JP4827906B2 - パージゾーンのない超低露点温度の乾燥空気を供給するデシカント空調機。 - Google Patents

パージゾーンのない超低露点温度の乾燥空気を供給するデシカント空調機。 Download PDF

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本発明は、超低露点温度の乾燥空気を供給するデシカント空調機に係り、特に、超低露点温度を必要とする製造ラインに極めて乾燥した空気を供給するデシカント空調機に関する。
従来、超低露点温度を必要とする製造ラインへの外気の取り入れには、温湿度のコントロールが必要であり、特に、電子デバイス製造ラインでは、空気中に含まれる水分等が製品に付着することにより不良品の発生に繋がることから、極めて高い乾燥した空気、即ち超低露点の乾燥空気を供給することが求められていた。
このため、従来の超低露点の乾燥空気SAを供給する空調機には、図2に示されるように、外気OAをフィルターaを介してファンbにより取込み、冷却器cで外気OAを冷却し、回転式のデシカントロータdを用いた乾式除湿器が使用されている。
この乾式除湿装置は、塩化リチウムや塩化カルシウムなどの吸収液を含浸させたハニカム状のロータや、シリカゲル、ゼオライトなどの吸着材で構成したロータを備え、このロータの端面に位置する空気の通過域、すなわち例えばロータの端面に配置するチャンバ等の仕切りによる空気の通過区域を除湿ゾーン(処理ゾーン)eと再生ゾーンfとに仕切り、ロータを回転させながら除湿ゾーンeに処理空気を通過させて乾燥空気を作り出すと共に、再生ゾーンfに140℃程度の高温の再生空気を通過させることによって、前記吸着材中の水分を再生空気中に蒸発させて、連続的に除湿処理を行うように構成され、より低露点を得る場合には、多段式、すなわち複数の乾式除湿装置を直列系統接続して運転する方法が知られている(例えば、特許文献1)。
この場合、ロータが高温の状態で除湿区域に移行すると、処理空気が除湿しないままロータを通過して露点を上昇させるので、低湿度に制御された空間からの空気など、低温の空気を通過させてロータを冷却するためのパージゾーンgが再生区域と除湿区域との間に設けなければならなかった。すなわち、パージゾーンgは、再生ゾーンf(水分放出側)から除湿ゾーンe(水分吸着側)へ回転してきたデシカントロータd自体が高温の状態であり、相当量の顕熱が再生側から処理側へ移動することになるため、デシカントロータdが再生ゾーンf通過後、除湿ゾーンeに入る前に、デシカントロータ冷却用の第3のゾーンであるパージゾーンgを設けて冷却(及び除湿)空気を通過させ、ロータを冷却する。通常、図示するように、パージゾーンgには低露点の空気SAの一部を供給とともに、還気RAのヒータhで140℃程度の高温空気にしてデシカントロータdの再生ゾーンfに供給して乾燥させ、この空気とSAの一部とをファンiで排気することで、超低露点温度の乾燥空気を供給するデシカント空調機を形成していた。
特許第3483752号公報
しかしながら、上述した従来の低露点デシカント空調機は、再生ゾーンが140℃程度の高温空気やパージゾーンを設けなければならないことから、次のような問題点がある。
(1)再生空気温度が、100℃少なくとも80℃以上の高温であり、熱源に蒸気または電気ヒータを用いる必要があること。
(2)蒸気源を使用することにが多いが、蒸気作成のためCO2の削減に寄与できないこと。
(3)再生器に他の機器からの80℃以下の温水の排熱が利用できないこと。
(4)除湿器の除湿性能を上げるため、パージが必要になること。
(5)再生側より処理側への熱移動が大きいため、処理側では顕熱が上がり、それによって除湿性能の低下が生じる。場合よっては、そのため一部を冷却する必要がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、デシカントロータの再生ゾーンに、パージゾーンを必要とせず、再生空気を80℃以下に加熱する再生器を使用することが可能で、使用する部材も通常の耐熱性のものが使用可能な超低露点温度の乾燥空気を室内に供給するデシカント空調機を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、処理ラインとして前段に第1冷却器を配置した第1デシカントロータの処理ゾーンと、前段に第2冷却器を配置した第2デシカントロータの処理ゾーンと、前段に第3冷却器を配置した第3デシカントロータの処理ゾーンとを直列に連通し、第1冷却器側から外気を吸い込み順次第2デシカントロータ及び第3デシカントロータの処理ゾーンで処理して超低露点の給気を室内側に供給し、前記第2デシカントロータの処理ゾーンの下流と第2冷却器上流のファンの吸入口側とを連通する返還通路及びダンパとを設け、該返還通路とダンパを介して前記第2デシカントロータの処理ゾーンの下流の処理空気の一部を、前記第2冷却器の上流側に返還するとともに、前記室内側と前記第3冷却器上流のファンの吸入口側とを連通する返還通路及びダンパとを設け、該返還通路とダンパを介して室内側からの還気を前記第3冷却器の上流側に返還し、
再生ラインとして前段に第3再生器を配置した第3デシカントロータの再生ゾーンと、前段に第2再生器を配置した第2デシカントロータの再生ゾーンと、前段に第1再生器を配置した第1デシカントロータの処理ゾーンとを直列に連通し、各再生器は80℃以下で加熱するとともに、前記給気の一部を前記第3再生器及び第3デシカントロータの再生ゾーンに供給し、該再生ゾーンからの再生空気に外気を取り入れて第4冷却器を通過させた後に混合して、該混合した空気を前記第2再生器に通過させて第2デシカントロータに供給し、該第2デシカントロータからの再生空気を第1デシカントロータの再生ゾーンを順次通過して外部に排気することを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも2回の処理空気の循環処理を行い、また、再生空気にデシカントロータで処理した低湿度の空気の一部を用いたことよって、従来のパージゾーンを設けた高温再生型乾式除湿器と同等の超低露点(−50℃DP)が実現可能となり、再生空気が80℃以下で良いのでパージゾーンが必要でなくなることから、従来の超低露点温度の乾燥空気を供給するデシカント空調機と比べて、次のような利点がある。
(1)パージゾーンが不要であること。
(2)デシカントロータの再生器に低温再生乾式除湿器を用いことができること。
(3)再生空気が80℃以下となることから、従来のデシカントロータ空調機のパネル等の部材も使用可能となること。
(4)再生器には80℃以下の温水でもいいので、他の施設の排熱を容易に再生に利用可能であり、蒸気源が不必要になること。
本発明の好適な実施例1を図面に沿って説明する。
[実施例]
図1は、実施例のパージゾーンのない超低露点温度の乾燥空気を供給するデシカント空調機1の系統図であって、主に直列に配置される第1デシカントロータ21、第2デシカントロータ22、第3デシカントロータ23から構成される。そして、各デシカントロータの除湿する処理ゾーンの上流側には冷却器が配置され、第1デシカントロータ21の前段には第1冷却器31、第2デシカントロータ22の前段には第2冷却器32、第3デシカントロータ23の前段には第3冷却器33がそれぞれ配置される。また、各デシカントロータを加熱する再生ゾーンの上流側には再生器が配置され、空気の流れ順に第3デシカントロータ23の前段には第3再生器43、第2デシカントロータ22の前段には第2再生器42、第1デシカントロータ21の前段には第1再生器41がそれぞれ配置される。この第1〜3デシカントロータは、各再生器が低温度の80℃以下の温水で加熱しているので、高温再生型乾式除湿器を用いる場合のパージゾーンを設けてはいない。
先ず、図1で外気OAから室内に乾燥空気の給気SAを供給する処理ライン(図面下側)の構成から説明する。
外気OAはファン51により吸い込まれるが、ダンパ61により吸入量を規制されフィルター71により第1冷却器(冷却コイル)31で冷やされ、第1デシカントロータ21の処理ゾーン211を通過してある程度除湿される。この除湿された中間空気は、ファン51により次の第2デシカントロータ22の前段の第2冷却器32で冷やされ、第2デシカントロータ22の処理ゾーン221を通過して更に除湿される。ここで除湿効率を高めるために、第2デシカントロータ22の処理ゾーン221の下流の処理空気の一部、本実施例ではダンパ62により74%程度の処理空気を第2冷却器32の上流側、実際にはファン51の吸入口に返還通路81により返還する。この第2デシカントロータ22での循環処理により処理空気は更に除湿され、中間到達露点は−20℃DP程度に達する。
なお、前記循環処理は、第1デシカントロータ21でも行ってよく、この場合は図中の点線に示すように、第1デシカントロータ21の処理ゾーンから出た空気の一部を返還通路82とダンパ63によって第1冷却器に戻すようすればよく、より除湿された乾燥空気を第2デシカントロータ22に送風することが出来る。
この中間到達露点が−20℃P程度に達した空気を、ダンパ64及びファン52により最終の第3デシカントロータ23に送風し更に除湿する。この第3デシカントロータ23の処理ゾーン231の上流には第3冷却器33が配置され、乾燥空気は冷却されて到達露点は−50℃DP程度まで除湿された後に、ドライルーム等の室内Rに給気通路83より給気され、一部は返還通路84から再生ラインに戻される。
本実施例では給気全体の66.4%に当たる550CMH(m3/h)程度の給気を後述する再生ラインに戻している。この戻し率は、多ければそれだけ乾燥度合いが上がるが、室内の給気SAの量が少なくなるので、実際には戻し量は30%から70%が限度である。
また、室内側には給気全体の33.6%に当たる給気が供給されるが、その−50℃DP程度の乾燥空気の給気SAは室内Rを満たした後、大部分は還気RAとなって、図1に示すように、室内側と第3冷却器33上流のファン52の吸入口側とを連通する返還通路が設けられ、該返還通路に設けられたダンパ65によって風量制御されて、第3デシカントロータ23の上流に戻され、循環処理により−50℃DP程度の乾燥空気を維持している。なお、この場合に、還気RAの一部は外部に放出される。
先ず、図1で給気SAの一部が再生ゾーンを通過して外部に排気EAとなって排出される再生ライン(図面上側)の構成を説明する。
第3デシカントロータ23の到達露点は−50℃DP程度までであり、その除湿空気の一部(全体の33.6%に当たる279CMH)は室内(R)へ給気され、また、その除湿空気の一部(全体の66.4%に当たる550CMH)は再生ラインに戻される。その戻された除湿空気は、まず、第3デシカントロータ23の再生ゾーン232の前段の第3再生器(再生コイル)43で加熱され、その後再生ゾーン232を通過して、デシカントロータの再生ゾーン232で湿気を飛ばし、ダンパ66で風量規制(550CMH)して、次段の第2デシカントロータ22の再生ゾーン222に送風される。
この第2デシカントロータ22では、その再生ゾーン222の前段に第2再生器42が配置され、この第2再生器42の上流側の前記ダンパ66で風量規制(550CMH)された空気が供給されるとともに、外気OAをダンパ67、フィルター72、及び、第4冷却器34を介して取り込んだ空気(給気SAの550CMHに対して、外気OAを1510CMH)を混合して、第2再生器42で加熱し第2デシカントロータ22の再生ゾーン222に送風する。更に、上記の再生ゾーン222から排出された空気は、第1再生器及び第1デシカントロータ21の再生ゾーン212を通過して、ファン53により戸外に排気される。
なお、この再生ラインにおいて、第2デシカントロータ22の再生側にのみ、外気OAを導入して、再生ゾーン222,212での必要な通過空気量を確保する。これは、処理風量に対して再生風量が極端に少ないと再生(蒸発)が不十分となり、その結果処理空気の除湿性能が低下するからである(空気線図上で処理空気と再生空気の線分長さ比は処理空気と再生空気の風量比に反比例する。)。すなわち、再生空気の湿度は低い方がデシカントロータの除湿性能が上がるのであるが、図1のデータでダンパ67を通る外気1510CMHがなければ再生ゾーン222を通過する再生風量は550CMHで、処理風量2187CMHの約1/4と極端に少なくなってしまので、総合すれば除湿性能が上がらない。このように、湿度の高い外気の再生側への導入による除湿性能低下と、再生風量の増加による除湿性能上昇は相殺し合うが、本実施例の場合、再生風量増加の効果がより大きいと判断できるので外気を導入している。
第3デシカントロータ23の再生側に外気OAを導入しないのは、通常の約3.8g/kg'の高湿度外気を導入すると、再生ゾーン232に0.02g/kg'の低湿度給気が得られないためであり、第1デシカントロータ21の再生側に外気OAを導入しないのは、第2デシカントロータ22の再生ゾーン222を通過した再生用空気の湿度が十分低いので、これを利用するためである。
また、本発明の実施例は、再生空気にデシカントロータで処理した低湿度の空気の一部を用いたことにより乾燥空気を得るもので、上述した第3デシカントロータ23の前後ばかりでなく、図1での点線の返還通路85とダンパ68を用いて、第2デシカントロータ22の前後で行ってもよく、第2デシカントロータの処理ゾーン221で得た乾燥空気の一部を第2デシカントロータ22の第2再生器42の上流側に供給するようにしても良い。
本発明の特徴の1つは、デシカントロータの再生ゾーンの再生器として再生空気温度80℃以下の所謂低温再生乾式除湿器を用いて、超低露点(−50℃DP)の乾燥空気を得るものである。
ここで、図1に、実施例での室内(R)が無負荷の状態での各ライン上での風量及び露点温度の実験値を示して説明するが、勿論、室内(R)に無負荷がある場合の数値とは多少異なる。
本発明の上記の課題を達成するため構成上の特徴の1つは、少なくとも、2回以上、大量の処理空気の循環処理を行うことであり、第1回目の処理空気の循環処理、即ち、第2デシカントロータ22では次工程に送風するのは570CMHで、これに対して第2デシカントロータの上流に返還する空気量はの1617CMHで、実に74%程度を循環させている。なお、本発明を実現するためには、少なくとも、次工程への処理空気以上の大量の空気を返還する必要があり、即ち、少なくとも50%以上の返還量が必要であるが、余り多くすると室内への供給量が減るので80%が上限である。
また、第2回目の処理空気の循環処理、即ち、第3デシカントロータ23では室内に送風する279CMHの大部分を第3デシカントロータの上流に返還しており、即ち、ドア等から排気されるほんの一部の9CMHを除いた大部分の270CMHの還気RAを第3デシカントロータの上流に導入している。
構成上の特徴のもう1つは、実施例で述べたように、少なくとも1回以上の大量の処理空気を再生ラインに戻すことであり、第3デシカントロータの再生器43に給気全体の66.4%に当たる550CMHを戻しており、少なくとも、室内給気量以上の大量の空気を再生ラインに戻す必要がある。この戻し率は、前述したように多ければそれだけ乾燥度合いが上がるが、室内の給気の量(SA)が少なくなるので、実際には、戻し量は50%以上であるが70%が上限である。
実施例は、以上のような構成であるので、少なくとも2回の大量の処理空気の循環処理を行い、また、再生空気にデシカントロータで処理した低湿度の大量の処理空気を用いたことによって、従来のようにパージゾーンを設けなくても、高温再生型乾式除湿器と同等の超低露点(−50℃DP)が実現可能となった。
これにより、デシカントロータの再生ゾーンの再生器として再生空気温度80℃以下の所謂低温再生乾式除湿器を用いたので、通常のデシカント空調機の部品を使用でき、また、再生に他の施設の排熱を利用した温水が使用可能となる。
なお、本発明の特徴を損なうものでなければ、上記の各実施例に限定されるものでないことは勿論である。
本発明の実施例の超低露点温度の乾燥空気を供給するデシカント空調機の概念とした系統図。 従来例の超低露点温度の乾燥空気を供給するデシカント空調機の系統図。
符号の説明
1…デシカント空調機、
21…第1デシカントロータ、211…処理ゾーン、212…再生ゾーン、
22…第2デシカントロータ、221…処理ゾーン、222…再生ゾーン、
23…第3デシカントロータ、231…処理ゾーン、232…再生ゾーン、
31…第1冷却器(冷却コイル)、32…第2冷却器、33…第3冷却器、
34…第4冷却器、
41…第1再生器(再生コイル)、42…第2再生器、43…第3再生器、
51,52,53…ファン、61,62,63,64,65,66,67,68…ダンパ、
71,72…フィルター、81,82,84,85…返還通路、83…給気通路

Claims (1)

  1. 処理ラインとして前段に第1冷却器を配置した第1デシカントロータの処理ゾーンと、前段に第2冷却器を配置した第2デシカントロータの処理ゾーンと、前段に第3冷却器を配置した第3デシカントロータの処理ゾーンとを直列に連通し、第1冷却器側から外気を吸い込み順次第2デシカントロータ及び第3デシカントロータの処理ゾーンで処理して超低露点の給気を室内側に供給し、
    前記第2デシカントロータの処理ゾーンの下流と第2冷却器上流のファンの吸入口側とを連通する返還通路及びダンパとを設け、該返還通路とダンパを介して前記第2デシカントロータの処理ゾーンの下流の処理空気の一部を、前記第2冷却器の上流側に返還するとともに、
    前記室内側と前記第3冷却器上流のファンの吸入口側とを連通する返還通路及びダンパとを設け、該返還通路とダンパを介して室内側からの還気を前記第3冷却器の上流側に返還し、
    再生ラインとして前段に第3再生器を配置した第3デシカントロータの再生ゾーンと、前段に第2再生器を配置した第2デシカントロータの再生ゾーンと、前段に第1再生器を配置した第1デシカントロータの処理ゾーンとを直列に連通し、各再生器は80℃以下で加熱するとともに、前記給気の一部を前記第3再生器及び第3デシカントロータの再生ゾーンに供給し、該再生ゾーンからの再生空気に外気を取り入れて第4冷却器を通過させた後に混合して、該混合した空気を前記第2再生器に通過させて第2デシカントロータに供給し、該第2デシカントロータからの再生空気を第1デシカントロータの再生ゾーンを順次通過して外部に排気することを特徴とするパージゾーンのない超低露点温度の乾燥空気を供給するデシカント空調機。
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