JP4819338B2 - 半導体結合超伝導三端子素子及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、InGaAsからなるチャネル層から構成された高電子移動度トランジスタを接合部にもつ半導体結合超伝導三端子素子及びその製造方法に関するものである。
トンネル型ジョセフソン接合素子に始まる半導体におけるバイポーラトランジスタや電界効果トランジスタ(FET)に対応する超伝導3端子素子の研究が、従来より数多く行われている。このなかで、半導体結合超伝導素子は、半導体に対する電気的制御による3端子動作の可能性から多くの試みがなされ、高電子移動度トランジスタのソースドレイン電極に超伝導材料を用いたものが提案されている(特許文献1参照)。これは、チャネル層をInGaAsから構成し、超伝導電極との間でオーミック接触を可能とすることで、高キャリア濃度、高移動度で、かつ高いトランスコンダクタンスgmが得られるようにしたものである。
上述した半導体結合超伝導トランジスタについて説明すると、図2に示すように、半絶縁性のInPからなる基板201の上に、ノンドープのInAlAsからなるバッファ層202,n形のInAlAsからなるキャリア供給層203,ノンドープのInAlAsからなるスペーサ層204,InGaAsからなるチャネル層205,InAlAsからなるゲートコンタクト層208を備え、ゲートコンタクト層208を挟むようにチャネル層205の上にソース電極209及びドレイン電極210を備え、ゲートコンタクト層208の上にゲート電極211を備えたものである。ソース電極209,ドレイン電極210は、超伝導材料であるNbから構成され、チャネル層205とオーミック接続している。
次に、図2に示す素子の製造方法について、図3を用いて簡単に説明する。まず、図3(a)に示すように、基板201の上に、ノンドープのInAlAs,n形のInAlAs,ノンドープのInAlAs,InGaAs,InAlAsを、例えば有機金属気相成長法により結晶成長させ、バッファ層202,キャリア供給層203,スペーサ層204,チャネル層205,InAlAs層228が形成された状態とする。ついで、InAlAs層228の上に、電子ビーム露光用の感光性樹脂層221が形成された状態とする。
次に、電子ビーム露光と現像とにより感光性樹脂層221をパターニングし、図3(b)に示すように、レジストパターン222が形成された状態とする。ついで、レジストパターン222をマスクとしてInAlAs層228をエッチング除去し、図3(c)に示すように、ゲートコンタクト層208が形成され、この両脇にチャネル層205の上面が露出された状態とする。ついで、これらの上に電子ビーム蒸着法によりNbを堆積し、図3(d)に示すように、超伝導金属層223が形成された状態とする。
次に、レジスト剥離液を用いてレジストパターン222を溶解除去し、図3(e)に示すように、ゲートコンタクト層208を挟むようにチャネル層205の上にソース電極209及びドレイン電極210が形成された状態とする。次に、これらの上に電子ビーム露光用の感光性樹脂を塗布し、図3(f)に示すように、感光性樹脂層224が形成された状態とする。ついで、電子ビーム露光と現像とにより、図3(g)に示すように、感光性樹脂層224に開口部224aが形成された状態とする。
次に、ゲート電極となる金属材料を堆積して金属層が形成された状態とし、この後、金属層の開口部224a内に堆積された部分を残すように感光性樹脂層224を除去することで、図3(h)に示すように、ゲートコンタクト層208の上にゲート電極211が形成された状態とする。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
特許第3131291号公報
しかしながら、図3を用いて説明した従来の製造方法では、ソース電極209及びドレイン電極210とチャネル層205との間の良好なオーミック接触が、容易に形成できないという問題があった。この原因は、InAlAs層228のエッチングでは、この下のInGaAsからなるチャネル層205との間に選択性が得にくいためである。
前述したように、良好なオーミック接触を得るために、レジストパターン222をマスクとしたInAlAs層228のエッチングでは、所定の領域がInAlAs層228が全て除去され、チャネル層205の上面が露出している必要がある。例えば、ソース・ドレイン電極が形成されるチャネル層205の上面に、InAlAs層228が残っている場合、これが絶縁バリアとなり、超伝導金属からなるソースドレイン電極の良好なオーミック接触が得られない(不良状態1)。また、InAlAs層228が残らないようにオーバーエッチングをしすぎると、エッチング領域におけるチャネル層205が無くなる場合がある。この状態では、ソースドレイン電極は、チャネル層205の側部で接触することになり、接触面積が著しく小さくなる(不良状態2)。
ここで、InGaAsに対して選択的にInAlAsがエッチングできれば、不良状態1と不良状態2の間の状態のエッチング処理をすることは容易である。ところが、InGaAsに対して選択的にInAlAsをエッチングするエッチング方法はあるが、この方法では、樹脂から成るレジストパターン222の耐性が得にくいという問題がある。ゲート耐圧を得るためにゲートコンタクト層208は膜厚20nm以上とある程度の厚さが必要になるため、この厚さを上述したエッチング方法でエッチングすると、レジストパターン222が耐えられず、高い精度のパターニングができない。
従って、高い精度でパターニングを行うためには、InGaAsに対して選択比が得られない状態でInAlAsをエッチングすることになる。このように、InAlAs層228とチャネル層205との間にエッチングの選択性が得られないため、InAlAs層228のエッチングは、主に処理時間で制御することになる。このため、前述した不良状態1と不良状態2の間の状態のエッチング処理をすることが容易ではなく、従来の製造方法では、良好なオーミック接触で超伝導金属からなるソースドレイン電極を形成することが容易ではなかった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、超伝導金属からなるソースドレイン電極を、高電子移動度トランジスタのInGaAsからなるチャネル層にオーミック接続し、ゲート電極を用いて超伝導電流を制御する半導体超伝導三端子素子を、より容易に製造できるようにすることを目的とする。
本発明に係る半導体結合超伝導三端子素子の製造方法は、基板の上にn形のInAlAsからなるキャリア供給層が形成された状態とする第1工程と、キャリア供給層の上にInGaAsからなるチャネル層が形成された状態とする第2工程と、チャネル層の上にInPからなるエッチングストップ層が形成された状態とする第3工程と、エッチングストップ層の上にInAlAsからなる半導体層が形成された状態とする第4工程と、半導体層の上に所定の形状のマスクパターンが形成された状態とする第5工程と、InPに対してInAlAsが選択的にエッチングされる第1エッチングにより、マスクパターンをマスクとして半導体層を選択的にエッチングし、所定領域のエッチングストップ層が露出した状態でInAlAsからなるゲートコンタクト層が形成された状態とする第6工程と、InGaAsに対してInPが選択的にエッチングされる第2エッチングにより、マスクパターンをマスクとしてエッチングストップ層を選択的にエッチングし、所定領域のチャネル層が露出した状態とする第7工程と、露出したチャネル層の上に選択的に超伝導金属を堆積することで、ゲートコンタクト層の両脇のチャネル層の上にオーミック接触して形成された超伝導金属からなるソース電極及びドレイン電極が形成された状態とする第8工程と、ゲートコンタクト層の上にゲート電極が形成された状態とする第9工程とを少なくとも備えるようにしたものである。この製造方法によれば、ゲートコンタクト層のエッチング加工においてチャネル層の膜厚が減少することなく、ソース電極及びドレイン電極が形成されるチャネル層の表面が露出され、これらの良好なオーミックコンタクトが得られるようになる。
上記製造方法において、エッチングストップ層を形成する前に、チャネル層の上にチャネル層より薄いInAlAsからなる追加エッチングストップ層が形成された状態とし、第7工程では、エッチングストップ層を選択的にエッチングした後、スパッタエッチングにより、マスクパターンをマスクとして追加エッチングストップ層をエッチングして所定領域のチャネル層が露出した状態とする。
また、本発明に係る半導体結合超伝導三端子素子は、基板の上に形成されたn形のInAlAsからなるキャリア供給層と、このキャリア供給層の上に形成されたInGaAsからなるチャネル層と、このチャネル層の上に形成されたInPからなるエッチングストップ層と、このエッチングストップ層の上に形成されたInAlAsからなるゲートコンタクト層と、このゲートコンタクト層の上に形成されたゲート電極と、ゲートコンタクト層の両脇のチャネル層の上にオーミック接触して形成された超伝導金属からなるソース電極及びドレイン電極とを少なくとも備え、キャリア供給層から供給されたキャリアによりチャネル層に二次元電子ガスが形成されるようにしたものである。この素子では、ゲートコンタクト層の形成において、エッチングストップ層によりチャネル層が保護できるようになる。この半導体結合超伝導三端子素子において、チャネル層とエッチングストップ層との間に、チャネル層より薄いInAlAsからなる追加エッチングストップ層を備える。
以上説明したように、本発明によれば、チャネル層とゲートコンタクト層との間に、インジウムリンからなるエッチングストップ層を設けるようにしたので、ゲートコンタクト層のエッチング加工においてチャネル層の膜厚が減少することなく、ソース電極及びドレイン電極が形成されるチャネル層の表面が露出され、これらの良好なオーミックコンタクトが得られるようになる。この結果、超伝導金属からなるソースドレイン電極を、高電子移動度トランジスタのInGaAsからなるチャネル層にオーミック接続し、ゲート電極を用いて超伝導電流を制御する半導体超伝導三端子素子が、より容易に製造できるようになるという優れた効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。図1(a)〜図1(i)は、本発明の実施の形態における半導体結合超伝導三端子素子の製造方法例を説明するための工程図である。まず、図1(a)に示すように、半絶縁性のInPからなる基板101の上に、ノンドープのInAlAs,n形のInAlAs,ノンドープのInAlAs,InGaAsを、例えば有機金属気相成長法により結晶成長させ、バッファ層102,キャリア供給層103,スペーサ層104,チャネル層105が形成された状態とする。引き続き、InP,InAlAsを例えば有機金属気相成長法により結晶成長させ、InPからなるエッチングストップ層106,及びInAlAs層(半導体層)128が形成された状態とする。ついで、InAlAs層128の上に、電子ビーム露光用の感光性樹脂層121が形成された状態とする。
次に、電子ビーム露光と現像とにより感光性樹脂層121をパターニングし、図1(b)に示すように、レジストパターン122が形成された状態とする。ついで、レジストパターン122をマスクとしてInAlAs層128を選択的にエッチング除去し、図1(c)に示すように、ゲートコンタクト層108が形成され、この両脇にエッチングストップ層106の上面が露出された状態とする。このエッチングでは、例えば、クエン酸と過酸化水素からなるエッチング液を用いたウエットエッチングにより行えばよい。このように、InPに対してInAlAsを選択的にエッチング除去できるエッチング方法を用いることで、InAlAs層128のパターニング工程で、InAlAs層128のみを選択的に加工できる。
次に、レジストパターン122をマスクとし、露出しているエッチングストップ層106をエッチング除去し、この両脇にチャネル層105が露出された状態とする。このエッチングでは、例えば、塩酸,リン酸,酢酸,及び水らなるエッチング液を用いたウエットエッチングにより行えばよい。また、塩化水素水をエッチング液としたウエットエッチングを用いるようにしてもよい。これらのように、InGaAsに対してInPを選択的にエッチング除去できるエッチング方法を用いることで、エッチングストップ層106を選択的に除去できる。従って、エッチングストップ層106を完全に除去するためにオーバーエッチングをしても、チャネル層105がエッチングされて膜厚が減少することが抑制されるようになる。
次に、これらの上に電子ビーム蒸着法により例えばNbなどの超伝導金属を堆積し、図1(e)に示すように、超伝導金属層123が形成された状態とする。なお、Nbに限らず、YBa2Cu37-xなどの他の超伝導材料を用いるようにしてもよいことは、言うまでもない。次に、レジスト剥離液を用いてレジストパターン122を溶解除去し、図1(f)に示すように、ゲートコンタクト層108の領域を挟むようにチャネル層105の上にソース電極109及びドレイン電極110が形成された状態とする。なお、この後、素子を分離するために素子領域をメサ形状に加工し、この後、以降に示すゲート電極111の形成を行う。
次に、電子ビーム露光用の感光性樹脂を塗布し、図1(g)に示すように、感光性樹脂層124が形成された状態とする。ついで、電子ビーム露光と現像とにより、図1(h)に示すように、感光性樹脂層124に開口部124aが形成された状態とする。開口部124aは、例えば、図1の紙面に垂直な方向に延在する溝である。次に、金(Au)などのゲート電極となる金属材料を堆積して金属層が形成された状態とし、この後、金属層の開口部124a内に堆積された部分を残すように感光性樹脂層124を除去することで、図1(i)に示すように、ゲートコンタクト層108の上にゲート電極111が形成された状態とする。なお、形成されたゲート電極111は、必要な領域でチャネル層105の上に配置され、他の領域では、チャネル層105に形成される二次元電子ガスと電気的に分離されているようにする。
以上のことにより、本実施の形態における半導体結合超伝導三端子素が形成された状態が得られる。上述した製造方法によれば、チャネル層105をほぼエッチングすることなく、チャネル層105の表面を露出させることができる。従って、本製造方法によれば、ソース電極109及びドレイン電極110とチャネル層105との良好なオーミック接触を容易に得ることが可能となる。
ところで、InPからなるエッチングストップ層106の選択的なエッチングは、ウエット処理であり、超伝導金属層123の形成は、真空容器内における堆積処理となる。従って、エッチングストップ層106の選択エッチングの後、超伝導金属層123を形成するまでの間、チャネル層105の露出している領域は、空気に晒されることになる。この結果、上述した製造方法では、チャネル層105の露出している領域、言い換えると、ソース電極109及びドレイン電極110とのオーミック接触を形成しようとする領域に、自然酸化による酸化膜が形成される場合がある。このように酸化膜が形成されると、良好なオーミック接触が得られない。
このような問題を解消するためには、例えば、チャネル層105とエッチングストップ層106との間に、膜厚5nm程度の薄いInAlAs層(追加エッチングストップ層)を備えるようにすればよい。InAlAsは、InGaAsと同様に、InPの層に対して高い選択性をもつエッチングストップ層として機能する。加えて、エッチングストップ層106の選択的なエッチングの後、薄いInAlAs層が存在することで、上述した、チャネル層105のソース電極109及びドレイン電極110とのオーミック接触を形成しようとする領域の酸化膜の形成が抑制されるようになる。
また、薄いInAlAs層は、膜厚が5nm程度であれば、スパッタエッチングなどの選択性のないエッチング方法を用いても、チャネル層105にあまり影響を与えることが無く、薄いInAlAs層を完全に除去してチャネル層105の表面を露出させることは容易である。なお、薄いInAlAs層は、チャネル層105より薄ければよい。従って、エッチングストップ層106の選択的なエッチングの後、ドライプロセスで薄いInAlAs層を除去し、真空状態を維持したまま超伝導金属層123の堆積処理が可能となる。このように、チャネル層105とエッチングストップ層106との間に、膜厚5nm程度の薄いInAlAs層を備えることで、超伝導金属層123の形成までの間に、チャネル層105の露出面を空気に晒すことが防げるようになる。
本発明の実施の形態における半導体結合超伝導トランジスタの製造方法例を説明するための工程図である。 従来よりある半導体結合超伝導トランジスタの構成を示す模式的な断面図である。 従来よりある半導体結合超伝導トランジスタの製造方法を説明するための工程図である。
符号の説明
101…基板、102…バッファ層、103…キャリア供給層、104…スペーサ層、105…チャネル層、106…エッチングストップ層、108…ゲートコンタクト層、109…ソース電極、110…ドレイン電極、111…ゲート電極、121…感光性樹脂層、122…レジストパターン、123…超伝導金属層、124…光性樹脂膜、124a…開口部、128…InAlAs層。

Claims (2)

  1. 基板の上にn形のInAlAsからなるキャリア供給層が形成された状態とする第1工程と、
    前記キャリア供給層の上にInGaAsからなるチャネル層が形成された状態とする第2工程と、
    前記チャネル層の上にInPからなるエッチングストップ層が形成された状態とする第3工程と、
    前記エッチングストップ層の上にInAlAsからなる半導体層が形成された状態とする第4工程と、
    前記半導体層の上に所定の形状のマスクパターンが形成された状態とする第5工程と、
    InPに対してInAlAsが選択的にエッチングされる第1エッチングにより、前記マスクパターンをマスクとして前記半導体層を選択的にエッチングし、所定領域の前記エッチングストップ層が露出した状態でInAlAsからなるゲートコンタクト層が形成された状態とする第6工程と、
    InGaAsに対してInPが選択的にエッチングされる第2エッチングにより、前記マスクパターンをマスクとして前記エッチングストップ層を選択的にエッチングし、所定領域の前記チャネル層が露出した状態とする第7工程と、
    露出した前記チャネル層の上に選択的に超伝導金属を堆積することで、前記ゲートコンタクト層の両脇の前記チャネル層の上にオーミック接触して形成された超伝導金属からなるソース電極及びドレイン電極が形成された状態とする第8工程と、
    前記ゲートコンタクト層の上にゲート電極が形成された状態とする第9工程と
    を少なくとも備え
    前記エッチングストップ層を形成する前に、前記チャネル層の上に前記チャネル層より薄いInAlAsからなる追加エッチングストップ層が形成された状態とし、
    前記第7工程では、前記エッチングストップ層を選択的にエッチングした後、スパッタエッチングにより、前記マスクパターンをマスクとして追加エッチングストップ層をエッチングして所定領域の前記チャネル層が露出した状態とする
    ことを特徴とする半導体結合超伝導三端子素子の製造方法。
  2. 基板の上に形成されたn形のInAlAsからなるキャリア供給層と、
    このキャリア供給層の上に形成されたInGaAsからなるチャネル層と、
    このチャネル層の上に形成されたInPからなるエッチングストップ層と、
    このエッチングストップ層の上に形成されたInAlAsからなるゲートコンタクト層と、
    このゲートコンタクト層の上に形成されたゲート電極と、
    前記ゲートコンタクト層の両脇の前記チャネル層の上にオーミック接触して形成された超伝導金属からなるソース電極及びドレイン電極と
    を少なくとも備え、
    前記キャリア供給層から供給されたキャリアにより前記チャネル層に二次元電子ガスが形成され
    前記チャネル層と前記エッチングストップ層との間に、前記チャネル層より薄いInAlAsからなる追加エッチングストップ層を備えることを特徴とする半導体結合超伝導三端子素子。
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