JP4825096B2 - 収納室の換気構造 - Google Patents
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Description
したがって、収納室へは居室から出入口を通って自由に出入りでき、また、収納室の天井高が1.4m程度あるので、大人でも腰を屈めた状態で出入りできるとともに、収納室内での作業も比較的容易に行うことができる。
前記中間床2の下方に収納室3の天井面を構成する天井板6が設けられるとともに、この天井板6と前記中間床2の床板2aの裏面との間に、建物外部と前記部屋4とを連通する換気通路7が形成されており、
この換気通路7は、前記天井板6に換気通路7と収納室3とを連通するための換気孔8が形成されることによって前記収納室3内に開口していることを特徴とする。
前記収納室3の天井高が約1.4m以下に設定されていることを特徴とする。
前記換気通路7は、前記中間床2を下方から支持する複数の根太2b,2b…のうち、隣り合う根太2b,2b間の隙間を利用して形成されていることを特徴とする。
前記換気通路7は、この換気通路7の一端に前記外壁5に形成された空気取入口7aを備えるとともに、他端に前記中間床2の部屋4側端面に形成された換気口7bを備えていることを特徴とする。
前記空気取入口7aおよび換気口7bは、これら空気取入口7aおよび換気口7bを開閉する開閉手段72,75を備えていることを特徴とする。
前記収納室3と部屋4との間には出入口9が形成されるとともに、この出入口9を開閉する開閉扉9aが設けられており、
この開閉扉9aには、前記収納室3と部屋4とを連通する第1通気部9bが前記特定階1の床面に近い高さに設けられ、前記外壁5には、建物外部へ通じる第2通気部5aが前記第1通気部9bに対向して設けられていることを特徴とする。
さらには、収納室の天井高が約1.4m以下に設定されているので、人が収納室に入って何とか作業できる最低限の高さを確保して収納スペースとしての利便性を確保しつつ、建物の高さが高くなるのを極力抑えることができる。したがって、このように建物の高さが高くなるのを極力抑えることと、収納室に多数の物品が収納された場合であっても建物内部の換気を効率良く行うことができることとを確実に両立させることが可能となる。
本実施の形態の収納室3の換気構造は、図1および図2に示すように、特定階1の床1aの一部上に設けられた中間床2と前記特定階1の床1aとの間が収納室3とされ、この収納室3は前記特定階1の床1a上に設けられた部屋4と外壁5とに隣接して配置されており、前記中間床2の下方に収納室3の天井面を構成する天井板6が設けられるとともに、この天井板6と前記中間床2の床板2aの裏面との間に、建物外部と前記部屋4とを連通する換気通路7が形成されており、この換気通路7は、前記天井板6に換気通路7と収納室3とを連通するための換気孔8が形成されることによって前記収納室3内に開口している。
また、この部屋4と前記収納室3との間には出入口9が形成されるとともに、この出入口9を開閉する開閉扉9a(後述する)が設けられている。
そして、この換気通路7は、前記天井板6に換気通路7と収納室3とを連通するための換気孔8が形成されることによって前記収納室3内に開口している。
そして、このような換気通路7は、前記換気孔8が天井板6に形成されることによって、前記収納室3内に開口しているので、この換気孔8を通じて前記収納室3と前記換気通路7との間に空気を流通させることができる。しかも、前記収納室3内に多数の物品が収納された場合であっても、収納された物品は前記天井板6より高く積み上げられることがなく、前記換気通路7を常時確保しておくことができる。
すなわち、これら空気取入口7aおよび換気口7bを備えることで、前記空気取入口7aから換気通路7内に流入した外気を前記部屋4へと確実に供給できるとともに、前記換気口7bから換気通路7内に流入した前記部屋4内の空気を建物外部に確実に排出できるので、この換気通路7を通じて建物内の換気を確実に行うことができる。また、この換気通路7内の空気を前記換気孔8を通じて収納室3内へと確実に供給することができるので、収納室3内の換気をより容易かつ確実に行うことができるようになっている。
なお、前記空気取入口7aには、換気通路7内に雨水が浸入することを防ぐフード部材73が設けられている。
なお、本実施の形態の開閉手段72,75は以上のような構成としたが、これに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
すなわち、前記第1通気部9bおよび第2通気部5a間に空気を流通させるだけでなく、前記天井板6に形成された換気孔8を通じ、低い位置に設けられた第1通気部9bおよび第2通気部5aと、高い位置に設けられた換気通路7間にも空気を流通させることができるので、収納室3全体に空気を流通させることができるようになっている。
さらには、前記収納室3の天井高が約1.4m以下に設定されているので、人が収納室3に入って何とか作業できる最低限の高さを確保して収納スペースとしての利便性を確保できるとともに、建物の高さが高くなるのを極力抑えることができる。したがって、このように建物の高さが高くなるのを極力抑えることと、収納室3に多数の物品が収納された場合であっても建物内部の換気を効率良く行うことができることとを確実に両立させることが可能となる。
次に、図面を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した第1の実施の形態とは異なる構成部分のみについて説明する。
2 中間床
3 収納室
4 部屋
5 外壁
6 天井板
7 換気通路
8 換気孔
Claims (6)
- 特定階の床の一部上に設けられた中間床と前記特定階の床との間が収納室とされ、この収納室は前記特定階の床上に設けられた部屋と外壁とに隣接して配置されており、
前記中間床の下方に収納室の天井面を構成する天井板が設けられるとともに、この天井板と前記中間床の床板の裏面との間に、建物外部と前記部屋とを連通する換気通路が形成されており、
この換気通路は、前記天井板に換気通路と収納室とを連通するための換気孔が形成されることによって前記収納室内に開口していることを特徴とする収納室の換気構造。 - 請求項1に記載の収納室の換気構造において、
前記収納室の天井高が約1.4m以下に設定されていることを特徴とする収納室の換気構造。 - 請求項1または2に記載の収納室の換気構造において、
前記換気通路は、前記中間床を下方から支持する複数の根太のうち、隣り合う根太間の隙間を利用して形成されていることを特徴とする収納室の換気構造。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の収納室の換気構造において、
前記換気通路は、この換気通路の一端に前記外壁に形成された空気取入口を備えるとともに、他端に前記中間床の部屋側端面に形成された換気口を備えていることを特徴とする収納室の換気構造。 - 請求項4に記載の収納室の換気構造において、
前記空気取入口および換気口は、これら空気取入口および換気口を開閉する開閉手段を備えていることを特徴とする収納室の換気構造。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の収納室の換気構造において、
前記収納室と部屋との間には出入口が形成されるとともに、この出入口を開閉する開閉扉が設けられており、
この開閉扉には、前記収納室と部屋とを連通する第1通気部が前記特定階の床面に近い高さに設けられ、前記外壁には、建物外部へ通じる第2通気部が前記第1通気部に対向して設けられていることを特徴とする収納室の換気構造。
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