JP2011066099A - 多層プリント基板 - Google Patents

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Taichi Hamabe
太一 濱邉
Koji Fusayasu
浩嗣 房安
Akira Matsubara
亮 松原
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Abstract

【課題】比較的低コストな貫通多層板を用いて信号配線の品質劣化および不要電磁波輻射を低減可能な多層プリント基板を提供すること。
【解決手段】信号配線層とグラウンド層を有する多層プリント基板において、表層に位置する前記信号配線層に設けられた信号配線(11)と、前記信号配線の両側に設けられたグラウンド配線(12、13)と、前記グラウンド配線と前記グラウンド層をつなぐ複数のスルーホール(60)と、一方の前記グラウンド配線上の前記スルーホールと他方のグラウンド配線とを、前記信号配線を跨いで接続する接続手段(70)と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、多層プリント基板に関する。特に、電磁波の輻射を抑制する技術に関する。
従来、並走した信号線路の結合による信号品質悪化防止のために信号線路の間にグラウンド線路(以下、ガードGNDと言う)を設け、信号線路間の結合を低減している。その際、ガードGNDが安定的なグラウンド電位を確保できるよう、ガードGNDにはグラウンド層に繋がるビア(グラウンドビア)が設けられている。
グラウンドビアは、信号線路を挟んで両側に設けられるガードGND上に等間隔で設けられている(例えば、特許文献1参照)。多層プリント基板においては、信号線路のクロストーク、ガードGNDの共振による不要電磁波の輻射、を低減させるためにグラウンドビアが設けられている。
一方、多層プリント基板の種類は大きく分類すると、スルーホールビアで層間の回路を接続する貫通多層板、Interstitial Via Hole(IVH)で層間を接続するIVH多層基板、ビルドアップ工法により作製されるビルドアップ基板に分けられる。
特開平5−102693号公報
しかしながら、最も低コストな貫通多層板を用いる場合、以下のような課題がある。すなわち、スルーホールは一方の表層から内層を貫通して他方の表層に至るまで形成されるため、多く設けると表層や内層の配線を制約することになる。
一方で、ガードGNDに設けたスルーホールを削減すると、ガードGNDが十分機能しなくなり、信号配線のクロストークにより信号品質が劣化する。
また、ガードGNDに設けたスルーホールを削減すると、ガードGNDがアンテナを形成し、共振により不要電磁波を輻射する原因となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、比較的低コストな貫通多層板を用いて信号配線の品質劣化および不要電磁波輻射を低減可能な多層プリント基板を提供することを目的とする。
上記目的は、以下の多層プリント基板により達成できる。当該課題を解決するための多層プリント基板は、信号配線層とグラウンド層とを有する多層プリント基板であって、表層に位置する前記信号配線層に設けられた信号配線と、前記信号配線の両側に設けられたグラウンド配線と、前記グラウンド配線と前記グラウンド層をつなぐ複数のスルーホールと、一方の前記グラウンド配線上の前記スルーホールと他方のグラウンド配線とを、前記信号配線を跨いで接続する接続手段と、を備えた構成を採る。
本発明によれば、比較的低コストな貫通多層板を用いて信号配線の品質劣化および不要電磁波輻射を低減可能な多層プリント基板を提供することができる。
実施の形態に係る多層プリント基板の上面図 (a)図1のA−A断面図、(b)図1のB−B断面図 従来技術に係る多層プリント基板の上面図
以下、本発明に係る多層プリント基板の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同様の動作を行う構成要素に同じ符号を付し、再度の説明を省略する。
図1は、一実施の形態に係る多層プリント基板1を表層から見た上面図である。図2は、その断面図であり、(a)がA−A断面、(b)がB−B断面である。図3は、比較のために示した従来技術に係る多層プリント基板の上面図である。
図2に示すように、多層プリント基板1は、信号配線層10、40と、グラウンド層20と、電源層30とを有する。各層の間は誘電体層50で区切られている。信号配線層10、40、グラウンド層20、電源層30は、例えば銅などの金属パターンで形成される。誘電体層50は、例えばガラスエポキシ等からなる。
信号配線層10、40は、主として各種の信号配線が形成される層である。また、信号配線層10、40は、各種の電子部品が実装される。電源層30は、主として電源配線や電源ベタパターンが形成される層である。電源層30に形成された電源配線や電源ベタパターンから、信号配線層10、40に実装された各種の電子部品に対して電源が供給される。グラウンド層20は、主としてグラウンド配線やグラウンドベタパターンが形成される層である。グラウンド層20は、グラウンド電位を供給する。
表層である信号配線層10には、信号配線11と、グラウンド配線12、13が設けられている。信号配線11は、例えばクロック信号やデータ信号などの高周波の信号が流れる配線である。グラウンド配線12、13は、信号配線11の両側に設けられ、ガードGNDとして機能する。
スルーホール60は、グラウンド層20と接続されていると共に、信号配線層10のグラウンド配線12、13と接続されている。このことにより、グラウンド配線12、13は、それぞれスルーホール60が接続されている位置でグラウンド電位となる。スルーホール60は、電源層30には接続されていない。グラウンド配線12には、図面上の両端付近に各1つずつ計2つのスルーホール60が接続されている。これに対してグラウンド配線13には、図面上の両端付近の各1つずつに加え、真ん中付近に1つ接続されている。つまり、グラウンド配線13には、計3つのスルーホール60が接続されている。
0オーム抵抗70は、グラウンド配線13の真ん中のスルーホール60とグラウンド配線12とを、信号配線11を跨いで接続する。このような構成によれば、スルーホール60を追加することなく、グラウンド配線12の真ん中付近を、グラウンド電位にすることができる。
2つのスルーホール60の中間位置であるグラウンド配線12の真ん中付近の電位は、0オーム抵抗70が無い場合、グラウンド電位と比べて高い電位となりやすい。特に、グラウンド配線12におけるスルーホール60同士の間隔が長い場合にはアンテナを形成し、高い電位となりやすい。結果として、グラウンド配線12がガードGNDとして十分機能しなくなり、信号配線のクロストークにより信号品質が劣化する場合がある。また、グラウンド配線12がアンテナとして共振し、不要電磁波を輻射する原因となる場合がある。0オーム抵抗70によって、グラウンド配線12の真ん中付近の電位をグラウンド電位にすることができ、上述した信号品質の劣化や不要電磁波の輻射を抑制することが出来る。
このとき、信号配線11に流れる信号成分の波長をλとすると、グラウンド配線12、13がスルーホール60または0オーム抵抗70に接続している間隔は、λ/8以下であることが好ましい。共振波長よりも十分に短い間隔にすることで、確実にアンテナの形成を防ぐことが出来るからである。
また、図2(b)に示すように、グラウンド配線12の真ん中付近にスルーホール60を必要としないため、グラウンド層20や電源層30といった内層での配線が必要以上に制約されることが無い。
図3には、比較のため、従来技術に係る多層プリント基板100の上面図を示している。本実施の形態に係る多層プリント基板とは、0オーム抵抗70を有していない点と、グラウンド配線12の真ん中付近にスルーホール60を有している点で相違する。
このような従来の構成によれば、グラウンド配線12の真ん中付近にスルーホール60を必要とするため、グラウンド層20や電源層30といった内層での配線が必要以上に制約される。
以上説明したように、本実施の形態にかかる多層プリント基板1によれば、比較的低コストな貫通多層板を用いて信号配線の品質劣化および不要電磁波輻射を低減可能な多層プリント基板を提供することが出来る。
なお、本実施の形態における0オーム抵抗70は、接続手段の一例である。例えばコンデンサやインダクタを使うことも出来る。コンデンサやインダクタを使用すれば、接続状態を周波数選択的に実現することが出来る。
本発明は、多層プリント基板の低コスト化、信号品質の安定、不要電磁波の低減、に好適である。
1、100 多層プリント基板
10、40 信号配線層
11 信号配線
12、13 グラウンド配線
20 グラウンド層
30 電源層
50 誘電体層
60 スルーホール
70 0オーム抵抗

Claims (3)

  1. 信号配線層とグラウンド層とを有する多層プリント基板であって、
    表層に位置する前記信号配線層に設けられた信号配線と、
    前記信号配線の両側に設けられたグラウンド配線と、
    前記グラウンド配線と前記グラウンド層をつなぐ複数のスルーホールと、
    一方の前記グラウンド配線上の前記スルーホールと他方のグラウンド配線とを、前記信号配線を跨いで接続する接続手段と、を備えた、
    多層プリント基板。
  2. 前記接続手段は、0オームの抵抗素子である、
    請求項1記載の多層プリント基板。
  3. 前記信号配線を流れる信号成分の波長をλとすると、前記グラウンド配線が前記スルーホールまたは前記接続手段に接続している間隔は、λ/8以下である、
    請求項1記載の多層プリント基板。
JP2009213936A 2009-09-16 2009-09-16 多層プリント基板 Pending JP2011066099A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017050773A (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 日本電波工業株式会社 表面実装型水晶発振デバイス
CN114365335A (zh) * 2019-09-04 2022-04-15 日本汽车能源株式会社 电池模块

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