JP4813914B2 - X線撮影装置 - Google Patents

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Description

この発明は、被検者にX線を照射し、透過X線をイメージインテンシファイアあるいはフラットパネルディテクタにて撮影し、消化管や非血管系脈管、または骨格等の画像を得るディジタルラジオグラフィー(DR)装置に関する。
従来のこの種のDR装置は、放射線源としてX線管と、検出器としてイメージインテンシファイア(以下IIと略称する)あるいはフラットパネルディテクタ(以下FPDと略称する)とを含んでおり、X線管から放射されたX線は、通常は天板上に置かれた被検者を透過し、天板下部に置かれたIIまたはFPDによって透視像が検出される。得られた透視像はA/D変換器能を備えたTVカメラ等によってディジタル信号化された後、種々の信号処理を施した画像を表示あるいは記録するものである。(例えば、特許文献1参照)
このように、透視撮影像はDRシステムに付属したモニター装置によって観測することができるが、検査内容あるいは目的よっては、IIまたはFPDとテレビの組み合わせによる撮影だけではなく、より簡便なX線検出手段として半切あるいは大角のX線フィルム、あるいはIPカセッテに撮影する必要が生ずる。このような要求を満足させるために、カセッテ1枚撮り機能とDR機能を併せ持ったX線透視撮影装置が広く使用されている。(例えば、特許文献2参照)
上述したカセッテ1枚撮り機能とDR機能を併せ持つX線透視撮影装置におけるカセッテの位置は天板と検出器IIまたはFPDの中間に設けられる。
天板の下部にカセットを装填するための空間が設けられ、この空間にカセッテ保持機構が備えられており、このカセッテ保持機構の下部にIIまたはFPDが装着されている。通常の透視観察およびDR撮影の際にはカセッテ保持機構にカセッテを装填せずに、IIまたはFPDを介して得られた透視または撮影像を観察する。X線フィルムによる撮影が必要な場合には、カセッテ保持機構にカセッテを装填して撮影を行う。
特開2000−295529号広報 特開2005−237524号広報
しかしながら、上記のカセッテ1枚撮り機能とDR機能を併せ持つX線透視撮影装置には、以下に述べる問題点がある。
上述のように、カセッテ1枚撮り機能とDR機能を併せ持つX線透視撮影装置においては、天板の下部にカセッテを装填するために必要な空間が設けられ、この空間の更に下部にIIまたはFPDが設置される。このため天板とIIまたはFPDの間の距離、つまり被検者とIIまたはFPDの距離が大きくなり、その結果、IIまたはFPD上での透視像は実際の被検者より大きく拡大されたものとなり、撮影部位によっては、目的とする撮影範囲がIIまたはFPDの有効視野を溢脱する問題点がある。
天板下にカセッテ又はフラットパネルディテクタを装填するための空間が設けられ、この空間に前記カセッテ又はフラットパネルディテクタが出し入れ可能に配置され、この空間のさらに下部にX線に対向してイメージインテンシファイアまたはフラットパネルディテクタが配設されたX線撮影装置において、
天板下のカセッテ又はフラットパネルディテクタが退避した状態で、その下部に配設されたイメージインテンシファイアまたはフラットパネルディテクタを前記天板に近接可能に移動される移動手段を備えたことを特徴とする。
カセッテ1枚撮り機能とDR機能を併せ持つX線透視撮影装置において、カセッテによる撮影を行わず、IIまたはFPDによる透視または撮影を行う場合でも、IIまたはFPDの受光面上におけるX線の拡大率を低く抑え、目的とする被検者の観測範囲を視野内に効率よく収めることができる。
本発明の特徴はIIまたはFPDの受光面上でのX線の拡大率を抑えることにあり、このため本発明にかかるX線透視撮影装置は、カセッテを装填しない時にIIまたはFPDの位置を天板に近接させる移動機構を備える。以下に検出器としてIIを用いた場合の本発明の一実施例を、図1、図2、図3を用いて説明する。
図2は本発明にかかるX線透視撮影装置の概念図である。主要な部分は、被検者5を載戴する天板1と、X線を発して被検者5に照射するX線管4と、被検者5を透過したX線を受けて透視像または撮影像を検出するII3と、カセッテを保持するカセッテトレイ2によって構成される。
図1は、カセッテトレイ2とII3およびそれらの周辺の保持・移動機構を概念的に表したものである。図1の(a)は、X線フィルムによる撮影のため、カセッテを内部に搭載したカセッテトレイ2が装填されている状態を示している。一方、図1の(b)は、フィルムによる撮影を行わず、II3による撮影をDR機能を用いて行う場合の装置の状態を示している。図3は、II3の移動機構の一例を示す図である。
図1(a)に示すように、天板1の下部に、本図には省略されている保持機構によって装置基部に固定されたレール6が設けられており、レール6内には保持枠7が上下に摺動可能に取り付けられており、この保持枠7によってII3が挟持されている。保持枠7の下部には、図3に示すようにラック9が取り付けられている。ラック9と噛み合うピニオン10の軸はレール6に固定された回転駆動部8内に収納されたモータに直接、あるいは歯車を介して連結されている。回転駆動部8内のモータを回転することによって保持枠7をII3とともに上下に移動させることができる。
X線フィルムによる撮影を行う場合には、図1(a)と図3に示すように、回転駆動部8を駆動して保持枠7をレール6の最下端にまで移動させ、レール6上部と保持枠7の上面とによって作られる空間にカセッテトレイ2を挿入して装填する。このとき、レール6の上部内面と、保持枠7の上面がカセッテトレイ2のガイドの役目を果たす。この状態でX線管4によって所定時間X線を照射することにより、X線フィルムによる撮影を行う。
一方、X線フィルムによる撮影を行わず、II3によるDR観察を行う場合には、カセッテトレイ2をレール6から抜き出した後、回転駆動部8を駆動して保持枠7をレール6の上端まで移動させて、II3を天板1に近接させる。
上述したように、比較的単純で低コストで実現可能な機構によって、カセッテ1枚撮りが可能であり、しかも、II3を用いたDR操作時におけるX線の拡大率を最小限に抑制できるカセッテ1枚撮り機能とDR機能を併せ持つX線透視撮影装置が実現可能となる。
上記の実施例においてはII3が検出器として使用されているが、II3の代わりにFPDを検出器とするシステムも他の実施例として本発明に含まれる。更により広く、カセッテトレイ2の代わりにFPDをII3の上部の空間に出し入れ可能に配置し、FPDを取り外して時にはII3を上部に移動させて使用するシステムも実施例の中に含まれる。
上述の実施例では、II3と保持枠7の停止位置は上下両端の2点のみであったが、他の一実施例として、上下両端以外に、その中間の複数の点においてII3の位置を停止させる機構を設け、その停止位置を選択して、位置に応じて透視像の拡大率を選択・調節できる装置を実現することも可能である。
本発明は、X線透視装置のカセッテ1枚撮り機能を備えたDR装置に関する。
本発明にかかるX線透視装置のカセッテトレイおよびIIの構造概念図である。 本発明にかかるX線透視装置の構成模式図である。 IIの移動機構を示す図である。
符号の説明
1 天板
2 カセッテトレイ
3 II
4 X線管
5 被検者
6 レール
7 保持枠
8 回転駆動部
9 ラック
10 ピニオン

Claims (1)

  1. 天板下にカセッテ又はフラットパネルディテクタを装填するための空間が設けられ、この空間に前記カセッテ又はフラットパネルディテクタが出し入れ可能に配置され、この空間のさらに下部にX線に対向してイメージインテンシファイアまたはフラットパネルディテクタが配設されたX線撮影装置において、
    前記天板下のカセッテ又はフラットパネルディテクタが退避した状態で、その下部に配設されたイメージインテンシファイアまたはフラットパネルディテクタを前記天板に近接可能に移動される移動手段を備えたことを特徴とするX線撮影装置。
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