JPS63196801A - 円弧状断面部と平面部との間隙量測定方法 - Google Patents

円弧状断面部と平面部との間隙量測定方法

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JPS63196801A
JPS63196801A JP3038287A JP3038287A JPS63196801A JP S63196801 A JPS63196801 A JP S63196801A JP 3038287 A JP3038287 A JP 3038287A JP 3038287 A JP3038287 A JP 3038287A JP S63196801 A JPS63196801 A JP S63196801A
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JP
Japan
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measuring
distance
section
circular arc
planar
Prior art date
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JP3038287A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Nagahiro
永弘 義美
Tsutomu Kanda
神田 力
Masahiro Fujimoto
正浩 藤本
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、円弧状断面を有する球体あるいは円柱体等
の表面と、この表面に近接配置された平面との間に形成
される間隙を計量的に測定する方法に関するものである
従来の技術 球体あるいは円柱体等の円弧状断面を有する物品の表面
と、この物品の表面に近接配置された他の物品の平滑な
表面との間に形成される間隙量を測定する際に一般的に
行なわれている方法としてシンクネスゲージによる測定
法がある。これは、両物品間に形成された間隙に薄い板
状のゲージを直接挿入して測定する方法で、例えば0.
05mピッチで製作されているゲージの中から適宜選択
して用いることにより、間隙の寸法の近似値を求めるも
のである。したがって、シックネスゲージを用いるこの
方法では両物品間の距離を計量的に求めることができず
、また官能測定のため測定作業に熟練を要する等の問題
点があった。
そこで、上記のような両物品間の距離を容易にかつ計量
的に測定する方法の一例として、同じ大きざの一対の球
体を用いて測定する方法がある。
これは、エンジンの動弁機構のうち、例えばカムがバル
ブリフタに当接してバルブを直接開閉駆動するダイレク
ト式の動弁機構におけるバルブクリアランスの測定の場
合等に用いられる方法で、第4図に示すように、バルブ
閉止時にカム1のカム基礎円の部分の外周面1aと、バ
ルブリフタ2のカム当接面2aとの間に形成される間隙
量を測定する際に、半径寸法が予め判っている前記カム
基礎円の部分の外周面1aと平滑なカム当接面2aとの
間に、同一径の2個の球体3,4を、両法体3,4が前
記外周面1aとカム当接面2aとに接した状態で近接点
Pを挟んで対向するように配置し、この両法体3,4の
中心間の距111Lを測定し、この測定値から前記カム
基礎円の既知の半径寸法において前記測定値にほぼ正比
例する両者間の距離Hを計量的に求める方法である。
発明が解決しようとする問題点 しかし、同一径の2個の球体を用いる前記の測定方法に
よると、前記カム1の製作上の許容誤差が、前記カム1
とバルブリフタ2間の距離Hを求めるための基礎となる
両法体3,4間の距離の測定値に直接影響し、その結果
、両者間の距離Hの測定値の精度が低くなるという問題
点があった。
また、特開昭61−169701号公報にはテーパ角を
測定する器具について記載されているが、これは大小2
つの球面体をそれぞれテーパ内に挿入して、各球面体の
半径と、両法面体の中心間の距離とから中心軸線に対す
るテーバ面の傾きを求める器具であり、そのため円弧状
断面部と平面部との間隙量を測定する器具としては使用
できないものであった。
この発明は上記問題点に鑑みなされたもので、円弧状断
面部と平面部との間隙量を計量的にかつ容易に測定でき
る測定方法の提供を目的としている。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための手段としてこの発明に係る
円弧状断面部と平面部との間隙量測定方法は、一方の部
品の既知の半径寸法の円弧状断面部と、この円弧状断面
部に近接配置された他方の物品の平面部との間に、半径
の異なる真円形断面の大小二つの測定体を、各測定体が
前記円弧状断面部と平面部とにそれぞれ接し、かつ互い
に最も接近する状態に配置してこの両測定体の中心間の
距離を測定し、この測定値から前記一方の部品の半径寸
法において前記測定値にほぼ正比例する近接点における
両物品間の距離を求めることを特徴としている。
作   用 円弧状断面部と平面部との近接点における間隙量を測定
する代りに、この円弧状断面部と平面部との間に、真円
形断面の大小二つの測定体を、各測定体が前記円弧状断
面部と平面部とにそれぞれ接し、かつ互いに最も接近す
る状態に配置してこの両測定体の中心間の距離を測定し
、この測定値から前記一方の部品の既知の半径寸法にお
いて前記測定値にほぼ正比例する近接点における両物品
間の距離を求める。
実施例 以下、この発明に係る方法を第1図および第2図に基づ
き説明する。
第1図はこの測定方法の原理を示すもので、予め半径寸
法の判っている一方の部品11の断面円弧状の部分の表
面11aと、この断面円弧状の断面部分の表面11aに
近接配置された他方の物品12の平面部12aとの間に
、それぞれ半径の異なる真円形断面を有する大小二つの
測定体13゜14を、これら測定体13.14の一部が
それぞれ前記断面円弧状の部分の表面11aと平面部1
2aとそれぞれ同時に当接し、かっこの両測定体13.
14が互いに最も接近するように配置し、この状態にお
いて大径の測定体13の中心o1ともう一方の小径の測
定体14の中心02との間の距離Xを測定する。
ここで、前記一方の部品11の断面円弧状の部分の既知
の半径をR1大径の測定体13の直径をD1小径の測定
体14の直径をd1近接点Pにおける前記一方の部品1
1の円弧の中心Ooと断面円弧状の部分の前記近接点P
とを結ぶ直線!と前記中心Ooと大径の測定体13の中
心01とを結ぶ直線との成す角度をθ1、前記直線!と
小径の測定体14の中心02とを結ぶ直線とが成す角度
をθ2、前記近接点Pにおける一方の部品11と他方の
部品12との距離(間隙m)をHとして前記両測定体1
3.14の両中心Ot 、02間の距離Xを数式で表す
と、 B  =R+ − θ =01−02 となる。
例えば、エンジンのダイレクト式動弁機構のバルブクリ
アランス測定、即ちガムのカム基礎内部分とバルブリフ
タ間の距離を測定する場合は、前記カムの基礎円の半径
が14mで、大径の測定体の直径が4.5mで、小径の
測定体の直径が2#であることが予め判っているとする
と、先ず上記の式にR=14.D=4.5.d=2を代
入で前記間隙IHと両測定体の中心間の距離Xとの関係
を、間隙量Hを横軸に、両測定体の中心間の距離Xを縦
軸にそれぞれとってグラフ化すると、第2図の直線Cで
表わされる。そして、前記両測定体の中心間の距離Xを
測定し、その測定値Xが例えば4.01mであれば、第
2図の正比例を示す直線Cのグラフに示されるように間
隙量H=0.1履という値が求められる。また、この間
隙量Hは、間隙量Hと両測定体の中心間の距離Xとの関
係を表わす比例式をプログラミングした演算器に、前記
測定値Xの値を電気的にデジタル信号化してインプット
するようにして間隙量Hを自動的に求められるようにす
ることもできる。
次に、この発明に係る測定方法を行なうのに適した測定
具の一例を第3図に基づいて説明する。
測定具21は、円筒形の把持部22と、該把持部22の
一端にベアリング23を介して同軸状に回動自在に設け
られた尖頭体24と、この尖頭体24を同軸状に貫通し
、かつ軸方向摺動可能に配設された可動軸体25とを備
えている。そして前記尖頭体24の先端には円柱状の大
径測定部24aが軸線の方向が直交するように形成され
ており、また前記可動軸体25はその先端側(第3図に
おいて左側)を前記円柱状の大径測定部24aから延出
させ、その先端に小径測定部25aが該可動軸体25と
同一半径の半球状に形成されている。
またこの可動軸体25は、前記尖頭体24内に挿通した
部分にストッパ26を設けて所定以上の延出を防止する
とともに、尖頭体24の基端側とストッパ26との間に
縮設されたスプリング27の弾性力により尖頭体24の
先端方向に常時付勢されている。ざらに、前記円筒形の
把持部22内には、前記可動軸体25の移動量を検出す
る検出器28が、その検出部28aの先端を前記可動軸
体25の基端に常時当接するようにして設けられており
、この検出体28により検出された可動軸体25の移動
量は電気的にデジタル信号化されて演算器(図示せず)
に送られ、演算結果は表示装置にデジタル表示されるよ
うになっている。
そして、この測定具21により、例えばバルブクリアラ
ンスを測定する際には、バルブ閉止時においてカムのカ
ム基礎内部分の外周とバルブリフタのカム当接面との間
に、該測定具21の先端の小径測定部25aおよび大径
測定部24aを挿入する。先ず、最も延出した状態の可
動軸体25の先端の小径測定部25aが先ずカム基礎円
の外周とカム当接面との両方に接触して、その場所から
奥への進行を妨げられ、次にこの測定具21をなおも先
端方向へ押すと可動軸体25がスプリング  −27の
弾性力に抗して尖頭体24内に入り込み、この尖頭体2
4は、この尖頭体24が前記カム基礎円の外周とカム当
接面との両方に接触して進行が妨げられる位置まで進行
させ、両測定部24a。
25aの中心間の距離Xを求める。このとき、前記大径
測定部24aが円柱形に形成されているため、該大径測
定部24aが前記バルブリフタのカム当接面と平行でな
い場合には、円柱形の大径測定部24a、前記カム当接
面あるいはカム基礎円の外周のいずれか一方に当接する
ことにより、回動自在に設けられている尖頭体24が回
動して前記カム当接面に平行となるように補正される。
また、前記大径測定部24aが円柱形であることにより
測定時に前記大径測定部24aの一側がバルブリフタの
カム当接面上に当接して安定するため測定しやすく、か
つ正確に測定できる。
そして、前記小径測定部25aと大径測定部24aの中
心間の距離Xは、小径測定部25aを備えた可動軸体2
5の移動量として検出器28により検出され、検出され
た移動量はデジタル信号化されて演算器に送られて、こ
の中心間の距離Xにより移動量から間隙量Hを演算し、
また演算結果は表示装置に表示されるようになっている
このように、上記測定具21は、大径測定部24aを円
柱形にするとともに、この大径測定部24aを先端に設
けた尖頭体24をベアリング23により回動自在に配設
したので、正確な測定が容易に行なえるという利点があ
る。
発明の詳細 な説明したようにこの発明は、一方の部品の既知の半径
寸法の円弧状断面部と、この円弧状断面部に近接配置さ
れた他方の物品の平面部との間に、半径の異なる真円形
断面の大小二つの測定体を、各測定体が前記円弧状断面
部と平面部とにそれぞれ接し、かつ互いに最も接近する
状態に配置してこの両測定体の中心間の距離を測定し、
この測定値から前記一方の部品の既知の半径寸法におい
て前記測定値にほぼ正比例する近接点における両物品間
の距離を求めるようにしたので、円弧状断面部と平面部
との間隙量を計量的に、かつ容易に測定できるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る測定方法の原理を示す説明図、
第2図は両測定部の中心間の距離Xと間隙量Hとの関係
を、中心間の距離X@縦軸にとり間隙量Hを横軸にとっ
て示したグラフ、第3図はこの発明に係る測定方法を行
なう測定具のの断面正面図、第4図は従来の測定方法を
示す説明図である。 11・・・既知の半径の一方の部品、 11a・・・表
面、 12・・・他方の物品、 12a・・・平面部、
13・・・大径の測定体、 14・・・小径の測定体、
21・・・測定具、 22・・・円筒形の把持部、 2
4・・・尖頭体、 24a・・・大径測定部、 25・
・・可動軸体、 25a・・・小径測定部、 26・・
・ストッパ、27・・・スプリング、 28・・・検出
体、 28a・・・検出部、 P・・・近接点、 H・
・・間隙量、 X・・・中心間距離。 出願人  トヨタ自動車株式会社 代理人  弁理士 豊 1)武 久 (ほか1名) 第1wA 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一方の部品の既知の半径寸法の円弧状断面部と、この円
    弧状断面部に近接配置された他方の物品の平面部との間
    に、半径の異なる真円形断面の大小二つの測定体を、各
    測定体が前記円弧状断面部と平面部とにそれぞれ接し、
    かつ互いに最も接近する状態に配置してこの両測定体の
    中心間の距離を測定し、この測定値から前記一方の部品
    の既知の半径寸法において前記測定値にほぼ正比例する
    近接点における両物品間の距離を求めることを特徴とす
    る円弧状断面部と平面部との間隙量測定方法。
JP3038287A 1987-02-12 1987-02-12 円弧状断面部と平面部との間隙量測定方法 Pending JPS63196801A (ja)

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