JP4819684B2 - 差動コンパレータ回路、テストヘッド、及び試験装置 - Google Patents

差動コンパレータ回路、テストヘッド、及び試験装置 Download PDF

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Description

本発明は、差動コンパレータ回路、テストヘッド、及び試験装置に関する。特に本発明は、差動信号を出力する被試験デバイスを試験する試験装置に搭載される差動コンパレータ回路に関する。文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の記載の一部とする。
特願2004−236808 出願日 平成16年8月16日
図1は、従来技術に係る試験装置10の構成を示す。試験装置10は、引算回路14、H側比較回路16、及びL側比較回路18を備える。引算回路14は、被試験デバイス(以下、「DUT」という。)12から出力された差動信号を増幅率αで増幅し、差分を取って出力する。そして、H側比較回路16は、引算回路14から出力された信号をH側閾値(VrefH)と比較して比較結果を出力する。また、L側比較回路18は、引算回路14から出力された信号をL側閾値(VrefL)と比較して比較結果を出力する。このように、試験装置10は、引算回路14を設けることにより、DUT12が出力する差動信号のクロスポイントを測定する。このような引算回路14において、増幅率αが一定である場合には、DUT12が出力する差動信号のクロスポイントを測定することができる。
図2は、従来技術に係る引算回路14が有する増幅回路の構成の第1の例を示す。図2に示した増幅回路において、利得Gが非常に大きい場合、増幅率αは、α=−ROUT/RINとなり、利得Gの非線形性を無視することができる。しかしながら、このような増幅回路では、利得を大きくして、高速化を実現することが困難である。
図3は、従来技術に係る引算回路14が有する増幅回路の構成の第2の例を示す。図3に示した増幅回路では、高速化を実現することはできるが、利得が小さい。そのため、利得の非線形性が大きくなってしまい、増幅率を一定に維持することができない。
そこで本発明は、上記の課題を解決することができる試験装置を提供することを目的とする。この目的は請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
本発明の第1の形態によると、非反転信号及び反転信号を含む差動信号を出力する被試験デバイスを試験する試験装置に搭載される差動コンパレータ回路であって、記非反転信号と反転信号との差分を示す差分信号を算出して出力する差動信号引算回路と、被試験デバイスのグランド電位に基づいて生成された第1比較電圧と被試験デバイスのグランド電位に基づいて生成された基準電圧との差分を示す第1閾値電圧を算出して出力する第1閾値引算回路と、差分信号と第1閾値電圧とを比較して比較結果を出力する第1比較回路とを備える。
差動信号引算回路は、非反転信号と反転信号との差分を所定の増幅率で増幅して差分信号を出力し、第1閾値引算回路は、第1比較電圧と基準電圧との差分を、差動信号引算回路と同一の所定の増幅率で増幅して第1閾値電圧を出力してもよい。
被試験デバイスのグランド電位に基づいて生成された第2比較電圧と被試験デバイスのグランド電位に基づいて生成された基準電圧との差分を示す第2閾値電圧を算出して出力する第2閾値引算回路と、差分信号と第2閾値電圧とを比較して、比較結果を出力する第2比較回路とをさらに備え、第1比較回路は、差分信号が第1閾値電圧より大きいことを検出して出力し、第2比較回路は、差分信号が第2閾値電圧より小さいことを検出して出力してもよい。
第1比較回路は、反転信号が非反転信号より大きいことを検出して出力し、第2比較回路は、反転信号が非反転信号より小さいことを検出して出力してもよい。
差動信号引算回路は、非反転信号と反転信号との差分を所定の増幅率で増幅して差分信号を出力し、第2閾値引算回路は、第2比較電圧と基準電圧との差分を、差動信号引算回路と同一の所定の増幅率で増幅して第2閾値電圧を出力してもよい。
本発明の第2の形態によると、非反転信号及び反転信号を含む差動信号を出力する被試験デバイスを試験する試験装置のテストヘッドであって、差動信号を測定するテストモジュールを備え、テストモジュールは、非反転信号と反転信号との差分を示す差分信号を算出して出力する差動信号引算回路と、被試験デバイスのグランド電位に基づいて生成された第1比較電圧と被試験デバイスのグランド電位に基づいて生成された基準電圧との差分を示す第1閾値電圧を算出して出力する第1閾値引算回路と、差分信号と第1閾値電圧とを比較して比較結果を出力する第1比較回路とを有する。
本発明の第3の形態によると、非反転信号及び反転信号を含む差動信号を出力する被試験デバイスを試験する試験装置であって、差動信号を測定するテストモジュールを備え、テストモジュールは、非反転信号と反転信号との差分を示す差分信号を算出して出力する差動信号引算回路と、被試験デバイスのグランド電位に基づいて生成された第1比較電圧と被試験デバイスのグランド電位に基づいて生成された基準電圧との差分を示す第1閾値電圧を算出して出力する第1閾値引算回路と、差分信号と第1閾値電圧とを比較して比較結果を出力する第1比較回路とを有する。
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
本発明によれば、差動信号を正確に測定できる差動コンパレータ回路を提供できる。
従来技術に係る試験装置10の構成を示す図である。 引算回路14が有する増幅回路の構成の第1の例を示す図である。 引算回路14が有する増幅回路の構成の第2の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る試験装置100の構成の一例を示す図である。 差動コンパレータ回路118の変形例を示す図である。
符号の説明
100 試験装置
101 DUT
102 パフォーマンスボード
104 テストヘッド
106 テストモジュール
108 第1閾値引算回路
110 差動信号引算回路
112 第2閾値引算回路
114 H側比較回路
116 L側比較回路
118 差動コンパレータ回路
120 DAコンバータ
122 DAコンバータ
124 DAコンバータ
126 DAコンバータ
200 第1差動信号増幅部
201 第1閾値増幅部
202 第2閾値増幅部
204 H側比較回路
206 L側比較回路
208 抵抗
210 抵抗
212 トランジスタ
214 抵抗
216 トランジスタ
218 抵抗
220 電流源
222 トランジスタ
224 抵抗
226 トランジスタ
228 抵抗
230 電流源
232 トランジスタ
234 抵抗
236 トランジスタ
238 抵抗
240 電流源
248 抵抗
250 抵抗
252 トランジスタ
254 抵抗
256 トランジスタ
258 抵抗
260 電流源
270 第2差動信号増幅部
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図4は、本発明の一実施形態に係る試験装置100の構成の一例である。試験装置100は、DUT101が載置されるパフォーマンスボード(PB)102と、複数のテストモジュール106を内蔵するテストヘッド104とを備える。テストヘッド104に搭載される複数のテストモジュール106には、アナログ試験用のテストモジュール、デジタル試験用のテストモジュール等があるが、本実施形態においては、非反転信号及び反転信号を含む差動信号を出力するDUT101を試験するためのテストモジュール106の構成及び動作について説明する。
テストモジュール106は、第1閾値引算回路108、差動信号引算回路110、第2閾値引算回路112、H側比較回路114、L側比較回路116を含む差動コンパレータ回路118、並びにDAコンバータ120、122、124、及び126を有する。第1閾値引算回路108、差動信号引算回路110、及び第2閾値引算回路112は、同一の利得を有するオペアンプを用いた引算回路であり、同一の増幅率αにより入力される信号を増幅する。
差動信号引算回路110は、DUT101から出力された非反転信号を正入力端子から入力し、DUT101から出力された反転信号を負入力端子から入力する。そして、差動信号引算回路110は、非反転信号と反転信号との差分を所定の増幅率αで増幅することにより、非反転信号と反転信号との差分を示す差分信号を算出して出力し、H側比較回路114及びL側比較回路116に供給する。
DAコンバータ120は、パフォーマンスボード(PB)102から供給されたDUT101のグランド電位を基準として、第1比較電圧データ(D)から第1比較電圧(VrefH)を生成して第1閾値引算回路108に供給する。また、DAコンバータ122は、パフォーマンスボード(PB)102から供給されたDUT101のグランド電位を基準として、基準電圧データ(D)から基準電圧(Vref)を生成して第1閾値引算回路108に供給する。また、DAコンバータ124は、パフォーマンスボード(PB)102から供給されたDUT101のグランド電位を基準として、第2比較電圧データ(D)から第2比較電圧(VrefL)を生成して第2閾値引算回路112に供給する。また、DAコンバータ126は、パフォーマンスボード(PB)102から供給されたDUT101のグランド電位を基準として、基準電圧データ(D)から基準電圧(Vref)を生成して第2閾値引算回路112に供給する。
なお、差動コンパレータ回路118は、DAコンバータ122及び126を有さなくてもよい。この場合、パフォーマンスボード(PB)102から供給されたDUT101のグランド電位が、基準電圧(Vref)として第1閾値引算回路108及び第2閾値引算回路112に供給されてもよい。
第1閾値引算回路108は、DUT101のグランド電位に基づいてDAコンバータ120によって生成された第1比較電圧(VrefH)を正入力端子から入力し、DUT101のグランド電位に基づいてDAコンバータ122によって生成された基準電圧(Vref)を負入力端子から入力する。そして、第1閾値引算回路108は、第1比較電圧(VrefH)と基準電圧(Vref)との差分を、差動信号引算回路110と同一の所定の増幅率αで増幅することにより、第1比較電圧(VrefH)と基準電圧(Vref)との差分示す第1閾値電圧を算出して出力し、H側比較回路114に供給する。
第2閾値引算回路112は、DUT101のグランド電位に基づいてDAコンバータ124によって生成された第2比較電圧(VrefL)を正入力端子から入力し、DUT101のグランド電位に基づいてDAコンバータ126によって生成された基準電圧(Vref)を負入力端子から入力する。そして、第2閾値引算回路112は、第2比較電圧(VrefL)と基準電圧(Vref)との差分を、差動信号引算回路110と同一の所定の増幅率αで増幅することにより、第2比較電圧(VrefL)と基準電圧(Vref)との差分示す第2閾値電圧を算出して出力し、L側比較回路116に供給する。
第1比較電圧(VrefH)、第2比較電圧(VrefL)、及び基準電圧(Vref)は、DUT101のグランド電位に接続されたDA変換回路によって生成され、第1閾値引算回路108及び第2閾値引算回路112に供給される。
H側比較回路114は、差動信号引算回路110から供給された差分信号、及び第1閾値引算回路108から供給された第1閾値電圧を入力する。そして、H側比較回路114は、差分信号と第1閾値電圧とを比較し、差分信号が第1閾値電圧より大きいことを検出して比較結果として出力する。即ち、H側比較回路114は、DUT101が出力する差動信号が含む反転信号が非反転信号より大きいことを検出して出力する。
L側比較回路116は、差動信号引算回路110から供給された差分信号、及び第2閾値引算回路112から供給された第2閾値電圧を入力する。そして、L側比較回路116は、差分信号と第2閾値電圧とを比較し、差分信号が第2閾値電圧より小さいことを検出して比較結果として出力する。即ち、L側比較回路116は、DUT101が出力する差動信号が含む反転信号が非反転信号より小さいことを検出して出力する。
以上のように、差動信号引算回路110と同一の利得を有する第1閾値引算回路108及び第2閾値引算回路112を設けることによって、差動信号引算回路110の利得の非線形性による測定誤差を低減させることができ、正確に差動信号のクロスポイントを測定することができる。そのため、差動コンパレータ回路118が搭載された試験装置100によれば、差動信号を出力するDUT101を精度よく試験することができる。
また、差動信号引算回路110に入力される差動信号、第1閾値引算回路108に入力される第1比較電圧(VrefH)及び基準電圧(Vref)、並びに第2閾値引算回路112に入力される第2比較電圧(VrefL)及び基準電圧(Vref)のすべてに対して、DUT101のグランド電位からのコモンノイズが重畳されるので、差動信号引算回路110、第1閾値引算回路108、及び第2閾値引算回路112によってコモンノイズが打ち消され、H側比較回路114及びL側比較回路116において正確な比較結果を出力することができる。そのため、差動コンパレータ回路118が搭載された試験装置100によれば、差動信号を出力するDUT101を精度よく試験することができる。
図5は、本実施形態に係る差動コンパレータ回路118の構成の変形例を示す。本例に係る差動コンパレータ回路118は、第1差動信号増幅部200、第2差動信号増幅部270、第1閾値増幅部201、第2閾値増幅部202、H側比較回路204、L側比較回路206、抵抗208、抵抗210、抵抗248、及び抵抗250を有する。第1差動信号増幅部200は、トランジスタ212、抵抗214、トランジスタ216、抵抗218、及び電流源220を含む。第2差動信号増幅部270は、トランジスタ252、抵抗254、トランジスタ256、抵抗258、及び電流源260を含む。第1閾値増幅部201は、トランジスタ222、抵抗224、トランジスタ226、抵抗228、及び電流源230を含む。第2閾値増幅部202は、トランジスタ232、抵抗234、トランジスタ236、抵抗238、及び電流源240を含む。
第1差動信号増幅部200並びに抵抗208及び210により差動増幅回路が構成され、第2差動信号増幅部270並びに抵抗248及び250により差動増幅回路が構成され、第1閾値増幅部201並びに抵抗208及び210により差動増幅回路が構成され、第2閾値増幅部202並びに抵抗208及び210により差動増幅回路が構成される。なお、第1差動信号増幅部200、第2差動信号増幅部270、第1閾値増幅部201、及び第2閾値増幅部202は、同一の構成であり、それぞれが含むトランジスタ、抵抗、及び電流源は、同一の特性を有する。即ち、第1差動信号増幅部200、第2差動信号増幅部270、第1閾値増幅部201、及び第2閾値増幅部202は、同一の増幅率で入力される信号を増幅して出力する。
第1差動信号増幅部200において、DUT101から出力された差動信号が含む非反転信号がトランジスタ212に印加され、DUT101から出力された差動信号が含む反転信号がトランジスタ216に印加される。そして、第1差動信号増幅部200は、非反転信号及び反転信号を増幅し、増幅した非反転信号をL側比較回路206の正入力端子に入力し、増幅した反転信号をL側比較回路206の負入力端子に入力する。
第2差動信号増幅部270において、DUT101から出力された差動信号が含む非反転信号がトランジスタ252に印加され、DUT101から出力された差動信号が含む反転信号がトランジスタ256に印加される。そして、第2差動信号増幅部270は、非反転信号及び反転信号を増幅し、増幅した非反転信号をH側比較回路204の正入力端子に入力し、増幅した反転信号をH側比較回路204の負入力端子に入力する。
第1閾値増幅部201において、DUT101のグランド電位に基づいて生成された基準電圧(Vref)がトランジスタ222に印加され、DUT101のグランド電位に基づいて生成された第1比較電圧(VrefH)がトランジスタ216に印加される。そして、第1閾値増幅部201は、基準電圧(Vref)及び第1比較電圧(VrefH)を増幅し、増幅した基準電圧(Vref)をH側比較回路204の正入力端子に入力し、増幅した第1比較電圧(VrefH)をH側比較回路204の負入力端子に入力する。
第2閾値増幅部202において、DUT101のグランド電位に基づいて生成された基準電圧(Vref)がトランジスタ232に印加され、DUT101のグランド電位に基づいて生成された第2比較電圧(VrefL)がトランジスタ236に印加される。そして、第2閾値増幅部202は、基準電圧(Vref)及び第2比較電圧(VrefL)を増幅し、増幅した基準電圧(Vref)をL側比較回路206の正入力端子に入力し、増幅した第2比較電圧(VrefL)をL側比較回路206の負入力端子に入力する。
H側比較回路204は、正入力端子の電位と負入力端子の電位とを比較して、比較結果を出力する。即ち、H側比較回路204は、第2差動信号増幅部270から入力された非反転信号の電圧と第1閾値増幅部201から入力された基準電圧(Vref)との和が、第2差動信号増幅部270から入力された反転信号の電圧と第1閾値増幅部201から入力された第1比較電圧(VrefH)との和より大きいことを検出して比較結果として出力する。
L側比較回路206は、正入力端子の電位と負入力端子の電位とを比較して、比較結果を出力する。即ち、L側比較回路206は、第1差動信号増幅部200から入力された非反転信号の電圧と第2閾値増幅部202から入力された基準電圧(Vref)との和が、第1差動信号増幅部200から入力された反転信号の電圧と第2閾値増幅部202から入力された第2比較電圧(VrefL)との和より小さいことを検出して比較結果として出力する。
以上のように、第1差動信号増幅部200、第2差動信号増幅部270、第1閾値増幅部201、及び第2閾値増幅部202を差動増幅回路で構成することによって、差動コンパレータ回路118の動作を高速化することができる。また、第1差動信号増幅部200、第2差動信号増幅部270、第1閾値増幅部201、及び第2閾値増幅部202を同一の利得を有する差動増幅回路で構成することによって、第1差動信号増幅部200及び第2差動信号増幅部270の利得の非線形性による測定誤差を低減させることができ、正確に差動信号のクロスポイントを測定することができる。そのため、差動コンパレータ回路118が搭載された試験装置100によれば、差動信号を出力するDUT101を精度よく試験することができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
上記説明から明らかなように、本発明によれば、差動信号を正確に測定できる差動コンパレータ回路を提供できる。

Claims (7)

  1. 非反転信号及び反転信号を含む差動信号を出力する被試験デバイスを試験する試験装置に搭載される差動コンパレータ回路であって、
    前記非反転信号と前記反転信号との差分を示す差分信号を算出して出力する差動信号引算回路と、
    前記被試験デバイスのグランド電位に基づいて生成された第1比較電圧と前記被試験デバイスのグランド電位に基づいて生成された基準電圧との差分を示す第1閾値電圧を算出して出力する第1閾値引算回路と、
    前記被試験デバイスのグランド電位に基づいて生成された第2比較電圧と前記被試験デバイスのグランド電位に基づいて生成された基準電圧との差分を示す第2閾値電圧を算出して出力する第2閾値引算回路と、
    前記差分信号と前記第1閾値電圧とを比較して比較結果を出力する第1比較回路と
    前記差分信号と前記第2閾値電圧とを比較して比較結果を出力する第2比較回路と
    を備える差動コンパレータ回路。
  2. 前記差動信号引算回路は、前記非反転信号と前記反転信号との差分を所定の増幅率で増幅して前記差分信号を出力し、
    前記第1閾値引算回路は、前記第1比較電圧と前記基準電圧との差分を、前記差動信号引算回路と同一の前記所定の増幅率で増幅して前記第1閾値電圧を出力する
    請求項1に記載の差動コンパレータ回路。
  3. 前記第1比較回路は、前記差分信号が前記第1閾値電圧より大きいことを検出して出力し、
    前記第2比較回路は、前記差分信号が前記第2閾値電圧より小さいことを検出して出力する
    請求項1または2に記載の差動コンパレータ回路。
  4. 前記第1比較回路は、前記反転信号が前記非反転信号より大きいことを検出して出力し、
    前記第2比較回路は、前記反転信号が前記非反転信号より小さいことを検出して出力する
    請求項3に記載の差動コンパレータ回路。
  5. 前記第2閾値引算回路は、前記第2比較電圧と前記基準電圧との差分を、前記差動信号引算回路が前記非反転信号と前記反転信号との差分を増幅する所定の増幅率と同一の増幅率で増幅して前記第2閾値電圧を出力する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の差動コンパレータ回路。
  6. 非反転信号及び反転信号を含む差動信号を出力する被試験デバイスを試験する試験装置のテストヘッドであって、
    前記差動信号を測定するテストモジュール
    を備え、
    前記テストモジュールは、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の差動コンパレータ回路
    を有するテストヘッド。
  7. 非反転信号及び反転信号を含む差動信号を出力する被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記差動信号を測定するテストモジュール
    を備え、
    前記テストモジュールは、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の差動コンパレータ回路
    を有する試験装置。
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