JP4815766B2 - シリコン単結晶製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、チョクラルスキー法(CZ法)によりシリコン単結晶を引き上げて製造するシリコン単結晶製造装置及び製造方法、並びに当該製造装置又は製造方法を用いて製造されるシリコン単結晶に関する。
シリコン単結晶は、坩堝に収容された多結晶シリコン原料をヒータで加熱してシリコン融液とし、CZ法によりシリコン融液から引き上げながら成長させることにより製造される。シリコンウェハは、上記の方法で製造されたシリコン単結晶をスライス(切断)することにより製造され、このシリコンウェハ上に集積回路が形成される。シリコンウェハ上に集積回路を形成するに当たり、シリコンウェハの酸化膜耐圧に影響を及ぼすCOP(Crystal Originated Particle)が少ない高品位なウェハが望まれている。COPはOSF(Oxidation Induced Stacking Fault )リングの内側に発生すること、速度が低下すると転位クラスターが発生することなどは周知であり、また、これらの欠陥分布はシリコン単結晶の引上速度Vと固液界面近傍のシリコン単結晶内の鉛直方向の温度勾配Gとの比を示す値(V/G)に依存することが分かっている。即ち、COPの少ない結晶のような、欠陥分布に大きく依存する品質の単結晶を安定した品質で製造するためにはV/Gの値を所定の範囲内に納める必要がある。
しかしながら、シリコン単結晶を量産する際には、種々の要因で温度勾配Gが変化するため、シリコン単結晶を一定の引き上げ速度Vで引き上げていてはV/G値が変動してしまい、結果的に製造されたシリコン単結晶の品質がばらつく。以下の特許文献1,2には、非接触式の温度センサを用いて引き上げ最中のシリコン単結晶の長手方向(鉛直方向)の温度勾配をリアルタイムで測定し、この測定出結果に応じてシリコン単結晶の引き上げ速度を制御することでV/G値を所定の範囲に収めて欠陥の無いシリコン単結晶を製造する技術が開示されている。
特開2000−143388号公報 特開2001−220285号公報
ところで、上述した従来の技術においては、引き上げるシリコン単結晶に対する温度センサの配置に応じて温度センサの計測結果が大きく変動するため、温度センサが設置される位置を引上バッチ毎に厳密に調整する必要があり、温度センサの設置・管理に多大な労力及び時間を要する。ここで、バッチとは1つのシリコン単結晶を製造するために行われる一連の処理のまとまりをいう。シリコン単結晶を製造する工場には多くのシリコン単結晶製造装置が設けられているため、これらに温度センサを使用するとなると労力が極めて大きくなるという問題がある。また、温度センサを取り付けることによってシリコン単結晶製造装置のコストが上昇してしまうという問題もある。更に、温度センサがシリコン単結晶製造装置に設置されていると、シリコン単結晶製造装置内部のメンテナンス(例えば、炉内カーボン部材の交換等)を行うときの作業効率が悪化してしまうという問題もある。以上から、温度センサの計測結果を用いて引き上げ速度を制御する方法以外の方法でV/G値を所定の範囲に収めることが望まれている。
ここで、シリコン単結晶引き上げ時の温度勾配Gを決定付ける最大の要因は、保温断熱材の構造、及びシリコン融液の液面と坩堝の上部に設けられた熱遮蔽部材の下端との距離(以下、ギャップという)である。通常、シリコン単結晶毎の品質のばらつきを無くすためにギャップが一定に保たれるようシリコン融液の液面の位置を微調整する制御が行われる。しかしながら、使用する坩堝(石英坩堝)の肉厚のばらつき、原料となる多結晶シリコンを溶融する際の坩堝の変形、又は坩堝を保持する黒鉛サセプタ(カーボン坩堝)の形状のばらつき若しくは個体差の影響で、鉛直方向における坩堝の位置がバッチ毎に異なってしまう。鉛直方向における坩堝の微小な位置ずれがあると、加熱装置から発せられる熱の伝わり方が変わってしまい、結果的に温度勾配Gのばらつきが引き起こされてしまう。このため、鉛直方向における坩堝の位置変化により生ずる温度勾配Gの変化を補償する制御を行えば安定した品質のシリコン単結晶を製造することができるものと考えられる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、鉛直方向における坩堝の位置に応じた引き上げ速度の調整を行うことにより、安定した品質のシリコン単結晶を製造することができるシリコン単結晶製造装置及び製造方法、並びに当該製造装置又は製造方法を用いて製造されるシリコン単結晶を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のシリコン単結晶製造装置は、シリコン融液(M)を収容する坩堝(22)と、当該坩堝に収容されたシリコン融液からシリコン単結晶(SI)を引き上げながら成長させる引上げ装置(11)とを備えるシリコン単結晶製造装置において、前記坩堝の鉛直方向の位置を検出する検出装置(25)と、前記検出装置の検出結果に応じて、前記引上げ装置による前記シリコン単結晶の引き上げ速度を制御する制御装置(12)とを備えることを特徴としている。
また、本発明のシリコン単結晶製造装置は、前記制御装置が、シリコン単結晶の複数回に亘る過去の製造時における前記坩堝の鉛直方向の位置を平均化した平均坩堝位置を求め、前記検出装置の検出結果から当該平均坩堝位置を減じた位置ずれ量に基づいて前記シリコン単結晶の引き上げ速度を制御することを特徴としている。
また、本発明のシリコン単結晶製造装置は、前記制御装置が、前記位置ずれ量が正である場合には前記シリコン単結晶の引き上げ速度を予め設定された初期速度よりも高く設定し、前記位置ずれ量が負である場合には前記シリコン単結晶の引き上げ速度を前記初期速度よりも低く設定することを特徴としている。
また、本発明のシリコン単結晶製造装置は、前記制御装置が、前記位置ずれ量1[mm]当たり、前記初期速度の0%から5%以下の範囲で前記シリコン単結晶の引き上げ速度を高く又は低く設定することを特徴としている。
更に、本発明のシリコン単結晶製造装置は、前記制御装置が、シリコン単結晶の複数回に亘る過去の製造時における前記坩堝の鉛直方向の位置の標準偏差σを求め、前記位置ずれ量が3σを超えている場合には前記位置ずれ量を3σに設定することを特徴としている。
上記課題を解決するために、本発明のシリコン単結晶製造方法は、坩堝(22)に収容されたシリコン融液(M)からシリコン単結晶(SI)を引き上げながら成長させて製造するシリコン単結晶製造方法において、前記坩堝の鉛直方向の位置を検出する検出ステップと、前記検出ステップの検出結果に応じて、前記シリコン単結晶の引き上げ速度を制御する制御ステップとを含むことを特徴としている。
また、本発明のシリコン単結晶製造方法は、前記制御ステップが、シリコン単結晶の複数回に亘る過去の製造時における前記坩堝の鉛直方向の位置を平均化した平均坩堝位置を求めるステップと、前記検出ステップの検出結果から前記平均坩堝位置を減じた位置ずれ量に基づいて前記シリコン単結晶の引き上げ速度を制御するステップとを含むことを特徴としている。
また、本発明のシリコン単結晶製造方法は、前記制御ステップが、前記位置ずれ量が正であるときには前記シリコン単結晶の引き上げ速度を予め設定された初期速度よりも高く設定し、前記位置ずれ量が負であるときには前記シリコン単結晶の引き上げ速度を前記初期速度よりも低く設定することを特徴としている。
また、本発明のシリコン単結晶製造方法は、前記制御ステップが、前記位置ずれ量1[mm]当たり、前記初期速度の0%から5%以下の範囲で前記シリコン単結晶の引き上げ速度を高く又は低く設定することを特徴としている。
更に、本発明のシリコン単結晶製造方法は、前記制御ステップが、シリコン単結晶の複数回に亘る過去の製造時における前記坩堝の鉛直方向の位置の標準偏差σを求めるステップと前記位置ずれ量が3σを超えている場合には前記位置ずれ量を3σに設定するステップとを含むことを特徴としている。
本発明のシリコン単結晶は、上記の何れかに記載のシリコン単結晶製造装置、又は、上記の何れかに記載のシリコン単結晶製造方法を用いて製造されてなることを特徴としている。
本発明は、安定した品質のシリコン単結晶を製造することを目的としてなされたものであり、この目的達成のために、本発明は、シリコン融液を収容する坩堝と、当該坩堝に収容されたシリコン融液からシリコン単結晶を引き上げながら成長させる引上げ装置とを備えるシリコン単結晶製造装置において、前記坩堝の鉛直方向の位置を検出する検出装置と、前記検出装置の検出結果に応じて、前記引上げ装置による前記シリコン単結晶の引き上げ速度を制御する制御装置とを備えている。
この発明によると、坩堝の鉛直方向における位置検出結果に応じてシリコン単結晶の引き上げ速度を制御している。これにより、加熱装置から発せられる熱の伝わり方が坩堝の鉛直方向における位置に応じて変化しても、その変化を補償するようシリコン単結晶の引き上げ速度が制御されるため、COP(欠陥)の密度や分布、即ち、欠陥発生領域を決定する上で極めて重要となるシリコン単結晶の引き上げ速度Vと固液界面近傍のシリコン単結晶内の鉛直方向の温度勾配Gとの比を示す値(V/G値)を所定の範囲内に収めることができる。この結果として、安定した品質のシリコン単結晶を製造することができる。
ここで、シリコン単結晶の品質ばらつきを抑制するためには、坩堝の鉛直方向における位置の相対変化を引き上げ速度にフィードバックして微調整することが望まれる。このため、本発明のシリコン単結晶製造装置は、前記制御装置が、シリコン単結晶の複数回に亘る過去の製造時における前記坩堝の鉛直方向の位置を平均化した平均坩堝位置を求め、前記検出装置の検出結果から当該平均坩堝位置を減じた位置ずれ量に基づいて前記シリコン単結晶の引き上げ速度を制御している。
この発明によると、シリコン単結晶の複数回に亘る過去の製造時における坩堝の鉛直方向の位置を平均化した平均坩堝位置が求められ、検出装置検出結果から平均坩堝位置を減じた位置ずれ量に基づいてシリコン単結晶の引き上げ速度が制御されるため、坩堝の鉛直方向における相対変化に応じてシリコン単結晶の引き上げ速度が微調整され、その結果としてシリコン単結晶の品質ばらつきを抑制することができる。
ここで、本発明のシリコン単結晶製造装置は、前記制御装置が、前記位置ずれ量が正である場合には前記シリコン単結晶の引き上げ速度を予め設定された初期速度よりも高く設定し、前記位置ずれ量が負である場合には前記シリコン単結晶の引き上げ速度を前記初期速度よりも低く設定することを特徴としている。
この発明によると、位置ずれ量が正であって鉛直方向における坩堝の位置が高い場合には、坩堝底部から熱が伝わる比率が高まって温度勾配Gが大きくなるため、シリコン単結晶の引き上げ速度が予め設定された初期速度よりも高く設定される。逆に、鉛直方向における坩堝の位置が低い場合には、坩堝側面から熱が伝わる比率が高まって温度勾配Gが小さくなるため、シリコン単結晶の引き上げ速度が予め設定された初期速度よりも低く設定される。これにより、坩堝の鉛直方向の位置が変化してもV/G値を所定の範囲内に収めることができるため、安定した品質のシリコン単結晶を製造することができる。
ここで、本発明のシリコン単結晶製造装置は、前記制御装置が、前記位置ずれ量1[mm]当たり、前記初期速度の0%から5%以下の範囲で前記シリコン単結晶の引き上げ速度を高く又は低く設定し、また、本発明のシリコン単結晶製造装置は、前記制御装置が、シリコン単結晶の複数回に亘る過去の製造時における前記坩堝の鉛直方向の位置の標準偏差σを求め、前記位置ずれ量が3σを超えている場合には前記位置ずれ量を3σに設定している。
この発明によると、シリコン単結晶の引き上げ速度が、位置ずれ量1[mm]当たり初期速度の0%から5%以下の範囲で制限され、また位置ずれ量が坩堝の鉛直方向の位置の標準偏差σの3倍の値である3σを超えた場合には位置ずれ量が3σに設定される。これにより、シリコン単結晶の引き上げ速度の補正量が大きすぎて却ってシリコン単結晶のばらつきが生ずるといった事態を防止することができる。
本発明によれば、坩堝の鉛直方向における位置検出結果に応じてシリコン単結晶の引き上げ速度を制御しているため安定した品質のシリコン単結晶を製造することができるという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態によるシリコン単結晶製造装置及び製造方法並びにシリコン単結晶について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態によるシリコン単結晶製造装置の概略構成を示す図である。図1に示す通り、本実施形態のシリコン単結晶製造装置は、本体部10、引上げ装置11、及び制御装置12を含んで構成される。本体部10のチャンバ21内には、シリコン融液Mを収容する坩堝22が設けられており、この坩堝22の外面は黒鉛サセプタ23によって被覆されている。坩堝22は石英等で形成されている。
坩堝22の下面は上記の黒鉛サセプタ23を介して支軸24の上端に固定されており、この支軸24の下部は不図示の坩堝駆動手段に接続されている。不図示の坩堝駆動手段は坩堝22を水平面内で回転させる第1回転用モータと、坩堝22を昇降させる昇降用モータとを有しており、これらのモータにより坩堝22が水平面内で回転し得るとともに、上下方向に移動可能となっている。坩堝22の近傍には、坩堝22の鉛直方向の位置を検出する検出装置25が設けられている。
図1においては図示を簡略化して検出装置25を示しているが、この検出装置25は、例えばレーザ光又は超音波等を坩堝22の外周部上端に照射して非接触で坩堝22の鉛直方向の位置を検出するものやポテンショメータ等である。検出装置25の検出結果は、制御装置12に出力される。坩堝22の外周面は坩堝22から所定の間隔をあけて配置されたヒータ26により包囲されており、このヒータ26の外周面はヒータ26から所定の間隔をあけて配置された保温筒27により包囲されている。ヒータ26は、例えば高周波加熱装置又は抵抗加熱装置から構成され、坩堝22に投入された高純度のシリコン多結晶体を加熱・融解してシリコン融液Mにする。
また、検出装置25による坩堝22の鉛直方向位置検出は、コーン部30b下縁、又は、ヒータ26上縁を基準とするか、又は、これらを複合した基準に対する相対的な坩堝22上縁の高さ位置を検出する。ここで、基準となるコーン部30b下縁の鉛直方向位置およびヒータ26上縁の鉛直方向位置は、ぞれぞれ、各実機ごとに、また、各バッチごとに異なる可能性があるため、各バッチごとに引き上げのセットアップをおこなった時点で検出装置25により設定される。さらに、支軸24上の坩堝位置も、ぞれぞれ、各実機ごとに、また、各バッチごとに異なる可能性があるため、各バッチごとに引き上げのセットアップを行った時点で検出装置25により設定される。
また、チャンバ21の上端には円筒状のケーシング28が接続される。このケーシング28の上方先端部に引上げ装置11が設けられる。引上げ装置11は、水平状態で旋回可能に設けられた引上げヘッド(図示省略)、引上げヘッドを水平面内で回転させる第2回転用モータ(図示省略)、引上げヘッドから坩堝22の回転中心に向って垂下された引上げワイヤーW、及び引上げヘッド内に設けられて引上げワイヤーWを巻き取り又は繰り出す引上げ用モータ(図示省略)とを備える。引上げワイヤーWの下端にはシリコン融液Mに浸してシリコン単結晶SIを引上げるための種結晶29が取り付けられている。
また、シリコン単結晶SIの外周面と坩堝22の内周面との間には、シリコン単結晶SIの外周面を包囲する熱遮蔽部材30が設けられている。この熱遮蔽部材30は円筒状に形成され、ヒータ26からの輻射熱を遮る筒部30a、筒部30aの下縁に連設されて下方に向かうに従って直径が小さくなるコーン部30b、及び筒部30aの上縁に連設され外方に略水平方向に張り出すフランジ部30cを含んで構成される。上記のフランジ部30cを保温筒27上に載置することにより、コーン部30bの下縁がシリコン融液M表面から所定の距離だけ上方に位置するように熱遮蔽部材30がチャンバ21内で固定される。この熱遮蔽部材30は黒鉛により形成される。
制御装置12は、検出装置25で検出された坩堝22の鉛直方向の位置に応じて、引上げ装置11によるシリコン単結晶SIの引き上げ速度を制御する。具体的には、制御装置12は、過去の複数回に亘るシリコン単結晶SIの製造処理(過去の数バッチ分)における坩堝22の鉛直方向の位置を記憶し、これらを平均化した平均坩堝位置を求め、検出装置25の検出結果から平均坩堝位置を減じた位置ずれ量に基づいてシリコン単結晶SIの引き上げ速度を制御する。
ここで、上記の平均坩堝位置を求める際のバッチ数nは、余りにも少ないと精度が低下するため所定数以上にすることが望ましい。また、バッチ数nが多すぎると、例えば坩堝22及びサセプタ23の交換前後の大幅に変化する坩堝位置が含まれ、これによっても精度が低下するため、ある数以下にすることが望ましい。バッチ数nは3≦n≦25の範囲の数に設定することが好ましく、n=7〜8程度に設定するのがより好ましい。尚、シリコン単結晶製造装置で一月に行われるバッチ数は10〜20バッチ程度である。
制御装置12が制御するシリコン単結晶SIの引き上げ速度は、平均坩堝位置から検出装置25の検出結果を減じた位置ずれ量1[mm]当たり、予め設定された初期速度の0%から5%以下の範囲で補正することが望ましい。ここで、制御装置12は、上記の位置ずれ量が正である場合(坩堝22が平均坩堝位置又はそれよりも上方に位置している場合)にはシリコン単結晶の引き上げ速度を上記の初期速度よりも高く設定し、位置ずれ量が負である場合(坩堝22が平均坩堝位置よりも下方に位置している場合)にはシリコン単結晶の引き上げ速度を上記の初期速度よりも低く設定する。
シリコン単結晶SIの引き上げ速度の補正量を初期速度の5%以上にすると補正量が大きすぎるため、本実施形態では引き上げ速度の補正量を初期速度の5%以内に制限している。また、坩堝22が平均坩堝位置よりも上方に配置されている場合(上記の位置ずれ量が正である場合)には、坩堝22の底部から熱が伝わる比率が高まって温度勾配Gが大きくなるため、シリコン単結晶の引き上げ速度を上記の初期速度よりも高く設定することでV/G値を所定の範囲に収めるようにしている。逆に、坩堝22が平均坩堝位置よりも下方に配置されている場合(上記の位置ずれ量が負である場合)には、坩堝22の側面から熱が伝わる比率が高まって温度勾配Gが小さくなるため、シリコン単結晶の引き上げ速度を上記の初期速度よりも低く設定してV/G値を所定の範囲に収めるようにしている。
また、本実施形態では、制御装置12が過去の複数回に亘るシリコン単結晶SIの製造処理(過去の数バッチ分)における坩堝22の鉛直方向の位置の標準偏差σを求め、上記の位置ずれ量が±3σを超えて大又は小である場合には、位置ずれ量を±3σに設定している。これは、上記と同様に、シリコン単結晶SIの引き上げ速度の補正量を制限するためである。
図2は、坩堝22の平均坩堝位置からの位置ずれ量と引上速度補正量との関係の一例を示す図である。図2に示す通り、坩堝22の平均坩堝位置からの位置ずれ量が±3σの範囲であって、位置ずれ量の値が正である場合には位置ずれ量にほぼ比例して引上速度補正量が増加し、逆に位置ずれ量の値が負である場合には位置ずれ量にほぼ比例して引上速度補正量が減少する。また、坩堝22の平均坩堝位置からの位置ずれ量が3σを超えて大きいときには引上速度補正量は位置ずれ量が3σのときの引上速度補正量に設定され、坩堝22の平均坩堝位置からの位置ずれ量が−3σを超えて小さいときには引上速度補正量は位置ずれ量が−3σのときの引上速度補正量に設定される。
上記構成におけるシリコン単結晶製造装置を用いてシリコン単結晶SIを製造するには、まずヒータ26で坩堝22内に収容された多結晶シリコン原料を加熱してシリコン融液Mとし、シリコン融液Mの温度を所定の温度に設定する。次に、坩堝22内に収容されたシリコン融液Mの液面と、坩堝22の上部に設けられた熱遮蔽部材30の下端(コーン部30bの下縁)との距離(ギャップ)が所定距離となるよう坩堝22の鉛直方向の位置を設定する。次いで、先端に種結晶29が取り付けられた引上げワイヤーWを下方へ引き下げてシリコン融液M表面に種結晶の下端を接触させてから上方への引き上げを開始する。引上げワイヤーWを引き上げる際には、例えば坩堝22を0.1〜20[min−1]程度の回転速度で回転させるとともに、引き上げるシリコン単結晶SIを1〜25[min−1]程度の回転速度で逆回転させる。尚、シリコン単結晶SIを引き上げる際には、坩堝22とシリコン単結晶SIを同方向に回転させる場合もある。
シリコン単結晶SIの引き上げを行っている最中において、検出装置25からは坩堝22の鉛直方向の位置を検出した検出結果が制御装置12に出力されており、制御装置12はこの検出結果を平均坩堝位置から減算して坩堝22の位置ずれ量を算出する。尚、ここでは、過去に複数回に亘ってシリコン単結晶SIの製造処理が行われており、平均坩堝位置が制御装置12によって算出されているとして説明を進めるが、シリコン単結晶製造装置を立ち上げてから最初にシリコン単結晶SIを製造する場合には平均坩堝位置は求められていないため、例えばシリコン単結晶SIの製造開始時における坩堝22の鉛直方向の位置を一時的に平均坩堝位置として処理を進めるのが望ましい。
坩堝22の位置ずれ量を算出すると、制御装置22は算出した位置ずれ量と、図2に示す坩堝22の平均坩堝位置からの位置ずれ量と引上速度補正量との関係とからシリコン単結晶SIの引上速度補正量を算出し、この引上速度補正量を用いて予め設定された初期速度を補正した引き上げ速度を求め、この引き上げ速度に応じた制御信号を引上げ装置11に出力してシリコン単結晶SIの引き上げ速度を制御する。
坩堝22が平均坩堝位置よりも上方に配置されている場合には、速度の補正によって、シリコン単結晶の引き上げ速度が上記の初期速度よりも高く設定され、坩堝22が平均坩堝位置よりも下方に配置されている場合には、シリコン単結晶の引き上げ速度が上記の初期速度よりも低く設定される。これにより、V/G値が所定の範囲に収められ、安定した品質のシリコン単結晶を製造することができる。尚、シリコン単結晶SIの製造時には、制御装置12が坩堝22内に収容されたシリコン融液Mの液面と、坩堝22の上部に設けられた熱遮蔽部材30の下端(コーン部30bの下縁)との距離(ギャップ)が一定に保たれるようシリコン融液Mの液面の位置を微調整する制御も行っている。
本出願の発明者は、上述したシリコン単結晶製造装置及び製造方法を用いてシリコン単結晶SIの製造を行った。本実施例では、直径200[mm]のシリコン単結晶SIの製造を行っている。図3は、本発明の実施例におけるシリコン単結晶製造時の坩堝位置及び引上速度補正量等を示す図である。尚、図3においては、横軸にバッチ数をとり、縦軸に引上速度補正量及び平均坩堝位置又は坩堝位置実績をとっている。
図3を参照すると、坩堝22の鉛直方向の位置(坩堝位置実績)は、バッチ毎に極端に変わることはないが、僅かながらバッチ毎に異なっており一定ではないことが分かる。また、平均坩堝位置(過去7バッチの平均坩堝位置)を参照すると、バッチ数が増加するにつれて徐々に位置が一定方向(図3に示す例では上方向)に変化していることが分かる。更に、引上速度補正量と坩堝22の鉛直方向の位置(坩堝位置実績)とを比較すると、坩堝22の鉛直方向の位置の変化に応じて引上速度補正量も変化する傾向があることが分かる。つまり、坩堝22の鉛直方向の位置が低い場合(例えば、バッチ数が「2」の場合)には引上速度補正量が負の値となり、坩堝22の鉛直方向の位置が高い場合(例えば、バッチ数が「3」の場合)には引上速度補正量が正の値になることが分かる。
図4は、本発明のシリコン単結晶製造装置及び製造方法を適用した場合と適用しない場合とにおけるOSFリング外径の計測結果の一例を示す図である。この図においては横軸にバッチ数をとり、縦軸にOSFリング外径(全長平均)をとっている。尚、図4においては、バッチ数「12」以下が本発明のシリコン単結晶製造装置及び製造方法を適用しない場合であり、バッチ数「13」以上が本発明のシリコン単結晶製造装置及び製造方法を適用した場合である。
図4に示す通り、OSF領域が存在するシリコン単結晶に対して上述したシリコン単結晶製造装置及び製造方法を適用したところ、適用前に比べてOSF径の分布ばらつきが減少し、品質が安定していることが分かる。
また、OSFリングが閉じ、且つ、転位クラスターが発生しない品質のシリコン単結晶に対して上述したシリコン単結晶製造装置及び製造方法を適用したところ、適用前に比べて転位クラスター不良が5%低減した。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の内容に限られず、本発明の範囲内で自由に変更可能である。例えば、上記実施形態では坩堝22に収容されたシリコン融液Mに何らの磁界を印加せずにシリコン単結晶SIを製造する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、水平磁場又はカスプ磁場を印加しつつシリコン単結晶SIを製造するようにしても良い。また、本発明は製造するシリコン単結晶SIの径(直径)の大きさに制限はなく、任意の直径を有するシリコン単結晶を製造する場合に適用することができる。
本発明の一実施形態によるシリコン単結晶製造装置の概略構成を示す図である。 坩堝22の平均坩堝位置からの位置ずれ量と引上速度補正量との関係の一例を示す図である。 本発明の実施例におけるシリコン単結晶製造時の坩堝位置及び引上速度補正量等を示す図である。 本発明のシリコン単結晶製造装置及び製造方法を適用した場合と適用しない場合とにおけるOSFリング外径の計測結果の一例を示す図である。
符号の説明
11 引上げ装置
12 制御装置
22 坩堝
25 検出装置
M シリコン融液
SI シリコン単結晶

Claims (8)

  1. シリコン融液を収容する坩堝と、当該坩堝に収容されたシリコン融液からシリコン単結晶を引き上げながら成長させる引上げ装置とを備えるシリコン単結晶製造装置において、
    前記坩堝の鉛直方向の位置を検出する検出装置と、
    シリコン単結晶の複数回に亘る過去の製造時における引き上げ開始時点での前記坩堝の鉛直方向の位置を平均化した平均坩堝位置を求め、前記検出装置の検出結果から当該平均坩堝位置を減じた位置ずれ量に基づいて、前記引上げ装置による引き上げのセットアップを行った時点での前記シリコン単結晶の引き上げ速度を設定する制御装置と
    を備えることを特徴とするシリコン単結晶製造装置。
  2. 前記制御装置は、前記位置ずれ量が正である場合には引き上げ開始時点での初期速度を規定値よりも高く設定し、
    前記位置ずれ量が負である場合には引き上げ開始時点での初期速度を規定値よりも低く設定する
    ことを特徴とする請求項1記載のシリコン単結晶製造装置。
  3. 前記制御装置は、前記位置ずれ量1[mm]当たり、前記初期速度の0%から5%以下の範囲で前記シリコン単結晶の引き上げ速度を高く又は低く設定することを特徴とする請求項2記載のシリコン単結晶製造装置。
  4. 前記制御装置は、シリコン単結晶の複数回に亘る過去の製造時における前記坩堝の鉛直方向の位置の標準偏差σを求め、前記位置ずれ量が3σを超えている場合には前記位置ずれ量を3σに設定することを特徴とする請求項2または3記載のシリコン単結晶製造装置。
  5. 坩堝に収容されたシリコン融液からシリコン単結晶を引き上げながら成長させて製造するシリコン単結晶製造方法において、
    前記坩堝の鉛直方向の位置を検出する検出ステップと、
    前記シリコン単結晶の複数回に亘る過去の製造時における引き上げ開始時点での前記坩堝の鉛直方向の位置を平均化した平均坩堝位置を求めるステップおよび前記検出ステップの検出結果から前記平均坩堝位置を減じた位置ずれ量に基づいて、引き上げのセットアップを行った時点での前記シリコン単結晶の引き上げ速度を設定するステップを含む制御ステップと
    を含むことを特徴とするシリコン単結晶製造方法。
  6. 前記制御ステップは、前記位置ずれ量が正であるときには引き上げ開始時点での初期速度を規定値よりも高く設定し、
    前記位置ずれ量が負であるときには引き上げ開始時点での初期速度を規定値よりも低く設定する
    ことを特徴とする請求項5記載のシリコン単結晶製造方法。
  7. 前記制御ステップは、前記位置ずれ量1[mm]当たり、前記初期速度の0%から5%以下の範囲で前記シリコン単結晶の引き上げ速度を高く又は低く設定することを特徴とする請求項6記載のシリコン単結晶製造方法。
  8. 前記制御ステップは、シリコン単結晶の複数回に亘る過去の製造時における前記坩堝の鉛直方向の位置の標準偏差σを求めるステップと
    前記位置ずれ量が3σを超えている場合には前記位置ずれ量を3σに設定するステップと
    を含むことを特徴とする請求項6または7記載のシリコン単結晶製造方法。
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