JP4827574B2 - 非接触通信媒体 - Google Patents

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本発明は、非接触状態にて通信可能な非接触型ICカードや非接触型ICラベル等の非接触通信媒体に関し、特に、複数の周波数を選択的に用いて通信可能な非接触通信媒体に関する。
昨今、情報化社会の進展に伴って、情報をカードに記録し、該カードを用いた情報管理や決済等が行われている。また、商品等に貼付されるラベルやタグに情報を記録し、このラベルやタグを用いての商品等の管理も行われている。
このようなカードやラベル、あるいはタグを用いた情報管理においては、カードやラベル、あるいはタグに対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うことが可能なICが搭載された非接触型ICカードや非接触型ICラベル、あるいは非接触型ICタグがその優れた利便性から急速な普及が進みつつある。
非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICカードや非接触型ICラベル、非接触型ICタグにおいては、近年、小型化及び通信可能距離を確保するために、900MHz〜1000MHzのUHF帯や2.45GHzの周波数帯を利用して通信を行う微細なICチップが用いられ始めている。
このような微細なICチップを用いた場合、ICチップに導電性のアンテナを接続することにより、ICチップの通信可能距離を延ばすことができる。
図7は、2.45GHzの周波数帯を利用して通信を行うICチップが搭載された非接触型ICタグの一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本構成例は図7に示すように、樹脂や紙等からなるベース基材440上に、互いに直列に並ぶように所定の間隔を有して形成された2つの帯状の導体420a,420bからなるアンテナ部420が形成されており、この2つの導体420a,420bに接続されるように、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ410が搭載されて構成されている。なお、2つの導体420a,420bは、対向する一端が給電点421a,421bとなり、この給電点421a,421bにICチップ410が接続されている。
上記のように構成された非接触型ICタグ400においては、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)に近接させることにより、情報書込/読出装置からの電波によりアンテナ部420に電流が流れ、この電流が給電点421a,421bを介してICチップ410に供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ410に情報が書き込まれたり、ICチップ410に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
上述した非接触型ICタグ400のような非接触通信媒体においては、情報の書き込みや読み出しを行う周波数が、上述した900MHz〜1000MHzのUHF帯や2.45GHz、あるいは13.56MHzに設定されている。これらの周波数の違いは、ICチップの機能とアンテナの形状によって決まるが、複数の周波数に対応自在なICチップを搭載するとともに、互いに異なる周波数に対応するアンテナをこのICチップに接続しておき、アンテナを選択的に使用することにより複数の周波数帯を選択的に用いて通信を行う非接触通信媒体が特許文献1に開示されている。この特許文献1に開示された非接触通信媒体においては、アンテナが形成されたシート基材に切り取り線を形成しておき、この切り取り線を用いてアンテナの一部を切断し、それにより、複数のアンテナを選択的に使用する構成となっている。
特開2005−284516号公報
上述したように、シート基材に、アンテナの一部を切断可能とするような切り取り線を形成しておく場合、アンテナ上にも切り取り線を形成しておくことになり、それにより、アンテナに断線が生じる可能性がある。また、例えば、ミシン目のカット部とタイ部のうちタイ部の割合を大きくしてカット部がアンテナにかからないように切り取り線を形成した場合は、切り取り線を用いてシート基材を切断する際、切断部が切り取り線から逸れて意図しない部分に切れ込みが入ってしまう可能性がある。
そこで、切り取り線の形状を調節することにより、アンテナに断線が生じたり、意図しない部分に切れ込みが入ったりすることを回避することが考えられるが、アンテナの配置や形状が複雑である場合、切り取り線の形状を調節することが困難となるため、通信周波数をさらに容易に選択可能な構成とすることが好ましい。
本発明は、複数の周波数を選択的に用いて通信可能な非接触通信媒体であって、通信周波数を選択可能な構成を容易に実現することができる非接触通信媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
ベース基材上に第1及び第2の周波数にて通信可能なICチップが搭載された非接触通信媒体において、
前記ベース基材上に形成され、前記第1の周波数にて前記ICチップが通信するための第1のアンテナ部と、
前記第1のアンテナ部と接続されて前記ベース基材上に形成され、前記第1のアンテナ部と接続されることにより前記第2の周波数にて前記ICチップが通信するための第2のアンテナ部と、
前記第2のアンテナ部の少なくとも前記第1のアンテナ部との接続部分覆うように前記ベース基材に貼着された貼着部材とを有し、
前記第2のアンテナ部は、前記貼着部材が前記ベース基材に貼着された状態から剥離された場合に、前記貼着部材に覆われていた部分の少なくとも一部がその剥離力によって前記貼着部材とともに前記ベース基材から剥離するように前記ベース基材上に形成されていることを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、ベース基材に貼着部材が貼着された状態においては、ベース基材上に搭載されたICチップは、互いに接続されてベース基材上に形成された第1のアンテナ部と第2のアンテナ部とを介して、第2の周波数にて通信を行う。そして、ベース基材から貼着部材が剥離されると、第1のアンテナ部と第2のアンテナ部との接続部分のうち貼着部材に覆われていた部分が貼着部材の剥離に伴って破壊され、ICチップは第1のアンテナ部のみを介して第1の周波数にて通信を行うようになる。
このように、第2の周波数を用いてICチップに対する情報の書き込みや読み出しを行う場合は、ベース基材に貼着部材を貼着したままとし、第1の周波数を用いてICチップに対する情報の書き込みや読み出しを行う場合は、ベース基材から貼着部材を剥離することになるため、ベース基材から貼着部材を剥離するだけでICチップの通信周波数を変えることができる。
具体的には、前記第1のアンテナ部は、前記ベース基材上に積層された金属箔からなり、
前記第2のアンテナ部は、前記ベース基材上に塗布された導電性インキからなる構成とすることが考えられる。
以上説明したように本発明においては、ベース基材に貼着部材が貼着された状態とベース基材から貼着部材が剥離された状態とでICチップの通信に用いる周波数が変化するため、ベース基材から貼着部材を剥離するだけでICチップの通信周波数を変えることができ、通信周波数を選択可能な構成を容易に実現することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の非接触通信媒体の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示したB−B’断面図である。
本形態は図1に示すように、樹脂等からなるベース基材140上に、二等辺三角形の形状を有する2つの導体120a,120bが、二等辺三角形の等しい辺がなす頂点どうしを結んだ直線が二等辺三角形の底辺のそれぞれに対して垂直となるように、かつ、頂点どうしが空隙を有するように配置されてなる第1のアンテナ部となるボウタイアンテナ部120が形成されており、この2つの導体120a,120bに接続されるように、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ110が搭載されて構成されている。なお、2つの導体120a,120bは、対向する頂点に給電点121a,121bを有し、この給電点121a,121bにICチップ110が接続されている。また、ボウタイアンテナ部120を構成する導体120a,120bにはそれぞれ、二等辺三角形の底辺側の2つの頂点のうち一方の頂点に、導体120a,120bから離れる方向にジグザグ形状に伸びる導体130a,130bが接続部131a,131bを介して接続されており、この2つの導体130a,130bから第2のアンテナ部となるメアンダアンテナ部130が形成されている。そして、ベース基材140のボウタイアンテナ部120及びメアンダアンテナ部130が形成された面側には、ボウタイアンテナ部120とメアンダアンテナ部130との2つの接続部131a,131bを覆うように接続部131a,131bに跨って貼着部材となるラベル150が貼着されている。ラベル150は、紙や樹脂等からなるラベル基材151の一方の面に粘着剤152が塗布されて構成されている。
ICチップ110は、情報の書き込み及び読み出しが、第1の周波数である2.45GHzと、第2の周波数である900MHz〜1000MHzのUHF帯のいずれの周波数帯でも可能なものである。
ボウタイアンテナ部120を構成する導体120a,120bはそれぞれ、給電点121a,121bから二等辺三角形の底辺までの長さが、ICチップ110に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯で行われるような長さ、すなわち、2.45GHzの周波数に共振する長さとなっており、さらに、二等辺三角形の形状であることにより広帯域を実現している。この導体120a,120bは、ベース基材140上に金属箔が積層されて形成されるものであって、ベース基材140上にエッチングによって形成されている。
メアンダアンテナ部130を構成する導体130a,130bはそれぞれ、給電点121a,121bから導体120a,120bを介して接続部131a,131bとは反対側の端部までの長さが、ICチップ110に対する情報の書き込み及び読み出しが900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行われるような長さ、すなわち、900MHz〜1000MHzのUHF帯の周波数に共振する長さとなっている。この導体130a,130bは、印刷によってベース基材140上に塗布された導電性インキから構成されている。
以下に、上記のように構成された非接触型ICタグ100の製造方法について説明する。
まず、ベース基材140の一方の面に、例えば、銅や銀等からなる導電性金属を堆積させ、導電体層を積層する。
次に、ベース基材140上に積層された導電体層上にて、導体120a,120bの形状に合わせてマスキングを施し、その後、エッチングを行うことにより、導電体層を導体120a,120bの形状にパターンニングし、ベース基材140上に導体120a,120bからなるボウタイアンテナ部120を形成する。
次に、ボウタイアンテナ部120が形成されたベース基材140上に、導電性粒子を含有してなる導電性インキを塗布して導体130a,130bを印刷し、メアンダアンテナ部130を形成する。ここで、導体130a,130bを印刷する導電性インキは、導電性粒子とバインダー樹脂を主成分とするものであって、印刷された導電性インキを乾燥固定化することによって、ベース基材140上に導体130a,130bを形成する。なお、バインダー自身が導電性を有する場合は、バインダーに導電性粒子を含有させる必要はない。またこの際、導体130a,130bの導体120a,120b側の端部を導体120a,120b上まで伸ばすことにより、導体120a,120bとの接続部131a,131bを形成する。
次に、ベース基材140の給電点121a,121b上に導電性接着剤を塗布し、この導電性接着剤によってICチップ110を導体120a,120bに電気的に接続した状態でベース基材140上に搭載、固定する。
その後、ボウタイアンテナ部120とメアンダアンテナ部130との2つの接続部131a,131bを覆うように接続部131a,131bに跨ってラベル150を貼着する。
以下に、上述した非接触型ICタグ100の使用方法について説明する。
図2は、図1に示した非接触型ICタグ100の使用方法を説明するための図である。
まず、図2(a)に示すようにラベル150がベース基材140に貼着された状態においては、導体120aと導体130aとが接続部131aにて接続されており、また、導体120bと導体130bとが接続部131bにて接続されているため、ベース基材140上に形成されたボウタイアンテナ部120とメアンダアンテナ部130とが接続された状態となっている。ここで、ボウタイアンテナ部120の給電点121a,121bから接続部131a,131bを介してメアンダアンテナ部130の接続部131a,131bとは反対側の端部までの長さが、ICチップ110に対する情報の書き込み及び読み出しが900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行われるような長さとなっているため、この状態においては、ICチップ110に対する情報の書き込み及び読み出しが900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行われることになる。すなわち、ICチップ110に対する情報の書き込み及び読み出しを900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行う場合は、図2(a)に示したようにラベル150がベース基材140に貼着された状態で使用することになる。
この状態から、ベース基材140に貼着されたラベル150を剥離していくと、ベース基材140のラベル150が貼着されていた領域の表面において、ラベル150とともにベース基材140から剥離しようとする剥離力が生じる。ここで、この領域には導体130aの一部が形成されているが、導体130aは、導電性インキが塗布された印刷によって形成されているため、ベース基材140に対する定着力が上述した剥離力よりも弱く、それにより、図2(b)に示すように、この剥離力によって導体130aの一部がラベル150とともにベース基材140から剥離していく。
ラベル150をベース基材140から完全に剥離すると、図2(c)に示すように、ベース基材140に形成された導体130a,130bのうち、ラベル150が貼着されていた領域に形成されていた部分がラベル150とともにベース基材140から剥離し、それにより、導体120a,120bと導体130a,130bとがそれぞれ断線した状態となる。この状態においては、ボウタイアンテナ部120を構成する導体120a,120bと、メアンダアンテナ部130を構成する導体130a,130bとがそれぞれ断線しているため、ICチップ110に対する情報の書き込みや読み出しは、給電点121a,121bにてICチップ110に接続されたボウタイアンテナ部120のみを介して行われることになる。ボウタイアンテナ部120を構成する導体120a,120bはそれぞれ、給電点121a,121bから二等辺三角形の底辺までの長さが、ICチップ110に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯で行われるような長さとなっているため、この状態においては、ICチップ110に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯にて行われることになる。すなわち、ICチップ110に対する情報の書き込み及び読み出しを2.45GHzの周波数帯にて行う場合は、図2(c)に示したように、ベース基材140からラベル150を剥離した状態で使用することになる。
このように本形態においては、900MHz〜1000MHzのUHF帯の周波数を用いてICチップ110に対する情報の書き込みや読み出しを行う場合は、ベース基材140にラベル150を貼着したままとし、2.45GHzの周波数帯を用いてICチップ110に対する情報の書き込みや読み出しを行う場合は、ベース基材140からラベル150を剥離することになるため、ベース基材140からラベル150を剥離するだけでICチップ110の通信周波数を変えることができる。
なお、本形態においては、ベース基材140からラベル150を剥離した場合に、ベース基材140上に形成された導体130a,130bのうち、ラベル150が貼着されていた領域に形成されていた部分が全てラベル150とともにベース基材140から剥離しているが、ベース基材140上に形成された導体130a,130bは導電性インキからなるものであるため、ベース基材140からラベル150を剥離することにより生じる剥離力によって破壊されやすく、それにより、ベース基材140からラベル150を剥離した場合に、ラベル150が貼着されていた領域に形成されていた部分がラベル150の剥離力によって破壊され、その一部のみがラベル150とともにベース基材140から剥離した状態となることもある。その場合であっても、ボウタイアンテナ部120とメアンダアンテナ部130とが断線することになるため、ICチップ110に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯にて行われることになる。
また、本形態においては、ボウタイアンテナ部120を構成する導体120a,120bがエッチングによってベース基材140上に形成され、メアンダアンテナ部130を構成する導体130a,130bが印刷によってベース基材140上に形成されているが、導体120a,120b,130a,130bの形成方法はこれに限らず、ベース基材140からラベル150が剥離された場合に接続部131aが破壊されるようなものであればよい。
また、本形態においては、ボウタイアンテナ部120を構成する導体120a,120bにメアンダアンテナ部130を構成する2つの導体130a,130bがそれぞれ接続されたダイポールタイプを例に挙げて説明したが、ボウタイアンテナ部120を構成する導体120a,120bのうち一方の導体にメアンダ形状の1つの導体が接続されたモノポールタイプで実現することも考えられる。その場合は、ボウタイアンテナ部120を構成する導体120a,120bのうち一方の導体とメアンダ形状の導体との1つの接続部にラベルを貼着すればよい。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の非接触通信媒体の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図3に示すように、通信用のアンテナ211を有し、情報の書き込み及び読み出しが、第1の周波数である2.45GHzと、第2の周波数である900MHz〜1000MHzのUHF帯のいずれの周波数帯でも可能なICチップ210が、樹脂等からなるベース基材240上に搭載され、また、このICチップ210の3辺にてICチップ210を取り囲むように第1のアンテナ部となるアンテナ部220がベース基材240上に形成されて構成されている。また、アンテナ部220には、ICチップ210から離れる方向にジグザグ形状に伸びる導体230a,230bが、アンテナ220の2つの角部上に設けられた接続部231a,231bを介して接続されており、この2つの導体230a,230bから第2のアンテナ部となるメアンダアンテナ部230が形成されている。そして、ベース基材240のアンテナ部220及びメアンダアンテナ部230が形成された面側には、アンテナ部220とメアンダアンテナ部230との2つの接続部231a,231bを覆うように接続部231a,231bに跨って貼着部材となるラベル250が貼着されている。ラベル250は、紙や樹脂等からなるラベル基材251の一方の面に粘着剤252が塗布されて構成されている。
アンテナ部220は、その形状が、ICチップ210に設けられたアンテナ211と共振することにより、ICチップ210に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯で行われるような形状、すなわち、2.45GHzの周波数に共振する形状となっている。このアンテナ部220は、ベース基材240上に金属箔が積層されて形成されるものであって、ベース基材240上にエッチングによって形成されている。
メアンダアンテナ部230を構成する導体230a,230bはそれぞれ、その長さが、接続部231a,231bにてアンテナ部220と接続された場合に、ICチップ210に対する情報の書き込み及び読み出しが900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行われるような長さ、すなわち、900MHz〜1000MHzのUHF帯の周波数に共振する長さとなっている。この導体230a,230bは、印刷によってベース基材240上に塗布された導電性インキから構成されている。
以下に、上記のように構成された非接触型ICタグ200の製造方法について説明する。
まず、ベース基材240の一方の面に、例えば、銅や銀等からなる導電性金属を堆積させ、導電体層を積層する。
次に、ベース基材240上に積層された導電体層上にて、アンテナ部220の形状に合わせてマスキングを施し、その後、エッチングを行うことにより、導電体層をアンテナ部220の形状にパターンニングし、ベース基材140上にアンテナ部220を形成する。
次に、アンテナ部220が形成されたベース基材240上に、導電性粒子を含有してなる導電性インキを塗布して導体230a,230bを印刷し、メアンダアンテナ部230を形成する。ここで、導体230a,230bを印刷する導電性インキは、第1の実施の形態にて示したものと同様のものが用いられる。またこの際、導体230a,230bのアンテナ部220の端部をアンテナ部220上まで伸ばすことにより、アンテナ部220との接続部231a,231bを形成する。
次に、ベース基材240のアンテナ部220によって囲まれた領域にICチップ210を搭載し、接着剤等によって固定する。
その後、アンテナ部220とメアンダアンテナ部230との2つの接続部231a,231bを覆うように接続部231a,231bに跨ってラベル250を貼着する。
以下に、上述した非接触型ICタグ200の使用方法について説明する。
図4は、図3に示した非接触型ICタグ200の使用方法を説明するための図である。
まず、図4(a)に示すようにラベル250がベース基材240に貼着された状態においては、アンテナ部220と導体230a,230bとが接続部231a,231bにてそれぞれ接続されているため、ベース基材240上に形成されたアンテナ部220とメアンダアンテナ部230とが接続された状態となっている。ここで、メアンダアンテナ部230を構成する導体230a,230bの長さが、接続部231a,231bにてアンテナ部220と接続された場合に、ICチップ210に対する情報の書き込み及び読み出しが900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行われるような長さとなっているため、この状態においては、ICチップ210に対する情報の書き込み及び読み出しが900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行われることになる。すなわち、ICチップ210に対する情報の書き込み及び読み出しを900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行う場合は、図4(a)に示したようにラベル250がベース基材240に貼着された状態で使用することになる。
この状態から、ベース基材240に貼着されたラベル250を剥離していくと、ベース基材240のラベル250が貼着されていた領域の表面において、ラベル250とともにベース基材240から剥離しようとする剥離力が生じる。ここで、この領域には導体230aの一部が形成されているが、導体230aは、導電性インキが塗布された印刷によって形成されているため、ベース基材240に対する定着力が上述した剥離力よりも弱く、それにより、図4(b)に示すように、この剥離力によって導体230aの一部がラベル250とともにベース基材240から剥離していく。
ラベル250をベース基材240から完全に剥離すると、図4(c)に示すように、ベース基材240に形成された導体230a,230bのうち、ラベル250が貼着されていた領域に形成されていた部分がラベル250とともにベース基材240から剥離し、それにより、アンテナ部220と導体230a,230bとが断線した状態となる。この状態においては、アンテナ部220と、メアンダアンテナ部230を構成する導体230a,230bとが断線しているため、ICチップ210に対する情報の書き込みや読み出しは、ICチップ210に設けられたアンテナ211とこのアンテナ211に共振するアンテナ部220のみを介して行われることになる。アンテナ部220は、ICチップ210に設けられたアンテナ211と共振することにより、ICチップ210に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯で行われるような形状となっているため、この状態においては、ICチップ210に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯にて行われることになる。すなわち、ICチップ210に対する情報の書き込み及び読み出しを2.45GHzの周波数帯にて行う場合は、図4(c)に示したように、ベース基材240からラベル250を剥離した状態で使用することになる。
このように本形態においては、900MHz〜1000MHzのUHF帯の周波数を用いてICチップ210に対する情報の書き込みや読み出しを行う場合は、ベース基材240にラベル250を貼着したままとし、2.45GHzの周波数帯を用いてICチップ210に対する情報の書き込みや読み出しを行う場合は、ベース基材240からラベル250を剥離することになるため、ベース基材240からラベル250を剥離するだけでICチップ210の通信周波数を変えることができる。
なお、本形態においては、ベース基材240からラベル250を剥離した場合に、ベース基材240上に形成された導体230a,230bのうち、ラベル250が貼着されていた領域に形成されていた部分が全てラベル250とともにベース基材240から剥離しているが、ベース基材240上に形成された導体230a,230bは導電性インキからなるものであるため、ベース基材240からラベル250を剥離することにより生じる剥離力によって破壊されやすく、それにより、ベース基材240からラベル250を剥離した場合に、ラベル250が貼着されていた領域に形成されていた部分がラベル250の剥離力によって破壊され、その一部のみがラベル250とともにベース基材240から剥離した状態となることもある。その場合であっても、アンテナ部220とメアンダアンテナ部230とが断線することになるため、ICチップ210に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯にて行われることになる。
また、本形態においては、アンテナ部220がエッチングによってベース基材240上に形成され、メアンダアンテナ部230を構成する導体230a,230bが印刷によってベース基材240上に形成されているが、アンテナ部220及び導体230a,230bの形成方法はこれに限らず、ベース基材240からラベル250が剥離された場合に接続部231aが破壊されるようなものであればよい。
また、本形態においては、アンテナ部220にメアンダアンテナ部230を構成する2つの導体230a,230bが接続されたダイポールタイプを例に挙げて説明したが、アンテナ部220にメアンダ形状の1つの導体が接続されたモノポールタイプで実現することも考えられる。その場合は、アンテナ部220とメアンダ形状の導体との1つの接続部にラベルを貼着すればよい。
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の非接触通信媒体の第3の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示したB−B’断面図である。
本形態は図5に示すように、樹脂等からなるベース基材340上に、二等辺三角形の形状を有する2つの導体320a,320bが、二等辺三角形の等しい辺がなす頂点どうしを結んだ直線が二等辺三角形の底辺のそれぞれに対して垂直となるように、かつ、頂点どうしが空隙を有するように配置されてなる第1のアンテナ部となるボウタイアンテナ部320が形成されており、この2つの導体320a,320bに接続されるように、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ310が搭載されて構成されている。なお、2つの導体320a,320bは、対向する頂点に給電点321a,321bを有し、この給電点321a,321bにICチップ310が接続されている。また、ボウタイアンテナ部320を構成する導体320a,320bにはそれぞれ、二等辺三角形の底辺側の2つの頂点のうち一方の頂点に、導体320a,320bから離れる方向にジグザグ形状に伸びる導体330a,330bが接続部331a,331bを介して接続されており、この2つの導体330a,330bから第2のアンテナ部となるメアンダアンテナ部330が形成されている。そして、ベース基材340のボウタイアンテナ部320及びメアンダアンテナ部330が形成された面の全面に貼着部材となるラベル350が貼着されている。ラベル350は、紙や樹脂等からなるラベル基材351の一方の面の全面に粘着剤352が塗布されて構成されている。
ICチップ310は、情報の書き込み及び読み出しが、第1の周波数である2.45GHzと、第2の周波数である900MHz〜1000MHzのUHF帯のいずれの周波数帯でも可能なものである。
ボウタイアンテナ部320を構成する導体320a,320bはそれぞれ、給電点321a,321bから二等辺三角形の底辺までの長さが、ICチップ310に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯で行われるような長さ、すなわち、2.45GHzの周波数に共振する長さとなっており、さらに、二等辺三角形の形状であることにより広帯域を実現している。この導体320a,320bは、ベース基材340上に金属箔が積層されて形成されるものであって、ベース基材340上にエッチングによって形成されている。
メアンダアンテナ部330を構成する導体330a,330bはそれぞれ、給電点321a,321bから導体320a,320bを介して接続部331a,331bとは反対側の端部までの長さが、ICチップ310に対する情報の書き込み及び読み出しが900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行われるような長さ、すなわち、900MHz〜1000MHzのUHF帯の周波数に共振する長さとなっている。この導体330a,330bは、印刷によってベース基材340上に塗布された導電性インキから構成されている。
以下に、上記のように構成された非接触型ICタグ300の製造方法について説明する。
まず、ベース基材340の一方の面に、例えば、銅や銀等からなる導電性金属を堆積させ、導電体層を積層する。
次に、ベース基材340上に積層された導電体層上にて、導体320a,320bの形状に合わせてマスキングを施し、その後、エッチングを行うことにより、導電体層を導体320a,320bの形状にパターンニングし、ベース基材340上に導体320a,320bからなるボウタイアンテナ部320を形成する。
次に、ボウタイアンテナ部320が形成されたベース基材340上に、導電性粒子を含有してなる導電性インキを塗布して導体330a,330bを印刷し、メアンダアンテナ部330を形成する。ここで、導体330a,330bを印刷する導電性インキは、第1の実施の形態にて示したものと同様のものが用いられる。またこの際、導体330a,330bの導体320a,320b側の端部を導体320a,320b上まで伸ばすことにより、導体320a,320bとの接続部331a,331bを形成する。
次に、ベース基材240の給電点221a,221b上に導電性接着剤を塗布し、この導電性接着剤によってICチップ210を導体220a,220bに電気的に接続した状態でベース基材240上に搭載、固定する。
その後、ベース基材340のボウタイアンテナ部320及びメアンダアンテナ部330が形成された面の全面にラベル350を貼着する。
以下に、上述した非接触型ICタグ300の使用方法について説明する。
図6は、図5に示した非接触型ICタグ300の使用方法を説明するための図である。
まず、図6(a)に示すようにラベル350がベース基材340に貼着された状態においては、導体320aと導体330aとが接続部331aにて接続されており、また、導体320bと導体330bとが接続部331bにて接続されているため、ベース基材340上に形成されたボウタイアンテナ部320とメアンダアンテナ部330とが接続された状態となっている。ここで、ボウタイアンテナ部320の給電点321a,321bから接続部331a,331bを介してメアンダアンテナ部330の接続部331a,331bとは反対側の端部までの長さが、ICチップ310に対する情報の書き込み及び読み出しが900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行われるような長さとなっているため、この状態においては、ICチップ310に対する情報の書き込み及び読み出しが900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行われることになる。すなわち、ICチップ310に対する情報の書き込み及び読み出しを900MHz〜1000MHzのUHF帯にて行う場合は、図6(a)に示したようにラベル350がベース基材340に貼着された状態で使用することになる。
この状態から、ベース基材340に貼着されたラベル350を剥離していくと、ベース基材340のラベル350が貼着されていた表面において、ラベル350とともにベース基材340から剥離しようとする剥離力が生じる。ここで、ベース基材340のラベル350が貼着されていた面には、ボウタイアンテナ部320を構成する導体320a,320bと、メアンダアンテナ部330を構成する導体330a,330bとが形成されているが、メアンダアンテナ部330を構成する導体330a,330bは導電性インキが塗布された印刷によって形成されているため、ベース基材340に対する定着力と導体330a,330b自体の凝集力が上述した剥離力よりも弱く、それにより、図6(b)に示すように、この剥離力によって導体330a,330bが破壊され、ベース基材340に残存する部分とラベル350とともにベース基材340から剥離していく部分とに分離する。
一方、ボウタイアンテナ部320を構成する導体320a,320bは、エッチングによってベース基材340に形成されているため、ベース基材340に対する定着力と導体320a,320b自体の凝集力が上述した剥離力よりも強く、それにより、ベース基材340からラベル350が剥離された場合であっても、その剥離力によって破壊されることなくベース基材340に残存した状態となる。
ラベル350をベース基材340から完全に剥離すると、図6(c)に示すように、ボウタイアンテナ部320がベース基材340に残存するとともにメアンダアンテナ部330が破壊され、ボウタイアンテナ部320のみがベース基材340上にICチップ310に接続された状態で存在することになる。この状態においては、ICチップ310に対する情報の書き込みや読み出しは、給電点321a,321bにてICチップ310に接続されたボウタイアンテナ部320のみを介して行われることになる。ボウタイアンテナ部320を構成する導体320a,320bはそれぞれ、給電点321a,321bから二等辺三角形の底辺までの長さが、ICチップ310に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯で行われるような長さとなっているため、この状態においては、ICチップ310に対する情報の書き込み及び読み出しが2.45GHzの周波数帯にて行われることになる。すなわち、ICチップ310に対する情報の書き込み及び読み出しを2.45GHzの周波数帯にて行う場合は、図6(c)に示したように、ベース基材340からラベル350を剥離した状態で使用することになる。
このように本形態においては、900MHz〜1000MHzのUHF帯の周波数を用いてICチップ310に対する情報の書き込みや読み出しを行う場合は、ベース基材340にラベル350を貼着したままとし、2.45GHzの周波数帯を用いてICチップ310に対する情報の書き込みや読み出しを行う場合は、ベース基材340からラベル350を剥離することになるため、ベース基材340からラベル350を剥離するだけでICチップ310の通信周波数を変えることができる。
なお、本形態においては、ラベル基材351の一方の面の全面に粘着剤352が塗布されたラベル350を、ベース基材340のボウタイアンテナ部320及びメアンダアンテナ部330が形成された面の全面に貼着しているが、ラベル基材351の一方の面に、例えば縞状等というようにその一部に粘着剤が塗布されたラベルを、ベース基材340のボウタイアンテナ部320及びメアンダアンテナ部330が形成された面の全面に貼着する構成とすることも考えられる。その場合、ラベル350の粘着剤352が塗布された領域が接続部331a,331bに対向するようにラベル350をベース基材340に貼着することにより、第1の実施の形態に示したものと同様の作用が生じることになる。
また、上述した3つの実施の形態においては、ベース基材140,240,340にラベル150,250,350が貼着された状態では、900MHz〜1000MHzのUHF帯の周波数を用いてICチップ110,210,310に対する情報の書き込み及び読み出しを可能とし、また、ベース基材140,240,340からラベル150,250,350が剥離された状態では、2.45GHzの周波数を用いてICチップ110,210,310に対する情報の書き込み及び読み出しを可能としているが、ICチップ110,210,310に対する情報の書き込み及び読み出しを可能とする周波数はこれらに限らず、ベース基材140,240,340にラベル150,250,350が貼着された状態と、ベース基材140,240,340からラベル150,250,350が剥離された状態とで、ICチップ110,210,310に対する情報の書き込み及び読み出しが可能となる周波数が異なるものであればよい。
また、ベース基材140,240,340に第1のアンテナ部や第2のアンテナ部としてそれぞれ形成されるアンテナの形状は、上述した3つの実施の形態に限らず、適宜設定することができる。
また、上述した3つの実施の形態においては、非接触通信媒体として非接触型ICタグ100,200,300を例に挙げて説明したが、非接触型ICラベルや非接触型ICカード等についても本発明を適用できることは言うまでもない。
本発明の非接触通信媒体の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示したB−B’断面図である。 図1に示した非接触型ICタグの使用方法を説明するための図である。 本発明の非接触通信媒体の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図3に示した非接触型ICタグの使用方法を説明するための図である。 本発明の非接触通信媒体の第3の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示したB−B’断面図である。 図5に示した非接触型ICタグの使用方法を説明するための図である。 2.45GHzの周波数帯を利用して通信を行うICチップが搭載された非接触型ICタグの一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
符号の説明
100,200,300 非接触型ICタグ
110,210,310 ICチップ
120,320 ボウタイアンテナ部
120a,120b,130a,130b,230a,230b,320a,320b,330a,330b 導体
121a,121b,321a,321b 給電点
130,230,330 メアンダアンテナ部
131a,131b,231a,231b,331a,331b 接続部
140,240,340 ベース基材
150,250,350 ラベル
151,251,351 ラベル基材
152,252,352 粘着剤
211 アンテナ
220 アンテナ部

Claims (1)

  1. ベース基材上に第1及び第2の周波数にて通信可能なICチップが搭載された非接触通信媒体において、
    前記ベース基材上に形成され、前記第1の周波数にて前記ICチップが通信するための第1のアンテナ部と、
    前記第1のアンテナ部と接続されて前記ベース基材上に形成され、前記第1のアンテナ部と接続されることにより前記第2の周波数にて前記ICチップが通信するための第2のアンテナ部と、
    前記第2のアンテナ部の少なくとも前記第1のアンテナ部との接続部分覆うように前記ベース基材に貼着された貼着部材とを有し、
    前記第2のアンテナ部は、前記貼着部材が前記ベース基材に貼着された状態から剥離された場合に、前記貼着部材に覆われていた部分の少なくとも一部がその剥離力によって前記貼着部材とともに前記ベース基材から剥離するように前記ベース基材上に形成されていることを特徴とする非接触通信媒体。
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