JP4825021B2 - レポートフォーマット設定方法、レポートフォーマット設定装置、及び欠陥レビューシステム - Google Patents

レポートフォーマット設定方法、レポートフォーマット設定装置、及び欠陥レビューシステム Download PDF

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Description

本発明は、自由な設定が容易にできるレポートフォーマット設定方法、レポートフォーマット設定装置、及び欠陥レビューシステムに関する。特に、半導体欠陥レビュー装置のように、欠陥分布,各種欠陥画像,EDX(Energy Dispersive X-ray:エネルギー分散型X線)スペクトル,欠陥分類結果,等といった多種多様な情報を、状況に応じて取捨選択しながら複数のフォーマットで出力することが望まれている装置に関するものである。
半導体製造において高い歩留りを確保するためには、製造工程で発生する欠陥を早期に発見して、対策を施すことが重要である。近年、半導体の微細化に伴い、その歩留りに影響を与える欠陥も多様化しており、対策検討に必要とされる情報も増加している。
半導体欠陥レビュー装置は、このような多様な情報を取得するための装置であり、ウェーハ上の欠陥分布(以下、ウェーハマップと称する)、各種電子顕微鏡画像(以下、SEM(scanning electron microscope)画像と称する)、光学顕微鏡画像(以下、OM画像と称する)、EDXスペクトル画像(以下、EDX結果と称する)、欠陥分類結果(以下、ADC(Automatic Defect Classification)結果と称する。なお、本来、ADCは欠陥自動分類の意味であるが、ここではマニュアルでの分類結果も含めてADC結果と表現する)、欠陥サイズ分布(以下、サイズ分布と称する)、等を出力することができる。
さらに、SEM画像には、上方検出器画像(以下、Top画像と称する)、左方検出器画像(以下、Left画像と称する)、右方検出器画像(以下、Right画像と称する)、傾斜画像(以下、Tilt画像と称する)、等がある。他にも、対策検討に必要とされる情報として、各種SEM画像の倍率や光学条件等を記載した付帯情報や、ユーザが必要な情報を記載したメモ情報、等がある。ユーザは、このような多種多様な情報の中から、必要な情報を取捨選択して欠陥の対策を検討する。
ところが、対策検討に有効な情報は対象欠陥により異なることが多い。例えば、複数欠陥のサムネイル画像一覧のように一覧性が有効な場合や、特定の欠陥に関する拡大SEM画像やEDX結果等のような詳細情報が有効な場合がある。また、レポートのフォーマットは、会社により、あるいはユーザの担当業務により、さらには注目する欠陥の種類により異なる場合が多い。半導体欠陥レビュー装置、或いは半導体欠陥レビュー装置の出力情報を編集することができる装置において、装置固有の出力フォーマットがユーザ所望のフォーマットに近い場合には、比較的容易にレポートを作成することができる。ところが、フォーマットが大きく異なる場合には、市販のソフトウェアを利用する等してレポートを作成することになり、手間がかかる。このような煩雑な作業を緩和する方法として、特許文献1では、SEM画像と付帯情報をレポートに出力する装置が、特許文献2では、レポートの出力フォーマットを基に計測条件を設定するシステムが開示されている。
特開平11−96384号公報 特開2004−317343号公報
特許文献1は、測定画像データ、付随するテキストデータを組み合わせて測定画像文書を作成する測定画像文書作成装置に関するもので、SEM画像と付帯情報をまとめたレポートの作成には有効な場合があるが、その組合せ以外の、例えば、ウェーハマップ,Top画像,Left画像,Right画像,Tilt画像,OM画像,EDX結果,ADC結果,サイズ分布,付帯情報,メモ情報,等を組合せたレポートの作成には有効ではない。また、SEM画像と付帯情報の組み合せが可能であっても、そのフォーマットをユーザが自由に変更したい場合には対応できない。
特許文献2は、必要な図表等を得て、計測結果報告書を作成する計測システムに関するもので、出力フォーマットを基に計測条件を設定するシステムであるが、その出力フォーマットのフォーマット設定に関しては何も具体的に記載されていない。
本発明は、このような問題点を鑑みなされたものであって、ユーザがレポートのフォーマットを自由に設定でき、簡単に所望のフォーマットでレポートを作成できる方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明は、レポートの構成モジュールをアイコンとして表現し、必要なアイコンをマウス等のポインタ機能で選択し、ドラッグ&ドロップで所望の位置に配置し、マウス等のポインタ機能でアイコンのサイズを変更することで、自由なフォーマット設定を実現することを最も主要な特徴とする。
そのために、本発明のレポートフォーマット設定方法は、欠陥画像を取得する装置のレビュー結果を報告するレビューレポートのレポートフォーマット設定方法であって、レポート出力におけるレビュー結果の構成要素をそれぞれ表すアイコンとレポート出力する媒体を表す出力フォーマット設定領域とを有する編集画面を生成する編集画面生成ステップ、ポインティングデバイスの操作に対応してアイコンを編集画面上で移動配置させるアイコン制御ステップ、出力フォーマット設定領域に配置されたアイコンの当該出力フォーマット設定領域上における所在に対応する媒体上の位置に、当該アイコンが表すレビュー結果の構成要素を配置することを指示するレポート出力フォーマットを作成又は編集するフォーマット作成編集ステップ、を有し、フォーマット作成編集ステップでは、レビュー結果の構成要素をそれぞれ表すアイコンとして、欠陥マップを表すアイコンと当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果を表すアイコンとが出力フォーマット設定領域上に配置された場合に、欠陥マップ上の欠陥位置と当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果との対応関係を表す表示指示を含むレポート出力フォーマットの作成又は編集が実行され、表示指示は、欠陥マップ上の欠陥と欠陥マップ上の欠陥それぞれのレビュー結果とを接続する引出線であること、又は、表示指示は、欠陥マップ上の欠陥と欠陥マップ上の欠陥それぞれのレビュー結果との対応毎に色分け表示されることを特徴とする。
また、本発明の欠陥レビューシステムは、試料の欠陥部分に注目して画像を取得する欠陥レビュー装置のレビュー結果をレポート処理する欠陥レビューシステムであって、ポート出力におけるレビュー結果の構成要素をそれぞれ表すアイコンとレポート出力する媒体を表す出力フォーマット設定領域とを有する編集画面を生成する編集画面生成手段と、ポインティングデバイスの操作に対応してアイコンを編集画面上で移動配置させるアイコン制御手段と、出力フォーマット設定領域に配置されたアイコンの当該出力フォーマット設定領域上における所在に対応する媒体上の位置に、当該アイコンが表すレビュー結果の構成要素を配置することを指示するレポート出力フォーマットを作成又は編集するフォーマット作成編集手段とを備え、フォーマット作成編集手段は、レビュー結果の構成要素をそれぞれ表すアイコンとして、欠陥マップを表すアイコンと当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果を表すアイコンとが出力フォーマット設定領域上に配置された場合に、欠陥マップ上の欠陥位置と当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果との対応関係を表す表示指示を含むレポート出力フォーマットを作成又は編集し、前記対応関係は、前記欠陥マップ上の欠陥と当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果とを接続する引出線、又は前記欠陥マップ上の欠陥と当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果との対応毎にされた色分け表示によって示されることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは少ない労力によりレビューレポートのフォーマットを自由に変更でき、作業効率を向上させることができる。また、フォーマット事例はテンプレートとして容易に登録可能で、再利用できるため、ユーザだけでなく装置開発メーカにとっても、多様なフォーマットに対応した装置を、開発コストを抑えて提供できる効果がある。
本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるレポートフォーマット設定方法が適用される半導体欠陥レビュー装置のシステム構成図である。
図1において、半導体欠陥レビュー装置10は、電子ビーム17を出射する電子銃11、出射された電子ビームを集束する集束レンズ12,電子ビーム17を偏向させて照射するための偏向器13,偏向された電子ビームを試料15に照射するために集束する対物レンズ14,レビュー対象の試料15が載置されるステージ16,電子ビーム17を照射した試料15表面から発生する2次電子若しくは反射電子を検出する二次粒子検出器19を有する電子光学系と、試料15に対する電子ビーム17の照射を制御する電子光学系制御部20,試料15が載置されるステージ16の位置を制御するステージ制御部21,二次粒子検出器19で検出された検出信号を信号処理してデジタル信号に変換するA/D変換部22,この試料15表面から2次電子若しくは反射電子として検出される欠陥画像を参照画像(基準画像)に基づいて分類する画像処理部24を備えた電子光学制御系と、この電子光学制御系を始めとする装置全体の制御並びに画像処理部24による画像処理結果に基づいたレビュー処理等を行う全体制御部23と、画像処理結果の蓄積等のための記憶装置27と、ディスプレイ25,キーボード26,マウス28といった入・出力手段と、等を備えて構成されている。
半導体欠陥レビュー装置10では、電子銃11から電子ビーム17を発射し、これを集束レンズ12で集束し、偏向器13で偏向した後、対物レンズ14で集束して試料15に照射する。このとき、電子ビーム17が照射された試料15からは、試料15の形状や材質に応じて二次電子や反射電子等の二次粒子18が発生する。この発生した二次粒子18を、二次粒子検出器19で検出し、A/D変換部22でデジタル信号に変換して、SEM画像を生成する。その上で、この生成されたSEM画像を使用して、欠陥検出等の画像処理を、画像処理部24で実行する。
その際、集束レンズ12、偏向器13、対物レンズ14の作動制御は、電子光学系ビーム制御部20で行われる。また、電子ビーム17を照射する試料15の位置制御は、ステージ制御部21によりステージ16を作動制御することによって行われる。
全体制御部23は、キーボード26,マウス28からの入力に基に、当該入力された指示や設定情報に基づき、記憶装置27,電子光学系制御部20,ステージ制御部21,画像処理部24等を制御して、欠陥検出等の画像処理結果のレビュー処理等を行い、必要に応じてディスプレイ25,記憶装置27にその処理結果を出力する。
ここで、半導体欠陥レビュー装置10を適用した半導体製造ラインにおけるレビュー処理結果のネットワーク出力システムについて説明する。
図2は、半導体製造ラインに設けた複数の半導体欠陥レビュー装置それぞれによるレビュー処理結果についてレポート出力可能なネットワーク出力システムの構成例を示した図である。
図2(a)に示したネットワーク出力システムでは、各半導体欠陥レビュー装置10−1,10−2,10−3が、ネットワーク90を介して互いに接続されている。そして、各半導体欠陥レビュー装置10−1,10−2,10−3,‥には、自身及びネットワーク90を介して互いに接続されている他の半導体欠陥レビュー装置10それぞれのレビュー処理結果に関するレポートを出力するためのレポート出力機能40がそれぞれ搭載されている。
図2(a)に示したネットワーク出力システムは、半導体製造ライン50に少数の半導体欠陥レビュー装置10−1,10−2,10−3,‥しか導入されない場合には、図2(b)に示すような、各半導体欠陥レビュー装置10−1,10−2,10−3,‥それぞれのレビュー処理結果に関するレポートを出力管理するレポート管理サーバ60を導入する必要が無く、各半導体欠陥レビュー装置10−1,10−2,10−3,‥のレポート出力機能40で、自身及びネットワーク90を介して互いに接続されている他の半導体欠陥レビュー装置10によるレビュー処理結果に関してのレポートを出力できるため、初期投資を抑えることができる。
図2(b)は、図2(a)のようにレポート出力機能40を半導体欠陥レビュー装置10それぞれには搭載せずに、ネットワーク90に接続されたレポート管理サーバ60で、半導体欠陥レビュー装置10−1,10−2,10−3,‥それぞれのレビュー処理結果に関するレポート出力を集中管理する例を示したものである。このようにレポート管理サーバ60を用いることによって、多数の半導体欠陥レビュー装置10−1,10−2,10−3,‥が導入されることが想定される場合には、半導体欠陥レビュー装置10−1,10−2,10−3,‥それぞれがレビュー処理結果のレポート出力機能を備えずとも、レビュー処理結果並びそのレポート出力に集中管理できる利点がある。加えて、レポートビューワー70−1,70−2を導入し、ネットワーク90に接続すれば、半導体欠陥レビュー装置10−1,10−2,10−3,‥やレポート管理サーバ60の設置場所から離れた別の場所からでも、レポート管理サーバ60に集中管理されている多数の半導体欠陥レビュー装置10−1,10−2,10−3,‥それぞれのレビュー処理結果に関して、レポート設定,レポート出力,或いは過去レポートの確認が可能となる。
図2(c)は、各半導体欠陥レビュー装置10−1,10−2,10−3,‥それぞれにレポート出力機能40を搭載するとともに、さらに、レビュー処理結果の一括管理が可能なレポート管理サーバ60と、半導体欠陥レビュー装置10−1,10−2,10−3及びレポート管理サーバ60の設置場所以外からレポート管理サーバ60又は各半導体欠陥レビュー装置10−1,10−2,10−3,‥それぞれへのアクセスが可能なレポートビューワー70−1、70−2とを導入した例である。
次に、図2に示したようなネットワーク出力システムにおいて、図2(a)に示したように半導体欠陥レビュー装置10がレポート出力機能40を搭載している場合を例に、レビュー処理結果のレポート出力に係り、その出力時に用いる出力フォーマット設定テンプレートの作成及び編集手順について説明する。
この場合、図1において、半導体欠陥レビュー装置10の全体制御部23には、レポート出力機能40が搭載されている。また、この全体制御部23には、レポート出力機能40及び後述のテンプレート作成管理部30を操作制御するためのGUI(Graphical User Interface)が備えられ、レポート出力機能40をはじめとする各種処理の設定を、OSD(On Screen Display)でディスプレイ25の表示画面上から行える構成になっている。
その上で、全体制御部23は、そのレポート出力機能40に加えて、さらにテンプレート作成管理部30を備えている。
テンプレート作成管理部30は、レポート出力機能40がレビュー処理結果をレビューレポートとして出力する際に用いる出力フォーマット設定テンプレートを、レポート出力機能40に供給制御する。また、テンプレート作成管理部30は、この出力フォーマット設定テンプレートの作成及び編集や、既存の出力フォーマット設定テンプレートの保存管理を行う。
そのため、テンプレート作成管理部30は、全体制御部23のGUI機能を介して、ディスプレイ25にOSD表示させた制御画面から、対話形式で出力フォーマット設定テンプレートの作成又は編集をユーザに行わせるとともに、この作成又は編集された出力フォーマット設定テンプレートに関する各種情報を、固有の識別を付して既存の出力フォーマット設定テンプレートのテンプレート情報ファイルとして記憶装置27のテンプレート保存ファイルに記憶・蓄積して保存管理する。
図3は、本実施の形態の半導体欠陥レビュー装置によるレポート出力のための出力フォーマット設定テンプレートの作成又は編集手順を示したフローチャートである。
まず、全体制御部23は、キーボード26又はマウス28の所定操作によって、レビューレポート出力のための出力フォーマット設定テンプレートの作成又は編集の実施が設定されると、テンプレート作成管理部30を起動する。これにより、テンプレート作成管理部30は、全体制御部23のGUI機能を介して、レポート出力機能40によるレビューレポートの出力時に用いられる出力フォーマット設定テンプレートのテンプレート選択画面400(図4参照)を、ディスプレイ25にOSD表示する。
テンプレート作成管理部30は、その後は、ディスプレイ25にOSD表示されたテンプレート選択画面400を始めとする制御画面によるGUI環境において、マウス28等のポインティングデバイスによる画面操作信号に基づいて、その対応する指示を受け付ける。
図4は、出力フォーマット設定テンプレートのテンプレート選択画面の説明図である。
本実施の形態の出力フォーマット設定テンプレートのテンプレート選択画面400は、タブ切り換え部410と、既存テンプレート選択部420と、新規作成選択部430と、設定部440とを備えた構成になっている。
タブ切り換え部410では、テンプレート選択画面,用紙選択画面(媒体選択画面),テンプレート編集画面のタブ411〜413による表示切り換えが可能であり、本実施の形態では、出力フォーマット設定テンプレートの作成又は編集の実施が設定されると、テンプレート作成管理部30によってテンプレート選択画面400がデフォルトとして選択され、表示されるようになっている。また、タブ切り換え部410では、選択された画面のタブ411〜413が他のタブ411〜413に対して強調表示されるようになっている。
このテンプレート選択画面400では、既存テンプレート選択部420は、既存テンプレートリスト案内領域421と、プレビュー領域426とを有する構成になっている。
既存テンプレートリスト案内領域421には、既存テンプレートの識別選択用の番号表示欄422と、この識別選択用の番号欄の選択によって選択される既存テンプレートのレシピ内容を表示するレシピ内容欄423が形成されている。レシピ内容としては、標準のレビューレポートを表した「標準」423−1、欠陥画像が記載されたレビューレポートを表した「画像」423−2,ウェーハマップのような欠陥所在マップが記載されたレビューレポートを表した「マップ」423−3,マップ及び欠陥画像が記載されたレビューレポートを表した「マップ&画像」423−4,・・・等がある。なお、この既存テンプレートリスト案内領域421に案内表示されるテンプレートは、メーカ側で作成してある既成のテンプレートに限定されるものではなく、従前にユーザが新規作成したテンプレートも含まれる。
テンプレート作成管理部30は、前述したテンプレート選択画面400を表示する当たり、記憶装置27に設けられた既存の出力フォーマット設定テンプレートを記憶・蓄積するためのテンプレート保存ファイルに記憶されている既存の出力フォーマット設定テンプレートのテンプレート情報ファイルから上述した既存テンプレートの識別選択用の番号及び当該既存テンプレートのレシピ内容を含むテンプレートプロパティファイルを抽出して既存テンプレートのリストデータを生成する。
また、既存テンプレートリスト案内領域421には、スクロールバー424が設けられており、既存テンプレートリスト案内領域421にリスト表示される既存テンプレートを、画面上で変更表示できる構成になっている。
そして、ユーザは、このテンプレート選択画面400上で、テンプレートの新規作成を行うか、既存テンプレートの編集を行うかを選択する選択操作を行うことができる(図3、ステップS301)。
例えば、ユーザは、テンプレートの新規作成を行う場合は、新規作成選択部430の「新規作成」アイコン431上にマウス28を操作してポインタを位置させてクリック操作を行えば、ディスプレイ25のOSD機能によって、新規作成操作が全体制御部23のGUI機能を介して認識されると、本実施の形態の場合は、後述する用紙選択画面600がディスプレイ25にOSD表示され、テンプレート作成管理部30は、用紙選択画面600によるGUI環境に移行する(図3、ステップS302)。
これに対し、ユーザは、既存テンプレートの編集を行う場合は、例えば、既存テンプレートリスト案内領域421における所望のテンプレートの番号表示欄422若しくはレシピ内容欄423にマウス28を操作してポインタを位置させてクリック操作を行えば、テンプレート作成管理部30は、プレビュー領域426に当該選択された既存テンプレートのプレビューを表示する(図3、ステップS303)。
テンプレート作成管理部30は、プレビュー領域426に当該選択された既存テンプレートのプレビューを表示する当たり、記憶装置27のテンプレート保存ファイルから当該選択された既存テンプレートのテンプレート情報ファイルを自身のワークエリア上に読み出す。
図5は、図4に示したテンプレート選択画面において、選択された既存テンプレートのプレビュー表示状態画面を示したものである。
図5においては、プレビュー表示状態画面の一例として、既存テンプレートリスト案内領域421の画像出力用テンプレート423−2を選択操作した場合を示している。図示の場合は、プレビュー領域426に表示された画像出力用テンプレート423−2のプレビューから、画像出力用テンプレート423−2が、縦長用紙のヘッダー部分にメモ情報欄が「Memo」で表された大きさ分だけ記載され、その下方の用紙部分にTop画像が「Top」で表された大きさで複数配列されたテンプレートであることが理解できる。
また、テンプレート作成管理部30は、選択された既存テンプレートが複数枚数の場合であることを確認した場合は、ページ送り及びページ戻しのためのアイコン427をプレビュー領域426にOSD表示するようになっている。
そして、ユーザは、選択した既存テンプレートの確認結果に応じて、例えば、タブ切り換え部410のテンプレート選択画面タブ411,用紙選択画面タブ412,テンプレート編集画面タブ413,又は設定部440の「保存」アイコン441若しくは「閉じる」アイコン442を操作する。
テンプレート作成管理部30は、上記のようにして、テンプレート選択画面400による出力フォーマット設定テンプレートのテンプレート選択処理において、新規作成選択部430の「新規作成」アイコン431又はタブ切り換え部410の用紙選択画面タブ412が操作されると、全体制御部23のGUI機能を介して、テンプレート選択画面400に代えて用紙選択画面600をディスプレイ25にOSD表示させ、用紙選択処理を実行する(図3、ステップS304)。
図6は、用紙選択画面の説明図である。
本実施の形態の用紙選択画面600は、タブ切り換え部610と、用紙選択部620と、設定部640とを備えた構成になっている。
タブ切り換え部610及び設定部640は、テンプレート選択画面400のタブ切り換え部410及び設定部440の場合と同様なアイコン構成になっている。
この用紙選択画面600では、用紙選択部620は、用紙種類案内領域621と、プレビュー領域626とを有する構成になっている。用紙選択部620には、選択可能な用紙一覧がその方向性(縦長又は横長)も分けて用紙アイコン622で個別表示される。
そして、ユーザは、この用紙選択部620の用紙種類案内領域621から所望の用紙を選択し、その対応する用紙アイコン622にマウス28を操作してポインタを位置させてクリック操作を行えば、用紙を選択することができる。
プレビュー領域626には、選択された用紙の概略図がプレビュー表示される。
なお、図6に示した用紙選択画面600は、前述した出力フォーマット設定テンプレートの選択画面400によるテンプレート選択処理で、新規作成選択部430の「新規作成」アイコン431を操作した場合の新規テンプレート作成処理による用紙選択画面600を表している。
そして、ユーザは、選択した用紙の確認結果に応じて、例えば、タブ切り換え部610のテンプレート選択画面タブ611,用紙選択画面タブ612,テンプレート編集画面タブ612,又は設定部640の「保存」アイコン641若しくは「閉じる」アイコン642を操作する。
この場合、ユーザは、選択した用紙が適切である場合は、例えば、タブ切り換え部410のテンプレート編集画面タブ412を操作して、テンプレート編集作業を行う。
これにより、テンプレート作成管理部30は、この用紙選択画面タブ412の操作を認識すると、選択された用紙情報を用紙情報ファイルとして自身のワークエリアに記憶するとともに、全体制御部23のGUI機能を介して、用紙選択画面400に代えてテンプレート編集画面800をディスプレイ25にOSD表示させ、テンプレート編集処理を実行する(図3、ステップS305)。
図7は、図5に示したテンプレート選択画面で既存テンプレートが選択された場合の、用紙選択画面の表示状態を示したものである。
図7は、例えば、前述したテンプレート選択画面400によるテンプレート選択処理で既存テンプレートを選択した後、用紙選択画面タブ612を操作した場合、等に対応するものである。
この場合には、用紙選択部620の用紙種類案内領域621には、既存テンプレートの対応情報として記憶されている用紙の種類に該当する用紙アイコン622が強調表示され、プレビュー領域626には、選択されている既存テンプレートのプレビューが表示される。
テンプレート作成管理部30は、上記のようにして、テンプレート選択画面400によるテンプレート選択処理において、タブ切り換え部410のテンプレート編集画面タブ413、又は用紙選択画面600による用紙選択処理において、タブ切り換え部610のテンプレート編集画面タブ613が操作されると、選択された用紙情報を用紙情報ファイルとして自身のワークエリアに記憶するとともに、全体制御部23のGUI機能を介して後述の図8に示すテンプレート編集画面800をディスプレイ25にOSD表示させ、テンプレート編集処理を実行する。
テンプレート作成管理部30は、テンプレート編集画面800をディスプレイ25にOSD表示させるに当たり、用紙選択画面600による用紙選択処理で選択された選択用紙に合わせて、後述するテンプレート編集画面800の出力フォーマット設定領域850が無駄なく大きく表示されるように、用紙選択画面600による用紙選択処理において選択された用紙を表示調整する(図3、ステップS304)。例えば、縦長の用紙を選択した場合には後述の図12に示すように、横長の用紙を選択した場合は図8に示すようにテンプレート編集画面800を切り替え表示し、最適な大きさ、レイアウトで表示するする。
図8は、テンプレート編集のためのテンプレート編集画面の説明図である。
なお、図8に示したテンプレート編集画面800は、前述の図6に示した用紙選択画面600による用紙選択処理で、横長の用紙が選択され、上述のステップS304で述べた表示調整が行われた画面である。
図8において、本実施の形態のテンプレート編集画面800は、タブ切り換え部810と、モジュール選択部820と、出力フォーマット設定領域(フォーマット画面領域)850と、詳細設定領域860と、編集操作部870と、設定部840とを備えた構成になっている。
なお、タブ切り換え部810及び設定部840は、テンプレート選択画面400のタブ切り換え部410及び設定部440の場合と同様なアイコン構成になっている。
モジュール選択部820には、アイコン化されたレポートの構成要素(モジュール)が表示されている。本実施例の場合は、ウェーハマップを記載指定するための「MAP」アイコン821, Left画像を記載指定するための「Left」アイコン822,Top画像を記載指定するための「Top」アイコン823,Right画像を記載指定するための「Right」アイコン824,Tilt画像を記載指定するための「Tilt」アイコン825,OM画像を記載指定するための「OM」アイコン826,EDX結果を記載指定するための「EDX」アイコン827,ADC結果を記載指定するための「ADC」アイコン828,サイズ分布を記載指定するための「Size」アイコン829,メモ情報を記載指定するための「Memo」アイコン830が備えられている。
出力フォーマット設定領域(フォーマット画面領域)850は、レビューレポートの用紙紙面を表示し、上述したモジュールの記載レイアウトを編集するためのものである。また、この出力フォーマット設定領域850には、既存テンプレートが複数枚数である場合の編集及び確認のために、ページ送り及びページ戻しのためのアイコン851が備えられている。
詳細設定領域860は、レビューレポートに記載する内容等についての詳細を設定するためのものである。
編集操作部870は、モジュール選択部820に備えられた個別モジュール821〜830を出力フォーマット設定領域850で編集するに当たってのツールボタンで、本実施例では、「コピー」アイコン871,「貼り付け」アイコン872,「元に戻す」アイコン873が備えられている。
なお、図8の場合は、テンプレート新規作成時のテンプレート編集画面800の初期状態であり、モジュール821〜830がレポート出力として未登録であるため、出力フォーマット設定領域850及び詳細設定領域860には何も表示されていない状態になっている。
次に、図9〜図14に基づいて、本実施例のテンプレート編集画面800による具体的な編集処理について説明する。
図9は、テンプレート編集画面によるテンプレートの具体的な編集操作の一例を示した図である。
ここでは、ユーザが、まず、所望のモジュールとしてウェーハマップを登録する場合を例に、テンプレート作成管理部30が、ウェーハマップをそのレポートフォーマット上に登録する編集処理について説明する。
まず、ユーザは、マウス28等のポインティングデバイスを用いて、モジュール選択部820からウェーハマップを示す「Map」アイコン821を選択し(図3、ステップS305)、ドラッグ&ドロップ操作S01により、出力フォーマット設定領域850の所望の位置に配置する(図3、ステップS306)。
次に、ユーザは、マウス28等のポインティングデバイスを用いて、詳細設定を行うために出力フォーマット設定領域850に配置されている「Map」アイコン821を選択し、サイズ変更操作S02により、所望のサイズL1に設定する。このとき、サイズ設定のサポート情報として、「Map」アイコン821の用紙上における座標位置及びサイズ情報852が表示される(図3、ステップS307)。
さらに、ユーザは、詳細設定領域860で選択モジュールの詳細情報を設定する。
ここでは、ウェーハマップを示す「Map」アイコン821が選択されているので、テンプレート作成管理部30は、ウェーハマップに対応した詳細設定情報を、詳細設定領域860に表示する。
その表示設定欄861では、ウェーハマップに表示する欠陥を設定する。図示の場合は、検査情報に登録されている全欠陥を表示するモード861−1、レビューした欠陥のみを表示するモード861−2、未レビュー欠陥のみを表示するモード861−3が選択できる。
Map−画像リンク設定866では、レビューレポート上でのウェーハマップに表された各欠陥とこの各欠陥のSEM画像との対応表示方法を設定する。その対応表示方法としては、引出線を利用する引出線モード866−1,カラー色分け表示を利用するカラーモード866−2,ウェーハマップに表された各欠陥とSEM画像との対応表示をレビューレポート上で行わない無モード866−3が選択できる。これらモードのうち、引出線モード866−1及びカラーモード866−2の詳細については、後述する。
ユーザは、これらモードの選択及び設定について、モード毎に対応して表示されているチェックボックスを利用して、選択モジュールの詳細情報を設定する(図3、ステップS308)。
これら操作に伴い、テンプレート作成管理部30は、全体制御部23のGUI機能を利用して出力フォーマット設定領域850にOSD表示された「Map」アイコン821の配置位置等に基づいて、本来のレポートフォーマット上の座標位置はじめとする各種フォーマット情報を取得し、これを自身のワークエリアにモジュール情報ファイルとして記憶する。
図10は、テンプレート編集画面によるテンプレートの具体的な編集操作の別の例を示した図である。
ここでは、ここではメモ情報を登録する場合を例に、テンプレート作成管理部30が、メモ情報をそのレポートフォーマット上に登録する編集処理について説明する。
ここでは、ユーザは、マウス28等のポインティングデバイスを用いて、モジュール選択部820からメモ情報を記載指定するための「Memo」アイコン830を選択し(図3、ステップS305)、ドラッグ&ドロップ操作S01により、出力フォーマット設定領域850の所望の位置P1に配置する(図3、ステップS306)。
次に、ユーザは、マウス28等のポインティングデバイスを用いて、詳細設定を行うために出力フォーマット設定領域850に配置されている「Memo」アイコン830を選択し、サイズ変更操作S02により、所望のサイズL2に設定する。このとき、サイズ設定のサポート情報として、「Memo」アイコン830の用紙上における座標位置及びサイズ情報852が表示される(図3、ステップS307)。
さらに、ユーザは、詳細設定領域860で選択モジュールの詳細情報を設定する。
ここでは、メモ情報を示す「Memo」アイコン830が選択されているので、テンプレート作成管理部30は、メモ情報に対応した詳細設定情報を、詳細設定領域860に表示する。
この場合の表示設定欄861では、メモ情報としてレビューレポートに記載する記載内容を設定する。例えば、図示の例では、レポート出力機能40によって今回作成又は編集した出力フォーマット設定テンプレートを用いてレビューレポートを発行する際のレビュー対象の検査データの取得日時861−4,データ名称861−5,その検査に用いたレシピ名称861−6,撮像倍率861−7,FOV(Field of View)サイズ861−8,SEM設定条件861−9,オペレータ名称861−10のチェックボックスが設けられている。加えて、入力エリア862が設けられ、キーボード26等の入力デバイスを用いて所望の文字列を入力することにより、レビューレポート上に任意の文字列を表示することができる。
これら操作に伴い、テンプレート作成管理部30は、全体制御部23のGUI機能を利用して出力フォーマット設定領域850にOSD表示された「Memo」アイコン830の配置位置等に基づいて、本来のレポートフォーマット上の座標位置はじめとする各種フォーマット情報を取得し、これを自身のワークエリアにモジュール情報ファイルとして記憶する。
個別モジュールをそのレポートフォーマット上に登録する編集処理は、上述したようにモジュール選択部820から所望の個別モジュール821〜830を出力フォーマット設定領域850の所望の位置に配置することを繰り返すことによって行われる(図3、ステップS309)。
図11は、テンプレート編集画面によるテンプレートの具体的な編集操作のさらに別の例を示した図である。
図11では、繰り返し登録するTop画像,Tilt画像,OM画像,EDX結果を1セット901として選択し、編集操作部870の「コピー」アイコン871,「貼り付け」アイコン872を繰り返し用いることにより、合計5セットのTop画像,Tilt画像,OM画像,EDX結果902を登録している(図3、ステップS305〜S309に対応)。
この場合も、ユーザは、詳細設定領域860で選択モジュールの詳細情報を設定する。
ここでは、「Top」アイコン823,「Tilt」アイコン825,「OM」アイコン826,「EDX」アイコン827といったモジュールが選択されているので、テンプレート作成管理部30は、これら検査結果に対応した詳細設定情報を、詳細設定領域860に表示する。
図示の例では、その欠陥選択欄863では、レポート出力機能40によって今回作成又は編集した出力フォーマット設定テンプレートを用いてレビューレポートを発行する際にレポートに記載する欠陥の選択方法を設定する。レポートに記載する欠陥としては、レポート出力の際に記載する欠陥として所望の欠陥を選択できる選択モード863−1,記載する欠陥を自動的にランダム選択できるランダムモード863−2,欠陥番号の小さい方から順に自動選択できる先頭から順番モード863−3が設定可能になっている。
また、表示欄864では、レビューレポートに記載する各SEM画像やEDX結果等に対応させて、欠陥IDを表示するIDモード864−1,欠陥サイズを表示する欠陥サイズ864−2,倍率や電流又は電圧値等のSEM条件を表示するSEM条件モード864−3,ADCによる分類結果を表示するADCモード864−4,EDX結果に基づく組成解析結果を表示する「Hi-Auto ID」モード864−5が設定可能になっている。 ユーザは、これらモードの選択及び設定について、モード毎に対応して表示されているチェックボックスを利用して、選択モジュールの詳細情報を設定する(図3、ステップS308)。
これら操作に伴い、テンプレート作成管理部30は、全体制御部23のGUI機能を利用して出力フォーマット設定領域850にOSD表示された「Top」アイコン823等の配置位置等に基づいて、本来のレポートフォーマット上の座標位置はじめとする各種フォーマット情報を取得し、これを自身のワークエリアにモジュール情報ファイルとして記憶する。
なお、例えば、出力フォーマット設定領域850において、既存テンプレートが複数枚数である場合は、ページ送り及びページ戻しのためのアイコン851を操作することによって、次ページ以降、又は前ページ以前の内容を、編集及び確認することができる。
図12は、用紙選択処理で縦長の用紙を選択した場合のテンプレート編集のためのテンプレート編集画面の説明図である。
図12は、例えば、図7に示した用紙選択画面600で、タブ切り換え部610のテンプレート編集画面タブ613が操作された場合に、テンプレート作成管理部30が、全体制御部23のGUI機能を介してディスプレイ25にOSD表示させる縦長の用紙のテンプレート編集画面800に該当する。
図12に示す縦長の用紙のテンプレート編集画面800は、図8〜図11に示した横長の用紙のテンプレート編集画面800と、画面上における出力フォーマット設定領域(フォーマット画面領域)850,詳細設定領域860,編集操作部870,設定部840の画面上におけるレイアウトが異なり、テンプレート編集画面800の出力フォーマット設定領域850が縦長の用紙に合わせて用紙長さ方向に多く表示できるようになっている。
図13は、テンプレート編集のためのテンプレートが複数枚ある場合の複数枚目のテンプレート編集画面の説明図である。
図13に示したテンプレート編集画面800は、例えば、図12に示した縦長の用紙のテンプレート編集画面800が、レビューレポートが複数ページからなり、テンプレートもこのレビューレポートのページに対応して複数枚になる場合のレビューレポートの1ページに対応した1枚目のテンプレートが出力フォーマット設定領域(フォーマット画面領域)850に表示されているものとした場合に、そのページ送り及びページ戻しのためのアイコン851をページ送り操作することによって表示された2枚目のテンプレート編集画面800に該当する。 この場合、図12と図13との各テンプレート編集画面800の出力フォーマット設定領域(フォーマット画面領域)850に表示されているテンプレートの表示内容の差違を見れば理解できるように、本実施の形態では、テンプレートが複数枚になる場合であっても、テンプレート編集画面800では、それぞれのテンプレートの編集が個別にできるようになっている。
以上、図8〜図13に示したテンプレート編集画面800において、設定部840の保存アイコン841が操作されると、テンプレート作成管理部30は、全体制御部23のGUI機能を介して、テンプレート編集画面800上に作成・編集したテンプレートを既存の出力フォーマット設定テンプレートとして記憶装置27のテンプレート保存ファイルに保存するのに際して、図4に示したテンプレート選択画面400のテンプレートリスト案内領域421のレシピ内容欄423にリスト表示させるための任意の文字列を入力するための入力エリア880がポップアップ表示させる。
そして、ユーザが、キーボード26等の入力デバイスを用いてレシピ内容を識別可能な所望の文字列を入力することにより、テンプレート作成管理部30は、自身のワークエリアにこの文字列を含むテンプレートプロパティファイルを生成し、今回作成又は編集した出力フォーマット設定テンプレートに係るこれらのテンプレートプロパティファイル,用紙情報ファイル,モジュール情報ファイルを総合したテンプレート情報ファイルを生成して、これを記憶装置27のテンプレート保存ファイルに記憶・蓄積して保存管理する(図3、ステップS310)。
図14は、この入力エリア880がポップアップ表示された状態のテンプレート編集画面を示したものである。
次に、本実施の形態で説明したテンプレート作成管理部30と、テンプレートプロパティファイル,用紙情報ファイル,モジュール情報ファイル,これらを総合したテンプレート情報ファイル,及びテンプレート保存ファイルとの関係について、図面に基づいて説明する。
図15は、テンプレート作成管理部が備える用紙設定機能と用紙情報ファイルとの関係を示したものである。
図15(a)において、テンプレート作成管理部30の用紙設定機能36は、全体制御部23のGUI機能を介して用紙選択画面600により入力される用紙設定161に対して、用紙情報ファイル162を生成するとともに、テンプレート作成管理部30のモジュール設定機能38に、テンプレート編集画面800の出力フォーマット設定領域850におけるテンプレート表示最適化のために、画像表示最適化163を供給する。図15(b)は、用紙情報ファイル162の構成を示したものである。
図16は、テンプレート作成管理部が備えるモジュール設定機能と用紙情報ファイルとの関係を示したものである。
図16(a)において、テンプレート作成管理部30のモジュール設定機能38は、全体制御部23のGUI機能を介してテンプレート編集画面800により入力されるモジュール設定181に対して、モジュール情報ファイル182を生成する。図16(b)は、モジュール情報ファイル182の構成を示したものである。
図17は、テンプレート作成管理部が備えるテンプレート保存機能とテンプレート保存ファイルとの関係を示したものである。
図17(a)において、テンプレート作成管理部30の保存機能39は、全体制御部23のGUI機能を介してテンプレート編集画面800により入力される保存設定191に対して、テンプレートプロパティファイル192を生成するとともに、これを用紙設定機能36により生成した用紙情報ファイル162及びモジュール設定機能38により生成したモジュール情報ファイル182と総合して、記憶装置27に設けられた既存の出力フォーマット設定テンプレートとして記憶装置27のテンプレート保存ファイル194に保存するためのテンプレート情報ファイル193を生成する。図17(b)は、テンプレート情報ファイル193の構成を示したものである。
次に、このような関係をもって生成され、記憶装置27のテンプレート保存ファイル194に既存の出力フォーマット設定テンプレートとして保存されたテンプレート情報ファイル193を用いて、レポート出力機能40が出力するレビューレポート200について説明する。
ただし、以下では、図17に示した記憶装置27のテンプレート保存ファイル194に既存の出力フォーマット設定テンプレートとして保存されたテンプレート情報ファイル193を用いたレビューレポートの出力結果の説明が目的なので、各情報の詳細は表示せずに、アイコンイメージのままで表している。
図18は、レポート出力機能が出力するウェーハマップを含むレビューレポートの出力結果の説明図である。
図18(a)は、ウェーハマップ,メモ情報,Top画像,Tilt画像,OM画像,EDX結果の組合せのレポート出力結果の一例である。
図示のレビューレポート201の場合は、ウェーハマップ210上の欠陥シンボル211とTop画像221とを、引き出し線231で連結表示している構成になっている。図9で説明したMap−画像リンク設定866で引出線モード866−1を選択した場合、レポート出力機能40は、テンプレート保存ファイル194に保存されたテンプレート情報ファイル193に基づき、このような連結表示を行う。
図18(b)も、ウェーハマップ,メモ情報,Top画像,Tilt画像,OM画像,EDX結果の組合せのレポート出力結果の一例である。
図示のレビューレポート202の場合は、ウェーハマップ210上の欠陥シンボル211とEDX結果227が引き出し線231で連結されているだけでなく、欠陥シンボル211と対応するEDX結果227及びTop画像223の表示枠外周を同一色のカラー表示している。図9で説明したMap−画像リンク設定866で引き出し線モード866−1とカラーモード866−2とを選択した場合、このような連結表示を行う。
このように、テンプレート保存ファイル194に保存されたテンプレート情報ファイル193によって、欠陥シンボル211とレビュー画像等とをレポート出力機能40により連結表示させることによって、欠陥発生位置と画像若しくはEDX結果との対応が視覚的に容易に判断できるようになる。
図19は、レポート出力機能が出力するメモ情報を含むレビューレポートの出力結果の説明図である。
図19(a)は、メモ情報とウェーハマップの組合せのレポート出力結果の一例である。
図示のレビューレポート203の場合、メモ情報230−1は、共通条件や全体に対するコメント表示に、ウェーハマップ210は欠陥発生の分布を一覧し比較するのに、メモ情報230−2は各ウェーハマップ個別の条件表示に有効利用できる。複数のウェーハマップ210の一覧表示により、欠陥が特定の分布、例えば外周部に集中する傾向がある等を、容易に判断できる。
図19(b)は、ウェーハマップ210,メモ情報230,Top画像223,Tilt画像225,EDX結果227に関する、複数データの組合せのレポート出力結果の一例である。
図示のレビューレポート204の場合、このような組合せ表示により、代表的な欠陥の分布,Top画像223,Tilt画像225,EDX結果227等の詳細情報を、容易に比較、検討できる。
図20は、メモ情報とLeft画像の組合せのレポート出力結果の説明図である。
図20(a)のレビューレポート205の場合は、メモ情報230−1は共通条件や全体に対するコメント表示に、Left画像222は画像一覧を確認するのに、メモ情報230−2は各画像個別の条件表示に有効利用できる。
ここで、Left画像222を代表画像として選択しているのは、一枚の画像から欠陥の凹凸情報を確認するのに有効であるためであり、Right画像の場合でも同様である。また、シミ状の欠陥のように凹凸情報は重要ではなく、SE画像の方が見やすい場合には、SE画像を選択することが可能である。
図19(a)が複数データセットの欠陥分布に注目したフォーマットであり、欠陥分布の比較に有効であるのに対して、図20(a)は欠陥画像に注目したフォーマットであり、欠陥そのものの比較に有効である。
図20(b)のレビューレポート206は、ウェーハマップ210,サイズ分布229,ADC結果228,Left画像222,OM画像226に関する複数データの組合せのレポート出力結果の一例である。サイズ分布229は欠陥サイズ分布の傾向を確認するのに、ADC結果228は発生欠陥種の分布を確認するのに有効である。図19(b)のフォーマットと比較すると、ひとつのデータに関する欠陥画像数が増えており、代わりに比較対象のデータ数が半減している。このようなフォーマットは、例えばADCで分類した各欠陥種の代表的な画像を、二つのデータ間で詳細比較するのに有効である。また、SEM画像(この場合、Left画像222)とOM画像226が対比して表示されるので、膜下欠陥など、SEM画像では見づらい欠陥である、あるいは光学式検査装置の虚報判定に有効である。
図21は、ウェーハマップとADC結果の組合せのレポート出力結果の説明図である。
図21(a)のレビューレポート207の場合は、ウェーハマップ210から欠陥分布が、ADC結果228から欠陥種の分布が確認できる。ウェーハマップ210とADC結果228は、例えばADC分類した欠陥種毎にカラー表示することで、視覚的に対応させることが可能である。これらの情報を一覧表示することで、ウェーハマップ210から欠陥分布に特定の傾向があるなどの異常を、ADC結果228から特定の欠陥が異常発生しているなどを、容易に検知することができる。
図21(b)のレビューレポート208は、ADC結果228,サイズ分布229,Left画像222の組合せのレポート出力結果の一例である。
この出力例はADC結果228に注目したものであり、例えば、ADC結果228から異常発生している特定の欠陥種に注目し、サイズ分布229から欠陥種のサイズに関する特徴を、Left画像222から特定の欠陥種の画像的特徴を確認するのに有効である。また、これらの情報を複数データに関して一覧することで、例えば、特定の欠陥種の異常発生に関する過去事例と比較することができ、同様の事例があれば、対策検討に有効な情報となる。
このように、最適なレポート出力フォーマットは、注目する対象の違いに応じて異なる。
本発明によれば、レポート出力フォーマットを自由に、かつ容易に変更することが可能なため、必要に応じて最適なフォーマットでレポート出力することができる。
また、このようなレポート出力フォーマットはテンプレートとして保存でき、装置出荷時にサンプルとして登録することが可能である。ユーザはこれらのサンプルを既存テンプレートとしてそのまま利用、あるいは編集することができる。また、装置メーカは本発明を利用して、ソフトウェアのプログラムを変更することなく、新しいレポート出力フォーマットをテンプレートとして容易に作成することができるため、開発コストを削減することができる。
なお、本発明の実施の形態の説明では、欠陥レビュー装置がレポート出力機能を搭載している場合を例に、欠陥レビュー装置が本発明によるレポートフォーマット設定装置の構成全てを備える構成で説明したが、図2に示したネットワーク出力システムにおいて、欠陥レビュー装置以外のレポートビューワー、又はレポート管理サーバがレポートフォーマット設定装置の構成が本発明によるレポートフォーマット設定装置の構成全てを備えるようにしてもよく、また、ネットワーク出力システムのこれら構成装置間で本発明によるレポートフォーマット設定装置の構成を分担機能させるように構成してもよい。また、レポートフォーマットの作成編集画面の具体的構成も、上記説明した実施の形態の具体的対態様に限るものではなく、OSD表示された同一のGUI画面上で、レビューレポートの構成要素としてのモジュールを出力フォーマット設定領域に任意に個別配置してレビューレポートのフォーマットを作成編集するものであるならばよい。
本発明の一実施形態であるレポートフォーマット設定方法が適用される半導体欠陥レビュー装置のシステム構成図である。 半導体製造ラインに設けた複数の半導体欠陥レビュー装置それぞれによるレビュー処理結果についてレポート出力可能なネットワーク出力システムの構成例を示した図である。 本実施の形態の半導体欠陥レビュー装置によるレポート出力のための出力フォーマット設定テンプレートの作成又は編集手順を示したフローチャートである。 出力フォーマット設定テンプレートのテンプレート選択画面の説明図である。 図4に示したテンプレート選択画面において、既存テンプレートのプレビュー表示状態画面の一実施例の構成図である。 用紙選択画面の説明図である。 図5に示したテンプレート選択画面で既存テンプレートが選択された場合の、用紙選択画面の表示状態の説明図である。 テンプレート編集のためのテンプレート編集画面の説明図である。 テンプレート編集画面によるテンプレートの具体的な編集操作の一例の説明図である。 テンプレート編集画面によるテンプレートの具体的な編集操作の別の例の説明図である。 テンプレート編集画面によるテンプレートの具体的な編集操作のさらに別の説明図である。 用紙選択処理で縦長の用紙を選択した場合のテンプレート編集のためのテンプレート編集画面の説明図である。 テンプレート編集のためのテンプレートが複数枚ある場合の複数枚目のテンプレート編集画面の説明図である。 今回作成又は編集完了した出力フォーマット設定テンプレートを登録するためのテンプレート編集画面の説明図である。 テンプレート作成管理部が備える用紙設定機能と用紙情報ファイルとの関係の説明図である。 テンプレート作成管理部が備えるモジュール設定機能と用紙情報ファイルとの関係の説明図である。 テンプレート作成管理部が備えるテンプレート保存機能とテンプレート保存ファイルとの関係の説明図である。 レポート出力機能が出力するウェーハマップを含むレビューレポートの出力結果の説明図である。 レポート出力機能が出力するメモ情報を含むレビューレポートの出力結果の説明図である。 メモ情報とLeft画像の組合せのレポート出力結果の説明図である。 ウェーハマップとADC結果の組合せのレポート出力結果の説明図である。
符号の説明
10 半導体欠陥レビュー装置
19 二次粒子検出器
20 電子光学系制御部
23 全体制御部
24 画像処理部
25 ディスプレイ
26 キーボード
27 記憶装置
28 マウス
30 テンプレート作成管理部
40 レポート出力機能
50 半導体製造ライン
60 レポート管理サーバ
70 レポートビューワー
90 ネットワーク
800 テンプレート編集画面
820 モジュール選択部
850 出力フォーマット設定領域(フォーマット画面領域)
860 詳細設定領域

Claims (10)

  1. 欠陥画像を取得する装置のレビュー結果を報告するレビューレポートのレポートフォーマット設定方法であって、
    レポート出力におけるレビュー結果の構成要素をそれぞれ表すアイコンとレポート出力する媒体を表す出力フォーマット設定領域とを有する編集画面を生成する編集画面生成ステップ、
    ポインティングデバイスの操作に対応して該アイコンを該編集画面上で移動配置させるアイコン制御ステップ、
    前記出力フォーマット設定領域に配置されたアイコンの当該出力フォーマット設定領域上における所在に対応する前記媒体上の位置に、当該アイコンが表すレビュー結果の構成要素を配置することを指示するレポート出力フォーマットを作成又は編集するフォーマット作成編集ステップ、を有し、
    前記フォーマット作成編集ステップでは、前記レビュー結果の構成要素をそれぞれ表すアイコンとして、欠陥マップを表すアイコンと当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果を表すアイコンとが前記出力フォーマット設定領域上に配置された場合に、前記欠陥マップ上の欠陥位置と当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果との対応関係を表す表示指示を含むレポート出力フォーマットの作成又は編集が実行され、前記表示指示は、前記欠陥マップ上の欠陥と前記欠陥マップ上の欠陥それぞれのレビュー結果とを接続する引出線である
    ことを特徴とするレポートフォーマット設定方法。
  2. 欠陥画像を取得する装置のレビュー結果を報告するレビューレポートのレポートフォーマット設定方法であって、
    レポート出力におけるレビュー結果の構成要素をそれぞれ表すアイコンとレポート出力する媒体を表す出力フォーマット設定領域とを有する編集画面を生成する編集画面生成ステップ、
    ポインティングデバイスの操作に対応して該アイコンを該編集画面上で移動配置させるアイコン制御ステップ、
    前記出力フォーマット設定領域に配置されたアイコンの当該出力フォーマット設定領域上における所在に対応する前記媒体上の位置に、当該アイコンが表すレビュー結果の構成要素を配置することを指示するレポート出力フォーマットを作成又は編集するフォーマット作成編集ステップ、を有し、
    前記フォーマット作成編集ステップでは、前記レビュー結果の構成要素をそれぞれ表すアイコンとして、欠陥マップを表すアイコンと当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果を表すアイコンとが前記出力フォーマット設定領域上に配置された場合に、前記欠陥マップ上の欠陥位置と当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果との対応関係を表す表示指示を含むレポート出力フォーマットの作成又は編集が実行され、前記表示指示は、前記欠陥マップ上の欠陥と前記欠陥マップ上の欠陥それぞれのレビュー結果との対応毎に色分け表示される
    ことを特徴とするレポートフォーマット設定方法。
  3. 請求項1又は2に記載のレポートフォーマット設定方法であって、
    前記アイコン制御ステップでは、ポインティングデバイスの操作に対応して該アイコンを該編集画面上で拡縮させ、
    前記フォーマット作成編集ステップでは、前記アイコンが表すレビュー結果の構成要素を、当該アイコンに対応したサイズで配置することを指示するレポート出力フォーマットの作成又は編集が実行される
    ことを特徴とするレポートフォーマット設定方法。
  4. 請求項に記載のレポートフォーマット設定方法であって、
    前記アイコン制御ステップには、前記アイコンを前記編集画面上で移動配置及び拡縮させた際に、前記媒体上の対応する位置及び前記媒体上におけるサイズを前記編集画面上に表示する表示ステップ
    を含むことを特徴とするレポートフォーマット設定方法。
  5. 請求項1又は2に記載のレポートフォーマット設定方法であって、
    前記フォーマット作成編集ステップによって作成又は編集されたレポート出力フォーマットを、編集可能なテンプレートとして記憶手段に保存する保存ステップをさらに有する
    ことを特徴とするレポートフォーマット設定方法。
  6. 請求項1又は2に記載のレポートフォーマット設定方法であって、
    前記編集画面生成ステップは、レポート出力する媒体の大きさ又は向きの設定に応じて、前記編集画面に生成する前記出力フォーマット設定領域の大きさを調整する調整ステップを有する
    ことを特徴とするレポートフォーマット設定方法。
  7. 欠陥画像を取得する装置のレビュー結果を報告するレビューレポートのレポートフォーマット設定装置であって、
    レポート出力におけるレビュー結果の構成要素をそれぞれ表すアイコンとレポート出力する媒体を表す出力フォーマット設定領域とを有する編集画面を生成する編集画面生成手段と、
    ポインティングデバイスの操作に対応して該アイコンを該編集画面上で移動配置させるアイコン制御手段と、
    前記出力フォーマット設定領域に配置されたアイコンの当該出力フォーマット設定領域上における所在に対応する前記媒体上の位置に、当該アイコンが表すレビュー結果の構成要素を配置することを指示するレポート出力フォーマットを作成又は編集するフォーマット作成編集手段とを備え、
    前記フォーマット作成編集手段は、前記レビュー結果の構成要素をそれぞれ表すアイコンとして、欠陥マップを表すアイコンと当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果を表すアイコンとが前記出力フォーマット設定領域上に配置された場合に、前記欠陥マップ上の欠陥位置と当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果との対応関係を表す表示指示を含むレポート出力フォーマットを作成又は編集し、前記対応関係は、前記欠陥マップ上の欠陥と当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果とを接続する引出線、又は前記欠陥マップ上の欠陥と当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果との対応毎にされた色分け表示によって示される
    ことを特徴とするレポートフォーマット設定装置。
  8. 試料の欠陥部分に注目して画像を取得する欠陥レビュー装置のレビュー結果をレポート処理する欠陥レビューシステムであって、
    レポート出力におけるレビュー結果の構成要素をそれぞれ表すアイコンとレポート出力する媒体を表す出力フォーマット設定領域とを有する編集画面を生成する編集画面生成手段と、
    ポインティングデバイスの操作に対応して該アイコンを該編集画面上で移動配置させるアイコン制御手段と、
    前記出力フォーマット設定領域に配置されたアイコンの当該出力フォーマット設定領域上における所在に対応する前記媒体上の位置に、当該アイコンが表すレビュー結果の構成要素を配置することを指示するレポート出力フォーマットを作成又は編集するフォーマット作成編集手段とを備え、
    前記フォーマット作成編集手段は、前記レビュー結果の構成要素をそれぞれ表すアイコンとして、欠陥マップを表すアイコンと当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果を表すアイコンとが前記出力フォーマット設定領域上に配置された場合に、前記欠陥マップ上の欠陥位置と当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果との対応関係を表す表示指示を含むレポート出力フォーマットを作成又は編集し、前記対応関係は、前記欠陥マップ上の欠陥と当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果とを接続する引出線、又は前記欠陥マップ上の欠陥と当該欠陥マップ上の欠陥のレビュー結果との対応毎にされた色分け表示によって示される
    ことを特徴とする欠陥レビューシステム。
  9. 請求項に記載のレポートフォーマット設定装置であって、
    前記アイコン制御手段は、ポインティングデバイスの操作に対応して該アイコンを該編集画面上で拡縮し、
    前記フォーマット作成編集手段は、前記アイコンが表すレビュー結果の構成要素を、当該アイコンに対応したサイズで配置することを指示するレポート出力フォーマットを作成又は編集する
    ことを特徴とするレポートフォーマット設定装置。
  10. 請求項に記載の欠陥レビューシステムであって、
    前記アイコン制御手段は、ポインティングデバイスの操作に対応して該アイコンを該編集画面上で拡縮し、
    前記フォーマット作成編集手段は、前記アイコンが表すレビュー結果の構成要素を、当該アイコンに対応したサイズで配置することを指示するレポート出力フォーマットを作成又は編集する
    ことを特徴とする欠陥レビューシステム。
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