JP4827902B2 - バルブクリアランスの測定調整方法および測定調整装置 - Google Patents
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Description
カムシャフトのカムが吸排気バルブを開く方式に、カムが、直接、バルブリフターを押してバルブを開閉駆動させる直動式と、カムがロッカーアームと呼ばれるアームを介してバルブを押し、バルブを開閉駆動させるロッカーアーム式とがある。
また、ローラロッカーアームにおいては、例えば、特許文献3記載のように、ロッカーシャフトを有さないローラロッカーアーム(支点調整式のロッカーアーム)がある。
また、バルブクリアランス値の測定、確認作業は、作業者による手作業であるため、作業者の熟練度などに起因する測定値のバラツキが生じると共に、非熟練作業者が測定するとタクトタイム(作業時間)が長くなるという問題があった。
(第1の実施形態)
本発明の好適一実施の形態に係るバルブクリアランスの測定調整方法を説明するための図を図1に示す。
図1に示すように、本実施の形態に係るバルブクリアランスの測定調整方法は、対向する真円面間の微小なクリアランスを測定するものであり、具体的には、カムシャフト11の真円面と、ロッカーアームのカムシャフト当接部12との間の、微小なバルブクリアランス13をダイレクトに測定しながら、バルブクリアランス値をリアルタイムに調整するものである。ここで言うカムシャフト当接部12とは、ロッカーアームのスリッパ面であり、例えばローラロッカーアームのローラが挙げられる。
バルブクリアランス13に対する一対の測定子のアクセス(接近、当接)は、カムシャフト11の真円面プロファイルをなぞらせつつ接近させることに限定するものではない。一対の測定子は、バルブクリアランス13に当接させ易い方向からアクセスさせるようにすればよく、上、下、又は左右といずれの方向からのアクセスであってよい。
具体的には、算出ステップS2は、カムシャフト11およびカムシャフト当接部12における各真円面の半径r1、r2、先端部14の半径eを事前に規定しておく。そして、カムシャフト当接部12と先端部14との中心距離をa、カムシャフト11と先端部14との中心距離をb、長さ(線分)bにおいてカムシャフト11およびカムシャフト当接部12の中心間線分cの延長方向における線分をs、長さ(線分)aにおいて中心間線分cの延長方向における線分をt、先端部14間の中心距離を2Y、とする。
(第1変形例)
図1の第1変形例を図2に示す。本変形例は、前述した測定調整方法と比較して、算出ステップS2の算出工程が異なることに特徴がある。以下、前述した測定調整方法との相違点のみについて説明し、同じ部分については説明を割愛する。
このとき、先端部14,14間の中心距離2Yに基づいて、以下の数2により、バルブクリアランス値d2を求めるものである。
図1の第2変形例を図3に示す。本変形例は、前述した第1変形例の別の変形例である。
本変形例においては、図3に示すように、カムシャフト11およびカムシャフト当接部12における各真円面の半径r1、r2、先端部14の半径e、バルブクリアランス値d3を事前に規定しておく。そして、カムシャフト当接部12と先端部14との中心距離をa、カムシャフト11と先端部14との中心距離をb、先端部14間の中心距離を2Y、長さ(線分)bと中心間線分cとで挟まれた角度をα、長さ(線分)aと中心間線分cとで挟まれた角度をβ、とする。
このとき、先端部14,14間の中心距離2Yに基づいて、以下の数3により、バルブクリアランス値d3を求めるものである。
そして、算出ステップS2で得られる実測のバルブクリアランス値d1は、前述したようにバルブクリアランス13の真なる値である。このため、実測のバルブクリアランス値d1をリアルタイムに測定しつつ、バルブクリアランスのクリアランス値が所望のバルブクリアランス値(目標値)となるようにアジャストスクリューの回転を制御することで、所望のバルブクリアランス値が確実に得られる。
(第2の実施形態)
本発明の好適一実施の形態に係るバルブクリアランスの測定調整装置の正面図を図4に、その部分破断拡大図を図5に、測定子先端の斜視図を図6に示す。
図4に示すように、本実施の形態に係る測定調整装置は、一対の測定子60,60と、各測定子60を保持する保持手段750と、移動手段55と、駆動手段70と、測定手段80と、バルブクリアランス調整ユニット40と、演算手段(図示せず)とで構成される。測定子60,60、保持手段750、移動手段55、駆動手段70、および測定手段80で、測定ユニット100が構成される。
測定子60は、図5に示すように、爪部材61を断面L字型の測定子ブロック62にボルト63を介して一体に固定し、吊設してなる。測定子ブロック62は、水平部であるベース部62aと垂直部62bとを有する。一対の測定子60は、測定子ブロック62の垂直部62b,62bを背中合わせに対向配置してなり、各爪部材61の先端部は中央に向かって(相対する爪部材側に)湾曲されている。
保持手段750は、一対の測定子60を後述するシャフト704を介して保持するアーチ状のブラケット751と、ブラケット751に吊設されるプレート752,752とで構成される。プレート752は、ブラケット751における垂直部754と測定子ブロック62との間にそれぞれ配置され、プレート752とブラケット751はボルトなどの締結手段で締結される。
ピン83は上方側が小径部831、下方側が大径部832とされる。また、小径部831と大径部832との境界部はテーパ部833とされる。さらに、大径部832の最下部にはフランジ部834が設けられる。この大径部832を取り囲むように後述する圧縮ばね84が嵌装され、圧縮ばね84の下端がフランジ部834に載置される。
移動手段55は、図4に示すように、水平ブラケット551、水平ブラケット551に立設される垂直ブラケット552、垂直ブラケット552にピストンの一端が固定され、図示しない固定系に固定された昇降機構553とで構成される。水平ブラケット551は、前述したピン83を介してブラケット751と接続される。昇降機構553は図4中のZ軸方向に伸縮自在に設けられる。昇降機構(エアシリンダ)553のピストンが伸長することで昇降機構553を除く測定ユニット100全体が下降され、昇降機構553のピストンが収縮することで昇降機構553を除く測定ユニット100全体が上昇される。
昇降機構553としては、エアシリンダの他にも、油圧駆動のシリンダ、サーボモータ、ボールネジを用いるネジ送り機構、ソレノイドを用いる電磁アクチュエータなどが適用可能である。
駆動手段70は、直動ガイド700と、引っ張りばね710と、スライド機構720と、で構成される。
直動ガイド700は、図5に示すように、ブラケット751に保持され、一対の測定子60を開閉駆動自在に支持する。具体的には、前述した各測定子ブロック62の貫通穴64内に、カラー701を挟んでLMストローク702,703が配設される。そして、直動ガイドとしてのシャフト704が、貫通穴64,64を挿通して、かつ、カラー701およびLMストローク702,703を嵌装して設けられる。このシャフト704の両端はブラケット751に固定される。LMストローク702,703により、一対の測定子60はシャフト704に沿ってX軸方向にスライド移動自在とされる。ここで言うLMストロークとは、回転運動と往復運動を転がり案内できる有限ストロークタイプの直線案内機構である。
図5に示すように、ブラケット751における垂直部754の一方側に、一対の測定子60における先端部611間の中心距離を測定する測定手段80が取り付けられる。測定手段80は、本体部であるステム801と、そのステム801の内部に軸方向に沿ってスライド移動自在に収容され、先端に測定子803を備えるスピンドル802とで構成される。スピンドル802は、ステム801から突出する方向(図5中ではX軸方向)に常時付勢されている。測定手段80としては、例えばデジタルゲージが挙げられる。
図4に示すように、バルブクリアランス調整ユニット40は、アジャストスクリュー(図示せず)を回動させるナットランナ121を少なくとも1つ有するナットランナ部41と、そのナットランナ部41に接続され、ナットランナ部41をアジャストスクリューの軸線方向に沿ってスライド移動させる第1昇降部(図示せず)とを有する。
これらの構成を採用することにより、本実施の形態に係るバルブクリアランスの測定調整装置を、直列型エンジンだけではなく、V型エンジンにも対応させることができる。
前述した測定手段80が、図示しない演算手段に電気的に接続される。測定手段80により測定された先端部611間の中心距離を基にして、バルブクリアランス値が演算手段にて演算、算出される。演算手段は、独立したユニット、もしくは移動手段55やスライド機構720の制御手段に組み込んだもののいずれであってもよい。また、アジャストスクリューを回転させる前述したビットランナ151の回転を制御する制御装置は、演算手段又は制御手段のいずれに設けてもよい。
図5に示すように、水平ブラケット551に立設して垂直ブラケット681が設けられる。この垂直ブラケット681の所定の下方位置に第1近接センサ682が、また、垂直ブラケット681の所定の上方位置に第2近接センサ683が設けられる。そして、スライド機構720におけるアクチュエータ(エアシリンダ)721の上部にドグ684が設けられる。第1近接センサ682が一対の測定子60の最大開位置、第2近接センサ683が一対の測定子60の最大閉位置を検知するよう、ブラケット681に対する取り付け位置が調整される。
第2の実施形態に係るバルブクリアランスの測定調整装置を、ロッカーアーム式のバルブクリアランスの測定調整に適用した例を図8に示す。前述した図4に示す測定調整装置を用いて、図8に示すバルブクリアランスVCのバルブクリアランス値を測定、調整する。
図8に示すように、カムシャフト101とロッカーアーム102のローラ103との間が、バルブクリアランスVCとなる。このバルブクリアランスVCに、一対の測定子60の先端部611が入り込み、当接される。カムシャフト101とロッカーアーム102は、シリンダヘッドCHに組み込まれ、配置されている。
また、カムシャフト101とローラ103のバルブクリアランスVCが0(ゼロ)に設定されたマスター治具(図示せず)を用い、そのバルブクリアランスVCに一対の測定子60の先端部611を当接させ、この状態でクリアランス値がゼロにセットされる。
この下降移動中、一対の測定子60における先端部611の鉛直方向(図4中のZ軸方向)高さ位置が、例えば、カムシャフト101の真円部であるベースサークル(図8中の111で示される範囲)位置まで下がると、一対の測定子60の閉駆動が開始される。具体的には、駆動手段70におけるスライド機構720のエアシリンダ721を駆動させ、ピストン722を上昇駆動させる。これにより、直進カム723のテーパ面724に沿って一対の測定子60におけるローラ65が転動され、引っ張りバネ710による閉方向の付勢力にて、一対の測定子60の閉駆動が開始される。エアシリンダ721の駆動開始タイミングは、昇降機構553のストローク量がある一定値になったときに、エアシリンダ721が連動して駆動するよう、予め設定される。
この時、一対の測定子60と一体のブラケット751は、先端部611がバルブクリアランスVCの位置に入り込んで固定されているため、下降移動されることはない。一方、昇降機構553と水平ブラケット551を介して接続されるピン83に対して、ブラケット751は着座されているだけであり、ピン83とブラケット751とは固定されていないため、昇降機構553に追従してピン83は下降移動される。これに伴い、図7(b)に示すように、ピン83のテーパ部833とブッシング82のテーパ面822とが離間される。
次に、カムシャフト101とロッカーアーム102のローラ103との間のバルブクリアランス値の調整がなされる(調整ステップS3)。調整ステップS3は、なじませ動作ステップとクリアランス調整ステップとで構成される。
先ず、初期状態にあるアジャストスクリュー106およびロックナット107に対して初期緩めがなされる。具体的には、ナットランナ本体152をロックナット107に嵌め合わせてロックナット107を緩め、ビットランナ151をアジャストスクリュー106に嵌め込んでアジャストスクリュー106を緩める。
このなじませ動作ステップにより、アジャストスクリュー106、ビットランナ151、およびロッカーアーム102の噛み合い(螺合)がなじみ、後述するクリアランスの調整ステップの調整作業精度が良好となる。
任意のバルブクリアランス値L3の状態(位置e)から、所望のバルブクリアランス値L4に達する(位置f)まで、ビットランナ151にてアジャストスクリュー106を締め込む方向に回転させる(図10の区間e−f)。ここで、任意のバルブクリアランス値L3は、後述する所望のバルブクリアランス値L4よりも大きくなるよう(L3>L4)、設定されている。
その後、任意の時間t3にて保持される(区間f−g)。最後に、ナットランナ本体152にてロックナット107を締め込み、任意の時間t4にて保持し(区間g−h)、バルブクリアランスの調整が完了する。
尚、任意のバルブクリアランス値L3は、所望のバルブクリアランス値L4よりも小さくなるよう(L3<L4)、設定してもよい。この場合、ビットランナ151にてアジャストスクリュー106を緩める方向に回転させる。
図15に示すように、先ず、PLC141から、サーボコントローラ142,143に調整測定開始の指示がなされる(S151)。その後、PLC141は動作指示待ち状態とされる。
クリアランス測定子145にてリニアスケール値を取り込み(S161、図10の位置a)、初期クリアランス値が割り出される(S162)。その初期クリアランス値を基に、ビット回転方向を決め(S163)、ビットの拾い動作を行い(S164)、その後、ロックナットの緩め指示がPLC141になされる(S165)。その後、サーボコントローラ142,143は緩め完了待ち状態とされる。
サーボコントローラ142,143にロックナットの緩め完了が通知されると、クリアランス調整軸144およびクリアランス調整測定ユニット148にてバルブクリアランスの調整動作が開始され(S171)、また、クリアランス測定子145にてバルブクリアランスのモニタリングが開始される(S181)。バルブクリアランスが目標値に到達すると(S182)、調整停止が指示され(S183)、調整動作が終了される(S172)。その後、クリアランス測定子145からリニアスケール値を取り込み(S173、図10の位置b)、クリアランス値が割り出される(S174)。この一連の工程(S171−174およびS181−183)が、工程Aとされる。
12 カムシャフト当接部
13 バルブクリアランス
14 先端部
101 カムシャフト
103 ローラ(カムシャフト当接部)
VC バルブクリアランス
S1 測定ステップ
S2 算出ステップ
S3 調整ステップ
d1,d2,d3 バルブクリアランス値
Claims (16)
- シリンダヘッド本体に組み込まれるバルブと、前記バルブ先端に一端が接続されるロッカーアームと、前記ロッカーアームの円弧面状のカムシャフト当接部に当接され、前記バルブを開閉させる回転自在なカムシャフトと、前記ロッカーアームに設けられ、前記カムシャフト当接部と前記カムシャフトとの間のバルブクリアランスを調整するアジャストスクリューとを備えるシリンダヘッドのバルブクリアランスを測定調整する方法であって、
前記バルブクリアランスに、そのバルブクリアランスよりもやや大きな球状の先端部を備える一対の測定子を直接当接させ、2つの前記先端部間の中心距離を測定するステップと、
その先端部間中心距離を基にして、実測のバルブクリアランス値を算出、測定する算出ステップと、
算出された前記実測のバルブクリアランス値をリアルタイムに測定しながら、前記アジャストスクリューを任意の方向に回転させ、前記実測のバルブクリアランス値を所望のバルブクリアランス値に調整する調整ステップと、
を備える、
ことを特徴とするバルブクリアランスの測定調整方法。 - 前記算出ステップは、前記先端部間中心距離と前記実測のバルブクリアランス値との関係を予め求めておき、先端部間中心距離が測定された後に、その先端部間距離測定値をバルブクリアランス値に変換する
請求項1記載のバルブクリアランスの測定調整方法。 - 前記調整ステップは、
前記所望のバルブクリアランス値よりも大きなバルブクリアランス値に設定された状態にて、前記実測のバルブクリアランス値をリアルタイムに測定しながら、前記アジャストスクリューを締め込む方向に回転させ、
実測のバルブクリアランス値が前記所望のバルブクリアランス値と同じ値となるように、アジャストスクリューの回転を制御する
請求項1記載のバルブクリアランスの測定調整方法。 - シリンダヘッド本体に組み込まれるバルブと、前記バルブ先端に一端が接続されるロッカーアームと、前記ロッカーアームの円弧面状のカムシャフト当接部に当接され、前記バルブを開閉させる回転自在なカムシャフトと、前記ロッカーアームに設けられ、前記カムシャフト当接部と前記カムシャフトとの間のバルブクリアランスを調整するアジャストスクリューとを備えるシリンダヘッドのバルブクリアランスを測定調整する装置であって、
前記バルブクリアランスに直接当接され、そのバルブクリアランス値よりもやや大きな球状の先端部を備える一対の測定子と、
前記一対の測定子を前記バルブクリアランスの位置に移動させる移動手段と、
前記一対の測定子に接続して設けられ、それらの測定子を開閉駆動させる駆動手段と、
前記一対の測定子における前記先端部間の中心距離を測定する測定手段と、
測定された先端部間中心距離を基にして実測のバルブクリアランス値を演算、算出する演算手段と、
前記アジャストスクリューに対して近接、離間自在に設けられ、前記演算手段による前記実測のバルブクリアランス値に基づいてアジャストスクリューを任意の方向に回転させ、実測のバルブクリアランス値を所望のバルブクリアランス値に調整するバルブクリアランス調整ユニットと、
で構成される、
ことを特徴とするバルブクリアランスの測定調整装置。 - 前記一対の測定子をアーチ状のブラケットで保持し、
前記ブラケットに、上下方向に昇降自在な前記移動手段が接続される、
請求項7に記載のバルブクリアランスの測定調整装置。 - 前記駆動手段が、
前記ブラケットに保持され、前記一対の測定子を開閉駆動自在に支持する直動ガイドと、
前記ブラケットに保持され、かつ、前記直動ガイドと平行に設けられ、前記一対の測定子を閉駆動させる引っ張りばねと、
前記移動手段に保持され、前記一対の測定子を開駆動させるスライド機構と、を有する
請求項8に記載のバルブクリアランスの測定調整装置。 - 前記スライド機構は、
前記移動手段と一体に設けられ、上下方向に直動駆動するアクチュエータと、
そのアクチュエータに接続され、先端にテーパ面を有する直進カムと、で構成され、
前記一対の測定子の対向する内側面に、前記直進カムの前記テーパ面に沿って転動自在なローラが設けられる、
請求項9記載のバルブクリアランスの測定調整装置。 - 前記ブラケットに鉛直方向に貫通する貫通穴が形成され、その貫通穴に鉛直方向上方に付勢する圧縮ばねを介してピンが挿通され、そのピンの挿通突出部に鉛直方向に昇降自在な前記移動手段が接続され、
前記ブラケットが前記ピンにてフローティングされるように設けられる、
請求項8記載のバルブクリアランスの測定調整装置。 - 前記各先端部が断面ほぼ円形の柱体で構成され、その円形の柱体の周面が前記クリアランスに直接当接される、
請求項7に記載のバルブクリアランスの測定調整装置。 - 前記バルブクリアランス調整ユニットは、アジャストスクリューを任意の方向に回転させるナットランナを少なくとも1つ有するナットランナ部と、そのナットランナ部に接続され、ナットランナ部を前記アジャストスクリューに対して昇降させる第1昇降部と、を有する
請求項7記載のバルブクリアランスの測定調整装置。 - 前記測定子、前記移動手段、前記駆動手段、前記測定手段、および前記バルブクリアランス調整ユニットを、前記カムシャフトの軸長手方向に対してスライドさせるスライド装置をさらに有する
請求項7記載のバルブクリアランスの測定調整装置。 - 前記測定子、前記移動手段、前記駆動手段、前記測定手段、および前記バルブクリアランス調整ユニットを、前記カムシャフトの軸長手方向と直交する平面において所定の点を中心に揺動させるチルト装置をさらに有する
請求項7記載のバルブクリアランスの測定調整装置。 - 前記演算手段が、前記バルブクリアランス調整ユニットによる前記アジャストスクリューの回転を制御する制御装置を有する
請求項7記載のバルブクリアランスの測定調整装置。
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