JP4814267B2 - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に用いられる現像装置、及び当該現像装置を用いた画像形成装置に関する。本発明は、特に、新規現像剤を少しずつ供給するとともに劣化現像剤を少しずつ排出するというトリクル方式の現像装置、及び当該現像装置を用いた画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられる現像方式として、現像剤の主成分としてトナーを用いる一成分現像方式と、現像剤の主成分としてトナー及びキャリアを用いる二成分現像方式と、が知られている。
トナー及びキャリアを用いた二成分現像方式は、トナーとキャリアとを摩擦接触させることによって両者を所定の極性に荷電させるため、一成分現像剤を用いた一成分現像方式よりも、トナーの受けるストレスが少ないという特徴を有している。キャリアの表面積はトナーよりも大きいことから、トナーがキャリア表面に付着することによってキャリアが汚れることも少ない。しかし、長期間の使用により、キャリア表面に付着した汚れ(スペント)が増加し、そのためにトナーを帯電する能力が次第に低下する。その結果、かぶりやトナー飛散の問題が発生する。二成分現像装置の長寿命化を図るために、現像装置に収容するキャリアの量を増やすことも考えられるが、これは現像装置の大型化を招くために望ましくない。
二成分現像剤に係る上記問題を解消するため、特許文献1には、新規の現像剤を少しずつ現像装置内に補給するとともに、帯電性能の劣化した現像剤を少しずつ現像装置から排出することによって、劣化キャリアの増加を抑制するというトリクル方式の現像装置が開示されている。この現像装置は、現像剤の嵩変動を利用して、余剰となった劣化現像剤を排出して現像装置内の現像剤の嵩レベルを大略一定に保つ構成である。このトリクル方式の現像装置によれば、現像装置内の劣化キャリアが少しずつ新規キャリアに置換され、現像装置内のキャリアの帯電性能を大略一定に保つことが可能となる。
特開昭59−100471号公報
しかしながら、現像装置内での現像剤の嵩は、現像装置内での現像剤の状態によって、すなわちトナー濃度やキャリアの劣化状態によって、変化するものであるから、現像剤の嵩が同じであっても、現像剤を構成する内容物の割合が異なっている。
現像装置内でのトナー濃度は、例えば、現像剤の透磁率を検出するトナー濃度検出センサによって検出される。そのために、トナー濃度検出センサの測定精度は、あまり高いものではなく、測定値として示されたトナー濃度が、真のトナー濃度と異なっていることもある。また、トナー濃度検出センサ周辺での現像剤の充填状態や、画像形成装置の周囲環境の変動によって、トナー濃度検出センサから得られたトナー濃度が、真のトナー濃度と異なったトナー濃度を示すことがある。
上記のような様々な要因によって、トナー濃度検出センサから得られたトナー濃度が適正とされる基準トナー濃度よりも高く検出されることがある。トリクル方式の現像装置では、現像装置内での現像剤の嵩レベルが大略一定に保たるように制御されているので、何かの拍子でトナー濃度が高いと検出された場合、現像装置内でのトナー濃度が適正な基準トナー濃度に戻るまで、しばらくの間、現像剤の補給が行われることなく、通常の画像形成が続けて行われる。現像装置内のトナー濃度が基準トナー濃度に戻ったときには、現像装置内でのトナー量すなわち現像剤量が少なくなっているので、現像装置内での現像剤の嵩レベルが低下している。現像装置内で現像剤の嵩レベルが低下していることは、現像装置内で現像剤が不足していることを意味している。現像装置内で現像剤を攪拌するために攪拌スクリューが用いられるが、通常、攪拌スクリューは現像ローラの長手方向へ現像剤を攪拌しつつ搬送するために現像ローラに沿って配置されている。このような状態で攪拌スクリューにより現像剤が搬送されるとスクリューの螺旋の移動にあわせて現像剤の希薄な部分も移動していくため、現像ローラにはスクリューに対応した不均一な供給がなされることとなる。そして、不均一なトナー供給の影響は、形成された画像上に現れてしまう。したがって、従来のトリクル方式の現像装置では、攪拌スクリューによる不均一なトナー供給を反映したいわゆるスクリュームラ現象が発生するために、高品質な画像を維持できないという問題がある。
したがって、本発明の解決すべき技術的課題は、二成分現像剤を用いたトリクル方式の現像装置内でのトナー濃度及び現像剤の嵩レベルの変動をできるだけ少なくすることによって、長期にわたって良好な画像形成を行うことのできる現像装置及び画像形成装置を提供することである。
課題を解決するための手段および作用・効果
前記技術的課題を解決するために、本発明によれば、
トナー及びキャリアを含む現像槽内現像剤を現像槽内で搬送しながら攪拌する攪拌部材と、該攪拌部材に隣接配置され攪拌された現像槽内現像剤を静電潜像担持体へ供給する現像剤担持体と、を備える現像装置であって、
トナー及びキャリアを現像槽へ補給する現像剤補給タンクと、
前記現像槽内の現トナー濃度を検出するトナー濃度検出センサと、
前記現像槽に設けられて、現像槽内の現像槽内現像剤の量が所定量を上回ったときに、上回った現像槽内現像剤を現像槽外に排出する排出機構と、
トナー濃度検出センサによって検出された現トナー濃度が所定の基準トナー濃度よりも低いとき、現像剤補給タンクからトナー及びキャリアを現像槽へ補給することを制御する制御手段と、
を備えてなり、
前記制御手段は、前記トナー濃度検出センサによって基準トナー濃度よりも所定値以上高いトナー濃度が現トナー濃度として検出されたとき、前記基準トナー濃度を前記基準トナー濃度よりも高い値の修正基準トナー濃度に修正するとともに、前記修正基準トナー濃度を基準トナー濃度の値まで徐々に下げていくように前記修正基準トナー濃度を変更することを特徴とする現像装置が提供される。
上記現像装置によれば、現像槽内の現トナー濃度が基準トナー濃度よりも所定値以上高いと検出されたときには、修正基準トナー濃度>基準トナー濃度であるように基準トナー濃度が修正基準トナー濃度に修正されることにより、基準トナー濃度が修正基準トナー濃度として現トナー濃度に近づけられて、補給動作が行われ易い状態になる。現トナー濃度が修正基準トナー濃度を下回ったときには、所定量の補給用現像剤が補給されることにより現像槽内の低下した嵩レベルが上昇する。従来は現トナー濃度が基準トナー濃度を下回るまで補給動作が行われなったために現像装置内での現像剤の嵩レベルが大幅に低下していたのに対して、本発明では現トナー濃度が修正基準トナー濃度を下回った時点で補給動作が行われるので現像装置内での現像剤の嵩レベルの低下を防止することができる。その結果、長期にわたって良好な画像形成を行うことが可能になる。通常の画像形成により現像槽内のトナーが消費される過程で現像槽内の現トナー濃度が低下する。そして、現トナー濃度の低下に伴って、修正基準トナー濃度の値は、徐々に下げられて、最終的に基準トナー濃度の値にまで下げられて元の基準トナー濃度に戻る。
修正基準トナー濃度は、基準トナー濃度よりも所定値以上高いとして検出された前記現トナー濃度から、所定の値(後述するように修正値)を差し引いた値である。
制御手段が修正基準トナー濃度を修正するために様々な形態が実施可能であるが、制御手段は、所定量のトナー及びキャリアが現像槽へ補給されるたびに、修正基準トナー濃度をより低い値に修正する。
制御手段が修正基準トナー濃度を修正する他の形態として、
現像装置は、排出機構から現像槽内現像剤が排出されているか否かを検出する現像剤排出センサをさらに備えてなり、
前記制御手段は、現像剤排出センサが現像槽内現像剤の排出を検出するたびに、修正基準トナー濃度をより低い値に修正する。
制御手段が修正基準トナー濃度を修正する他の形態として、
制御手段は、経過時間に応じて、修正基準トナー濃度の値を徐々に低い値に修正する。
上述した現像装置は、周面に静電潜像を担持する回転可能な静電潜像担持体と、トナー及びキャリアを含む現像槽内現像剤を現像槽内で搬送しながら攪拌する攪拌部材と、該攪拌部材に隣接配置され攪拌された現像槽内現像剤を静電潜像担持体へ供給する現像剤担持体と、を備える画像形成装置に組み込んで使用される。
画像形成装置の制御手段が修正基準トナー濃度を修正する他の形態として、
制御手段は、画像形成の回数に応じて、修正基準トナー濃度の値を徐々に低い値に修正する。
以下に、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。なお、以下の説明では、特定の方向を意味する用語(例えば、「上」、「下」、「左」、「右」、およびそれらを含む他の用語、「時計回り方向」、「反時計回り方向」)を使用するが、それらの使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明は限定的に解釈されるべきものでない。また、以下に説明する画像形成装置1及び現像装置34では、同一又は類似の構成部分には同一の符号を用いている。
図1乃至3を参照しながら、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1及び当該装置に使用される現像装置34について説明する。
〔画像形成装置〕
図1は、本発明に係る電子写真式画像形成装置1の画像形成に関連する部分を示す。画像形成装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、およびそれらの機能を複合的に備えた複合機のいずれであってもよい。画像形成装置1は、静電潜像坦持体である感光体12を有する。実施形態において、感光体12は円筒体で構成されているが、本発明はそのような形態に限定されるものでなく、代わりに無端ベルト式の感光体も使用可能である。感光体12は、図示しないモータに駆動連結されており、モータの駆動に基づいて矢印方向に回転するようにしてある。感光体12の周囲には、感光体12の回転方向に沿って、帯電装置26、露光装置28、現像装置34、転写装置36、およびクリーニング装置40がそれぞれ配置されている。
帯電装置26は、感光体12の外周面である感光体層を所定の電位に帯電する。実施形態では、帯電装置26は円筒形状のローラとして表されているが、これに代えて他の形態の帯電装置(例えば、回転型又は固定型のブラシ式帯電装置、ワイヤ放電式帯電装置)も使用できる。感光体12の近傍又は感光体12から離れた場所に配置された露光装置28は、帯電された感光体12の外周面に向けて、画像光30を出射する。露光装置28を通過した感光体12の外周面には、画像光30が投射されて電位の減衰した部分とほぼ帯電電位を維持する部分とからなる静電潜像が形成される。実施形態では、電位の減衰した部分が静電潜像画像部、ほぼ帯電電位を維持する部分が静電潜像非画像部である。現像装置34は、後述する現像槽内現像剤3を用いて静電潜像を可視像化する。現像装置34の詳細は後に説明する。転写装置36は、感光体12の外周面に形成された可視像を紙やフィルムなどの用紙38に転写する。図1に示した実施形態では、転写装置36は円筒形状のローラとして図示されているが、他の形態の転写装置(例えば、ワイヤ放電式転写装置)も使用できる。クリーニング装置40は、転写装置36で用紙38に転写されることなく感光体12の外周面に残留する未転写トナーを感光体12の外周面から回収する。実施形態では、クリーニング装置40は板状のブレードとして図示されているが、代わりに他の形態のクリーニング装置(例えば、回転型又は固定型のブラシ式クリーニング装置)も使用できる。
このような構成を備えた画像形成装置1が画像を形成するとき、感光体12はモータ(図示せず)の駆動に基づいて例えば反時計周り方向に回転する。このとき、帯電装置26を通過する感光体12の外周部分は、帯電装置26で所定の電位に帯電される。帯電された感光体12の外周部分は、露光装置28で画像光30が露光されて静電潜像が形成される。静電潜像は、感光体12の回転と共に現像装置34のところまで搬送され、現像装置34によって可視像化される。可視像化されたトナー像は、感光体12の回転と共に転写装置36のところまで搬送され、転写装置36により用紙38に転写される。トナー像が転写された用紙38は定着装置20のところまで搬送され、用紙38にトナー像が固定される。転写装置36を通過した感光体12の外周部分はクリーニング装置40のところまで搬送され、用紙38に転写されることなく感光体12の外周面に残存するトナーが感光体12から掻き取られる。
〔現像装置〕
現像装置34は、非磁性トナー(以下、単にトナーという。)及び磁性キャリア(以下、単にキャリアという。)を含む2成分現像剤と、種々の部材を収容する現像槽66と、を備えている。現像槽66は感光体12に向けて開放された開口部を備えており、この開口部の近傍に形成された空間に現像ローラ48が設けられている。現像剤担持体としての現像ローラ48は、円筒状の部材であり、感光体12と平行に且つ感光体12の外周面と所定の現像ギャップを介して、回転可能に枢支されている。
現像ローラ48は、回転不能に固定された磁石体48aと、磁石体48aの周囲を回転可能に支持された円筒状のスリーブ48b(第一の回転円筒体)と、を有するいわゆるマグネットローラである。現像ローラ48のスリーブ48bの上方には、現像槽66に固定され、現像ローラ48のスリーブ48bの中心軸と平行に延在する規制板62が、所定の規制ギャップを介して対向配置されている。現像ローラ48の内側にある磁石体48aは、スリーブ48bの回転方向に沿って、N1、S2、N3、N2、S1という5個の磁極を有する。これらの磁極のうち、主磁極N1は、感光体12と対向するように配置されている。スリーブ48bの上の現像剤を剥離させるための反発磁界を発生させる同極のN2及びN3は、現像槽66の内部に対向配置されている。現像ローラ48のスリーブ48bは、感光体1の回転方向と逆向きに(カウンター方向に)回転する。
図2は、現像装置34を上から見た模式的断面図である。図2に示すように、現像ローラ48の背後には、現像剤攪拌搬送室67が形成されている。現像剤攪拌搬送室67は、現像ローラ48の近傍に形成された第二搬送路70と現像ローラ48から離れた第一搬送路68と、第一搬送路68及び第二搬送路70を間仕切る隔壁76と、を有する。第一搬送路68の搬送方向の上流側の上方には、現像剤補給タンク80が配設されていて、補給口82を介して第一搬送路68と連通している。現像剤補給タンク80には、トナーを主成分としてキャリアを含有する補給用現像剤2が充填されている。補給用現像剤2として、トナーとキャリアとを別々に補給してもよい。補給用現像剤2のキャリア比は、好ましくは5乃至40重量%であり、より好ましくは10乃至30重量%である。また、第二搬送路70の搬送方向の下流側の下方には、現像剤回収タンク90が配設されていて、回収口92を介して第二搬送路70と連通している。
現像剤補給タンク80の底部には、制御部100によって駆動制御される現像剤供給ローラが配置されている。現像剤供給ローラが回転駆動されることによって、その駆動時間に応じた量の新規の補給用現像剤2が、流下して現像槽66の第一搬送路68に供給される。
第一搬送路68には、現像槽内現像剤3を攪拌しながら搬送する攪拌部材である第一スクリュー72が回転可能に枢支されている。第二搬送路70には、第一搬送路68からの現像槽内現像剤3を攪拌しながら現像ローラ48に搬送する第二スクリュー74が回転可能に枢支されている。この場合、第一搬送路68と第二搬送路70との両端部に位置する隔壁76の上部が切り欠かれることによって連絡通路が形成されている。第一搬送路68の搬送方向の下流側端部に到達した現像槽内現像剤3が連絡通路を介して第二搬送路70へ送り込まれ、第二搬送路70の搬送方向の下流側端部に到達した現像槽内現像剤3が連絡通路を介して第一搬送路68に送り込まれる。その結果、図2の矢印方向にしたがって、現像槽内現像剤3が現像剤攪拌搬送室内を循環する。
第一スクリュー72及び第二スクリュー74は、シャフトに所定のピッチで螺旋状の羽根が固定されたスパイラルスクリューである。図7は、現像装置34の一部分を横から見た模式的断面図であり、図2の右端部に対応している。図7に示すように、第二スクリュー74は、図中の右側に延在して、回収口92の上まで延在している。第二スクリュー74は、第二搬送路70から第一搬送路68に向かう連絡通路及び第一搬送路68の下流側側端部に対応する位置において、スパイラルスクリューの螺旋の向きが他の部分とは逆向きに構成されている逆羽根部77を有する。第二スクリュー74の羽根のピッチは、搬送方向の下流側端部(図2の右端部)において他の部分に比べて小さくなっている。その結果、第二スクリュー74が回転すると、第二スクリュー74の搬送方向の下流側端部(右端部)での現像槽内現像剤3の高さが他の部分に比べて高くなる。すなわち、第二搬送路70の搬送方向の下流側端部(右端部)において、現像槽内現像剤3の盛り上がりが形成される。
ここで、現像装置34は、いわゆるトリクル方式を採用したものであるから、余剰の現像槽内現像剤3を流出させるための流出口75を有している。すなわち、第二搬送路70の搬送方向の下流側端部(右端部)に位置する側壁の上部が部分的に切り欠かれた切欠75を設けることによって、流出口75が形成されている。第二スクリュー74によって搬送される現像剤は、通常の状態では逆羽根部77によってせき止められることにより、図2及び7の実線矢印のように、第二搬送路70から第一搬送路68へと搬送される。現像槽内における現像槽内現像剤3が増えて現像槽内の液面が上昇すると、逆羽根部77のせき止め作用に抗して側壁の上部に設けられた流出口75を現像槽内現像剤3が乗り越えて、隣接する回収室に溢出する。回収室に溢出した余剰の現像槽内現像剤3は、図7の点線矢印に従って回収口92まで搬送され、回収口92を介して現像剤回収タンク90に回収(廃棄)される。
現像剤攪拌搬送室67には、現像剤攪拌搬送室67内での現トナー濃度を検出するトナー濃度検出センサ78が設けられている。トナー濃度検出センサ78は、例えば、コイルのインダクタンスの変化から、現像剤攪拌搬送室67内を搬送される現像槽内現像剤3の透磁率を検出する。トナー濃度検出センサ78により検出された透磁率から、現像槽内現像剤3に対するトナーの比率が求められる。例えば、現像槽内現像剤3に含まれるキャリア量が少ない場合は、トナー比率が高いと検出される。一方、現像槽内現像剤3に含まれるキャリア量が多い場合は、トナー比率が低いと検出される。そして、このトナー濃度検出センサ78から出力された電圧信号は、制御部100に入力され、この検出信号に基づいて、必要な補給量が算出されるとともに、現像剤補給タンク80の現像剤補給ローラが駆動され、所定量の補給用現像剤2が現像槽66内に補給される。
現像装置34において、印字動作により、循環している現像槽内現像剤3のトナー濃度が低下すると、トナーと少量のキャリアとを含有する補給用現像剤2が現像剤補給タンク80から補給される。補給された補給用現像剤2は、すでに存在する現像槽内現像剤3と混合・攪拌されながら、上記現像剤攪拌搬送室67の第一搬送路68及び第二搬送路70に沿って搬送される。基本的には、トナーは感光体12で消費されるのに対して、キャリアは現像装置34内に蓄積されるが、キャリアの帯電性能は次第に低下する。補給用現像剤2にはトナーよりも嵩高いキャリアが少量含まれているので、補給用現像剤2の補給に伴って、現像装置34内での現像槽内現像剤3の量が徐々に増加する。そして、嵩の増えた現像槽内現像剤3が現像剤攪拌搬送室67を循環する。現像剤攪拌搬送室67を循環しきれない余剰の現像槽内現像剤3は、逆羽根部77を乗り越えて、第二搬送路70の搬送方向の下流側端部(右端部)に設けられた流出口75から流出して、回収口92を介して現像剤回収タンク90に回収される。回収口92あるいは現像剤回収タンク90には、現像剤排出検出センサ112が設けられている。現像剤排出検出センサ112は、例えば、赤外線LED等の発光素子と、発光素子からの光を受光する受光素子と、から構成されている。そして、発光素子からの光が現像剤で遮光されたことを受光素子が検出することによって、余剰となった現像槽内現像剤3の排出が検知される。
補給用現像剤2の補給量は、トナー濃度検出センサ78によって検出された現像槽内現像剤3の現トナー濃度と、画像形成時の画像情報(ドットカウンタ)と、現像剤補給タンク80内での補給用現像剤2に対するキャリア比と、に基づいて決定される。現像剤補給タンク80内での補給用現像剤2に対するキャリア比は、現像装置34内でのキャリアの劣化を抑制するとともに、コストアップを招かない程度に調整される。トナーの補給動作に伴って、キャリアが少しずつ供給される。
図3は、画像形成装置1の現像装置34に係る制御ブロック図を示している。
制御手段としての制御部100は、CPU(Central Processing Unit)102、ROM(Read Only Memory)104、RAM(Random Access Memory)106等から構成される。ROM104内に格納されている各種処理プログラムやテーブルに従って、CPU102は画像形成装置1での各種動作を集中的に制御する。ROM104には、例えば、トナー濃度検出センサ78で検出された電圧から現像槽内現像剤3の現トナー濃度に変換・算出するためのトナー濃度算出テーブルや、現像槽内現像剤3の現トナー濃度と修正基準トナー濃度との間の差異から補給すべき現像剤量を算出するための現像剤補給用テーブルが格納されている。
また、ROM104には、現トナー濃度−修正値により算出される修正基準トナー濃度の算出に使用される所定の修正値や、現トナー濃度の基準トナー濃度に対する所定の許容値が格納されている。RAM106は、制御部100により実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成している。
修正値は、現像槽内の現トナー濃度や補給用現像剤2のトナー濃度等に応じて、0.25重量%や0.75重量%等のように様々に設定することができるが、好適には修正値は0.5重量%である。通常の補給用現像剤の補給によりトナー濃度が若干上昇した場合に、後述する図4のステップS30の判断ステップにおいて、NOを選択して補給制御修正モードに移行することを防止するために、修正値は、通常の補給制御に起因したトナー濃度の変動値よりも高い値に設定されている。
許容値は、修正基準トナー濃度の変更・補給操作を繰り返すか否かを判断するときに使用される。許容値を修正値よりも小さく設定すると、一連の回復操作を完了した際には現トナー濃度が基準トナー濃度を下回ってしまうので、許容値は修正値以上に設定されている。
CPU102には、現像装置34や現像剤補給タンク80や現像剤排出検出センサ112やカウンタ108が接続されている。現像装置34を構成する現像剤攪拌部材72,74、トナー濃度検出センサ78、現像ローラ48の動作、補給用現像剤2の補給制御、及び、基準トナー濃度の修正基準トナー濃度への修正動作が、制御部100のCPU102によって制御される。そして、トナー濃度検出センサ78で検出された現像槽内現像剤3の現トナー濃度や、画像形成時の画像情報や、修正基準トナー濃度、算出された補給用現像剤2の補給量、現像剤補給タンク80内での補給用現像剤2に対するキャリア比等は、RAM106に一時的に記憶されている。
〔現像剤〕
2成分現像剤は、トナーと、トナーを帯電させるためのキャリアと、を含んでいる。本発明においては、画像形成装置1において従来から一般的に使用されている公知のトナーが使用可能である。トナーの粒径は、例えば約3乃至15μmである。バインダー樹脂中に着色剤を含有させたトナーや、荷電制御剤や離型剤を含有するトナーや、表面に添加剤を保持するトナーも使用可能である。
トナーは、例えば、粉砕法、乳化重合法、懸濁重合法等の公知の方法で製造される。
トナーに使用されるバインダー樹脂は、限定的ではないが、例えば、スチレン系樹脂(スチレンまたはスチレン置換体を含む単重合体または共重合体)、ポリエステル樹脂、エポキシ系樹脂、塩化ビニル樹脂、フェノール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、またはそれらの樹脂を任意に混ぜ合わせたものである。バインダー樹脂は、軟化温度が約80乃至160℃の範囲であり、ガラス転移点が約50乃至75℃の範囲であることが好ましい。
着色剤は、公知の材料、例えば、カーボンブラック、アニリンブラック、活性炭、マグネタイト、ベンジンイエロー、パーマネントイエロー、ナフトールイエロー、フタロシアニンブルー、ファーストスカイブルー、ウルトラマリンブルー、ローズベンガル、レーキーレッド等を用いることができる。着色剤の添加量は、一般に、バインダー樹脂100重量部に対して、2乃至20重量部であることが好ましい。
荷電制御剤は、従来から荷電制御剤として知られている材料が使用できる。具体的に、正極性に帯電するトナーには、例えばニグロシン系染料、4級アンモニウム塩系化合物、トリフェニルメタン系化合物、イミダゾール系化合物、ポリアミン樹脂が荷電制御剤として使用できる。負極性に帯電するトナーには、Cr、Co、Al、Fe等の金属含有アゾ系染料、サリチル酸金属化合物、アルキルサリチル酸金属化合物、カーリックスアレーン化合物が荷電制御剤として使用できる。荷電制御剤は、バインダー樹脂100重量部に対して、0.1乃至10重量部の割合で用いることが好ましい。
離型剤は、従来から離型剤として使用されている公知のものを使用できる。離型剤の材料には、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、カルナバワックス、サゾールワックス、又はそれらを適宜組み合わせた混合物が用いられる。離型剤は、バインダー樹脂100重量部に対して、0.1乃至10重量部の割合で用いることが好ましい。
さらに、現像剤の流動化を促進する流動化剤を添加してもよい。流動化剤には、例えば、シリカ、酸化チタン、酸化アルミニウム等の無機微粒子や、アクリル樹脂、スチレン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等の樹脂微粒子が使用できる。特にシランカップリング剤、チタンカップリング剤、およびシリコンオイル等で疎水化した材料を用いるのが好ましい。流動化剤は、トナー100重量部に対して、0.1乃至5重量部の割合で添加することが好ましい。これら添加剤の個数平均一次粒径は、9乃至100nmであることが好ましい。
キャリアは、従来から一般に使用されている公知のキャリアを使用できる。バインダー型キャリアやコート型キャリアのいずれを用いてもよい。キャリア粒径は、限定的ではないが、約15乃至100μmであることが好ましい。
バインダー型キャリアは、磁性体微粒子をバインダー樹脂中に分散させたものであり、表面に正極性または負極性に帯電する微粒子又はコーティング層を有するものが使用できる。バインダー型キャリアの極性等の帯電特性は、バインダー樹脂の材質、帯電性微粒子、表面コーティング層の種類によって制御できる。
バインダー型キャリアに用いられるバインダー樹脂としては、ポリスチレン系樹脂に代表されるビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂などの熱可塑性樹脂、フェノール樹脂等の硬化性樹脂が例示される。
バインダー型キャリアの磁性体微粒子としては、マグネタイト、ガンマ酸化鉄等のスピネルフェライト、鉄以外の金属(Mn、Ni、Mg、Cu等)を一種または二種以上含有するスピネルフェライト、バリウムフェライト等のマグネトプランバイト型フェライト、表面に酸化層を有する鉄や合金の粒子を用いることができる。キャリアの形状は、粒状、球状、針状のいずれであってもよい。特に高磁化を要する場合には、鉄系の強磁性微粒子を用いることが好ましい。化学的な安定性を考慮すると、マグネタイト、ガンマ酸化鉄を含むスピネルフェライトやバリウムフェライト等のマグネトプランバイト型フェライトの強磁性微粒子を用いることが好ましい。強磁性微粒子の種類及び含有量を適宜選択することにより、所望の磁化を有する磁性樹脂キャリアを得ることができる。磁性体微粒子は磁性樹脂キャリア中に50乃至90重量%の量で添加することが適切である。
バインダー型キャリアの表面コート材としては、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、フッ素系樹脂等が用いられる。これらの樹脂をキャリア表面にコートし硬化させてコート層を形成することにより、キャリアの電荷付与能力を向上できる。
バインダー型キャリアの表面への帯電性微粒子あるいは導電性微粒子の固着は、例えば、磁性樹脂キャリアと微粒子とを均一混合し、磁性樹脂キャリアの表面にこれら微粒子を付着させた後、機械的・熱的な衝撃力を与えることにより微粒子を磁性樹脂キャリア中に打ち込むことで行われる。この場合、微粒子は、磁性樹脂キャリア中に完全に埋設されるのではなく、その一部が磁性樹脂キャリア表面から突出するように固定される。帯電性微粒子には、有機、無機の絶縁性材料が用いられる。具体的に、有機系の絶縁性材料としては、ポリスチレン、スチレン系共重合物、アクリル樹脂、各種アクリル共重合物、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素樹脂およびこれらの架橋物などの有機絶縁性微粒子がある。電荷付与能力および帯電極性は、帯電性微粒子の素材、重合触媒、表面処理等に調整できる。無機系の絶縁性材料としては、シリカ、二酸化チタン等の負極性に帯電する無機微粒子や、チタン酸ストロンチウム、アルミナ等の正極性に帯電する無機微粒子が用いられる。
コート型キャリアは、磁性体からなるキャリアコア粒子を樹脂で被覆したキャリアであり、バインダー型キャリア同様に、キャリア表面に正極性または負極性に帯電する帯電性微粒子を固着することができる。コート型キャリアの極性等の帯電特性は、表面コーティング層の種類や帯電性微粒子の選択により調整できる。コーティング樹脂は、バインダー型キャリアのバインダー樹脂と同様の樹脂が使用可能である。
現像槽内現像剤3のトナー及びキャリアの混合比は、所望のトナー帯電量が得られるように調整される。現像槽内現像剤3のトナー比は、トナー及びキャリアの合計量に対して、好ましくは3乃至20重量%であり、より好ましくは4乃至15重量%である。また、現像剤補給タンク80に充填されている補給用現像剤2は、トナー及び少量のキャリアを含有したものであり、補給用現像剤2のキャリア比は、好ましくは1乃至50重量%であり、より好ましくは5乃至30重量%である。
このように構成された現像装置34の動作を説明する。
画像形成時、図示しないモータの駆動に基づいて、現像ローラ48のスリーブ48bは矢印方向(反時計回り)に回転する。第一スクリュー72の回転及び第二スクリュー74の回転により、現像剤攪拌搬送室67に存する現像槽内現像剤3は、第一搬送路68と第二搬送路70とを循環搬送されながら、攪拌される。その結果、現像剤に含まれるトナーとキャリアとが摩擦接触し、互いに逆の極性に帯電される。実施形態では、キャリアは正極性、トナーは負極性に帯電されるものとする。本発明に用いるトナー及びキャリアの帯電性は、このような組み合わせに限定されるものでない。キャリアの外形寸法は、トナーに比べて相当大きい。そのため、正極性に帯電したキャリアの周囲に、負極性に帯電したトナーが、主として両者の電気的な吸引力に基づいて付着している。
帯電された現像槽内現像剤3は、第二スクリュー74によって第二搬送路70に搬送される過程で現像ローラ48に供給される。この現像剤は、現像ローラ48内部の磁石体48aの磁力によってスリーブ48bの表面側に保持され、スリーブ48bと共に反時計周り方向に回転移動して、現像ローラ48に対向して設けられた規制板62で通過量を規制された後、感光体12と対向する現像領域へと搬送される。そして、現像領域において、磁石体48aの主磁極N1の磁力によって穂立ち(磁気ブラシ)が形成される。現像領域では、感光体12上の静電潜像と現像バイアスの印加された現像ローラ48との間に形成された電界(直流に交流が重畳された電界)がトナーに与える力により、トナーが感光体12上の静電潜像側へと移動して、この静電潜像が顕像へと現像される。現像領域でトナーを消費した現像剤は、現像槽66に向けて搬送され、現像槽66の第二搬送路70に対向して設けられた磁石体48aのN3,N2の反発磁界によって現像ローラ48上から剥離され、現像槽66内へと回収される。回収された現像剤は、第二搬送路70を搬送されている現像槽内現像剤3と混合される。
このような画像形成によって現像槽内現像剤3の中からトナーが消費されると、消費された量に見合う量のトナーが現像槽内現像剤3に補給されることが好ましい。そのために、現像装置34は、現像剤攪拌搬送室67に存する現像槽内現像剤3に対するトナーの比を測定するトナー濃度検出センサ78を備えている。また、第一搬送路68の上方には現像剤補給タンク80が設けてある。
本発明における画像形成としては、現像後に紙出力を伴う通常の画像形成が行われる。
次に、第一実施形態に係る現像装置34の動作を、図4及び5を参照しながら説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係る現像装置34の補給制御のメインフローチャートを示している。図5は、第一実施形態に係る第一の補給制御修正モードのフローチャートを示している。なお、第一実施形態に係る第一の補給制御修正モードに関する理解を助けるために、以下のような具体的な数値を提示しながら説明するが、当該数値によって本実施形態が限定されるものではなく、単なる一例として提示した数値に過ぎない。
トリクル方式の現像装置34において貯蔵される現像槽内現像剤3の基準トナー濃度は7重量%であり、その貯蔵量は約250グラムである。初期の現トナー濃度は9重量%とする。修正基準トナー濃度の算出に使用される修正値は、0.5重量%である。また、現トナー濃度の基準トナー濃度に対する許容値は、0.5重量%である。補給用現像剤2のキャリア比は、20重量%である。所定の補給用現像剤2の補給量は、約25グラムであり、トナー量に換算すれば約20グラムであり、キャリア量に換算すれば約5グラムである。
図4は、図示しない全体制御(メインルーチン)のうちの現像装置34の補給制御に関するサブルーチンを示している。ステップS12において、トナー濃度検出センサ78によって、現像剤攪拌搬送室67に存する現像槽内現像剤3の現トナー濃度に関する電圧信号が出力される。ステップS14において、出力された電圧信号は、制御部100で現トナー濃度の値に変換・算出される。ステップS20において、現トナー濃度が基準トナー濃度(7重量%)よりも低いか否かが判別される。現トナー濃度が基準トナー濃度(7重量%)よりも低いと判別された場合、ステップS22において、トナー濃度検出センサ78によって検出された現トナー濃度と、画像形成時の画像情報(ドットカウンタ)と、現像剤補給タンク80内での補給用現像剤2に対するキャリア比と、に基づいて、補給用現像剤2の補給量が算出される。そして、ステップS24において、所定量の補給用現像剤2が補給されたあと、ステップS12のトナー濃度検出に戻る。
ステップS20において、現トナー濃度が基準トナー濃度以上であると判別された場合、ステップS30において、現トナー濃度が基準トナー濃度(7重量%)+修正値(0.5重量%)=7.5重量%よりも低いか否かが判別される。現トナー濃度が7.5重量%よりも低いと判別された場合、当該サブルーチンが終了してメインルーチンに戻る。トナー濃度検出センサ78の測定精度や、トナー濃度検出センサ78周辺での現像槽内現像剤3の充填状態や、画像形成装置の周囲環境の変動によって、現トナー濃度が基準トナー濃度(7重量%)+修正値(0.5重量%)=7.5重量%以上であると判別された場合、例えば現トナー濃度が9重量%であると判別された場合、ステップS40において、第一の補給制御修正モードに移行する。
図5は、図4の現像装置34の補給制御に関するサブルーチンのうちの第一の補給制御修正モードに関するサブルーチンを示している。本サブルーチンが実行されている間には、通常の画像形成が繰り返し行われている。
まず、初期の修正基準トナー濃度として、現トナー濃度(初期値として9重量%)−修正値(0.5重量%)という算出式に従って、例えば8.5重量%が設定される。また、何グラムの補給用現像剤2を補給するかという所定の補給量Nとして、初期値K=25グラムが設定される。
ステップS112において、第一の補給制御修正モードに関するサブルーチンが開始する。ステップS114において、トナー濃度検出センサ78によって、現像剤攪拌搬送室67に存する現像槽内現像剤3の現トナー濃度に関する電圧信号が出力される。ステップS116において、出力された電圧信号は、制御部100で現トナー濃度の値に変換・算出される。
ステップ120において、所定の補給量N(25g)が0よりも小さいか否かが判別される。所定の補給量Nは、初期値の25グラムであるので、ステップS120においてNOの方が選択される。
ステップ140において、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が第一の修正基準トナー濃度(8.5重量%)より小さいか否かが判別される。初期の現トナー濃度が9重量%であり第一の修正基準トナー濃度が8.5重量%であるので、ステップS140においてNOの方が選択される。ステップS140においてNOが選択されると、ステップS114の現トナー濃度に関する電圧検出に戻り、上記上記ステップS114乃至ステップS140のルーチンが繰り返し行われるが、その間に通常の画像形成(すなわち現像後に紙出力を伴う画像形成を行ってトナーを消費すること)が繰り返し行われる。通常の画像形成を繰り返し行うことにより、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が徐々に低下する。
現像槽内現像剤3の現トナー濃度が低下して第一の修正基準トナー濃度(8.5重量%)を下回ったとき、ステップS140においてYESの方が選択される。ステップS140においてYESが選択されると、ステップS142において、トナー濃度検出センサ78によって検出された現トナー濃度と、画像形成時の画像情報(ドットカウンタ)と、現像剤補給タンク80内での補給用現像剤2に対するキャリア比と、に基づいて、補給用現像剤2の補給量mグラムが算出される。そして、ステップS144において、補給量mグラムの補給用現像剤2が補給されると、補給量に応じて現像槽内の液面が上昇する。そのあと、ステップS146において所定の補給量Nが(K−m)グラムに置換される。
補給用現像剤2の補給により現像槽内現像剤3のトナー濃度が一時的に上昇して第一の修正基準トナー濃度(8.5重量%)を超えるので、ステップS140においてNOの方が選択され、ステップS114に戻る。そして、ステップS114乃至ステップS140のルーチンが繰り返される。このルーチンが繰り返し行われている間に、通常の画像形成(すなわち現像後に紙出力を伴う画像形成を行ってトナーを消費すること)が繰り返し行われる。通常の画像形成を繰り返し行うことにより、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が徐々に低下して、第一の修正基準トナー濃度(8.5重量%)に一致するようになる。
現トナー濃度が第一の修正基準トナー濃度(8.5重量%)を下回ると、ステップS140においてYESの方が選択される。その結果、ステップS142において、トナー濃度検出センサ78によって検出された現トナー濃度と、画像形成時の画像情報(ドットカウンタ)と、現像剤補給タンク80内での補給用現像剤2に対するキャリア比と、に基づいて、補給用現像剤2の補給量mグラムが算出される。そして、ステップS144において、補給量mグラムの補給用現像剤2が補給されると、補給量に応じて現像槽内の液面が上昇する。そのあと、ステップS146において所定の補給量Nとして(K−m)グラムに置換される。
上記ステップS114乃至ステップS146のルーチンを繰り返すことにより、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が約8.5重量%に維持される。それとともに、約25グラムの補給用現像剤2が補給されることで現像槽内の液面が回復する。25グラム以上の補給用現像剤2の補給が完了すると、ステップ120において、所定の補給量N(25g)が0よりも小さいと判別されるので、ステップS120においてYESの方が選択される。
ステップS130において、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が基準トナー濃度(7重量%)+許容量(0.5重量%)=7.5重量%より小さいか否かが判別される。上記ルーチンにより現像槽内現像剤3の現トナー濃度が第一の修正基準トナー濃度(8.5重量%)に一致するように制御されているので、NOの方が選択される。ステップS132において、8.5重量%に設定されていた修正基準トナー濃度が、第二の修正基準トナー濃度、すなわち、現トナー濃度(8.5重量%)−修正値(0.5重量%)=8.0重量%に設定変更される。また、所定の補給量Nとして、初期値の25グラムが設定される。
次に、ステップS140において、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が修正基準トナー濃度より小さいか否かが判別されるが、現像槽内現像剤3の現トナー濃度(8.5重量%)が第二の修正基準トナー濃度(8.0重量%)より大きいので、NOの方が選択される。ステップS140においてNOの方が選択されたので、ステップS114の現トナー濃度に関する電圧検出に戻り、上記ステップS114乃至ステップS140のルーチンが繰り返し行われるが、その間に通常の画像形成(すなわち現像後に紙出力を伴う画像形成を行ってトナーを消費すること)が繰り返し行われる。通常の画像形成を繰り返し行うことにより、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が徐々に低下して、第二の修正基準トナー濃度(8.0重量%)に一致するようになる。
現トナー濃度が第二の修正基準トナー濃度(8.0重量%)を下回ると、ステップS140においてYESの方が選択される。その結果、ステップS142において、トナー濃度検出センサ78によって検出された現トナー濃度と、画像形成時の画像情報(ドットカウンタ)と、現像剤補給タンク80内での補給用現像剤2に対するキャリア比と、に基づいて、補給用現像剤2の補給量mグラムが算出される。そして、ステップS144において、補給量mグラムの補給用現像剤2が補給されて、補給量に応じて現像槽内の液面が上昇する。そのあと、ステップS146において所定の補給量Nが(K−m)グラムに置換される。
上記ルーチンを繰り返すことにより、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が約8.0重量%に維持されている。それとともに、約25グラムの補給用現像剤2が補給されることにより、現像槽内の液面が回復されている。25グラム以上の補給用現像剤2の補給が完了すると、ステップ120において、所定の補給量N(25g)が0よりも小さいと判別されるので、ステップS120においてYESの方が選択される。
ステップS130において、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が基準トナー濃度(7重量%)+許容量(0.5重量%)=7.5重量%より小さいか否かが判別される。上記ルーチンにより現像槽内現像剤3の現トナー濃度が第二の修正基準トナー濃度(8.0重量%)に一致するように制御されているので、NOの方が選択される。ステップS132において、8.0重量%に設定されていた修正基準トナー濃度が、第三の修正基準トナー濃度、すなわち、現トナー濃度(8.0重量%)−修正値(0.5重量%)=7.5重量%に設定変更される。また、所定の補給量Nとして、初期値の25グラムが設定される。
このような一連の操作を繰り返すことにより、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が、次第に基準トナー濃度(7.0重量%)に近づいていく。そして、最終的に、ステップ130において、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が、例えば7.3重量%となって、基準トナー濃度(7重量%)+許容値(0.5重量%)=7.5重量%より小さいと判別されたとき、第一の補給制御修正モードに関するサブルーチンが終了して、図4の現像装置34の補給制御に関するサブルーチンに戻る。
上述したような第一の補給制御修正モードを行うことにより、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が基準トナー濃度(7重量%)に近づくとともに、現像槽66内での現像槽内現像剤3の嵩レベルが回復していた。そして、このような第一の補給制御修正モードを有する画像形成装置1で一般の画像形成を行った結果、スクリュームラ等の画像欠損が発生することは無く、第一の補給制御修正モードの効果が確認された。
次に、第二実施形態に係る現像装置34の動作を、図6を参照しながら説明する。
図6は、第二実施形態に係る第二の補給制御修正モードに関するサブルーチンのフローチャートを示している。なお、第二実施形態に係る第二の補給制御修正モードに関する理解を助けるために、以下のような具体的な数値を提示しながら説明するが、当該数値によって本実施形態が限定されるものではなく、単なる一例として提示した数値に過ぎない。
トリクル方式の現像装置34において貯蔵される現像槽内現像剤3の基準トナー濃度は7重量%であり、その貯蔵量は約250グラムである。初期の現トナー濃度は9重量%とする。修正基準トナー濃度の算出に使用される修正値は、0.5重量%である。また、現トナー濃度の基準トナー濃度に対する許容値は、0.5重量%である。
第二実施形態において、現像装置34の補給制御に関するサブルーチンは、上述した第一実施形態のものと同じであるためにその説明を省略し、第一実施形態のものと異なっている第二の補給制御修正モードに関するサブルーチンについてのみ説明する。
図6は、図4の現像装置34の補給制御に関するサブルーチンのうちの第二の補給制御修正モードに関するサブルーチンを示している。本サブルーチンが実行されている間には、通常の画像形成が繰り返し行われている。
まず、初期の修正基準トナー濃度として、現トナー濃度(初期値として9重量%)−修正値(0.5重量%)という算出式に従って、例えば8.5重量%が設定される。
ステップS212において、第二の補給制御修正モードに関するサブルーチンが開始する。ステップS214において、トナー濃度検出センサ78によって、現像剤攪拌搬送室67に存する現像槽内現像剤3の現トナー濃度に関する電圧信号が出力される。ステップS216において、出力された電圧信号は、制御部100で現トナー濃度の値に変換・算出される。
ステップ220において、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が第一の修正基準トナー濃度(8.5重量%)より小さいか否かが判別される。初期の現トナー濃度が9重量%であり第一の修正基準トナー濃度が8.5重量%であるので、ステップS220においてNOの方が選択される。ステップS220においてNOが選択されると、ステップS214の現トナー濃度に関する電圧検出に戻り、上記ステップS214乃至ステップS220のルーチンが繰り返し行われるが、その間に通常の画像形成(すなわち現像後に紙出力を伴う画像形成を行ってトナーを消費すること)が繰り返し行われる。通常の画像形成を繰り返し行うことにより、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が徐々に低下する。
現像槽内現像剤3の現トナー濃度が低下して第一の修正基準トナー濃度(8.5重量%)を下回ったとき、ステップS220においてYESの方が選択される。ステップS220においてYESが選択されると、ステップS222において、トナー濃度検出センサ78によって検出された現トナー濃度と、画像形成時の画像情報(ドットカウンタ)と、現像剤補給タンク80内での補給用現像剤2に対するキャリア比と、に基づいて、補給用現像剤2の補給量が算出される。そして、ステップS224において、所定の補給量の補給用現像剤2が補給され、補給量に応じて現像槽内の液面が上昇する。そのあと、ステップS230において現像剤排出センサ112により現像槽内現像剤3の排出が検出されたか否かが判別される。
ステップS230において現像槽内現像剤3の排出が検出されずにNOの方が選択されると、ステップS214に戻る。そして、上記のステップS214乃至ステップS230のルーチンが繰り返される。このルーチンが繰り返し行われている間に、通常の画像形成(すなわち現像後に紙出力を伴う画像形成を行ってトナーを消費すること)が繰り返し行われる。通常の画像形成を繰り返し行うことにより、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が徐々に低下して、第一の修正基準トナー濃度(8.5重量%)に一致するようになる。それとともに、現像剤排出センサ112により現像槽内現像剤3の排出が検出されるまで、補給用現像剤2が補給される。補給用現像剤2の補給が完了すると、現像槽内の液面が所定レベルまで回復しており、ステップ230において、現像槽内現像剤3の排出が検出されたと判別されるので、ステップS230においてYESの方が選択される。
ステップS240において、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が基準トナー濃度(7重量%)+許容量(0.5重量%)=7.5重量%より小さいか否かが判別される。上記ルーチンにより現像槽内現像剤3の現トナー濃度が第一の修正基準トナー濃度(8.5重量%)に一致するように制御されているので、NOの方が選択される。ステップS242において、8.5重量%に設定されていた修正基準トナー濃度が、第二の修正基準トナー濃度、すなわち、現トナー濃度(8.5重量%)−修正値(0.5重量%)=8.0重量%に設定変更される。
次に、ステップS214の現トナー濃度に関する電圧検出に戻り、上記ステップS214乃至ステップS230のルーチンが繰り返し行われるが、その間に通常の画像形成(すなわち現像後に紙出力を伴う画像形成を行ってトナーを消費すること)が繰り返し行われる。通常の画像形成を繰り返し行うことにより、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が徐々に低下して、第二の修正基準トナー濃度(8.0重量%)に一致するようになる。それとともに、現像剤排出センサ112により現像槽内現像剤3の排出が検出されるまで、補給用現像剤2が補給される。補給用現像剤2の補給が完了すると、現像槽内の液面が所定レベルまで回復しており、ステップ230において、現像槽内現像剤3の排出が検出されたと判別されるので、ステップS230においてYESの方が選択される。
ステップS240において、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が基準トナー濃度(7重量%)+許容量(0.5重量%)=7.5重量%より小さいか否かが判別される。上記ルーチンにより現像槽内現像剤3の現トナー濃度が第二の修正基準トナー濃度(8.0重量%)に一致するように制御されているので、NOの方が選択される。ステップS242において、8.0重量%に設定されていた修正基準トナー濃度が、第三の修正基準トナー濃度、すなわち、現トナー濃度(8.0重量%)−修正値(0.5重量%)=7.5重量%に設定変更される。
このような一連の操作を繰り返すことにより、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が、次第に基準トナー濃度(7.0重量%)に近づいていく。そして、最終的に、ステップ240において、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が、例えば7.3重量%となって、基準トナー濃度(7重量%)+許容値(0.5重量%)=7.5重量%より小さいと判別されたとき、第二の補給制御修正モードに関するサブルーチンが終了して、図4の現像装置34の補給制御に関するサブルーチンに戻る。
上述したような第二の補給制御修正モードを行うことにより、現像槽内現像剤3の現トナー濃度が基準トナー濃度(7重量%)に近づくとともに、現像槽66内での現像槽内現像剤3の嵩レベルが回復していた。そして、このような第二の補給制御修正モードを有する画像形成装置1で一般の画像形成を行った結果、スクリュームラ等の画像欠損が発生することは無く、第二の補給制御修正モードの効果が確認された。
なお、上記各実施形態においては、具体的な数値を用いながら説明したが、当該数値によって本願発明が限定されるものではなく、特許請求の範囲及び均等物によって画定される範囲を逸脱しない範囲で本願発明を様々に変形させることができる。
本願発明は、修正基準トナー濃度を徐々に修正して元の基準トナー濃度に戻すことを特徴とするものである。上述した実施形態では、所定量のトナー及びキャリアが現像槽へ補給されるたびに、あるいは、現像剤排出センサが現像槽内現像剤の排出を検出するたびに、修正基準トナー濃度を徐々に修正することを行っているが、経時的に行うことも可能である。経時的に修正基準トナー濃度を徐々に修正する形態として、時間経過とともに徐々に連続的に修正基準トナー濃度を修正したり、ある時間が経過するたびに修正基準トナー濃度を段階的に修正したりすることができる。あるいは、現像剤の使用量と画像形成の回数との間には相関関係があるので、画像形成の所定回数に応じて、修正基準トナー濃度を徐々に修正することもできる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 図1に示した画像形成装置の現像装置を上から見た模式的断面図である。 図2に示した画像形成装置の現像装置に係るブロック図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置の補給動作に関するサブルーチンのフローチャートである。 第一実施形態に係る第一の補給制御修正モードに関するサブルーチンのフローチャートである。 第二実施形態に係る第二の補給制御修正モードに関するサブルーチンのフローチャートである。 図1に示した画像形成装置の現像装置の一部分を横から見た模式的断面図である。
符号の説明
1:画像形成装置
2:補給用現像剤
3:現像槽内現像剤
12:感光体
20:定着装置
22:定着ローラ
26:帯電装置
28:露光装置
30:画像光
34:現像装置
36:転写装置
38:用紙
40:クリーニング装置
48:現像ローラ(現像剤担持体)
48a:磁石体
48b:スリーブ
62:規制板
66:現像槽
67:現像剤攪拌搬送室
68:第一搬送路
70:第二搬送路
72:第一スクリュー(攪拌部材)
74:第二スクリュー(攪拌部材)
75:切欠(流出口)
76:隔壁
77:逆羽根部
78:トナー濃度検出センサ
80:現像剤補給タンク
82:補給口
90:現像剤回収タンク
92:回収口
100:制御部
102:中央演算処理装置(CPU)
104:読み出し専用メモリ(ROM)
106:読み書き可能メモリ(RAM)
108:カウンタ
112:現像剤排出検出センサ

Claims (14)

  1. トナー及びキャリアを含む現像槽内現像剤を現像槽内で搬送しながら攪拌する攪拌部材と、該攪拌部材に隣接配置され攪拌された現像槽内現像剤を静電潜像担持体へ供給する現像剤担持体と、を備える現像装置であって、
    トナー及びキャリアを前記現像槽へ補給する現像剤補給タンクと、
    前記現像槽内の現トナー濃度を検出するトナー濃度検出センサと、
    前記現像槽に設けられて、現像槽内の現像槽内現像剤の量が所定量を上回ったときに、上回った現像槽内現像剤を現像槽外に排出する排出機構と、
    前記トナー濃度検出センサによって検出された現トナー濃度が所定の基準トナー濃度よりも低いとき、前記現像剤補給タンクからトナー及びキャリアを前記現像槽へ補給する通常の補給制御を行う制御手段と、を備えてなり、
    前記制御手段は、さらに、前記トナー濃度検出センサにより前記通常の補給制御のときに検出されるよりも高く、基準トナー濃度よりも所定値以上高いトナー濃度が現トナー濃度として検出されたとき、前記基準トナー濃度を前記基準トナー濃度よりも高い値の修正基準トナー濃度に修正し、現トナー濃度が当該修正基準トナー濃度に一致するようにトナー及びキャリアの前記現像槽への補給及びトナーの消費を行う補給・消費制御を行い、所定の現像剤補給量の補給が行われた後に、前記修正基準トナー濃度を前記基準トナー濃度の値に向けてさらに修正し、現トナー濃度がさらに修正された修正基準トナー濃度に一致するようにさらなる補給・消費制御を行い、最終的に、前記修正基準トナー濃度が基準トナー濃度に近づくまで前記修正基準トナー濃度のさらなる修正及び前記さらなる補給・消費制御を繰り返す非通常の補給制御を行い、
    前記制御手段によって前記非通常の補給制御を行う過程で、前記現像槽内の現像槽現像剤の量を増加させることにより、前記現像槽内の液面レベルを上昇させることを特徴とする現像装置。
  2. 前記修正基準トナー濃度は、前記基準トナー濃度よりも所定値以上高いとして検出された前記現トナー濃度から、所定の値を差し引いた値であることを特徴とする、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記制御手段は、所定量のトナー及びキャリアが前記現像槽へ補給されるたびに、前記修正基準トナー濃度をより低い値に修正することを特徴とする、請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記現像装置は、前記排出機構から現像槽内現像剤が排出されているか否かを検出する現像剤排出センサをさらに備えてなり、
    前記制御手段は、前記現像剤排出センサが現像槽内現像剤の排出を検出するたびに、前記修正基準トナー濃度をより低い値に修正することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一つに記載の現像装置。
  5. 前記制御手段は、経過時間に応じて、前記修正基準トナー濃度の値を徐々に低い値に修正することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の現像装置。
  6. 周面に静電潜像を担持する回転可能な静電潜像担持体と、トナー及びキャリアを含む現像槽内現像剤を現像槽内で搬送しながら攪拌する攪拌部材と、該攪拌部材に隣接配置され攪拌された現像槽内現像剤を静電潜像担持体へ供給する現像剤担持体と、を備える画像形成装置であって、
    トナー及びキャリアを前記現像槽へ補給する現像剤補給タンクと、
    前記現像槽内の現トナー濃度を検出するトナー濃度検出センサと、
    前記現像槽に設けられて、該現像槽内の現像槽内現像剤の量が所定量を上回ったときに、上回った現像槽内現像剤を現像槽外に排出する排出機構と、
    前記トナー濃度検出センサによって検出された現トナー濃度が所定の基準トナー濃度よりも低いとき、前記現像剤補給タンクからトナー及びキャリアを前記現像槽へ補給する通常の補給制御を行う制御手段と、を備えてなり、
    前記制御手段は、さらに、前記トナー濃度検出センサにより前記通常の補給制御のときに検出されるよりも高く、基準トナー濃度よりも所定値以上高いトナー濃度が現トナー濃度として検出されたとき、前記基準トナー濃度を前記基準トナー濃度よりも高い値の修正基準トナー濃度に修正し、現トナー濃度が当該修正基準トナー濃度に一致するようにトナー及びキャリアの前記現像槽への補給及びトナーの消費を行う補給・消費制御を行い、所定の現像剤補給量の補給が行われた後に、前記修正基準トナー濃度を前記基準トナー濃度の値に向けてさらに修正し、現トナー濃度がさらに修正された修正基準トナー濃度に一致するようにさらなる補給・消費制御を行い、最終的に、前記修正基準トナー濃度が基準トナー濃度に近づくまで前記修正基準トナー濃度のさらなる修正及び前記さらなる補給・消費制御を繰り返す非通常の補給制御を行い、
    前記制御手段によって前記非通常の補給制御を行う過程で、前記現像槽内の現像槽現像剤の量を増加させることにより、前記現像槽内の液面レベルを上昇させることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記修正基準トナー濃度は、前記基準トナー濃度よりも所定値以上高いとして検出された前記現トナー濃度から、所定の値を差し引いた値であることを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、所定量のトナー及びキャリアが前記現像槽へ補給されるたびに、前記修正基準トナー濃度をより低い値に修正することを特徴とする、請求項6又は7に記載の画像形成装置。
  9. 前記現像装置は、前記排出機構から現像槽内現像剤が排出されているか否かを検出する現像剤排出センサをさらに備えてなり、
    前記制御手段は、前記現像剤排出センサが現像槽内現像剤の排出を検出するたびに、前記修正基準トナー濃度をより低い値に修正することを特徴とする、請求項6乃至8のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、経過時間に応じて、前記修正基準トナー濃度の値を徐々に低い値に修正することを特徴とする、請求項6乃至9のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、画像形成の回数に応じて、前記修正基準トナー濃度の値を徐々に低い値に修正することを特徴とする、請求項6乃至10のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  12. トナー及びキャリアを含む現像槽内現像剤を現像槽内で搬送しながら攪拌する攪拌部材と、該攪拌部材に隣接配置され攪拌された現像槽内現像剤を静電潜像担持体へ供給する現像剤担持体と、トナー及びキャリアを現像槽へ補給する現像剤補給タンクと、を備える現像装置に適用される現像方法であって、
    前記現像槽内の現トナー濃度を検出する検出工程と、
    トナー濃度検出センサによって検出された現トナー濃度が所定の基準トナー濃度よりも低いとき、現像剤補給タンクからトナー及びキャリアを現像槽へ補給する通常の補給工程と、
    前記現像槽に設けられて、現像槽内の現像槽内現像剤の量が所定量を上回ったときに、上回った現像槽内現像剤を現像槽外に排出する排出工程と、
    前記トナー濃度検出センサにより前記通常の補給制御のときに検出されるよりも高く、基準トナー濃度よりも所定値以上高いトナー濃度が現トナー濃度として検出されたときに行われる非通常時の補給工程であって、該非通常時の補給工程が、前記基準トナー濃度を前記基準トナー濃度よりも高い値の修正基準トナー濃度に修正する修正工程と、現トナー濃度が当該修正基準トナー濃度に一致するようにトナー及びキャリアの前記現像槽への補給及びトナーの消費を行う補給・消費工程と、所定の現像剤補給量の補給が行われた後に、前記修正基準トナー濃度を前記基準トナー濃度の値に向けてさらに修正するさらなる修正工程と、現トナー濃度がさらに修正された修正基準トナー濃度に一致するように前記補給・消費制御を行うさらなる補給・消費工程、最終的に、前記修正基準トナー濃度が基準トナー濃度の値になるまで前記さらなる修正工程及び前記さらなる補給・消費制御を繰り返す繰り返し工程と、を備える非通常時の補給工程と、を備えてなり、
    前記非通常時の補給工程を行う過程で、前記現像槽内の現像槽内現像剤の量を増加させることにより、前記現像槽内の液面レベルを上昇させることを特徴とする現像方法。
  13. 所定量のトナー及びキャリアが前記現像槽へ補給されるたびに、前記修正基準トナー濃度をより低い値に修正することを特徴とする、請求項12に記載の現像方法。
  14. 経過時間に応じて、前記修正基準トナー濃度の値を徐々に低い値に修正することを特徴とする、請求項12又は13に記載の現像方法。
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