JP2006074188A - 広帯域アンテナ及びこれを有する非接触型情報記録媒体 - Google Patents

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貢 齋藤
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Abstract

【課題】広帯域なアンテナを実現しながらも、薄いベース基材上に形成された場合にベース基材が反ってしまうことを防ぐ。
【解決手段】 導体10a−1,10b−1からなる導体対と、導体10a−1,10b−1からなる導体対に対して長さが等しく、導体10a−5,10b−5からなる導体対と、導体10a−1,10b−1からなる導体対及び導体10a−5,10b−5からなる導体対よりも長さが短く、導体10a−2,10b−2からなる導体対と、導体10a−2,10b−2からなる導体対に対して長さが等しく、導体10a−4,10b−4からなる導体対と、導体10a−2,10b−2からなる導体対及び導体10a−4,10b−4からなる導体対よりも長さが短く、導体10a−3,10b−3からなる導体対との5つの導体対によって広帯域アンテナを実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、広帯域な特性を有する広帯域アンテナ及びこれを有する非接触型情報記録媒体に関する。
昨今、情報化社会の進展に伴って、情報をカードに記録し、該カードを用いた情報管理や決済等が行われている。また、商品等に貼付されるラベルやタグに情報を記録し、このラベルやタグを用いての商品等の管理も行われている。
このようなカードやラベル、あるいはタグを用いた情報管理においては、カードやラベル、あるいはタグに対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うことが可能なICが搭載された非接触型ICカードや非接触型ICラベル、あるいは非接触型ICタグがその優れた利便性から急速な普及が進みつつある。
非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICカードや非接触型ICラベル、非接触型ICタグにおいては、近年、小型化及び通信可能距離を確保するために、2.45GHzの周波数帯を利用して通信を行う微細なICチップが用いられることが多くなってきている。
このような微細なICチップを用いた場合、ICチップに導電性のアンテナを接続することにより、ICチップの通信可能距離を延ばすことができる。
図7は、2.45GHzの周波数帯を利用して通信を行うICチップが搭載された非接触型ICタグの一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本構成例は図7に示すように、樹脂や紙等からなるベース基材202上に、互いに直列に並ぶように所定の間隔を有して形成された2つの帯状の導体210a,210bからなるアンテナ部210が形成されており、この2つの導体210a,210bに接続されるように、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ201が搭載されて構成されている。
上記のように構成された非接触型ICタグ200においては、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)に近接させることにより、情報書込/読出装置からの電波によりアンテナ部210に電流が流れ、この電流がICチップ201に供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ201に情報が書き込まれたり、ICチップ201に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
以下に、上述した非接触型ICタグ200の周波数特性について説明する。
図8は、図7に示した非接触型ICタグ200の周波数特性を説明するための図であり、ICチップ201に対する情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数に対する非接触型ICタグ200のリターンロスを示す。
図7に示した非接触型ICタグ200においては、図8に示すように、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数によってリターンロスが変化するため、リターンロスが最も低くなるアンテナ部210における共振点であるピークポイントAにおける周波数を、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数faに設定する必要がある。ここで、アンテナ部210においては、その長さが、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数faとベース基材202の比透磁率及び比誘電率とから求まる波長λの1/2である場合に、その共振点における周波数がfaとなって共振し、ICチップ201に対する情報の書き込みや読み出しが可能となる。そのため、アンテナ部210における共振点であるピークポイントAにおける周波数が、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数となるように、アンテナ部210の長さを、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数faとベース基材202の比透磁率及び比誘電率とを用いて設定すれば、ICチップ201に対する情報の書き込みや読み出しが可能となる。
ここで、上述したような非接触型ICタグ200が、例えば、書籍等の物品に貼付されて使用された場合、書籍等の物品は誘電体で構成されているため、物品に貼付された非接触型ICタグ200のアンテナ部210の周波数特性が低い周波数方向にシフトすることになる。そのため、アンテナ部210の共振点が、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数faに対してずれてしまい、非接触型ICタグ200に対する情報の書き込み及び読み出しができなくなってしまう虞れがある。特に、上述した2.45GHzの周波数帯を利用したICチップ201においては、このような現象が顕著に生じてしまう。
ところで、従来より、二等辺三角形からなる2つの導体が、その頂点が空隙を介して互いに対向するように配置されてなるボウタイアンテナが利用されている。
図9は、一般的なボウタイアンテナを有する非接触型ICタグの一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本例は図9に示すように、樹脂や紙等からなるベース基材202上に、二等辺三角形の形状を有する2つの導体310a,310bが、二等辺三角形の等しい辺がなす頂点どうしを結んだ直線が二等辺三角形の底辺のそれぞれに対して垂直となるように、かつ、頂点どうしが空隙を有するように配置されてなるアンテナ部310が形成されており、この2つの導体310a,310bに接続されるように、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ301が搭載されて構成されている。
上記のように構成された非接触型ICタグ300においては、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)に近接させることにより、情報書込/読出装置からの電波によりアンテナ部310に電流が流れ、この電流がICチップ301に供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ301に情報が書き込まれたり、ICチップ301に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
以下に、上述した非接触型ICタグ300の周波数特性について説明する。
図10は、図9に示した非接触型ICタグ300の周波数特性を説明するための図であり、ICチップ301に対する情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数に対する非接触型ICタグ300のリターンロスを示す。
図9に示した非接触型ICタグ300においては、アンテナ部310における共振点の周波数は、図7に示したものと同様に、アンテナ部310の長さとベース基材302の比
透磁率及び比誘電率とによって設定されるが、本例においては、アンテナ部310の長さが変化するため、それぞれの長さに応じた共振点が存在する。具体的には、図9に示した非接触型ICタグ300について、B−B’間と、C−C’間とではアンテナ部310の長さが異なるため、B−B’間の長さと、C−C’間の長さとのそれぞれに応じた共振点が存在することになる。さらに、アンテナ部310を構成する2つの導体310a,310bがそれぞれ二等辺三角形の形状を有するものであるため、アンテナ部310の長さは、B−B’間からC−C’間に渡って無段階に変化している。
このため、図10に示すように、アンテナ部310においては、B−B’間の長さによる共振点となるピークポイントAと、C−C’間の長さによる共振点となるピークポイントBとが存在し、かつ、このピークポイント間はリターンロスがほぼ一定なものとなる。
これにより、B−B’間の長さによる共振点となるピークポイントAにおける周波数が、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数faとなるようにB−B’間の長さを設定しておけば、後に、非接触型ICタグ300が、例えば、書籍等の物品に貼付されて使用され、アンテナ部310の周波数特性が低い周波数方向にシフトした場合であっても、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数faがピークポイントAとピークポイントBとの間にあれば、非接触型ICタグ300に対する情報の書き込み及び読み出しを行うことができる。
このようなボウダイアンテナにおいては、二等辺三角形の等しい辺が足された長さが1/2波長となる周波数が所望の帯域の下限周波数となり、二等辺三角形の頂点を通って底辺に垂直となる軸線の底辺間の長さが1/2波長となる周波数が所望の帯域の上限周波数となる周波数帯で放射する広帯域なアンテナを実現することができる。
また、このようなボウタイアンテナにおいて、二等辺三角形の等しい辺の形状を曲線状や階段状にすることにより、下限周波数を下げ、それによりさらなる広帯域なアンテナが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−135037号公報
しかしながら、上述したようなボウタイアンテナにおいては、広帯域なアンテナを実現することはできるものの、二等辺三角形の形状の導体を有するものであるため、この導体を薄いベース基材上に銅等の材料によって形成する場合、導体が形成された部分のベース基材が反ってしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、広帯域なアンテナを実現しながらも、薄いベース基材上に形成された場合にベース基材が反ってしまうことを防ぐことができる広帯域アンテナ及びこれを有する非接触型情報記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
同一形状の2つの導体が互いに空隙を有して形成された導体対からなり、前記2つの導体の前記空隙を介して互いに対向する領域に給電点がそれぞれ設けられてなる広帯域アンテナにおいて、
前記導体対が、前記空隙どうしが重なり合うように、かつ前記給電点どうしが接続されるように同一平面上に複数設けられ、
前記複数の導体対はそれぞれ、前記空隙を介しての長さが、他の導体対のうち少なくとも1つの導体対に対して異なることを特徴とする。
また、前記2つの導体は、それぞれ一体化して形成されていることを特徴とする。
また、前記広帯域アンテナを有する非接触型情報記録媒体であって、
前記広帯域アンテナがベース基材上に形成され、
前記ベース基材上に、前記給電点に接続され、前記2つの導体を介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップが搭載されてなる。
また、前記複数の導体対のうち、前記空隙を介しての長さが最も長い導体対の長さが、前記ICチップに対する情報の書き込み及び読み出しに用いられる周波数と前記ベース基材の透磁率及び誘電率とから求まる波長をλとした場合、λ/2であることを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、同一形状の2つの導体が互いに空隙を有して形成された導体対が、空隙どうしが重なり合うように、かつ、2つの導体の空隙を介して互いに対向する領域に設けられた給電点どうしが接続されるように同一平面上に複数設けられているので、複数の導体対それぞれの空隙を介しての長さに応じて共振点が生じる。ここで、複数の導体対は、空隙を介しての長さが、他の導体対のうち少なくとも1つの導体対に対して異なるため、その長さのそれぞれに応じて異なる共振点が生じる。
このように、複数の導体対の空隙を介しての長さに応じて複数の共振点が生じるので、二等辺三角形等といった面積が大きな導体を形成する必要がなく、それにより、広帯域なアンテナを実現しながらも、薄いベース基材上に形成された場合にベース基材が反ってしまうことを防ぐことができる。
また、非接触型情報記録媒体のICチップ対する情報の書き込み及び読み出しに用いられる周波数と、広帯域アンテナが形成されたベース基材の透磁率及び誘電率とから求まる波長をλとした場合、複数の導体対のうち、空隙を介しての長さが最も長い導体対の長さをλ/2とすれば、広帯域アンテナがベース基材に形成された場合においても、複数の導体対のうち、空隙を介しての長さが最も長い導体対の長さがλ/2となる周波数を所望の帯域の下限周波数に設定することができる。
以上説明したように本発明においては、同一形状の2つの導体が互いに空隙を有して形成された導体対が、空隙どうしが重なり合うように、かつ、2つの導体の空隙を介して対向する領域に設けられた給電点どうしが接続されるように同一平面上に複数設けられているため、複数の導体対それぞれの空隙を介しての長さに応じて複数の共振点が生じ、それにより、広帯域なアンテナを実現しながらも、薄いベース基材上に形成された場合にベース基材が反ってしまうことを防ぐことができる。
また、非接触型情報記録媒体のICチップ対する情報の書き込み及び読み出しに用いられる周波数と、広帯域アンテナが形成されたベース基材の透磁率及び誘電率とから求まる波長をλとした場合、複数の導体対のうち、空隙を介しての長さが最も長い導体対の長さがλ/2であるものにおいては、広帯域アンテナがベース基材に形成された場合においても、複数の導体対のうち、空隙を介しての長さが最も長い導体対の長さがλ/2となる周波数を所望の帯域の下限周波数に設定することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の広帯域アンテナの第1の実施の形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、複数の帯状の導体10a−1〜10a−5,10b−1〜10b−5が互いに空隙を有して放射状に形成されて構成されている。導体10a−1と導体10b−1とは、互いに同一形状であって、空隙を有して設けられて1つの導体対を形成し、空隙を介して互いに対向する領域に給電点20a−1,20b−1が設けられている。また、導体10a−2と導体10b−2とは、互いに同一形状であって、空隙を有して設けられて1つの導体対を形成し、空隙を介して互いに対向する領域に給電点20a−2,20b−2が設けられている。また、導体10a−3と導体10b−3とは、互いに同一形状であって、空隙を有して設けられて1つの導体対を形成し、空隙を介して互いに対向する領域に給電点20a−3,20b−3が設けられている。また、導体10a−4と導体10b−4とは、互いに同一形状であって、空隙を有して設けられて1つの導体対を形成し、空隙を介して互いに対向する領域に給電点20a−4,20b−4が設けられている。また、導体10a−5と導体10b−5とは、互いに同一形状であって、空隙を有して設けられて1つの導体対を形成し、空隙を介して互いに対向する領域に給電点20a−5,20b−5が設けられている。また、導体10a−1〜10a−5の給電点20a−1〜20a−5は互いに接続されており、また、導体10b−1〜10b−5の給電点20b−1〜20b−5は互いに接続されている。これにより、導体10a−1〜10a−5,10b−1〜10b−5からなる5つの導体対が、空隙どうしが重なり合うように、かつ給電点どうしが接続されるように同一平面上に設けられている。また、導体10a−1,10b−1からなる導体対の長さと導体10a−5,10b−5からなる導体対の長さが互いに等しく、また、導体10a−2,10b−2からなる導体対の長さと導体10a−4,10b−4からなる導体対の長さが互いに等しく、導体10a−1〜10a−5の空隙とは反対側の端部と、導体10a−1〜10a−5の空隙とは反対側の端部がそれぞれ一直線上に並ぶように導体10a−1〜10a−5,10b−1〜10b−5がそれぞれ形成されている。これにより、導体10a−1,10b−1からなる導体対及び導体10a−5,10b−5からなる導体対の長さと、導体10a−2,10b−2からなる導体対及び導体10a−4,10b−4からなる導体対の長さと、導体10a−3,10b−3からなる導体対の長さとは互いに異なっており、導体10a−1,10b−1からなる導体対及び導体10a−5,10b−5からなる導体対の長さが最も長く、導体10a−3,10b−3からなる導体対の長さが最も短くなっている。
なお、上述した広帯域アンテナは、例えば、ベース基材上に印刷によって形成されることになるが、その際、導体10a−1〜10a−5が一体化して印刷され、また、導体10b−1〜10b−5が一体化して印刷される。これにより、導体10a−1〜10a−5と導体10b−1〜10b−5とがそれぞれ一体化して形成されることになる。
図2は、図1に示した広帯域アンテナを有する非接触型ICラベルの一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本例は図2に示すように、樹脂や紙等からなるベース基材2上に、図1に示した広帯域アンテナからなるアンテナ部10が形成されており、このアンテナ部10を構成する導体10a−1〜10a−5,10b−1〜10b−5の給電点20a−1〜20a−5,20b−1〜20b−5に接続されるように、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ1が搭載されて構成されている。
上記のように構成された非接触型ICタグにおいては、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)に近接させることにより、情報書込/読出装置からの電波によりアンテナ部10に電流が流れ、この電流がICチップ1に供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ1に情報が書き込まれたり、ICチップ1に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
以下に、上述した非接触型ICタグの周波数特性について説明する。
図3は、図2に示した非接触型ICタグの周波数特性を説明するための図であり、ICチップ1に対する情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数に対する非接触型ICタグのリターンロスを示す。
図2に示した非接触型ICタグにおいては、図7に示したものと同様に、アンテナ部10の長さが、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数faとベース基材2の比透磁率及び比誘電率とから求まる波長λの1/2である場合に、アンテナ部10の共振点における周波数がfaとなって共振し、ICチップ1に対する情報の書き込みや読み出しが可能となる。そのため、アンテナ部10における共振点となるピークポイントにおける周波数が、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数faとなるように、アンテナ部10の長さを、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数faとベース基材2の比透磁率及び比誘電率とを用いて設定すれば、ICチップ1に対する情報の書き込みや読み出しが可能となる。ところが、本例においては、アンテナ部10が、長さが互いに異なる複数の導体対から構成されているため、導体対それぞれの長さに応じた共振点が存在する。具体的には、図2に示した非接触型ICタグについて、導体10a−1,10b−1からなる導体対及び導体10a−5,10b−5からなる導体対と、導体10a−2,10b−2からなる導体対及び導体10a−4,10b−4からなる導体対と、導体10a−3,10b−3からなる導体対とではその長さが異なるため、導体10a−1,10b−1からなる導体対及び導体10a−5,10b−5からなる導体対の長さと、導体10a−2,10b−2からなる導体対及び導体10a−4,10b−4からなる導体対の長さと、導体10a−3,10b−3からなる導体対の長さとのそれぞれに応じた共振点が存在することになる。
このため、図3に示すように、アンテナ部10においては、導体10a−1,10b−1からなる導体対及び導体10a−5,10b−5からなる導体対の長さによる共振点となるピークポイントAと、導体10a−2,10b−2からなる導体対及び導体10a−4,10b−4からなる導体対の長さによる共振点となるピークポイントBと、導体10a−3,10b−3からなる導体対の長さによる共振点となるピークポイントCとが存在する。
これにより、導体10a−1,10b−1からなる導体対及び導体10a−5,10b−5からなる導体対の長さによる共振点となるピークポイントAにおける周波数が、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数faとなるように、導体10a−1,10b−1からなる導体対及び導体10a−5,10b−5からなる導体対の長さを、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数faとベース基材2の比透磁率及び比誘電率とを用いて設定しておけば、後に、非接触型ICタグが、例えば、書籍等の物品に貼付されて使用され、アンテナ部10の周波数特性が低い周波数方向に大きくシフトした場合であっても、導体10a−2,10b−2からなる導体対及び導体10a−4,10b−4からなる導体対の長さによる共振点となるピークポイントBあるいは、導体10a−3,10b−3からなる導体対の長さによる共振点となるピークポイントCが周波数faの近傍になれば、非接触型ICタグに対する情報の書き込み及び読み出しを行うことができる。
なお、本形態においては、説明を簡単にするために、導体10a−1〜10a−5,10b−1〜10b−5からなる5つの導体対しか設けていないが、互いに長さが異なる導体対の数を増やすことにより、図10に示したリターンロス曲線に近い周波数特性を得ることができ、最も長い導体対の長さが1/2波長となる周波数が所望の帯域の下限周波数となり、最も短い導体対の長さが1/2波長となる周波数が所望の帯域の上限周波数となる周波数帯で放射する広帯域なアンテナを実現することができ、後に、その広帯域アンテナを有する非接触型ICタグが、例えば、書籍等の物品に貼付されて使用され、アンテナ部の周波数特性が低い周波数方向に大きくシフトした場合であっても、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数faが、最も長い導体対の長さによる共振点と、最も短い導体対の長さによる共振点との間にあれば、非接触型ICタグに対する情報の書き込み及び読み出しを行うことができる。また、導体対の長さにおいては、全ての導体対の長さが互いに異なるように導体10a−1〜10a−5,10b−1〜10b−5が形成されていれば、同じ数の導体対が形成された場合において、図10に示したリターンロス曲線に最も近い周波数特性を得ることができて好ましいが、本発明はこれに限らず、1つの導体対の長さが他の導体対のうち少なくとも1つの導体対の長さに対して異なるように導体10a−1〜10a−5,10b−1〜10b−5が形成されていればよい。
このように、複数の導体対によって広帯域アンテナが形成されているので、二等辺三角形等といった面積が大きな導体を形成する必要がなく、それにより、広帯域なアンテナを実現しながらも、薄いベース基材上に形成された場合にベース基材が反ってしまうことを防ぐことができる。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の広帯域アンテナの第2の実施の形態を示す図である。
本形態は図4に示すように、複数の帯状の導体110a−1〜110a−5,110b−1〜110b−5が互いに空隙を有して放射状に形成されて構成されている。導体110a−1と導体110b−1とは、互いに同一形状であって、空隙を有して設けられて1つの導体対を形成し、空隙を介して互いに対向する領域に給電点120a−1,120b−1が設けられている。また、導体110a−2と導体110b−2とは、互いに同一形状であって、空隙を有して設けられて1つの導体対を形成し、空隙を介して互いに対向する領域に給電点120a−2,120b−2が設けられている。また、導体110a−3と導体110b−3とは、互いに同一形状であって、空隙を有して設けられて1つの導体対を形成し、空隙を介して互いに対向する領域に給電点120a−3,120b−3が設けられている。また、導体110a−4と導体110b−4とは、互いに同一形状であって、空隙を有して設けられて1つの導体対を形成し、空隙を介して互いに対向する領域に給電点120a−4,120b−4が設けられている。また、導体110a−5と導体110b−5とは、互いに同一形状であって、空隙を有して設けられて1つの導体対を形成し、空隙を介して互いに対向する領域に給電点120a−5,120b−5が設けられている。また、導体110a−1〜110a−5の給電点120a−1〜120a−5は互いに接続されており、また、導体110b−1〜110b−5の給電点120b−1〜120b−5は互いに接続されている。これにより、導体110a−1〜110a−5,110b−1〜110b−5からなる5つの導体対が、空隙どうしが重なり合うように、かつ給電点どうしが接続されるように同一平面上に設けられている。また、導体110a−1,110b−1からなる導体対の長さと導体110a−5,110b−5からなる導体対の長さが互いに等しく、また、導体110a−2,110b−2からなる導体対の長さと導体110a−4,110b−4からなる導体対の長さが互いに等しくなっている。さらに、本形態においては、導体110a−1〜110a−5の空隙とは反対側の端部を互いに結んだ線と、導体110a−1〜110a−5の空隙とは反対側の端部を互いに結んだ線がそれぞれ、空隙側に凹んだくの字となるように導体110a−1〜110a−5,110b−1〜110b−5が形成されている。これにより、導体110a−1,110b−1からなる導体対及び導体110a−5,110b−5からなる導体対の長さと、導体110a−2,110b−2からなる導体対及び導体110a−4,110b−4からなる導体対の長さと、導体110a−3,110b−3からなる導体対の長さとは互いに異なっており、導体110a−1,110b−1からなる導体対及び導体110a−5,110b−5からなる導体対の長さが最も長く、導体110a−3,110b−3からなる導体対の長さが最も短くなっている。
なお、上述した広帯域アンテナは、例えば、ベース基材上に印刷によって形成されることになるが、その際、導体110a−1〜110a−5が一体化して印刷され、また、導体110b−1〜110b−5が一体化して印刷される。これにより、導体110a−1〜110a−5と導体110b−1〜110b−5とがそれぞれ一体化して形成されることになる。
図5は、図4に示した広帯域アンテナを有する非接触型ICラベルの一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本例は図5に示すように、樹脂や紙等からなるベース基材102上に、図4に示した広帯域アンテナからなるアンテナ部110が形成されており、このアンテナ部110を構成する導体110a−1〜110a−5,110b−1〜110b−5の給電点120a−1〜120a−5,120b−1〜120b−5に接続されるように、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ101が搭載されて構成されている。
上記のように構成された非接触型ICタグにおいては、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)に近接させることにより、情報書込/読出装置からの電波によりアンテナ部110に電流が流れ、この電流がICチップ101に供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ101に情報が書き込まれたり、ICチップ101に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
以下に、上述した非接触型ICタグの周波数特性について説明する。
図6は、図5に示した非接触型ICタグの周波数特性を説明するための図であり、ICチップ101に対する情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数に対する非接触型ICタグのリターンロスを示す。
図5に示した非接触型ICタグにおいては、図2に示したものと同様に、導体110a−1,110b−1からなる導体対及び導体110a−5,110b−5からなる導体対の長さと、導体110a−2,110b−2からなる導体対及び導体110a−4,110b−4からなる導体対の長さと、導体110a−3,110b−3からなる導体対の長さとのそれぞれに応じた共振点が存在することになる。
このため、図6に示すように、アンテナ部110においては、導体110a−1,110b−1からなる導体対及び導体110a−5,110b−5からなる導体対の長さによる共振点となるピークポイントAと、導体110a−2,110b−2からなる導体対及び導体110a−4,110b−4からなる導体対の長さによる共振点となるピークポイントBと、導体110a−3,110b−3からなる導体対の長さによる共振点となるピークポイントCとが存在する。ここで、本形態においては、導体110a−1〜110a−5の空隙とは反対側の端部を互いに結んだ線と、導体110a−1〜110a−5の空隙とは反対側の端部を互いに結んだ線がそれぞれ、空隙側に凹んだくの字となるように導体110a−1〜110a−5,110b−1〜110b−5が形成されているため、図2に示したものと比べて、ピークポイントA,B,Cの間隔が広くなっている。
これにより、導体110a−1,110b−1からなる導体対及び導体110a−5,110b−5からなる導体対の長さによる共振点となるピークポイントAにおける周波数が、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数faとなるように、導体110a−1,110b−1からなる導体対及び導体110a−5,110b−5からなる導体対の長さを、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数faとベース基材102の比透磁率及び比誘電率とを用いて設定しておけば、後に、非接触型ICタグが、例えば、書籍等の物品に貼付されて使用され、アンテナ部110の周波数特性が低い周波数方向に大きくシフトした場合であっても、導体110a−2,110b−2からなる導体対及び導体110a−4,110b−4からなる導体対の長さによる共振点となるピークポイントBあるいは、導体110a−3,110b−3からなる導体対の長さによる共振点となるピークポイントCが周波数faの近傍になれば、非接触型ICタグに対する情報の書き込み及び読み出しを行うことができる。
なお、本形態においては、説明を簡単にするために、導体110a−1〜110a−5,110b−1〜110b−5からなる5つの導体対しか設けていないが、互いに長さが異なる導体対の数を増やすことにより、図10に示したリターンロス曲線に近い周波数特性を得ることができ、最も長い導体対の長さが1/2波長となる周波数が所望の帯域の下限周波数となり、最も短い導体対の長さが1/2波長となる周波数が所望の帯域の上限周波数となる周波数帯で放射する広帯域なアンテナを実現することができ、後に、その広帯域アンテナを有する非接触型ICタグが、例えば、書籍等の物品に貼付されて使用され、アンテナ部の周波数特性が低い周波数方向に大きくシフトした場合であっても、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数faが、最も長い導体対の長さによる共振点と、最も短い導体対の長さによる共振点との間にあれば、非接触型ICタグに対する情報の書き込み及び読み出しを行うことができる。また、その場合、本形態においては、導体110a−1〜110a−5の空隙とは反対側の端部を互いに結んだ線と、導体110a−1〜110a−5の空隙とは反対側の端部を互いに結んだ線がそれぞれ、空隙側に凹んだくの字となるように導体110a−1〜110a−5,110b−1〜110b−5が形成されているため、図2に示したものと比べてさらに広帯域なアンテナを実現することができる。また、導体対の長さにおいては、全ての導体対の長さが互いに異なるように導体110a−1〜110a−5,110b−1〜110b−5が形成されていれば、同じ数の導体対が形成された場合において、図10に示したリターンロス曲線に最も近い周波数特性を得ることができて好ましいが、本発明はこれに限らず、1つの導体対の長さが他の導体対のうち少なくとも1つの導体対の長さに対して異なるように導体110a−1〜110a−5,110b−1〜110b−5が形成されていればよい。
このように、複数の導体対によって広帯域アンテナが形成されているので、二等辺三角形等といった面積が大きな導体を形成する必要がなく、それにより、広帯域なアンテナを実現しながらも、薄いベース基材上に形成された場合にベース基材が反ってしまうことを防ぐことができる。
また、上述した2つの実施の形態においては、非接触型情報記録媒体として非接触型ICタグを例に挙げて説明したが、本発明は、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップがアンテナ部10,110に接続されてベース基材2,102上に搭載されてなる非接触型情報記録媒体であれば、この他に、非接触型ICタグや非接触型ICカード等も適用することができる。
本発明の広帯域アンテナの第1の実施の形態を示す図である。 図1に示した広帯域アンテナを有する非接触型ICラベルの一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図2に示した非接触型ICタグの周波数特性を説明するための図である。 本発明の広帯域アンテナの第2の実施の形態を示す図である。 図4に示した広帯域アンテナを有する非接触型ICラベルの一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図5に示した非接触型ICタグの周波数特性を説明するための図である。 2.45GHzの周波数帯を利用して通信を行うICチップが搭載された非接触型ICタグの一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図7に示した非接触型ICタグの周波数特性を説明するための図である。 一般的なボウタイアンテナを有する非接触型ICタグの一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図9に示した非接触型ICタグの周波数特性を説明するための図である。
符号の説明
1,101 ICチップ
2,102 ベース基材
10,110 アンテナ部
10a−1〜10a−5,10b−1〜10b−5,110a−1〜110a−5,110b−1〜110b−5 導体
20a−1〜20a−5,20b−1〜20b−5,120a−1〜120a−5,120b−1〜120b−5 給電点

Claims (4)

  1. 同一形状の2つの導体が互いに空隙を有して形成された導体対からなり、前記2つの導体の前記空隙を介して互いに対向する領域に給電点がそれぞれ設けられてなる広帯域アンテナにおいて、
    前記導体対が、前記空隙どうしが重なり合うように、かつ前記給電点どうしが接続されるように同一平面上に複数設けられ、
    前記複数の導体対はそれぞれ、前記空隙を介しての長さが、他の導体対のうち少なくとも1つの導体対に対して異なることを特徴とする広帯域アンテナ。
  2. 請求項1に記載の広帯域アンテナにおいて、
    前記2つの導体は、それぞれ一体化して形成されていることを特徴とする広帯域アンテナ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の広帯域アンテナを有する非接触型情報記録媒体であって、
    前記広帯域アンテナがベース基材上に形成され、
    前記ベース基材上に、前記給電点に接続され、前記2つの導体を介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップが搭載されてなる非接触型情報記録媒体。
  4. 請求項3に記載の非接触型情報記録媒体において、
    前記複数の導体対のうち、前記空隙を介しての長さが最も長い導体対の長さが、前記ICチップに対する情報の書き込み及び読み出しに用いられる周波数と前記ベース基材の透磁率及び誘電率とから求まる波長をλとした場合、λ/2であることを特徴とする非接触型情報記録媒体。
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