JP4822485B2 - ヘミング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はヘミング装置に関する。例えば自動車のドアは、アウターパネルにインナーパネルを位置決め載置した状態で、アウターパネルの外周に一体立設されているフランジをインナーパネル側へ折曲げて、双方を接合することにより構成されている。本発明は、このような折曲げ接合すなわちヘミング加工に使用されるヘミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、前記のようなヘミング装置として一般に、予備曲げ刃を有する予備曲げ型と本曲げ刃を有する本曲げ型とを別々に備え、先ず予備曲げ型をこれに専用の作動機構で作動させることにより、予備曲げ刃でアウターパネルのフランジをインナーパネル側へ所定角度予備曲げし、そのままでは予備曲げ型が邪魔になるのでこれを前記の作動機構で退避させた後、次に本曲げ型をこれに専用の別の作動機構で作動させることにより、本曲げ刃で、予備曲げしたフランジをインナーパネルに当接するまで本曲げするようにした装置が使用されている。かかる従来のヘミング装置には、予備曲げ型と本曲げ型とを別々に備え、双方を独立して所望通りに作動させることができるため、これを適用するアウターパネル、そのフランジ及びインナーパネルの形状乃至構造に制約がないという利点がある。ところが、かかる従来のヘミング装置には、予備曲げ型を作動させる機構と本曲げ型を作動させる機構とが別々に必要であるため、装置全体が大型であり、その構造も複雑であって、その製作コストも嵩むという問題がある。
【0003】
そこで従来、前記のような問題を改善するヘミング装置として、予備曲げ刃と本曲げ刃とを一体的に有する一つの折曲げ型を備え、この折曲げ型を一系統の作動機構で円弧状に作動させることにより、先ず前方の予備曲げ刃で、アウターパネルのフランジをインナーパネル側へ所定角度予備曲げし、引き続き後方の本曲げ刃で、予備曲げしたフランジをインナーパネルに当接するまで本曲げするようにした装置が提案されている(特開昭55−122636、特開昭56−14030)。かかる従来のヘミング装置には、必要とするのが一つの折曲げ型であり、この折曲げ型を一系統の作動機構で作動させるため、装置全体が小型であり、その構造も簡単であって、その製作コストも安いという利点がある。ところが、かかる従来のヘミング装置には、これを適用するアウターパネル、そのフランジ及びインナーパネルの形状乃至構造に制約があるという問題がある。前方の予備曲げ刃と後方の本曲げ刃とを一体的に有する一つの折曲げ型を備える従来のヘミング装置では、予備曲げ刃で予備曲げしたフランジを本曲げ刃で本曲げするときに予備曲げ刃が前方へ突出するため、これが邪魔になる場合には、例えば前方へ突出した予備曲げ刃がインナーパネルへ衝突するような場合には、本曲げできないのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、装置全体が小型であり、その構造も簡単であって、その製作コストも安く、しかも適用するアウターパネル、そのフランジ及びインナーパネルの形状乃至構造に制約がないヘミング装置を提供する処にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決する本発明に係るヘミング装置は、予備曲げ刃を有する予備曲げ型と本曲げ刃を有する本曲げ型とを備え、インナーパネルが位置決め載置されたアウターパネルのフランジを、予備曲げ型を作動させることにより予備曲げ刃で予備曲げし、更に本曲げ型を作動させることにより本曲げ刃で本曲げするようにしたヘミング装置において、一系統の作動機構により、予備曲げ刃で予備曲げするときには予備曲げ開始位置を基にして予備曲げ型を円弧状に作動させ、また本曲げ刃で本曲げするときには前記予備曲げ開始位置とは異なる本曲げ開始位置を基にして前記予備曲げ型を退避させつつ本曲げ型を円弧状に作動させるように構成されている。
【0006】
前記のような本発明に係るヘミング装置は、より詳しくは、アウターパネルが載置される下型と、前記下型に対して上下方向に垂直に移動可能な割出しフレームと、前記割出しフレームを予備曲げ開始位置と本曲げ開始位置との間で上下動させる割出し手段と、前記割出しフレームにリンク機構を介して連結された第1ホルダと、前記第1ホルダに回動可能に軸支された第2ホルダと、前記第2ホルダに取付けられた予備曲げ型と、前記第2ホルダに取付けられた被誘導部材と、前記被誘導部材を誘導する誘導片と、前記第1ホルダに取付けられた本曲げ型と、前記第1ホルダを円弧状に上下動させる作動手段とを備え、アウターパネルのフランジを、割出しフレームを予備曲げ開始位置に位置決めした状態で第1ホルダをその作動手段により円弧状に下降させ、この際に被誘導部材を誘導片で誘導して第2ホルダを介し予備曲げ型を円弧状に下降させることにより予備曲げ刃で予備曲げし、次いで割出しフレームを本曲げ開始位置に位置決めした状態で第1ホルダをその作動手段により円弧状に下降させ、この際に被誘導部材を誘導片で誘導して第2ホルダを介し予備曲げ型を逆方向へ円弧状に退避させつつ本曲げ型を円弧状に下降させることにより本曲げ刃で本曲げするように構成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るヘミング装置につき、実施形態を挙げて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0008】
図1〜図4は、本発明の実施形態に相当するヘミング装置の要部をその作動状態を含めて示す側面図(一部縦断面図)である。図1において、ヘミング装置10は、装置基台11に配設された下型12の上部外縁部に載置部13が設けられ、載置部13に自動車のドアを構成するアウターパネル14の外周部が載置されるようになっている。このアウターパネル14の外周にはその本体15に対して略直角に折曲げされたフランジ16が設けられており、下型12にアウターパネル14が載置された状態でフランジ16は上方を指向するよう設定されている。そして、ドアを構成するインナーパネル17は、その外周に折曲げ形成されたフランジ18の開放端を、フランジ16の内側に臨ませる状態でアウターパネル14の本体上に位置決め載置されている。
【0009】
下型12の外側(図1の左側)には割出しフレーム20とこれと対を形成する図示しない同様の割出しフレームとが幅方向(図1の背面側方向)に離間して配設されており、これらは連結されていて、一体的に移動するよう構成されている。図示しない割出しフレームに関連する構成についても割出しフレーム20に関連する構成と同様になっているので、以下、割出しフレーム20に関連する構成について説明する。割出しフレーム20の内側面は下型12の外側面に設けられた上下方向に延在するガイドレール24に摺嵌されている。割出しフレーム20の下端には割出し手段としてのエアシリンダ21のシリンダロッド22が連結されており、エアシリンダ21のシリンダ筒23は装置基台11に固定されていて、エアシリンダ21を正逆付勢することにより、割出しフレーム20はガイドレール24に沿って下型12に対し上下方向へ垂直に移動するよう構成されている。かかる構成において、割出しフレーム20の下降位置はシリンダロッド22の引き込み度合いにより決められ、また上昇位置はシリンダロッド22の延出度合いにより決められるが、割出しフレーム20の下降位置及び上昇位置は、ガイドレール24に図示しない下ストッパと上ストッパとを設け、これらにより規制することもできる。この場合、シリンダロッド22を引き込む方向にエアシリンダ21を付勢して、割出しフレーム20を下ストッパへ当接するまで下降させた位置が後述する予備曲げ開始位置に相当し(図1の状態)、またシリンダロッド22を延出する方向にエアシリンダ21を付勢して、割出しフレーム20を上ストッパへ当接するまで上昇させた位置が後述する本曲げ開始位置に相当する(図3の状態)。
【0010】
割出しフレーム20にはリンク機構33として上下に離間した1対の平行リンク部材30,30の基端部31,31が回動可能に軸支されており、1対の平行リンク部材30,30の先端部32,32は第1ホルダ40に回動可能に軸支されている。第1ホルダ40の下端部には作動手段としての油圧シリンダ60のシリンダロッド61が回動可能に連結されており、油圧シリンダ60のシリンダ筒62は下型12に取付けられた支持部材19に回動可能に連結されていて、油圧シリンダ60を正逆付勢することにより、第1ホルダ40は割出しフレーム20に対し上下方向へ円弧状に移動するよう構成されている。かかる構成において、第1ホルダ40の旋回下降位置はシリンダロッド61の延出度合いにより決められ、また旋回上昇位置はシリンダロッド61の引き込み度合いにより決められる。
【0011】
第1ホルダ40の上部には第2ホルダ41の中間部が回動可能に軸支されている。第2ホルダ41の上端には予備曲げ型70が取付けられており、予備曲げ型70の先端には予備曲げ刃71が形成されていて、第2ホルダ41の下端には被誘導部材としてローラ42が回動可能に軸支されている。一方、第1ホルダ40及び割出しフレーム20には誘導片として対を形成するカム片50,51が取付けられている。カム片51は湾曲面に形成された第1誘導面52とこれに連続する傾斜平面に形成された第2誘導面53とを有しており、またカム片51は傾斜平面に形成された第1誘導面54を有している。詳しくは後述するように、割出しフレーム20が下降位置にあり且つ第1ホルダ40が上昇位置にある予備曲げ開始位置において(図1の状態)、第1ホルダ40を割出しフレーム20に対し円弧状に下降させると、ローラ42がカム片50の第1誘導面52に当接しつつ転動し、第2ホルダ41を介し予備曲げ型70が円弧状に下降しつつアウターパネル14のフランジ16に対し略水平方向から近接して、予備曲げ刃71がフランジ16をインナーパネル17のフランジ18の方向へ予備曲げするよう構成されている(図2の状態)。
【0012】
第1ホルダ40の上端には本曲げ型80が取付けられており、本曲げ型80の先端には本曲げ刃81が形成されている。詳しくは後述するように、割出しフレーム20が上昇位置にあり且つ第1ホルダ40も上昇位置にある本曲げ開始位置において(図3の状態)、第1ホルダ40を割出しフレーム20に対し円弧状に下降させると、ローラ42が主としてカム片51の第1誘導面54に当接しつつ転動し、第2ホルダ41を介し予備曲げ型70を逆方向へ円弧状に退避させる一方で、本曲げ型80が円弧状に下降しつつアウターパネル14の予備曲げしたフランジ16に対し略垂直方向から近接して、本曲げ刃81が予備曲げしたフランジ16をインナーパネル17のフランジ18に当接するまで本曲げするよう構成されている。
【0013】
次に、前述のように構成されたヘミング装置10の作用につき説明する。ヘミング装置10では、割出しフレーム20が下降位置にあり且つ第1ホルダ40が上昇位置にある図1に示すような予備曲げ開始位置の状態にあるものとする。かかる予備曲げ開始位置の状態では、第1ホルダ40は割出しフレーム20側に近付いた相対的に外側の高位置にある。
【0014】
下型12の載置部13に、アウターパネル14の外周部を載置すると共に、アウターパネル14の本体15上にインナーパネル17を載置し、インナーパネル17のフランジ18をアウターパネル14のフランジ16の折曲げ部近傍に臨ませた状態で位置決めする。この状態でヘミング装置10を作動すると、油圧シリンダ60がシリンダロッド62を延出する方向に付勢され、第1ホルダ40が円弧状に下降する。このとき、第1ホルダ40は割出しフレーム20に対しリンク部材30の基端部31の軸支部を支点として円弧状に下降すると共に、第1ホルダ40に軸支された第2ホルダ41のローラ42がカム片50の第1誘導面52に当接しつつ転動して、第2ホルダ41及び第2ホルダ41に取付けられた予備曲げ型70も円弧状に下降し、予備曲げ型70に形成された予備曲げ刃71がアウターパネル14のフランジ16に対し略水平方向から当接して、この際に相対的に大きな水平分力が加えられ、フランジ16は内側(インナーパネル17のフランジ18側)に向けて所定角度で折曲げられ、予備曲げが施される。図2はかかる予備曲げ時の状態を示しているが、予備曲げ時に第2ホルダ41に加わる反力はローラ42を介しカム片50の第1誘導面52で受ける。
【0015】
次に、油圧シリンダ60がシリンダロッド62を引き込む方向に付勢されて第1ホルダ40が元の上昇位置まで復帰した後(再び図1の状態)、エアシリンダ21がシリンダロッド22を延出する方向に付勢されることで、割出しフレーム20が上昇位置にあり且つ第1ホルダ40も上昇位置にある図3に示すような本曲げ開始位置の状態になる。かかる本曲げ開始位置の状態では、第1ホルダ40は予備曲げ開始位置の状態よりも円弧状にやや下降して下型12側に近付いた相対的に内側の中間位置にある。
【0016】
この状態で再び油圧シリンダ60がシリンダロッド62を延出する方向に付勢され、第1ホルダ40が円弧状に下降する。このとき、第1ホルダ40は割出しフレーム20に対しリンク部材30の基端部31の軸支部を支点として円弧状に下降すると共に、第1ホルダ40に軸支された第2ホルダ41のローラ42が主としてカム片51の第1誘導面54に当接しつつ転動して、第2ホルダ41及び第2ホルダ41に取付けられた予備曲げ型70を逆方向へ円弧状に退避させ、その一方で本曲げ型80に形成された本曲げ刃81が予備曲げしたフランジ16に対し略垂直方向から当接して、この際に相対的に大きな垂直分力が加えられ、予備曲げしたフランジ16はインナーパネル17のフランジ18に当接するまで折曲げられ、本曲げが施される。図4はかかる本曲げ時の状態を示している。
【0017】
このように図示したヘミング装置10では、割出しフレーム20をエアシリンダ21で予備曲げ開始位置と本曲げ開始位置との間を移動させ、かかる二つの位置を基にリンク機構33を介して第1ホルダ40及び第2ホルダ41を円弧状に作動させるだけで、フランジ16の予備曲げ時には、フランジ16に対し、予備曲げ型70の予備曲げ刃71を略水平方向から当接させて相対的に大きな水平分力を加え、また予備曲げしたフランジ16の本曲げ時には、予備曲げ型70及び予備曲げ刃71を退避させた状態にて予備曲げしたフランジ16に対し、本曲げ型80の本曲げ刃81を略垂直方向から当接させて相対的に大きな垂直分力を加えることにより、予備曲げと本曲げとを行なうことができる。かかる本発明のヘミング装置によると、装置全体が小型であり、その構造も簡単であって、その製作コストも安く、しかも適用するアウターパネル、そのフランジ及びインナーパネルの形状乃至構造に制約がない。
【0018】
図示したヘミング装置では、割出しフレームの割出し手段、第1ホルダ及び第2ホルダの作動手段としてシリンダ駆動のものを用いているが、これらの手段はピニオンとこれに螺合するラックとの組合わせやボルトネジとこれに螺合するナットネジとの組合わせ等を利用したそれ自体は公知のモータ駆動のものでもよい。
【0019】
本発明に係るヘミング装置は、自動車のドアに限らずフェンダーやボンネット等のヘミング加工にも適用でき、また自動車以外の各種部品を構成するパネルのヘミング加工にも適用できる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るヘミング装置によれば、装置全体が小型であり、その構造も簡単であって、その製作コストも安いことに加えて、適用する被ヘミング加工物の形状や構造に制約がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るヘミング装置について予備曲げ開始位置の状態を示す側面図(一部縦断面図)。
【図2】 図1と同じヘミング装置について予備曲げ時の状態を示す側面図(一部縦断面図)。
【図3】 図1と同じヘミング装置について本曲げ開始位置の状態を示す側面図(一部縦断面図)。
【図4】 図1と同じヘミング装置について本曲げ時の状態を示す側面図(一部縦断面図)。
【符号の説明】
12・・下型、14・・アウターパネル、15・・本体、16・・フランジ、17・・インナーパネル、20・・割出しフレーム、21・・エアシリンダ、33・・リンク機構、40・・第1ホルダ、41・・第2ホルダ、42・・ローラ、50,51・・カム片、60・・油圧シリンダ、70・・予備曲げ型、71・・予備曲げ刃、80・・本曲げ型、81・・本曲げ刃

Claims (2)

  1. 予備曲げ刃を有する予備曲げ型と本曲げ刃を有する本曲げ型とを備え、インナーパネルが位置決め載置されたアウターパネルのフランジを、予備曲げ型を作動させることにより予備曲げ刃で予備曲げし、更に本曲げ型を作動させることにより本曲げ刃で本曲げするようにしたヘミング装置において、アウターパネルが載置される下型と、前記下型に対して上下方向に垂直に移動可能な割出しフレームと、前記割出しフレームを予備曲げ開始位置と本曲げ開始位置との間で上下動させる割出し手段と、前記割出しフレームにリンク機構を介して連結された第1ホルダと、前記第1ホルダに回動可能に軸支された第2ホルダと、前記第2ホルダに取付けられた予備曲げ型と、前記第2ホルダに取付けられた被誘導部材と、前記被誘導部材を誘導する誘導片と、前記第1ホルダに取付けられた本曲げ型と、前記第1ホルダを円弧状に上下動させる作動手段とを備え、アウターパネルのフランジを、割出しフレームを予備曲げ開始位置に位置決めした状態で第1ホルダをその作動手段により円弧状に下降させ、この際に被誘導部材を誘導片で誘導して第2ホルダを介し予備曲げ型を円弧状に下降させることにより予備曲げ刃で予備曲げし、次いで割出しフレームを本曲げ開始位置に位置決めした状態で第1ホルダをその作動手段により円弧状に下降させ、この際に被誘導部材を誘導片で誘導して第2ホルダを介し予備曲げ型を逆方向へ円弧状に退避させつつ本曲げ型を円弧状に下降させることにより本曲げ刃で本曲げするようにして成ることを特徴とするヘミング装置。
  2. アウターパネルのフランジがその本体に対して略直角に折曲げされていると共に、割出しフレームと第1ホルダとが、割出しフレームを予備曲げ開始位置に位置決めした状態で第1ホルダを円弧状に下降させるときにはフランジに対して第2ホルダを介し予備曲げ型が略水平方向から近接し、また割出しフレームを本曲げ開始位置に位置決めした状態で第1ホルダを円弧状に下降させるときには予備曲げされたフランジに対して本曲げ型が略垂直方向から近接する関係で、リンク機構により連結された請求項記載のヘミング装置。
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