JP4684602B2 - 書籍管理用ラベル - Google Patents

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本発明は、書籍に貼付可能に構成され、非接触状態にて情報の読み出しが可能な書籍管理用ラベルに関する。
従来より、書籍を管理する場合、バーコードや識別番号等のような書籍を管理するための識別情報を書籍の表紙あるいは裏表紙に記載したり、あるいは、該識別情報が印字されたラベルを書籍の表紙あるいは裏表紙に貼付したりしている。このバーコードや識別番号等の識別情報を書籍と対応づけて管理しておき、書棚等の書籍の保管場所において、書籍からバーコードや識別番号等の識別情報を読み取ることにより、書籍の在庫管理を行っている。
また、近年においては、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICラベルを書籍に貼付しておき、この非接触型ICラベルに書き込まれた情報を読み出すことにより書籍の管理を行うシステムが考えられている(例えば、特許文献1,2参照。)。このような非接触型ICラベルにおいては、非接触型ICラベルに対して情報の書き込み及び読み出しを行う情報書込/読出装置との間にて所定の周波数を用いて通信を行うことにより、情報書込/読出装置から情報が書き込まれたり、情報書込/読出装置にて情報が読み出されたりすることになる。そのため、非接触型ICラベルは、上記周波数にて共振するようにアンテナが設計されている。
特開2001−240217号公報 特開2001−163417号公報
上述したような非接触型ICラベルが書籍に貼付された場合、書籍が誘電体で構成されているため、非接触型ICラベルのアンテナの周波数特性が低い周波数方向にシフトすることになる。そのため、アンテナの共振点が、情報書込/読出装置にて非接触型ICラベルに対して情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数に対してずれてしまい、非接触型ICラベルに対する情報の書き込み及び読み出しができなくなってしまう虞れがある。
特に、近年、小型化及び通信距離を確保するために用いられている、2.45GHzの周波数帯を利用して通信を行うICチップが搭載されたものにおいては、このような現象が顕著に生じてしまう。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、書籍に貼付された場合においても、情報の書き込み/読み出し率を向上させることができる書籍管理用ラベルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
書籍の表紙と背表紙とに跨って貼付される書籍管理用ラベルであって、
折り線にて折り曲げ可能に構成されるとともに一方の面の全面に粘着剤が塗布され、前記折り線を介して一方の側が前記表紙に貼付される第1の領域となり、前記折り線を介して他方の側が前記背表紙に貼付される第2の領域となる表面シートと、
前記表面シートの前記粘着剤が塗布された面のうち、前記第1の領域の全面に前記粘着剤によって貼付され、前記表面シートに貼付された面とは反対側の面に粘着剤が塗布されたベース基材とを有し、
前記ベース基材には、
2つの帯状の導電領域が、前記折り線と略平行に、かつ互いに直列に並ぶように所定の間隔を具備して形成されたアンテナ部と、
前記アンテナ部の前記折り線とは反対側に、前記アンテナ部よりも長く、かつ、該アンテナ部と略平行に帯状に形成された第1の導電体部と、
前記アンテナ部の前記折り線側に、前記アンテナ部よりも短く、かつ、該アンテナ部と略平行に帯状に形成された第2の導電体部と、
前記2つの導電領域に接続されて前記ベース基材上に搭載されたICチップとが設けられ、
前記第1の導電体部の長さが、前記ICチップに対する情報の書き込み及び読み出しに用いられる周波数と前記ベース基材の透磁率及び誘電率とから求まる波長をλとした場合、λ/2以下であり、
前記表面シートのうち前記ベース基材が貼付されていない領域に塗布された粘着剤と、前記ベース基材に塗布された粘着剤とによって前記書籍に貼付される
上記のように構成された本発明においては、互いに長さが異なり、かつ、略平行にベース基材に挟まれて設けられたアンテナ部と少なくとも1つの導電体部とのうち最も長いものの長さが、アンテナ部に接続されたICチップに対する情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数とベース基材の透磁率及び誘電率とから求まる波長をλとした場合、λ/2以下となっているので、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数において、アンテナ部と少なくとも1つの導電体部とのうち最も長いものにおける共振点が生じ、また、その周波数よりも高い周波数において、アンテナ部と少なくとも1つの導電体部とのうちそれ以外のものにおける共振点が生じる。
このような書籍管理用ラベルは、ベース基材に設けられた折り線にて折り曲げられ、折り線を介して一方の領域が、ベース基材の一方の面に設けられた粘着剤によって書籍の1つの面に貼付され、折り線を介して他方の領域が、書籍を構成する面のうちベース基材の一方の領域が貼付された面に隣接する面に粘着剤によって貼付されることになる。
このように書籍に貼付された書籍管理用ラベルにおいては、書籍に貼付されることにより周波数特性が低い周波数方向にシフトした場合であっても、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数よりも高い周波数にて生じた共振点が、情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数近傍にシフトすれば、ICチップに対する情報の書き込み及び読み出しが可能となり、情報の書き込み/読み出し率が向上する。
また、アンテナ部及び導電体部が、その長さが最も短いものが、折り線側となるようにベース基材上に形成されている場合は、ベース基材の折り線を介して他方の領域が貼付された面側における通信可能距離が最も長くなる。
以上説明したように本発明においては、書籍の隣接する2つの面に貼付可能に構成され、ベース基材上に形成されたアンテナ部と導電体部のうち最も長いものの長さが、ICチップに対する情報の書き込み及び読み出しに用いられる周波数とベース基材の透磁率及び誘電率とから求まる波長をλとした場合、λ/2以下となっているため、複数の共振点が存在し、書籍に貼付されることにより周波数特性が低い周波数方向にシフトした場合であっても、ICチップに対する情報の書き込み/読み出し率を向上させることができる。
また、アンテナ部及び導電体部が、その長さが最も短いものが、折り線側となるようにベース基材上に形成されているものにおいては、ベース基材の折り線を介して他方の領域が貼付された面側における通信可能距離が最も長くなるため、ベース基材の他方の領域が書籍の背表紙に貼付されるように書籍管理用ラベルを書籍に貼付すれば、書籍が書棚等に収納された状態でICチップに対する情報の書き込みを行うことができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の書籍管理用ラベルの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(b)に示した樹脂シート31上の構成を示す図である。
本形態は図1に示すように、粘着剤20cを介して互いに接着された樹脂シート31とフィルムシート32とからなるベース基材30のフィルムシート32側に第1の粘着剤20aを介して剥離紙40が貼付され、また、ベース基材30の樹脂シート31側に第2の粘着剤20bを介して表面シート10が貼付されて構成されている。
樹脂シート31上には、2つの帯状の導電領域2a,2bからなるアンテナ部2と、帯状の導電体部3とが形成されており、また、2つの導電領域2a,2bは、互いに直列に並ぶように所定の間隔を有して形成されており、この2つの導電領域2a,2bに接続されるようにICチップ1が搭載されて構成されている。ICチップ1は、アンテナ部2を介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なものである。また、アンテナ部2と導電体部3とは互いに略平行に形成されており、アンテナ部2の長さl1と導電体部3の長さl2とは、l1>l2の関係となっている。さらに、ICチップ1に対する情報の書き込み及び読み出しは、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)によって特定の周波数を用いて行われることになるが、その周波数とベース基材30の透磁率及び誘電率とによって求まる波長をλとした場合、アンテナ部2と導電体部3とのうち長い方となるアンテナ部2の長さl1は、λ/2となっている。また、アンテナ部2と導電体部3との間隔dは、λ/6となっている。
また、表面シート10は、感熱紙、ユポ紙あるいは紙からなり、ベース基材30に対して長手方向がさらに長くなっており、折り曲げ可能な折り線12が形成され、折り線12を介してベース基材30が貼付された側が第1の領域11aとなり、折り線12を介して反対側が、第1の領域11aよりも狭い第2の領域11bとなっている。なお、表面シート10のベース基材30が貼付された面側の全面には粘着剤20bが塗布されており、この粘着剤20bによって、第1の領域11aはベース基材30と、第2の領域11bは剥離紙40とそれぞれ接着されている。
図2は、図1に示した書籍管理用ラベル100の使用方法を説明するための図である。
図2に示すように、図1に示したような書籍管理用ラベル100は、剥離紙40が剥離され、表面シート10の折り線12にて折り曲げられ、第1の領域11aが表紙に、また、第2の領域11bが背表紙に貼付されるように貼付して使用される。
図1に示した書籍管理用ラベル100においては、樹脂シート31上に形成されたアンテナ部2及び導電体部3が、アンテナ部2の長さl1と導電体部3の長さl2との関係が、l1>l2となるように形成されているため、導電体部3がアンテナ部2の導波器として作用し、また、導波器として作用する導電体部3が折り線12側に形成されているため、電波が折り線12側に導かれることになる。それにより、書籍管理用ラベル100が図2に示したように書籍90に貼付された場合、書籍90の背表紙側における通信距離が最大となり、書籍90が書棚等に収納された状態において、背表紙側から情報の書き込みあるいは読み出しを行うことができる。
以下に、上述した書籍管理用ラベル100の動作について説明する。
図3は、図1に示した書籍管理用ラベル100の動作を説明するための図であり、ICチップ1に対する情報の書き込みあるいは読み出しに用いる周波数に対する非接触型情報記録媒体のリターンロスを示す。
図1に示した書籍管理用ラベル100においては、アンテナ部2の長さl1と導電体部3の長さl2とが互いに異なり、かつ、アンテナ部2と導電体部3とのうち長い方となるアンテナ部2の長さl1が、ICチップ1に対する情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数とベース基材30の透磁率及び誘電率とから求まる波長λの1/2となっているため、図3に示すように、アンテナ部2における共振点となるピークポイントAと、導電体部3における共振点となるピークポイントBとの2つの共振点が存在することになる。
ここで、上述した波長λは、ICチップ1に対する情報の書き込みあるいは読み出しに用いる周波数をf、ベース基材30の比透磁率をμs、ベース基材30の比誘電率をεsとした場合、光速cを用いて、λ=c/(f×(μs×εs)1/2)により一義的に求めることができる。例えば、ICチップ1に対する情報の書き込みあるいは読み出しに用いる周波数を2.45GHzとし、樹脂シート31及びフィルムシート32をPET(比透磁率:1、比誘電率:3)から構成した場合は、3.0×108[m]/(2.45×109×(1×3)1/2)≒0.07[m]となる。そのため、この場合は、アンテナ部2の長さを3.5cmとし、導電体部3の長さを3.5cmよりも短くすれば、図3に示すように2つの共振点を得ることができる。なお、この共振点においては、アンテナ部2及び導電体部3が形成されるベース基材30の誘電率にも影響する。ベース基材30として、例えばセラミック等といった誘電率の高いものを用いた場合、それにより、アンテナ部2及び導電体部3における周波数特性が低い周波数方向にずれる。そのため、ベース基材30の誘電率によっては、アンテナ部2と導電体部3とのうち長い方となるアンテナ部2の長さl1を、λ/2以下としてλ/6程度まで短くすることができる。
ここで、上述したように2つの共振点が存在することによる効果について説明する。
書籍管理用ラベル100が図2に示したように書籍90に貼付された場合、書籍90は誘電体で構成されているため、書籍90に貼付された書籍管理用ラベル100のアンテナの周波数特性が低い周波数方向にシフトすることになる。そのため、図3に示したピークポイントAの周波数faにてICチップ1に対する情報の書き込み及び読み出しを行っていた場合、リターンロス曲線が図3中X方向に移動し、ピークポイントAが周波数faからずれてしまい、ICチップ1に対する情報の書き込み及び読み出しが不可能となってしまう。
ところが、本形態においては、アンテナ部2における共振点となるピークポイントAと、導電体部3における共振点となるピークポイントBとの2つの共振点が存在するため、リターンロス曲線が図3中X方向に移動し、ピークポイントAが周波数faからずれてしまった場合であっても、もう1つのピークポイントBが周波数faの近傍になれば、ICチップ1に対する情報の書き込み及び読み出しが可能な状態となり、ICチップ1に対する情報の書き込み/読み出し率が向上する。なお、ピークポイントAの周波数は、アンテナ部2と導電体部3とのうち長い方となるアンテナ部2の長さl1をλ/2とすることにより、ICチップ1に対する情報の書き込み及び読み出しを行う周波数faに設定されている。
また、アンテナ部2と導電体部3とのうち短い方となる導電体部3の長さl2においては、その長さl2によって導電体部3における共振点の周波数fbが決まることになるが、例えば、上述したようにICチップ1に対する情報の書き込みあるいは読み出しに用いる周波数を2.45GHzとした場合、実用的に、周波数fbを5GHz以下に設定しておけばよいことから、3.0×108[m]/(5×109×(1×3)1/2)≒0.03[m]から、1.5cm以上としておくことが好ましい。
また、ICチップ1に対する情報の書き込み及び読み出しにおいては、リターンロスが−15dB以下の場合にて可能となるが、図3に示したリターンロス曲線はアンテナ部2と導電体部3との間隔dによっても変化し、アンテナ部2と導電体部3との間隔dが、本形態のようにλ/6あるいはそれ以下である場合に、リターンロスが−15dB以下となる領域が増大する。
なお、本形態においては、樹脂シート31とフィルムシート32とが粘着剤20cを介して接着されてベース基材30が構成され、導電体部3及びアンテナ部2がベース基材30に挟まれるように樹脂シート31上に形成され、また、ICチップ1が導電領域2a,2bに接続されてベース基材30に挟まれた状態となっているが、本発明はこのような構成に限定せず、最も単純な構成として、ベース基材30を樹脂シート31の1層のみから構成するものであってもよい。その場合、樹脂シート31には、導電体部3及びアンテナ部2が形成されるとともに、ICチップ1が導電領域2a,2bと接続されて搭載され、また、粘着剤20cを介して剥離紙40が貼付されることになる。また、表面シート10を設けずに、ベース基材30に折り線12を設け、ベース基材30そのものを折り曲げ可能な構成とすることも考えられる。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の書籍管理用ラベルの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(b)に示した樹脂シート131上の構成を示す図である。
本形態は図4に示すように、粘着剤120cを介して互いに接着された樹脂シート131とフィルムシート132とからなるベース基材130のフィルムシート132側に第1の粘着剤120aを介して剥離紙140が貼付され、また、ベース基材130の樹脂シート131側に第2の粘着剤120bを介して表面シート110が貼付されて構成されている。
樹脂シート131上には、2つの帯状の導電領域102a,102bからなるアンテナ部102と、帯状の導電体部103とが形成されており、また、2つの導電領域102a,102bは、互いに直列に並ぶように所定の間隔を有して形成されており、この2つの導電領域102a,102bに接続されるようにICチップ101が搭載されて構成されている。ICチップ101は、アンテナ部102を介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なものである。また、アンテナ部102と導電体部103とは互いに略平行に形成されており、アンテナ部102の長さl1と導電体部103の長さl2とは、l1<l2の関係となっている。さらに、ICチップ101に対する情報の書き込み及び読み出しは、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)によって特定の周波数を用いて行われることになるが、その周波数とベース基材130の透磁率及び誘電率とによって求まる波長をλとした場合、アンテナ部102と導電体部103とのうち長い方となる導電体部103の長さl2は、λ/2となっている。また、アンテナ部102と導電体部103との間隔dは、λ/6となっている。
また、表面シート110は、感熱紙、ユポ紙あるいは紙からなり、ベース基材130に対して長手方向がさらに長くなっており、折り曲げ可能な折り線112が形成され、折り線112を介してベース基材130が貼付された側が第1の領域111aとなり、折り線112を介して反対側が、第1の領域111aよりも狭い第2の領域111bとなっている。なお、表面シート110のベース基材130が貼付された面側の全面には粘着剤120bが塗布されており、この粘着剤120bによって、第1の領域111aはベース基材130と、第2の領域111bは剥離紙140とそれぞれ接着されている。
上記のように構成された書籍管理用ラベルにおいても、アンテナ部102の長さl1と導電体部103の長さl2とが互いに異なり、かつ、アンテナ部102と導電体部103とのうち長い方となる導電体部103の長さl2が、ICチップ101に対する情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数とベース基材130の透磁率及び誘電率とから求まる波長λの1/2となっているため、ICチップ101に対して情報の書き込み及び読み出しが可能となる共振点が2つ存在し、それにより、この書籍管理用ラベルが書籍に貼付された場合に、ICチップ101に対する情報の書き込み/読み出し率を向上させることができる。
また、図4に示した書籍管理用ラベルにおいては、樹脂シート131上に形成されたアンテナ部102及び導電体部103が、アンテナ部102の長さl1と導電体部103の長さl2との関係が、l1<l2となるように形成されているため、導電体部103がアンテナ部102の反射器として作用し、また、アンテナ部102が折り線112側に形成されているため、電波が折り線112側に伝搬されることになる。それにより、書籍管理用ラベルが図2に示したものと同様に書籍90に貼付された場合、書籍90の背表紙側における通信距離が最大となり、書籍90が書棚等に収納された状態において、背表紙側から情報の書き込みあるいは読み出しを行うことができる。
なお、本形態においては、樹脂シート131とフィルムシート132とが粘着剤120cを介して接着されてベース基材130が構成され、導電体部103及びアンテナ部102がベース基材130に挟まれるように樹脂シート131上に形成され、また、ICチップ101が導電領域102a,102bに接続されてベース基材130に挟まれた状態となっているが、本発明はこのような構成に限定せず、最も単純な構成として、ベース基材130を樹脂シート131の1層のみから構成するものであってもよい。その場合、樹脂シート131には、導電体部103及びアンテナ部102が形成されるとともに、ICチップ101が導電領域102a,102bと接続されて搭載され、また、粘着剤120cを介して剥離紙140が貼付されることになる。また、表面シート110を設けずに、ベース基材130に折り線112を設け、ベース基材130そのものを折り曲げ可能な構成とすることも考えられる。
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の書籍管理用ラベルの第3の実施の形態を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(b)に示した樹脂シート231上の構成を示す図である。
本形態は図5に示すように、粘着剤220cを介して互いに接着された樹脂シート231とフィルムシート232とからなるベース基材230のフィルムシート232側に第1の粘着剤220aを介して剥離紙240が貼付され、また、ベース基材230の樹脂シート231側に第2の粘着剤220bを介して表面シート210が貼付されて構成されている。
樹脂シート231上には、2つの帯状の導電領域202a,202bからなるアンテナ部202と、帯状の導電体部203a,203bとが形成されており、また、2つの導電領域202a,202bは、互いに直列に並ぶように所定の間隔を有して形成されており、この2つの導電領域202a,202bに接続されるようにICチップ201が搭載されて構成されている。ICチップ201は、アンテナ部202を介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なものである。また、アンテナ部202と導電体部203a,203bとは互いに略平行に形成されており、アンテナ部202の長さl1第1の導電体部203aの長さl2第2の導電体部203bの長さl3とは、l2>l1>l3の関係となっている。さらに、ICチップ201に対する情報の書き込み及び読み出しは、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)によって特定の周波数を用いて行われることになるが、その周波数とベース基材230の透磁率及び誘電率とによって求まる波長をλとした場合、アンテナ部202と導電体部203a,203bとのうち最も長いものとなる導電体部203aの長さl2は、λ/2となっている。また、アンテナ部202と導電体部203a,203bとの間隔d1,d2は、それぞれλ/6となっている。
また、表面シート210は、感熱紙、ユポ紙あるいは紙からなり、ベース基材230に対して長手方向がさらに長くなっており、折り曲げ可能な折り線212が形成され、折り線212を介してベース基材230が貼付された側が第1の領域211aとなり、折り線212を介して反対側が、第1の領域211aよりも狭い第2の領域211bとなっている。なお、表面シート210のベース基材230が貼付された面側の全面には粘着剤220bが塗布されており、この粘着剤220bによって、第1の領域211aはベース基材230と、第2の領域211bは剥離紙240とそれぞれ接着されている。
上記のように構成された書籍管理用ラベルにおいては、樹脂シート231上に形成されたアンテナ部202及び導電体部203a,203bが、アンテナ部202の長さl1と導電体部203aの長さl2と導電体部203bの長さl3との関係が、l2>l1>l3となるように形成されているため、導電体部203bがアンテナ部202の導波器として作用し、かつ、導電体部203aがアンテナ部202の反射器として作用することとなり、また、導波器として作用する導電体部203bが折り線212側に、反射器として作用する導電体部203aがその反対側にそれぞれ形成されているため、電波が折り線212側に伝搬されていくことになる。それにより、書籍管理用ラベルが図2に示したものと同様に書籍90に貼付された場合、書籍90の背表紙側における通信距離が最大となり、書籍90が書棚等に収納された状態において、背表紙側から情報の書き込みあるいは読み出しを行うことができる。
以下に、上述した書籍管理用ラベルの動作について説明する。
図6は、図5に示した書籍管理用ラベルの動作を説明するための図であり、ICチップ201に対する情報の書き込みあるいは読み出しに用いる周波数に対する非接触型情報記録媒体のリターンロスを示す。
図5に示した書籍管理用ラベルにおいては、アンテナ部202の長さl1と導電体部203aの長さl2と導電体部203bの長さl3とが互いに異なり、かつ、アンテナ部202と導電体部203a,203bとのうち最も長いものとなる導電体部203aの長さl2が、ICチップ201に対する情報の書き込み及び読み出しに用いる周波数とベース基材230の透磁率及び誘電率とから求まる波長λの1/2となっているため、図6に示すように、導電体部203aにおける共振点となるピークポイントAと、アンテナ部202における共振点となるピークポイントBと、導電体部203bにおける共振点となるピークポイントCとの3つの共振点が存在することになる。
ここで、上述した波長λは、ICチップ201に対する情報の書き込みあるいは読み出しに用いる周波数を2.45GHzとし、ベース基材230をPET(比透磁率:1、比誘電率:3)から構成した場合、3.0×108[m]/(2.45×109×(1×3)1/2)≒0.07[m]となる。そのため、この場合は、導電体部203aの長さを3.5cmとし、アンテナ部202及び導電体部203bの長さを3.5cmよりも短くすれば、図6に示すように3つの共振点を得ることができる。なお、この共振点においては、アンテナ部202及び導電体部203a,203bが形成されるベース基材230の誘電率にも影響する。ベース基材230として、例えばセラミック等といった誘電率の高いものを用いた場合、それにより、アンテナ部202及び導電体部203a,203bにおける周波数特性が低い周波数方向にずれる。そのため、ベース基材230の誘電率によっては、アンテナ部202と導電体部203a,203bとのうち最も長いものとなる導電体部203aの長さl1を、λ/2としてλ/6程度まで短くすることができる。
上述したように本形態においては、導電体部203aにおける共振点となるピークポイントAと、アンテナ部202における共振点となるピークポイントBと、導電体部203bにおける共振点となるピークポイントCとの3つの共振点が存在するため、書籍管理用ラベルが書籍に貼付されることによって、リターンロス曲線が図6中X方向に移動し、ピークポイントAが、ICチップ201に対して情報の書き込み及び読み出しを行うための周波数faからずれてしまった場合であっても、残りの2つのピークポイントB,Cのいずれかが周波数faの近傍になれば、ICチップ201に対する情報の書き込み及び読み出しが可能な状態となり、ICチップ201に対する情報の書き込み/読み出し率が向上する。
また、アンテナ部202と導電体部203a,203bとのうち最も短いものとなる導電体部203bの長さl3においては、その長さl3によって導電体部203bにおける共振点の周波数fcが決まることになるが、例えば、上述したようにICチップ201に対する情報の書き込みあるいは読み出しに用いる周波数を2.45GHzとした場合、実用的に、共振周波数fcを5GHz以下に設定しておけばよいことから、3.0×108[m]/(5×109×(1×3)1/2)≒0.03[m]から、1.5cm以上としておくことが好ましい。
また、ICチップ210に対する情報の書き込み及び読み出しにおいては、リターンロスが−15dB以下の場合にて可能となるが、図6に示したリターンロス曲線はアンテナ部202と導電体部203a,203bとの間隔によっても変化し、アンテナ部202と導電体部203a,203bとの間隔d1,d2が、本形態のようにλ/6あるいはそれ以下である場合に、リターンロスが−15dB以下となる領域が増大する。
なお、本形態においては、樹脂シート231とフィルムシート232とが粘着剤220cを介して接着されてベース基材230が構成され、導電体部203a,203b及びアンテナ部202がベース基材230に挟まれるように樹脂シート231上に形成され、また、ICチップ201が導電領域202a,202bに接続されてベース基材230に挟まれた状態となっているが、本発明はこのような構成に限定せず、最も単純な構成として、ベース基材230を樹脂シート231の1層のみから構成するものであってもよい。その場合、樹脂シート231には、導電体部203a,203b及びアンテナ部202が形成されるとともに、ICチップ201が導電領域202a,202bと接続されて搭載され、また、粘着剤220cを介して剥離紙240が貼付されることになる。また、表面シート210を設けずに、ベース基材230に折り線212を設け、ベース基材230そのものを折り曲げ可能な構成とすることも考えられる。
本発明の書籍管理用ラベルの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(b)に示した樹脂シート上の構成を示す図である。 図1に示した書籍管理用ラベルの使用方法を説明するための図である。 図1に示した書籍管理用ラベルの動作を説明するための図である。 本発明の書籍管理用ラベルの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(b)に示した樹脂シート上の構成を示す図である。 本発明の書籍管理用ラベルの第3の実施の形態を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(b)に示した樹脂シート上の構成を示す図である。 図5に示した書籍管理用ラベルの動作を説明するための図である。
符号の説明
1,101,201 ICチップ
2,102,202 アンテナ部
2a,2b,102a,102b,202a,202b 導電領域
3,103,203a,203b 導電体部
10,110,210 表面シート
11a,111a,211a 第1の領域
12a,112a,212a 第2の領域
12,112,212 折り線
20a〜20c,120a〜120c,220a〜220c 粘着剤
30,130,230 ベース基材
31,131,231 樹脂シート
32,132,232 フィルムシート
40,140,240 剥離紙
90 書籍
100 書籍管理用ラベル

Claims (1)

  1. 書籍の表紙と背表紙とに跨って貼付される書籍管理用ラベルであって、
    折り線にて折り曲げ可能に構成されるとともに一方の面の全面に粘着剤が塗布され、前記折り線を介して一方の側が前記表紙に貼付される第1の領域となり、前記折り線を介して他方の側が前記背表紙に貼付される第2の領域となる表面シートと、
    前記表面シートの前記粘着剤が塗布された面のうち、前記第1の領域の全面に前記粘着剤によって貼付され、前記表面シートに貼付された面とは反対側の面に粘着剤が塗布されたベース基材とを有し、
    前記ベース基材には、
    2つの帯状の導電領域が、前記折り線と略平行に、かつ互いに直列に並ぶように所定の間隔を具備して形成されたアンテナ部と、
    前記アンテナ部の前記折り線とは反対側に、前記アンテナ部よりも長く、かつ、該アンテナ部と略平行に帯状に形成された第1の導電体部と、
    前記アンテナ部の前記折り線側に、前記アンテナ部よりも短く、かつ、該アンテナ部と略平行に帯状に形成された第2の導電体部と、
    前記2つの導電領域に接続されて前記ベース基材上に搭載されたICチップとが設けられ、
    前記第1の導電体部の長さが、前記ICチップに対する情報の書き込み及び読み出しに用いられる周波数と前記ベース基材の透磁率及び誘電率とから求まる波長をλとした場合、λ/2以下であり、
    前記表面シートのうち前記ベース基材が貼付されていない領域に塗布された粘着剤と、前記ベース基材に塗布された粘着剤とによって前記書籍に貼付される書籍管理用ラベル。
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