JP4826335B2 - 車両用燃料タンク - Google Patents

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Description

本発明は、車両用燃料タンクに関する。
車両等の燃料タンクにおいては、車両等が加減速を行う際などに、燃料が流動して生じる流動音、流動した燃料が燃料タンクの内壁、例えば側壁や上壁と衝突することにより発生する打音、また燃料タンクの内壁に跳ね返された燃料が該燃料と衝突することにより発生する跳ね返り音など(以下、干渉音という)が問題となっていた。このような問題に対しては、従来、バッフルプレートを燃料タンクの内部に設けることにより流動する燃料の整流を行い、燃料の流動の運動エネルギーを低減する構造が周知となっている。
図5に従来の車両用燃料タンクのバッフルプレートの一例を示す。図5に示すように、燃料タンク1はロアタンク11及びアッパータンク12から構成され、内部にはバッフルプレート3,4が配設されている。バッフルプレート3,4はそれぞれ平板状に形成された本体部31,41と、本体部31,41の一端にそれぞれ二箇所ずつ設けられたフランジ部32,42とから構成されている。
そして本体部31,41は、それぞれ燃料タンク1内部に車両の上下方向且つ車幅方向に延びるように配置され、フランジ部32,42をアッパータンク12上部にスポット溶接することによりそれぞれ燃料タンク1に固定されている。なお、図5においては左方が車両前方側であり、バッフルプレート3は車両前方側に、バッフルプレート4は車両後方側に配置されているものとする。
燃料タンク1内において燃料5の液面がバッフルプレート3,4の下端より高い位置にある場合、即ち燃料5の液面が図5中一点鎖線で示すような位置にある場合には、バッフルプレート3,4によって車両等の加減速等により流動する燃料5の運動エネルギーを低減させることができるために、干渉音の発生を防止することができる。
また、従来の車両用燃料タンクのバッフルプレートには、図6に示すような構造のものもある。即ち、ロアタンク11及びアッパータンク12から構成される燃料タンク1の内部に、凹形状に形成された本体部61と、本体部61の上端に設けられたフランジ部62とから構成されるバッフルプレート6が配設されるものである。本体部61は底面部と、底面部の前後の端縁からそれぞれ略直上に延びる側面部とから構成され、底面部には複数の連通孔が穿設されている。そしてフランジ部62をアッパータンク12の上部にスポット溶接することにより燃料タンク1に固定されている。
図6に示すバッフルプレート6についても、図5に示した構造と同様、燃料タンク1内において燃料5の液面がバッフルプレート6の下端より高い位置にある場合、即ち燃料5の液面が図6中一点鎖線で示すような位置にある場合には、バッフルプレート6によって車両等の加減速等により流動する燃料5の運動エネルギーを低減させることができるために、干渉音の発生を防止することができる。
また、燃料タンク内の車両前方側に配置され、水平片と該水平片後縁から斜め前方に垂下する垂下片とからなる断面フ形状を有するバッフルプレートを設け、燃料の流動を抑制する構造としたものもある(例えば、特許文献1参照)。
実開平4−62218号公報
しかしながら、例えば図5及び図6に示した従来の構造においては、燃料タンク1内の燃料5の量が少ない場合、例えば、燃料5の液面が図5、図6において実線で示す位置にある場合には、バッフルプレート3,4,6の下端が燃料5の液面に達しないなど、バッフルプレート3,4又はバッフルプレート6が、車両等の加減速により流動する燃料5の運動エネルギーを低減することができないために、燃料5の流動を十分に抑制することができず、図5中に矢印で示すように燃料5が燃料タンク1の側壁等に跳ね返されるなどにより干渉音が発生するという問題があった。
上述した問題に対しては、図5及び図6に示したバッフルプレート3,4,6の下端をロアタンク11の下部近傍まで延長することも考えられるが、この場合、車両等の走行時における振動、燃料の流動等により取付けスポット溶接部に作用する応力が高くなり、燃料タンクの耐久性を損なう虞があるなどといった問題が考えられた。
本発明はこのような問題を解決するものであって、内部の燃料の量が少ない場合であっても干渉音を防止し、且つ耐久性を保持することを可能とした車両用燃料タンクを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明の請求項1に係る車両用燃料タンクは、
略車幅方向に沿って直立配置され、燃料の車両後方への流動を抑制する前側壁部と、
略車幅方向に沿って配置されると共に、車両後方から前方に向かって上方に傾斜するように形成され、車両前方に揺り戻された燃料を斜め上方へ駆け上がらせる後側壁部と、
前記前側壁部の上部と前記後側壁部の上部とを連結する連結部とを有する下部バッフルプレートを、燃料タンク内の低部に配置し、
前記燃料タンク内で略車幅方向に沿って上部から垂下され、下端が前記連結部よりも高くなるように前記下部バッフルプレートと間隔をおいて配置される上部バッフルプレートを、前記後側壁部の直上に備え、
前記後側壁部の傾斜に沿って駆け上がった燃料の抵抗となるように前記下端を設けることにより、前記後側壁部と前記下端との間で、燃料の車両前方への流動を抑制するようにした
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための本発明の請求項2に係る車両用燃料タンクは、請求項1記載の車両用燃料タンクにおいて、前記下部バッフルプレートが、前記燃料タンク内低部の車両後方寄りに配置されていることを特徴とする。
上記の課題を解決するための本発明の請求項3に係る車両用燃料タンクは、請求項1又は請求項2記載の車両用燃料タンクにおいて、前記連結部に連通孔を穿設したことを特徴とする。
上記の課題を解決するための本発明の請求項4に係る車両用燃料タンクは、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車両用燃料タンクにおいて、前記前側壁部もしくは前記後側壁部、又はその双方に、上下方向に延びるスリットを備えたことを特徴とする。
上記の課題を解決するための本発明の請求項5に係る車両用燃料タンクは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の車両用燃料タンクにおいて、前記前側壁部もしくは前記後側壁部、又はその双方に下端に切欠部を備えたことを特徴とする。
上記の課題を解決するための本発明の請求項6に係る車両用燃料タンクは、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の車両用燃料タンクにおいて、前記上部バッフルプレートは、前記連結部の前後にそれぞれ1つ以上設けられることを特徴とする。
上述した本発明に係る車両用燃料タンクによれば、燃料タンク内の燃料の量が少ない場合であっても、略車幅方向に沿って直立配置された前側壁部と、略車幅方向に沿って配置されると共に、車両後方から前方に向かって上方に傾斜するように形成された後側壁部とを有する下部バッフルプレートを燃料タンク内の底部に設けることにより、下部バッフルプレートの前方から後方へと流動する燃料は前側壁部によって整流されて運動エネルギーが低減され、下部バッフルプレート後方から前方へと流動する燃料は後側壁部の傾斜に沿って流動、即ち斜め上方へ流動することで運動エネルギーが低減されるため、燃料タンク内の燃料の流動を抑制することが可能となり、干渉音を防止することができる。
更に、下部バッフルプレートを車両後方寄りに配置すれば、主に燃料タンクの後方へ向かって流動する燃料を前側壁部によって整流し、燃料タンクの内壁に揺り返された燃料を後側壁部に沿って前方且つ上方へ流動させて運動エネルギーを低減させることができるために、例えば、燃料タンク内の燃料が少ない場合に重要な課題となる、加速時や制動時に発生する跳ね返り音をより抑制することが可能となる。
前側壁部の上部と後側壁部の上部とを連結する連結部に連通孔を設ければ、前側壁部、後側壁部及び燃料の液面によって形成される空間内の気体が該空間の内外を自由に連通できるため、燃料の流動によって該空間内で圧縮された気体が該空間の外へ吐出される際に音を発生する虞がない。また、前側壁部、後側壁部にスリット、又は切欠部を設ければ、燃料の流動により前側壁部、後側壁部にかかる力を分散させることができるため、下部バッフルプレートの耐久性の向上に繋がる。
更に加えて、燃料タンク上部から垂下される上部バッフルプレートを下部バッフルプレートの後側壁部の直上に間隔をおいて配置すれば、例えば燃料タンク後方へ向かって流動し燃料タンク内壁に揺り返されて前方へ流動する燃料は、下部バッフルプレートの後側壁部と上部バッフルプレートの下端との間に設けられた間隔間を流動することとなるために、流動が抑制され、運動エネルギーをより低減することが可能となる。
上部バッフルプレートを下部バッフルプレートの連結部の前後にそれぞれ1つ以上設ければ、燃料タンク内の燃料が多い場合は上部バッフルプレートによって干渉音を防止し、燃料タンク内の燃料が少ない場合は下部バッフルプレートによって干渉音を防止することが可能であり、燃料タンク内の燃料の量に関わらず干渉音を防止することができる。
以下に示す実施例によって本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1〜4に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する。図1は本実施例に係る車両用燃料タンクのバッフルプレートを示す断面図、図2は本実施例に係る車両用燃料タンクのバッフルプレートを示す斜視図、図3は本実施例に用いるバッフルプレートを示す斜視図、図4は車両等の加速時における燃料の流動の様子を示す図である。なお、以下の説明において、図5,6に示し上述した部材と同一の部材については同符号を付して説明は適宜省略し、異なる部材を中心に説明する。
図1乃至図3に示すように、燃料タンク1はロアタンク11及びアッパータンク12から構成されている。そして、燃料タンク1内部には、下部バッフルプレート2及び上部バッフルプレート3,4が配設されている。下部バッフルプレート2は燃料タンク1内底部の車両後方寄り、即ち、本実施例においてはロアタンク11下部の後方に配置され、上部バッフルプレート3はアッパータンク12上部の前方に、また上部バッフルプレート4はアッパータンク12上部の後方であって、下部バッフルプレート2の直上に固定されている。なお、図1は左方が車両前方側、右方が車両後方側となっている。
下部バッフルプレート2は、前部に直立配置された前側壁部21と、後部で傾斜面を形成する後側壁部23と、前側壁部21と後側壁部23とを連結する連結部としての上壁部22とから構成されており、略車幅方向に沿って延設されている。前側壁部21は、上壁部22の車両前方側の端縁から略直下に延ばされて形成され、後側壁部23は、上壁部22の車両後方側の端縁から下方且つ後方に延ばされて、車両後方から前方に向かって上方に傾斜するように形成されている。下部バッフルプレート2は、前側壁部21の上部と後側壁部23の上部とが上壁部22によって連結され、前側壁部21と後側壁部23間の距離が下方へ向かうに従って大きくなっている。
更に、前側壁部21及び後側壁部23それぞれの車幅方向両側、即ち車両の前後方向に対する右側及び左側の下端には、各々ロアタンク11に固定するためのフランジ部24が形成されている。すなわち、下部バッフルプレート2は、その左右両側下端にフランジ部24を有しており、このフランジ部24をロアタンク11底面にスポット溶接することにより燃料タンク1に固定されている。また、下部バッフルプレート2は、燃料タンク1の下部後方、すなわちロアタンク11底面の後方側に配置されており、このとき、後側壁部23側のフランジ部24は、ロアタンク11後部の側壁面近傍で固定される。
更に、上壁部22には、連通孔としてのエア抜き孔25が複数(図3では3箇所)穿設されており、上壁部22の下方、すなわち裏側に気泡が溜まるのを防止している。また、前側壁部21及び後側壁部23には、それぞれ下端から上壁部22まで上下に延びるスリット26が複数形成されている。さらに、前側壁部21及び後側壁部23の下端には、凸状の切欠部27が形成されて、燃料5が適度に流れるような構成となっている。なお、上記スリット26及び切欠部27は、フランジ部24近傍であって、フランジ部24に対して車幅方向中央部側に設けると好適である。
一方、上部バッフルプレート3,4は、それぞれ、各々車両の前後方向に対して略直交する平板状の本体部31,41と、本体部31,41の各々の上端に形成されたフランジ部32,42とによって構成されている。そして、本体部31,41には複数の連通孔33,43が形成され、燃料5等を連通させることができる構成となっている。
上部バッフルプレート3,4はそれぞれ上壁部22の前後に配置され、且つ上部バッフルプレート4は、本体部41が下部バッフルプレート2の後側壁部23の直上に配置されており、上部バッフルプレート4の本体部41の下端と下部バッフルプレートの後側壁部23とで、車両前方側への燃料5の流動を抑制している。なお、上部バッフルプレート4は、前後方向で位置調整する、即ち下部バッフルプレート2の後側壁部23の傾斜面との距離を調整することで、流動抑制効果が最適となる位置にセッティングされる。また、上部バッフルプレート4は、その下端が下部バッフルプレート2の上壁部22よりも高い位置となるよう構成されており、下部バッフルプレート2との間に必ず間隔が開くように構成されている。
以下に、本実施例による作用を説明する。まず車両の動きに対する一般的な燃料5の流動を説明する。例えば車両等が加速した際には、図4に示すように燃料5は燃料タンク1内後方(図4中右方)へ向かって流動し、その後、後方に片寄った燃料5が前方(図4中左方)に揺り戻されることとなる。また、減速した際には、燃料5は、一度燃料タンク1内前方へ流動し、その後、後方へ向かって流動し、さらに後方に片寄った燃料5が前方に揺り戻されることとなる。このような状況において、本実施例においては、燃料タンク1内のロアタンク11下部の後方に下部バッフルプレート2を設け、下部バッフルプレート2の前側壁部21を略車幅方向に沿って直立配置する構成としたために、後方へ流動する燃料5は主に前側壁部21によって整流され、その運動エネルギーが低減されることとなる。これにより、燃料5は燃料タンク1の後方への流動を抑制される。
さらに、燃料タンク1後方へ流動し、燃料タンク1の内壁によって前方へ揺り返される燃料5は、主に、間隔をおいて配置された下部バッフルプレート2の後側壁部23と上部バッフルプレート4の本体部41下端との間を通るために、流動を抑制される。
下部バッフルプレート2の後側壁部23が車両後方から前方に向かって上方に傾斜するように形成されているために、揺り戻された燃料5は、後側壁部23の傾斜に沿って、斜め上方へ駆け上がるように流動することとなり、運動エネルギーが低減される。さらに上部バッフルプレート4の本体部41が流動の抵抗となるため運動エネルギーがより低減される。従って、燃料タンク1の内壁によって揺り返された燃料5によって干渉音が発生することを防止することができる。
なお、ここで、下部バッフルプレート2の前側壁部21および後側壁部23には、スリット26及び切欠部27が形成されているために、一部の燃料5はスリット26または切欠部27を介して車両後方側へ流動する。これにより流動する燃料5によって下部バッフルプレート2にかかる応力を軽減することができ、下部バッフルプレート2の耐久性を維持することができる。
また、下部バッフルプレート2下端部に設けた切欠部27によって、下部バッフルプレート2下側に適度な流れが作られて整流されるため、燃料5の流動による異音が発生しにくい。また、上部バッフルプレート4には連通孔43が形成されており、流動する燃料5によって作用する応力を軽減することができる。
また、下部バッフルプレート2の上壁部22に複数個のエア抜き孔25が形成されているために、下部バッフルプレート2の前側壁部21、上壁部22及び後側壁部23と液面とにより形成された空間は該空間の外方と連通されることとなる。従って、該空間内において燃料5の流動により液面が上昇した場合には、空間内の気体はエア抜き孔25から該空間の外方へ抜けることができる。このため、燃料5の流動により該空間内で気体が圧縮され、さらに圧縮された気体が僅かな隙間から一気に放出されて音が発生するなどの虞を防止することができる。
更に加えて、燃料タンク1においては、燃料5の重量によってロアタンク11の中央部が撓むなどロアタンク11に変位が生じることも考えられるが、本実施例によれば、下部バッフルプレート2が前側壁部21及び後側壁部23の右側及び左側の下端にそれぞれフランジ部24を備え、このフランジ部24のみロアタンク11底面にスポット溶接で固定しているために、溶接部がロアタンク11の変位の影響を受けにくく、ロアタンク11の変位により溶接部に発生する応力を低減することができるから、燃料タンク1及び下部バッフルプレート2の耐久性の向上に繋がる。
以上に示したように、本実施例に係る車両用燃料タンクによれば、燃料タンク1内の燃料5の量に関わらず、車両等の加減速に伴う燃料5の流動を抑制することにより干渉音を防止することが可能であると共に、耐久性を保持することができる。
なお、上述した実施例は本発明の一形態であり、例えば、下部バッフルプレート2は上壁部22を設けず、前側壁部21の上部と後側壁部23の上部とを直接連結するなどしても良く、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を行い得ることは言うまでもない。
本発明は、車両用燃料タンクに利用可能である。
本発明の実施例に係る車両用燃料タンクを示す断面図である。 本発明の実施例に係る車両用燃料タンク内部を示す斜視図である。 本発明の実施例における下部バッフルプレートの例を示す斜視図である。 本発明の実施例における車両用燃料タンクにおいて燃料が流動した状態を示す模式図である。 図5(a)は従来の車両用燃料タンクの内部を示す上面図、図5(b)は従来の車両用燃料タンクの構造を示す断面図である。 図6(a)は従来の車両用燃料タンクの内部を示す上面図、図6(b)は従来の車両用燃料タンクの構造を示す断面図である。
符号の説明
1 燃料タンク
2 下部バッフルプレート
3,4 上部バッフルプレート
5 燃料
21 前側壁部
22 上壁部(連結部)
23 後側壁部
24 フランジ部
25 エア抜き孔(連通孔)
26 スリット
27 切欠部

Claims (6)

  1. 略車幅方向に沿って直立配置され、燃料の車両後方への流動を抑制する前側壁部と、
    略車幅方向に沿って配置されると共に、車両後方から前方に向かって上方に傾斜するように形成され、車両前方に揺り戻された燃料を斜め上方へ駆け上がらせる後側壁部と、
    前記前側壁部の上部と前記後側壁部の上部とを連結する連結部とを有する下部バッフルプレートを、燃料タンク内の低部に配置し、
    前記燃料タンク内で略車幅方向に沿って上部から垂下され、下端が前記連結部よりも高くなるように前記下部バッフルプレートと間隔をおいて配置される上部バッフルプレートを、前記後側壁部の直上に備え、
    前記後側壁部の傾斜に沿って駆け上がった燃料の抵抗となるように前記下端を設けることにより、前記後側壁部と前記下端との間で、燃料の車両前方への流動を抑制するようにした
    ことを特徴とする車両用燃料タンク。
  2. 前記下部バッフルプレートが、前記燃料タンク内低部の車両後方寄りに配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用燃料タンク。
  3. 前記連結部に連通孔を穿設した
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用燃料タンク。
  4. 前記前側壁部もしくは前記後側壁部、又はその双方に、上下方向に延びるスリットを備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車両用燃料タンク。
  5. 前記前側壁部もしくは前記後側壁部、又はその双方に下端に切欠部を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の車両用燃料タンク。
  6. 前記上部バッフルプレートは、前記連結部の前後にそれぞれ1つ以上設けられる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の車両用燃料タンク。
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