JP4824445B2 - 多層プリント配線板 - Google Patents

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Description

本発明は、多層プリント配線板に関し、詳しくは、この多層プリント配線板に設けられた信号伝送用スルーホールの特性インピーダンスを、この信号伝送用スルーホールに接続された伝送線路の特性インピーダンスに対する設定範囲の中において整合させることのできる多層プリント配線板に関する。
プリント配線板においては、異なる層間の伝送線路を接続する手段としてスルーホールが用いられている。この伝送線路の特性インピーダンスは50Ωに設定されていることが多く、一方、スルーホールの特性インピーダンスは制御することが難しく、これらの接続点において伝送信号の反射が生じ、伝送品質の劣化を招くことがある。
そこで、特許文献1には、基板の一方の面に設けた信号線路の1部を、2つのスルーホールを介して、該基板の他方の面、もしくは、該基板内の層間に設けるようにした実装基板において、このスルーホール夫々の近傍に、このスルーホールに対してグラウンド線をなすグラウンドスルーホールを1以上設けた実装基板が提案されている。なお、ここでいうグラウンドスルーホールとは、接地電位に接続されているスルーホールをいう。
この発明によれば、スルーホールの近傍にグラウンドスルーホールを設けることにより、スルーホールが同軸構造となり、スルーホールとグラウンドスルーホールとの距離やこれらの直径を適宜設定することにより、スルーホールの特性インピーダンスを伝送線路の特性インピーダンスに整合させることができる。
特開平11−54869号公報
上記技術を多層プリント配線板に適用する場合、信号伝送用スルーホールの特性インピーダンスは、グラウンドスルーホールとの位置関係だけでなく、信号伝送用スルーホールにおける伝送信号が流れる経路の長さや、内層プレーン層との距離などの影響を受ける。しかし、上記文献にはこの影響に関する技術は開示されていない。
そこで、本発明は、伝送線路の特性インピーダンスに対する設定範囲を適切に設定し、かつ、信号伝送用スルーホールの特性インピーダンスがこの設定範囲に含まれるよう、信号伝送用スルーホールに関わる設定値を適宜設定することにより、この多層プリント配線板に設けられた信号伝送用スルーホールの特性インピーダンスを、この信号伝送用スルーホールに接続された伝送線路の特性インピーダンスに対する設定範囲の中において整合させることのできる多層プリント配線板を得ることを課題とする。
前記課題解決のための請求項1に記載の発明は、
複数の絶縁層、及び、複数の内層プレーン層が積層されてなり、
第1伝送線路と、
前記第1伝送線路に接続され、穴径をa(m)とする信号伝送用スルーホールと、
前記信号伝送用スルーホールに接続され、前記第1伝送線路の特性インピーダンスと等しい特性インピーダンスである第2伝送線路と、
前記内層プレーン層のうち、接地電位の内層プレーン層に接続され、穴径をそれぞれ共にa(m)とするグラウンドスルーホールと、
前記内層プレーン層の信号伝送用スルーホールに該当する箇所に設けられたクリアランスホールであって、前記信号伝送用スルーホールと前記クリアランスホールの端部との距離をr(m)とするクリアランスホールと、を有する多層プリント配線板において、
前記グラウンドスルーホールは前記信号伝送用スルーホールの中心を中心線として中心間距離をそれぞれ共にD(m)とする対象の2つとし、前記信号伝送用スルーホールの特性インピーダンスZ(Ω)が、前記第1伝送線路及び前記第2伝送線路の特性インピーダンスZ(Ω)に対して、0.8・Z 〜1.2・Z となるよう、前記D、前記a及び前記rを設定してなることを特徴とする多層プリント配線板。
請求項1に記載の多層プリント配線板において、Zは式、Z=√(A/B)(A:信号伝送用スルーホールの伝送信号が流れる箇所のインダクタンス、B:信号伝送用スルーホールと2つのグラウンドスルーホールとの間の総キャパシタンス)により算出されるとともに、インダクタンス及び総キャパシタンスは、D、a及びrより算出される。
前記において、Aは次式、A=L・p で算出される。
p:信号伝送用スルーホールの伝送信号が流れる箇所の長さ(m)
L:式(i)により算出される信号伝送用スルーホールの単位長さあたりのインダクタンスL(H/m)
Figure 0004824445
(μ:絶縁層の透磁率)
前記の多層プリント配線板において、Bは、B=c・t・k+c・k+c・k
で算出される。
:信号伝送用スルーホールと2つのグラウンドスルーホールとの間の単位長さあたりのキャパシタンス(F/m)
t:信号伝送用スルーホールの総長さ(m)
:第1定数
:信号伝送用スルーホールの外層ランドと内層プレーン層との間の単位長さあたりのキャパシタンス(F/m)
:第2定数
:信号伝送用スルーホールと内層プレーン層との間の単位長さあたりのキャパシタンス(F/m)
:第3定数
ここで、前記Bの算出式の右辺の第1項は、信号伝送用スルーホールと、2つのグラウンドスルーホールとの間の軸方向に生じるキャパシタンスを算出する項であって、これは、信号伝送用スルーホールと2つのグラウンドスルーホールとの間の単位長さあたりのキャパシタンスに信号伝送用スルーホールの総長さを乗じ、これにさらに第1定数を乗じて算出される。この第1定数とは、前記キャパシタンスを正確に算出するための適宜設定された定数である。
前記Bの算出式の右辺第2項は、信号伝送用スルーホールの外層ランドと内層プレーン層との間のキャパシタンスを算出する項であって、信号伝送用スルーホールの外層ランドと内層プレーン層との間の単位長さあたりのキャパシタンスに適宜設定された第2定を乗じて算出される。
前記Bの算出式の右辺第3項は、信号伝送用スルーホールと内層プレーン層との間に生じるキャパシタンスを算出する項であって、信号伝送用スルーホールと内層プレーン層との間の単位長さあたりのキャパシタンスに、適宜設定された第3定数を乗じて算出される。
前記の多層プリント配線板において、cは、式(ii)により算出される。
Figure 0004824445
(ε:絶縁層の比誘電率)
前記の多層プリント配線板において、cは、式(iii)により算出される。
Figure 0004824445
(ε:絶縁層の比誘電率)
前記の多層プリント配線板において、cは、式(iv)により算出される。
Figure 0004824445
(ε:絶縁層の比誘電率)
請求項1に記載の多層プリント配線板は、第1伝送線路及び第2伝送線路の特性インピーダンスZ(Ω)に対する設定範囲を適切に設定し、かつ、信号伝送用スルーホールの特性インピーダンスZが0.8・Z 〜1.2・Z となるよう、D、a及びrを設定してなることにより、信号伝送用スルーホールの特性インピーダンスを、第1伝送線路及び第2伝送線路の特性インピーダンスに対する設定範囲の中において整合させることができ、さらに、この設定範囲を0.9・Z〜1.1・Zとすることにより、第1伝送線路及び第2伝送線路の特性インピーダンスに対して、信号伝送用スルーホールの特性インピーダンスをより好ましい値に設定することができる。る。
信号伝送用スルーホールの特性インピーダンスの算出にあたり、この特性インピーダンスを算出するのに必要な信号伝送用スルーホールの伝送信号が流れる箇所のインダクタンス、及び、信号伝送用スルーホールと2つのグラウンドスルーホールとの間の総キャパシタンスを用いるものであって、これらインダクタンス及び総キャパシタンスをD、a及びrにより算出することができる。
前記の多層プリント配線板において、Aは次式、A=L・p で算出されるので、信号伝送用スルーホールの伝送信号が流れる箇所のインダクタンスを、D及びaから容易に算出することができる。
前記の多層プリント配線板において、Bは、
B=c・t・k+c・k+c・k
で算出されるので、信号伝送用スルーホールと2つのグラウンドスルーホールとの間のキャパシタンスと、信号伝送用スルーホールの外層ランドと内層プレーン層との間のキャパシタンスと、信号伝送用スルーホールと内層プレーン層との間のキャパシタンスとを考慮し、信号伝送用スルーホールに寄生する総キャパシタンスを正確に算出することができる。
前記の多層プリント配線板において、cは、式(ii)により算出されるので、信号伝送用スルーホールと2つのグラウンドスルーホールとの間の単位長さあたりのキャパシタンスをD及びaから容易に算出することができる。
前記の多層プリント配線板において、cは、式(iii)により算出されるので、信号伝送用スルーホールの外層ランドと内層プレーン層との間の単位長さあたりのキャパシタンスをa及びrから容易に算出することができる。
前記の多層プリント配線板において、cは、式(iv)により算出されるので、信号伝送用スルーホールと内層プレーン層との間の単位長さあたりのキャパシタンスをa及びrから容易に算出することができる。
図1は、本発明の多層プリント配線板に設けられた信号伝送用スルーホール1、及び、2つのグラウンドスルーホール3及び4の構成を示す図である。詳しくは、これらをこの多層プリント配線板の第1層の上から見た図である。この多層プリント配線板は、複数の絶縁層(図示せず)、及び、複数の内層プレーン層(図示せず)が積層されてなり、第1伝送線路2と、信号伝送用スルーホール1と、第2伝送線路9と、2つのグラウンドスルーホール3及び4と、クリアランスホール6と、が設けられている。
この多層プリント配線板は図1に示されている面を第1層とし、以下、この第1層から図1の背面方向に向けて内層プレーン層または信号層が設けられている層を第2層、第3層、・・、とする。第1伝送線路2は、この多層プリント配線板の第1層に設けられている。信号伝送用スルーホール1は、この多層プリント配線板を貫いて形成されており、第1伝送線路2に接続され、穴径をa(m)としている。また、外層ランド5が形成されている。
第2伝送線路9は、信号伝送用スルーホール1に接続されており、かつ、第1伝送線路2の特性インピーダンスと等しい特性インピーダンスとしている。なお、この第2伝送線路9は、この多層プリント配線板の設計に従い、第2層以下のいずれかの層に形成されるものである(実施例を参照)。
2つのグラウンドスルーホール3及び4は、内層プレーン層のうち接地電位の内層プレーン層に接続されている。これら2つのグラウンドスルーホール3及び4は、穴径をそれぞれ共にa(m)とし、かつ、信号伝送用スルーホール1との中心間距離をそれぞれ共にD(m)としている。
図2は信号伝送用スルーホール1をA−A線で切断した部分断面図である。図1及び図2を参照すると、穴径aとは、信号伝送用スルーホール1と、2つのグラウンドスルーホール3及び4において、これらスルーホールを形成するためのスルーホールめっき層7を含まない箇所の径、すなわち、図2では、符号aで示されている箇所の径をいう。例えば、これらスルーホールを形成する際、ドリルで穴加工する場合は、このドリルの径がこれらスルーホールの穴径に等しい。
また、クリアランスホール6は、内層プレーン層8の信号伝送用スルーホール1に該当する箇所に設けられており、信号伝送用スルーホール1とクリアランスホール6の端部との距離をr(m)としている。
以下、本発明の多層プリント配線板における、D、a及びrの設定方法を実施例により説明する。
(第1実施例)
図3は、第1実施例の多層プリント配線板の層構成を示す模式図である。図3の左側に記載のL1、L2、・・、はそれぞれ、第1層、第2層、・・、を示し、黒塗りで記載された箇所は、信号層及び内層プレーン層の少なくともいずれかを示し、ハッチングで示して箇所は各層間の絶縁層を示す。また、右側に記載した数字は、各層及び各絶縁層の厚み(mm)を示す。
図3を参照すると、この第1実施例の多層プリント配線板は、絶縁層を7層構成とし、内層プレーン層を第2層、第4層、第5層及び第7層に設けるものである。これら内層プレーン層は、電源供給用、及び、接地電位用の少なくともいすれかとする。また、第1層、第3層、第6層及び第8層を信号層とする。
また、図1及び図2を参照すると、特性インピーダンスZを50Ωとする第1伝送線路2を第1層に、そして、この第1伝送線路2に接続され、穴径をa(m)とする信号伝送用スルーホール1を設けた。
さらに、この信号伝送用スルーホール1に接続され、第1伝送線路2の特性インピーダンスと等しい特性インピーダンス、すなわち、特性インピーダンスZを50Ωとする第2伝送線路9を第8層に設けた。
またさらに、内層プレーン層のうち、接地電位の内層プレーン層に接続され、穴径をそれぞれ共にa(m)とし、かつ、信号伝送用スルーホール1との中心間距離をそれぞれ共にD(m)とする2つのグラウンドスルーホール3及び4を設けた。
また、内層プレーン層8には、信号伝送用スルーホール1とクリアランスホール6の端部との距離をr(m)とするクリアランスホール6を設けた。
この多層プリント配線板は、信号伝送用スルーホール1の特性インピーダンスZが、第1伝送線路2及び第2伝送線路9の特性インピーダンスZ=50Ωに対する設定範囲を設定し、このZがこの設定範囲に含まれるよう、D、a及びrを設定する。
この多層プリント配線板において、Zは式、
Z=√(A/B)
(A:信号伝送用スルーホール1の伝送信号が流れる箇所のインダクタンス、B:信号伝送用スルーホール1と2つのグラウンドスルーホール3及び4との間の総キャパシタンス)
により算出する。そして、これらインダクタンス及び総キャパシタンスを、D、a及びrの少なくともいずれかにより算出するものである。
Aは次式、
A=L・p
で算出する。
p:信号伝送用スルーホール1の伝送信号が流れる箇所の長さ(m)
L:式(i)により算出される信号伝送用スルーホール1の単位長さあたりのインダクタンスL(H/m)
Figure 0004824445
(μ:絶縁層の透磁率)
第1実施例の多層プリント配線板では、信号伝送用スルーホール1の伝送信号が流れる箇所は第1層から第8層であり、pは次の通りである。
p=(0.045+0.15+0.035+0.2+0.035+0.2+0.035+0.2+0.035+0.2+0.035+0.2+0.035+0.15+0.045)×10−3
=1.6×10−3(m)
=1.6(mm)
Bは、
B=c・t・k+c・k+c・k
で算出する。
:信号伝送用スルーホール1と2つのグラウンドスルーホール3及び4との間の単位長さあたりのキャパシタンス(F/m)
t:信号伝送用スルーホール1の総長さ(m)
:第1定数
:信号伝送用スルーホール1の外層ランド5と内層プレーン層との間の単位長さあたりのキャパシタンス(F/m)
:第2定数
:信号伝送用スルーホール1と内層プレーン層との間の単位長さあたりのキャパシタンス(F/m)
:第3定数
ここで第1実施例の多層プリント配線板においては、tは次の通りである。
t=(0.045+0.15+0.035+0.2+0.035+0.2+0.035+0.2+0.035+0.2+0.035+0.2+0.035+0.15+0.045)×10−3
=1.6×10−3
=1.6(mm)
信号伝送用スルーホール1と2つのグラウンドスルーホール3及び4との間の単位長さあたりのキャパシタンスc(F/m)は、式(ii)により算出する。
Figure 0004824445
(ε:絶縁層の比誘電率)
信号伝送用スルーホール1の外層ランド5と内層プレーン層との間の単位長さあたりのキャパシタンスc(F/m)は、式(iii)により算出する。
Figure 0004824445
(ε:絶縁層の比誘電率)
信号伝送用スルーホール1と内層プレーン層との間の単位長さあたりのキャパシタンスc(F/m)は、式(iv)により算出する。
Figure 0004824445
(ε:絶縁層の比誘電率)
また、絶縁層の透磁率μ、及び、絶縁層の比誘電率εは、それぞれ、次の通りとした。
ε=4.7
μ=12.56
第1実施例の多層プリント配線板においては、第1伝送線路2及び第2伝送線路9の特性インピーダンスZに対する設定範囲を0.9・Z〜1.1・Z、すなわち、45〜55(Ω)とする。
Zがこの設定範囲に含まれるよう、前記算出式に基づいてD、a及びrが下記の通り算出された。
D=1.0×10−3(m)=1.0mm
a=0.25×10−3(m)=0.25mm
r=0.3×10−3(m)=0.3mm
そして、これら値によれば、Z=49.6Ωとなった。
(第2実施例)
上記第1実施例の多層プリント配線板において、第2伝送線路9を6層に設けたものを第2実施例の多層プリント配線板とした。この第2実施例の多層プリント配線板においては、p及びtは、次の通りである。
p=(0.045+0.15+0.035+0.2+0.0.035+0.2+0.035+0.2+0.035+0.2+0.035/2)×10−3
=1.1525×10−3(mm)
=1.1525(mm)
t=(0.045+0.15+0.035+0.2+0.035+0.2+0.035+0.2+0.035+0.2+0.035+0.2+0.035+0.15+0.045)×10−3
=1.6×10−3(m)
=1.6(mm)
この第2実施例の多層プリント配線板においては、設定範囲を0.8・Z〜1.2・Z、すなわち、Zが40〜60とした。そして、この設定範囲にZが含まれるよう、前記算出式に基づいてD、a及びrが下記の通り算出された。
D=1.0×10−3(m)=1.0mm
a=0.25×10−3(m)=0.25mm
r=0.3×10−3(m)=0.3mm
これらの値によれば、Z=42.1Ωとなった。
本発明の多層プリント配線板に設けられた信号伝送用スルーホール、及び、2つのグラウンドスルーホールの構成を示す図。 信号伝送用スルーホールをA−A線で切断した拡大部分断面図。 第1実施例の多層プリント配線板の層構成を示す模式図。
1 信号伝送用スルーホール
2 第1伝送線路
3 グラウンドスルーホール
4 グラウンドスルーホール
5 外層ランド
6 クリアランスホール
7 スルーホールめっき層
8 内層プレーン層
9 第2伝送線路

Claims (1)

  1. 複数の絶縁層、及び、複数の内層プレーン層が積層されてなり、第1伝送線路と、
    前記第1伝送線路に接続され、穴径をa(m)とする信号伝送用スルーホールと、
    前記信号伝送用スルーホールに接続され、前記第1伝送線路の特性インピーダンスと等しい特性インピーダンスである第2伝送線路と、
    前記内層プレーン層のうち、接地電位の内層プレーン層に接続され、穴径をそれぞれ共にa(m)とするグラウンドスルーホールと、
    前記内層プレーン層の信号伝送用スルーホールに該当する箇所に設けられたクリアランスホールであって、前記信号伝送用スルーホールと前記クリアランスホールの端部との距離をr(m)とするクリアランスホールと、を有する多層プリント配線板において、
    前記グラウンドスルーホールは前記信号伝送用スルーホールの中心を中心線として中心間距離をそれぞれ共にD(m)とする対象の2つとし、前記信号伝送用スルーホールの特性インピーダンスZ(Ω)が、前記第1伝送線路及び前記第2伝送線路の特性インピーダンスZ(Ω)に対して、0.8・Z 〜1.2・Z となるよう、前記D、前記a及び前記rを設定してなることを特徴とする多層プリント配線板。
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