地下の自動車用トンネルあ
るいは大規模な地下駐車場から排出される換気空気中の
窒素酸化物を低減するのに好適な空気浄化換気装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】高速道路や首都圏地下の自動車用トンネ
ルあるいは大規模な地下駐車場では、車両の排気ガス中
に含まれる窒素酸化物(NOx)により空気が汚染され
ている。このため、トンネルや地下駐車場には空気を入
れ替えるための換気装置が設置されている。窒素酸化物
の濃度は、3ppm 程度と比較的低いものの、換気される
空気の量が多量であるため、NOxの絶対量が多く、排
気孔出口付近で公害問題を引き起こす恐れがある。
【0003】従来の技術では、この汚染空気に含まれる
窒素酸化物のNOをオゾンによってNO2に酸化させ、
次のプロセスでNO2を吸着装置で吸収し、濃度を高め
た後にアルカリで中和処理して無公害化するものであっ
た。具体的には、図12に示すように、市販されている
オゾン発生装置1で生成されたオゾン(O3 )を大量の
NOを含んだ換気空気流の中に注入してオゾンの酸化作
用でNO2 に酸化し、アルカリを含浸したNO2 吸着装
置2で吸着処理した後、ブロア3で大気に放出させるよ
うに構成されている。
【0004】又、ディーゼルエンジンから排出される高
濃度のNOxを処理する方法として特開昭63−183211号
公報に記載のものがある。この装置では、排気ガスをチ
ューブ状の放電管に流してNOxを分解している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、既
存のオゾン発生装置を利用できる利点があるが、オゾン
を発生させてから排気ガスへ注入するのは間接的な方法
であり、オゾンが濃度の薄いNOと反応させるのに限度
がある。そのため、必要以上にオゾンを注入する必要が
あり、オゾン発生に使われる電力が多くなるためプロセ
スのエネルギー効率が悪いものであった。
【0006】又、特開昭63−183211号公報に記載のもの
は、放電管は、長手方向に寸法が大きいため、ガス流に
対する抵抗が大きく、低濃度の多量の空気量のNOxを
処理するためには、ブロアの容量を大幅に増大させるな
どの必要があり適用が困難なものであった。
【0007】本発明の第1の目的は、低濃度のNOxを
酸化法で除去する装置のNOの酸化処理に必要な電力消
費量を低減し、ランニングコストを低減した空気浄化換
気装置及び空気浄化換気方法を提供することにある。
【0008】第2の目的は、大流量の空気流路に挿入し
ても空気抵抗が小さく、コンパクトな空気浄化換気装置
の放電処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の空気浄化換気装置は、排気ガスを排
出する車両が通過するトンネルもしくは駐車場空間内の
窒素酸化物を除去するための空気浄化換気装置であっ
て、該空気浄化換気装置がトンネル内もしくは駐車場空
間内の空気を排気するためのブロアと、該ブロアで送風
された空気内に含まれるNOを酸化処理するための無声
放電装置と、該無声放電装置で酸化処理されたNO2
吸着するためのNO2吸着装置を備えていることを特徴
とする。
【0010】又、前記無声放電装置が多段の放電間隙を
有するカーテン状に形成されているものであって、空気
の流通方向の奥行寸法が10cm以下に形成されているも
のである。又、前記無声放電装置が多段の放電間隙を有
するものであって、注入されるエネルギー量が単位空気
流量1m3 当たり50から700Jの範囲に設定されて
いるものである。又、前記無声放電装置が多段の放電間
隙を有するものであって、前記無声放電装置の放電部分
を通過する空気の通過時間が10ms以下であるもので
ある。
【0011】又、空気浄化換気方法は、排気ガスを排出
する車両が通過するトンネルもしくは駐車場空間内の空
気に含まれる窒素酸化物をブロアによって無声放電部分
に送風し、該無声放電部分で空気内に含まれるNOをN
2 に酸化処理して、酸化処理されたNO2をNO2吸着
装置で吸着して窒素酸化物を除去することを特徴とす
る。
【0012】上記第2の目的を達成するために、本発明
の無声放電装置は、電極と、該電極に対向する第2の電
極と、少なくとも一方の電極に取り付けられた絶縁物
と、該絶縁物と他方の電極間に空気の流路を形成するた
めのスペーサと、前記電極間に交流電圧を与えるための
交流電圧源を備えたことを特徴とする。
【0013】又、前記無声放電装置が多段に構成される
ものであって、前記電極間の放電間隙が前記交流電圧源
に対し直並列に接続され、印加される交流電圧源の周波
数が200〜600Hzであるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1か
ら図11により説明する。
【0015】図1は、本実施例を示す無声放電装置の斜
視図、図2は、無声放電装置を説明するための模式図、
図3は、無声放電装置の構成を示す斜視図、図4は、無
声放電装置の電極の結線図、図5は、電力とNO酸化処
理量との関係を示す図、図6は、電力と電力量当たりの
NO処理量との関係を示す図、図7は、空気流量と電力
量当たりのNO処理量との関係を示す図、図8は、1m
3 当たりのエネルギー注入量と電力量当たりのNO処理
量との関係を示す図、図9は、従来のオゾン酸化方法と
のNO処理量を比較した結果を示す図、図10は、従来
のオゾン酸化方法での電力と電力量当たりのNO処理量
との関係を示す図、図11は、本実施例の空気浄化換気
装置の構成を示す斜視図である。
【0016】図1に示すように、本実施例の空気浄化換
気装置は、大容量のブロアにより図示しないトンネルや
駐車場から排出される低濃度のNOxを含んだ空気を送
るブロア3,ブロア3により送られた空気を無声放電装
置9に導き流路断面積が減少するように構成されたダク
ト8,無声放電装置9で酸化されたNO2 を含む空気を
吸収する装置(図示せず)に送るためのダクトで構成さ
れている。無声放電装置9は、ガラス板と放電電極を多
段に積層して構成されており、図示しない高周波の高圧
電源から放電電力が供給されるようになっている。
【0017】ここで、無声放電とは、図2に示すよう
に、2つの電極4の間にガラス板などの絶縁物5を設
け、交流電圧源6から印加される交流電圧により繰り返
し生じる多数のパルス放電7のことをいう。交流電圧を
印加して電極4とガラス板にかかる電圧瞬時値が空気の
絶縁耐力を超えるとまず放電が生じるが、放電によって
電荷がガラス上に溜ると局部的な電界を弱めるため、放
電は自己消滅する。交流電圧の位相が進んで電圧が更に
上昇すると再び放電が起こってすぐ消滅する。このよう
に無声放電では、繰り返しパルス放電が生じるが、通常
3〜5mmのガラス板と電極4との間隙では、10〜15
kVの電圧で安定して放電する。本実施例の無声放電装
置9は、上述したように、ガラス板と放電電極を多段に
積層して構成されているが、例えば建物の窓に取り付け
られるブラインドのように放電のカーテンを構成して空
気を通過させる。
【0018】又、無声放電装置9では、少なくとも数
1,数2に示す2つの反応が起こり、NOをNO2に酸
化する。
【0019】
【数1】
【0020】
【数2】
【0021】ここで、efは、放電により加速された電
子を、eεはエネルギーを失った電子を、O2*,NO*
はそれぞれ励起状態であることを示している。
【0022】従来のオゾン酸化による装置では、数1で
示すのみの反応であるが、本実施例の無声放電装置9で
は、数1と数2で示す反応が生じるので効率が向上す
る。このように本実施例の無声放電装置9は、汚染ガス
を放電のカーテン(すなわち膜)を通過させるように構成
して反応の向上を図っており、ブラインドのように放電
カーテンの窓口を大きく、奥行寸法を極力小さく形成す
ることにより、高速で通過する空気抵抗を低減し、空気
流の圧力損失を低減している。この結果、無声放電装置
9を空気流路内に挿入しても換気用のブロアの容量を増
大しなくてもすむ。例えば、10数m/sの空気流速の
場合、圧力損失は10mmH2O 程度と小さい。
【0023】本実施例の無声放電装置9を用い、空気が
数msという短時間で放電場を通過する時のNOの酸化
について実験を行った。図3に、その無声放電装置9の
構造を示す。図4に示す無声放電装置9は、横方向が1
0cm,厚さ3mm,奥行寸法Lが70mmのガラス板12を
厚さ5.8mm のスペーサ13を挿んで5段積み上げてい
る。ガラス板12の奥行方向の中央部には、長さ50m
m,横幅100mmの薄いアルミの電極4を張り合わせて
設けている。これらの電極4は、図4に示すように接続
されており、インバータで構成される交流電圧源6によ
り可変周波数で可変の電圧の電気を供給できるようにな
っている。
【0024】この実験例では、空気の流入する間隙が5
段で流路断面積は45cm2 であるが、この流路断面積
は、積み上げる段数を多くする、入口の横方向寸法を大
きくとることにより、大きくすることができ、大容量の
ものに適用できるようになっている。こうすることによ
り、放電の間隙と奥行寸法は変えなくてもよく、特に奥
行寸法を短くすることにより、大容量のものでも空気流
の圧力損失を小さくすることができる。又、電極端面で
の短絡を防止するために、奥行方向のガラス寸法より電
極寸法を短くして沿面の絶縁距離を確保している。
【0025】実験では、図4に示すように5つの間隙を
電気的に並列に結線した状態で、200〜600Hzの
周波数範囲で、波高値18kV程度までの電圧を印加し
た。放電は、約12kVから始まり、600Hz,16
kVのとき約30Wの放電電力が注入された。実験パラ
メータとして、電圧,周波数,流速,NOの初期濃度を
変化させた。図1に示すように、無声放電装置9の後方
約1mのところで測定ホース11により空気をサンプリ
ングしてNOxメータ10によりNOとNOxの測定を行
った。
【0026】図5に流量3m3/minで放電電力を変化さ
せたときの放電電力と初期濃度3ppm のNOの酸化処理
量との関係を示す。図5から分かるように、処理量は放
電電力の増大とともに単調的に増加し、22Wの注入で
初期濃度3ppm の80%に当たる2.4ppmのNOの酸化
ができる。図6は、注入した電力量と注入エネルギーk
Wh当たりのNO処理量との関係を示す。図6から分か
るように、処理量のエネルギー効率(NO処理量g/注
入エネルギーkWhで定義される)は、注入電力が低い
方が高く、3m3/minの流量では4W以上,35W以下
で処理効率14g/kWhを超えている。ここで、処理
効率14g/kWhは、The 11thInternational Confer
ence on Gas Discharges and their Applications 1995
のNOx-Decomposition in Air using Dielectric Barrie
r Discharges Paper No.2-414 で述べられている従来の
処理効率である。特に、電力量が5〜30Wの範囲で
は、従来の処理効率を50%以上超える処理効率が得ら
れている。これを電極の面積で割ると、放電電力密度と
して0.1〜0.6W/cm2が得られる。
【0027】図7は、空気の流量を変化(従って、流速
を変化)させた場合の空気流量とNO酸化除去効率の関
係を示す図である。この図7から分かるように、流量が
大きく(従って、流速が早く)カーテン状の無声放電装
置を通過する時間が短い方が効率が高い。この結果は、
発明者らの実験により新たに得られたものであり、流量
が33m3/minの時、放電部分を通過する時間は3.1
ms と短くてよい。又、従来よりも処理効率を上げる
ためには、10ms以下の通過時間とするとよい。
【0028】図8は、注入した電力エネルギーを通過し
た空気量で除した値、すなわち1m3当たりのエネルギー
注入量(J/m3 )とNOの酸化効率との関係を示す図
である。図8から分かるように、効率が高い範囲は、7
0〜600J/m3 の範囲で、最大値は250J/m3
付近である。この値は上述のNOx-Decomposition in Air
using Dielectric Barrier Discharges Paper No.2-41
4で述べられている値を50%以上超えている。
【0029】又、従来のオゾン注入酸化方法と比較した
結果を図9,図10に示す。この比較において、オゾン
注入酸化方法は、図1に示す無声放電装置に2l/min
の空気流量を流し、35Wまでの電力を印加してオゾン
を発生させ、無声放電装置の上流側にNOを含む空気を
注入して行った。NOの酸化処理量と放電電力との関係
を示す図9から分かるように、放電電力が5Wでは処理
量に大差ないが、放電電力を増加するに従い、本実施例
の無声放電装置では、従来のオゾン注入酸化方法と比較
して2倍以上の効率が得られている。図11は、従来の
オゾン注入酸化方法での電力と効率の関係を示す図であ
る。本実施例の電力と効率の関係を示す図6と比較する
と分かるように、従来のオゾン注入酸化方法では、最大
値である放電電力が5Wで14g/kWhと本実施例の
無声放電装置の値より小さく、実用的な処理量を得るた
めの放電電力の大きい範囲では、処理量は10g/kW
hより小さく、本実施例の無声放電装置の処理量の1/
3〜1/4と小さい効率である。
【0030】図11は、実際の規模での無声放電装置を
カーテン状に形成した空気浄化換気装置の構成を示して
いる。図11に示すように、空気浄化換気装置は、ダク
ト内にカーテン状に形成された無声放電装置14が設置
され、その上流側には、集塵フィルタ15が設けられ、
さらに集塵フィルタ15の上流側にブロア3が設けられ
ている。又、無声放電装置14の後流側にはNO2 吸着
装置2が設けられ、無声放電装置14でNOが酸化され
たNO2 の吸着を行っている。
【0031】図11に示す空気浄化換気装置の設計例を
表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】この設計例は、空気流量が115500m
3/h の規模に適用できるもので、このような大流量に
対し、無声放電装置14のカーテン状の窓の総面積は
1.7〜3.0m2、放電部分の間隙の流速は16〜27.
8m/s 、消費電力は最小で12.4kW である。
又、無声放電装置14の圧力損失は、流れ方向の奥行寸
法が小さく形成されているので、最大流速の時でも25
mmH2O 程度と小さく、ブロア3の負担を小さくでき
る。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、直接的にNOを酸化さ
せているので、従来のオゾン酸化方法に比べて効率のよ
いNOの酸化処理が行える。又、無声放電装置の奥行寸
法を小さく形成できるので、空気流による圧力損失が低
減でき、ブロアの負担が軽減できるとともに、ランニン
グコストを低減できる。又、エネルギー注入を実用的で
効率のよい領域を利用できるため、装置全体をコンパク
トに製作できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す無声放電装置の斜視図
である。
【図2】無声放電装置を説明するための模式図である。
【図3】無声放電装置の構成を示す斜視図である。
【図4】無声放電装置の電極の結線図である。
【図5】電力とNO酸化処理量との関係を示す図であ
る。
【図6】電力と電力量当たりのNO処理量との関係を示
す図である。
【図7】空気流量と電力量当たりのNO処理量との関係
を示す図である。
【図8】1m3 当たりのエネルギー注入量と電力量当た
りのNO処理量との関係を示す図である。
【図9】従来のオゾン酸化方法とのNO処理量を比較し
た結果を示す図である。
【図10】従来のオゾン酸化方法での電力と電力量当た
りのNO処理量との関係を示す図である。
【図11】本実施例の空気浄化換気装置の構成を示す斜
視図である。
【図12】従来のオゾン酸化装置の概略構成を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1…オゾン発生装置、2…NO2 吸着装置、3…ブロ
ア、4…電極、5…絶縁物、6…交流電圧源、7…パル
ス放電、8…ダクト、9,14…無声放電装置、10…
NOxメータ、11…測定ホース、12…ガラス板、1
3…スペーサ、15…集塵フィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 徹 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 南 顕一 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 八木橋 義豊 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発本部内 (72)発明者 高下田 寿生 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 バ ブコック日立株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気ガスを排出する車両が通過するトンネ
    ルもしくは駐車場空間内の窒素酸化物を除去するための
    空気浄化換気装置であって、該空気浄化換気装置がトン
    ネル内もしくは駐車場空間内の空気を排気するためのブ
    ロアと、該ブロアで送風された空気内に含まれるNOを
    酸化処理するための無声放電装置と、該無声放電装置で
    酸化処理されたNO2 を吸着するためのNO2 吸着装置
    を備えていることを特徴とする空気浄化換気装置。
  2. 【請求項2】前記無声放電装置が多段の放電間隙を有す
    るカーテン状に形成されているものであって、空気の流
    通方向の奥行寸法が10cm以下に形成されている請求項
    1に記載の空気浄化換気装置。
  3. 【請求項3】前記無声放電装置が多段の放電間隙を有す
    るものであって、注入されるエネルギー量が単位空気流
    量1m3 当たり50から700Jの範囲に設定されてい
    る請求項1に記載の空気浄化換気装置。
  4. 【請求項4】前記無声放電装置が多段の放電間隙を有す
    るものであって、前記無声放電装置の放電部分を通過す
    る空気の通過時間が10ms以下である請求項1に記載
    の空気浄化換気装置。
  5. 【請求項5】排気ガスを排出する車両が通過するトンネ
    ルもしくは駐車場空間内の空気に含まれる窒素酸化物を
    ブロアによって無声放電部分に送風し、該無声放電部分
    で空気内に含まれるNOをNO2 に酸化処理し、酸化処
    理されたNO2 をNO2 吸着装置で吸着して窒素酸化物
    を除去することを特徴とする空気浄化換気方法。
  6. 【請求項6】電極と、該電極に対向する第2の電極と、
    少なくとも一方の電極に取り付けられた絶縁物と、該絶
    縁物と他方の電極間に空気の流路を形成するためのスペ
    ーサと、前記電極間に交流電圧を与えるための交流電圧
    源を備えたことを特徴とする無声放電装置。
  7. 【請求項7】前記無声放電装置が多段に構成されるもの
    であって、前記電極間の放電間隙が前記交流電圧源に対
    し直並列に接続され、印加される交流電圧源の周波数が
    200〜600Hzである請求項6に記載の無声放電装
    置。
JP8228046A 1996-08-29 1996-08-29 空気浄化換気装置、それに用いられる無声放電装置,空気浄化換気方法 Pending JPH1066828A (ja)

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